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| 配給:東宝 監督:松林宗恵 製作:堀江史郎 脚本:須崎勝弥/木村武 撮影:完倉泰一 音楽:團伊玖磨 美術:清水喜代志 録音:刀根紀雄 特殊技術:円谷英二/荒木秀三郎/有川貞昌/渡辺明/岸田九一郎/向山宏 照明:森弘充 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 公開開始日:1959/07/05(日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 最終変更日:2006/08/31 / 最終変更者:ラマンチャ / 提案者:ラマンチャ (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2006/05/13 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 634 (表示スキップ) 評価履歴[良い:1670(50%) 普通:656(20%) 悪い:1009(30%)] / プロバイダ: 20686 ホスト:20652 ブラウザ: 5234 「ローレライ」は実話を元にした話だったけれど、こちらは全員玉砕・・・というもの。 極力人が死ぬ描写を避けたローレライよりは、こちらの方がその意味では生々しかったのが印象的だし、こちらの方がその意味では遥にハードな事に変わりはない。 もっとも、アニメ映画のノリのローレライと本作ではその意味でのリアリティの度合いが違いすぎるし、本作は戦後、20年も経たないうちに制作されたものなのだし、そういった点では遥に本作の方が上回っていたのは間違いない。 この伊号57は実在しない潜水艦で、ポツダム宣言を知らずに進む辺りと、原爆投下という題材を使っている部分も興味深いし、その他の「海底軍艦」という潜水艦映画のネタにも使われていった点も注目点だといえるだろう。最後の玉砕も、環境が環境だけに、そうさせてはくれない当時のリアリズムと悲壮感があったのも無理無からぬ事ではあると思う。 日本とドイツは潜水艦という艦艇に不思議な繋がりがあり、Uボートが日本に来て、伊号潜水艦にされたり、そのUボートからドイツの技術がもたらされたりという点でも大きな影響があるし、本作は「Uボート」と並ぶ潜水艦映画の決定版の一つであろう。 第二次大戦時の潜水艦は海の悪魔と恐れられ、そして、その悪魔のような艦内では乗組員達が劣悪な環境で苦闘していたという事実を知れば、今の海軍は甘やかされていると思うし、自分なんかは半日で音を上げてしまうだろう環境という印象があるし、光届かぬ冷たい水の中で苦悶の末に死んでいくという光景を思い浮かべるとやるせないし、自分はあんな死に方など出来ないと改めて思う。 挙げ句には人間魚雷「回天」(なお、考案者は真珠湾攻撃の立役者で、山本五十六のブレーンだった黒島亀人だというのは日本の転落を象徴している)などというものまで生み出してしまったのだし、不衛生で悪臭が漂い、上官からの鉄拳制裁、更に居住性が最悪で劣悪な環境下の潜水艦乗りの苦闘の凄まじさはとてもじゃないけれど、生半可な気持ちでは務まらないであろう。 こういったハードな環境下で戦った潜水艦乗組員達には改めて敬服するし、その中で散っていた人々を思うと、深い鎮魂の気持ちが表れてくるし、文字通り「生きるか死ぬか」「一蓮托生」という言葉が多く使われていたのだし、やるせなく、二度とこんな不幸な時代を、不幸な人達を生み出してはいけないという気持ちになってくる。 本作は潜水艦主体とはいえ、その内容は、そんな時代に生きて散った人々の悲歌なのである。 この評価板に投稿する |
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