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日本映画評価: 765位 <= 766位(935作品中/偏差値47.25) =>767位

自殺サークル (日本映画)

読み仮名: じさつさーくる
総合情報評価
(評価投稿)
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(DVD)
直近発売のDVD: 2002/07/12 ():自殺サークル
DVD(1件)
売上/新着
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自殺サークル
参考:\4,935
2002/07/12
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1.中味は無い
作品紹介(あらすじ)

54人もの女子高校生が一斉に電車に飛び込む謎の事件をきっかけに、各地で頻発する集団自殺の前に騒乱状態と化すさまを描く衝撃のホラー・ミステリー。監督は「自転車吐息」「部屋 THE ROOM」の園子温。これまでのイメージを覆すメジャーなテーマを力強いタッチで描く。後先考えずひたすら広げるだけ広げた感のある“大風呂敷っぷり"を単純に楽しみたい。主演は「オーディション」の石橋凌、共演に永瀬正敏。
新宿のプラットホーム。楽しげにおしゃべりをする女子高校生の集団。電車がホームに入ってきた瞬間、彼女たち54人の女子高校生たちは手をつないだまま飛び降りた。同じ頃、各地で集団自殺が次々と起こり始める。“事件"なのか“事故"なのか、迷う警察。そんな中、警視庁の刑事・黒田のもとに次回の集団自殺を予告する電話が入る。本格捜査に切り替え、なんとか集団自殺をくい止めようと奮闘する黒田たちだったが……。
(allcinemaより引用)

R-15指定

監督・脚本: 園子温
プロデューサー: 富田敏家 川又誠矢 吉田精二 田中淳一
エグゼクティブプロデューサー: 横濱豊行 沼田篤志
撮影: 佐藤和人 美術: 西村喜廣
照明: 原春男 録音: 西岡正己
編集: 大永昌弘
音楽: 長谷川智樹
助監督: 近藤俊明

出演

石橋凌 :黒田刑事
永瀬正敏 :渋沢刑事
さとう珠緒 :看護婦・川口陽子
宝生舞 :看護婦・沢田敦子
野村貴志 :警備員・鈴木二郎
ROLLY :ジェネシス
嘉門洋子 :コーモリ/田中清子
萩原明 :ミツコ
余貴美子 :黒田キヨミ
迫英雄 :萩谷刑事
麿赤兒 :村田刑事
公開開始日:2002/03/09(日本)
最終変更日:2007/10/17 21:18:34 / 最終変更者:どうか Kappa と発音してください。 / 提案者:どうか Kappa と発音してください。 (更新履歴)
評価統計(1日1回定時に更新)
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1. 2007/10/18 悪い by どうか Kappa と発音してください。 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:131(34%) 普通:160(42%) 悪い:89(23%) 推薦人:4 推薦評価:4] / プロバイダー: 7683 ホスト:7691 ブラウザー: 5979
園監督のエンターテイメント的技術と詩的発想が渾然一体となった特異な作品だ。
基本的にテーマは変わらない。「私」とは何?という命題を追い続けている。それをサスペンスとして描いている。園監督の作品をある程度観たことのある人であれば、この作品の出現は驚くであろう。キャスティグや筋書きはエンターテイメントそのものだ。実際に序盤はその展開となり、赤すぎると思えるほどのグロテスクな血糊で恐怖を煽り、謎を提示していく。この時点ではB級のホラー作品として観ているだけだった。まずキャスティングが可笑しい。有名どころが多いのだが、それぞれに俳優の空気が違っていて、不協和音が拡がってくるようだ。特に石橋凌の暑苦しさが目立って、苦笑が自然と出てくるほどだ。そして中盤でROLLYが出てくる。しかも劇中の本名は鈴木宗男だ。ここでは本当に笑った。
後半への詩的飛躍がここで果たされ、だんだんと妖しい作風へと突入していく。哲学的問答がついにラスト周辺で展開され、それに対して登場人物はそれなりに真剣に答えようとする。答えが出せずに沈黙する人もいるぐらいだ。ここは物語というようりも、園監督の内的メタファーとして表現されている。あぁ、うまくスポンサーを利用したなと思ってしまったほどだ。

題材となった自殺そのものは直接的であろうが間接的であろうが自己否定となる。自殺サークルとは自己否定を行う集合体。その逆説にも似た題名が面白いと思う。そして作品からアイデンティティという唯一のものは他者との関連性からはじめて存在することができるという、その脆弱性を投げつけてくる。そして物語は解決したかのように見せかけて、謎を多く残したまま、最後に「お前は何だ?」という問いかけを置いていく。
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