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[日本映画]ゴジラ


GODZILLA:THE KING OF MONSTERS
注意: これは日本映画版。その他メディアのページ: ゲーム:ゴジラ -列島震撼- / 漫画:ゴジラ / 文学:ゴジラ / 海外映画:ゴジラ GODZILLA
日本映画総合点=平均点x評価数2位/1,461作品中(総合87/偏差値120.57) 1位<= =>3位
日本映画平均点(評価10個以上限)4位/216作品中(平均2.02=とても良い/43評価) 3位<= =>5位
1954年日本映画総合点1位/4作品中 =>2位

直近発売のBray/DVD 2010/03/19 ():【東宝特撮Blu-rayセレクション】モスラ対ゴジラ<Blu-ray> 5,985
Bray/DVD(16)
売上/新着
本/漫画(2)
売上/新着
玩具(2)
売上/新着
399
VHS:モスラ対ゴジラ [VHS]

5,775
1991/12/01
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9329
VHS:ゴジラ [VHS]

5,775
1991/12/01
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14442
Blu-ray:【東宝特撮Blu-rayセレクション】 ゴジラ(昭和29年度作品)

5,985
2009/09/18
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17152
VHS:ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 [VHS]

5,775
1991/12/01
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32639
ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 [DVD]

4,725
2008/02/22
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37864
モスラ対ゴジラ [DVD]

4,725
2008/01/25
()
38121
ゴジラ DVDコレクションI(5枚組)

16,800
2008/01/25
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38802
ゴジラ <昭和29年度作品> [DVD]

4,725
2008/01/25
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1044686
単行本:ニッポン・ゴジラ黄金伝説

1,450
1998/08
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おもちゃ&ホビー:【映画パンフ】ゴジラVSモスラ 大河原孝夫 別所哲也 小林聡美
評価統計
評価平均とても良い(2.02 pnt)
評価総合点86.86
日本映画順位(平均点)4位(216作品中)
日本映画順位(総合点)2位(1,461作品中)
偏差値(総合点)120.57
最高の中の最高5

人数201532111
割合46.5%34.9%7.0%4.7%2.3%2.3%2.3%
加算分布46.5%81.4%88.4%93.1%95.4%97.7%100%
分布要約88.4%4.7%6.9%
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キャラ・設定3.00(最高)1
映像3.00(最高)1
音楽3.00(最高)1
声優・俳優3.00(最高)1
ストーリー3.00(最高)1
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作品紹介(あらすじ)

1954年、太平洋大戸島付近で漁船が次々と沈没する事件が起きた。古生物学者の山根博士をはじめとした調査団はそこで、島に古くから伝わる伝説の怪獣、呉爾羅(ゴジラ)の仕業ではないかと聞く。そして、ゴジラは太古の恐竜時代の生き残りであり、水爆実験による放射能因子を帯びている事も知るのだった。

政府が対策に追われる中、遂にゴジラはその巨体と恐るべき力を持って日本に上陸し、東京を蹂躙する。ゴジラの前には人類の作戦も、最新兵器でさえも無力に等しかった。

山根博士の娘の恵美子と、南海サルベージの尾形は、山根博士の弟子である芹沢博士の研究に気づき、それにすがろうとするが・・・・・・。

モノクロ93分
制作/配給:東宝
監督/脚本:本多猪四郎
製作:田中友幸
原作:香山滋
脚本:村田武雄
撮影:玉井正夫
音楽:伊福部昭
特技/合成:向山宏
特技/美術:渡辺明
日本 公開開始日:1954/11/03(水)
オープニング動画 (1個)
ゴジラマーチゴジラマーチ
作曲:
伊福部昭 編曲:伊福部昭 [ファン登録]
OP/ED以外または不明曲 (1個)
ゴジラ(1954) 予告編ゴジラ(1954) 予告編 [ファン登録]
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日本62,4345543
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(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2010/09/17 / 最終変更者:634 / その他更新者: 管理人さん / 雪霞 / ラマンチャ / 提案者:宝家義頼 (更新履歴)
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[推薦数:1] 2012/05/21 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:810(57%) 普通:238(17%) 悪い:366(26%)] / プロバイダ: 15458 ホスト:15408 ブラウザ: 7541
凄い映画だし、ストーリーも凄くちゃんとしてるのはよくわかります。色々と驚いたことはありました。
ただ、物凄く面白いとは思わなかったし、引き込まれるほどではなかったんですね。
ストーリーはなんかぼーっとしてると頭に入ってこないし、ちゃんと見ててもよくわからない部分が結構ある。
昔の映画らしく、何か色々省かれているような感じがするんですよね…。飛び飛びというか、「どこでこんなに色々壊れたの?」と思ってしまうところがあった。

ゴジラ。この存在は確かに怪獣王と呼ばれるほど圧倒的です。
知らない人、いないでしょう。日本どころか、海外にも多数のファンがいるほどです。
原爆のせいで生まれたという設定や、悲劇的な最期への同情も凄く沸いた。
後味が悪かったんですが、まあそれも含めてよかったんじゃないかなぁと思います。

一方、倒す側にも色んな葛藤があったのは良かった。
ただ単に怪獣が出たから倒すだけっていう映画でない。
そんな深い内容のあるものが日本の怪獣映画の元祖というのは誇りだと思う。
しかし、そのせいでゴジラ自体には目がいかなかった気もします。
ゴジラ目当てだと少しだけ物足りない。

そのメッセージや、人間ドラマは凄いと思う。
ただ、少なくとも友達にオススメできる作品ではなさそうだと思います。
自分は何度でも見るかもしれません。一度見たとき、「退屈だけどそれが苦痛ではない」という感じがしました。
確かに、面白くないけど、見終わるとまた見たくなる……という映画だと思います。
名作には違いない。だけど、いまの時代では最高ではないと感じましたね。
あんまり神格化しすぎると、評価を見た人が期待しすぎるかも。良い。

2012/01/04 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3(60%) 普通:0(0%) 悪い:2(40%)] / プロバイダ: 15971 ホスト:16026 ブラウザ: 3437(携帯)
うまく言えないんですが、世間一般的に高評価なのは事実として僕には最高の作品として評価出来かねるのも事実です。
このゴジラという怪獣映画は「戦争を教訓にしなさい」とか「核の被害にあった世界で唯一の国であることを忘れないで」という教育映画でもなければ歴史の教科書でもないと思います。
あくまでそのスパイス的な要素は必要ではあるものの、ゴジラは紛れもない「娯楽映画」なはずです。
だからラストも戦後作られた娯楽作品として見て、あんな後味の悪い特攻隊要素が全開な、芹沢博士が大事な命をあんなに簡単に捨てる結果ではなく、もっと前向きな希望の持てるエンディングにして欲しかったです。
いろいろ書きたいこともあるのですが、その事は前にレビューされている「けんぼー」さんが僕と割と同感なことを書いていらっしゃるので、僕の感想は僕が一番言いたかったことを書かせていただきました。
正直この映画は好きにはなれませんし、高評価も出せません。

[推薦数:2] 2011/08/12 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:19(56%) 普通:5(15%) 悪い:10(29%)] / プロバイダ: 15971 ホスト:16035 ブラウザ: 3441(携帯)
あまりに過大な期待をしていたせいか、単なる好みの問題なのか、ちょっと期待外れだった。
国会議事堂通過シーンで、通過前のゴジラが明らかに議事堂よりデカいのに、通過中カットではゴジラの身の丈が議事堂より小さかったり、戦闘機が発射したミサイルがホリゾントの壁に当たってバウンドし跳ね返ったり。画面だけで観ると空にミサイルがバウンドってどうよ。
ゴジラが海を移動しているのに「ドーンドーン」と足音がするのもちょっと変(粗探しで観ているわけではありませんので一応念のため)。
ドラマパートについて。主人公の尾形・恵美子・芹沢があまりゴジラ被害に絡んでいなかったのが残念。ゴジラ被害で苦しむのが主人公でなく第三者都民で、それを高台やテレビで見ているか、もしくは全く巻き込まれず絡んでいないか。主人公達が自分とは別の、他の世界を客観的・傍観的に見ているようで被害による直接的な主人公当人の痛みや苦しみが伝わってこなかった。
テーマを反核・反戦としリンクさせたいなら、主人公達が傍観的立地点の物語では駄目。戦争の悲惨さが主人公に投影されないので、感情移入が難しいお説教映画になってしまうからだ。
だから芹沢が自分を犠牲にしてまでオキシジェン・デストロイヤーを使おうと決意した理由が恵美子にフラれた自暴自棄なのか、第三者的に見た惨劇を打開する為なのか、はたまた他の決定的理由があったのか納得いかなかった。
ゴジラ被害に直接遭遇しているのが本人でも縁故、または関係者でもなく全くの第三者だし、しかもゴジラ誕生(またはゴジラ東京上陸)に一役買う実験に携わってしまった為の自責の念という設定でもないから、はたして命を捨ててまでなぜに?という解決策に対しての疑問がつきまとって仕方なかった。
この作品をけなしているわけでなく、ただ単に自分がのれなかっただけですが。
ただ前情報として超絶・神レベルと聞いていたので、ちょっと期待外れだったのは確かだった。だからといって「嫌い?」と問われれば、そんなことは全然ないです。それは話が別。
個人的難点は挙げたけど、フォローでも何でもなく日本の特撮怪獣映画の出発点・日本怪獣映画の原点として素晴らしい作品には間違いない。
特撮も現在のレベルで観てしまうので難点もあるが、当時の日本としては最上級レベルの技術であることも間違いないと思う。
後世に残して恥ずかしくない記念碑的映画であることも確かな作品だ。
[共感]
2012/01/10 好評な評価が多い中あえて悪い評価を下し、しかも悪口でなくきちんとゴジラという作品に向き合って作品を愛していればこそ、というけんぼーさんの分析意見を的確にレビューされていることに共感しました。 by らぶらぶさくら

2010/10/29 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:22(71%) 普通:3(10%) 悪い:6(19%)] / プロバイダ: 5418 ホスト:5363 ブラウザ: 11756
平成生まれの僕ですが、この映画はなかなか味わい深いものでした。核批判のテーマや芹沢博士の恐ろしい兵器を生み出してしまった悲しみが伝わってきていい作品だと思います。

2009/10/30 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:0(0%) 普通:0(0%) 悪い:1(100%)] / プロバイダ: 4788 ホスト:4858 ブラウザ: 8573
【悪い点】
ゴジラ?キングコングのパクリだろw
観づらい
いつもゴジラが現れるのは後半
ほとんどゴジラは登場せず毎回人が騒ぎ喚くパニック映画
中に人が入ってるのがバレバレww
迫力に欠ける

【総合評価】
二堂二堂新駄新駄です

[推薦数:1] 2009/10/28 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:103(72%) 普通:12(8%) 悪い:28(20%)] / プロバイダ: 30854 ホスト:30599 ブラウザ: 4467
記念すべきゴジラシリーズの第一作にして日本の特撮作品の元祖的作品。
日本の怪獣映画としては最も古い部類の作品ではありますが、その完成度は群を抜いています。
起承転結のしっかりしたストーリー、白黒である事も手伝って迫力のある特撮映像、そして余りにも有名なあの音楽です。
シンプルな本多演出は後の作品と同様で、ゴジラに翻弄される人々を割と淡々と描きます。そこにはこれ以後永らく半ばタブーとなった被災(被爆)者の描写もあり、この作品が反戦反核映画である事を主張しています。
配役に関してはやはり志村喬と平田明彦の二人が大きいでしょう。この二人の熱演が無ければ恐らくこれ程の傑作にはならなかったと思います。
一方特撮も試行錯誤を感じさせながらも、初挑戦とは思えぬ完成度を見せます。
ミニチュアワークだけでは無く、合成を多用した群衆シーンも、この映画の迫力と緊張感を大いに演出しています。
特に群衆に放射能が直接吐き掛けられる場面や、逃げる人々がゴジラの進路からギリギリで画面手前の路地に逃げ込んだ直後、その奥をゴジラの足が通過して行く場面など、やはり後の作品ではなかなか見られない描写がこの作品の特徴です。
つまりゴジラという存在が動物として、そして原水爆そのものとして直接人間の脅威として描かれている訳です。
初期円谷特撮の特徴としてリアリティの追求が挙げられると思うのですが、それがこの作品においてはゴジラの驚異、恐怖を演出します。
音楽については、やはりあの有名なオープニング、通称ゴジラのテーマです。実は個人的にはこの曲が大好きという訳でもないんですが、やはりワクワクしてしまいますよね。
この曲の楽譜には足音と咆哮の記号が振ってあったそうで、これは本作では伊福部氏が効果音作りにも大きく関わった為でしょうが、こんな所にも試行の跡が伺えます。
本作では音楽は物語にも深く関わっていて、終盤、苦悩に揺れる芹沢博士にオキシジェン・デストロイヤーの使用を決心させます。
そして、その使用からゴジラの断末魔(これほど心に響く″効果音″が他にあるだろうか?)、山根博士の呟きまでの流れは、見る度に胸に迫って来るのです。
いち東宝特撮ファンの色眼鏡は承知しつつも、この映画は高い完成度を持った傑作であると思います。

2009/08/15 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:55(92%) 普通:3(5%) 悪い:2(3%)] / プロバイダ: 50532 ホスト:50613 ブラウザ: 6034
「日本が生んだ怪獣王ゴジラ」

終戦から約10年が経過し,「もはや戦後ではない」といわれたとき,ゴジラは日本へ現われた。

「百万年前に生息した恐怖の大怪獣ゴジラ。水爆実験は,ついに太平洋に眠る大怪獣の怒りをかった。放射能をまき散らし,灼熱の炎を吐きながらゴジラは東京へ上陸した」
(予告篇より)

日本人で知らない者はいないであろう大怪獣「ゴジラ」。その記念すべき第一作が本作であります。
私は怪獣映画というのは前から好きで,「平成ガメラシリーズ」や,自分が産まれる前の「昭和ガメラ」,また「平成ゴジラシリーズ」などは数作見ていました。しかし,昭和の時代の「ゴジラ」は一本も見ていませんでした。
そして,ある時に地元のレンタルビデオ店に,ゴジラ全作が置かれているのを見て(しかもすべてVHS)本作品を観賞するに至ったのです(本当は「仁義なき戦い」を見たかったのですが,一作目のみが無くなってしまっていました。おそらく,テープが駄目になってしまったのでしょう。VHS派はつらい・・・)

子供向けと言われようが,B級映画と言われようが,「怪獣王ゴジラ」は日本映画の大スターでありました。私は,あの悪評高い「ゴジラ対スペースゴジラ」も傑作だと思っています。ゴジラが出てくるだけで,スクリーンが引き締まるような気がするのです。「ゴジラ対ビオランテ」で,火山火口から姿を現したゴジラのカッコよさといったら言葉には言い表せません。光線を撥ねかえされてもゴジラは負けませんでした。
その存在が最も脅威だったのが,第一作なのですね。後のゴジラのように,ダメージを受けている素振りも見せません。

私は,本作が「オクトパス」や「水爆と深海の怪物」のように,核実験により巨大化した怪物が暴れまわる映画なのだとおもっていたのですが,実際はゴジラ自身もその被害者だったのですね。

「太平洋の海底環境が破壊され,棲みかを失った大怪獣はついに東京へ上陸する」
被害者ゴジラは,その身体から放射能をまき散らす。大怪獣が通った跡の子供たちからも放射能が検出される。まさに存在そのものが原爆なのです。
しかし,さらなる脅威「オキシジェン・デストロイヤー」によってゴジラは海底深くへと葬り去られる。この驚異の「兵器」を発明してしまった芹沢博士もそれに続く。船上から引かれた命綱は,彼自身の手によって断たれていた。「ゴジラ---芹沢博士」この二人も原水爆による被害者の一人なのだろうか。
志村喬演じる山根教授の言葉「あのゴジラが最後の一匹だとはとても思えない。もし,水爆実験が続けて行われるとしたら,このゴジラの通りまた世界のどこかに現れるかもしれない」

世界で唯一の被爆国・日本。その怒りと悲しみを背に浴びて,破壊神ゴジラは今日も広く深い太平洋に眠りつづけている。

2009/02/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:260(39%) 普通:180(27%) 悪い:231(34%)] / プロバイダ: 8858 ホスト:8682 ブラウザ: 7710
まさに偉大な一作目です。

ストーリー自体はやはり少し雑な部分を感じずにはいられない内容であれ?っと思う間に終わってしまった気がします。
個人的には東京上陸のゴジラの方が好きですが、でもこれを1950年代に製作したのは凄い!

2009/02/26 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:80(80%) 普通:12(12%) 悪い:8(8%)] / プロバイダ: 13152 ホスト:13154 ブラウザ: 7359
何十年と続くゴジラシリーズの第一作。昭和ゴジラシリーズのようなエンターテイメントというより真面目な作りのストーリーとなっています。平成ゴジラシリーズのような複雑な設定とかスーパーX3のような現実離れした兵器も登場しないので、こちらのほうが好きです。

評価は「良い」。

[推薦数:2] 2009/01/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:94(90%) 普通:0(0%) 悪い:10(10%)] / プロバイダ: 32265 ホスト:32131 ブラウザ: 7087
邦画史上に燦然と輝く怪獣映画の傑作であり、ゴジラの名前を知らない人も少ないでしょう。映像の歴史を変えたものと言っても過言ではありませんし、後世にまでその影響の強さが伺えます。

さて、この作品はかれこれ55年前の作品となります。1954年(昭和29年)とは戦後まだ10年が経っておらず、太平洋戦争の記憶が人々のなかに生きているであろう時期となります。そして、唯一の被爆国でもある日本がこの時期、第五福竜丸が水爆によって被曝したという事件がありました。この作品のゴジラとは「水爆大怪獣」と称されているように、水爆に被爆したジュラ紀〜白亜紀の巨大爬虫類の末裔という存在です。

『ゴジラ』が当時大きな衝撃を与えたのは、その当時の社会におけるアンチテーゼだからという点に尽きるでしょう。
この作品が公開された翌々年、「もはや戦後ではない」と経済白書に書かれました。しかし、この作品からは「まだ戦後は終わっていない」と主張しているように感じるのです。

水爆によりすみかを失ったというゴジラが現れた背景、東京を焼け野原にしたゴジラ、そして水爆に並ぶ恐ろしさを持つオキシジェン・デストロイヤー……これらはみな、復興に向かう日本の姿とは正反対の要素であります。

まず、ゴジラについて考えねばなりません。
被爆し、汚染されたものの惨状を、ヒロシマ・ナガサキ・第五福竜丸を知っている日本人は痛感しているのです。ゴジラはもともと自然界にとって希少価値であろう存在であり、同時に大戸島では伝説のものとされている存在したが、水爆の被害がその封印を解いたということから「自然界のバランスですら水爆は奪うものである」と主張しているかのようです。そして、それは同時に「神の怒り」でもありました。昨今の地球温暖化の影響による天災を予言しているかのように見えましたね。
このように、この作品がゴジラを通じて「因果応報」という言葉の通りに破壊しているだけではなく、いかにエコロジカルな立場から描かれているものかが伺えますよね。山根博士の作中における最後の台詞が、それを最も証明したものと考えます(聞こえ方によっては続編の理由にも聞こえますけどね)。

次に、この作品で最も印象深い人物は芹沢博士ですね。
芹沢博士はオキシジェン・デストロイヤーという恐ろしいものを創り出してしまいましたが、これが「悪用されること」を恐れていました。このことは歴史がそれを証明していますよね。ノーベルやアインシュタインの研究は本来的に兵器になるものではなかったものの、その技術は戦争の時代に不幸にも兵器として利用され、悲惨な結果を招いてきましたから……このような結果を芹沢博士は恐れていたのでしょう。
しかし、ゴジラの惨状と尾形の説得によりオキシジェン・デストロイヤーの使用を決断します。現在進行形で失われる命を守るため証拠を抹殺したうえで自らの命を犠牲にし、その力を使いました。自らの命を引き換えにしてまで、後のために命をかけた芹沢博士は勇敢かつ意志の強い人物だと思いました。

最後に構成要素についてです。まず円谷英二氏の特撮についてですが、55年前のものだとは思えぬほど精巧です。建物が崩壊していく場面はミニチュアと言えど、実際のものを壊しているかの如くです。また鉄塔が放射能火炎で溶かされる場面は、飴細工でこしらえた鉄塔を用いり、熱風で溶かしてその場面を表現したのだそうです。このギミックを最初知ったときには驚かされましたね。工夫と丁寧さが光っています。
伊福部昭氏の音楽も耳に残るものであり、良かったですね。DVDにはインタビューが掲載されていますが、ゴジラの鳴き声にコントラバスの軋んだ音を考案したりなどの逸話などから、やはり「ゴジラのイメージを作った方」ということを実感しましたね。

総評ですが、「とても良い」と致します。敗戦国の作品だからこそ重みを持った「反核」のメッセージ性と、放映当時の世相が色濃く投影されたうえでゴジラが蹂躙するという恐怖感、惨禍に立ち向かう意味、優れた特撮技術の面など、客観的に見ればまさに「傑作」と言えるでしょう。しかし、なんだかんだで私は平成の時期の人間なんですよね。文献だけで戦時中や1954年の出来事を知ることはできても、その時期の出来事を肌で感じない限りはメッセージ性を深く感じることはできないんですよね。従ってこの評価となります。もし、私が1954年の時期にこの映画を見てたら「最高!」を付けていたでしょうね。
しかし、怪獣映画のファンならこの作品を観る価値はあります。日本の怪獣はこれを無しには語れませんしね。

2009/01/02 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:428(56%) 普通:224(29%) 悪い:111(15%)] / プロバイダ: 25881 ホスト:26185 ブラウザ: 8455
これは、図書館の視聴覚室でみました。正直「初代ゴジラってこんなに怖かったんだ!!(汗)」と驚きました。

【良い点】

水爆実験が産んだ人類の罪『ゴジラ』.....昭和後期の「正義のゴジラ」を否定する人の意見が、これを観てやっと理解出来ました。

もう被災者(被害者?)は戦争で生き延びた人々の映像宛らでした。

実際この恐ろしさは白黒映画って事で拍車がかかってましたねえ。

【悪い点】

一応、倒して完結と思ったんですが、『ゴジラの逆襲』で復活ですか(汗)。

【総合評価】

平田氏は岩本博士よりこう言うMADな博士の方が似あいますね。『レインボーマン』のミスターKなんかも好きだったりします。

怪獣映画ってより核批判的な意味が強いと思います。テーマもきっちり有ったので「とても良い」で。

2009/01/01 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:141(83%) 普通:9(5%) 悪い:19(11%)] / プロバイダ: 14047 ホスト:13885 ブラウザ: 6391
「ゴジラ」という世界的大スターを輩出した記念すべき第1作目のモノクロ映画作品。
日本映画の黄金期に作られ大ヒットしました。

【そして・・・】
ゴジラが大好きだ。関連書籍も色々読んだ、LDも擦り切れるほど観た、模型もフィギュアも沢山持っている。
子供のころ「ゴジラの身長は?」と聞かれたらすぐに「54m」と答えていたものです。
なぜなら19(54)年に誕生したから。「じゃ、2000年になったら100mかな?」とか真剣に考えていました。
そんな感じでゴジラの身長はどんどん高くなっていきます(実際は当時の高層建築物に合わせている)。
子供のころはウルトラ怪獣全盛期でしたが、ゴジラの存在はやっぱり特別でした。当時のソフビもあります。

【でも・・・】
純粋に映画、映像作品として冷静に評価するなら「ゴジラ」は凡庸な娯楽恐怖映画のひとつに過ぎません。
エンターテイメントとしては超一級ですが、映画としては荒唐無稽なB級娯怪獣映画です。

「水爆大怪獣 ゴジラ
ゴジラか科学兵器か、驚異と戦慄の大攻防戦!
放射能を吐く大怪獣の暴威は日本全土を恐怖のドン底に叩き込んだ!」

これが当時の映画のポスターのキャッチフレーズです。ポスターの絵柄も芹沢博士がホラーじみていて
どうみても恐怖映画です。
内容も展開もそれまでにあったB級恐怖映画のテンプレートのままで、絶賛するほどのものではありません。

当時の新聞などメディアに「ゲテモノ」として扱われていましたが、いま省みても間違っていません。
実際に劇場でこの映画を見た人に当時の状況を聞いても「ゴジラ?、キワモノだ。他に良い映画は沢山あった」
と言うように特別にこの「ゴジラ」という映画を推す人は少ない。実際にこの時期は他に素晴らしい日本映画が
沢山ありました。当時の映画は黄金期、できたばかりのTVなど及ぶべくもなく映画は大衆娯楽の王様でした。
現在とは比べ物にならないくらい沢山の映画が作られていた時代です。大人も見ることができる内容でなければ
映画として成功しませんから、この「ゴジラ」も当然、大人もターゲットとしたドラマ作りになっています。

ゴジラの生みの親である東宝のプロデューサー・田中友幸氏が映画制作について語ったことに
「観客が面白いと感じるのはもっと直截的なものだ。理屈ではない。」と言う言葉ありますが、
「ゲテモノ」なんて評価はなんのその、「ゴジラ」は当時興行的にも成功した理屈抜きの娯楽映画作品です。

【つまり・・・】
当時大ヒットしたのは、タイムリーでセンセーショナルな話題を盛り込んだからです・・・。

第五福竜丸事件をもとに、大戸島の神楽・伝説やら、ジュラ紀の古生物学の原始怪獣から原子マグロ、
さらには水爆をも凌ぐ謎の新兵器オキシジェン・デストロイヤーとか、これでもかというくらい
なんでも娯楽要素として詰め込んだという感じです。これぞエンターテイメント!!。

これらの要素は当時の日本の世相と大衆の興味と声を良く反映しているものです。
第五福竜丸事件もセンセーショナルなタイミングで映画に活かされています。
当時の大衆の望むものを望む形で提供する娯楽として映画は存在していました。
でなければ、この映画という興行を成功させることは出来ません。

戦後まもない復興の時期に原爆などは思い出したくもない傷跡、それにビキニ環礁水爆実験による漁船の
被爆ニュース、嫌がおうにも来るべき核との共存社会への不安が世の中にありました。
このゴジラ映画を支えている当時の世相、国民感情は被害者意識です。戦後、今までの日本人の古い美徳、
道徳はことごとく欧米の合理的資本主義、戦後民主主義に否定されました。
しかし、そんなに簡単に人間が変われるわけがありません。急激な変化に当然反動(不満)もあります。
日本も戦後は国民は誰もが被害者である、という意識が一般的だったと思います。
この映画製作者に限らず全ての日本国民が戦争体験者であり被災者でした。それが当たり前の時代です。
この点(時代背景)をしっかり認識しておかないとこの「ゴジラ」という映画は語れないと思います。
戦争を知らない子供たちが大手を振って闊歩する今の日本ではとても実感できないことなのですよね。

この映画では日本人はゴジラという災害の被害者ですが、言ってみればゴジラも被害(被爆)者。
しかし、この映画では加害者の責任は何も追及していません。当時、アメリカ批判などできませんよね。

【そこで・・・】
この「ゴジラ」という映画作品は時代の声・世相をこの不死身のモンスター「ゴジラ」に託し映画の主体に
描くことにより、うまく現実と切り離すことで娯楽、エンターテイメントとして成立させています。
この映画を観た人は不安や不満・怒りのひとつの代弁者として遠巻きに「ゴジラ」を観ていたと思います。
観衆は反核、科学、合理主義、復興、創造、そんな人間の都合などお構いなしに「ゴジラ」が
街を破壊し燃やし尽くす様にある種の緊張と開放感、カタルシスを感じていたと思います。

これがゴジラの魅力です。

これらのゴジラ映画を映画館に行った人たちはみな楽しんでいました。文化的にも産業的にも健全でした。
人間社会の破壊を描く?、そんなの不謹慎じゃないか?、そう思う向きもあるでしょう。
しかし映画は作り物なのです。フィクションなのです。説得力のある嘘を重ねることでリアリティを出す。
そんな映画とゴジラ・怪獣というフィクション、特撮という新しい視覚イメージは相性がよかったのです。
映画館という闇の中で空想と現実を夢のように行き来する、これが映画の本質ではないだろうか。
残念ながらLDやDVDでは映画館で見るような闇・黒の表現はできません。モノクロ映画は劇場の
スクリーンでみることでより黒も輝きます。この映画の本当の姿はやっぱり映画館でしか味わえません。

映画館の闇の中で暴れるゴジラは生物というよりまさに亡霊の如く異形の姿で都市に覆い被さります。
自衛隊の通常兵器は効力がない、って、そんなことはリアルな生物ではありえません。
もはやファンタジーです。しかし、この不死身さがゴジラの底の知れない恐怖と結びつきます。
映画ではゴジラの生態を謎として描く必要がありました。ゴジラは理解できる存在であっては駄目なのです。
科学的に理論的に根拠が無く矛盾で不条理な「理屈ぬき」の存在であるから不安・恐怖が生まれます。
この点・恐怖の対象としてのモンスター「ゴジラ」の表現は特撮技術と相まってとても良かったと思います。

「ゴジラ」のオキシジェン・デストロイヤーによる明確な死を描いたのも、観衆が不安を払拭し安心して
現実に戻るためです。最期にゴジラが悪魔の兵器を発明した芹沢博士とともに消滅するシーンは、
山根博士の「あのゴジラが最後の一匹とは思えない」という台詞で終わります、映画の夢が醒める瞬間です。
この台詞は第五福竜丸の被爆者・久保山氏が「原水爆による犠牲者は、私で最後にして欲しい」という
遺言の内容と重なってしまうのは考えすぎだろうか?。
もしそうなら、この最後の台詞の意図するところがどれだけの人に伝わったのでしょうか?。
恐らく時とともに風化しています。いまでは、全く違った意味に取られているのかもしれません。
以後のゴジラ映画では最初の「ゴジラ」ほどゴジラの明確な死を描けませんでした。
なぜなら、ゴジラの死を描く動機が今の時代の世相(気運)には存在しないからです。

【しかし・・・】
日本人の人情や歴史や大衆文化として、ゴジラは様々な思い入れを含めて過大に評価されています。
この映画「ゴジラ」も古き良きノスタルジーとして手放しで賞賛してはいないだろうか?。
ゴジラは日本人が世界に誇る大スターなのでしょう。しかし、誇りや権威が前面に出てくると本質を見失う。

冷静に海外でこの「ゴジラ」がどう見られていたのか?と考えると、やはりただのB級怪獣娯楽映画です。
この「ゴジラ」という映画が、映画としての普遍性、反核、自然破壊など人類の傲慢さへのアンチテーゼなど、
共感・共有できる人類へのメッセージとして世界に伝わったのだろうか?。
ハリウッドで再編集され世界で大ヒットした「GODZILLA KING OF THE MONSTERS(怪獣王ゴジラ)」などを観ると単なる
「魅力的なモンスターによるパニック映画」としか映らないんじゃないだろうか(重要なシーンがカットされている)。
しかもオリジナルの状態の映画「ゴジラ」が海外の方の目に触れることができるようになったのはごく最近です。
言ってみればつい最近までこの映画「ゴジラ」のオリジナル版の全容は世界の人は観たことが無かったのです。

当時「ゴジラ」という映画は海を越えて観られましたが、メッセージは伝わらず、ゴジラというモンスターだけが、
キャラクター性だけが、特撮だけが一人歩きしてしまいました。この映画を日本が世界に向けて伝える
メッセージとしてオリジナルの姿で当時世界に発信できなかったのは、なぜでしょうか???。
日本でも当時のゴジラは「キワモノ」「ゲテモノ」という見世物だという認識だったからでしょうか?。
考えるべきことは多いと思います。ハリウッド版「GODZILLA KING OF THE MONSTERS(怪獣王ゴジラ)」により
世界的にゴジラは有名になり懐は潤ったけど失ったものは大きかったのではないでしょうか。

実のところ、あの時代(1954)に「ゴジラ」という映画は娯楽としての使命(時代の声の反映)を全うしています。
今なら、さしずめ山根博士の台詞をもじると「このゴジラという映画が最高の映画とは思えない」です。

映画を映像作品・芸術作品として楽しむならもっと他に良い邦画・日本映画が沢山あります。
同様に、当時の原水爆に関する映像作品ならまず映画「第五福竜丸」を見るべきです。
「ゴジラ」を見た人のなかで「第五福竜丸」を見た人がどれだけいるのか?。
いまなら「ヒロシマナガサキ」など人類が未来に繋ぐべきメッセージ・反核・反戦映画は他に沢山あります。
この「ゴジラ」映画をいまさら反戦・反核の啓蒙映画として世界に発信しようなどは誰も考えないだろう。
「ゴジラ」という映画だけが特別に持っているものなど今は何もありません。

【残されたものはゴジラだけ・・・】
でも、ゴジラ(怪獣)映画はB級娯楽作品でいい思う。
高尚に崇め奉るような映画ではなく気軽に楽しむエンターテイメント・娯楽映画です。
一番最初の「ゴジラ」という映画も基本は娯楽恐怖映画を踏襲しているに過ぎない、そうだったはずです。
この「ゴジラ」以降に製作される怪獣映画もそうです。どの怪獣映画作品も今見れば陳腐です。
その時代を反映した舞台で、その時代を反映した造詣のゴジラが、その時代を反映した俳優に囲まれて、
新しい様々なアプローチと設定が新しいゴジラ映画を創っていく、それで良いと思います。
ゴジラ映画は世相を強く反映した時代が望んだエンターテイメントなのだから。
ゴジラがシェーをしたって当時の子供は拍手喝采、喜んでみていました。大らかな時代でした。
寂しいけど、いまではこんな大胆な演出ができる制作者も監督もいないでしょうね。
そんな表現の自由、創造性を失った娯楽作品は不幸です。

かつて自分が子供だったことを忘れて、その時代の子供のために作られた映画やテレビ作品にケチを付ける、
そんな大人になりたくないと思っていたことさえ忘れて。

だから日本人は誰がどんなゴジラ映画を作っても気に食わないのです、初代ゴジラと違うというだけで。
一番最初の「ゴジラ」という作品は、いまだに亡霊のように多くの日本人を呪縛しているのでしょうか?。
それとも、もう時代はゴジラを必要としていないのでしょうか?。

リアリティを追求すればスーパーマンは空から落ち、そこらのチンピラにリンチを受けてボロボロになる。
スーパーマンは結局過去のノスタルジーの時代でしか生きられないことを今の世界(情勢)は証明してしまった。
ハリウッド版ゴジラ(1998)はその生物的リアリティを追求したがゆえにミサイルで死ななければならなかったのだ。
対して時代に取り残されたこの日本人のゴジラはどこまでいっても不死身でミステリアスな、破壊神なのだ。
神には誰も逆らえない。日本人にとっての「神」はそこらじゅうに沢山(八百万の神)いますが・・・。

【最後に・・・】
次にどんなゴジラ映画が出来るのか凄く楽しみですが、最近は商業ベースで振るわなかったせいか
ゴジラ映画作りはひと休み。寂しい限りです。

そんな訳で、純粋に映画作品としては「ゴジラ(1954)」は極々「普通」と思う感想&評価です。
--------------
追記(2009.01.03):長くなるからカットした内容だけどやっぱり書きます。

【神(ゴジラ)を作ったひとたち】
ゴジラを恐竜型にするなど基本アイデアは製作者(プロデューサー)の田中友幸氏のもので特技監督の
円谷英二氏はタコのバケモノに執着していました。シナリオも香山滋氏独特の怪奇色の強いものでしたが、
第五福竜丸の被爆事件を機に大きく変更されています。ゴジラのデザインも当初はケロイド状にただれた
頭部は水爆のキノコ雲を思わせるおぞましい姿でしたが生々しすぎるということで却下されています。
そしてゴジラの造詣は既存の生物から離れて着ぐるみになり、よりシンボリックに見えるようになりました。
モノクロの映画の中で色は光と影になり、シンボリックなシルエットが印象を強調するからです。
カラーのゴジラが最初のゴジラに比べて迫力に欠けるのは色々なものがはっきり見えすぎるのでしょう。

「ゴジラ」は色々な人の才能を東宝・プロデューサー・田中友幸氏がまとめた結果・成果です。

この映画「ゴジラ」では「理屈抜きの」娯楽・エンターテイメントを全面に押し出していながら、
普遍的なことをテーマとして静かに描いています。そういう時代であり 当時の日本人の美徳です。
陳腐な怪奇映画踏襲のドラマや演技・キャラクター作りですが、大衆には分かりやすいシンプルで
力強いメッセージを持っています。それにゴジラが街を壊しまくる特技によるカタルシスがプラスされました。
そうして当時の大衆の声を反映する形・映画という娯楽・エンターテイメントとして「ゴジラ」は生まれました。

だから「ゴジラ」は神棚にのるより、B級娯楽作品としてより多くの人に楽しまれることこそ相応しいと思います。

【魚食いゴジラ】
初代ゴジラは日本近海の魚を食べています。

映画の中では大戸島の近海は不漁になりそれがゴジラの仕業として描かれています。
いわば初代ゴジラは「魚食い」でハリウッド版ゴジラの「マグロ食い」と、なんら変わらない生態です。
初代ゴジラが襲うのは漁船や貨物船で原子力潜水艦ではありません。
ましてやゴジラの体内核エネルギーの設定などは最初の映画「ゴジラ」には一切ありません。
初代ゴジラは核の影響(外因)を受けた存在ですが、まだ核を内包する存在としては描かれていません。
(この点もハリウッド版ゴジラは初代ゴジラと同様の存在として描かれています。)

この最初の「ゴジラ」以降のゴジラ映画では製作されるたびに設定が変えられ時代と供に変化していきます。
極端な話、ゴジラはシリーズと言いながら作品ごとに全部違うわけです。
同じ考えや基準・観点で評価することはできないと思います。
ゴジラ映画はそれぞれを互いに比較すること自体ナンセンスです。

2008/11/30 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:137(74%) 普通:28(15%) 悪い:20(11%)] / プロバイダ: 3316 ホスト:3310 ブラウザ: 5979
評価は文句なしの最高。

之は置いといて、ちょっと違う話をしたい。
なんというか、この作品は、ほかのゴジラ作品に比べて、静かなのである。
他に怪獣も出なければ、兵器も普通。静かな音楽に合わせて、無抵抗の町をゴジラはつぶしてゆくのである。
又、アナウンサーの「全国の皆さん、さようなら。」という台詞も何か悟りきった感があるし、人々もウットリと、呆然として、嘆かずにゴジラが破壊していくのを見つめている。
84年度版も之の比ではないだろう。

当時、日本は戦後の混乱を抜け経済成長の第一歩を歩み始めていた。
と、同時に今のような無気力な社会もできつつあった。
そういう社会では、そんな倦怠感を破るために、破壊や殺人が横行する。
ひょっとしたら、人々はもう嫌になって、全てを、あの戦争終結直後のように破壊したかったのかもしれない。
そしてそのまま、あるいは一からやり直したかったのかもしれない。

「人々は、ゴジラに破壊されるのを、待ち望んでいる。」

[推薦数:1] 2008/11/29 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1176(56%) 普通:328(16%) 悪い:604(29%)] / プロバイダ: 19880 ホスト:19936 ブラウザ: 5234
ゴジラの襲撃と言う形で水爆実験のしっぺ返しを食う人間と芹沢博士の行為。
これが、この作品のアイデンティティだと思います。

内容は、水爆によって姿を現したゴジラが、船舶の破壊を皮切りに町を破壊、蹂躙の限りを尽くし、
芹沢博士の手で海底に沈むと言うものです。

電流を流した鉄条網でゴジラを囲む等の手を打っても通用せず、容赦なく町を破壊するゴジラに恐怖し、逃げ惑う人々、
ゴジラに使った道具を封印する為に死を選んだ芹沢博士の姿を通して原水爆だけでなく、戦争にも警鐘を鳴らしていました。

そのアイデンティティは、作品が作られるにしたがって失われました。

2008/08/17 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 4782 ホスト:4831 ブラウザ: 6342
【良い点】
この作品は小学生の時に図書館のレーザーディスクで始めてみました。一度映画館で見たみたいなあと思っていたのですが、ついこの間池袋の映画館でレイトショーをやっていたのを知り、始めてデカイスクリーンで見る事ができました。

日本で最初の特撮怪獣映画の名に恥じぬ素晴らしい出来だと思います。既に製作されて50年以上経っているにも関わらず、全く色あせて見えないのには驚くばかりです。当時は今よりずっと特撮技術的には劣っていたのでしょうが、そんな事は微塵も感じさせてくれません。いや、寧ろ現在のコンピューターグラフィックよりも着ぐるみのゴジラの方が遥にリアルで重厚な印象を醸し出していますよ。兎に角ゴジラを見ていると、着ぐるみだということを忘れさせてくれるほど。本当に昔ゴジラが東京に現れて街をメチャクチャにしたんじゃないかという錯覚にさえ陥ったほどです。始めてゴジラがスクリーンに顔を出したときはいつ見てもビックリさせられます。リアルタイムで上映された時、怪獣に対する免疫がなかった当時の人たちはあのシーンでさぞや度肝を抜かれた事でしょうね。

ゴジラの特撮技術に劣らず、ストーリーもメッセージ性がありましたね。水爆が原因でゴジラがよみがえってしまった事は、戦争に対する愚かさや、その事が思わぬしっぺ返しを生み出してしまうと言うこと、研究者の好奇心や名誉欲からゴジラを殺そうとする事を渋る山根博士と周りの対立は人間の身勝手さやエゴを、そして、ひょんな事からとんでもない殺戮兵器、オキシジェンデストロイヤーを作り出してしまった芹沢博士の苦悩は、世のため人のための研究を戦争などに利用されてしまう事に対する、兵器の製作者の苦しみをそれぞれ描いているのでしょう。ダイナマイトを作り出したノーベルも、芹沢博士と同じような苦しみを抱えたのでしょうね。
怪獣映画としての特撮の素晴らしさ、そしてそこから描かれたストーリー性、どちらから見ても良いと思います。
【悪い点】
全く無し!

【総合評価】
もちろん最高です。これ以外の評価を付ける事などとても出来ません。

2008/08/05 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:30(59%) 普通:7(14%) 悪い:14(27%)] / プロバイダ: 14336 ホスト:14087 ブラウザ: 7395
戦争への想いを語っているゴジラ・・・
凶悪な顔つきに、のっしりのっしりと東京を火の海にしていくゴジラ・・・
これは今作のみのことだと思います。

モノクロ作品だからか異様な不気味さを感じさせ、
人間へ怒りをもっているような図体は最高に怖いです。
今ではこんな作品は数年間思考に思考を重ねないと出来ないと思います。

「〜の逆襲」や「キンコン対〜」、「モスラ対」までは
かなり凶悪なゴジラで通したんですが、
「三大怪獣」では序盤悪ながらもキングギドラを倒すのに貢献・・・
このレベルまではまだ許せます。
しかし「大戦争」は少しいきすぎでした。

・・・ここまでにしておきます。

とりあえずこの作品は最高です。
ゴジラシリーズ最高傑作と言ったらこれでしょう。

2008/07/24 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:78(55%) 普通:16(11%) 悪い:49(34%)] / プロバイダ: 6794 ホスト:6761 ブラウザ: 8090
まさに怪獣映画の原点。
これは、円谷さんの最高傑作です。
大戸島の山から顔を出すシーンは、
まさに恐怖させられました。
本来は、この一作で終わらせるべきだったんですけどね・・・・。
これは、日本画像作品の原点ですよ!!!
長く語るときりがないので
評価は、最高!!です。

2008/07/02 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:376(77%) 普通:18(4%) 悪い:92(19%)] / プロバイダ: 5546 ホスト:5673 ブラウザ: 6342
誰もが知ってる日本での特撮と怪獣映画(→TV)の全ての根源的作品ですね。
原爆放射線という未知の戦争遺留品への 恐怖と警告をその体に体現して それを生み出した人類に脅威を及ぼす。、、、て 風刺とホラー(当時としては)と怪獣 という贅沢なコラボレーションの映画です。伊福部さんの音楽も素晴らしく 重厚で独特で 特撮映画としては異例のオーケストラと力が入ってます。当時 LP(懐かしい、、)を所持していて 飽きるほど聞いてました。
初めて深夜放送で見た時はカルチャーショックを受けました。モノクロの画面がさらにリアル感がでて、、、

その後の作品は 当時の子供達に迎合してて(それはそれで 時代に必要なモノだとは思いますが、、、)風刺的なメッセージは皆無ですが、、、
「平成版復活ゴジラ」は ゴジラの怖さを復活させた意欲作です。その後はやっぱ対決モノに堕ちちゃいましたが、、、
「ハリウッド版」は、、、、まぁ酷いですね。なんで名前貸しちゃったんでしょ?「エイリアン」の焼き直しのシナリオとミサイルで死ぬゴジラにがっかりです。

評価は「最高」にちかい「とても良い」で。

2008/05/26 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:395(62%) 普通:73(11%) 悪い:174(27%)] / プロバイダ: 540 ホスト:427 ブラウザ: 8090
凡百の怪獣映画が「暴れる怪獣倒しました、めでたしめでたし」で終っているのに対し、
この作品は様々なテーマを内包しているのが重いですね。
核の放射能で蘇った存在というのもさることながら、
焦土と化した東京に流れる鎮魂歌が映像以上に視聴者の心に反戦を訴えかけます。
最初はゴジラの保護を訴えていた山根博士も間違いを認めるほどに。
モノクロフィルムなのも昔の記録映像のように見えてリアルさを増していましたし、
ゴジラも後の作品には全くみられない、荒ぶる破壊神といった風貌に圧倒されました。
また「灯火管制」などの言葉にも戦争の傷痕を印象つけられました。

「ゴジラ」と呼べる作品はこの1作目だけでしょうね。
逆ゴジ以降のゴジラは看板なだけで破壊神ではなくなっていますから。

評価:最高

2008/05/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:169(69%) 普通:37(15%) 悪い:38(16%)] / プロバイダ: 7838 ホスト:7787 ブラウザ: 6395
子供の時は怪獣同士の戦いもないし白黒だしで見ていても面白くは感じられませんでしたが、今にしてみると怪獣映画としての怖さやドラマ性などはあの時代ならではなのか非常に出来が良かったと思います。
まあテーマ性が高い分娯楽性はないので何度も見ようとは思えませんが、出来は素晴らしかったと思います。

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「怪獣映画の金字塔『核』の業が生み出した恐ろしい怪獣ゴジラが圧倒的な力で文明社会を踏み潰していくシーン...」 by マンスリィ


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