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| 2008/05/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by アトン (表示スキップ) 評価履歴[良い:169(69%) 普通:37(15%) 悪い:38(16%)] / プロバイダ: 7838 ホスト:7787 ブラウザ: 6395 子供の時は怪獣同士の戦いもないし白黒だしで見ていても面白くは感じられませんでしたが、今にしてみると怪獣映画としての怖さやドラマ性などはあの時代ならではなのか非常に出来が良かったと思います。 まあテーマ性が高い分娯楽性はないので何度も見ようとは思えませんが、出来は素晴らしかったと思います。 2007/11/09 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by マンスリィ (表示スキップ) 評価履歴[良い:27(49%) 普通:0(0%) 悪い:28(51%)] / プロバイダ: 18003 ホスト:17896 ブラウザ: 4767(携帯) 怪獣映画の金字塔 『核』の業が生み出した恐ろしい怪獣ゴジラが圧倒的な力で文明社会を踏み潰していくシーンは迫力満点。 核の脅威がいよいよ現実に近づいてきた今だからこそもう一度この作品の打ち出すメッセージを考えたい。 2007/05/03 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ねぎたま (表示スキップ) 評価履歴[良い:125(60%) 普通:9(4%) 悪い:73(35%)] / プロバイダ: 12661 ホスト:12737 ブラウザ: 2989(携帯) 仮面ライダーとゴジラは、最高に面白い作品と最高につまらない作品が非常にはっきりしてる気がします。それはやはり「元々内包していたテーマ」が重すぎ、成立させることが難しいからだと思います。 最近では、平成ライダー、ミレニアムゴジラを見てると、そういう宿命に苦しんでいるような姿も見え隠れして痛々しく思います。 2007/04/24 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by カタツムリ (表示スキップ) 評価履歴[良い:4(40%) 普通:3(30%) 悪い:3(30%)] / プロバイダ: 3787 ホスト:3729 ブラウザ: 5234 素晴らしいとしか言いようのない、日本特撮映画史上最高傑作。 本作におけるゴジラの暴れっぷりと、それによって破壊された東京の町は戦争中の米軍による無差別な空爆を思わせますし、またそれを知っている戦争を生き抜いた人間だからこそ描けた映像だったといえるでしょう。また、モノクロの映像がゴジラをより恐怖の存在として、まさに人間にはどうしようもない絶望の象徴としてスクリーンのなかに存在させています。 芹沢博士の作り出したオキシジェンデストロイヤーは、まさしく自然や地球を蔑ろにしてでも自分たちの欲求と、それによって生み出される文明社会を守れればそれで良いとする人間のエゴそのものであり、それを彼に使うことを要求する人間と拒む博士の構図は、人間というものをキレイごとや理想論を取っ払って、追い詰められた、極限状態でこそ出てくる人の本性というものを見事に描ききっていると思います。 こういったドラマや怪獣の表現の仕方・使い方はやはり戦争の傷跡が深く残っていた時だからこそ出来たものであり、この後に作られていくゴジラシリーズが本作を超えることができないのは、必然といえましょう。ですが、むしろこのような戦争体験者でなければ作れないような、リアルすぎる怪獣映画は二度と出来ない世界のほうがいいのかもしれません。 本作と並ぶゴジラ映画が再び作られるときは、それは「もう一匹のゴジラ」を私たちの世界が作り出すときでしょう。 評価は「最高」以外つけられません 2006/07/16 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 634 (表示スキップ) 評価履歴[良い:1670(50%) 普通:656(20%) 悪い:1009(30%)] / プロバイダ: 21108 ホスト:21189 ブラウザ: 5234 本作と悪名高きマグロ食いと比べた場合、本作のゴジラは巨大生物でありながら神格化された暴威の存在であり、マグロ食いトカゲは単なるトラブルメーカーの巨大生物に過ぎません。 マグロ食いの場合、旺盛な繁殖力にものを言わせ・・・・・・というものであり、それ以上の脅威とは成り得ませんでした。 マグロ食いには品格はおろか、人類社会の犠牲者であるというイメージもあまり無いし、単なる米国万歳映画だし、自国の非難をタブーにしている米国ならではの映画に成り下がり、我らの怪獣王のような荘厳さと重厚さなど皆無でしたし、ジャン・レノ以外はダイコン役者ばかりというものであり、とてもこの怪獣王のイメージには成り得なかったし、ゲー人には本作が産まれた背景が完全に理解できないというものを象徴していました。 単なるモンスターパニック映画とした方が判りやすいし、ゲー人にはそれで良いのかも知れないし、それ故に我らの怪獣王が世界的に認められる、しかし、その制作背景とコンセプト、そして根底にある戦争と核への怒りという部分を取り払われて・・・という事になりました。それ自体がある意味、ゴジラを認めつつも否定しているように感じられたのがイヤでした。ある意味、本作海外リメイクの「怪獣王ゴジラ」の存在がマグロ食いトカゲ以上に黒歴史となった印象もあります。 また、翌年の「ゴジラの逆襲」の終了後に海外向けに制作された着ぐるみ"ジャイガンティス"(英語のギガンテス(巨人)の訛りでこの命名となった。因みに、アンギラスは"アンジラ"と呼ばれた。)は渡米したゴジラ第一号となり、これを機に40数年前からゴジラを・・・という話もあったかも知れないのですが、結局はお流れになってしまい、ジャイガンティスも歴史に埋もれて消えてしまいました。 ゲー人にとって、ゴジラが未だに単なる巨大で凶暴な生物としか見られていない事には、制作国であり、そこの国民としては悲しいし、また、「核というものの脅威と欺瞞が判っていない」と思えるので、被爆国である我が国が核兵器廃絶などの問題に取り組みたいのですが、肝心の日本国がそんな世界に誇れるような国ではないし、今の現状はシリーズの終了により、「ゴジラの攻撃対象にすらされなくなってしまった」と思うような具合になってしまいました。 ゴジラ。この自然界を追い出され、核という毒に全身を汚された戦争の犠牲者の産まれた背景を今一度、思い返さなければならないのではないかとも思います。 2006/07/01 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ラブかな (表示スキップ) 評価履歴[良い:59(63%) 普通:8(9%) 悪い:27(29%)] / プロバイダ: 36673 ホスト:36664 ブラウザ: 4483 これは、まあ、あんまりストレートに書いて、誤解を与えて申し訳ないです。 その、子供向けの路線自体が悪いと言うのではなくて、それを狙い過ぎて怪獣王の威厳を損ねている部分 もあるなと感じたからです。 私はまだ見てないのですが、昭和のゴジラでイヤミと同じポーズをとってシェーをするのがあって そうなると、もうゴジラじゃないなと思います。 で、それで一度シリーズが終ったらしく、また何度か復活したけど、その後もなかなかそんな部分が抜けないようで、個人的にはその部分はちょっと頂けないと思いました。 例えば、ミレ二アムシリーズの一作目、原点回帰を期待して観ました、途中まではとても良かったです。 でも、エイリアンが火星人の様なタコ型の宇宙人になって、その後ビオランテみたいになってがっかりしました。 確かに世相の影響なのかもしれないけど、特にこの初代ゴジラと平成版をくらべるとエキストラの雰囲気がまるで全然違うと思います。 初代ゴジラは空襲とかの経験でか、ホントに怖そうに必死で逃げています。ちゃんと演技してると思えるのですが、平成版はなんか学校の避難訓練みたいでキャーキャー逃げてるのが丸分かりで楽しそうです。 一応、確かに演技してるけど、すごく雰囲気が違う気がします。 なんかエキストラが逃げるのが、素人参加の恒例のイベントになってしましい、演技をつけるのを忘れていると思います。(これは仕方ないのかもしれないけれど) でこうは言ってるけど、私は他のゴジラ映画も嫌いではないです。 ただ、他のゴジラ映画と比べると初代ゴジラの路線もありなんじゃないかと思います。 2006/06/30 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 634 (表示スキップ) 評価履歴[良い:1670(50%) 普通:656(20%) 悪い:1009(30%)] / プロバイダ: 20686 ホスト:20585 ブラウザ: 5234 本作が登場した年は1954年、日本人にとって、戦争がまだ忘れられていない年だったし、その年に第五福竜丸事件も起きました。その為、本作は社会テーマの作品となったので、今のような子供向けの作品という訳にはならないという事情がありました。 また、本作の前に「原子怪獣現る」という作品の影響も入ってはいます。しかし、リドサウルスとゴジラの徹底的な違いは、単なるモンスターに過ぎなかったリドサウルスと、戦争と科学文明の暴走で破壊されてしまった大自然の怒りの象徴という点が大きいでしょう。 それ故に、本作の持つ意味とテーマ性が重要だったし、重い作風となるも当然といえます。しかし、後のシリーズが子供向けの怪獣映画に変更されていった背景は、時代と共に変化したものでした。 それもゴジラというキャラクターをいろいろな側面で見たり、ゴジラの特性を出していく上では重要でしたが、同じテーマばかりでは息が詰まるという会社側の意図も働いたのでしょう。 しかし、それが上手く活かせたばかりではなかったし、平成のミレニアムシリーズのように、中途半端に核の脅威を出すという作風もそれ程効果的ではなかったし、ゴジラという作品が難産の末に産まれたという原点をある意味、忘れてしまっているかも知れないし(50年以上も前の作品なので、仕方がないでしょうが)、そういった原点に立ち返るのが年々難しくなり、「GFW」で終了という形になったとも思います。 ゴジラ、この人間達の科学の暴走と、愚かな戦争行為によって生み出された大自然が使わした破壊神が復活する時は人類社会は果たして良くなっているのでしょうか。 2006/06/30 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ラブかな (表示スキップ) 評価履歴[良い:59(63%) 普通:8(9%) 悪い:27(29%)] / プロバイダ: 36253 ホスト:36306 ブラウザ: 4483 もともと子供の頃からゴジラは見たのですが、 この初代ゴジラを最初見たとき、驚きました。あの黒澤映画の常連の志村喬さんが出てくるし、ちゃんとした芝居をしてます。 (もっとも、この人結構B級映画にも、出てたのだとは思いますが) 内容は他のゴジラ作品と違って、子供向けの映画というより、立派な大人向けの映画だと思います。 怪獣映画だけど、ちゃんと反戦メッセージ取り上げながら、しかもSFの設定も盛り込まれています。 ゴジラで街が壊されるシーンや避難してる人たちの様子は、戦争が終って間も無い頃なので、実際スタッフも 演じているエキストラも戦争経験者だと思うので表情も緊迫感があります。 ゴジラのデザインは今思うとさすがにちょっとですが、セットのミニチュアはとても精巧で今見ても本物そっくりです。 他のゴジラ映画よりもシンプルではあるけど、オキシジェン・デストロイヤーはSF設定らしくかなり新鮮です。 この後のコジラ作品はどんどん劣化して、こども受けをねらってファンタジックになり、えんえんと自衛隊の捕り物を描くつまらない作品になってしまったと思います。 また日本でゴジラをやるときは、この映画を正確にリメークして欲しいです。 2006/05/08 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 雪霞 (表示スキップ) 評価履歴[良い:101(68%) 普通:29(19%) 悪い:19(13%)] / プロバイダ: 5951 ホスト:6072 ブラウザ: 3875 日本映画の金字塔だと思う。 年月を置いて繰り返し放送されれば、そのたびにやはり見てしまう。「前に見たから、もういいや」とならない。見たことのない人には、「一度は絶対に見ておくべき映画」と力説してしまう。――そんな日本映画はごくごく少ない。 子供の頃にテレビで見て、非常に衝撃を受けた。 核実験で目覚めた怪獣ゴジラ。何を考えているのかの説明は一切なく、日本にやってきて破壊の限りを尽くす。理由もわからずに襲われることの恐怖。そこに、先日亡くなった伊福部昭氏の音楽がかぶさる。 片目の博士が、ゴジラを倒すという目前の危機対応と、自分の発明が世間に知れて戦争や悪事に利用されるという長期的な人類への脅威の板ばさみとなって苦悩するところに、子供ながら共感した。そしてあの結末。 小学生には難しいオキシジェン・デストロイヤーなる単語も一度で覚え、中学に入って英語を習って、「おお、そういう意味だったのか」と、古い知識が新しい知識で補強され展開するという知的な楽しさを覚えた。 これ以後何作かゴジラ映画を見たが、いずれもお子様向けのバトル映画の色彩が濃く、この初代ゴジラほどのメッセージ性を持つ、大人の鑑賞に堪える映画はなかったように思う。 [推薦数:1] 2006/04/29 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 十傑集 (表示スキップ) 評価履歴[良い:1260(50%) 普通:631(25%) 悪い:631(25%)] / プロバイダ: 11009 ホスト:11078 ブラウザ: 5234 今更、言うまでもない傑作。 実際に観てみれば日本最初の特撮映画として単純に神格化された類では無いのが分ります。 同年にアメリカで「原子怪獣現る」という類似作品が製作されているが 実際に核攻撃を受けて、その記憶も生々しい側と攻撃を仕掛けた側の差をモロに感じてしまう。 核兵器という手に余る代物に手を出すことで、いずれは我が身を滅ぼすのではないかと言う人の業。 ゴジラに蹂躙された後の生々しい被災地、東京の有様にそれを感じてしまいます。 そして超兵器オキジェンデストロイヤーによりゴジラは抹殺されてしまいますが 開発者たる芹沢博士の苦悩と自殺により、これがご都合主義に全くなっていない。 原爆が生み出したゴジラすら倒す、この超兵器に目をつけた人々のエゴイズムが いずれは世界中の海すら死の世界に変えてしまうのではないかという危機感は至極全うなものです。 評価は勿論、「最高」で。 2006/04/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 夢野久太郎 (表示スキップ) 評価履歴[良い:16(70%) 普通:4(17%) 悪い:3(13%)] / プロバイダ: 29700 ホスト:29758 ブラウザ: 4184 ゴジラの初代作品。現代っ子が見るとこの当時のゴジラに違和感を覚えるが、 自分は、今のゴジラの方がよっぽど違和感を覚える。そう思っておられるファン の方も少なくないだろう。暗漂う、天才科学者・芹沢博士の設定、日本政府のゴ ジラに対する激しい攻撃にも係わらず、東京壊滅。ゴジラの恐ろしさと、水槽に 芹沢博士の開発した破壊兵器、オキシジェン・デストロイヤーを入れると、魚が 骨となり、砕けていく様は、必見。演技が棒読みの感があったがこの、恐ろしい 悪魔ゴジラともう一つの悪魔オキシジェン・デストロイヤーの最後はすばらしい。 ぜひ、最後は自分の目で見て欲しい。 しかし、平成の「ゴジラ×デストロイヤー」を参考にしないで欲しい。あれは、 本家を知っている人間に言わせればオキシジェン・デストロイヤーではない。 2006/03/17 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 634 (表示スキップ) 評価履歴[良い:1670(50%) 普通:656(20%) 悪い:1009(30%)] / プロバイダ: 20897 ホスト:20808 ブラウザ: 5234 ゴジラのデザインで一番人気があるのはこの初代と、キンゴジ、モスゴジといったいずれも初期シリーズのゴジラです。 圧倒的な迫力と怖さを持つ初代と、次第に人間社会に溶け込む(?)形となり、メジャーヒーロー化していく事を象徴するようなキンゴジ、悪役面と、劇中の悪役っ振りにスマートな体型が魅力のモスゴジが上位人気ゴジラで、その迫力と個性とデザインでは、最近作のゴジラでは勝てないカリスマとパワーがみなぎっているかのようにも見えます。 第一作は重いテーマと、核という人類最強最悪の兵器から生まれてたゴジラと、その生まれた背景にある戦争という影が大きくのしかかっています。こういったテーマと重厚感がゴジラという作品の魅力と面白さ、そして深いストーリーにマッチした形でした。それ故に、この初代のデザインは他のシリーズのゴジラを寄せ付けないようなものがあります。 キンゴジの方は戦争という影が薄れ、逆に平和な社会で満たされない乾きをTVという娯楽の世界に求め、そんなTV社会を象徴し、その宣伝に使われるという意味でのゴジラの存在がいろいろなオマージュを醸し出しています。 核が生んだ戦争と破壊、そして恐怖の象徴であるゴジラと、そのゴジラを見たかったり、宣伝に使ったりという人間社会のブラックユーモアがキンゴジに表れているようです。 モスゴジは、モスラの英語表記のMOTHRAを"母"のMATHERに似た語源と、母モスラが倒れ、子モスラが立ち向かうという意味に、そんな子供達の夢を壊そうとする大人の横暴という意味での存在のゴジラです。そういう意味での悪役性のインパクトが高く、本作以降の悪役ゴジラではそういったイメージに匹敵するものはやや薄かったといえます。 こういう意味で、時代を映し出しているのはゴジラのシリーズ毎のスーツの改善に現れているのも注目出来るし、面白いといえるでしょう。 2006/03/16 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by パタパタ (表示スキップ) 評価履歴[良い:409(58%) 普通:211(30%) 悪い:87(12%)] / プロバイダ: 3491 ホスト:3393 ブラウザ: 5237 日本が世界に誇る名作の記念すべき、第一作映画ですね。まさにゴジラの原点と言えるんじゃないでしょうか。 でも実は、私が観たのは結構最近だったりします。 流石にリアルタイムでは観ていませんし、私の子供の頃って、怪獣物やヒーロー物の大百科事典がたくさん出ていましたから、その手の本を読み漁っていた私も、当然この作品の事は知っていましたし、あらすじや登場人物まで知っていたので、なんとなく観た気分になっていましたけど・・・ それだけに、最初に見たときは、ゴジラのイメージにちょっと違和感がありましたね。 私は、ゴジラにあまり思い入れがあるわけじゃないですし、劇場に足を運んだ事もないですけど、子供の頃はよくテレビで観ていました。 私の子供の頃のゴジラのイメージは、悪い怪獣を倒してくれる人類の味方、というか子供の味方だったんですよね。 3代目か、4代目のゴジラになると思うんですけど・・・ しかし、そんな物は些細な問題、充分に見応えのある映画だと思います。 怪獣映画というだけではなく、反戦反核ドラマでもあり、人間ドラマでもある側面がありますね。いやむしろ、ゴジラという怪獣は、重厚な人間ドラマを描くための要素の一つのようでもあり、実は、人間ドラマの側面の方が強いんじゃないかと思いますね。 そういう意味では、怪獣映画に興味がないという方でも楽しんでみる事ができる映画だと思います。 それにしても、宝田明さんも、菅井きんさんも若いですね、驚くほどに。(笑) 白黒なのも趣があってまたよし、ですね。白黒のゴジラは迫力が満点で怖いです。やっぱり、陰影が強調されますし、クリアに見えない所が、かえって観る方の想像力をかきたてるからでしょうかね。 でも、身長50メートルには見えなかったですね。他の鉄塔やら、ビルやらと比べてみると、明らかに20メートルから30メートルにおさまる位のスケールに見えるんですけど・・・ まあそれでも東京が火の海になっているのを背景にゴジラが威風堂々たたずんでいる描写は迫力がありました。さすが円谷さんですね。 しかし、ゴジラが東京に来襲したのは知っていましたけど、映画で初めてその詳しいルートを知りましたね。 京浜地帯は芝浦から上陸して、北上し上野から浅草を抜けて再び海へ・・・なんか江戸時代にあった目黒行人坂の大火のルートみたい。(笑) ゴジラを作るにあたって、参考にしたりしたんでしょうか? それにしても、ゴジラって本当に私の家のすぐ近所まで来てたんですねえ、襲われなくて良かった・・・と、ちょっと感慨にふけっちゃいました。 いつも見慣れている銀座の建物が壊されたりして、東京湾付近に住んでいる人は、より一層迫力を味わえるんじゃないでしょうか。 まあ真面目にストーリーの方にも触れますと、かなり考えさせられる映画ですね。 目先の利益を求めて、刹那的な進歩に走っている文明社会、国と国が対立して軍拡競争のはてに核実験を繰り返す大国、身勝手な理由で、他の地球上の生物達を次々と絶滅させ、住処を奪っていく人間達。それは今も変わらず、つい最近も、住処をなくし住宅街に出没したイノシシを銃殺したりしたニュースもありました。本当に、人間はどこに行くんでしょうねえ・・・ そんな人間の醜さがゴジラを生み出してしまったという本当に実に人類への皮肉に満ちたストーリーです。 「あのゴジラが最後の一匹とは思えない」でしたっけね。あのセリフも人類の文明社会への警鐘をとってもよく表現していました。 でも決してそれだけではないんですよね。この映画におけるヒーローである芹沢博士(どう考えても宝田明じゃないですよね、この映画のヒーロー)の信念というか生き方というか、それが人類への希望を表しているような気がします。 最初はかたくなに自分の研究成果が軍事に転用されることを拒み、ゴジラが東京を破壊し多くの死傷者が出ても我関せずを貫いていた芹沢博士。 ギリギリまで平和を希求する姿勢は意固地ではあるが立派でもあると思います。でも決断遅すぎ・・・手遅れのような気がひしひしとするんですけど、でもまああんまり早く決断しちゃうとゴジラの活躍がなくなっちゃいますしね。(笑) 多少遅すぎたきらいはありますが、かけがいのないもの、大切な物を守るためにゴジラと戦う決意をする芹沢博士。 やっぱり戦う勇気を持つ事は必要ですよね。平和ボケして戦う勇気のなくなってしまった今の日本人全員に見習わせたいですね。 しかし、自分の研究成果であるオキシジェンデストロイヤーを軍事利用されることを忌避し、設計図や理論と共に、自分自身の身も処す覚悟をきめ、ゴジラと刺し違える芹沢博士。 男ですね、芹沢博士は。まさしく理想のヒーロー。 安易に戦争を選択せずにギリギリまで平和に対する努力をし、どうしようもなくなった時には、大切な物を守るために立ち上がって戦う勇気を持ち、しかし安全な場所から一方的に敵を虐殺するのを潔しとせずに、敵を殺す覚悟を持つと共に自分も死ぬ、あるいは殺される覚悟を持つ。 つまり文字通り、命を懸けて戦う勇気というものを芹沢博士は実践していますね。まさにサムライというべきではないでしょうか。 この映画はそういう事も教えてくれていると思いますね。決して単純な反戦反核プロバガンタ映画ではありません。 今観ても全く色あせていない映画ですね。まさに時代を超えて語り継がれる名作でしょう。 2006/02/22 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 634 (表示スキップ) 評価履歴[良い:1670(50%) 普通:656(20%) 悪い:1009(30%)] / プロバイダ: 21108 ホスト:21136 ブラウザ: 5234 グジラという社員から付けられたゴジラという名前、はたして通称グジラとはどんな人物だったのか? これは資料なんかでもあまり紹介されていない気になる所かもしれません。 本作があまりにも偉大すぎ、それ以降の作品がどうしても本作より軽く見られてしまうのは当然とはいえ、残念だと言えます。 しかし、ゴジラは「反戦反核映画」というジャンルだと思うし、そうでない映画の方が多いとはいえ、この第一作のインパクトとテーマを超えるものがないのも事実だし、後のシリーズ化という面では、そうしないとゴジラに注目する人々を集められなかった(私もそのクチ)し、非常に難しい制作側の苦悩が判るような気もします。 本作以上のゴジラ映画があるとは思いませんが、本作から始まった苦悩と構成、宣伝などいろいろと考えさせ、時代にあった部分を探し出していったのもゴジラならではの特徴だといえるでしょう。 時代に翻弄され、また、時代を映し出していく、それも又ゴジラの特徴であり、魅力だといえるのかも知れません。 2006/02/22 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ギャンブルの王様 (表示スキップ) 評価履歴[良い:13(42%) 普通:7(23%) 悪い:11(35%)] / プロバイダ: 26073 ホスト:25974 ブラウザ: 5234 怪獣映画という括りを超越した作品だが、ゴリラとクジラを合成して「ゴジラ」って流石に安易過ぎると思うな。 真相は東宝の社員のアダ名からそのように名づけられたらしいが一体どんな野郎だったんだ。 まあそれはさておき円谷特撮も伊福部音楽もこれの所為で以後の方向性が総て決定付けられてしまったのは朽ち惜しいが 中島春雄の熱演に免じて悪評だけはかろうじて免れた。 2006/02/21 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 634 (表示スキップ) 評価履歴[良い:1670(50%) 普通:656(20%) 悪い:1009(30%)] / プロバイダ: 20475 ホスト:20531 ブラウザ: 5234 ゴジラシリーズで反戦思想が出ている作品はこの第一作の他には「VSキングギドラ」「GMK」「GFW」と意外に少なかったと思います。 これは本作の印象があまりに強烈すぎる故に、どうしても他の作品程は本作程に創れないという理由もあるのでしょう。 唯一の被爆国である日本でなければ本作は生まれなかったのだし、この第一作のゴジラの咆吼は後のシリーズのようなコミカルさや、動物の鳴き声というよりは、戦争や核によって運命をねじ曲げられ、狂わされた声なき者達の怒りと悲しみの叫びというイメージがあります。 鳴き声がコントラバスなのは有名ですが、そのコントラバスの大きさと重量感がゴジラの巨大さと迫力という点を出すのに成功した陰の功労者といえます。 本来はライオンかクマの咆吼というのを鳴き声にしようとしたのですが、楽器を怪獣の鳴き声に使用するという第一作ならではのアイデアと工夫、そして難行具合が伺えると思います。 ゴジラの魅力はこうした人類社会と戦争、そして核に対しての怒りが根底にあるのであり、また、それでなければ本作はここまで魅力的にはならなかったといえるでしょう。 有り得ない存在であるとはいえ、ゴジラの魅力は戦争という人類が起こす最大の愚行から生まれ、未だに戦争を止める努力をしようとはしない人類社会への鋭い批判が込められているのです。 今はもう制作できなくても、奢れる人類の傲慢を打ち砕く怪獣王の復活は多くの人が望んでいると思います。 2006/02/15 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 634 (表示スキップ) 評価履歴[良い:1670(50%) 普通:656(20%) 悪い:1009(30%)] / プロバイダ: 20686 ホスト:20658 ブラウザ: 5234 ゴジラの魅力は人間社会の負の部分と、戦争という影から逃れる事が出来ない日本人の姿を映していると言えます。 核という最悪極まりない物騒なものを創り出し、自然を壊し、人体も容赦なく傷つけていく戦争というものの恐怖と、それから生じる惨禍は白黒の大劇場で見るとかなり引き立ったでしょう。 ゴジラの肌は原爆の熱で焼かれたケロイドを思わせるものだし、頭部は正面から見ると原爆のキノコ雲を彷彿とさせるようにデザインされています。 ステゴサウルスをモチーフにした背ビレは、あれは突起ではなく、熱風によって露出した骨だという解釈になっています。 ゴジラのそんな恐怖と、巨体を通じて訴えられる戦争と人類への怒りは本作だから引き立つのであり、日本が戦争を体験し、戦争を起こさなかったりするならばゴジラは産まれなかったと思えるし、それ故に戦争を起こし、人々の生活と生態系のバランスを狂わせなければ放射能を吐く大怪獣が暴れ回る事はなかったともいえます。 今でも世界の各地で放射能と核による問題点が提示されていますが、赤ん坊にナイフを渡すようなといっても良い状況が続いていない訳ではありません。それは被爆国である我が国にも突きつけられている課題だと言って良いでしょう。 核兵器とは生命を根絶やしにし、環境を破壊し、死の世界しか生まない最悪の存在です。 これは核兵器だけではなく、BC兵器や、放射能を扱ったもの全てに言えることだし、その安全性や、その為に払った犠牲の事など伝えられない事があまりにも多いのです。 広島と長崎の原爆の他にも、ネバダやビキニ環礁の核実験の惨禍、チェルノブイリやスリーマイルの原発事故など、核の恐怖は世界の何処に行っても見つからない場所は無いかも知れない程広まっていると言えるでしょう。そして、そんな恐怖について、あまりにもボカされすぎている感もあります。 今でも国の状況や、連日入るニュース、そして戦争という最悪の人類行事を行おうとしているのを見ると「こんな国なんてゴジラにぶち壊されればいい!!」と思ってしまいます。 ゴジラは凶暴で暴悪な怪獣よりも、抑圧された者達の姿だから一層そう思えるのです。 ゴジラはテロリストではないし、人類社会の犠牲者であるのには違いないのだし、今でも世界の至る所でゴジラを生み出しかねない愚行を人類は重ねています。 その恐ろしげな咆吼も単に威圧するだけではなく、人類への怒りとやりきれなさの悲しみも混じり合っているように聞こえます。 そんな人類社会は本当にゴジラによってぶち壊されないと変わらないのかも知れません。 追伸 2月9日に往生され、本作を初め、多くの日本の映画音楽に絶大なる貢献をされた偉大なる大作曲家の伊福部昭先生に改めて合掌。 2006/02/14 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by TOMI(S) (表示スキップ) 評価履歴[良い:56(63%) 普通:10(11%) 悪い:23(26%)] / プロバイダ: 55221 ホスト:55106 ブラウザ: 5234 日本が生み出した最高最大のヒーロー。 ここから伝説は始まったのです。 水爆実験によって蘇ったというその当時にしては生々しすぎる設定も素晴らしい。 以後ゴジラは50年にわたって続いていきます。 それだけ続いたというのはやはり人気の高さゆえでしょう。 最終作は正直残念なものでしたが、これからもゴジラはいろんな人に好かれていくことだと思います。 [推薦数:1] 2006/01/08 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 634 (表示スキップ) 評価履歴[良い:1670(50%) 普通:656(20%) 悪い:1009(30%)] / プロバイダ: 13217 ホスト:13053 ブラウザ: 5234 世界最高の怪獣映画であり、日本映画であるというのはやはり本作だから言える事だと思う。 何故本作とゴジラにここまで惹かれるのかと言われれば、ゴジラが敗戦国日本が産み出した最大のヒーローだし、時代というものを映し出す意味では本作が一番だといえるからだろう。 本作は戦争終結から僅か9年後に制作されたが、それは日本が未だに戦争の傷跡から逃れる事が出来ず、戦争というものが平和な国である日本に今でものしかかっている紛れもない現実を思えば、本作の大きさと制作意義をうかがい知る事が出来る。 公開当時の年は日本にとって多事多難な年だった。ビキニ環礁の核実験によって第五福竜丸が被爆し、乗組員の久保山愛吉さんが死亡し、マグロが放射能を受けたからという理由で売れなくなり、広島と長崎の悪夢が再び蘇った時でもあり、更に、日本交通史上最大の事故である洞爺丸台風が起こり、青函連絡船洞爺丸を含む5隻の連絡船が沈没し、1155名もの乗船者達をはじめとする命が奪われた時だった。 そんな中で公開された本作は、日本が繁栄や復興を優先しすぎるあまり、忘れてはいけない戦争という記憶と、原爆という忌むべき最悪の兵器を思い起こさせるものであり、平和な時代に対する警鐘とアンチテーゼという意味でゴジラが産まれたのだった。 もともと本作は、田中友幸プロデューサーが制作するはずだった映画が立ち消えとなり、何か良い作品は造れないものかと円谷英二特技監督と、本多猪四郎監督との相談で難産の末、産まれたものであった。 本作の元ネタにハリー・ハウゼンの「原子怪獣現る」のリドサウルスがあったのは否めなかったものの、リドサウルスは単なる原爆で蘇った太古の生物で終わったのに対し、本作のゴジラは核という人類が産み出した最悪兵器で眠りを妨げられ、静かな生態系のバランスを破壊した人類に対する大自然の怒りの化身であり、人類社会を席巻する破壊神となったのである。 ゴジラのその姿は原爆で焼けただれた人間の姿なのだし、吐く放射能は自然の嘆きであり、怒りなのである。戦争というものが無ければ、核で自然を破壊しなければゴジラが産まれる事はなかったというのは映画だけでなく、実際にもありそうだし、忌まわしい原爆が落とされ、広島や長崎が焼き尽くされなければ本当にゴジラは産まれなかったのかも知れないし、今程続く人気も出なかっただろうと言える。 そんなゴジラは戦争という人間が起こす最大の愚行で産まれた犠牲者であり、被害者なのだ。それ故に忌み嫌われ、恐れられるゴジラの姿は破壊された自然界の叫びなのであり、奢れる人類への対極に位置し、そして失われた自然を再生することが出来ない汚された自然の姿なのだ。 ゴジラが危険という理由で攻撃する人類と、攻撃されるゴジラの姿に、自然を破壊し、動物達を追い詰めてゆく愚かな人間達の行為と、人類に追い立てられ、絶滅していく動物達の姿がオーバーラップして見えた。そんな不幸な動物達の姿がゴジラに重なり、人間という動物の身勝手さに腹を立てたのだった。 飛躍するし、危険な考えだけど劇中での芹沢博士もオキシジェンデストロイヤーをゴジラではなく、人類に使わなければ世界は変わらない等と思ったのかも知れない。それだけ、人類の愚かさと、原水爆とそれを産み出した戦争への怒りを表した映画なのが本作なのである。 2005/11/07 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by au-ri (表示スキップ) 評価履歴[良い:82(73%) 普通:7(6%) 悪い:24(21%)] / プロバイダ: 2891 ホスト:2867 ブラウザ: 5234 ゴジラ映画の第1作にして最高傑作。これ以降の子供向けのものとは完全に一線を画す作品。この作品のゴジラは非常に恐ろしい。歩く場所には放射能を撒き散らす、白熱光を人間に浴びせて殺害、などなど、他のシリーズのゴジラや他作品の怪獣なんて、この初代ゴジラの持つ恐怖と存在感の前では存在自体を忘れてしまいそうです。 ゴジラが単なる「人間に害をなす存在」とは描かないところ、そして倒した後も「敵を倒しました、めでたしめでたし」という最近の映画にありがちな安直な終わり方をしないのも、この作品のプラス要素。登場人物も、一癖も二癖もある人間ばかり。特撮映画のみならず日本映画の傑作です。これ以降の作品は、確かに映像は綺麗になったし特撮技術も進歩してるにはしてるんですけど、この作品ほどのインパクトは無いですね。これも続編とかシリーズ化とかしない方が良かったのでは? もっと読む「ゴジラシリーズの記念すべき第1作。水爆実験で長い眠りからめざめたゴジラが東京を襲う。オキシジェン・デ...」 by のんた 次のページを読む この評価板に投稿する 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