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日本映画評価: 147位 <= 148位(935作品中/偏差値52.42) =>149位

二百三高地 (日本映画)

読み仮名: にひゃくさんこうち
総合情報評価
(評価投稿)
懇談室画像/壁紙商品
(DVD)
直近発売のDVD: 2007/06/01 ():二百三高地
DVD(2件)
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3387
二百三高地

参考:\4,725
2003/12/21
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1.涙!涙!涙!
35070
二百三高地

参考:\3,150
2007/06/01
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1.日本版「戦争と平和」
11064
ビデオ:二百三高地
参考:\5,040
1997/08/08
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1.確かに秀作ですよ。
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:二百三高地 (1980年)
参考:\924
1980/08
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:血風二百三高地 (1980年)
参考:\2
1980/08
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752
CD:さだまさし ベストデビュー30周年記念リマスター盤

参考:\2,600
2003/01/22
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1.ライブ感がたまらなく良い
製作:東映(東京撮影所)

185分
企画 :寺田清: 天尾完次: 太田浩児: 瀬戸恒雄
企画協力 : 瀬島龍三: 原四郎: 千早正隆
監督 : 舛田利雄
助監督: 馬場昭格
脚本 :笠原和夫
撮影 : 飯村雅彦
特殊撮影:中野昭慶
音楽監督・指揮 :山本直純
主題歌 「防人のうた」
歌: さだまさし
美術 : 北川弘
録音 : 宗方弘好
照明 : 梅谷茂
編集 :西東清明
ナレーター : 内藤武敏
進行主任 : 馬場昭格
スチール : 加藤光男

乃木希典 : 仲代達矢
小賀武志 :あおい輝彦
木下九市 : 新沼謙治
梅谷喜久松 : 湯原昌幸
牛若寅太郎 : 佐藤允
乃木保典 : 永島敏行
米川乙吉 :長谷川明男
伊地知幸介: 稲葉義男
相野田是三 : 新克利
久司大尉: 矢吹二朗
白井二郎 : 船戸順
大迫尚敏 : 浜田寅彦
大島久直 : 近藤宏
友安治延 :伊沢一郎
松村務本 : 玉川伊佐男
中村覚 : 名和宏
土屋光春 : 横森久
竹下少佐 : 武藤章生
大庭二郎 : 浜田晃
金平又八 : 三南道郎
寺島大尉 : 北村晃一
津野田是重 : 木村四郎
奈良少佐: 中田博久
軍曹 :南廣
ガレ場の日本兵 : 河原崎次郎
志水実 : 市川好朗
一戸兵衛 :山田光一
仁杉万吉 : 磯村健治
豊島陽蔵 : 相馬剛三
七海周六 : 高月忠
山岡熊治 : 亀山達也
原口浅太郎 : 清水照夫
兼松習吉 : 桐原信介
渡辺大佐: 原田力
落合泰蔵 : 久地明
村井軍曹 : 秋山敏
喜多庄助 : 金子吉延
伊藤博文 : 森繁久彌
金子堅太郎 : 天知茂
山県有朋 : 神山繁
長岡外史 : 平田昭彦
上泉徳弥 : 若林豪
大山巌 : 野口元夫
鋳方徳蔵 :土山登士幸
小村寿太郎: 川合伸旺
桂太郎 :久遠利三
松方正義 : 須藤健
寺内正毅 :吉原正皓
卯吉 :愛川欽也
松尾佐知 : 夏目雅子
乃木静子 : 野際陽子
赤丸巡査 : 桑山正一
木下モト :赤木春恵
神鞭知常 : 原田清人
木下トミ : 北林早苗
木下喜作 : 土方弘
料亭の女将 :小畠絹子
金沢の小学校長 : 河合絃司
若い衆 : 須賀良
児玉源太郎 : 丹波哲郎
福島安正 : 石橋雅史
沖禎介 : 村井国夫
横川省三 : 早川純一
松川敏胤 : 尾型伸之介
井口省吾 : 青木義朗
明治天皇 : 三船敏郎
昭憲皇后 : 松尾嘉代
公開開始日:1980/08/02(日本)
最終変更日:2006/09/30 19:50:07 / 最終変更者:634 / 提案者:634 (更新履歴)
評価統計(1日1回定時に更新)
 評価平均日本映画評価順位偏差値評価ポイント最高の中の最高
日本最高(3.00)148位52.426.00 

利用状況

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日本1,82922
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最近8日間の閲覧数
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1. 2008/03/09 最高! by au-ri [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:80(72%) 普通:7(6%) 悪い:24(22%) 推薦人:3 推薦評価:3] / プロバイダー: 1559 ホスト:1491 ブラウザー: 5234
VHSだと2本組になるという長編作品。しかし、最期のスタッフロールが終了するまで視聴する価値のある作品だと思います。当時の軍上層部、現場指揮官は勿論の事、名も無き一般将兵、果ては祖国日本にいる国民の視点までをしっかりと丁寧に描いてあり、とても好感が持てました。ロシア側の描写も、偏見は無かったように思われます。

印象に残っている場面は、激しい戦闘が一段落した後の戦場で、ロシア正教の司教がロシア側戦死者のために祈りを捧げ、一方ではお坊さんが日本側戦死者の為に読経している。そしてその傍らでは、交戦中にも関わらず、双方の兵士達がお酒などを交換しあって「ありがとう」なんて挨拶まで交わしている所です。さりげない場面ですし、また戦闘シーンの迫力及び衝撃と比べると浮いているかも知れないですが、この場面の方がある意味、戦争の惨さを物語っているように感じました。戦争さえなければ、戦場で出会ってさえいなければ、きっと良い友人になれた人たちが、生き残った人たち、そして戦死してしまった人たちの中にも、大勢居ただろうに…。と、図らずも涙腺が緩んだものです。

もう一つ特に、これは、やり切れない感情を抱いた場面ですが、戦地で戦死者数が膨大で且つ戦局劣勢だった時は司令官・乃木大将の家へ「非国民」だの何だのと罵声のみならず石まで投げつけていたのに、いざ勝ったとなると、「乃木大将バンザーイ!」の喝采に180度方向転換した一般国民。もちろん極端な一部の人たちだとは信じたいですが、前者の場面でも後者の場面でも、呆然としているというよりも達観してしまっているかのように見える乃木夫人の姿・表情が余りにも哀しかった。

でもこういう、他人の心情や境遇を慮れない、想像力のないヒステリックな人間って、いつの時代にも、当然今でも、どこにでも居ます。後年の三国同盟締結問題から大東亜戦争勃発、敗戦に至るまでにも、上記場面と酷似した話が多く残されています。

評価は『最高』です。本作の価値、公開当時より増していると確信しております。

乃木大将、児玉源太郎両者のキャスティングは大御所のお二人。ハマリ役です。

「防人の歌」は本作にピッタリの歌詞でした。
2. 2006/09/30 最高! by 634 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:1380(50%) 普通:541(20%) 悪い:851(31%) 推薦人:51 推薦評価:165] / プロバイダー: 20897 ホスト:20836 ブラウザー: 5234
日本の戦争映画の中では文句なくトップクラスに入りそうな作品。
日本海海戦や、旅順攻略の方に目が行きがちなのだけど、本作は日露戦争最大の犠牲を払った203高地を題材にしている事が何よりインパクト絶大。

日露戦争というと勝ち戦というイメージが付くので、どうしても太平洋戦争ネタのような暗い作風とは無縁の話が多い。しかし、この作品はそんな日露戦争の負の部分と、それに伴った犠牲というのを描いているので、その意味では本作は戦勝映画なのだけど、反戦映画という部分に触れている事では日本でたった一つの作品なのかも知れない。

二百三高地は露軍によって網の目状に配備され、中を弾丸や砲弾を通さないコンクリートでブロックし、さらに日本の城郭よろしく侵入者排除トラップの塊だったので、ここを攻め落とすのにはまともにやっても犠牲が出るだけなので、乃木希典が何度も大本営に打診しても、大本営は・・・という部分に非情な作戦を指揮し、ついには決断しなければならないという乃木を仲代達也が好演し、指揮官としての能力は決して高いとは言えなかった、しかし、大本営にキチンと戦争と、それに伴う犠牲というものを報告してきた乃木のジレンマとギャップを描いているのは、戦争というものの非情さと前線で死んでいくのは兵士というものの惨さのギャップを表している。

最近の調査では占領前の乃木のロシア艦隊への砲撃がかなりの効果を上げていたらしいのに、海軍側からは良い返答がなかったのだし、太平洋戦争時に於ける日本陸海軍の対立の発芽がこの時点でも既に見られていた事からも、戦争というものの非情さと、それを行う者達の苦悩、更にそんな指導者達の命令一つで命を落としていく人々という部分が戦争の非情さを表しており、本作は戦勝した時を題材にした作品であるにも関わらず、太平洋戦争作品のような悲しさと虚しさ、切なさが募る作品である。

さだまさしの歌と共にどんどん突撃し、死んでいく兵士達は太平洋戦争の万歳突撃や玉砕の先駆けのようにも映ってしまうし、そういった兵士達が故郷に帰れず、家族や恋人の許に・・・・・・というやるせなさが募るし、彼等の犠牲の元に日本は大国ロシアに打ち勝ったのに、全然勝った気がしない。それどころか、彼等の犠牲は一体何だったのだろうかという条約が結ばれてしまったり、その犠牲を教訓とせずに第一次世界大戦が起き、更に第二次世界大戦で日本が・・・・・・という部分を描いている。

本作は「プライベートライアン」のそれにも通じるのかも知れないのだけど、それでも「大日本帝国万歳!!」という部分が空しい響きに聞こえるのは、本作が地獄の戦場を描いた事と、プライベートライアンにしても「ブラックホーク・ダウン」にしても、最後は戦勝国万歳的に描いている。それに比べると本作の場合はそういった要素が極力廃されているし、これが敗戦国日本故の作風といえば良いだろう。

日本の戦争映画で、日露戦争作品はあるのだけど、本作は戦勝作品であるにも関わらず、勝った気にさせない。そして、そういう風にしなければならなかったという点で、大いに評価されて然るべき作品だと言えるであろう。
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