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| 注意: これはゲーム版。その他メディアのページ: アニメ:プリンセス・ミネルバ / 文学:プリンセス・ミネルバ |
| ゲーム総合点=平均点x評価数 | 3,854位/4,566作品中(総合-1/偏差値47.00) | 3,853位<= =>3,855位 |
| 1992年ゲーム総合点 | 122位/141作品中 | 121位<= =>123位 |
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評価統計
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| 制作:リバーヒルソフト ビック東海 機種:PC-88 PC-98 PCエンジンCD スーパーファミコン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 発売日:1992 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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利用状況
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| 最終変更日:2007/09/28 / 最終変更者:634 / 提案者:634 (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2011/04/24 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by HUNGRY SPIDER (表示スキップ) 評価履歴[良い:267(37%) 普通:158(22%) 悪い:298(41%)] / プロバイダ: 2268 ホスト:2041 ブラウザ: 11161 (*今回はですます調で書いた方がしっくり来るので、そうさせていただきます) 私はSFC版のみプレイしたので、そちらの感想とさせていただきます。なお、「プリンセス・ミネルバ」という名の小説・漫画・OVAには目を通しておりません(機会があれば通そうかと思います)。さて、このゲーム… 本作はバカゲーメーカーとして名高いビック東海の作品。更に、元ネタはPCエンジンなど他ハード(つまりは移植版)で、もっと言えば上述の通り盛んなメディアミックスが行われている…つまりはキャラゲー。このように、プレイする前から不安要素がざくざく見つかるプリンセス・ミネルバ…正直、どれほど酷いゲームなのか、期待と不安に胸を高鳴らせてプレイを始めました。 蓋を開けてみてまずわかったのは、SFCRPGでもトップクラスの女性比率。なんてったって、敵は推定9割、パーティキャラは10割が女の子なんですからね(この数字に匹敵するSFCRPGなんてラブクエストくらいしか思い当りませんよ)。しかも、タイトルやOPイベントを見る限り、なんだかとっても軽そう…ということは、これはバカゲーかも知れないし、クソゲーかも知れない。どうなることやら。 そして、なんやかんやで21時間という、けっこう標準的な時間をかけエンディングに辿り着きましたが… 【おや、マトモだぞ?】 改めて振り返ると、このゲーム…少なくともSFC版に限って言えば、クソゲーではないと思います。というのも、システム面が意外なほど整備されているからです。 まず、本作のパーティキャラは全部で9人。途中、離脱する子もいますが、基本は9人です。最初のうちは顔と名前を覚えるのに苦労しますが、まぁ慣れてくれば大丈夫でしょう。それはともかく、本作はその9人を3人ずつ、3つのグループに分けるんです。前から順に、「前衛」「中衛」「後衛」。もちろん、誰をどこに配置するかは自由。 そして、エンカウントすると、戦闘するグループがその中からランダムに選ばれます。といっても、完全にバラバラというわけではなく、前に行くほど選ばれる確率が高くなります(「5:3:2」と思えばいいでしょう)。 そのため、前衛の戦力が高いに越したことはないんですが、かといって前と後ろの実力差がありすぎるのも考えモノ。後ろの方だっていつ引っ張り出されるかわからないんですから、できるだけ全キャラのレベルが均等になるように育てることが重要です。もっと言えば、前衛ほどレベルの低いキャラを配置した方がいい。 …ちょっと矛盾してるようですが、実はそうでもないんです。その理由は経験値にあります。本作に於ける経験値の演算は特殊で、レベルが上がるにつれて同じ敵から貰える量が減っていき、一定のレベルになると1に固定されてしまいます。しかも、それがキャラ一人ひとりのレベルに呼応しているのだから、育っていないキャラほど多くの経験値が貰えます。つまり、均等なレベルが実現しやすくなっているんです。そのためにも、成長力のある(レベルの低い)キャラに多くの場数を踏ませることが、結果としてバランスをとるのに一番いいんです。 更に言えば、本作はレベルアップが速いので、いきおい編成の変更も頻繁になりますが…そのキャラたちも、実に個性豊かな面々が揃っています。 本作のキャラには「資質」というパラメータがあります。これは「剣士50%、格闘家30%…」といった形でゲージによって示され、獲得した経験値は、そのパーセンテージに応じて配分されます。そして、各資質に割り振られた経験値が100貯まる毎にレベルが1上がる、といった寸法。そのため、レベルアップのペースが時によってまちまちで、多少レベルが上がりすぎていても、ゲージ次第では粘ることがいい場合もあるんです。そしてこの資質は当然キャラによって異なる、即ちそれぞれが得意分野を持っているので、編成の際には、回復役や攻撃役などを効果的に配置することが鍵。 もうひとつ言いますと、本作の装備品は資質によって身につけられるか否かが決定されます。もちろん、資質まで細かく覚えるのは大変ですが、逆に大変だからこそ、いざ試してみると、意外なキャラが意外なもので意外なステータスアップを果たす、なんてことがザラに起こるんです(そのため装備品を無暗に売るのは禁物)。その装備品自体も、RPGによくある互換性が低く、例えば攻撃力が上がるかわり素早さが下がるなど、メリット・デメリット双方を考えさせます。なお、その際のメニューはとっても快適で、お店の「試す」というコマンドにより、装備可能なキャラと能力の変動が一目でわかるようになっています。 このように、本作はレベルアップの速さによって慢性を排除し(というよりキャラが多いのだからレベルアップの機会も増えるわけですが、それでもあのサインを聞くのは気持ちがいい)、その上で、キャラの性質やレベル、更には装備の割り振りを考えさせる、つまり「編成の楽しさ」を強調しているわけです。これを考えるのは、思った以上に面白い。満足がいくまで育て上げ、どんな不意打ちがあっても怖くないバランスが実現したときの快感はなかなかのものです。 そんな彼女たちの戦闘も、3人同時に突撃して大ダメージを与える一斉攻撃コマンドや、前ターンの行動を繰り返すリピート機能があって便利ですし、特殊攻撃も、お馴染の魔法のみならず、剣技や体術といった種類に分かれており、それに呼応して消費ポイントがHP含め4種類もある。一人当たり覚える技も非常に多く(ちなみに習得は資質が関係しているので、終盤に基本的な回復を覚えるなんて珍妙な事態も…)、内容は多彩です。もっとも、それだけに使えない技も相当多く、有効性のバランスが崩れてしまった感も無きにしも非ずですが…とにかく「質より量」といった形にせよ、戦闘システムは少し捻りの利いたオーソドックス型(ターン制)として、しっかりしています。バランス面でも、技の有効性の他、終盤になるほどボスが弱くなりすぎることを除けば、それほど悪くはありません。 つまり本作、システムやバランスといった点では、作りが丁寧なんですね。バカゲー(クソゲー)だと侮りながらプレイしたこともありますが、見た目を裏切るような、手の込んだ作りには感動致しました。 【いや、バカゲーか?】 と、根幹を為すゲーム性こそ、それなりの水準に達していることに疑いの余地がない本作ですが…流石のビック東海と言いますか、なんと言いますか、その周囲がアウト気味なのもまた、然り。 呼び出しやロードの速度に難がある以外、操作性はそこそこ良く、ダンジョンもパズル要素やクイズなど多彩でいいんですが、そこで起こるエンカウントがラブクエストばりの気まぐれさを誇っていて、いつまで経っても敵が来ない、或いは3歩で敵に当たる、なんてことがしょっちゅうなんです。そのため、せっかくの移動速度やダンジョンも、気持ちよくプレイするのが難しくなっています。 それに本作、難易度は高くないものの、フラグを立てるのが非常に面倒臭い。情報源となる街が矢鱈と広いばかりか、住人全員に話をしないと二進も三進もいかない場合が多いので、冒険に出かける前から結構エキスを吸い取られてしまいます。しかも、そのイベント自体も展開力に乏しく、要は「ボスに会うためアイテムが必要で、そのアイテムのために…」といったお使いに終始していて、やらされている感を抱かされてしまいがちです。 つまり、システム的に時間がかかるのはいいとしましても、それに加えてゲームそのもののテンポも悪く、快適性も低い、ということが言えてしまい、せっかくの楽しさにもケチがつくんです。 これだけなら「出来がいいのか悪いのか…う〜ん普通かな?」ってところに落ち着くんですが…問題はここから。私は本作をバカゲーの一種だと思っておりますが、その要因の多くは物語と演出にあります。 本作のストーリーは…ざっくり言えば、ミネルバ姫のワガママで結成された親衛隊が、ゲーム感覚で国を侵略するつもりの女性魔道師ダイナスターに挑戦状を叩きつけられ、いい退屈しのぎができたとばかりに旅立つという、かなり軽いトーンの代物。その道中も、ダイナスターによってモンスター化された(どう見ても着ぐるみかコスプレにしか見えない)女の子と戦いつつ、愉快な親衛隊の女の子たちがギャグを飛ばしたり、露骨に某ヒロインをパロったキューティー仮面に変身したりと、まぁ、面白可笑しく展開していきます。 中には確かに際どい描写もありますし、鎧の装備ではビジュアルが登場するなどといったサービスもかましてくれますが、そういったお色気などに関しては、ラブクエストや摩訶摩訶に比べれば文字通り「可愛いもの」です、そこまで目くじらを立てる代物とは思えません。それに親衛隊たちのキャラも(描写こそ少ないものの)そこそこ立っている印象を受けますし、何より私、こういったバカバカしさが好きですから、時折寒さに失笑しつつも、微笑ましく思ってプレイしていました。同時に、「90年代に女の子だらけって時代を先取りしすぎたんじゃないかな? 00年代に出てたらもっとメジャーになってたろうに…」なんてことを考え、しんみりしたりもしました…第4章までは。 本作は5章構成なんですが、その最終章、いよいよダイナスターとの対峙! といったところでは、開いた口が塞がらなくなること請け合いです。実はダイナスターには哀しい過去があって、更に、彼女の計画も実は…といったどんでん返しが起こるんですが、何がスゴいかって、これまでの話に伏線が全くない! ジェットコースターどころじゃない、レールが途切れて真っ逆さま、地面に叩きつけられます。そこではミネルバ姫の真面目なところも見られますが、成長物語の側面も弱かったので、まるで出来の悪いコメディが終盤で急にシリアスになったのと同様の、痛々しい違和感を抱かされます。更に、ラスボスに至っては完全に「あんた誰?」状態。ここまで清々しい置いてけぼりがあっていいのか。ゲーム史上稀に見る強引さがここにあります。 私見に過ぎませんが、軽いなら軽いで、バカならバカでいいんです。お色気だって大歓迎ですよ。そういった作品だからこそ味わえる面白さはありますからね。本作も、軽いノリで進んでいく間は、お使い的な単純さに辟易としつつも、下らなさを堪能させてくれたと思います。だからこそ、この無理やりにも程がある落とし所には、どうにも納得がいかないんです(原作仕様だからしょーがないんですかねぇ…)。 …もっとも、そんなのスタッフロールに比べればどーってことないのかも知れませんけどね(苦笑)。超展開と雰囲気の激変で気分を害された直後に待っているアレ…恐れ入ったとしか申せません。最後の最後でトランスに陥らせるとは…ラスト以外がそれなりに纏まっていただけに、ゲーム全編がぶっ飛んでる摩訶摩訶のエンディング以上に強烈な破壊力を持ってるかも知れません(どのくらいスゲェかは実際にやってみてご確認ください、入手は難しくないと思います)。アレを見た瞬間、私の中で本作が伝統入り(バカゲー化)しました。正確には、道中は良い意味で、ラストは悪い意味で、エンディングはいろんな意味でバカゲー、って感じです。ついでに、ビック東海が「ブランド」になってる理由…少しわかったように錯覚しました。 その物語およびゲームを彩る演出も、結構スゲェものがあります。特筆すべきは音楽、私は冒険が始まっていきなり笑ってしまいました。ファンタジーな世界観の草原なのに、B級の未来系みたいに無暗な派手さを持つBGMが流れてきて、ミスマッチなことこの上ありません。他にも洞窟が明るすぎ、ボス戦の曲がザコ戦より迫力ない、ラスボス戦の曲は普通のボス戦の使い回し…などなど、曲の配列が珍妙すぎます。そのくせ街の曲はイイ感じなのだから、ミスマッチのインパクトがますます強まってしまいます。音楽で笑いを取るゲームがあるとは、思いも寄りませんでした。 映像面については…親衛隊のビジュアルシーン以外にも、より力を入れてあげてもよかった気がします。いや、ハッキリ言ってしょぼい。鮮明さ、質感、バランス、全てに疑問符がつきます。本作の敵キャラは9割がモンスター化した女の子で、その殆どが単なるコスプレにしか見えない…ってのはいいんですよ。けれど、そのコスプレ少女たちが貧相な描かれ方をしているとなると、せっかくのデザインによる可笑しさ、可愛さが台無しです。それに、親衛隊のビジュアルも、キャラによって結構差がありますよ。ミズノやラクロア辺りはかなりいいんですが、オーリンやケスレーなんかは正直、崩れてると感じました。これじゃあ女の子たちが可哀想ですよ、せっかくSFCRPGトップクラスの女性比率だっていうのに… あと、チロリア姉さんがどう見ても幽白の妖狐蔵馬なのには笑いました。 …ストーリーのゴール直前でのズッコケと、映像や音楽の珍妙さ・しょぼさが、そこそこマトモなゲームシステムをかき乱してくれました。いや、本作の場合は寧ろ、システムがしっかりしていたからこそ、その土台の上にあるストーリーや演出のアレ加減について、バカゲーとして呆れ、笑えたのかも知れませんね。 【けど、好きですよ?】 以上のことをゲームのグレードとして総合的に考え、それを私の本作に対する評価(感想)としますと、中の下くらいかな、ということで「悪い」に落ち着きます。 しかし、です。上では散々言っておいてナンですが、私はこのゲームが決して嫌いではありません。特異なシステムでありつつも考える楽しさを保ち続けたのは、ひとえに移植に成功したことに他なりませんし、そこに付随する機能の細かさ、丁寧な仕事には胸を打たれました。それに、様々なところがズレてはいますけれど、そういった粗っぽさがあるからこそ、記憶に残るゲームになるのだと思いたいですね。 それから、クソゲーだと最初から決めつけていたことについて、たいへん申し訳なく思います。同時に、この際だから断言しますが、SFC版プリンセス・ミネルバはバカゲーかも知れないけれど、クソゲーではない。だって、「ヒドいがゆえの愛」を云々するほど、ヒドくないんですから。寧ろ、お色気やバカっぽさに少し耐性がある方には、「意外と遊べるよ」とオススメしたいくらいです。 とまれ、ミネルバ姫たちには、また会いたいものだ。今はそう思っています。 あ、ブートアップすればいいのか。 2008/01/19 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by H&J (表示スキップ) 評価履歴[良い:395(62%) 普通:73(11%) 悪い:174(27%)] / プロバイダ: 17145 ホスト:17348 ブラウザ: 8090 PCエンジン版について ゲーム以外でこの作品の事は知りません。 内容は9人の美少女キャラが3人ずつ3組のパーティーで展開するRPGです。 エンカウント時はどのパーティーが戦闘するのかランダムで、バランスの取れた配置が必要になってくるのですが、 イベントで人数が減ってしまう事があるのでこの辺りはシビアでした。 悪の手先(これも美女集団)が各章で主人公達に挑戦するのを撃退するもので、作りとしてはオーソドックス。 装備品も今で言うコスプレで、装備した姿をキャラ画面で見れたりします。 まぁ、この手の傾向のゲームなので「ドラゴンアーマー」とかのいかめしい名前の割りには露出度が非常に高いのはお約束ですね。 「Tバック」「チャイナドレス」などとストレート過ぎるネーミングの物もありましたが。 どんなRPGでも、とにかくエンディングを見なければ気がすまない性格なので、 「キューティー仮面」などとヒロイン達が奇怪な変装をするのを我慢しながらプレイしましたが、 もう一度プレイしたいとは思いませんね。 普通のRPGにしておけば十分面白いシナリオだったのに、キャラ物にしてしまった結果レベルダウンしてしまった例と言えるでしょう。 評価:差し引きして普通 この評価板に投稿する |
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