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[ゲーム]LIVE A LIVE(ライブ・ア・ライブ)


らいぶあらいぶ / LIVE A LIVE
ゲーム総合点=平均点x評価数36位/4,566作品中(総合175/偏差値99.95) 35位<= =>37位
ゲーム平均点(評価10個以上限)15位/804作品中(平均2.54=最高/69評価) 14位<= =>16位
1994年ゲーム総合点3位/170作品中 2位<= =>4位

直近発売のゲーム 1994/09/02 ():ライブ ア ライブ 10,395
ゲーム(1)
売上/新着
音楽(1)
売上/新着
5160
Video Game:ライブ ア ライブ

10,395
1994/09/02
()
298
CD:ライブ・ア・ライブ オリジナル・サウンドトラック

2,100
2012/05/02
()
        
評価統計
評価平均最高(2.54 pnt)
評価総合点175.26
ゲーム順位(平均点)15位(804作品中)
ゲーム順位(総合点)36位(4,566作品中)
偏差値(総合点)99.95
最高の中の最高2

人数471812001
割合68.1%26.1%1.4%2.9%0.0%0.0%1.4%
加算分布68.1%94.2%95.6%98.5%98.5%98.5%100%
分布要約95.6%2.9%1.4%
自分も評価投稿する
簡単投票
簡単投票の分布
キャラ・設定2.80(最高)5
ストーリー2.60(最高)5
ゲーム性2.60(最高)5
音楽2.00(とても良い)4
映像1.40(良い)5
難しさ0.50(難しい)4
感動100%5人/5人中
面白い100%5人/5人中
悲しい80%4人/5人中
びっくり80%4人/5人中
勉強になった80%4人/5人中
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作品紹介(あらすじ)

場所も時代もバラバラの世界がいくつも存在。
それぞれの世界にはそれぞれの主人公がいます。
<原始編/幕末編/クンフー編/西部編/現代編/近未来編/SF編>
全てのシナリオをクリアすると、物語は確信へと迫ります。
(公式サイトより)

制作:スクウェア(現・SQUARE ENIX) 機種:スーパーファミコン
ディレクター:時田貴司 シナリオライター:井上信行 メインプログラム:深谷文明
バトルプログラム:村上和久 音楽:下村陽子 ボイス:光田康典 土佐弁監修:野村哲也
キャラクターデザイン:原始編:小林よしのり、幕末編:青山剛昌、功夫編:藤原芳秀
西部編:石渡治、現代編:皆川亮二、近未来編:島本和彦、SF編:田村由美
日本 発売日:1994/09/02(金)
攻略法
(全リスト:50音順/更新順)
1知力19の人が書いた攻略メモ(工事中)石鯉
(ログイン状態であり階位を持っていることが必要)
攻略サイト
1. RPG Data Library:LIVE A LIVE 攻略ページ
2. LIVE A LIKE

攻略サイトの登録は論客の方はこちらから、論客でない方はこちらから情報提供して下さい。

公式サイト
1. ライブ・ア・ライブ | SQUARE ENIX
オープニング動画 (1個)
LIVE A LIVE(ライブ・ア・ライブ) OPLIVE A LIVE(ライブ・ア・ライブ) OP
作曲:
下村陽子 [ファン登録]
利用状況
日本96,7259069
海外2,13900
最近の閲覧数
127231220141416217
ログイン状態でご利用可能
2人の方がこの作品がゲームとして最高だと投票しています。

(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2009/02/23 / 最終変更者:石鯉 / その他更新者: 管理人さん / ダイゼンガ- / myu / 提案者:アーリマン (更新履歴)
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評価限定
全評価好評価悪評価最高とても良い良い普通悪いとても悪い最悪
2012/03/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 52901 ホスト:52990 ブラウザ: 7358
【総プレイ時間】
普通に50時間以上やってるんじゃないかというくらいやった。

【良い点】
まずストーリーは、もう言うことがない。
ただ楽しいだけでなく、人間についていろいろ考えさせられたシーンも
あったし、やりこみ度も半端じゃない。
FFやDQも好きだが、やはりこの作品もすばらしいの一言に限る。

【悪い点】
言うようなことは特にないが、強いて言うなら、
最終編の一部の主人公の使い勝手の悪さは、少し引いた。

【総合評価】
今の人たちにやってほしいゲームNo.1としか言えない。
ストーリー的な意味でも。

2012/03/07 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:30(71%) 普通:3(7%) 悪い:9(21%)] / プロバイダ: 30835 ホスト:30801 ブラウザ: 9466
時代や場所、主人公がまったく異なる7つのシナリオから1つ選び、プレイすることができる異色作品です。とにかくそのボリュームの多さは破格でやり込み要素満載で気長にゆったりとやれる最高のゲームでした。シナリオがわりとシリアスだったのもひとつの魅力ですね。評価は文句なしに最高です。

[推薦数:1] 2011/10/01 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:267(37%) 普通:158(22%) 悪い:298(41%)] / プロバイダ: 26672 ホスト:26786 ブラウザ: 11161
FF6、クロノトリガーといった、同時期に発売されたスクウェアの名作(私はプレイしていないが、そういう評判なので呼ばせていただく)の影に隠れていった不遇のRPG…であるらしい。だが、本作に向けられる称賛は今でも凄まじいものがあり、先述の2作品よりも高い評価を与えられることも少なくない。まさしく「有名なマイナーゲーム」「隠れた名作」たる呼称を地で行くような作品であるわけだ。評判を聞く限りでは。
私もそれが気になり、プレイを決意したのだが…本当にマイナーなのか、評価が高すぎるのか定かではないが、お店になかなか置いていない。あっても大抵が3000円以上という、中古にしては破格の扱いだ。そうして値段にウンザリし、あちこち回ったのだが、いいかげん中古屋巡りに疲れたので、某所で3400円也をはたいて購入。レトロゲームではトップクラスの出費をさせた作品…それに見合う価値はあるのだろうか?
結論から言おう。あったのだ。原価でも笑顔で許してもらえるだろうと思えるほどの価値が、小さなカセットに詰まっていた。今は「隠れた名作」という大仰な呼び名を支持したい気持ちで溢れている。

なお、プレイ時間は現時点で22時間。隠し要素も網羅しておらず、出したエンディングはレイ・クウゴとオルステッドの全パターンのみだが、他は大筋は同じようであること、そうである以上、現時点で固まった意見はコンプしても恐らく覆らないであろうことを踏まえ、未完ながらもレビューを投稿させていただきたい。ご了承下されば幸いだ。むろん、今後も本作とは長く付き合っていきたいと思っている。


【物語編】

基本は予め用意された7つのシナリオを、好きな順番に選んで解いていくフリーシナリオ制だ。とはいったものの、このゲームの場合は所謂ザッピング(内容は同じだが、キャラを変えることで、違った視点から物語をみせる手法)とは全然違う。どれもが、それぞれ完全に独立している。世界観も展開も大きく異なり、一見するとバラバラな印象すら与えられる。
具体的には…と言いたいが、あまりに多彩でとても全てを紹介しきれないほどだ。

しかしながら、7つのシナリオに共通項がないわけではない。短いことを除くと、ひとつは鋭いテーマに裏打ちされていること。内容は、「背負う者の苦しみと、それでも歩くことの尊さ」といった辺りに集約されるだろう。これを、あるシナリオではシンプルに、またあるシナリオでは可笑しく、かと思えば重々しかったり怖かったり。とにかく手を変え品を変え、視点や価値観まで変えて語ってくれる。
それだけだと説教臭く思えるかも知れないが、そうならないところが本作の話がいかに高い質を誇っているかを物語る。ここでポイントとなるのが、もうひとつの共通項、短編ゆえの纏まりの良さだ。例外こそあれど、どれも映画かアニメをみているような軽快さに溢れている(近未来編は「AKIRA」、SF編は「2001年」「エイリアン」、原始編は「ギャートルズ」など、実際に映画やアニメのオマージュが豊富)。設定がしっかりしていて、台詞回しも漫画のような質感があるため、物語を読んでいる実感が非常に強い。起承転結も明快で、終わり方も爽やかだ。よくできた映画やアニメを見た後のような余韻を、7回も味わえる。話がいいから、言葉にすれば説教臭いメッセージも自然に馴染んでくる。
この点は、設定と起承転結が強固ならば、それだけで楽しめてしまう短編のメリットが直接的に反映されたと言ってよい。必要以上にダラダラしないのでテンポがよく、物語を通して伝えたいこともプレイヤーに近くなる。余談だが、1つのシナリオに費やす時間は、やり込みなどを度外視すれば1〜2時間程度だと思う。これはだいたい映画の尺と同じであり、このことも本作の余韻が「映画的」であることに関係しているのか、と私は想像を逞しくする。

このように、7つのシナリオで既に懐がとても暖かくなったのだが、これでもまだ物語の「起」に過ぎない。
7つ目のエンドを迎えると、「中世編」という見慣れない選択肢が登場する。これが隠された8つ目のシナリオというわけだ。どんなものかと早速プレイするが…最初のうちは「勇者よ、魔王を倒して参れ」といった、在り来たりを絵に描いたかのような代物にしか見えない。これまでの7編が凝っていただけに、これが「あの」LIVE A LIVEなのかと、一種の不気味さ・不安さえ醸し出す。
その不安は、具体的な予想の有無に関わらず、ものの見事に的中する。この物語は後半にその正体を現すのだ。それこそ、RPGに於いて食傷気味の設定を根底から否定し、破壊し、それに慣れたプレイヤーを一気に奈落の底へ叩きこむほどの、恐るべきどんでん返しが待ち構えている。先述の通り出だしがあまりにも在り来たりなものだっただけに、その破壊力は計り知れない(旧来のRPGのアンチテーゼという評も、スタートがRPGとして何の疑問も抱かせないような代物だったことに因るのだろう)。それこそ以前の7つのシナリオの爽やかさなど、軽く吹き飛ばしてしまうかのようだ。
このシナリオが終わったとき、何人のプレイヤーが茫然自失の状態に陥ったか、想像に難くない。中世編のスタートが「承」、後半部分が「転」なのだが、「承」はともかく、なんという衝撃的な「転」だろう。文字通り、派手に転がされたような実感だ。

こうしてプレイヤーは、爽やかな7つのシナリオと、残酷に過ぎる中世編のどちらを信じればいいのか、よくわからない状態に陥ってしまいかねない。だが、斯様な混乱に対する答えは、物語の「結」である最終編で用意されている。
最終編では、全てのシナリオの主人公が終結し、「魔王となりし者」との戦いを繰り広げる。その中で、悪とは何か、人間とは何か…人間は何のために生きていくのか…これらを真摯に問いかけてくる。そして彼らはそれぞれに、答えを見つけ出す。ただ、それは完全なる答えではなく、極めて曖昧なものに過ぎない。むしろ、魔王の方が余程、確固たる信念(怨念?)に基づいて動いているようにすら見える。
だが、魔王の確固たるものとは逆の、主人公たちの曖昧さこそが、真なる「答え」であるのだろう。前を向くか後ろを向くか、希望を抱くか絶望を抱くか…そのようなものはひとつに決められるものではない。前を向いて、希望を持ってと決めたつもりでも、そうはいかないし、それに囚われるのは生と言えるのか? むしろ、斯様に不安定な曖昧さを悟り、受け入れたとき、人は生(LIVE)を生きる(ALIVE)のではないだろうか。たとえ内なる魔王(EVIL)と隣り合わせだったとしても、だ(余談だが、どの作品でも悪の親玉が最も曖昧さから遠い存在だと思えるのは偶然だろうか…?)。
思えば、「転」の段階で混乱させておいて、混乱そのままに受け入れるような「結」で締める本作は、ある意味で理想的な着地をしたのかも知れない。不幸な魔王を救うことも、ストレイボウやアシリアを罰することも、はたまた「悪は悪」と切り捨てることも可能だったろう(切り捨てはエンディングのひとつとして存在する)。しかし、斯様に「物語的な決着」で締めてしまうと、生きることの不思議さ、怖さ、そして尊さといった、大きなものを感じられなかったに違いない。理不尽も受け入れねばならないが、逆に言えば、そのままでもいい。「それでも、人は生きる…」、これが本作の全てといえば過言かも知れないが、私はそれを読んだとき、全てだと言いたくなるほどに震えた。鳥肌が立つのを感じた。それを抱いて元の世界へ帰っていく主人公たちが、とても尊く見えた。実際には泣いてはいないが、涙が出るほど素晴らしい幕切れだ。9本目によって、各々の短編のメッセージが更なる高みへと昇り、9つの物語はひとつの壮大な巨編へと姿を変えた。

なお、8人の主人公のうち1人を選ぶと、本当に救いのない結末が用意されているが、彼の寂しそうな背中…人を否定しながらも、人であることを否定できない重みが、全て圧し掛かっているようではないか。こう申せば乱暴ではあるが、彼が真に全てを否定したいのであれば、残された道は自殺以外にありえないと思う(亡霊が登場する以上、彼も思念体となって主人公たちの前に立ちはだかることも出来たはず)。そこに目が向かない(向けられない?)彼は、どれほどの重みを背負っているのだろう…SAD ENDと共に映るアイコンは、生は逃れ得ぬ呪縛と共にある、ということなのであろうか? だとしたら、上述の真エンドと相まって、生はこれほどまでに、どこまでも人を苦しめ続けるのかと、実にやりきれない気分にさせられる。これまた、鏡文字に隠されたEVILの含みなのだろうか。

単純に物語としてみると、完璧であると言えるかどうか…だが、私には瑕疵があったところで些事に思える。それほどまでに、この物語、或いはテーマから貰ったものが大きかった。この圧倒的な重量感に質感…私のプレイしたゲームの中での話ではあるが、最高級だ。プレイヤーに何らかの宝物を沢山残していくのが名作であるならば、このLIVE A LIVEの物語は私にとって、間違いなく名作だ。


【機能編】

LIVE A LIVEが名作と呼ばれている理由…それは上述の通りストーリーなどにも宿るが、ゲームシステムもまた、その高い評価の一翼を十分に担っていると思う。

7つのシナリオはそれぞれに、作風もプレイ内容も全くと言っていいほど異なる。ベーシックな近未来編、ADVに近い謎解きゲーであるSF編、ミニゲームのように罠を仕掛けていく西部編に、格闘ゲームのようなボス連戦の現代編、それから、NPC(後のPC)の育成に重きを置いた功夫編。幕末編および原始編は戦闘中心だ。
特に幕末編は非常に自由度が高く、短いシナリオながら圧倒的なボリュームを感じる。その他のシナリオも一本道ながら、技の覚え方や隠し要素の豊富さなど、一本道で終わらせるには勿体ないほどの充実感だ。必ず何かしら、やり込める要素を持っている。また、それらは普通にやっていても少しは見つかるように出来ており、やり込みに着手しやすくなっているのもポイントだろう。
一方、中世編と最終編はプレイ内容だけみると比較的、スタンダードと言えるだろう。だが、中世編はともかく最終編は、終結した一人一人に個別の隠しダンジョンがあり、おまけにラスボスの倒し方などによってエンディングが変わるといった念の入れようだ。マルチエンディングを採用しているRPGは多いが、本作はそれが最も際立つ例の一つだろう(もっとも、最終編は「ある一人」を除いてやることは同じであるけれど)。
このように、個々のシナリオは短いものの、その密度による質量は半端ではない。話に震えると同時にゲームもやり込めるのだ。

そして、斯様な内容で面白さを感じるのを可能にしたのが、独自の戦闘システム。どのシナリオにも共通する項目であり、チェッカーバトルと呼ばれる。
これはチェス盤のような升目の上で、技の有効範囲や効力を計算して入力して戦うもの。更に言えば技の発動には時間差があり、狙ったポイントから逃げられることも多い。まあ、画面全体を使うタクティカルバトルの変形であると思ってもらえればいい。ちなみに行動はターン式でなく、コマンド式の応用といった形になっている。
このシステムは、最初のうちはかなりとっつきにくいものだと思う。単純にコマンド入力するだけでなく、動きや範囲を計算せねばならない以上、RPGの要素に加え、ACTやSLGのセンスも求められる。必要なものが多い分、敷居はやや高めだろう。とりわけ、その戦闘に偏重したシナリオ、例えば現代編や幕末編を最初に選んでしまうと、「どうすれば勝てるのかわからん」と投げ出される可能性も否定はできない。私自身、最初に現代編を選んだのだが、その段階では本作が名作と呼ばれる理由がわからなかった。面白さを素直に称賛できるようになったのは、2番目に解いた近未来編からだ。
しかしながら、技はどれも無制限に使用でき、戦闘が終わると全員の体力が全快するため、他のRPGに比べると立て直しは容易だ。また、チェッカーバトル、慣れてくるとなかなかアツイものを感じる。上述の通りACTやSLGの要素が強いため、頭と体、両方の使い方が重要になってくる。やってみればわかるが、意外なほどスリリングなバトルが展開される。また、このシステムを利用してか、敵味方とも多彩な技を与えられており、中にはフィールドに影響を与えるのも少なくない。この点も考えてやると幅が大いに広がるため、非常に面白い。特にボス戦は、戦略を駆使する本作の戦闘の醍醐味であり、中でも一部のキャラではレベリングすらできないため、お互いが手持ちの駒だけで戦う、まさにプログラマーとプレイヤーの平等なバトルとなる。そして、それに勝った時は、本当に戦いを制した爽快感がある。
…敷居の高さから、誰もが楽しめるというのは言いすぎではあるだろう。しかし、ひとたび戦闘システムに慣れてしまうと、先述の圧倒的な充実感を大いに堪能することができる。操作性も極めて良好で、移動、メニュー、戦闘ともに快適なプレイを約束してくれる。この点、流石はRPG大御所スクウェアといったところか。

しかし、問題がないわけではない。その正体はバランスだ。
レベリングさせずに戦わせる局面が多い以上、戦略で勝てるように作られてはいる。手持ちの駒のみの勝負の場合、ともすれば理不尽にもなりかねないし、逆に手応えを感じぬまま終わることもあるだけに、しっかり戦わせてくれる辺り、潰れたバランスとは言い難い。各シナリオを個々で見る限りでは。
ただ、本当に問題なのは最終編だ。上述の通り、ここでは主人公全員が終結するのだが、その時点でレベリングが可能なシナリオと、そうでないシナリオの主人公で、かなり差が出てしまっている。もっともレベルだけなら、最終編でのレベリングで多少は補えよう(本作の経験値システムは特殊で、1段階に100必要なのは共通しているが、レベルが上がるほど貰える量が落ちていく)。だが、その能力にまで差が出ているのは流石にどうか。
というのも、例えば幕末編や原始編などでは相応の強敵が出てくるため、プレイキャラのスペックを上げる必要がある一方、近未来編やSF編などは、クリアのみを目指した場合、然程の強敵は存在しないため、スペックが多少なり低くても支障が出ない。この辺りがどうしようもない差を生んでしまった。上述の通り、個々のシナリオのみを考えればバランスは取れているが、本作の構成を取る以上、集結時の能力およびラスボス戦を視野に入れた能力については、もう少し練り込んでいただきたかったと思う。
むろん、能力の差を埋めるためのアイテムや装備も豊富にあるが…本当に役に立つ代物となると、かなりやり込んでいなければ気付き難い場合も多いので、フォローというには些か難易度が高すぎるのではないかと思える。そのやり込みにしても、確かに取っ付きやすくはあるが、最終編ではやりなおしが利かない以上、これまたフォローとは言い難い。最終編だろうと基本は戦略なのだから、誰を使おうが最低限のことさえしっかりやっていれば、戦って勝てないことはあまりないのだが、ここに限っては若干の不満を感じなくもない。
RPG全体でみた場合、本作のバランスはそれほど酷いわけではないだろう。だが、ストーリーやシステムの充実感に比べると、バランスがどうにも粗く感じてしまう。これは、90点ばかり取っている生徒が1科目だけ70点を取ると妙に目立ってしまうことに似た、「名作」の宿命なのかも知れない。

もっとも、システムが確固としており、十分に楽しめる水準にあるのは疑いようのないところだと思う。問題のバランスも、70点の例ではないが「敢て言うなら」の範疇であるため、楽しみをそれほど大きく阻害するものではないだろう。つまり、この点も基本的には安心して下さって構わないということだ。


【決定編】

以上、作品の内容をみれば、完璧とは言えないまでも、完成度は間違いなく「本物」だろう。少なくとも私はそう思う。小さいながら恐るべき質量を持った、美しい9つの宝箱を思わせるゲームだ(その割に映像がパッとしないのは否定しないが…でもよく見るとアニメーションが豊富で芸の細かさが光る)。3400円ですら安かった。
「有名なマイナーゲーム」…矛盾した言葉である。だが、マイナー界隈で有名になるのも、これならば納得がいくし、また、本作がそうなってくれて、本当に有り難いとも感じる。レナス2などのように、素晴らしい完成度を誇っていても埋もれていった例があり、そういった作品をプレイするたび、言い表せぬ寂しさと悔しさを抱いた。できれば、彼らも報われてほしかった。しかし、実力だけではどうにもならぬこともある。優良なマイナーゲーム全てが報われるなど、どう転んでも不可能だ。だったら本作のように、マイナーにも関わらず知名度に打ち勝ち、メジャー作品にも引けを取らぬ評価を与えられている作品に、せめてもの希望を見出したい。誰もがドラクエやFFになれるわけではないが、ともすればLIVE A LIVEにはなれるかも知れないのだ、と(もちろん、本作やレナス2などのように、一流レベルの完成度を誇ってこそではあるけれど)。それを思わせてくれた本作は、私にとってマイナーゲームの英雄なのだ。
私の評価(感想)は、「最高!」ギリギリの「とても良い」とさせていただこうと思う。願わくば、マイナーゲームたちに幸あらんことを。

2011/09/19 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1070(79%) 普通:84(6%) 悪い:202(15%)] / プロバイダ: 18080 ホスト:17927 ブラウザ: 6425
削除されてしまいましたのでもう一度。
あまりに中世編のシナリオがひどすぎて17年たった今でもトラウマです、ストレイボウもアリシアも許すことが出来ません。
オルステッドは前にも書いたとおり別世界の英雄に救われるのかと思いきや救われずに、非常に後味の悪い結末を迎えます。
一人の卑怯者の卑劣な罠とその男とおそらくは肉体関係をむすび都合が悪くなると自分に汚名がかかってもハッシュの言うように「信じる人のために命をかけろ」という言葉を信じて必死に身も心も傷だらけになったオルステッドに罵詈雑言を浴びせあてつけのように死んだ鬼姫のためにオルステッドの人生は狂わされました。
異世界の勇者たちは心のダンジョンで二人の悪巧みを知っているはずですがオルステッドを倒すしか道はありません。
信頼感も一瞬で失せてしまう嫌なゲームでした。
幕末編で「明けない夜は無い」とおぼろ丸と坂本竜馬が言いますが某探偵の「真実はいつも一つ」という言葉を借りれば「魔王は存在せず、卑劣な魔道師と愚かで醜い鬼姫という邪悪な二人の悪巧みによりルクレツイアは滅びた」といっても過言ではありません。
他の英雄たちの活躍は無駄に終わったといっていいほど最悪なゲームでした。
「夜は明けるどころか一人の純粋な騎士を追いつめて真っ暗闇」
感想はそれだけです。

2011/08/12 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:10(62%) 普通:1(6%) 悪い:5(31%)] / プロバイダ: 29612 ホスト:29820 ブラウザ: 7865
SFC時代の名作と名高いゲームですね。
システムやシナリオなどについては語りつくされていますので、
SF編についてのみお話を進めたいと思います。

まず、怖い。この一点に尽きます。
正直、その後にプレイした「かまいたちの夜」よりも、このゲームのSF編の方が
よりトラウマとなっています。
本編は凶暴な生物「べヒーモス」が宇宙船の中で脱走し、逃げ場の無い状況で
生き残りをかけて戦う…という、「エイリアン」的なストーリーです。
次々と犠牲になる仲間。扉を開けると突然追いかけてくるべヒーモス。
なぜ単純なドット絵のべヒーモスにあれほどの恐怖を感じたのか。
恐らく、今でこそホラーゲームというジャンルは発展を遂げていますが、
本当に「追われる恐怖」を体現したのはこのゲームが初めてだからではないでしょうか。
これがいくつかある章の一つに過ぎないとは…。

このように、シナリオ一つだけでもかなり遊ばせてくれるゲームです。
ボリュームがありますので、お時間のあるときにどうぞ。

2011/06/26 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:18(69%) 普通:4(15%) 悪い:4(15%)] / プロバイダ: 1066 ホスト:1044 ブラウザ: 9466
【総プレイ時間】
250時間程度
各シナリオは10分〜10時間程度(シナリオややりこみ方によってプレイ時間がかなり変わる)
1周8〜25時間程度

【良い点】
・戦闘だけのシナリオ、戦闘がほとんどないシナリオ、セリフのないシナリオ、やり込み要素の高いシナリオなど、全く違うシナリオが複数用意されていて、いろいろな楽しみ方ができる。
・泣けるシナリオ、熱いシナリオ、怖いシナリオ、笑えるシナリオ、いろいろあっておもしろい。
・西洋編は驚いた。ちょっと無理がある気もするけど。
・最終的に各主人公が一堂に会して敵と戦える。自由度が高くて、一人でもラスボスと戦えるのも良い。

【悪い点】
・シナリオによって内容が全然違うので、短気な人が性格に合わないシナリオを最初に選んだら、そこでやめてしまいそう(実際にそういう人がいたけど)。
・各シナリオが何らかの作品を元にしているので、オリジナリティは低い。元になった作品を知らなければ、斬新だと思うかもしれないが・・・。
・戦闘にクセがあるので、慣れないとけっこう苦戦する。なれればどうにでもなるけど・・・。
・戦闘で、"速"とは無関係に味方と敵が交互に行動するので、敵が多かろうが少なかろうが大して戦闘に影響がなかった。そのおかげで、大量の敵に囲まれても一方的にボコられることはなかったが・・・。

【総合評価】
・ストーリーは悲壮感の漂っているものが多い。それが魅力の一つでもあるが、そういうのが嫌いな人には向いていない。
・戦闘はクセが強く、キャラクターによって能力がかなり違う上、手や足を封じる、酔っ払うなど、他のRPGにはないようなステータス異常があるので注意。
・スクウェアのゲームでは一番好き。

2011/04/06 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 6537 ホスト:6406 ブラウザ: 17381
【総プレイ時間】
2、3週クリア

【良い点】
●完成されたマルチシナリオ
脚本・演出のテイスト、ゲーム性、ボリューム…
それぞれのシナリオに特徴があり、別々の作品のように楽しめるため飽きない。
また、全てのシナリオに一貫したテーマがあり、破綻すること無く噛み合っている。

●演出面
映像、音楽共に出色の出来映え。
それぞれの舞台にマッチし、使い回しのような違和感を感じさせない。

●戦闘システム
複数の操作対象を平面的に展開して戦うという、戦略シミュレーションに近いシステムなのだが、シンプルに纏まっており、直感的に操作できる。

●やりこみ要素
隠しボスや隠しアイテムもあり、じっくりとしたプレイも可能。

【悪い点】
●戦闘
戦闘時に取り得る選択肢が実は少なく、ただ順番に殴るだけという単調な作業となりがち。
「勝てて当然」という敵の強さがそれに拍車を掛けてしまい、緊張感がない。

【どちらとも言えない点】
●中世編のシナリオ
主人公の心があまりに脆い事に違和感を覚えた。
一人の男の嫉妬によって、善良な人々が騙されていた事が騒動の原因で、それが明らかになっているのに、どうして人間そのものに絶望する程のショックを受けたのかが理解出来ない。
物語を短時間で強引に帰結させようとした、ご都合主義的な展開であると感じた。

【総合評価】
手に取る機会があれば是非プレイして頂きたい。それほどに出来が良く、万人向けと言える作品です。
批判的な意見も書きましたが、「敢えて言うなら」というレベルです。
製作者の実力、そして愛を感じられる、素晴らしい作品であると思います。

2011/03/13 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:92(51%) 普通:11(6%) 悪い:76(42%)] / プロバイダ: 4234 ホスト:4431 ブラウザ: 19280
【総プレイ時間】
200時間

【良い点】
七つのストーリーに渡る壮大なシナリオ

【悪い点】
システムがわかりずらく、アイテムも一度しか手に入らなく、恐怖感があり安心してプレイできない。

【総合評価】
正直この作品はスクウェア作品ではFF4・FF5・ロマサガ3と並ぶトップクラスに値する。
というか、これが一番好きかも知れない。
ラスボス、オルスデットの苦悩や生憎しみはプレイヤーに凄まじい恐怖を与えたと思う。
中世編のヒロインアリシアは罪悪感を与えるほどの正確はもう伝説的でしょう。
ついでにクンフー編ではもちろんレイを選びました、あの大勢いる中で男だけではさすがに寂しいので(選ばないと死ぬし、どうしても他の二人を選べなかった)・・・

2011/03/13 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6(75%) 普通:0(0%) 悪い:2(25%)] / プロバイダ: 33504 ホスト:33596 ブラウザ: 6305
【総プレイ時間】
やりまくって覚えてない
【良い点】
・戦闘システム
・魅力のあるキャラクターたち
・音楽
・1つ1つのシナリオの完成度が高い
【悪い点】
ない
【総合評価】
今までやった中で紛れもなく一番面白かったゲーム
できないと思うけど是非リメイクして欲しい作品です!

2010/01/26 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 22205 ホスト:22070 ブラウザ: 6216
【総プレイ時間】
2週クリア

【ストーリー・キャラクター・世界観】
○7+1人の主人公によるオムニバス形式のシナリオが新しい。各主人公ごとの世界観もわかり易くていい。
○ゲーム形式もただ戦うだけでなく、格闘ゲーム風の演出や戦闘の無い探索ゲーム等、変化が多く飽きさせない
○不気味だったり、ちょっと哲学的だったり、おバカだったり、無駄に熱かったりする秀逸なシナリオの数々(と個性的すぎるセリフ回し)
△その分1つあたりのシナリオはかなり短いので、印象の薄い主人公が出てくるかも(個人的には西部、幕末あたりのストーリーがもっと見たかったです)
×中世編終盤がちょっと無理やりすぎる。特にヒロインは「悲劇的展開にしたいからとりあえず殺しとくか」的な感じがしたんで、その辺もうちょっと何とかならなかったのでしょうか。話としては大変魅力的なんですが…
○最終決戦〜ベストエンディングまでの流れがとても素晴らしい(音楽も)

【戦闘関連】
△難易度自体は結構ぬるい
△独特なシステム「チェッカーバトル」。パーティが4人とかになると、こいつにタメの長い技を準備させといて、その間にこいつで回復して…と結構楽しいんですが、特に序盤はパーティが1〜2人の事が多いんで、結局近づいて殴るだけになってしまい、そこまで戦略的な面白さを感じる事は無かったです。勿論、射程や攻撃方向の概念を表現出来ていた事は光る物があったんですが、これなら普通のコマンド選択式でよかったんじゃ?と個人的には思いました。もっとやりこまれた人なら違う意見があるかもしれません。
○隠しボス、隠しアイテム等やりこみ要素もなかなか充実

【グラフィック・音楽・演出】
○音楽は超名曲揃い。各場面の雰囲気とも非常にマッチしている。
○ドットも、各主人公のキャラクターデザインをよく表現できている

【総合】
凄いエネルギーと、メッセージ性のある名作だと思います。

2010/01/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:16(59%) 普通:0(0%) 悪い:11(41%)] / プロバイダ: 30645 ホスト:30865 ブラウザ: 8652
【総プレイ時間】
覚えてないですよw
やりまくりました

【良い点】
演出が素晴らしすぎる
各時代に登場するワタナベなどの小ネタもおもしろいし、キューブの技の頭文字をとって並べると、SFテーマの「ヒューマニズム」になる…といった小ネタまで
もう、ヤバいですw

各時代の短編も、短編とは思わせないつくりで素晴らしいです
「隠し」も多いですし、ハマり出したら止まりません

【悪い点】
悪い点は見つけられませんw

【総合評価】
この頃のスクウェアはよかったなー
今のスクエニはグラフィックにこだわりすぎじゃない?

文句なしですね
最高の中の最高ですよ

2009/12/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:5(45%) 普通:0(0%) 悪い:6(55%)] / プロバイダ: 5136 ホスト:5002 ブラウザ: 5944
【総プレイ時間】
かなりハマッてたんで覚えてないです。
【良い点】
戦闘が楽しかった
マルチエンディング
主人公が沢山いる
【悪い点】
悪い点あげるなら、短いシナリオがあることかな。やっぱりボス戦はレベル上げてから
がいいかな?
【総合評価】
かなりやりこんだゲームですね。友達にすすめられたのですが、プレイする度に
はまっていきました。特殊機能が使えるシナリオがあったり、笑えるイベントが
あったりと、楽しくプレイが出来たので、評価は最高で。

2009/07/16 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:13(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 6105 ホスト:5844 ブラウザ: 9573
【総プレイ時間】100時間以上。

SFC最高のゲームのひとつ。
やりこみ要素満載。
悪い点はラスボスが弱すぎることぐらい。

2009/06/17 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:5(50%) 普通:3(30%) 悪い:2(20%)] / プロバイダ: 27211 ホスト:27330 ブラウザ: 7767
スクエアの作品を楽しむ時、
自分の場合はシステムを重視するか、ストーリーを重視するか、
のどちらかに偏るのですが、この作品は後者でした

【良い点】
やはり、どんなに斜に構えてみようとも、
もはや語り草となっている中世編が醍醐味としか言いようがありませんね
かなり月並みな感想になっていしまいますが
栄光から挫折へ、希望から絶望へ
人間のエゴがもたらす結末は苦しく、悲しくありました
誰もが持っているひとの負の部分を表現しようとしているという意味で、
秀作だと思います
ただ、名作とは思えないので、
その理由を以下の「悪い点」に記載させていただきます

【悪い点】
この作品の、特に中世編は、
ひとの負の部分を表現しようとしているとわたしは受けとったのですが、
その割にはストレイボウの心理描写が少なく感じました
突然の裏切りをより演出するため、多くを語らなかったのかもしれませんが、
それは物語として穴となり、演出だけを重視するのは問題があると思えます
そして、これと同様のことがアリシアの最後の行動にもいえ、
ひとによっては、ただ寝返っただけと映ってしまうかもしれません
最終決戦のまえに敵が自身の真情やこれまでの行動を、
延々と語るのはどうかと思いますが、
それにしてもあまりに唐突すぎて、
製作者がただ大ドンデンをしたかっただけで、
「実のところ、このゲームの趣旨は至極、希薄なのでは?」
といった印象も受けてしまいました
本当に製作者サイドの意向がそれだけでしたら文句はないのですが、
良作に近しいだけにそうは思いたくありません
完全にこれは自分のエゴですが
例えば、ストレイボウの裏切りをわずかに臭わす伏線的な何かがあれば、
また違ったのではないでしょうか
また、アリシアに関しても、オルステッドへの劣等感のようなものが、
事前に多少でも表現されていれば、最後のセリフが生きてくると思います
なぜ、信頼が消えてしまうのか?
そこを製作者様には描ききってもらいたかったです

【総合評価】
物語の行間や空白といった部分を他者に補完させようとすることは、
ある意味で手法としては常套ですが、
わたしはそれが「逃げ」のように感じることがあります
特にこういった主題、あるいは命題部分でそれを行ってしまうと、
あるいは内容がひどく稚拙に受けとれてしまいます
「考察が楽しいんじゃないか」
という意見もあるかと思われますが、わたしはそう思えません
なぜなら、わたしは芯があるからこそ、考察も充実できると考えているからです
「ストレイボウ、アリシア、オルステッド、それぞれにこういう経緯があり、
だからこうした結末になってしまった」
上記の事実を基がることでようやく、
ストレイボウのエゴ、アリシアのエゴ、オルステッドのエゴなど、
お三方の考察が十二分にできるのではないでしょうか

ゲーム性は他の方々も仰られているようにオリジナル性が垣間見え、
また、まだまだ期待のできる部分もあるので、
それをふまえた上で「最高」に期待分を引いて「とても良い」だとおもえますが、
ストーリー性に関しては、大きな穴の目立つ箇所があったので、
「悪い」となります

以上の理由から、わたしの評価はゲーム性、ストーリ性の合間をとって、
「普通」とさせて頂きます

2009/03/10 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:70(86%) 普通:5(6%) 悪い:6(7%)] / プロバイダ: 6271 ホスト:5937 ブラウザ: 9326
【良い点】
かなり実験的なゲームですが、面白かったです。
最初に選べる各編はバラエティ豊かで、それぞれ謎解きや100人斬りなどの特色があり楽しめました。
最終編も鍛えるとキャラが強くなってなかなか快感でした。

【悪い点】
SFC時代のFF同様、脚本がちょっとイタいです。
でもFFに比べれば雰囲気とマッチしていて、それほど嫌ではありませんでした。

【総合評価】
色々な要素があって面白いゲームです。
個人的には幕末編が大好きです。何度も挑戦して100人斬りや0人斬りなど楽しめました。
西部編、SF編、原始編、近未来編、現代編、クンフー編も全部面白いですね。どの編も面白いというのはなかなか凄いです。

[推薦数:1] 2008/11/04 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:126(50%) 普通:19(8%) 悪い:108(43%)] / プロバイダ: 5116 ホスト:5078 ブラウザ: 7282
【総プレイ時間】
不明。

【良い点】
・グラフィック。フィールドはともかく戦闘時は綺麗。味があります。
・戦闘システム。正統派RPGの様な、SRPGの様な・・・
独自のシステムを持つ、珍しい戦闘システムでしたね。
威力、効果範囲、待ち時間等を考えながら戦うのは、なかなか楽しかったですね。
・音楽もかなり良いですね。タイトルを冠する「LIVE A LIVE」を筆頭に、名曲揃いです。
・各漫画家さんがデザインしたキャラが魅力的。
一堂が会する最終編など、誰を入れようか迷う迷う。
完全オリジナルキャラであるオルステッドも、良いキャラでした。
・一番の魅力は何と言っても、ストーリーですかね。
「生」をテーマに取り上げただけあり、実に奥が深い。
人の素晴しさを描く反面、民衆や親友のオルステッドへの仕打ちなど、人間の生々しい醜さをもハッキリ描いています。
プレイ当時は小学校中学年程度でしたが、非常に深く考えさせられたことを、今でも思い出します。
・キャラの台詞回しも良い。SF編の最後、キューブの淹れたコーヒーを飲んだ伍長の
「なるほど・・確かにこいつは苦いな。でも今は、この苦さが最高だな・・・」
という台詞は悲しくも有り、最高にかっこよくもありました。
これ以外にも、忘れられない名台詞が数多くあります。

【悪い点】
・マルチエンディングならば、一つぐらいオルステッドが救われる結末もあって良かったかもしれません・・・。
納得した上で消えていく結末もあった(はず)ですが、結局は今作のテーマである「生」からは脱落したわけですからね。
オルステッドENDでは死にはしませんが・・・決して報われたわけでもない、これは最も後味の悪い最後でしょうね。
最後に俯く彼の姿は、今でも脳裏に焼きついています。
・ちょっとキャラの強さにバラつきがあるような・・・。
各キャラというよりは、アキラだけが突出して弱い気がします。
「特大ダメージを与える」と表記されている技でも全然ダメージが出ず、
結局は最初から覚えているローキックの方が強いという・・・キャラとして好きなので、毎回使ってましたが・・。

【総合評価】
面白いもの、つまらないもの問わず、非常に多くのRPGが世に送り出されていた時代に生み出された、スクウェアの傑作。
この時代のスクウェアはロマサガシリーズに聖剣、FF6と名作が粒揃いでしたが、
そのどれよりも本作は深く、楽しかったことを思い出します。
当時、小学生だったガキンチョに「生きるとは何か」を深く考えさせた作品。
大人になった今、もう一度プレイし直して、もう一度「生」について考えてみるのもいいかもしれませんね・・・。
かなり大きく影響を受けたソフトであり、ゲームとしても傑作だったので、
「最高」の評価を贈りたく思います。

今のスクウェアには、こんな面白いソフト作れないだろうな・・・。

2008/05/26 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 8053 ホスト:8231 ブラウザ: 6342
この作品ほど鬱展開にさせてくれた作品はなかった(いい意味で)
各章も救われない展開があるのが生きるということを考えさせられた。
それにしてもSF編はやたらおっかなかった記憶があります。
(人間関係とかいろんな意味で・・・)

2008/04/07 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:50(61%) 普通:15(18%) 悪い:17(21%)] / プロバイダ: 46099 ホスト:46115 ブラウザ: 6287
新規タイトルで攻めていた時期のスクウェアのゲームです。

主人公が魔王になるネタはメインのストーリーとしてはちょっと単純じゃないかと思います。
他と比べて浮いていますし。

あんまり重厚で長いRPGも気が引けるのでこういう短編集ゲームは好印象です。
一回一回新鮮な気持ちでプレイできます。
小ネタも多いので周回プレイでも楽しめるのがいいですね。

2008/02/28 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:239(58%) 普通:50(12%) 悪い:123(30%)] / プロバイダ: 29382 ホスト:29397 ブラウザ: 7625(携帯)
※前の評価がいい加減過ぎたので再評価しませう

数編あるシナリオをルールや雰囲気の全く異なるものにできたのは凄いことだと思う。
戦いばかりの現代編や戦いのほとんどないSF編,台詞の一切ない原始編は特に印象深かった。
バトルシステムに関しても今までやってきたRPGの中で一番気に入ってるものだ。
演出も素晴らしい。
特に,近未来編とSF編のラスボス戦前のやつ。
おかげでかなり熱い最終決戦になったよ。
隠し要素も凄い。
3週しても全体の極一部のそれしか見つけられなかったほどだ。
その隠し要素自体も,幕末編のやりこみ向けのものからSF編の話を膨らませるものまで幅広いものが揃っていた。
エンディングも感動的だった。
これを見たいがために何度オディオ達を倒したことだろう。
そして何よりも,中世編以降の展開。
小坊だった頃は主人公がラスボスになることへの衝撃位しか感じなかったが,全く係わりのない様に思われていたシナリオ同士を結び付ける存在がはっきりした時には甚く感動させられた。

たが,このシナリオには謎の部分が多い。
ストレイボウの裏切りも始めの部分を見てみると不自然な行動に思える。
一般市民の場合は最終的にああなる伏線が存在しているのだが,彼の場合は不可解だ。
アリシアに対しても同様のことが言える。
それで考えてみたのだが,彼らがああなった原因はあの魔王像にあるのではないだろうか。
あの魔王像から憎しみ,あるいは負の感情に付け込み,増大する力が出ているのだとしたら彼らが変貌したことも説明がつく様な気がする。
実際,決戦前にストレイボウがそうであるともとれる発言をしていたはず。
もしこの説が正しいとしたら,オルステッドを倒しても何も解決しなかったことになる。
つまり,あの像(憎しみ)があるかぎり魔王はいつでも存在するということになるのだ。

憎しみがあるかぎりいつでも魔王は存在する。
人間の本質を象徴した重いテーマだと思う。
でも,「確かに人間は汚いけど,別にそれでいいじゃん。汚いからこそ絶望して魔王にならないようにしようよ。」と言うのが本作で伝えたかったことなのだと思う。
実際に作中でもウラヌスや竜馬が似たようなことを言っていたし,オルステッドの人間を辞めきれていない部分(ルクレチア国民に近い部分のある院王やオブライトを自分同じ境遇とみなしているところなど)からもそういったものが伝わってくる。
LIVE A EVIL
本作の真のタイトルに象徴されていることはこの芥川龍之介の杜子春に似たところのあるメッセージだと思う。
まあ,考え過ぎだろうと思われるかもしれないけど別にそれでかまわない。
こうした深読みができるのも本作の良さだと思っているから。

・・・と,ここまで褒めちぎって来ましたが,次は欠点について述べたいと思います。
まずは,シナリオ一つ一つのボリュームが少ないことです。
全て合わせればそれなりにはなりますが,一つ一つで見れば世界や話の短さが目に付くので
後は,難易度が低いことですね。
レベル20位でクリアできてしまうほどですので。
その分やりこみプレイがしやすいわけではありますが。
最終編のやり直しがきかないのも問題だな。

・・・とまあ,気になる部分も多少はありますが,隠し要素の多さやテーマについてはかなりのレベルだと思います。
それから,私に色々なことを教えてくれた作品でもありました。
よって評価は「最高の中の最高!」で。
LIVE A LIVE
イチバ〜ン!!

2008/02/27 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 48871 ホスト:48798 ブラウザ: 3876
【総プレイ時間】およそ70時間。

【良い点】人間それぞれの良さと悪さが両方とも浮き彫りにされていたストーリーは、
稀少といえる。音楽も印象に残りすぎるほど美しい。

【悪い点】最終編が似たり寄ったりか。

【総合評価】今またプレイしてます。勇者が魔王になるというストーリーは驚かされました。リメイクするなら粗探しを徹底的に済ませた上で移植してほしいですね。ニンテンドーDSがいいかも。

※トリビアですが、SF編のボス・マザーCOMは、あのカクカクしたポリゴン姿だけではありません。リアルな姿は最終編でのみ見られるわけではなく、インフォサーチを2・3回使うとリアルになるのです。

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「全体的に凄くできたゲームバトルシステムも斬新で楽しめた。一つ一つのシナリオがよくできたいて良かったね...」 by サイサリス


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