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評価統計
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| 機種:ニンテンドーDS 製作:セガ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 発売日:2008/03/06(木) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 公式サイト 1. ドラえもん のび太と緑の巨人伝 DS | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 最終変更日:2010/03/12 / 最終変更者:kunku / 提案者:HUNGRY SPIDER (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2008/03/14 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by HUNGRY SPIDER (表示スキップ) 評価履歴[良い:267(37%) 普通:158(22%) 悪い:298(41%)] / プロバイダ: 5251 ホスト:5142 ブラウザ: 7395 映画版「緑の巨人伝」とほぼ同時に封切された、同作品の物語を骨格とする2Dアクションゲーム。自分にとって、本当に満足した「緑の巨人伝」は本作の方で、その完成度は、意欲が感じられる割に内容が振るわない作品が多い歴代ドラゲームの中にあっては、出色と呼んで差し支えないものだ。 本作のシステムで最も特徴的なのは、アクション面で操作が可能なキャラクターを、ドラえもんとのび太の2人に限定し、残りの3人はサポート役(詳しくは後述)に甘んじていることだろう。これに関しては、立場によって意見が分かれるところだと思う。 「レギュラー5人全員の冒険」を望んでいる人、ドラのび以外のキャラを自分の手で操作したい人にとっては、これまでのドラゲームの常識(以前の作品では、任意にプレイキャラを5人の中から選ぶというシステムが主流だった)を根底から覆すような、ドラのびとその他3人のあまりの扱いの違いに憤然たる想いを抱くのではないだろうか。また、「秘密基地から呼び出される」こと自体に、「5人の冒険」という側面の弱さを感じられるのも、確かに言えるだろう。 しかし、それを理解していながら、自分はこの設定が正しかったように思える。 ドラえもんという作品は、本来的にドラえもんとのび太を中心としており、その確固たる法則は大長編とて例外ではない(作品によって特定のレギュラーが大いに取り上げられることも多いが、話の骨格を形成するのはドラのびなのだ)。その為、ドラのび限定でアクションを行うのは、違和感こそあれ不自然ではない。 何より、ゲームとして捉えてみると、プレイキャラを限定することによって、キャラが行えるアクションの自由度が高まって、主人公が様々な道具を使って逆境を切り開くという意味での臨場感が強化されているし、物語も一貫した「ドラのびの視点」という軸がぶれない為、安定感も齎されている。「5人の冒険」に拘らない者にとっては、メリットだと思えるところも沢山存在しているのだ。 まぁ、道具の切り替えなどには、幾つかの手順が必要なので、それが面倒だと感じることもあるし(それ以上にテンポが奪われる)、同じ面倒さならやはり5人全員を活躍させた方が良い、という意見も否定できないが…こればかりは、捉え方の問題だろう。 さて、そんな本作だが、特筆すべきは、卓抜した道具の起用センスだ。 プレイキャラであるドラえもんとのび太が扱うメインウェポンは全く異なるのだが、ドラはサポート系の道具を主に使用し、のび太は攻撃用の銃を多用する。その一々が、援護が得意なドラ、射撃の天才のび太の個性を引き立てるものであるばかりか、実際に映画や原作で、使用者の手で大活躍した物ばかりであることから、「ドラえもん」に対する製作陣のリスペクトを感じられる。「ウマタケ」に乗って颯爽とステージを駆けるのび太の姿をここで拝めるとは、思ってもみなかった(笑)。ゲーム的に見ても、「ドラのサポート→のび太の攻撃」という切り替えを駆使することになるので、より「力を合わせて攻略する醍醐味」が高まっているし、攻略法の幅も広くなっている。 道具でいうなら、サポート役の3人が持ちうる物の方に、より高い価値を感じている。 優しさ溢れる応援に介護でHPを回復する静香、怪力や美声(笑)を遺憾なく発揮するジャイアン、頭のキレを存分に役立て攻略の糸口を見出すスネ夫…彼らの性格、行動両面に於ける個性が、道具を使ったサポートの内容に強すぎるほど反映されているため、プレイキャラではないというハンデがありながらも、彼らは存分に存在感を放っているし、何よりプレイしている自分は、これに対して不満どころか満足感すら覚えた。まさか、ゲームで「魔女っ子しずちゃん」のコスチュームや「無敵砲台」を得た凶悪なスネ夫を見られるなんて…どれほどファンの心理をわかってるのだこのスタッフは(笑)。 ちょっと余談になります。しずかの「ア〜ンして…お大事にねっ☆」という台詞に頬が緩みましたが、これは、かかずさんがCVを担当されたからこそ得られる快感というものでしょう(爆)。新キャストの輝きが、こんなところで発揮されちゃいました。 ところで、本作独自のシステムで、もう一つ重要なのは、「即席道具レンジ」の存在だ。 これは、アクションステージ内に散らばっている様々な材料を収集し、それらを一定のパターンに組み合わせて加工するというものだが、レンジで作られる道具の幅がとにかく広い。ドラのびがステージ進行中に装着できるもの、サポートの役割を果たすものなどの実用品から、秘密基地の壁紙、基地内に置く備品の類まで、そのバリエーション及び数は豊富。その為、レンジで作成できる道具のコンプリートを目指すという極めゲーの側面が付加され、それが本作にゲームとしての持続性を持たせている。 なお、自分がレンジで最も好きなのは、実用品よりも寧ろ備品や壁紙…謂わば「お遊び」の要素だ。幅が広いということは、それだけマニアックな品も存在することでもあり、それによってまたニヤリとさせられてしまいます(笑)。自分は、「地球破壊爆弾」なんて物騒な代物が備品に使われてること、壁紙に「しずかのお風呂場」があること自体に笑ってしまった。 物語は、「緑の巨人伝」を、主に原作のエピソードで脚色したものだが、これが違和感なく作品に溶け込んでいるのだ。 ミニゲーム「拳銃王コンテスト」や、「えいきゅうにかりておくだけだぞ」というジャイアンの台詞など、物語の面でもドラ好きの心を擽るネタが数多いばかりか、そこに繋げる物語の流れがゲームで行われた冒険と絶妙にリンクしていて、その構成力の高さと、製作陣のドラに対する理解の深さに瞠目させられた。ただ、後半部分…リーレ姫の変遷は映画と比較して、不明瞭になっていたのが惜しい。余談だが、彼女は人間の食べ物を口にできるんですね(笑)。 映画版では違和感ありまくりのキー坊のCVも、本作の中では然程の問題だと感じなかった。それ以上にキー坊で驚いたのは、彼が語った言葉が、映画以上に原作版「さらばキー坊」に忠実なものだったことで、それを聞いて自分の中で確信が生まれた。「このゲームは映画を超えた」と。 そんな本作、ゲームとしてのやり応えは如何ほどか、と言われると、「かなり難易度が低いかな」といったところか。 対象年齢の問題もあるかも知れないが、アクションステージのスタート及びボス戦の直前には必ず解説役のミニドラがいるという程に親切だし、多少は嫌らしい敵の配置や仕掛けがあるものの、基本的にはステージがとても短い。ボスはどれも個性的であり、大半がドラのび両方の特性を活かして攻略するため、タッグならではの愉しみを味わえるものの、特筆すべき強さを誇る敵は一体もいないと自分には思えた。その為、普通にエンディングを目指すだけなら、やり応えが弱すぎる。挿入されているミニゲームも、普通にクリアすることだけを考えれば、コツさえ掴めば簡単な代物。操作の反応は良好で、背景・音楽のクオリティも申し分なく、プレイ環境は素晴らしいのだが、一見では多彩な内容の割に軽い作品という印象を与えられる面もある。 本作がゲームとしての本領を発揮するのは、寧ろ一度エンディングを見てからだろう。ミニゲームは自由に遊べるようになっていて、物語で求められる以上の得点を目指すことも可能だし、冒険の方はレンジ道具コンプリートという目標もある。何より、クリア後に得られる「くろうみそ」を使用すれば、より難しくなった冒険を愉しむこともできる。 いずれにせよ、難易度の高いアクションゲームを期待すると、肩透かしを喰らう危険性あり。 充実した内容を持つ、質の高いゲーム作品。個人的には、ドラゲームの中では最も満足度の高い作品だった。空回りを殆ど感じず、随所に絶妙さが光る。とは言え、大いに人を選ぶ側面もあるのは確かで、手放しで肯定しかねる部分も存在している。 以上の理由と感想から、自分の本作に対する評価は「とても良い」寄りの「良い」とさせていただきたい。 この評価板に投稿する |
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