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| ドラマ総合点=平均点x評価数 | 275位/1,416作品中(総合7/偏差値52.30) | 274位<= =>276位 |
| 1992年ドラマ総合点 | 4位/29作品中 | 3位<= =>5位 |
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| 放送:日本テレビ系列 脚本:伴一彦 プロデューサー:田中芳樹:佐藤敦 音楽:杉本竜一 演出:吉野洋 井上健 池添博 倉田貴也 全11話 毎週土曜日 21:00〜21:54 主題歌 【もう恋なんてしない】 作詞:槇原敬之 作曲:槇原敬之 歌:槇原敬之 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 開始日:1992/04/18(土) / 終了日:1992/06/27 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
利用状況
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最近の閲覧数
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| 最終変更日:2008/02/17 / 最終変更者:えぼだいのひらき / その他更新者: TCC / 提案者:羽幌炭鉱 (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| [推薦数:1] 2008/02/17 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by えぼだいのひらき (表示スキップ) 評価履歴[良い:144(75%) 普通:38(20%) 悪い:9(5%)] / プロバイダ: 1434 ホスト:1325 ブラウザ: 9646 とっても粋なドラマだったと思います。 独身の童話作家と、浮気をして妻に逃げられたホテルマンと、妻と死別したバーテンダー・・・揃いも揃って女好きなのに、いきなり男手1つで子供を育てなくてはならない状況になった男3人とその子供3人が繰り広げる物語で、それぞれに女性が絡み、本来だったらドロドロの人間ドラマなのですけれど、イヤミのないコメディーに仕上げられていて、毎回毎回がとてもおかしかったです。 独身である状況を謳歌していた童話作家の広瀬(柴田恭兵さん)の所に、ある日突然身に憶えはあるけれど記憶としては定かではない女性・真弓(かとうかずこさん)がやって来て「この子は貴方の子供よ」と健太郎(好美大くん)と云う男の子を置いて姿を消してしまいます。いきなり現われた息子に広瀬は大慌て!!童話作家でありながら、子供は大嫌いと云う彼は、成り行き上健太郎を育てる事になり、通う事になった幼稚園で、状況は違えど男手1つで子供を育てる事になったホテルマンの佐竹(三浦洋一さん)とバーテンダーの中沢(風間トオルさん)と知り合います。 在宅で仕事をする広瀬には比較的自由になる時間と1人で暮らすには充分な住居があるのですが、家事能力がないのは勿論の事、何より子供が大嫌いなのです。しかも世話をしなくてはならない子供はいきなり押し付けられた確証の定かではない我が子・・・ 一方、単身赴任中に浮気をして妻に逃げられてしまったホテルマンの佐竹には、変則的な勤務に加え、押しかけてきた愛人の優子(七瀬なつみさん)と云う頭の痛い存在がありました。そして、佐竹と同じホテルに勤務する妻と死別したバーテンダーの中沢は、自宅アパートが取り壊しされる事となり、住む場所を失ってしまいます。 そこで3人は、日中の子供の世話、愛人から身を隠す、住む場所を得ると云ったお互いの利害関係の合致により、広瀬の家で奇妙な共同生活を始める事になるのです。 ですが、3人共基本的に女好きなので、こんな状況下でもいろいろと事件が絡んで来るのです。 健太郎達の幼稚園の担任の伊藤先生(山口智子さん)は、純真な心を持った世間知らずのお嬢さんで、童話作家である広瀬が実は子供を疎ましく思っているとか、女遍歴はかなりのもので担当編集者の河野(床島佳子さん)にもちょっかいを出したりしてるなんて事は、これっぽっちも思っていない訳です。ですので、彼が何かしでかしても全部良い方に取ってしまうので、その真っ直ぐな反応に困惑しその場を繕う広瀬の描写がおかしくて、無邪気って酷だな〜なんて思いましたね。 柴田恭兵さんは、格好イイ役も素敵ですけれど、台詞の柔らかい男性を演じられると本当に素敵に見えます。肩肘張った台詞でも、例えば「行け」を「行って」とか・・・「やれっ」を「やれよ〜」とかってするだけでも雰囲気って随分感じが違うのモノです。強いだけが男の魅力って訳ではないので・・・こう云うさり気ない所の演出にとても魅力を感じました。 又、新任のアルバイトとして幼稚園に潜り込んで来た優子の、佐竹へのあからさまなアプローチは毎回それはそれは楽しみでした。「佐竹〜っ!!」と大声で叫んで走り回る演技が強烈で、我が家では七瀬なつみさんのイメージはいまだにこのキャラクターだったりします(笑)。振り回されておたおたする佐竹って、演じられた三浦洋一さんの素のイメージともとても合っていて、適任だったな〜と思いました。 又、死別した妻を今も愛している中沢は、娘のあかね(大野麻那ちゃん)の良い父であろうと努め、食事や服装に気を配り、事ある毎に「しのぶぅ〜」と妻を偲びながらも、妻そっくりの女性・美奈(荒井乃梨子さん)にアプローチをしては振られていました。が、一方で若い女性のお客にカクテルを作った時には決まって名前を聞き、口元に手を置いてちょっと考える仕草をしながら毎回「貴女をイメージして作りました。このカクテルをフローレンス○○と名付けましょう」と言って口説くのがいかにもって感じで女性の目からすると「見え見え」で面白かったですね。 実際の社会でも、男性から見て良かれと思ってやっている事って、結構女性から見ると滑稽だったりするもの(又、その逆もしかり)ですが、イヤミを感じさせない洒落た演出が施されていて、「解っちゃいるけど止められない」って男の性(さが)って、正にこう云うのを言うんだろうなって思いました。 一方で、おたおたする大人を尻目に、3人の子供達は妙に冷めていて、その対比もとても面白かったと思います。 勿論、子供達は「実は深刻」と云った状況をきちんと把握していない訳なのですけれど、それだからこその無邪気さは結構恐れ知らずで、達者な演技は可愛かったです。特に女の子2人はとてもおしゃまで、佐竹の妻の伊都子(金沢碧さん)が広瀬の家を突き止めてやって来た時などは、恐怖におののく男達の横で「あっ!!ママだー!!」みたいな感じでしたから、案外子供ってこんななのかな〜なんて思ったりしました。 只、この手の物語の設定でいつも不思議に思うのは、子供達が通っているのが「幼稚園」である事がとても多いと云う事です。本作の場合は、広瀬と中沢の職業が日中時間の取れる職種でしたから、それ程そうは思いませんでしたけれど、それでも忙しく働いている保護者の場合だったら、どうしても幼稚園に通わせるには時間的に無理があります。そう云う細かい所から「ん〜実はこの人達ってホームドラマを制作していても、子育て現場の実情を知らないな?」なんて感じてしまう事って結構あります。 それでも、最終回の出来は素晴らしく、血の繋がりだけではない「しがらみ」って、人間にとって、とっても大事で大きい存在なのだな〜と改めて思えるお話になっていたと思います。 子役の子って極端に演技が巧みでこまっしゃくれていたり、逆に嫌になる程棒読みだったりしがちですけれど、健太郎を演じた好美大くんは、素朴な可愛らしさの中に朴訥(ぼくとつ)とした雰囲気を持った男の子で、演技だと判りながらも視聴者を引き込ませる存在感を持った名優さんでした。彼を抜擢したスタッフさんは、本当に見る目のある方々だったと思います。 主題歌として使われた「もう恋なんてしない」は、歌詞は本作の内容とは少々違うモノでしたけれど、不器用に強がってしまう本作の男性陣のイメージにとても良く合っていて、名曲だと思います。槇原敬之さんの代表曲の1つとも言える程、知名度のある曲ですが、何故か本作は再放送やDVD化等に恵まれていなくて、何とも残念です。 洒落た大人のコメディーとしては、かなりのレベルの作品であったと思います。小難しい作品や感動巨編、ドタバタコメディーも良いですけれど、本作の様な粋な作風の作品って、もっともっと作って戴きたいですね。 「男は浮気をする者だ」なんて都合の良いふざけた論理ではなく、例えば・・・結婚していても銀行とかの窓口に綺麗なお姉さんとおばちゃんがいたら、迷わずお姉さんの方に足が向いちゃうとか、電車の向かいの席にミニスカートの女性がいたら、心持ちいつもよりもちょ〜っと姿勢を低く座っちゃったりとか、恋人とデート中にスタイルの良い女性とすれ違ったら思わず振り向いちゃったとかって云う類の男の性(さが)って罪のない物だと思いますし、それを題材にした作品って上手に作るととっても面白いと思います。 気軽に楽しんで、でもちょっぴりホロッとしながら見られるのって、とっても貴重で・・・是非もう一度見てみたい作品です。 この評価板に投稿する |
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