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[ドラマ]木枯し紋次郎


読み仮名: こがらしもんじろう / 英語タイトル: Kogarashi Monjiro

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ドラマ総合点=平均点x評価数143位/1,377作品中(総合12/偏差値55.18) 142位<= =>144位
1972年ドラマ総合点2位/9作品中 1位<= =>3位
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作品紹介(あらすじ)

木枯し紋次郎…上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれたという。
十歳の時国を捨て、その後一家は離散したと伝えられる。
天涯孤独な紋次郎が、なぜ無宿渡世の世界に入ったかは定かでない…。
(EDナレーションより)

全2シリーズ通算38話 制作:フジテレビ C.A.L
プロデューサー:浅野英雄 大岡弘光 小嶋伸介 原作:笹沢左保
脚本:服部佳子 市川崑 鴨三七 山田隆之 大野靖子 大藪郁子 佐々木守 高橋玄洋
監督:市川崑 窪川健造 池広一夫 国原俊明 森一生 大洲斉 鍛冶昇 土屋啓之助 森川時久 安田公義
殺陣:美山普人 音楽:湯浅譲二

●出演
木枯し紋次郎:中村敦夫
ゲスト(第1シリーズ):小川真由美 高橋長英 石山健二郎 黒沢のり子 原田芳雄 加藤嘉 藤村志保 喜多川美大 藤岡重慶 香川美子 工藤堅太郎 嵯峨善兵 伊達三郎 安田道代 菅貫太郎 庄司永建 山本麟一 桜井浩子 守田学哉 佐藤允 北林早苗 水上保広 二木てるみ 扇千景 土屋嘉男 扇ひろ子 岸久美子 長谷川明男 井上昭文 田崎潤
ゲスト(第2シリーズ):新藤恵美 渡辺美佐子 小松方正 悠木千帆 池田秀一 阿藤海 渚まゆみ 平田明彦 寺田農 高品格 睦五郎 穂積隆信 赤座美代子 太地喜和子 高橋長英 市原悦子 神田隆 和崎俊哉 蟹江敬三 嵐寛寿郎 大滝秀治
日本 開始日:1972/01/01(土) / 終了日:1973/03/31
オープニング動画 (1個)
だれかが風の中でだれかが風の中で
歌:
上条恒彦 詞:和田夏十 作曲:小室等 編曲:寺島尚彦 [ファン登録]
最終変更日:2009/07/08 / 最終変更者:曲がり角のアイツ / 提案者:ラマンチャ (更新履歴)
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 評価平均ドラマ順位(総合点)偏差値(総合点)評価ポイント(総合点)最高の中の最高
日本とても良い(
2.40 pnt / 5つ星換算4.6
)
143位55.1812.00 

利用状況
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割合60.0%20.0%20.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
加算分布60%80%100%100%100%100%100%
分布要約100%0%0%

評価ポイント推移(横軸=評価数)
現在の総合点 12 ポイント 現在の平均点 2.40 ポイント / とても良い


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2011/10/25 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/(誰でも可)]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1210(50%) 普通:606(25%) 悪い:607(25%)] / プロバイダ: 36209 ホスト:36373 ブラウザ: 6425
【良い点】
OP。
明日をも知れない我が身ながら、明日にかすかな希望を抱いて今日を生きている。
そんな紋次郎の生き様を歌い上げた曲はカッコいいです。

「水戸黄門」等ではデフォルメされがちな地方の風習や社会制度が詳細に描写され物語に影響を与えます。
加えてストーリーは勧善懲悪でもなく、先が読めないスリリングさもあります。
(「誰が○●を殺したか?」というのが土壇場まで分からないなど)

【悪い点】
基本的に毎回、渡世人が絡むので世界観の幅は狭い。

孤高にクールを決め込む紋次郎が周囲から浮いて見えることがしばしば。

【総合評価】
紋次郎の旅路はまさに人生裏街道。
原作付という事もありますが悪代官など出さずとも面白いストーリーは作れる見本。

一方で片脚を失った女がゲストヒロインとか、村の嫌われ者の渡世人がまだ生きている鶏の羽をむしるとか、
今では絶対に地上派で放映できない描写も多いですね。

2009/06/13 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/(誰でも可)]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:27(66%) 普通:7(17%) 悪い:7(17%)] / プロバイダ: 13991 ホスト:14039 ブラウザ: 3004(携帯)
三度笠に道中合羽、長楊子をくわえた世渡人紋次郎が主人公の時代劇。最近の時代劇は、衣装が小綺麗なだけでなく、根底に流れるもの自体が現代的。敵もたいして悪くなく、最後はめでたし大団円。それも明るくていいけど「時代劇」っぽい渋さとは違う。だから時代劇の衣装を着て現代ドラマをしてるようにみえる。でもこれは作られたのがかなり前というのもあってか、独特の趣きがあった。時代の空気がリアルだった。衣装がボロボロで、殺陣が考証してあって(特に刀の使い方が世渡人らしく粗野で、斬ったり受け流したりせず、突き刺すように戦っていた)、敵も悪い奴らで、薄汚れた雰囲気の時代劇だった。なにより、名の下に相手を降伏させないところが凄い。黄門様は印籠で、金さんは桜吹雪で相手の戦意を挫く。その方が早く解決する。でもこの作品の場合、仲間も連れず、大義名分も掲げず、砂ぼこりの中敵複数と一人だけで戦うもんだから、生身の人間として悪と対峙している気がした。紋次郎がひとり道の向こうへ去ってゆくラストを見たとき、いいもんみたなぁーと思った。苦くて乾いた土の匂いがしてきそうな時代劇だった。

[推薦数:1] 2006/11/25 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/(誰でも可)]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1652(50%) 普通:649(20%) 悪い:993(30%)] / プロバイダ: 11390 ホスト:11519 ブラウザ: 5234
この世の不条理と理不尽なことを許せないヒーローというと、真っ先に思い浮かぶのはやはり紋次郎だし、そうでなければいけなかったといえるし、「水戸黄門」はお決まりの勧善懲悪の作品ではあるのだけど、紋次郎の場合はアウトローという西部のガンマンのような匂いを感じさせる。その為に本作の紋次郎はお偉いさんのトップ(まあ、天下の副将軍なんて、実際は有って無きの如き役職だったが)の黄門様よりも遙かに感情移入できるし、人間味があるともいえるであろう。そうでないと本作は名作にはならなかった。

抑圧された平民の為に立ち上がるというのは何も紋次郎だけではなく、「ウィリアム・テル」などといった海外作品もあるのだけど、日本ではまず紋次郎というイメージだし、こうしたアウトローのような不条理なことや理不尽なことに決して心を許さないというのは真の正義感から来るものだし、社会の悪さという部分を描き、その悪と紋次郎が戦うのだから、盛り上がる訳である。

しかし、黄門様や大岡裁きのような「めでたし、めでたし」にならないのも紋次郎の魅力であり、そしてリアリティと辛さである。黄門様にしろ、大岡裁きにしろ、みんなニッコリ笑顔というものではなく、「一つの悪を倒した、しかし、紋次郎の孤独な旅路は続く・・・。」という部分は黄門様のような後味のよいものではない。それ故に人間一人が行う力の限界とその中で出来る限りの事を・・・・・・というリアリティと哀愁は本作ならではで、後の多くのアウトロー作品に本作のタッチが活かされていく。

こうしたアウトローは一見すると哀しい。しかし、誰よりも強く、そして優しく、それ故に孤独なのだという部分は、人間社会に見捨てられた渡世人紋次郎の特色であり、今でも紋次郎のような孤独でありながら、人を愛し、そして不条理な世界と理不尽な所業を決して許さない紋次郎のキャラクターが色褪せることはこれからもないであろう。

2006/06/21 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/(誰でも可)]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:317(58%) 普通:13(2%) 悪い:219(40%)] / プロバイダ: 48832 ホスト:48767 ブラウザ: 4184
木枯らし紋次郎と言って思い出すのは長楊枝を口に銜えてる姿が物凄く印象的で一時期は長楊枝を銜える姿を見て格好良いなと思ってた時期も有った。まあ今でも渋くて格好良いと思ってるけど。

この作品は当然リアルタイムでは見て無いけど、渡世人に焦点を当ててる所なんかは最近の勧善懲悪一辺倒に収まってる平凡な時代劇よりずっと魅力的で逆に新鮮味が有るし、あの古風で独特な殺伐感が何とも言えない感じ。

しかし現在ではこの様な作風はまず流行らないだろうし、また残念ながらあの様な雰囲気を出せる様な俳優も居ないかな。

評価は「良い」で。

2006/06/21 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/(誰でも可)]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:293(57%) 普通:87(17%) 悪い:134(26%)] / プロバイダ: 40763 ホスト:40597 ブラウザ: 4483
型どおりの勧善懲悪や派手なチャンバラなど、時代劇のパターンを否定したリアルな世界、
痛烈に描写される人間のエゴ、そしてバタ臭さの中にキラリと光るカッコ良さ!!
全てにおいて魅力的な時代劇の傑作。

TV時代劇の全盛期であるこの時代には、本作の他にも冥府魔道に生きる『子連れ狼』やワルの上を行く大ワルの『必殺』など、魅力的なアウトロー時代劇が数多く生まれました。
しかし時代劇が「お年寄りが見るもの」というレッテルの貼られた今のご時世、本作のような作品は二度と生まれないでしょうね。

2006/03/21 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/(誰でも可)]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:772(45%) 普通:469(27%) 悪い:473(28%)] / プロバイダ: 28157 ホスト:27890 ブラウザ: 4487
【水戸黄門】とかその他多くの「正義の味方が悪を倒しての勧善懲悪」という型にはまりまくった時代劇感をよい意味で崩してくれた作品の一つ。

一応は社会のはみ出し者でありながらも勧善懲悪的なものであった股旅物の定石からはずして、主人公の紋次郎の徹底的にアウトローな存在感にして泥臭い殺陣、そして衣装から様々に汚れに汚れているというリアル感など、私がそれまで観てきた時代劇になかった物を見せてくれた作品。

主人公の紋次郎自身の出自も「上州出身で食い扶持減らしの為に蒟蒻で間引きされかけたものの、姉に救われたため、姉に対しての思慕の情がある」という現実味と人間味をあわせた設定が実によく出来ていた。その紋次郎の姉もろくでもない夫に嫁いだが為に既に落命していたというのが…。

殺伐とした世界でありながらも、上条恒彦の唄う主題歌はとても爽快で晴れ渡った青空をイメージさせるものだったのが印象的。この爽快感あふれるOPと何処か殺伐としたアウトローな雰囲気のギャップもさらにこの作品を印象的なものにさせていたと思う。

そしてやはりこの頃は時代劇において様々なものが作られていて層が厚かったと思わせる。定石的な作品からこういう定石をはずした感のある作品まで作れてた事がその証明であろう。もっとも、その頃ですら昔に比べると時代劇の居場所はせまくなっていたのだが…。

2006/03/21 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/(誰でも可)]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:380(98%) 普通:7(2%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 14437 ホスト:14245 ブラウザ: 6342
時代劇の中では、トップクラスでするー。ただ、全部観たことは
ないうえ、見たのは大分前なので一部のポイントのみー。

まず、汚いのがよいー。最近の時代劇は、映像も衣装も綺麗すぎ
るのではと思うー。モンジローの、本当にすなぼこりの、ごきた
ない世界に、リアリティーを感じるじょー。戦い方も、田んぼの
中で泥だらけになって、もんどりうって戦う姿がステキー。
かっこ悪い姿が、なぜかかっこいいー。

もう1つはテーマソングの「誰かが風の中で」。上条恒彦の唄声は
本当にしびれちゃうし、殺伐とした荒野を感じる詩といい、アコー
スティックギターから入る曲のせつなくも力強いメロディもよす
ぎー(ちなみに、曲は映画の「雨に唄えば」のメロディを逆にして
発想したという逸話があったと思うー)。

んでもって、モンジローはこんにゃくがキライー(泣)。

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