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| 文学総合点=平均点x評価数 | 1,611位/3,067作品中(総合2/偏差値48.08) | 1,610位<= =>1,612位 |
| 1895年文学総合点 | 1位/4作品中 | =>2位 |
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| 著者:泉鏡花 掲載誌:文芸倶楽部 出版:角川書店 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 開始日:1895/04 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 最終変更日:2007/11/17 / 最終変更者:TCC / 提案者:TCC (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2008/03/12 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by アマンドの木 (表示スキップ) 評価履歴[良い:395(78%) 普通:109(21%) 悪い:5(1%)] / プロバイダ: 28160 ホスト:28224 ブラウザ: 8090 泉鏡花にしては、色彩感覚に乏しい作品でした。舞台はずっと夜でしたし。 話の筋はこうです。 職務に忠実な警察官と、恋仲だった女性がいます。しかしその女性は育ての親の反対によって結婚を許されません。ある夜、その育ての親が酔っ払って水に落ちます。見殺しにすれば結婚できるのに、その警察官はその人を助けようとします。しかし彼は泳げなかったために死んでしまいました。 筋だけ書くとまともな警察官のように見えますが、まともではありません。職務を盾に老人も凍える母子も追い立てる、優しさの一片も見当たらない人物です。 一方、女性の育ての親は酷い人のように見えますが、彼がそのような行動を取る裏には過去の悲しい思い出があったりします。 が、そんな事ははっきり言ってどうでもいい。作者が描きたかったのは、悲恋の物語でも、仕事と恋愛が両立できない時代背景でも、警察官が威張り散らす世間への風刺でもない。 「悪い男達に苛められる可愛そうなお姉さん」が描きたかった(のだと思います)。 この女性は、育ての親に結婚を邪魔されるだけではなく、当の恋人からも職務を理由に結婚を拒まれているわけです(なおここで、そんな男に惚れるなというツッコミは不要です)。二人の酷い男によって結婚と言う幸福を踏みにじられる悲劇の女性、これを描きたかった(のだと思います)。 なお、泉鏡花の作品は基本的に「苛められる側」への憐憫の情が基本です(苛めて喜んでいるわけではない)。 そういう意味で、ハッピーでもなければ爽快感もゼロなので、人に勧めるような作品とは言いがたいです。それでも「良い」は付けられるでしょう。 2007/12/14 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by TCC (表示スキップ) 評価履歴[良い:2148(46%) 普通:1434(31%) 悪い:1069(23%)] / プロバイダ: 26578 ホスト:26620 ブラウザ: 4184 あの泉鏡花の出世作の一つですが・・・・・・・・・ 序盤、主人公の八田巡査にからまれた老人と、彼を罵っていた 若者との会話シーンが挿入されていたのがまず印象的でした。 この若者の、いかにも「べらんめえ」な江戸っ子風口調も 相まって。 肝心のその主人公の八田だけど、作品中の描写から、 イメージ的に帝都物語の、加藤保憲に近い印象を受けましたね。 後半以降は、老車夫と彼に絡まれた娘とのやりとり等が 中心でしたが、前者の後者に対する執着ぶりは、思わず 一時期社会問題化していたストーカーとやらを思い出してしまい ましたが、何とも異常で、娘もとんだ災難にあったものです。 最後は、彼が川に溺れるも、主人公はあくまで職務に徹し、 結局溺死してしまいましたが、まあ、自業自得でしたな。 社会派作家としてのイメージが強い彼ですが、これは、 泉鏡花の江戸趣味とかよく反映されていた、佳作小説の 一品だったと思います。流れるような文体も、他の作家の 作品とは一線を画していたと思うし。評価は「良い」ですかな。 この評価板に投稿する |
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