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[小説]とらドラ!


Toradora!

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2008/10/13 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:106(76%) 普通:34(24%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 34156 ホスト:34139 ブラウザ: 2051(携帯)
自分が数多く見てきたラブコメ作品の中で、これほど現実のようにリアルで心が動く作品はないと思います。確かに典型的なラブコメなのです。
ですが、普通のラブコメで片付けられるのか?と聞かれると答えはNOです。それほど何かの魅力を感じる新しい作品です。
この作品の凄い所は読んだら最後、読むことを止めることができないということ。ラノベ自体の微妙なページ数の一冊の中で一冊辺りの区切り区切りが実に上手い。どんどん後半へいくにしたがって「次はどうなる?」とドンドンとその作品に引きずり込まれる魅力があります。
そして、その引き込ませてくれる世界観の中での魅力的なキャラクター達が繰り広げるラブコメが読者の心を動かし、ただの変哲もない日常の中でのラブコメなんだけれどもそれがすっごく目も離せられない状態がとても斬新です。
キャラクターの一人一人が必ずスポットライトを浴び、メインである竜司と大河の二人よりも輝いていたりします。ですが、この作品、自分の中では二人がメインでないと考えています。登場する5人のキャラクター、学校のクラスメイトこれがメインキャラクターだからです。二人が中心に描かれているのは事実ですが。

さて、この作品の魅力とは一体何なのであるか?
それは、キャラクターそれぞれが相手の事を自分よりも大切であるからと考えているところだと思います。
しかし、この作品においてその考えはすれ違いという形で表れてきます。
誰かを幸せにするには自分が犠牲にならなくてはいけない。
というメッセージ性が文章越しにヒシヒシと伝わってくるのです。
しかし、最終的にその考えは変わってきます。
自分だけが、自分達だけが納得する答えじゃダメなんだ、「みんな」が納得出来る答えを見つけなければならない
たとえそれが間違っているかもしれない答えでも。
そういう風に自分は読み取りました。

大河の本当の気持ち、実乃梨の秘密、亜美の本心、竜児の決意、北村のやさしさ。泰子の考え。これらすべては「とらドラ!」を読むにあたっての非常に重要なキーワードといえるでしょう。
そして、それが「とらドラ!」の魅力だとも思います。

総合的に
単なるラブコメ。それだけでは片付けられないストーリーの深さ、一人一人が抱えている考えと心理描写が言葉だけなのにビンビンと伝わってきます。
萌えますか?と聞かれたら、萌えませんとキッパリ答えます。確かに絵は萌え系ですが、中身を見たときにそのギャップを喰らうと思います。
自分は一巻冒頭の
手に入れるべきたった一人が、
ちゃんとそれを見つけられる。
そういうふうになっている。

この言葉がとても深い意味に感じてしまいました。
この作品を読み終えた時にもう物語が続かないという「寂しさ」を感じました。
こんなに「愛でいっぱい」のどこか心が切なくなり、暖かくしてくれるラブコメの作品はなかなかないと思います!
それだけ心に残る素晴らしい作品です。

[推薦数:1] 2008/10/12 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:102(53%) 普通:33(17%) 悪い:59(30%)] / プロバイダ: 1002 ホスト:1089 ブラウザ: 5234
あらゆる意味でラブコメノベルのお手本のような作品。

まず、各巻ごとの締め/引きが上手い。
決められた項目数で話を膨らませ、キッチリ完結させる。その上で次巻への繋がりを匂わせ、我々に「早く続きが読みたい!」と思わせるその手腕は賞賛に値するかと。
上で述べたことはライトノベルに限らず映画・漫画などの全てのエンターテイメントを創造する上での基本であるが、考えてみるとその基本をキッチリこなしている作品のなんと少ないことか!
そんな御時勢だからこそこの作品が光って見えるのかもしれない。
既刊を最初から最後まで、一気に読みたくなる・読ませるパワーを持った作品を私はこの『とらドラ!』と『半分の月がのぼる空』くらいしか知らない。

次にキャラ設定、これが秀逸。
基本的にこの作品に登場するキャラクターは皆子供なのだ。
周りが見えず、自分の意思を至上とする子供。それでいて他人を気遣ったりするものだからなお性質が悪い。
そんな子供ばかりであるが故に好意のベクトルが絡み合い、昼ドラ顔負けのドロドロ感をかもし出している。(もちろんそれもこの作品の魅力であることは言うまでもない)
また、そんな子供だらけの中、一人浮いているのが亜美だ。
彼女はなまじ周りが見えるだけに、自分の気持ちに気が付く前に竜児・大河・実乃梨の関係に気付いてしまったのだろう。
そこから彼女が選んだ選択はあまりにも不憫だ。中途半端に大人であるが故に、亜美は作中一番報われないポジションになってしまった。次巻ではせめて救いがあらん事を。

また9巻での竜児の苦悩、これも見事だった。
大河の気持ちを知ってしまった事が己の進路や家庭環境、加えて実乃梨との事で悩む彼に追い討ちをかけ、余計に彼を悩ませる。その独白が何とも青臭く、もどかしくも懐かしい気持ちにさせてくれる。
これほどリアルに、かつ生々しく思春期の高校生の内面を描ける竹宮先生には脱帽せざるを得ない。
この作品を読むとラブコメは奇抜な発想に頼らずとも、筆者次第でいくらでも面白いものを造ることが出来るということを再認識させられる。

物語もいよいよ佳境。
やっと自分の気持ちに素直になれた大河とそれを受け入れた竜児。
実乃梨とのいざこざにも一応決着がついたし、残るは亜美くらいか?
竹宮先生ならここから大崩れすることもないであろうし、きっと満足のいく結末を魅せてくれるだろう。
その意味も込めて評価は暫定的に「とても良い」とさせていただく。
[共感]
2008/10/15 自分の伝えたいことをほとんど言われたのは初めてです。 by ぴー

2008/10/09 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 25559 ホスト:25447 ブラウザ: 5237
【良い点】

ラブコメを取り扱ったラノベによく見られる特徴というものは
「何故コイツがこんなにモテルのか?」
「この主人公の魅力がわからない」
「優しい(という名の優柔不断な男)以外に何の取り柄も無い主人公にとって女の子が余りにも都合の良い存在でありすぎる」
というものです。

個人的見解では、作者が男性であるケース、もしくは男性読者に媚びているというのが上記の特徴かなと思います。

その点、この作品では主人公がある意味最も「萌える」キャラクターをしています。
主人公がヤンキー面のせいでモテないけれども内面はオトメンであり、同姓から見ても非常に好感が持てる良い奴です。
つまり上記のような「何故コイツがモテルんだ?」ではなく、「何故コイツがモテないんだ!?」と感情移入ならぬ、肩入れをしてしまいたくなります。

また、女性キャラがステレオタイプなようでいて、何気に男前だったり、良い意味で非常に生々しい、男の願望を充足させるだけの都合の良い女性キャラではない、一筋縄ではいかないという点だと思います。故に、通常のラノベだとバレバレの好意に気付かないという白々しさがなく、セリフを深読みすればそう取れるけれども、断言しきれないという点が先を楽しみにさせてくれます。

【悪い点】
個人的にヒロインの大河に対して好感が余り持てない、巻によっては素で頭に来る時があります。ツンデレというのは本来本人の前では素直になれずキツく当たってしまうというのが定義の一つだと聞いたことがありますが、リアルに存在すると非常に厄介な、それこそ単なる天邪鬼と化してしまうという良い例です。

ラノベの好意もろだしのわかりやすいテンプレなツンデレはその点を考えての表現なのでしょうが、今作品は上記の長所で上げた点が、よりにもよってメインヒロインにおいては最大限の裏目に出てしまっている感が否めません。
「大河を面倒見れるのは竜児くらい」
そう読者に思わせるのは成功している反面、竜児視点から進む物語の為、竜児の心根の優しさと大河の傍若無人さが際立つため、

「でも竜児ならもっと他にいい子が見つかるよ」

と思ってしまいます。

【総合評価】

粗製乱造が目立つラブコメ系ラノベの中では間違いなく突出した作品だと思います。
他のラブコメがありきたりな恋愛パートを、魔法やらSFやらの設定等でお茶を濁している中、真っ向勝負の学園ものというのは逆に新鮮でさえあります。

ただ、長所がへタレ系主人公を魅力的に描く点に成功している反面、ヒロインをツンデレならぬ殆どツンとして他の女性キャラよりも魅力を(少なくとも私は)感じられない点が短所となってしまっているところでしょうか。
私は亜美等の女性キャラや、竜児といったキャラクターに好感が持てるのでプラスマイナスでプラスとなっていますが、女性キャラに対する抵抗を感じるか否かが分水嶺かなと思います。

余談ですが、タイトルが「とらドラ」だから、最後は大河とくっついてしまうのかどうかがとても不安です。それまでの流れが非常に納得の行く描き方か否か、もしくは、タイトルにとらわれず納得の行く女性キャラとくっつくのかというラストに良くも悪くも目が離せない作品だと思います。

2008/10/04 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:0(0%) 普通:2(40%) 悪い:3(60%)] / プロバイダ: 585 ホスト:693 ブラウザ: 5234
【良い点】
主人公が見た目はヤンキーで周囲から恐れられる男が実は心根の優しい友達思いな人間で
ヒロインが見た目はお人形さんのような小柄で可愛い女の子だが実は凶暴な女の子という設定

【悪い点】
・文章、構成、表現、演出、キャラの立て方、何もかもが稚拙
・最終的なオチは決めていたであろうに、多少人気が出たらしい事から最終的なオチを
先送りにして迷走的な状況に持っていき長期連載を目論み、結果グダグダでダラダラな展開にした点(多分に編集側の意図もあるのだろう)
・物語を彩る筈の主人公もヒロインも脇役もキャラ設定こそはそこそこだが全然生かせておらず非常に個性が薄い
唯一性悪な役割を受け持つ亜美が比較的いい感じ(嫌いなキャラだが)に書けているが
作者の引き出しの少なさ故か亜美だけが浮いてる感じしか受けない
・美乃梨の電波系な描写も余りに寒く浮いており(美乃梨のそうした行動の真意以前に)主人公の美乃梨に対する好意に全く共感できない
・(これはラノベ業界全体に共通する事とは思うが)
頁数を稼ぎたいだけで書く必要の全く感じられない描写が多くテンポが悪い
読者が続きをすぐにでも読みたいであろう展開で繰り広げられる無駄な描写に辟易して読む気が失せる

【総合評価】
何もかもが薄く、各キャラに強烈な個性もなく(個性を持たせても生かせず)、甚だ魅力に欠ける
というか全部上っ面だけであり共感も愛着も持てない
大河の親爺にしろ、加納(姉)にしろ、没キャラらしく出番のない大河の義母(夕)にしてもキャラの掘り下げ方がサッパリなっておらず主人公サイドの心情に共感がもてない
思うに読者の反応だけを頼りに迷走しているだけの場当たり的な作品であり
このまま続けていけば編集や作者は未だ登場していない大河の義母や竜児の親爺を
登場させてくるであろう事がミエミエな作品

2008/08/13 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:66(73%) 普通:12(13%) 悪い:12(13%)] / プロバイダ: 18003 ホスト:17897 ブラウザ: 2065(携帯)
ラブコメらしいラブコメだと思います

ラブコメのコメディにあたる部分と毎回終盤にでてくる怒濤の展開の部分をきちんと両立させている文章力が凄いです

とにかく先の読めない展開になったところでその巻が終わることが多いです

特に最近の展開は、どうせ大河とくっついて終わりだろと最初は思っていた自分が誰とくっついて終わるかわからくなるほどです

キャラクターでは「手乗りタイガー」逢坂大河と「ばかちー」川嶋亜美が好きです。特に亜美は、最新刊である8巻で一気に好感度が上がりました

話は終盤ですが、今後の展開に期待して「最高」です
秋に始まるアニメ版も楽しみです

2008/05/14 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:21(52%) 普通:8(20%) 悪い:11(28%)] / プロバイダ: 32332 ホスト:32506 ブラウザ: 6034
端的に言ってしまえば普通のラブコメ。
キャラはそこそこ出来てて、テンポもいいから読みやすい。

…でも前作の「私たちの田村くん」が大ヒットした私にとっては何か物足りな〜い!

前作のウジウジしたところが減って、ギャグの要素が増えてると思う。多分キャラクターが強いからそうなって、共感しづらくなってるのかな。
もっと普通の人のリアルな青春をゆゆこさんが書いたら絶対大好きな作品になる気がする。

でも、大河が会長に殴りこみに行ったところはヨカッタ。不覚にも目から水分が流れたよ。

それからこのコメントの時点で7巻まで発刊されてるんだけど、徐々にマンネリしてきている。なんだかんだいっても気になる作品なので、面白い展開になることを期待してます。

2007/04/26 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:258(71%) 普通:70(19%) 悪い:36(10%)] / プロバイダ: 41228 ホスト:41088 ブラウザ: 6298
一見普通のラブコメを装いながら、人生の深淵を時にかいま見せてくれる作品(嘘だけれど)。一見記号的な登場人物達のように思わせて、その実単純な人たちは登場していない。いやわからんが。

不幸自慢でもなく普通のラノベとも異なり、なんていうのかなパターンなようでいてオリジナル? オリジナルなようでいてパターンっていうバランスがとてもうまい。

まあ何を見ようとするのかって結局見ている人の問題って気がする。もちろん別に孤独とはとかを問う作品じゃないとは思う。生きることの意味とか問いかけていないし、別に表面だけなぞって楽しく読んでいればいいだけだと思う。まあこのくらいの女性たちをウザイとかっていったらとてもリアルな人たちとかはつきあえない気はするけれど。極端なようでいてこれだけなにかに真摯に向き合っている人たちもいないような気もする。あくまでも気もするだけれど。

男性陣がやや弱気ってのもお約束っぽいけれどそうじゃなきゃリアルすぎる気がする。今のリアルさとは違うのかもしれないけれど。まあテンポとか会話とかを楽しむ話だと思う。会話はたまに重たいけれど、そういったことを含めてね。ラノベのある意味での奥深さを知ることになる作品って気がする。読み手に技量を要求するのもどうかとは思うけれど。

2007/04/25 悪いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:67(54%) 普通:27(22%) 悪い:29(24%)] / プロバイダ: 49380 ホスト:49356 ブラウザ: 4184
どこから見てもラブコメ、只ちょっと変わってるのがヒロインと主人公には別々に好きな人がいてお互いに恋愛感情はなさそうでどっちかと言うと戦友関係といった感じ。

同著者の「わたしたちの田村くん」は読了済みなんだけど田村君と比べると人物描写が軒並み劣るのがつらい、この手の恋愛物でキャラクターに魅力を感じられないというのはかなりの減点だった。

そもそもヒロインの逢坂大河が手違いから高須竜児に渡ったブツを回収する為に深夜にクラスメート宅(赤の他人)に木刀で襲撃すると言う時点でもはやフォロー不可な存在でその後竜児に食事とか世話になるのだがその竜児相手に駄犬とかのたまう始末でこれをツンデレと称するのは俺には無理、物語の中で勝手に自分の気持ちを忖度するなとか言ってたがそういう台詞は自立した一個人が言えるものであって衣食を竜児に頼ってるようでは世話をする竜児にあれこれ心配されても仕方あるまい。

4巻でこれまでとは違う一面を見せてやっと魅力をみせたがそれまでは単なる天然娘の櫛枝実乃梨、いたら面白いけど友人だと面倒な二重人格の川嶋亜美、凶悪な目つきで恐れられるも序盤ですでに回りに慣れられ特に意味のない設定となった主人公高須竜児とその友人で単なる変わり者の北村祐作(竹宮女史の書く男キャラはあんまり魅力的なのがいないな)せめてもう一人くらい好感が持てるキャラクターがいれば良かったんだが

現時点での評価は「悪い」、このままの路線で行くなら5巻を手にすることはなさそう、望みがあるとすれば川嶋亜美がもっと大暴れして物語を引っ掻き回してほしい位か。

2006/11/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:83(72%) 普通:5(4%) 悪い:27(23%)] / プロバイダ: 30606 ホスト:30431 ブラウザ: 3846
「わたしたちの田村くん」で鮮烈な(?)デビューを飾った竹宮ゆゆこの第2作は
虎と竜とときどきチワワの織りなす不器用で乱暴なラブコメです。
ほんと、ラブコメという作品分類しかできないとおもうほど、見事なまでにラブコメでした。
全くもって意味不明ですが、多分、読んでみれば、いいたい事が分かると思います。

まず、世の中に溢れ帰る「学園系にしてあり得ない特殊能力をもったキャラクター達」を主人公に持ってこなかったというのがとても好感触。
もっとはっちゃけて欲しい、滅茶苦茶やってほしいと思われる方には物足りないかもしれませんが
この作品の持つオーソドックスさが逆に非常に新鮮でした。
ライトノベルだからといって奇をてらったようなキャラクター、舞台設定をしなくても
面白い物はちゃんと書けるという事を示してくれました。

要するにキャラがどれだけ普通でもちゃんと動けば何も問題ないわけです。
そういう意味で疑似ハーレムを形成しなかったというのも好感触でした。
別に、主人公が「外見はいいくせになんか自分に自信がなくてヘタレで、優柔不断だったりして
でもほぼ完璧なステータスを持ったかわいい女の子達が勝手に集まってきてくれるような少年」なんかじゃなくても
ラブコメってのは、魅せられるんですよ。

そして、この作品のうりといえば、主人公キャラ2人の関係性。
お互いがお互いの親友に思いを寄せており共同戦線を張るという、現実にも起こりえそうであると同時に
「いろんな面白い事態が起こりそうだ」と思わせるバックグラウンド。お見事でした。
ただ、最近の話の流れに素直にしたがっていくと、ここんとこの設定をうまく生かしきれないんじゃないかな
という不安も感じますけどね。
それは次巻以降でみさせていただきます。

文体、セリフ、いずれも軽く、ストーリー展開もテンポが良くて気持ちがいいですね。
それでいてキャラクターの内面をかなりしっかりと描いている辺りもいい感じです。

基準、総評ともに「とても良い」
実は「わたしたちの田村くん」は読んだ事ないのですが、そっちにも期待が行くくらい面白かったです。

2006/10/11 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:28(57%) 普通:10(20%) 悪い:11(22%)] / プロバイダ: 9177 ホスト:9241 ブラウザ: 7334
竹宮さんは、本当に「ラブコメの何たるか」をわかっている人だと思います。
僕はあまりヘタレ系主人公が好きではありません。特に、へタレがいろんな女の子に囲まれる展開など、読んでいて腹が立ちます。嫉妬ではありません。嫉妬かもしれません。
その点、この作者の作品ではある程度主人公にもしっかりとした魅力を持たせている。前作でもそうでした。こういった作品では、キャラクターがとても重要なウェイトを占めるので、これだけでも読んでいて楽しいです。
さらに、今作はすごく複雑な恋愛模様となっており、そこからも目が離せません。
テンションの高い文章はそのまま。いや、むしろパワーアップしています。どんどん読み進められる。
最近のラブコメでは、群を抜いた作品だと思います。

2006/09/25 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:17(63%) 普通:5(19%) 悪い:5(19%)] / プロバイダ: 5559 ホスト:5239 ブラウザ: 6271
分かりやすい文章ですし、テンポ良く笑いがはいっていてるところが最高ですね。
キャラクターも『わたしたちの田村くん』の時と同じで、色々なキャラがいて面白いです。
けれど、先が読めてしまうところが多々ありました。もう少しひねりを加えてほしかったです。

2006/08/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:46(79%) 普通:6(10%) 悪い:6(10%)] / プロバイダ: 8337 ホスト:8178 ブラウザ: 4359
前作「わたしたちの田村君」で一躍有名になった竹宮ゆゆこ氏の新作学園ラブコメ。

読みやすい文章、個性的でツボをつくキャラクター、ラブコメの基本を
きちんと押さえてくる展開など隙が無くとても良質な作品となっています。

特にテンポ良く面白い文体はこの方の大きな武器ですね。
田村君でもあった感情を表す場面の熱さも相変わらず凄いですし
個性的で好感ある女性キャラクターを作るのも上手いです。

以降ネタバレ

欠点を挙げると
主人公とヒロインにはお互いに片思いの相手がいて協力(告白に向けて)
していく訳になるのですが、1巻で告白を達成してしまったのはちょっと早すぎる
と思いました。結局また元の関係(協力)に戻るのですがこのときやや不自然に
感じてしまったので、2,3巻まで引き伸ばしたほうが違和感無く読めたかなと。

数多くあるラブコメの中でも間違いなく良作に入る作品ですのでオススメですよ。

2006/08/18 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:159(49%) 普通:109(34%) 悪い:57(18%)] / プロバイダ: 53123 ホスト:53042 ブラウザ: 4184
手乗りタイガーと主人公が繰り広げる学園ラブストーリー(?)
わたしたちの田村くんで有名になった作家が手掛ける第2弾。

第1、2巻評価
手乗りタイガーこと武宮大河という名のヒロインが登場する本作、フェイトの放映中にこの話題はまずいんじゃないかと思っていたが、元祖タイガーで有名になった大河の生みの親、奈須きのこ氏が帯にコメントを書いているのを見て、多少驚いた。
「こっちの虎はパーフェクトです!」というコメント。よく分からないが、一応公認?

電撃文庫ではよくありがちな恋愛もの作品のひとつではありますが、
他と絶妙に違い、好感が持てるとこは、「主人公が全くモテないこと」。
さらに主人公とヒロインが恋愛関係にあるとか、微妙に意識しあってるとかいう展開では
なく、お互いがお互いの好きな人の友達同士にあるため、お互いを利用しあっているという点がこの物語の一番面白いとこです。

ただ、ファンタジー性は皆無で、現実に起こりうることを書いているだけとも取れます。
特に、恋愛ものでは、必ず現実性異分子が登場する電撃作品の中では珍しい作品。
まぁ、珍しい作品ではあるけれども、内容は若者向けのラノベの領域にあるということは
確かなので、その点では普通です。

2006/08/10 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3(75%) 普通:1(25%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 45461 ホスト:45437 ブラウザ: 5234
ちょっと評価に難しい作品ですねえ
言ってしまえば普通のラブコメかなあ?
欲を言えば小説なのだからリアルさを捨てて、もっと有り得ない事をやって欲しかった
文体は普通で話題性に乏しい作品と言えると思います
そういう意味ではもっと、はっちゃけた登場人物がいても良かったかなと思います

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