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| 著者:森鴎外 初掲載:國民之友 出版社:日本文学館 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 最終変更日:2009/10/07 / 最終変更者:雪霞 / その他更新者: TCC / 羽幌炭鉱 / 提案者:もろっち (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| [推薦数:1] 2007/06/06 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by かなめ (表示スキップ) 評価履歴[良い:183(61%) 普通:39(13%) 悪い:80(26%)] / プロバイダ: 16388 ホスト:16273 ブラウザ: 4184 …今度の現代語のテスト範囲です(苦笑)難しいながらも、頑張って読み続けました。 で。読み終わって心にあったのは…豊太郎の自分勝手さに対する怒りでした。 返事をぼかしたがためにエリスを精神的にめちゃくちゃにしてしまい、彼女の人生を粉々に砕いてしまったのは、正直かなり腹が立ちました。 最後の文章は「彼(友人の相沢)を憎む心ありけり」みたいな感じだったんですが… いやぁ、これは自業自得って感じですね。 エリス可愛そうです。その後のあなたが心配でしょうがないです。 泣いている彼女に話しかける勇気のあるあなたが、なぜ自分の名誉と彼女、どちらをとるか悩むのか。優柔不断にも程があります。 しかも、事の重大さに気づくの遅すぎです。どうせこうなるの、私でもわかりましたよ。 本当、あなたはおぼっちゃまだわね(汗) 評価は…敢えて「とても悪い」で。 最悪にしたら点数も悪くなりそうなので…(^^;)
[推薦数:1] 2006/12/06 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by アマンドの木 (表示スキップ) 評価履歴[良い:395(78%) 普通:109(21%) 悪い:5(1%)] / プロバイダ: 17574 ホスト:17513 ブラウザ: 3646 これが作品になりうるのだということが、明治時代の雰囲気だったのでしょう。それより前の時代ならお話にもなりません。「自由」も「恋」も存在せず「家」という制度のパーツとしてのみ、人が存在していた時代だったのですから。 そんな時代だからこそ成り立つ作品、では今まで読み継がれる事はなかったでしょう。これが今まで読み継がれてきたという事は、この作品に描かれている事が百年以上経ってもなお通用する事だからです。社会に出ればイヤでも直面する「世間のしがらみ」。それを前にした時、個人というものがいかに脆弱かということ。 それを主人公の精神が磨り減っていく様子を丹念に描く事で表現している。個人の自由に従って恋に生きるなど、今現在ですら困難な事なのですから。(自分が国際結婚することを考えたら・・・) それでも、この主人公にはまともな葛藤が存在しました。ヒロインへの愛が「本物」だからこそ、この葛藤が生まれたのでしょう。 東南アジアから来た風俗嬢を妊娠させて認知もしない男、挙句の果てには生まれてくる子供に国籍すら認めない政府。そういう現実に比べたら、この主人公がいかにまともな人物か。(それ以前に、百年以上変化のないこの国の男性社会というシステムの情けなさ) 作者は、西洋から入ってきた「自由」などの概念と、当時の日本に根強く残っていた家父長制を基幹とする社会の摩擦を、主人公の葛藤を通じて描いたのでしょう(自身がモデルらしいので、作者自身がその摩擦を感じながら生きていたのかもしれない)。 しかし未だに、この主人公を「酷い奴だ」と切って捨てる事のできない社会の現実が存在します。自分だって、この主人公と同じ行動を取るでしょう(東大卒のエリートコース捨てて、右も左も分からない外国で妻子抱えたバイト生活なんて選べるか?)。そういう意味で、この作品は「普遍性」を有している。この作品から「普遍性」を剥ぎ取るほどの社会的変革はありえないのではないだろうか。 この主人公の苦境が理解できるようになった時が、社会人になる時なんだと思う。「とても」を付けても構わない作品。 この評価板に投稿する |
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