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河童(小説)


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読み仮名: かっぱ / 英語タイトル: Kappa
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日本映画:河童
総合
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自由形式掲示板日記
2008/07/10
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(本/漫画)

直近発売の本/漫画: 2008/02 ()芥川龍之介全集〈第14巻〉玄鶴山房 河童 \3,360
本/漫画(7件)
売上/新着
47278
文庫:芥川龍之介の「羅生門」「河童」ほか6編 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 近代文学...

参考:\740
2006/10
()

1.比較的読みやすい
121317
単行本:1時間で読める ! 芥川龍之介 要約 『羅生門』『河童』

参考:\840
2007/04/07
()
146440
文庫:芥川龍之介全集〈6〉 (ちくま文庫)

参考:\882
1987/03
()

1.或る阿呆の一生など
634324
単行本:芥川龍之介全集〈第14巻〉玄鶴山房 河童

参考:\3,360
2008/02
()

1.世界苦を描く
898390
:芥川龍之介作品論集成 (第6巻)

参考:\4,200
1999/12
()
1458302
:現代のバイブル芥川龍之介「河童」注解

参考:\3,990
2007/07
()

:芥川龍之介文庫〈第5〉河童・歯車 (1955年) (中央公論社作品文庫) (中央公論社作品文庫)
1955
()
著者:芥川龍之介
出版:新潮社
最終変更日:2007/04/13 18:18:50 / 最終変更者:カトル / 提案者:TCC (更新履歴)
評価統計(1日1回定時に更新)
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2006/07/08 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by TCC 評価履歴[良い:1716(55%) 普通:933(30%) 悪い:447(14%)] / プロバイダー: 50544 ホスト:50618 ブラウザー: 4184
故芥川龍之介の晩年の代表作で、精神病患者(にされた)のある男が、
河童の国に迷い込んだストーリーでしたが、擬人化された同国で、まかり通っていた
不条理な制度や河童のずれた考え等非常に強烈でしたな。

以下主に印象に残ったシーン等について。

・バッグの小屋での問答

父親バッグが生まれてくる前の赤ん坊に、生まれたいか否かを聞いた場面ですが、
やたら愛国心を押し付けてくる最近の政治家連中とかに聞かせてやりたいシーンでしたな。
日本人に限らず、全ての生物はこの河童の赤ん坊のような選択は出来ないのですから。

・雄の河童を追いかける雌の河童

いや、俗物丸出しというか。(苦笑)取りしまるべきの官吏も同じ事をやっているようですが、
秩序もクソもないですな。

・演奏禁止

これも強烈に理不尽だという点では確かに、当時治安維持法制定直前だったどこかの国の
それよりも「かえって進歩している」といえましたな。

・クラバックのロックへの嫉妬

まっ、常人には容易に理解されないのが天才ですから。ゴッホやシューベルト等の例を
見る間でもなく。クラバックも自己顕示欲が異常に強く、実に人間臭かったですな。

・泥棒グルッグ

どんな犯罪も、その事情が消失すれば、無罪放免になるなど、この国の
法律はつくづくいい加減ですが、その代わり、肉体的ではなく、精神的に
犯罪者を死に追いやる、死刑方法は残酷と分かり易いですな。ある意味。

・トックの自殺

クラバックの空気の読めなさに座布団一つでしたかな。

実際の世界でも、この河童の国のようにはとはいかなくとも、
理不尽な事件(少女の命を奪うも、全く反省の色を見せなかった
某ラテンアメリカ人の殺害事件は誠に不愉快でしたが・・・・・・・・)
が起こっているのを見ると、笑ってばかりではいられないのですが、
風刺小説としては間違いなく、傑作だと思います。
評価は「最高!!」よりの「とても良い」はあげられますかな。
2006/05/04 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 雪霞 評価履歴[良い:94(58%) 普通:40(25%) 悪い:28(17%)] / プロバイダー: 6183 ホスト:6323 ブラウザー: 3875
私の小学校高学年の時の愛読書。私がいまだに文章に「畢竟」とか「なかんずく」などという言葉を使うのは、この頃の読書体験による。しかし同級生には芥川を読んでいるような友達はおらず、小学校の休み時間に級友に「芥川龍之介が」と言ったら、「それ誰?」と返され、自分が異端的存在であることを確認させられたという思い出もある。

『河童』は芥川が死ぬ数ヶ月前に発表された作品で、ある人間が河童の国での体験を語るという体裁を取った諷刺小説である。人間からみると不条理な河童の国の制度や彼らの考え方が可笑しさと哀しさを交えて淡々と綴られ、それによって読者の中では己の住む人間社会が相対化されて捉えられる。結末まで含めて非常に完成度の高い小説になっている。自殺する詩人や孤高の哲学者など、後に自殺する芥川の内面を反映したような登場人物(登場河童?)もおり、その哲学者の書いたものとして作中で紹介される『阿呆の言葉』がまた芥川自身の『侏儒の言葉』を髣髴とさせて興味深い。「阿呆はいつも彼以外のものを阿呆であると信じてゐる」という言葉は、子供心にカルチャーショックを与えるに十分であった。

一読をお奨めしたいが、しかし、近年の学力低下論議を見るまでもなく、この程度の小説を読みこなせるだけの日本語力を持つ日本人が減っていることは憂慮すべき問題である。

――とまあ、難しく書くとそうなる。だいたい、このDBの小説欄って、ほとんどライトノベルとかドラマの原作やノベライズものじゃん。ライトノベルから活字文化に入るのもいいけどさあ、古典も読んでくれよ、古典も。
評価投稿 / 作品DB目次
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日本映画:河童

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