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[小説]化物語


読み仮名: ばけものがたり / 英語タイトル: Bakemonogatari
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2007/03/18 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/(誰でも可)]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:143(57%) 普通:47(19%) 悪い:60(24%)] / プロバイダ: 6083 ホスト:6207 ブラウザ: 6342
春休みに“怪異"を経験した阿良々木暦が、その道のエキスパートである忍野メメの力を借りて、他の様々な“怪異"を解決していく・・・というストーリー。
とにかくキャラクター同士のやり取りが最高に笑えます。読む前は『戯言シリーズ』に近いタイプの小説だと予想していたので、異常なまでのノリの良さとテンションの高さに思わず面食らいましたよ(苦笑)。どこまでもお人好しな阿良々木暦、毒舌だけど実は不器用な戦場ヶ原ひたぎ、ちょっと背伸びした言動を取る八九字真宵、猪突猛進で妙な忠誠心を見せる神原駿河、極度の照れ屋なのに笑い上戸の千石撫子、そして“委員長の中の委員長"羽川翼。誰もかもが強烈な個性を放っており、彼らの会話を見ているだけで純粋に楽しかったです。・・・中でも、暦少年とひたぎさんの掛け合いはホントに私のツボでした(笑)。
・・・かと言って、物語自体のクオリティが低いわけではありません。単に“怪異"と関わって解決するというだけではなく、ミステリー要素も盛り込まれており、さらに人間の負の面に少し踏み込んだ所まで描かれています。この一筋縄では行かない辺りは、『戯言』を踏襲しているなという感じで見応えがありました。
「100%趣味で書かれた小説」というあとがきにどうやら嘘偽りはない様で、西尾氏自身が凄く楽しんで書いたという雰囲気が伝わって来ます。繰り返す様ですが、キャラクター小説としては西尾維新作品の中ではトップレベルと言っても過言ではないかと。・・・本作では明かされなかった暦少年と吸血鬼の出会いが描かれた『こよみヴァンプ』を収録した作品がいずれ刊行されるみたいなので、そちらの方も読んでみたいです。

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