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ある日、爆弾がおちてきて(小説)


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読み仮名: あるひばくだんがおちてきて / 英語タイトル: Aruhibakudangaotitekite
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(本/漫画)
直近発売の本/漫画: 2005/10 ()ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫) \578
本/漫画(1件)
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文庫:ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)

参考:\578
2005/10
()

1.独り善がりな短編集
作品紹介(あらすじ)

「人間じゃなくて"爆弾"?」「はい、そうです。最新型ですよ〜」。
ある日、空から落ちてきた50ギガトンの"爆弾"は、なぜかむかし好きだった女の子に似ていて、しかも胸にはタイマーがコチコチと音を立てていて―「都心に投下された新型爆弾とのデート」を描く表題作をはじめ、「くしゃみをするたびに記憶が退行する奇病」「毎夜たずねてくる死んだガールフレンド」「図書館に住む小さな神様」「肉体のないクラスメイト」などなど、奇才・古橋秀之が贈る、温かくておかしくてちょっとフシギな七つのボーイ・ミーツ・ガール。

著者:古橋秀之
イラスト:緋賀ゆかり
出版社:メディアワークス
文庫:電撃文庫
掲載誌:電撃hp

収録作品
・ある日、爆弾がおちてきて(電撃hp Vol.32)
・おおきくなあれ(電撃hp Vol.33)
・恋する死者の夜(電撃hp Vol.34)
・トトカミじゃ(電撃hp Vol.35)
・出席番号0番(電撃hp Vol.36)
・三時間目のまどか(電撃hp Vol.37)
・むかし、爆弾がおちてきて(書き下ろし)
発売日:2005(日本)
最終変更日:2008/05/18 04:49:25 / 最終変更者:濁流の魔手 / 提案者:今だけの気まぐれ (更新履歴)
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2008/05/18 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by osrh 評価履歴[良い:18(69%) 普通:4(15%) 悪い:4(15%)] / プロバイダー: 27729 ホスト:27762 ブラウザー: 8090
ちょっと不思議な7つの物語を描いた短編集。
「時間」をテーマにした、普通の少年と不思議な少女の物語。
短編なのでちょっと物足りない気がしますがとても読みやすいです。

ベタな感じのものから新鮮味のあるものまでバリエーションは豊富。
時間がない、小説は苦手と言う人もちょっとした時間にさらりと読める読みやすさ。
一押しとは言えませんが何かの機会に一度は読んでみてほしい、そんな作品でした。
2007/09/25 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 八郎太 評価履歴[良い:102(58%) 普通:35(20%) 悪い:38(22%)] / プロバイダー: 18003 ホスト:17887 ブラウザー: 4663
時間をテーマにした短編集とありますが,あまり小難しく考えずにスラスラ読めるものばかりです。例外もありますが,全体的にポップな感じがしましたね。

ちなみに私のお気に入りは表題作「ある日,爆弾がおちてきて」です。まぁ,ストーリーはそうでもないんですが…「誰かが終わらせてくれないかなあ」というセリフにはハッとしました。確かに,自分は思ってるのかな…と。それが凄く印象的でしたね。

全体的に良い短編集だと思いますが,突出して良い要素はないかなという印象です。よって評価は「良い」で。
2007/09/17 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by クレドの塔 評価履歴[良い:54(41%) 普通:39(29%) 悪い:40(30%)] / プロバイダー: 46868 ホスト:46809 ブラウザー: 3875
戦後60年で原爆の話がモチーフ。
原爆がもし爆弾じゃなくて女の子だったら・・・
とうことで男女の出会いからってな、ラノベらしい発想から導入。
いきなり2ページ目からパンチラで、
萌え萌えした文体が好きになれないけれども、
コメディで進めて最後にシリアスに締めたのは良かった。
重い原爆ネタを軽いジュブナイルへ。時間トリックで味付け。

最後なんて、まるでタイムマシンに乗り込むかのような緊張感。
北海道とかそんな地理的な距離じゃなく、近くて無限に遠い場所。
なかなか、ファーストコンタクトする前って遠く感じるもんです。
それを少年の冒険衝動に置き換えてます。
結果はどうあれ、時間を超越して出会ってみることに意味がある。
出会うことで話が爆発する。そんな感じか。
2006/12/08 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by カジマさん 評価履歴[良い:564(81%) 普通:76(11%) 悪い:59(8%)] / プロバイダー: 8699 ホスト:8706 ブラウザー: 6213
短編集にしてはどれもこれもいまいちインパクトに欠けるような話ばかりでした(最後のむかし、爆弾がおちてきてはかなり良かったと思います)。しかし決して面白くなかったわけではありません。

時間というテーマ設定の下にそれぞれ違うコンセプトでの話を7つも書いたのは凄いと思います。
でもコンセプトが違うといってもテーマは同じなので、何処か似たような感覚を他作品にも見出してしまうのです。恐らく「死」という単語がどの作品にも登場するからそのような錯覚に陥ったのかもしれませんが、
それを除外しても最後のオチの付け方が弱弱しい・・はっきりしないものが多く、目の付け所は面白いと思うんですけどそこが好きになれませんでした。結末はそれぞれの読者の想像に任せるというのが好かない性分ゆえの結論ですが。

ただ前記した通り、作者の目の付け所は非常にユニークで「3時間目のまどか」「ある日、爆弾が落ちてきて」「むかし、爆弾がおちてきて」の3編はよくもまあこんな設定を考え付いたものだなと感心しました。
その中でも「むかし・・」の方は時間という存在の残酷さと希望を併せて、少年の視点から書ききった素晴らしい話でした。短編というのはいかに少ない分量で読者を作品の世界に引き込むかが鍵なのですが、それに関しても郡を抜いていたといえます。

非常に軽い文体で読みやすい作品(時間がどーのこーの言って複雑そうですが全然そんなことはありません)
ですので、活字が苦手な人でも読めるかなとは思います。
2006/09/11 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by アーマーひろっち 評価履歴[良い:80(70%) 普通:16(14%) 悪い:19(17%)] / プロバイダー: 4497 ホスト:4413 ブラウザー: 5234
とても面白かったが、読んだ後何ともいえない感じになった作品。
内容はボーイミーツガール。時間ものの7つの短編集。
それぞれの短編ごとにバリエーションの違う時間ものが書かれているため
飽きさせない。しかも短編によってホラーぽいものや笑えるもの、カンドーできるものなどさまざまだった。
シリアス一辺倒じゃなかったのはかなりよい。
好きだった話は恋する死者の夜、出席番号0番、むかし、爆弾がおちてきて。
恋する死者の夜はホラーぽくなんともいえない不気味な感じがよく描かれてた。
ただ、3時間目のまどかはベタすぎたかな。もうちょいひねりがほしい。いい話ではあるんだけどね。

どの話も素敵でカンドーできました。文章も読みやすかったし。
ということで評価はとても良い。ライトノベルぽくないライトノベルでしたw
2006/08/19 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by あかぶ 評価履歴[良い:46(79%) 普通:6(10%) 悪い:6(10%)] / プロバイダー: 8118 ホスト:7925 ブラウザー: 4359
ちょっと笑えて、ちょっと切ない、不思議な7つの短編を約250ページにまとめた
ボーイミーツガール&時間モノの短編集。1話が30ページほどなので短時間で読めるし
それぞれが違ったアイデアを凝らしてますので色々な話を堪能できます。

個人的には「おおきくなあれ」「3時間目のまどか」
「出席番号0番」「むかし、爆弾がおちてきて」の4つが○。
文章もすっきり読みやすいので、さらっと読めてそれでいて印象に残る良作の短編集だと思います。
2006/08/12 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by afterglow 評価履歴[良い:83(72%) 普通:5(4%) 悪い:27(23%)] / プロバイダー: 30606 ホスト:30431 ブラウザー: 3846
素敵なボーイミーツガールの七本立て。
それぞれのタイプが大きく違うので、友達とケーキバイキングにでもいった気分になりました。

よくもまぁ、こんなに短いお話を。
一つの大テーマに沿って7つも魅せてくれるものです。

止まり行く時間。
戻る時間。
繰り返す時間。
悠久の時間。
移動する時間。
並行して進む時間。
そして、動き出す時間。

まぁ、タイムパラドックスの無視などちょっと納得いきかねる所もありますが。
大筋はどの話も面白いのでOK。
物語から溢れ出す非現実空間はどれも嫌みなものはなく、
すばらしい爽快感を持ってきてくれます。

「恋する死者の夜」と「3時間目のまどか」がお気に入り。
前者は何とも言えない不気味な感じがします。
後者は多分、逆の視点から見てもすごく面白いのじゃないでしょうか。
2006/01/30 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 今だけの気まぐれ 評価履歴[良い:58(67%) 普通:18(21%) 悪い:10(12%)] / プロバイダー: 22936 ホスト:22788 ブラウザー: 5234
古橋秀之って本当になんでも書けるんだなぁと思わされた一冊。
私の中では古橋の作品と言われてすぐに連想するのが、
ブラックロッド3部作かあるいはデモンベインの外伝である機神胎動なので、
いわゆるオカルト方面の世界観が得意な作家というイメージが強かったのだが、
今回のこの作品にはオカルト要素がないだけでなく退廃的な世界観も無い。
この作者の引きだしの広さには本当に驚かされた。

この作品は短編集である。
電撃hpで作者が連載した短編に書き下ろしを加えたものらしい。
どこかライトノベル特有の「らしさ」が薄いちょっと不思議な感じのする短編が、
7つ収録されている。
話の形式は、
王道中の王道、ボーイ・ミーツ・ガール。
全て独立した短編であり、
相互に話の繋がりは一切無いのだが、
共通するテーマとしてどれも「時間」を取り扱ってる。
それも7つ全て違うコンセプトで、だ。
だから、どの話もそれぞれ違った味わいがあって読んでいて面白い。
こういう話の書き分けができるというのは
やはり作者がある程度の実力を持っているからだと思うので、
ある種、新人のライトノベル作家などに
短編とはこう書くものだというお手本を示したもののようにも感じる。
とは言え、読んでいる間は、
あまりことさらこれが「ライトノベル」なのだという意識は沸いてこなかった。
挿絵こそ「いかにも」という感じで買う前は、
それ程期待していなかったのだが、
読んでみると媚びてるようなところはほとんど無く純粋に楽しめた。

一つ一つの短編の内容についても触れておきたいところだが、
どれも文字通りの短い話であるので、
未読の人の楽しみを奪いかねないので割愛させて頂く。
とりあえず私が好きなのは、
表題作の「ある日、爆弾がおちてきて」、
「恋する死者の夜」、「3時間目のまどか」、
「むかし、爆弾がおちてきて」だろうか。
あと3つも良かったとは思うが、
この4つが特に印象に残ったと言えるだろう。

この作品内で起こる「フシギなこと」は、
ほとんど論理的な説明はされていない。
そういう意味で日常にファンタジーが紛れ込んでいるように感じる。
こういうものは、あえてしっかりとした説明を入れる必要はないし、
それに対し突っ込みを入れるのは野暮というものだろう。

決して派手ではない。
手に汗握る戦闘があるわけではない。
強烈な印象を残すわけでもない。
増してや激しく感動するわけでもない。
だが、読み終えたときの読後感は爽やかだった。
私はあまり戦闘などが無い作品を読むことはないし、
漫画チックなそういう要素が好きだからライトノベルが肌に合いやすいと自覚しているのだが、
こういうものを時に読むのも悪い気がしない。
読後に作品をかみ締める味わい。
どんなジャンルであろうとも読書の醍醐味とはそこにあるように思うのだ。
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