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| 注意: これは文学版。その他メディアのページ: 漫画:夜は短し歩けよ乙女 |
| 文学総合点=平均点x評価数 | 49位/3,067作品中(総合34/偏差値78.34) | 48位<= =>50位 |
| 文学平均点(評価10個以上限) | 16位/231作品中(平均2.27=とても良い/15評価) | 15位<= =>17位 |
| 2006年文学総合点 | 6位/143作品中 | 5位<= =>7位 |
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| 作品紹介(あらすじ)「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。二人を待ち受けるのは奇々怪々なる面々が起こす珍事件の数々、そして運命の大転回だった。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 著者:森見登美彦 出版社:角川書店 掲載誌:野生時代 表紙装画:中村祐介 第20回山本周五郎章受賞作品 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 開始日:2006/11/29(水) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 最終変更日:2009/10/19 / 最終変更者:管理人さん / その他更新者: 遠野 / 提案者:猩々紅冠鳥 (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2012/05/10 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by mosukuwa (表示スキップ) 評価履歴[良い:810(57%) 普通:238(17%) 悪い:366(26%)] / プロバイダ: 15458 ホスト:15408 ブラウザ: 7541 男主人公の「先輩」、女主人公の「黒髪の乙女」。どちらの視点もかなり良かいですし、先輩には共感できて、黒髪の乙女は可愛く見える。 恋愛小説というジャンルですが、古めかしい文章や台詞と現代風な内容が意外にもマッチしており、あまりベタベタじゃない形になってます。 最後まで先輩が黒髪の乙女にうまく告白することもないけど、それでも何かが二人の間で生まれたような爽快感はありました。 おそらくは大半の男性なら、先輩の行動は理解できるかと思います。逆に女性が見ると、そのヘタレっぷりを笑えるでしょう。 どちらかというと卑屈なタイプの人間ですが、その割には自分と似すぎているために嫌えない。 そのうえに、四畳半神話体系のように小悪党じみた行動もしないので、あちらよりは自分に近い存在と思えるかと。 黒髪の乙女はあまりに可愛すぎる。表紙のイメージで考えても、文庫本解説のイメージで考えても、漫画のイメージで考えても、やっぱり可愛いんです。 大酒飲みで、天然ボケ。緋鯉を背負ったり、おともだちパンチを繰り出したり、ちょっと抜けた感じも良い。 ぶりっ子とかそういうマイナス印象も抱かせることなく、最後まで小説を和ませる良いヒロインだったと思います。 あとは李白やらみそぎやら樋口やら羽貫やらと、同作者の他作品関連の話題も多い。 四畳半神話大系と同じ大学なんですね。 まあ、恋愛小説ではダントツで楽しかったと思います。 この作者の文章も、慣れれば充分楽しめるし、今回はあまり好き嫌いは出ないと思う。 個人的には文化祭の話が一番すきでしたね。 2011/09/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by トイチ (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(50%) 普通:0(0%) 悪い:2(50%)] / プロバイダ: 36185 ホスト:35958 ブラウザ: 2150(携帯) とても読みやすく、男性としてとても共感できる。気取らない文章でズバッと書かれており、爽快。 ファンタジーが多分に混ぜ混まれており、読み終った時に、あっこれラブコメだったって思うくらい。 やっと新しいものを書ける人が出てきたなぁと思う。舞台は京都。京都旅行を計画してる人、休みあるけど行きたいとこないなぁって人におすすめします。 2010/12/10 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ぴー (表示スキップ) 評価履歴[良い:106(76%) 普通:34(24%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 36185 ホスト:35943 ブラウザ: 1959(携帯) 「四畳半」からこの人の作品を知って読ましていただきました。 この人は同じ世界観が好きなのかな?と少し思ってしまいました、四畳半を読んでからでしたので読みやすいと言えば読みやすいのですが個人的には少し新鮮さがなかった印象を受けました。 さてさて、この作品のことですがこの作品の登場人物は実に不可思議で珍妙な人物ばかりだと思っています。ですが、それが愉快で面白い部分だと思っています。 特に印象に残ったのはやはりこの作品のヒロインではないでしょうか、一応「ラブコメディ」であるこの作品はコメディの部分が非常に多く盛り込まれていると思っているのですが、そのヒロインがこのコメディを引っ張っていると思っています。このヒロインの性格や行動などがとても可笑しくて引き込まれると思っています。 さて、この作品ですがラブコメディということもありもちろん男の主人公もいます、割と可笑しいこの作品のヒロインととても相性が良さそうなこの主人公はこの作品の唯一の「普通な」人のような人間味のある人物でした。また、この作品はこの二人の視点から話が広がりますので二人の心情描写が見え隠れする二人の心の動きが読んでいてわかりやすかったのが良かったです、特にヒロインと主人公の心のズレがもどかしく、またキュンとする部分ではありました。 ですが、ラブコメディということでお互いが意識する関係になるまではやや読みにくかった部分はありました、ですけどややネタバレになってしまうのですが文化祭のお話が非常にテンポが良く「これぞラブコメディ!」と、個人的には大好きなお話でした。 総合的に 登場人物が面白可笑しく楽しく進むこの作品は読んでいてどんどん惹かれていくと思います、やはりヒロインの印象がとても強いのですがヒロインを取り巻くサブの面々も非常にキャラが濃いので引き立て役がしっかりしているためヒロインだけ浮いてしまわないのは良い所かなと。 なかなか洒落たコントのような面白いラブコメディで非常に楽しめました。 2010/10/31 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by イングランドからこんにちは (表示スキップ) 評価履歴[良い:66(42%) 普通:50(31%) 悪い:43(27%)] / プロバイダ: 2577 ホスト:2515 ブラウザ: 8734 きちんとした家に育った(しつけとかモラルの面で)大学生 の恋愛模様、を面白おかしく大げさな着色を加え物語にし た作品という感想を持った。 主人公の元々度胸がある性格とは裏腹に不器用な行動、 大胆だけれども世間知らずで素直なヒロイン。 賢い大学生(偏差値的に)の典型的な例の二人だが、お互い広 い世界、少々奇妙ではあるが、に触れることで少しだけ思い 切った行動をする。基本線は恋愛ものなのだがそういう姿が 清々しい。 ラブコメの王道路線が幹にあるため安心して読める。そして 枝葉の着色が独特かつポップなので面白い。 サクッと読んで楽しめるのがいいね。評価はとても良い。 2010/10/02 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by KAMIKAZE (表示スキップ) 評価履歴[良い:294(55%) 普通:0(0%) 悪い:244(45%)] / プロバイダ: 53383 ホスト:53310 ブラウザ: 6770 【良い点】 例え、表現そのものが色々と面白い。 京都の情景も良く伝わってくる。 軽快に読める。 【悪い点】 ちょっと盛り上がりが少ないようにも感じた。 京都が舞台であるにも関わらず、登場人物の台詞に関西弁が出てこないのは、 ツッコミどころかも? 【総合評価】 京都を舞台にした、ラブコメタイプの小説、かな、と。 この作品は、何と言っても表現がとても凝っていて、そこが面白いです。 例えば、 ・「叡山電車を積み重ねたような三階建ての家」 とか、 ・「近鉄電車のような赤茶色の顔」 とかいった感じの独特の表現がとても良く、鉄道が好きな私としては、なるほどなるほど、とウンウンと頷けて、なおかつそれが分かりやすくイメージ出来るような気がしました。 又、この作品には京都の河原町や御池といった地名も数多く登場しているので、まさに私自身が京都の地に足を今、踏み入れているのだ、と言う感覚で読む事も出来、京都に旅行している気持ちにさえもなることが出来ました。 ノリも全体的に軽快で、なおかつ安心して読める小説でした。 ある意味、現代人が求めているであろう「癒し」の部分も、この作品は持ち合わせているような気がします。 故に評価は「とても良い」で。 2010/09/12 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by まっく (表示スキップ) 評価履歴[良い:106(74%) 普通:12(8%) 悪い:25(17%)] / プロバイダ: 39626 ホスト:39602 ブラウザ: 10692 とっても純粋な主人公達と胡散臭い脇役達が織り成す現代ファンタジー小説だ。 「四畳半神話大系」と舞台を同じくする話である事に興味を持ち読み始めたのだが、 これが凄く面白い。 文体は「四畳半」と同じく古風で大仰な一人称文体だが、この作品は主人公を「先輩」 と「黒髪の乙女」の2人の視点からストーリーを進めてゆく。 「先輩」の視点と行動は純情でヘタレ。後輩である「黒髪の乙女」が好きで、何とかお近 づきになろうとしてまだるっこしい作戦を立てては周囲の胡散臭い人々に振り回される 様はペーソスに溢れ凄く可笑しい。 対して「黒髪の乙女」の視点と行動は怖いもの知らずで天然。とんでもない騒動に巻き 込まれながら飄々と渡り歩く様がとっても可愛く魅力的だ。 ストーリーは4つの短編から構成されており、エキセントリックでファンタジックな脇役 に支えられつつ、じれったいながらも徐々に近づいてゆく2人の関係がピュアでほほえま しい。 また京都の四季をうまく織り交ながら進むストーリーは情緒たっぷりでとても味わいがあり、 作品の面白さに花を添えている。 そして森見文体がとても冴え渡っており、「恥を知れ!」云々や「諸君、異論があるか!?あれ ばことごとく却下だ!」等々の独創的な言い回しや「お友達パンチ」「詭弁踊り」といった珍 妙な造語がとてもユーモラスでついつい本の中に引き込まれてしまう。 青春ラブコメファンタジーとして老若男女を問わず、是非是非読んでいただきたい。 評価は<最高!>で。 2010/09/01 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ティア (表示スキップ) 評価履歴[良い:529(76%) 普通:26(4%) 悪い:138(20%)] / プロバイダ: 20315 ホスト:20349 ブラウザ: 11274 とにかく面白いです。解かりやすく明快でネタが単調すぎず、四章構成なのですがスラスラ読めます。 また情景もわかりやすく春夏秋冬がにじみ出すような作品です。 キャラクターもそれぞれ個性というかアクが強くお友達パンチなどのキーワードもはずせません。 2010/08/24 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by kuint (表示スキップ) 評価履歴[良い:17(46%) 普通:4(11%) 悪い:16(43%)] / プロバイダ: 16719 ホスト:16592 ブラウザ: 10806 【良い点】 ・4章構成になっていてそれぞれの季節に分かれているので読みやすい ・ほのぼのとした雰囲気 ・お友達パンチなどの面白い技? 【悪い点】 ・特になし 【総合評価】 めっちゃ面白かった、この本の続編とか読んでみたいなーと思うけど(書かないほうが良かったと思うけど)先輩と後輩の名前知りたっかったな.........。 2009/11/29 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 夙夜健 (表示スキップ) 評価履歴[良い:792(58%) 普通:430(31%) 悪い:147(11%)] / プロバイダ: 15072 ホスト:15312 ブラウザ: 6750 「 おともだちパンチ 」 「 偽電気ブラン 」 「 詭弁論部 」 「 閨房調査団 」 「 韋駄天コタツ 」 「 偏屈王 」 「 象の尻 」 等々 …… 。 いや、私にはもう、何が何だかワカリません。 不思議な作品です。 恋愛ファンタジーというには、少し大袈裟な感もしますし …… 。 まあ、そのようなことを考える必然性など、ないのかもしれませんが。 【良い点】 ( 1 ) 章が4つに分かれており、それぞれが春 ・ 夏 ・ 秋 ・ 冬を背景としいて、 読みやすいところですね。 ( 2 ) 一応、ハッピーエンドであるところでしょうか ( デートにこぎつけたところで終わっています ) 。 それにしても、主役2人 ( 〔 先輩 〕 と後輩の 〔 彼女 〕 ) の名前が最後まで出てこないのに、 作品が成立しているところは、凄いと思います。 ( 3 ) 京都が舞台というのが合っていると感じました。 出町柳とかイイですね 〜 今年の夏に旅行して、京都大学周辺を散策したことを思い出しました。 ゆったりと時が流れているように感じましたね。 【イマイチな点】 超現実的でない場面がよく分かりません。 そのようなところが魅力と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、 一歩間違えば、 「 何でもアリ 」 になってしまうので、難しいところです。 中でも、 〔 樋口さんの才能というか手品 ? 〕 や 〔 李白の三階建電車 〕 〔 古本市の神 〕 は、 一体、何なのでありましょうか ? 決して、マイナスとまでは思いませんが、うーん …… 。 〔 夢 〕 ではないとは思うのですがね。 私が理解しきれていないだけなのでしょうか ? 【総合評価】 今まで読んできた小説の中でNo.1にするほど面白いとは思いませんが、 どこかまったりとした雰囲気は、読んでいて心地良いものでした。 実際問題として、 〔 彼女 〕 のような話し方をする人は、あまりいないような気もしますが、 小説としては、許容範囲でしょうか。 評価は、 「 とても良い 」 に近い 「 良い 」 としておきます。 2009/10/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 煎 (表示スキップ) 評価履歴[良い:122(50%) 普通:38(16%) 悪い:83(34%)] / プロバイダ: 15054 ホスト:15019 ブラウザ: 14203 私は難しい文面は大嫌いです。 漢字を連ねて書く文は私の中では「芸術」の領域であり、「気兼ねなく読む」という分類には入らない。 しかし、この作品では漢字の羅列のような文面だが「美しい」と思え、「気兼ねなく読む」という分類に入れることができました。 ストーリーは、「先輩」が「黒髪の乙女」を追いかけるというものだが、とても上手く描けていると思いました。 私が評価したいのは「運命の悪戯」というもの。この作品は「先輩」の努力というものもあるがやはり運命を感じずにはいられない。 最初っから最後まで運命に翻弄されつづけている。 そして、作者の言葉の使い方の上手さ。これは、小説家にとって最も重要な才能だと思うのです。 「詭弁踊り」「恥を知れ!!しかるのち死ね」「「諸君異論があるか!?あればことごとく却下だ」「おともだちパンチ」などなど。言葉が本当に面白い。 知らぬ間に言葉に吸い込まれてしまいます。 では、唯一の問題点を挙げたいと思います。 それは、最後の「夢」。ここが全く分からなかった。私の記憶では、黒髪の乙女が夢を見た表現は無く、先輩は夢を見ていたはず。それなのに夢なのか現実なのか分からないまま突如現実に戻ってきて「大変御上手な着地でした」って・・・・。 「空飛んでたのは現実??」「竜巻に巻き込まれたの現実??」と私は驚きをかくせなかった。 何故、4章になって突如空想世界に飛んでったのか・・・・・。SF小説じゃなく恋愛小説だと思っていたが・・・・う〜ん。 ―総評― 問題のところ意外は完璧と言っていいできでした。 この世界を見てみるのもいいかと。 評価は「とても良い」で。 2009/09/08 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by アウツォ (表示スキップ) 評価履歴[良い:53(76%) 普通:17(24%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 21560 ホスト:21495 ブラウザ: 4242 好奇心旺盛な「黒髪の乙女」と、彼女に憧れる「先輩」の二人の視点でストーリーが展開。四季ごとの4つの物語が収録されている。 これはとにかく楽しかった!一見読みづらい独特の文体は、慣れたら癖になる様な中毒性を秘めてて、ツボに入った。豊富な語彙力も高ポイント。 京都の夜の街、古本市、学園祭など、様々な舞台で繰り広げられる「先輩」の妄想劇は、イタイタしいものの、どこか応援したくなる健気さだった。 「黒髪の乙女」の天然振りもイイね。二足歩行ロボットとか、背中に緋鯉とか、「なむなむ!」とか、愛らしい雰囲気に満ちていて、魅力的だったな〜。 今後二人が一体どうなるのか…。帯の煽り文を贈りましょう。「キュートな乙女と一途な先輩にどうか、幸ありますように!」森美ワールド、お見事でした! 2009/03/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by RORORO (表示スキップ) 評価履歴[良い:39(74%) 普通:10(19%) 悪い:4(8%)] / プロバイダ: 14990 ホスト:14840 ブラウザ: 6312 本屋大賞2位。さて、伊坂幸太郎に追いすがった作家とはどれ程の者か、 と思い、読んでみたが、これは良かった。 作風は村上春樹のような抽象的世界であり、伊坂幸太郎に近い軽快なテンポだが、 特徴的なのは「先輩」らのレトロなセリフの言い回しである。 そんな現実から少々かけ離れた現実の世界が、表紙の中村佑介氏と非常にマッチした。 そして「おともだちパンチ」「偽電気ブラン」「古本市の神様」「パンツ総番長」 等の不可思議な存在・それらのくだらない説明。 個人的にはこのドタバタ展開が好きだが、 逆にこの展開や作風が嫌いな人もいる。 そうであっても内容は相当いいものである。 2008/12/30 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by マジュニア (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(40%) 普通:0(0%) 悪い:3(60%)] / プロバイダ: 18543 ホスト:18361 ブラウザ: 10757 【良い点】 最高☆ 独特な語り口調でつづられる内容、一度ハマれば抜け出せません! 【悪い点】 特になし 【総合評価】 とにかく最高です!言いたいことは下のおふたがたが言って下さったので深くは語りません(笑) 2008/04/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 遠野 (表示スキップ) 評価履歴[良い:250(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 28399 ホスト:28393 ブラウザ: 4184 ふんわりと、我が道を歩む「彼女」と、その後ろ姿を追いかけ続ける(ちょっとストーカー入った)先輩――この二人が違え違いに紡ぐ、連作短編集です。 少しばかりアクの強い作風は、人を選ぶかもしれませんが、一旦入り込む事が出来れば、あとはズルズルと嵌り落ちるばかり。著者の筆によって描きあげられた、京都と云う異世界が、不思議とこころよいのです。 一風どころでなく変わったキャラクターたちも、魅力的。組木細工のような物語世界、洒脱な筆が愉快です。 前述の通り、少しばかり癖のある文章で綴られた作品なので、初めのうちはテンポ良く頁を繰る事が出来ませんでした。…が、3〜40頁を過ぎた辺りから、要するに慣れたのでしょう、作中に広がる京都に、すっかり魅了されてしまいました。 もともと京都は、とても好きな場所の一つ。現と妖異の境界がどこか曖昧に溶け合う描写が、そぐうているなあ、と、感嘆すること暫し。同著者の『きつねの話』も、端正で佳かったけれど、こちらもなかなか、引っ張られるのです。 収録作品中、最も惹かれたのが、『深海魚たち』でした。下鴨神社、糺の森にて開かれる古本市に、何気なく溶け込む不可思議、さしたる抵抗もなく紛れ込む、二人の主人公。そして、一冊の本に張り巡らされた、密やかな糸の話。 ひょい、と裏側を覗きこめば、そこは違う世界であるような気がする――集う人びとも古本たちも、特殊で特別なものであるように思えてくる。深海魚、とは、目新しい例えではないけれど、私自身を鑑みれば、まあ適切だと、内心笑ってしまいます。 本を巡る馬鹿馬鹿しい勝負事を、一見馬鹿馬鹿しく、ほんのちょっぴり真面目に繰り広げて居るところも、やっぱり馬鹿馬鹿しくて好きだなあ。こうも凄まじい努力をされると、いかにストーカーっぽい先輩といえど、応援したくなってくる。 故に、絶対無理だろうと捉えていた「彼女」との仲が、進展の兆しを見せたのには驚きもしたけれど、同時に、やったじゃないか、と、にんまり。 著者の、書籍に対する愛情が、滲み出ているようで、微笑ましくもあり、嬉しくもある編でした。読み進めながら、古本という存在そのものが、不可思議なものであるように思えてきます。 この章に登場する、古本市の神様も、実に良いなあ。'本たちがつながりあって作り出す海'なるフレーズを、何故だかとても好きになってしまいました。 めくるめく不可思議で可笑しな世界、四章分走りきって、ラブコメで締めてくれたのが、個人的に嬉しかった。ご都合主義でも、こじつけでも構わない。最初は(繋がらないよなあ)としか思えなかった二人が、少しずつ繋がってゆく様が、何だかこそばゆくて、可愛らしいのです。よく見れば、何だ、結構似合いじゃないか! ラストには、ほっこりした気持ちに。暖かくて、ふんわりときめく、好い閉じでした。 余談ですが、個人的に気になったのが、表題作に登場した、偽電気ブランなるアルコール。少し調べてみたところ、どうやら実在するらしいのです。度数30、作中描写とは異なり、決して生易しくはなさそうですが(笑)、いつか呑んでみたいものです。 「深海魚〜」にて、重要な役割を果たした『ラ・タ・タ・タム』も、実在するようです。こちらも力いっぱい、気になる一冊。 更に余談ですが、羽貫、樋口両名は、『四畳半神話体系』にも登場するとのことです。こちらもどうか、面白い作品でありますように。 なむなむ! 2007/11/04 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 猩々紅冠鳥 (表示スキップ) 評価履歴[良い:192(70%) 普通:41(15%) 悪い:42(15%)] / プロバイダ: 31255 ホスト:31391 ブラウザ: 5234 この作品にあるのは、僕達の知らない京都。 知っているけれど、何かが少し違う京都。 「いかにも」過ぎて違和感のある京都。 そんな京都を舞台に「黒髪の乙女」が縦横無尽に快刀乱麻の大活躍! まずは登場人物がみんな濃い!そして乙女が可愛い! でも、どいつもコイツも、知り合いには居て欲しくない(笑) そんな登場人物たちが織り成す会話もユーモアたっぷりで面白いのですが、 それ以上に地の文の表現が豊かかつユニークで、それがそのまま登場人物の個性になって現れてる感じです。 主人公の詭弁にまみれた独白が面白いです。 また、ぽてぽて歩く、ふくふくと笑う等、擬音語、擬態語が独特で秀逸。 新鮮だけどなんとなく情景が想像できる見事な表現力だと思います。 今まで描写の上手さに唸らされたことは数多くありますが、擬音語・擬態語で上手いな、と思ったのは初めてです。 そして、なにより京都の描写が非常に上手い。 京都の歴史ある風景と、それが与える古めかしさや謎めいた感じが良く出ています。 いつの間にやら一風変わった世界に連れ込まれるのですが、 森見さんの描く京都はそれを自然に受け入れる雰囲気を持っています。 そして、それを現実の京都に照らし合わせてみても、ズレを感じさせないのが凄い。 ストーリー自体は意外性は無いものの、短編のように区切られており、テンポも良いですし、 軽い文章で描かれる「私」の苦難の日々が面白すぎて、先へ先へと読み進めたくなります。 京都に似合う洒落た文章で美しく妖しく描かれる、魅力たっぷりの世界を是非味わってください。 そして「私」に幸あれ!なむなむ! この評価板に投稿する |
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2011/07/20 好印象 by coffeemilk (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 3405 ホスト:3609 ブラウザ: 9466 [編集・削除/これだけ表示]
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| 1. 評価の「一番乗り」はやはり緊張するかも? by KAMIKAZE ... それを果たせてちょっと嬉しくも思える半面、周りに参考に出来る論客の人が誰もいないので、自分が作品の内容をどこまで伝えられるか、どこが良くてどこが悪かったかをどうやって書こうか、という事に普通より苦労します。 今まで幾つかの作品に「一番乗り」を果たしてはいますが、 (最近では「夜は短し歩けよ乙女」「リミット」 ... 記事日時:2011/05/01 |
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