全作品アニメゲーム漫画小説ドラマ特撮日本映画海外映画情報DB:声優,ゲーム機..論客:順日記
検索 / 外部一括:

小説総合点ランキング: 501位/2,332作品中 (総合点4.00/偏差値49.67) 500位 <= =>502位
小説1996年総合点1996ランキング: 12位/34作品中 11位 <= =>13位

アーモンド入りチョコレートのワルツ(小説)


[他形式: RSS/携帯版/English]
読み仮名: あーもんどいりちょこれーとのわるつ / 英語タイトル: Waltz of Almond Chocolate(Valse du Chocolat aux Amandes)
総合
評価(投稿)
懇談室画像/壁紙商品
(本/漫画)
直近発売の本/漫画: 2005/06/25 ():アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫) \460
本/漫画(2件)
売上/新着
音楽(1件)
売上/新着
4356
文庫:アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)

参考:\460
2005/06/25
()

1.甘酸っぱい調べ
72891
単行本:アーモンド入りチョコレートのワルツ

参考:\1,365
1996/10
()

1.子供の頃の…
41979
CD:こどものためのサティ

参考:\2,100
1998/12/09
()
作品紹介(あらすじ)

十三歳・十四歳・十五歳――。
季節はふいに終わり、もう二度とはじまらない。
シューマン「子どもの情景」
バッハ「ゴルドベルグ変奏曲」
サティ「童話音楽の献立表」
三つのピアノの調べから、きらめくような「あのころ」に語りかける、三つの物語がうまれた……。 (単行本より)

著者:森絵都
単行本 出版社:講談社・1996年10月20日発行
文庫版 出版社:角川書店・2005年6月25日発行
発売日:1996/10/20(日本)
最終変更日:2006/05/11 01:42:01 / 最終変更者:遠野 / 提案者:遠野 (更新履歴)
評価統計(1日1回定時に更新)
 評価平均小説順位(総合点)偏差値(総合点)評価ポイント(総合点)最高の中の最高
日本とても良い(2.00)501位49.674.00 

利用状況

総閲覧数書込み数評価数
日本38822
海外6400

評価の分布

最高とても良い良い普通悪いとても悪い最悪
人数0200000
割合0.0%100.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
加算分布0%100%100%100%100%100%100%
分布要約100%0%0%
                                                                                                    

最近8日間の閲覧数
合計6日5日4日3日2日1日30日29日
3
0
1
0
1
0
0
0
1

ログイン状態で有階位者ご利用可能
階位さえあれば可能
階位1000位以内必要(階位と権限/特典の関係の説明)

言語更新順獲得推薦順 New!
日本語好評系
(評価限定)
普通系
(評価限定)
不評系
(評価限定)
全て
(評価限定)
無し
English好評系
(評価限定)
普通系
(評価限定)
不評系
(評価限定)
全て
(評価限定)
無し
この評価板


2007/08/29 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by osrh 評価履歴[良い:18(69%) 普通:4(15%) 悪い:4(15%)] / プロバイダー: 39320 ホスト:39267 ブラウザー: 4184
ピアノの音色と共に描かれる三つの短編。
作品紹介はすでに書かれている方がいるので基本的に省きます。

私が一番好きなのは二つ目の「私のアリア」です。
この話に登場するのは主人公と虚言癖のある少女の二人だけといっても過言では
なく、それ以外に出てくる人はほとんどエキストラのようなものです。
「中学生」という若いと幼いの中間のような時の心情がよく描かれています。
「子供は眠る」「アーモンド入りチョコレートのワルツ」も読めばなんだか
心に響いてくるものがあるのではないでしょうか。

この作品はできれば早めに手にとっていただきたい作品です。
私もできれば中学生頃に読んでおきたかったですね。
2006/05/11 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 遠野 評価履歴[良い:233(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 7995 ホスト:8073 ブラウザー: 4184
「三つのピアノ曲をもとにした三つの物語」が収録された短編集。子ども達の柔らかく鋭い感性と、ピアノの音律がゆるやかに溶け合う。少しハラハラさせられながらも、最後には、ほっと暖かな気持ちにさせられてしまいました。作中のピアノ曲を知らなくても、楽しめること請け合いですよ。

「子供は眠る」
年上のいとこの別荘に集まった、少年たちの物語。
翌年も別荘で過ごす、その確約を得る為だけに、高慢な一人の機嫌を損ねぬよう立ち回る三人の中学生と、無邪気にまとわりつく小学生。五人の二週間が、毎夜繰り返される「恐怖のクラシック・アワー」を織り交ぜ、綴られています。
ピアノ曲を、変に持ち上る造りにしていない所が、なんだか自然で良いです。
全体通して、少年達の軋轢や成長、関係の変化等に重きが置いてあります。アルバム〈子どもの情景〉は、作品全体を引き締めるエッセンス、といった所でしょうか。
少しだけひねくれて、さわやかに切ない編でした。

「彼女のアリア」
不眠症に悩む少年が、旧校舎で出会った少女。〈ゴルドベルグ変奏曲〉を奏でる彼女は、自身も少年と同じく、不眠症であると告げる。二人はゆるやかに親しくなってゆくが、やがてある出来事をきっかけに、その関係は破綻してゆく。
甘やかで、少しだけうしろめたい感情が、瑞々しい筆づかいで描かれています。
容易く揺れてしまう不安定さや、暴力的ともいえる一直線さ。中学生の頃って、こんな風だったっけと、何となく過去をふりかえってみたくなってしまう。痛みと優しさを併せ持った編です。
虚言癖のある少女が、何だか可愛い。ラストも同様に、可愛らしく面映い物語でした。

「アーモンド入りチョコレートのワルツ」
ちょっと変わったピアノの先生の教室へ通う、二人の少女。温もりに満ちた不思議な空間に、ある日突然現れた、エリック=サティ似の、フランス人のおじさん。
四人の交流の、はじまりからお仕舞いまでを描いた物語。端々に描かれる旋律が、作品にゆったりとした温度を与えています。
ワルツのシーンは幻想的で優雅。ホンの僅か、匂う閉鎖性がまた、美しいのです。
きちんと、子どもの目線を徹底しているところにも、好感が持てます。サティおじさんなんて、目線が少しでも大人側にずれれば、所謂とんでもない人になってしまいそうなのですけれど、良い具合に留まってくれています。
一風どころか可也変わった練習風景も、とてもあたたかで、心地よさを感じてしまいました。こんな先生に師事してみたかったなあ。
サティおじさんの顛末は、あまりにもあんまりで、笑えるほどに情けない。しかし、そんな様ですら、愛おしく感じてしまう。手品に凝り始めた先生も、中々に素敵でした。
とてもきれいで、且つ繊細でありながら、ちょっとした隠し味(?)が効いている。一番気に入りの編です。

限られた時間の、限られた一編を切り取ったかのような短編集でした。
本作にストレートに嵌れるのは、多分やっぱり中学生なのでしょうけれど、それ以上の年代にも、懐かしさだけではない感情を齎してくれる小説だと思います。

余談ですが、大人には、単行本よりも文庫版のほうが読み易いつくりになっています。単行本の装丁や各章の扉絵も、雰囲気があって素敵なのですけれど。
評価投稿 / 作品DB目次
作品データベース目次 | 最速一括検索エンジン | サイトマップ | Copyright(c) 1999- 1st Class