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おちゃめなふたご(シリーズ)(小説)


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英語タイトル: The Twins at St. Clare's
注意: これは小説版。その他メディアのページ
アニメ:おちゃめなふたご -クレア学院物語-
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直近発売の本/漫画: 2006/05 ()おちゃめなふたごの新学期 (ポプラポケット文庫) \599
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単行本:おちゃめなふたごの探偵ノート (ポプラポケット文庫)

参考:\599
2006/02
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1.あっという間に読んでいました。
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新書:おちゃめなふたごの新学期 (ポプラポケット文庫)
参考:\599
2006/05
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147346
新書:おちゃめなふたごのさいごの秘密 (ポプラ社文庫)

参考:\630
1986/08
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1.わかるなー
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単行本:おちゃめなふたご (ポプラポケット文庫 (412-1))
参考:\599
2005/10
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単行本:おちゃめなふたごの秘密 (ポプラポケット文庫)

参考:\599
2005/11
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382943
新書:おちゃめなふたご (ポプラ社文庫―世界の名作文庫)

参考:\630
1982
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1.大人になって知る奥深さ
917989
単行本:おちゃめなふたご―クレア学院物語 (テレビドラマシリーズ)
参考:\795
1991/05
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1.イギリスの女子寄宿舎に潜入!

:おちゃめなふたご (1984年) (ポプラ社の世界こどもの本)
参考:\924
1984/10
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ビデオ:おちゃめなふたご-クレア学院物語-(6)
参考:\7,952
1991/08/05
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202892
CD:勉強の歌
参考:\918
1991/02/10
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1.これはスゴク良い
著者:エニド・ブライトン(イーニッド・ブライトン)
翻訳:佐伯紀美子
出版:ポプラ社
〜内訳〜
『おちゃめなふたご』The Twins at St. Clare's
『おちゃめなふたごの秘密』The O'Sullivan Twins
『おちゃめなふたごの探偵ノート』Summer Term at St. Clare's
『おちゃめなふたごの新学期』Second Form at St. Clare's
『おちゃめなふたごのすてきな休暇』Claudine at St.Clare's
『おちゃめなふたごのさいごの秘密』Fifth Formers at St. Clare's
発売日:1941(日本) 発売日:1945(日本)
最終変更日:2007/05/14 22:50:28 / 最終変更者:羽幌炭鉱 / 提案者:羽幌炭鉱 (更新履歴)
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2007/10/10 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by Merci 評価履歴[良い:84(63%) 普通:18(14%) 悪い:31(23%)] / プロバイダー: 1042 ホスト:821 ブラウザー: 7322
アニメ化された頃に、図書館で見つけて読みました。
結局、アニメの方は見なかったのですが、原作は面白かったです。

登場人物が皆個性的ですね。
ふたごのパットとイザベルは、基本いつも一緒ですが、パットの方が強気、イザベルがやや控え目に描かれています。
短気でいたずら好きのジャネット、真面目だけど茶目っ気のあるヒラリー、ものまねが特技のドリスなど、脇役も豊富です。
途中の巻から登場するボビイ、カーロッタ、クロディーヌなどもインパクトが強いです
(特にクロディーヌは、6冊中2冊にしか登場しないとは思えないくらい)。

ストーリーとしては、常に新入生など、仲間の輪に入りづらい生徒や問題児にスポットがあたります。
冒頭は毎巻ふたごの視点から始まりますが、完全な主役は1巻だけ、2巻もかなりふたごの出番は多いですが、3巻以降は脇役に退きます。
クレア学院で成長して友情を勝ち得る生徒もいれば、退学になるまで気づかない者もいて、結構シビアです。
何度も登場する真夜中のパーティの場面は、寮生活ならではで楽しいです。
ラクロスやテニスといったスポーツシーンが生き生きと描かれているのも、スポーツ好きとしては嬉しいところ。

惜しむらくは、シリーズ後半に進むにつれ、それまでの設定が生かされていないところ。
1巻でふたごの親友になったキャサリンがいつの間にか登場しなくなり、他にも巻が変わると転校していた人物がいました。
また、4巻から登場したミラベルが音楽好きな設定も後では生かされなかったりと、結構もったいないです。
それからヒラリーはすごく好きなんですが、あまりに完全無欠だったのが、ちょっとつまらなかったかな。

時間の進み方のバランスも、1年生時代を毎学期やったのに、それ以降が飛び飛びなのが残念です。
ふたごがW生徒会長になるまで成長したので、その様子もしっかり描いてほしかったところ。
その辺は、作者の半自伝的作品らしい「マロリータワーズ学園」(はりきりダレル)シリーズの方がバランスがいいです。

各巻評価をすると、

1巻「おちゃめなふたご」=とても良い
ふたごのパットとイザベルの個性が1番明確な作品。
クレア学院に行くのが嫌でたまらない、ちょっと傲慢な部分もある2人が、学院でもまれて成長していく話です。
結構、先輩後輩関係が明確で、日本人でも理解しやすいかと。
問題児はふたごだけではなくて、後半では心を開けずにいたキャサリンやシェイラの成長も描かれます。
生徒の視点だけではなく先生の視点も入っていて、面白いです。

2巻「おちゃめなふたごの秘密」=普通
作品としては「とても良い」レベルですが、途中までマージェリーがかわいそうすぎて・・・。
後にマージェリーの親友になるルーシーはすごく良い子に描かれていますけど、その間は何もしなかったんでしょうか、ちょっと謎です。
そして永遠の問題児(爆)ふたごのいとこのアリスンが登場しますが、この巻ではインパクト薄いです。
登場人物としては、ふたごの学年だけではなく、1年上のテネシーやエリカなどが登場して、幅が広いと思います。
でも当初の「マージェリーとの友情」は、いずれ破綻しただろうな、と今なら思います。
本当に心から結びつかなければ、仲間にはなれないと思うので・・・。
1巻で成長したキャサリン&シェイラと、対立状態から仲良くなったジャネットとの友情がさりげなく描かれているのは良かったです。

3巻「おちゃめなふたごの探偵ノート」=とても良い
これは素直にスッキリ面白かったです。
ふたごのおたふく風邪と、その間に決めた探偵ノートが、後半に意味をなさなかったのが残念ですが・・・。
いたずら好きでちゃらんぽらんのボビイ、サーカス出身の情熱的なカーロッタ、勉強好きで気弱なパメラ、いい子ぶりっ子のプルーデンス。
それぞれが成長しますが、態度や行儀で一見1番問題がありそうだったカーロッタが、1番変わらないまま伸びやかに過ごしていくのが深いです。
優しいけど厳しい院長先生が、4人の新入生でカーロッタを1番率直に認めているのが興味深いところ。
ラストのロバート先生とマドモワゼルの会話も面白い。
しかし、プルーデンスに誤魔化されない先生達はすごいですね・・・こんな先生ばっかりの学校なら行きたいです。
あ、アリスンともう1人の新入生サディの関係を忘れてた・・・アリスンのちょっと困った個性が出てきた貴重な1冊でもあります。

4巻「おちゃめなふたごの新学期」=最高!
個人的にはシリーズ最高傑作だと思います。
不幸合戦を繰り広げていた新入生2人、ミラベルとグラディスが親友になるまでがメインです。
誰からも好かれないと投げやりなミラベルと、自分は孤独だと希望を持てないグラディスが、反発しながらも相手を認めていく様子がリアル。
同作者の「おてんばエリザベス」1巻と酷似していますが、こちらの方がよく練られた印象です。
1巻でふたごが反抗的だったことも生かされています。
一方で落第したために無条件で級長になった(性格の考慮はあまりないみたい・・・)エルシーとアンナの成長も見所です。
特に流されるだけだったアンナが、しっかり者のヒラリーも感心するほどの優しさと率直さを発揮していく様子は素晴らしいです。
ラストにはアリスンの成長も描かれます。

5巻「おちゃめなふたごのたのしい休暇」=良い
急に学期が飛んでしまったのが物足りません。
主要キャラクターがごっそり入れ替わっているような印象です。
級長のスーザンが誰なのかも、さっぱり説明がありませんし・・・別にヒラリーでも問題はない役回りなような。
これまでの過去の設定が、あまり生きていないように思えました。
とは言え、新入生のクロディーヌは魅力的だし、懲りないながらも多少成長したアリスンもいいです。
母親ゆえに長所を発揮できないアイリーンと、代理の寮母先生との母子関係も見所です。
問題を抱えた大人が初めて登場しており、その辺りは深いと思います。
ポーリーンの見栄もリアルです。

6巻「おちゃめなふたごのさいごの秘密」=悪い
うーん、最後の最後で、あまり良くない話が来てしまいました。
5年生に成長した(これがまた時間飛びすぎ)せいか、やたら深刻で暗い。
クロディーヌの妹アントワネットの登場で下級生の様子も描かれますが・・・逆にそれが空回りしているような。
スポーツキャプテンとなったミラベルと、1年生のジェーンとの誤解が痛々しすぎです。
で、この巻のミラベルが4巻での短所が出て来た印象でもないし、誰だ状態。
元々彼女はスポーツより音楽が好きだったはずで、結構流れが悪いです。
また、アンマリー、アルマ、フェリシティといった新入生や問題児もインパクトが薄い。
かと言ってジャネットやボビイ、カーロッタなどのレギュラー陣も魅力が発揮できていません。
ふたごも印象が薄く、最後に生徒会長になられても、感動できないです・・・。

総合評価=良い
単純に平均すれば「とても良い」になるのですが、最終巻が悪いのがいけません。
「終わり良ければ全て良し」は極端ですが、逆にそれくらいラストは重要だということです。
滑り出しは良くても、終わり方が悪くて駄作になっている作品は多いですからね。
このシリーズは一応独立して読めますし、最終巻がなくても困らないので、「良い」としておきます。
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