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| 文学総合点=平均点x評価数 | 1,179位/3,067作品中(総合3/偏差値49.02) | 1,178位<= =>1,180位 |
| 1981年文学総合点 | 7位/26作品中 | 6位<= =>8位 |
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| 著者:ジェイムズ・P・ホーガン 翻訳:池央耿 出版:東京創元社 文庫:創元SF文庫 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 開始日:1981/07/31(金) 海外 :開始日:1978 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 最終変更日:2008/12/05 / 最終変更者:スペ9 / 提案者:スペ9 (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2008/12/10 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by Janus01 (表示スキップ) 評価履歴[良い:83(80%) 普通:14(13%) 悪い:7(7%)] / プロバイダ: 15943 ホスト:15999 ブラウザ: 4926 前作『星を継ぐもの』がミステリの要素を強く持った作品でしたが、一転して「ファーストコンタクト」の描写が中心となった作品になってます。とはいえ、前作で取り残されていた「2500万年前の地球生物からルナリアン(月で死体が見つかった地球人の祖先)がどのように進化したか」「なぜ巨人たちが太陽系から姿を消したか」と言う謎の解明も並行した主題となってます。 この作品より後の発表になるのですが『断絶への航海』を読むと、JPホーガンという人が科学に対して基本的に楽観主義者であり、人類や知的生命に対して理想主義的なことが感じられます。本作品に出てくるガニメアン(巨人)たちの基本的性格もその例として顕著なものでしょう。彼らは闘争本能を持たないこと、そしてそれは進化の過程で必然的におきたことであることが示されます。…この進化的背景の説明は実にうまくできていて、非常に説得力があります。ハードSFの科学的骨格を構築するのが上手い、ホーガンの面目躍如という感じがします。 本作のガニメアンが2500万年前に太陽系から出発してこの時点で戻ってきたという設定は、意表を突くと同時に、ご都合主義過ぎる気もします。ガニメアンの子孫との対面は次作『巨人たちの星』でのお楽しみとなります。 前作から残された二つの謎はお互いに密な関係があり、またそれがガニメアンが地球を離れる理由にもなります。作品中早い段階で示された「放射性同位元素(RI)を含む酵素」に関しては、RIでラベルする生化学実験の知識を持っていれば解答は自明にもかかわらずダンチェッカーが気づかないのは、SF小説だからということでご愛嬌でしょう。 総合的評価は、前作ほどアイディアの斬新さはないですが、前作のフォローを丁寧に行い、また次作への橋渡しとしても構成に隙がないということで「良い」と致します。 (2009/12/12 記憶違い部分を修正しました) 2008/12/07 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by スペ9 (表示スキップ) 評価履歴[良い:642(74%) 普通:121(14%) 悪い:102(12%)] / プロバイダ: 13636 ホスト:13753 ブラウザ: 8090 感動させる話じゃないのに「感動してしまう」(このニュアンスは読んでみなけりゃ 解らない)「星を継ぐもの」の続編。あくまでドライな、「推理SF」の前作から一 転。割と普通な構成になってるのにはちょっとびっくり。でも「なぜ ? どうして ? 」の疑問を事実と推論、消去法で解決していく事を見せてくれるという稀有な 作品なのは相変わらずで、冒頭に「ひっかけ」があるのもおんなじ。 「遺跡」という「過去の(それも二千五百万年前)異星人」との邂逅から一転、まさ かのファーストコンタクトをウラシマ効果を組み合わせて見事に実現。前作で残された 多くの謎(謎として残ってても、いっこうに物語として破綻してなかったんだけど)が 次々明かされていき読者を飽きさせないのが見事。このテの作品で陥りやすい「不幸な ファーストコンタクト」になってないのも見もの。優れた、進んだ知性体とはここまで 理性的になれるのか。ガニメアンの出自から別れまで、作者の発想に舌を巻くしかない。 普通、小説は古本屋で行き当たりばったりで選んでるんだけど、こりゃ続編を探しに 行きたくなるではないか ! 余談:本作の欠点をあえて挙げるなら、ダンチェッカーがまるくなちゃった事か。 この評価板に投稿する |
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