全作品アニメゲーム漫画小説ドラマ特撮日本映画海外映画情報DB:声優,ゲーム機..論客:順日記
検索 / 外部一括:

小説総合点ランキング: 1,315位/2,332作品中 (総合点2.00/偏差値48.48) 1,314位 <= =>1,316位
小説1997年総合点1997ランキング: 22位/45作品中 21位 <= =>23位

人の短篇集(小説)


[他形式: RSS/携帯版/English]
読み仮名: ひとのたんぺんしゅう / 英語タイトル: Short Stories of Human
総合
評価(投稿)
懇談室画像/壁紙商品
(本/漫画)
直近発売の本/漫画: 2007/07/18 ():戦後占領期短篇小説コレクション 5 1950年 (5) \2,625
本/漫画(26件)
売上/新着
20517
単行本:鰐の涙―ムロージェク短篇集

参考:\2,100
2001/12
()
66732
単行本(ソフトカバー):犬と人のちょっといい話―忘れられない小さな命のドラマ…感動の12編 (犬と人シリーズ)

参考:\1,365
1999/02
()
93452
文庫:戦後短篇小説再発見〈5〉生と死の光景 (講談社文芸文庫)

参考:\998
2001/10
()

1.文豪に交じって島比呂志「奇妙な国」
278119
文庫:七人の風来坊―ホーソーン短篇集 (岩波文庫)
参考:\420
1952/10
()
283632
文庫:カフカ傑作短篇集 (福武文庫―海外文学シリーズ)
参考:\459
1988/03
()
425199
文庫:こたつの人―自讃ユーモア短篇集〈1〉 (集英社文庫)

参考:\600
2000/10
()

1.ほのぼの作品
454394
文庫:マンスフィールド短篇集 (ちくま文庫)

参考:\819
2002/10
()

1.日常という永遠
468021
単行本:戦後占領期短篇小説コレクション 5 1950年 (5)

参考:\2,625
2007/07/18
()
572063
文庫:人の短篇集 (角川文庫)

参考:\480
1999/12
()

1.オトコの目線で描く「人」が織り成す物語
585556
文庫:一宇宙人のみた太平洋戦争―短篇ショート・ショート集 (集英社文庫 青 32-G)
参考:\234
1981/01
()
作品紹介(あらすじ)

憧憬、懐古、恐怖、愛憎…人間の持つ様々な心情を物語に凝縮させた掌編小説集。

作者:原田宗典
出版:角川書店
発売日:1997(日本)
最終変更日:2007/03/23 01:32:29 / 最終変更者:HUNGRY SPIDER / 提案者:HUNGRY SPIDER (更新履歴)
評価統計(1日1回定時に更新)
 評価平均小説順位(総合点)偏差値(総合点)評価ポイント(総合点)最高の中の最高
日本とても良い(2.00)1,315位48.482.00 

利用状況

総閲覧数書込み数評価数
日本21311
海外3400

評価の分布

最高とても良い良い普通悪いとても悪い最悪
人数0100000
割合0.0%100.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
加算分布0%100%100%100%100%100%100%
分布要約100%0%0%
                                                                                                    

最近8日間の閲覧数
合計6日5日4日3日2日1日30日29日
2
0
0
0
0
0
0
0
2

ログイン状態で有階位者ご利用可能
階位さえあれば可能
階位1000位以内必要(階位と権限/特典の関係の説明)

言語更新順獲得推薦順 New!
日本語好評系
(評価限定)
普通系
(評価限定)
不評系
(評価限定)
全て
(評価限定)
無し
English好評系
(評価限定)
普通系
(評価限定)
不評系
(評価限定)
全て
(評価限定)
無し
この評価板


2007/03/23 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by HUNGRY SPIDER 評価履歴[良い:173(41%) 普通:68(16%) 悪い:181(43%)] / プロバイダー: 14019 ホスト:14214 ブラウザー: 7395
日常の刹那で湧き起こる心の揺れを淡々と綴る、21篇の掌編小説集。
この作品は、人によってかなり評価が違うように感じる。一部の非現実的終着を除いて、大抵の小説が文字通り日常の一場面を切り取って纏めたに過ぎないのだから。表現力は素晴らしいほどの高さだし、綺麗な纏め方・終わり方をしてはいるものの、本当にそれだけといった風情。ここで「だからどーした」と感じた人にしてみれば、本作はただの駄作だろう。内容だけを取ってみれば、あまりにも身近すぎて記憶に埋没してしまいそうなほど他愛もない作品が、本作の大部分を占めているからだ。

しかし、自分はこの作品に強く魅入られてしまった。
作中で使われる表現は、全体を通してどこか登場人物を突き放した感じになっているが、その淡々とした文章で描かれた人々には、確かな人間臭さを感じられてならない。いや、淡々としているからこそ、作品の人物から漂う人間臭さが際立っていると言っていい。極端なほどの他愛なさも、それを引き立てている。
これこそ、作者が作品から感じてほしかったことなのではないかと勘潜ってみる。本作に登場する人々は、性格や職業や生活環境など実に多種多様で、感じ方も皆異なる。しかし、誰も彼もが、この作品では「生きている」のだ。過去への憧憬に浸るのも、現在に軽い絶望を抱くのも、未来に憧れるのも、全て人間ならではの、しかも誰もが持っている意識に違いない。それが発展的な意識に繋がるかそうでないかは登場人物によって異なるのだが、この多種多様性が人間の面白いところだと思うし、だからこそ彼らからは息吹を感じるのだ。この息吹―都会の生活に埋没しそうな、いろんな人々の生き様―を肌で受け取ってほしい。そして彼らと自分を重ね合わせて、少しだけ自分の生き方を考えてみてほしい…というのが、本作に秘められた「願い」ではないだろうか。
「非情に秘められた人間愛」…本作にはこの言葉が似合うように思う。きっと作者は作中に登場するような、社会から見れば「その他大勢」となっている、簡単に記憶に埋没しそうな人々のことが愛おしくてたまらなかったのだろう。これは勝手な想像だけど。

読みやすさに関しては、申し分なし。
掌編なので、長くても10ページに満たないためあまり負担がかからないし、何より表現力の高さは確かなものがある(やってることは「蹴りたい背中」と大して違わないのに、印象にはこれほど違いがあるのは、作者の文章力の差が理由だろう)。そのため、原田宗典を知らない人、エッセーでは知ってるが小説は未読の人に薦める作品としては、本作は最適だと感じる。
原田氏は「天才」ではないかも知れないけれど、「職人」としては第一級の実力を誇ると、自分はこの作品を読んで確信した次第。

人の不思議さ、不気味さ、哀しさ、暖かさ、そして愛らしさが詰まった、まさに「粒揃い」の言葉が相応しい、人によって人のために編まれた美しい作品。読書という形で人間臭さに触れられたことは、自分にとって確かな潤いとなったように思えるので、本書と出会えたことを幸せに思う。結構意見は分かれるかも知れないが、自分はこの作品が好きだ。個人的には「最高!」でもいいのだが、目一杯客観的になってみると「良い」くらいだと感じるので、評価としては「とても良い」とさせていただきたい。
この作品もどちらかと言えば理性よりも感性に訴えかけてくる部類に入るんだろうな…
最後に個人的なオススメを何作か挙げて、コメントを終わろう。

「一瞬を生きる」
若いからこその輝きが感じられる、気味が悪いながらも瑞々しい作品。

「郵便配達夫の片想い」
なんてことないが故に引き立つ甘酸っぱさを湛えた作品。リアリティは作中最高?

「骨董屋の見たもの」
世にも奇妙な物語に通じる、ちょっとホラーな作品。この短編集の中では異質だが、最も強烈かも…

「過去を訪ねて」
諸行無常、時の残酷さと無力ゆえの人の哀しさ、暖かさを感じられる、冷たくも優しい作品。

「レフェリーの勝利」
何のために頑張る? そう感じたときに読みたくなるような、元気になれる作品。
評価投稿 / 作品DB目次
作品データベース目次 | 最速一括検索エンジン | サイトマップ | Copyright(c) 1999- 1st Class