| 携帯版 | English | RSS |
|---|
| 文学総合点=平均点x評価数 | 1,966位/3,067作品中(総合1/偏差値47.13) | 1,965位<= =>1,967位 |
| 2006年文学総合点 | 92位/143作品中 | 91位<= =>93位 |
| 総合 評価/統計/情報 | 簡単投票 | ファン掲示板 | ブログ | 商品 (本/漫画) | 画像/壁紙 |
|---|
| ||||||||||||||
評価統計
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
簡単投票する | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作品紹介(あらすじ)わたしいま、しあわせなのかな――。寄り添っているのに、届かないのはなぜ。恋愛の現実に深々と分け入る、川上弘美の新たな世界。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 著者:川上弘美 出版社:中央公論社 掲載誌:中央公論 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 開始日:2006/04/25(火) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 公式サイト 1. 中央公論新社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
利用状況
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最近の閲覧数
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 最終変更日:2008/08/17 / 最終変更者:遠野 / 提案者:遠野 (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 並び順 | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| コメント含む | |||||||||||
| 評価限定 |
| 作品評価(感想/レビュー)&コメント(投稿する) |
| 2008/08/17 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 遠野 (表示スキップ) 評価履歴[良い:250(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 28399 ホスト:28451 ブラウザ: 4184 35歳の主婦であるリリ、その夫である幸夫、リリの親友であり幸夫の浮気相手でもある春名、リリの浮気相手である暁。 4人それぞれを変わるがわるに、主人公に据えた連作短編集です。 描かれるのは、上っ面だけの夫婦生活や、それぞれの浮気、二股三股――文字だけをなぞれば、生々しく、有体に言うならば見苦しい言葉の羅列です。必然的に性描写も多く、背徳が全体を覆っています。本作が映像化されることがあれば、恐らく間違いなく、年齢制限が入るのでしょう。 ……言葉のみを並べると、未読の方には本作は、如何にも湿った、ドロドロした愛憎劇が展開している風に見えてしまうのかもしれません。 しかし、著者の筆による、静かに甘やかな文章が、それを裏切り、また、眩ましています。湿りがちなシーンを、乾いた手でさらりと撫で、衝撃の後を、柔らかな綴りで収めてしまう。醜くなりがちな感情のこぼれも、どこか遠く、濁らずに無垢のようですら、あるのです。 決して、非現実的な印象を与える訳ではありません。流石に私には縁の無い事象ばかりが描かれていますが、それぞれの登場人物の感情の動きなど、すとんと胸に落ちて来ます。こういう風に、ずれてしまうことって有るよなあ……、と思える、何気ない言葉が、簡単に内側に入ってくる。 非道徳的な小説であり、初めはある程度の拒否感情もあったのですが、読み進めるうちに、これはこれで、こういうものなんだろう、と受け入れてしまいました。何故だろう、不思議だな、と思うこと幾時か。文章が肌に良く馴染むと云うのも、大きいのでしょうけれど。 浮気をすること、異性の身体を求めることは、それなりに強い執着があってこそ成り立つのだと、私的には思うのですが、本作では概ね、そういった感情の流れは平やかで、淡白ですらあります。一瞬とも思える短い間、感情が昂ぶりはするのだけれど、直ぐにすうっと醒めてしまう。諦観が、文字の直ぐ裏側にあるのだろうか、と思ってしまう程に。 ですが、ただ一見、穏やかなように見えるのだけれど、強いものを押さえ込んでいると、感じられるくだりも、勿論あります。それでも、凪いだ連なりは、それらですら、柔らかに流してしまう。 正直、靭く荒立ったような表現ばかりが続く小説は、疲れてしまうことが多いので、こんな素材を扱っているわりに――扱っているからこそ、静かな小説は読み易いと感じるのですが、しかし、悲しみはより、際立ってしまうのでしょうね。 本作は、悲しいことを悲しいと、上手く表せない人ばかりが集っているよう。それもまた、悲しいものだと、ほろほろと思います。 物語は結局、さまざまな関係性を破壊して、破綻させて、静かに力強く閉じます。 実際のところ、私自身は、リリは幸夫のことを、それなりに好きだったのではないかと思うし、春名にも、幸夫をリリから奪う意思は、なかったのだと思う。幸夫が現状維持を望んでいたのも、然り。分岐点が違っていたならば、壊れないエンディングに向かう道筋は、いくらでもあったのではないでしょうか。 ただ、春名とリリ、ふたりの繋がりだけは、作中に於いて、少々特殊であったようにも感じられます。 「嵐の海」を読んだあと、もしかして、或いは、すべての破綻を招いたのは二人の関係性であったのかな、と、ふと零してみたり。 後ろめたくも透明な、物語たち。許容しがたいはずなのに、許容してしまう。不思議な、という言葉がぴったりはまった、作品でした。 これからは、夜の公園に、心ひかれるようになりそう。――そういえば、この小説、この場所ばかりはファンタジーのようだったなあ。 この評価板に投稿する |
| ファン掲示板(投稿する) |
| 特定話題スレ (特定の話題を作る) |
| 投票(投票する) |
| 作品DB内ブログ記事 |
|---|
| 1. 炎神戦隊ゴーオンジャーVSヒーロークロスライン::GP×06暴走ブラック by めたこ ... なる特殊な能力を兼ね備えた隊員もいた。 カーマ・プリズム、そして風華魔矢(かざはな まや)。 一見、普通の婦人警官に見えるこの二人は、たった二人のBOOTS対霊現象特殊班、HI-HEAL(ハイ-ヒール)、通称レクイエム・ランナー(鎮魂歌を歌う走者)であった。 彼女たちは今日も心霊型ノッカーズとの戦いを終え、そのまま夜の街をパトロールし ... 記事日時:2012/01/15 [表示省略記事有(読む)] 2. パパ聞き聖地巡礼::2.池袋エリア by カイネル・ドゥ・ラファティ ... 、水族館ルートとプラネタリウムルートが分かれておりました。 小説8巻123頁より 空が案内したのは、池袋で唯一の遊園地だった。 ビルの中にあるアミューズメントパークというちょっと変わった場所 ナムコ・ナンジャタウンのことでせうか・・・? 入口だけ撮影しました♪ 荒川線(雑司ヶ谷霊園及び鬼子母神) 小説6巻15頁 いつものひなお気に入りの公園を目指すコースを ... 記事日時:2011/12/24 3. ホワイトアルバム再視聴感想・2頁 by 竜巻回転 ... 遅くに冬弥の家に訪問して来て扉を開けて見れば「はるか」が冬弥を夜の散歩に誘って来て 2人は夜の公園へと出掛けて行き互いに背中合わせで座りながら話をしてるが、 でもそこで冬弥は「自分の背中は由崎の席だから」と心の中で呟き暗に「はるか」との壁を作っているけど、 ただこの時の「はるか ... 記事日時:2011/04/04 [もっと見る] |
作品の評価またはコメントの投稿欄評価とコメントの違い
| ||||
| お名前 <=サイト内では一つの名前を使って下さい。実名ではないHNをお勧めしています | ||||
| パスワード 初めての方は、この書き込みと同時に、ユーザー名/パスワードが登録されます。必須項目です。半角英数字4-20文字 [安全なパスワードを生成したい場合 パスワードランダム生成サービス(メモ用紙/ファイル必須)] | ||||
| この作品に対する評価文またはコメント文(丁寧な文面を心掛けて下さい) | ||||
| ※↑のボタンは評価のテンプレート[=形式例]を消すのに使って下さい | ||||
| ||||
| ルール違反の書き込みでなければ=> |
| 総合 評価/統計/情報 | 簡単投票 | ファン掲示板 | ブログ | 商品 (本/漫画) | 画像/壁紙 |
|---|
| 最近の評価投稿数順/最近の投票数順 | ||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||