検索 / 外部一括:

小説総合点ランキング: 80位/2,368作品中 (総合点23.96/偏差値60.69) 79位 <= =>81位

人間失格(小説)


評価: 評価限定(日付順) [他形式: RSS/携帯版/English]
読み仮名: にんげんしっかく / 英語タイトル: Ningen Shikkaku
総合
評価板(投稿)
懇談室日記
2008/02/10
画像/壁紙商品
(本/漫画)
評価統計(1日1回定時に更新)
 評価平均小説順位(総合点)偏差値(総合点)評価ポイント(総合点)最高の中の最高
日本良い(1.44)80位60.6923.961

利用状況

総閲覧数書込み数評価数
日本12,185129
海外37600

評価の分布

最高とても良い良い普通悪いとても悪い最悪
人数2313000
割合22.2%33.3%11.1%33.3%0.0%0.0%0.0%
加算分布22.2%55.5%66.6%99.9%99.9%99.9%100%
分布要約66.6%33.3%0%
                                                                                                   

言語更新順獲得推薦順
日本語好評系
(評価限定)
普通系
(評価限定)
不評系
(評価限定)
全て
(評価限定)
全て
English好評系
(評価限定)
普通系
(評価限定)
不評系
(評価限定)
全て
(評価限定)
無し
この評価板


2008/08/28 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by リボンでナイト 評価履歴[良い:39(44%) 普通:39(44%) 悪い:10(11%)] / プロバイダー: 13739 ホスト:13614 ブラウザー: 4184
作者の自伝的小説だそうですが、自分自身の心の弱さや優柔不断で
駄目な部分をひたすら書き連ねている自虐小説です。
主人公は無理がたたって血を吐くし・・・

まっしぐらに廃人の道をひた走る主人公に気味の悪ささえ感じました。
この「気味の悪さ」は、誰でもある事件やある事を切っ掛けに
もしくは蓄積された何かで、自ら破滅の道を選んでしまう不気味さが
主人公を透して目に映るからだと思う。
2007/02/20 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by たろいも 評価履歴[良い:4(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 9825 ホスト:9981 ブラウザー: 4184
彼の心を損なってしまったが故の演技性といのものもさることながら性的虐待によって、人というものを愛していた故に、憎むことを拒絶し愛を忘れ、自己の罪というものをついには許せなかった人間・・彼にとっては心を壊すことのみが罪であった気がします、終には自らの犯した罪を許すことが出来なかった。
確かに、絶望的であることは認めます、ですが、個人的に私は自分では認められないことを認めてくれた気がして少し救われました。
2006/12/14 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by アマンドの木 評価履歴[良い:257(77%) 普通:72(22%) 悪い:5(1%)] / プロバイダー: 17574 ホスト:17513 ブラウザー: 3646
あんたホントに失格だよ、が読んだ時の率直な感想です。「恋と革命」をうそぶいてデカダンに崩れていこうとする『斜陽』の方が好き。

この作品に描かれている感覚は、ある年齢に達した少年少女は多かれ少なかれ持つものでしょう。自己の内面の袋小路の中で、「死」というカタルシスが甘美に囁きかける瞬間というのもあるでしょう。しかし普通、それはやり過ごす事ができるものです。例え道化であっても、それは周囲と関係性の証左であり、人間関係というダイナミズムの中で、やがて自己の内面も開けていく・・・というのが、通常のあり方でしょう。
初めて自己の内に広がる世界を知った少年の恐れと慄き。そんな心の琴線に触れうる作品だからこそ、この作品は読み継がれているのだと思いますが(そう思うと、自分は読むタイミングを間違ったのかも知れない)。

この作品だけを切り離して考えれば、人生のある適した瞬間に触れるべき価値のある作品、という事も可能だと思うのですが・・・どうしてもそれ以上のマイナス点を感じてしまう。
というのも作者が直後に自殺しているからです。つまり、この作品は作者を救い得なかった。

こういう半自伝的な作品で自己の暗い面を直視しながら、まともな社会人として天寿を全うしたのであれば、この作品に言いようのないマイナス点を感じる事はなかったかもしれない。しかし、単に「破綻した生活と心中の言い訳」を読まされているような感じがしてしまう。
それでもその言い訳に一定度の説得力があればいいのですが、「悲劇に酔っている」感が漂う内容。

太宰治に対して情報を持たず何らのバイアスも受けない状況下で、もっとも適切な時期に触れれば、考えさせられる内容なのかもしれない。そうではない状況で読むとどうしても・・・学校の制服を着られる年齢の時に、読むべきなのかも。
「悪い」は付けませんが、個人的にはあまり好きではない。
2006/10/28 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by afterglow 評価履歴[良い:83(72%) 普通:5(4%) 悪い:27(23%)] / プロバイダー: 30606 ホスト:30431 ブラウザー: 3846
初めて読んだのがついこの間。もう一度読んだのがつい最近。
太宰治の遺言ともされる名作と言われながらも、その独特の雰囲気に近寄りがたい感覚を持っていたのですが
機会ができたので、手に取ってみる事にました。

読み終えた時、ずっと感じていたこの作品に対する先入観と恐怖は取り除かれました。
お恥ずかしながら、「人格を破壊する恐れのある小説だ」と中学のときに友達に吹き込まれていましたので
太宰そのものに対して妙な恐怖観念があったんですね。
まぁ、そんな事は全くなく。
どちらかというと、彼が自分の置かれた境遇や立場、心理などを斜め上から見下ろしながら
自己満足、自己陶酔で書き並べたもの、という印象すらもありました。

しかし、その一方で同時に、この作品と自分が少しだけリンクしてしまいました。
そのリンクを見つけて、安堵、焦燥、嫌悪、その他諸々いろいろなものを感じました。
自分は立ち位置としては相当「道化を演じる側」に近い人間だと思います。
葉蔵とはかなり異なる形ですけど。
というか、程度の大きさの差はあれどもどこか共感する所はみんな持ってるんじゃないでしょうか。
同時にそれが人間じゃないんでしょうか。

太宰(もしくは葉蔵)は本当に人間失格なんでしょうか?
(少々駄目人間っぽいですが)

そして、もしそれがその通りであるというのであれば
「優しすぎる人たち」は皆、「人間失格」なのかもしれません。
2006/06/16 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by HUNGRY SPIDER 評価履歴[良い:176(40%) 普通:72(16%) 悪い:189(43%)] / プロバイダー: 14019 ホスト:14282 ブラウザー: 7395
中1の頃読書感想文の推薦図書だったので読んだ記憶がある。恐らく学校側の意図としては、本作を反面教師として「希望の大切さ」なんかを書かせたかったのだろう。ただ、内容が中学生には少々難しかったようでこれに対する感想文は少なかったと記憶しているが、大半はやはりというべきか、学校の思い通りの文章だったようだ。
閑話休題。
で、俺も書いたのだが、内容は学校の理想像とはある意味対極にあるものだった。南瓜頭の中坊はあの時、初めて「文学」に触れたのだ。その感動を忘れない。いかにもイイ子ちゃんな勧善懲悪ではなく、人に潜む「悪」の部分をこれでもかと言わんばかりに書ききっている。そして問いかけられる、目を背けずに俺を直視できるか?お前は俺を笑い、蔑み、人間失格の烙印を押せるほど立派な人間なのか?
この問は辛い。YESと答えられる筈がないからだ。人間、「失格」の部分は誰にでもある。誰しもがダークサイドを持つ。違いはそれが強いか弱いかだけ。ただ、本作を読めばそのことを否が応でも認めなくてはならない。中坊が一々葉蔵にけちをつけるのは、自分のダークサイドが怖くて「希望」を出すことで逃げていたからなのかも知れない。
俺は思うのだ、これを反面教師としてではなく、人の精神の「解体新書」として読むべきなんだと。
2006/02/13 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by high-rum 評価履歴[良い:20(71%) 普通:3(11%) 悪い:5(18%)] / プロバイダー: 8362 ホスト:8055 ブラウザー: 3875
完全に名前負けの作品である。

他の方が触れられているように、
太宰の自叙伝的な作品なので、
太宰=主人公という形で評価をさせてもらう。

さて、この本の内容だが、
「人間失格」と銘打っておきながら、
どこか表層を取り繕ったような軽さを感じる。
この本における太宰は、自虐的では断じてない。
ただ、自嘲しているだけである。
そして、それを通り越して世間を嘲っているだけである。

ゆえに、人間の表層的な部分を描いているだけで、
タイトルとは裏腹に非常に軽い感じで読めてしまう。

文学的な価値はあるのかもしれないけれど、
物語としての価値はあまり感じられない。
[獲得推薦数:3] 2005/05/28 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by マーマレード 評価履歴[良い:2(40%) 普通:3(60%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 28933 ホスト:28697 ブラウザー: 6287
読んだことのない人は一度読んでみるのもいいだろうが
私個人としては、この作品を取り立ててすばらしい作品だとは感じないし、好きでもない。

この小説の主人公は、自虐的で悲観的で無気力で楽天家で主体性もない。
そのくせ、周りの人間を観察したつもりになって、彼らを軽蔑し、哀れみ、恐れていた。
そして、いつの間にか軽蔑する対象だったはずの彼らからも見放された。
この小説はそんな主人公の半生を描いたものだ。

私はナルシズムが凝り固まったような自虐的で退廃的な思考が好きではないから
「反面教師」として最適なこと以外、この作品を評価できない。

しかしだ、別にこの小説はそんな批判を必要とする作品ではない。
この小説は小説と言うよりも、太宰治自身の人生の独白であり、遺言だからだ。

津軽で生まれ、東大に入ったのも、何度も心中し損ねてたのも
女房を奪われたのも、彼の体験だし
「人間失格」の連載開始とほぼ同時に太宰治が心中をしたことから考えても
彼は、もともとこの作品を小説としてではなく、人生の総決算として書いたのだろう。
だから、僕はこの作品をあれこれ評価する必要性を感じない。

ただ、それでもなお、私がこの作品を好きではないのは
作品の端々に太宰治の見栄が見て取れるからだ。
実際はただ単に妻に見捨てられたにも拘らず
小説では、そこに手を加え、自分と妻を悲劇的に描いてみたり
あまつさえ、自らを「人間失格」などとナルシズムの真骨頂のような烙印を押してみたり
太宰治はここまで来てなお、見栄を張り続けている。
それが人間か、と思わなくもないが、率直に言って見苦しく
太宰治の「人生の独白と遺言」としての価値を貶めている。

太宰治の文章力は認める。
読み手の緊張感を煽るような危険な雰囲気を持たせた文章は
まるで、迷路にでも放り出されたようで、独特の圧迫感を堪能できる。
この作品の内容とも、とてもマッチしている。
だが、残念なことにそれだけだ。

もともと、文学と言うものは現実世界での解決を目指したものではないから、当然と言えば当然だが
ただひたすらに「痛い」だけだ。
その「痛み」は時に心地よいが、知らなくても良い。
2005/05/28 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by incoinco 評価履歴[良い:380(98%) 普通:7(2%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 4850 ホスト:4595 ブラウザー: 4924
あまり純文学系?は読まないできてしまっているのでするが、太宰治は
斜陽と人間失格だけ、大分まえに読んだー。内容は詳しくは思い出せ
ないけど、斜陽がとてもおもしろかったので、人間失格も読んだとい
うながれ。両方かなり面白かったという記憶があるますー。

というか、そもそも昔の文学者って立派な人ばかりとい先入観があった
のでするが、こうもダメ人間ぶりをカミングアウトしている人がいる
とは思わなかったので、衝撃的だったという感じでしょうかー。自分
としては、ケンジくんやアムロのルーツは、ここにあったのね、みたい
な印象ですたなー(言ってること青いなーたぶん)。

今なお、ロングセラーのようでするが、読者はこの作品みてどう思うの
でしょうなー。正直いって、あぁ自分はここまでダメじゃないや、
みたいなところで安心できるってことかなぁ。あるいは、なんとかして
やらなきゃーみたいなことだろかー。
[獲得推薦数:1] 2005/05/28 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by TCC 評価履歴[良い:1714(56%) 普通:926(30%) 悪い:447(14%)] / プロバイダー: 20643 ホスト:20738 ブラウザー: 4925
太宰治は異形の天才文豪ですね。
作者の分身である「道化師」葉蔵が中学時代の同級生、竹一や悪友の堀木、世話人のヒラメ等と関わる内に
自分の妻が他の男と関係していたのを見て、何もかも信じられなくなり、破滅への道を辿る、作者自身の
内面的苦悩(旧華族である自らの出自等)を赤裸々にさらけ出した自叙伝小説ですが、何もかも強烈で、
自分の人生観に訴えられているようで一種の衝撃が走りましたな。この葉蔵、どうも自分とは全くの
別人とは思えんのです。太宰治の作品は好き嫌いが分かれる傾向が強いですが、某は一度読まれる事を
お勧めします。目から鱗が落ちる事間違いなし。
評価投稿 / 作品DB目次
※公開プロキシー/TORを使った書き込みは出来ません。検知した場合にはアク禁処分にされます。
評価/感想付けして頂くにあたって、みなさんに気持ちよく利用して頂くためのルール
  1. 評価対象は作品
  2. 他人(世間一般も含む)の見方を批判すること厳禁。
  3. 自作自演厳禁
  4. 品位等書き方に適切さを欠くもの禁止
  5. 著しく無意味な書込み(同じようなことずっと繰り返し言ってるだけも含む)禁止
  6. その作品の評価と全く関係ない書込み禁止
    例:
    1. 作品内容写しが主体となるもの
    2. 作者の作品制作能力と関係ない点の批判
    3. 宣伝書き込み
悪質な場合、過去の書き込みに遡っての全削除・利用禁止処分となります。
この判断は全て運営側の判断により行われ、無条件に従って頂くこととします。
また、違反者に対するサービス提供自動停止機能が組み込まれているため、違反者の「乱暴な言葉」に対して、ご自分で反応されることはお控え下さい。

上記条件の逸脱により(好き嫌いで削除提案しないで)不快に感じられる発言がありましたら、削除提案をクリックしてお知らせ頂いくようお願い致します。
削除は保証致しかねますが、削除が適当かどうか判断することと、削除が適当と判断した時、問題個所を削除させて頂くことは保証致します。


淑女・紳士協定
上記ルールにあるような破ったら削除・権限停止になるような項目ではありませんが、書き込むにあたって一般的に守る方が良いとされる注意点です。
繰り返し著しく違反する場合には、場合によっては削除に発展することもありえます。
  1. 発売日前に売っている早売りの少年ジャンプ等の内容評価はネタバレさせないよう配慮する(正規発売日以降は問題なし/読み手責任)
  2. 丁寧な言葉遣いで書く
  3. どの作品にでもコピー&ペーストで書ける評価はしない
  4. 未発表情報・内情などを書く場合には、その情報源を明らかにする。情報源が、他の掲示板の情報でも、個人的な情報網でも良いが、情報源に関する記述を書くことで、信頼度の判断を他の人が各々行えるようにする。
  5. 良いにせよ、悪いにせよ、何でそう判断したかの理由を記述する。
  6. なるべくその作品の中身を使って記述する(他の作品との比較による他作品語りにならないように)
  7. 連載・連続放送物に評価投票する場合、話の最小単位(1話)は見た上でするのが礼儀的には良い/未見評価投票はどちらにせよ禁止

作品の御評価

同一作品に対する再度の評価の投稿には、他の方の評価を2回挟むことが必要です。
他の方との相互やりとりによる会話には、懇談室をご利用下さい。

お名前(HN=ハンドルネーム) <=サイト内では一つのHNを使って下さい/違反したものは消去されます
パスワード
初めての方は、この書き込みと同時に、ユーザー名/パスワードが登録されます。必須項目です。半角英数字4-8文字
この作品に対するコメント
2chのような、文字を使ってのお絵描きはは、文字の標準化機能(連続空白圧縮、全角文字半角化機能等)とi-mode対応のために、崩れるだけなので、現在できません。
また、「管理人さんへ」と書かれても読むのはあくまで偶然なので、本当に必要なら運用掲示板か私書にて連絡をお願いします。
他の異なる立場の方へのコメントは削除/利用禁止処置対象です。

あなたの評価
各作品1回だけ評価が可能です。それ以外はコメントもしくは掲示板のご利用をお願い致します。
まだ見ていなくて見てから正確な評価したい場合には、最初はコメントのみで、後で評価をお願いします。
評価
最高!
とても良い
良い
普通
悪い
とても悪い
最悪
↑(全作品にて)8回以上評価しても「悪い」系統の評価しかない場合非適切にバランスを欠いた評価とみなして削除されます。

コメント(コメントは何度もできますが、終了した作品に何度もコメント付ける場合には掲示板の利用も考えてみて下さい)
良いと思う立場からのコメント
普通の立場からのコメント
悪いと思う立場からのコメント

立場は読み手のことも考え、なるべく適切な系統を選んで下さい

他人の意見を批判するようなルール違反の書込みした場合、今までの書込み回数に関わらず、書込み全削除/利用停止処理がされることに注意
ルール違反の書き込みでなければ=>

作品データベース目次 | 最速一括検索エンジン | サイトマップ | Copyright(c) 1999- 1st Class