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[小説]人間失格


にんげんしっかく / Ningen Shikkaku
注意: これは文学版。その他メディアのページ: 漫画:人間失格 / 日本映画:人間失格
文学総合点=平均点x評価数127位/3,067作品中(総合20/偏差値65.06) 126位<= =>128位
文学平均点(評価10個以上限)142位/231作品中(平均1.11=良い/18評価) 141位<= =>143位
1952年文学総合点1位/7作品中 =>2位

直近発売の本/漫画 2011/06/09 ():人間失格 3 (BUNCH COMICS) 540
本/漫画
売上/新着
Bray/DVD
売上/新着
音楽
売上/新着
6331
文庫:人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))

300
2006/01
()
19830
文庫:斜陽・人間失格・桜桃・走れメロス 外七篇 (文春文庫)

690
2000/10
()
46752
文庫:人間失格 (ぶんか社文庫)

480
2009/06/15
()
50727
文庫:人間失格 (ホーム社漫画文庫) (MANGA BUNGOシリーズ)

550
2010/07/01
()
60355
単行本(ソフトカバー):人間失格 (英文版) - No Longer Human

1,785
2006/07/01
()
67617
文庫:人間失格 他 (旺文社文庫 6-3)

357
1973/01
()
89724
単行本:人間失格 (日本の文学 (30))

945
1982/01
()
100480
ムック:人間失格 公式写真集 ~starring 生田斗真~

1,800
2010/01/26
()
34276
人間失格 [DVD]

3,990
2010/08/04
()
566361
CD:朗読CD 朗読街道(18)人間失格 太宰治 (4CD)

4,500
2009/05/18
()
評価統計
評価平均良い(1.11 pnt)
評価総合点19.98
文学順位(平均点)142位(231作品中)
文学順位(総合点)127位(3,067作品中)
偏差値(総合点)65.06
最高の中の最高2

人数2547000
割合11.1%27.8%22.2%38.9%0.0%0.0%0.0%
加算分布11.1%38.9%61.1%100%100%100%100%
分布要約61.1%38.9%0%
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簡単投票の分布
ストーリー2.00(とても良い)2
キャラ・設定1.50(とても良い)2
悲しい50%1人/2人中
美しい50%1人/2人中
モラル50%1人/2人中
考えさせられた50%1人/2人中
勉強になった50%1人/2人中
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出版:新潮社 集英社
著者:太宰治

挿絵(集英社文庫版):小畑健
日本 開始日:1952/10/30(木)
公式サイト
1. 図書カード:人間失格
利用状況
日本27,0132118
海外1,67600
最近の閲覧数
46644426515
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(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2010/09/06 / 最終変更者:管理人さん / その他更新者: 雪霞 / Janus01 / カトル / SOUTA / 提案者:孔明 (更新履歴)
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2012/01/19 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:212(87%) 普通:20(8%) 悪い:12(5%)] / プロバイダ: 20024 ホスト:20197 ブラウザ: 11753
【良い点】
周りに対する態度はすべて嘘で、友人とも単に見栄の為付き合っているだけ。妻にもああ君は何て純粋だったんだ何て言う始末。こうなると手の打ちようがありません。

【悪い点】
?

【総合評価】

最後に人間でない事を自覚しますが、元々そうだったんだと思います。

2009/05/31 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:56(69%) 普通:18(22%) 悪い:7(9%)] / プロバイダ: 8917 ホスト:9143 ブラウザ: 7401
何処が人間失格なのでしょうか?

誰でも他人の前では、道化を演じているはずです。
それを自分で気づいているかいないかだけの話であると思います。
他者は道化を演じていることに気づいていないのに、この主人公は他人の前で道化を演じたことに気づいている。
自分のことを知っているだけで、人間としては素晴らしい部類に入ると思います。
なのに何故人間失格となるのでしょうか?

自分には分かりませんでした。

ただ楽しめた作品である事にはには違いありません。

2009/02/28 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:9(90%) 普通:1(10%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 24421 ホスト:24521 ブラウザ: 9326
私は好きです。「人間失格」も、引いては太宰治の文章も。
私は夏目漱石とか、芥川龍之介とか、確固たる物を持った脆さを持つ文章も好きですが、こういうどうしようもない、捗々しい位に殻の柔らかい文章も好きです。
柔らかい、というか柔? その特徴が一番多く出た小説ではないでしょうか。

話としては、太宰の自伝(彼の小説では他でも同様の性質を持った主人公がいますね)的な内容になっています。
急転直下ではなく、生まれた時から綻び始めていた主人公の道が、徐々に大きく崩れ落ちていく様が描かれています。
賢い筈なのに自分から階段を滑り落ち、臆病で、小心者であるが故に見栄を切る。周囲や世間に悪いと思いながら、ブレーキを掛けられない。
全体的に駄目人間なのですが、「こういう人いるんだろうな」というリアリティがあります。
けれど驚くのは、主人公の堕落さも勿論ですが、なんだかんだ彼の側には他者の存在があること。
関係は様々ですが、魅力が無い人物ではない。しかも時折、這い上がれる機会は見えているのに……という部分も読み取れる。

三島由紀夫が「治る気のない病人」と表していますが、上手いこというなあと思いました。
好きですねぇ、こういう人物。知り合いになるのはご遠慮願いたいけど。

2008/11/20 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:327(45%) 普通:169(23%) 悪い:226(31%)] / プロバイダ: 30269 ホスト:30458 ブラウザ: 7505
太宰の代表作であるが、本作は余り好きではない。

一言で言えば余り印象に残らない作品、太宰作品とはどんな具合だと言えば本作の様な具合だと応えることは間違ってはいないが、従来の作品の殆どはこのような具合ではないし、ナルシスト太宰治という世間的イメージは間違いなく本作から発するものであって、無用な敷居の高さを演出する諸悪の権現だと私は認識している。

本作は自伝的小説であって、この後に太宰が自殺してしまうので悲劇性が先行してしまい、忠実な作品のみを見た時の評価を阻害してしまう、そういうバイアスがかかった状態での私の評価は作品性に欠けて一物語としてはそれ程上等な代物ではないというものである。

2007/03/02 普通の立場コメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 23602 ホスト:23379 ブラウザ: 3875
全ての人間はもともと社会に対してさほど自信がないから、太宰に共感するのはあたり前。
この作品が好きじゃない人は、他人・自分の情に関わる経験のない者。
この作品を自分だけが理解者と思う人は、他人・自分の情を客観的に観れない「普通」の者。
この作品が好きで、勇気付けられた人は、平均より自信がなく世の中についていけない「弱い」者。
この作品が好きで、涙したり怒った人は葉三なみに自信がなく他人にも世の中にもついていけない「キモイ」者。
この作品が好きで、にやにや笑って読んだくせに解説を読んだ後は嫌いになった人は「狂人」者。
この作品が好きで、一通り読んだ後、苦笑した人は、「聡明」な者。

確かに「普通」の人間は自分の知らない世界に足場を取られてしまうかもしれません。

2006/12/14 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:395(78%) 普通:109(21%) 悪い:5(1%)] / プロバイダ: 17574 ホスト:17513 ブラウザ: 3646
あんたホントに失格だよ、が読んだ時の率直な感想です。「恋と革命」をうそぶいてデカダンに崩れていこうとする『斜陽』の方が好き。

この作品に描かれている感覚は、ある年齢に達した少年少女は多かれ少なかれ持つものでしょう。自己の内面の袋小路の中で、「死」というカタルシスが甘美に囁きかける瞬間というのもあるでしょう。しかし普通、それはやり過ごす事ができるものです。例え道化であっても、それは周囲と関係性の証左であり、人間関係というダイナミズムの中で、やがて自己の内面も開けていく・・・というのが、通常のあり方でしょう。
初めて自己の内に広がる世界を知った少年の恐れと慄き。そんな心の琴線に触れうる作品だからこそ、この作品は読み継がれているのだと思いますが(そう思うと、自分は読むタイミングを間違ったのかも知れない)。

この作品だけを切り離して考えれば、人生のある適した瞬間に触れるべき価値のある作品、という事も可能だと思うのですが・・・どうしてもそれ以上のマイナス点を感じてしまう。
というのも作者が直後に自殺しているからです。つまり、この作品は作者を救い得なかった。

こういう半自伝的な作品で自己の暗い面を直視しながら、まともな社会人として天寿を全うしたのであれば、この作品に言いようのないマイナス点を感じる事はなかったかもしれない。しかし、単に「破綻した生活と心中の言い訳」を読まされているような感じがしてしまう。
それでもその言い訳に一定度の説得力があればいいのですが、「悲劇に酔っている」感が漂う内容。

太宰治に対して情報を持たず何らのバイアスも受けない状況下で、もっとも適切な時期に触れれば、考えさせられる内容なのかもしれない。そうではない状況で読むとどうしても・・・学校の制服を着られる年齢の時に、読むべきなのかも。
「悪い」は付けませんが、個人的にはあまり好きではない。

2006/02/13 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:20(71%) 普通:3(11%) 悪い:5(18%)] / プロバイダ: 8362 ホスト:8055 ブラウザ: 3875
完全に名前負けの作品である。

他の方が触れられているように、
太宰の自叙伝的な作品なので、
太宰=主人公という形で評価をさせてもらう。

さて、この本の内容だが、
「人間失格」と銘打っておきながら、
どこか表層を取り繕ったような軽さを感じる。
この本における太宰は、自虐的では断じてない。
ただ、自嘲しているだけである。
そして、それを通り越して世間を嘲っているだけである。

ゆえに、人間の表層的な部分を描いているだけで、
タイトルとは裏腹に非常に軽い感じで読めてしまう。

文学的な価値はあるのかもしれないけれど、
物語としての価値はあまり感じられない。

[推薦数:3] 2005/05/28 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(40%) 普通:3(60%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 28933 ホスト:28697 ブラウザ: 6287
読んだことのない人は一度読んでみるのもいいだろうが
私個人としては、この作品を取り立ててすばらしい作品だとは感じないし、好きでもない。

この小説の主人公は、自虐的で悲観的で無気力で楽天家で主体性もない。
そのくせ、周りの人間を観察したつもりになって、彼らを軽蔑し、哀れみ、恐れていた。
そして、いつの間にか軽蔑する対象だったはずの彼らからも見放された。
この小説はそんな主人公の半生を描いたものだ。

私はナルシズムが凝り固まったような自虐的で退廃的な思考が好きではないから
「反面教師」として最適なこと以外、この作品を評価できない。

しかしだ、別にこの小説はそんな批判を必要とする作品ではない。
この小説は小説と言うよりも、太宰治自身の人生の独白であり、遺言だからだ。

津軽で生まれ、東大に入ったのも、何度も心中し損ねてたのも
女房を奪われたのも、彼の体験だし
「人間失格」の連載開始とほぼ同時に太宰治が心中をしたことから考えても
彼は、もともとこの作品を小説としてではなく、人生の総決算として書いたのだろう。
だから、僕はこの作品をあれこれ評価する必要性を感じない。

ただ、それでもなお、私がこの作品を好きではないのは
作品の端々に太宰治の見栄が見て取れるからだ。
実際はただ単に妻に見捨てられたにも拘らず
小説では、そこに手を加え、自分と妻を悲劇的に描いてみたり
あまつさえ、自らを「人間失格」などとナルシズムの真骨頂のような烙印を押してみたり
太宰治はここまで来てなお、見栄を張り続けている。
それが人間か、と思わなくもないが、率直に言って見苦しく
太宰治の「人生の独白と遺言」としての価値を貶めている。

太宰治の文章力は認める。
読み手の緊張感を煽るような危険な雰囲気を持たせた文章は
まるで、迷路にでも放り出されたようで、独特の圧迫感を堪能できる。
この作品の内容とも、とてもマッチしている。
だが、残念なことにそれだけだ。

もともと、文学と言うものは現実世界での解決を目指したものではないから、当然と言えば当然だが
ただひたすらに「痛い」だけだ。
その「痛み」は時に心地よいが、知らなくても良い。

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何れにせよ未見評価は禁止です(連続物では話の最小単位(1話)は見た上で行いましょう)。

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