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小説評価: 71位 <= 72位(2,341作品中/偏差値61.61) =>73位

人間失格 (小説)

読み仮名: にんげんしっかく
総合情報評価
(評価投稿)
日記
2008/02/10
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(本/漫画)

直近発売の本/漫画: 2007/07 ()人間失格 (まんがで読破)
本/漫画(41件)
売上/新着
2969
文庫:斜陽・人間失格・桜桃・走れメロス 外七篇 (文春文庫)

参考:\670
2000/10
()

1.私の好きな作品は・・・
6682
文庫:人間失格 (集英社文庫)

参考:\270
1990/11
()

1.最低だよ
11927
文庫:人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))

参考:\300
1952/10
()

1.どんな思想書や哲学書よりも重くて、生きる知恵を与えてくれる
45602
文庫:人間失格 (まんがで読破)

参考:\580
2007/07
()

1.既読の方にも未読の方にもおすすめです
81732
文庫:太宰治全集〈9〉 (ちくま文庫)

参考:\1,050
1989/05
()

1.私を変えた、文学史上に名を残す金字塔!
143670
単行本(ソフトカバー):絵で読むあらすじ日本の名著―1話5分で名作が読める!

参考:\1,260
2007/04/14
()

1.読みごたえあり。持っておきたい本。
193969
文庫:人間失格、グッド・バイ 他一篇 (岩波文庫)

参考:\525
1988/05
()

1.意味深なこの別れの挨拶
235728
単行本:大活字版 ザ・太宰治〈上巻〉―全小説全二冊

参考:\1,995
2006/10
()

1.太宰好きなら・・・
337467
単行本:人間失格 (デカ文字文庫)

参考:\630
2005/10
()
341005
文庫:人間失格 桜桃 グッド・バイ (小学館文庫―新撰クラシックス)

参考:\630
2000/06
()

1.懐かしい
出版:新潮社 集英社
著者:太宰治

挿絵(集英社文庫版):小畑健
最終変更日:2007/08/27 00:47:35 / 最終変更者:カトル / その他更新者: SOUTA / 提案者:孔明 (更新履歴)
評価統計(1日1回定時に更新)
 評価平均小説評価順位偏差値評価ポイント最高の中の最高
日本とても良い(1.50)72位61.6123.001

利用状況

総閲覧数書込み数評価数
日本9,885128
海外28000

評価の分布

最高とても良い良い普通悪いとても悪い最悪
人数2303000
割合25.0%37.5%0.0%37.5%0.0%0.0%0.0%
加算分布25%62.5%62.5%100%100%100%100%
分布要約62.5%37.5%0%
                                                                                                   

最近8日間の閲覧数
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1. 2008/05/06 普通の立場からのコメント by あっちゃん [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:234(73%) 普通:59(18%) 悪い:29(9%) 推薦人:3 推薦評価:3] / プロバイダー: 18146 ホスト:17897 ブラウザー: 9728
言いたいことは、マーマレードさんの意見にほとんど同意なので、多少省きます。

太宰治の自叙的であり、同時に遺書的とされる作品。
これ単体で、面白いとも思わないし、評価する気になれない。
誇張されたかのような太宰だし、ただ廃人までの過程を綴っているだけである。
人の前では喜ばそうと笑顔を絶やさない子供で、大人になれば女に惚れられまくり。
確かに、写真の中の家族と一緒にいる幼き太宰治は変な笑い方だったけど。
廃人の半生に、何も感じないし、怖いとさえもあまり思わなかった。印象は強いけど。

それよりも、2007年6月に集英文庫の表紙で、デスノートの小畑健さんを起用したことが、気にくわん。
デスノートが主に売れたから、小畑健さんに描かせたんだと思うけど、不愉快。
それで、さらに小説が売れたというから、不快である。
漫画みたいな絵で、人間失格らしくない絵柄なのに起用するなんて。
まぁデスノートのライトは確かに変だったけど。
ただ表紙では座ってるだけだし……。2度とこんな真似はしないで欲しい。
2. 2007/08/23 良いと思う立場からのコメント by 玲嵐 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
プロバイダー: 49730 ホスト:49811 ブラウザー: 5234
なんか...自分の中学時代を否定された感じでした笑
やたら“青春"に憧れちゃってるクラスにいたんです
涙アリ笑アリの感動的な中学校生活!みたいなのが過ごしたかったみたいで、
毎日三下のバラエティー番組みたいでした
みんな行事に熱血で、勝っても負けても無駄に泣いてて、で、その泣いてる子に同情して励ましてる、フリをしてたんです。40人で
でも、みんな演技の自覚はなくって「コレ素ですから」みたいなフリを無意識に重ねてたんだろうな…
その雰囲気に酔ってる内は楽しいんですよ
『俺ら青春!』って
冷めた時がもう、くだらなすぎて

そんなことを、第一の手記で『爽やかにあざむきあっている』という内容のくだりを読んだ時に思いました
最初に読んだの、高校生の時で。高校もたまにそんな風だったし、これから先も、世の中みんなこんななんだろーなぁって思って逆に開き直りました
『世間くだらねーよ』って
青かったなぁ…笑

なんか、そんなこんなで未だに好きな話だったり
3. 2007/03/02 普通の立場からのコメント by みかり [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
プロバイダー: 23602 ホスト:23379 ブラウザー: 3875
全ての人間はもともと社会に対してさほど自信がないから、太宰に共感するのはあたり前。
この作品が好きじゃない人は、他人・自分の情に関わる経験のない者。
この作品を自分だけが理解者と思う人は、他人・自分の情を客観的に観れない「普通」の者。
この作品が好きで、勇気付けられた人は、平均より自信がなく世の中についていけない「弱い」者。
この作品が好きで、涙したり怒った人は葉三なみに自信がなく他人にも世の中にもついていけない「キモイ」者。
この作品が好きで、にやにや笑って読んだくせに解説を読んだ後は嫌いになった人は「狂人」者。
この作品が好きで、一通り読んだ後、苦笑した人は、「聡明」な者。

確かに「普通」の人間は自分の知らない世界に足場を取られてしまうかもしれません。
4. 2007/02/20 最高! by たろいも [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:4(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 9825 ホスト:9981 ブラウザー: 4184
彼の心を損なってしまったが故の演技性といのものもさることながら性的虐待によって、人というものを愛していた故に、憎むことを拒絶し愛を忘れ、自己の罪というものをついには許せなかった人間・・彼にとっては心を壊すことのみが罪であった気がします、終には自らの犯した罪を許すことが出来なかった。
確かに、絶望的であることは認めます、ですが、個人的に私は自分では認められないことを認めてくれた気がして少し救われました。
5. 2006/12/14 普通 by アマンドの木 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:234(77%) 普通:64(21%) 悪い:5(2%) 推薦人:30 推薦評価:41] / プロバイダー: 17574 ホスト:17513 ブラウザー: 3646
あんたホントに失格だよ、が読んだ時の率直な感想です。「恋と革命」をうそぶいてデカダンに崩れていこうとする『斜陽』の方が好き。

この作品に描かれている感覚は、ある年齢に達した少年少女は多かれ少なかれ持つものでしょう。自己の内面の袋小路の中で、「死」というカタルシスが甘美に囁きかける瞬間というのもあるでしょう。しかし普通、それはやり過ごす事ができるものです。例え道化であっても、それは周囲と関係性の証左であり、人間関係というダイナミズムの中で、やがて自己の内面も開けていく・・・というのが、通常のあり方でしょう。
初めて自己の内に広がる世界を知った少年の恐れと慄き。そんな心の琴線に触れうる作品だからこそ、この作品は読み継がれているのだと思いますが(そう思うと、自分は読むタイミングを間違ったのかも知れない)。

この作品だけを切り離して考えれば、人生のある適した瞬間に触れるべき価値のある作品、という事も可能だと思うのですが・・・どうしてもそれ以上のマイナス点を感じてしまう。
というのも作者が直後に自殺しているからです。つまり、この作品は作者を救い得なかった。

こういう半自伝的な作品で自己の暗い面を直視しながら、まともな社会人として天寿を全うしたのであれば、この作品に言いようのないマイナス点を感じる事はなかったかもしれない。しかし、単に「破綻した生活と心中の言い訳」を読まされているような感じがしてしまう。
それでもその言い訳に一定度の説得力があればいいのですが、「悲劇に酔っている」感が漂う内容。

太宰治に対して情報を持たず何らのバイアスも受けない状況下で、もっとも適切な時期に触れれば、考えさせられる内容なのかもしれない。そうではない状況で読むとどうしても・・・学校の制服を着られる年齢の時に、読むべきなのかも。
「悪い」は付けませんが、個人的にはあまり好きではない。
6. 2006/10/28 とても良い by afterglow [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:83(72%) 普通:5(4%) 悪い:27(23%) 推薦人:14 推薦評価:16] / プロバイダー: 30606 ホスト:30431 ブラウザー: 3846
初めて読んだのがついこの間。もう一度読んだのがつい最近。
太宰治の遺言ともされる名作と言われながらも、その独特の雰囲気に近寄りがたい感覚を持っていたのですが
機会ができたので、手に取ってみる事にました。

読み終えた時、ずっと感じていたこの作品に対する先入観と恐怖は取り除かれました。
お恥ずかしながら、「人格を破壊する恐れのある小説だ」と中学のときに友達に吹き込まれていましたので
太宰そのものに対して妙な恐怖観念があったんですね。
まぁ、そんな事は全くなく。
どちらかというと、彼が自分の置かれた境遇や立場、心理などを斜め上から見下ろしながら
自己満足、自己陶酔で書き並べたもの、という印象すらもありました。

しかし、その一方で同時に、この作品と自分が少しだけリンクしてしまいました。
そのリンクを見つけて、安堵、焦燥、嫌悪、その他諸々いろいろなものを感じました。
自分は立ち位置としては相当「道化を演じる側」に近い人間だと思います。
葉蔵とはかなり異なる形ですけど。
というか、程度の大きさの差はあれどもどこか共感する所はみんな持ってるんじゃないでしょうか。
同時にそれが人間じゃないんでしょうか。

太宰(もしくは葉蔵)は本当に人間失格なんでしょうか?
(少々駄目人間っぽいですが)

そして、もしそれがその通りであるというのであれば
「優しすぎる人たち」は皆、「人間失格」なのかもしれません。
7. 2006/06/16 とても良い by HUNGRY SPIDER [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:167(41%) 普通:65(16%) 悪い:172(43%) 推薦人:45 推薦評価:70] / プロバイダー: 14019 ホスト:14282 ブラウザー: 7395
中1の頃読書感想文の推薦図書だったので読んだ記憶がある。恐らく学校側の意図としては、本作を反面教師として「希望の大切さ」なんかを書かせたかったのだろう。ただ、内容が中学生には少々難しかったようでこれに対する感想文は少なかったと記憶しているが、大半はやはりというべきか、学校の思い通りの文章だったようだ。
閑話休題。
で、俺も書いたのだが、内容は学校の理想像とはある意味対極にあるものだった。南瓜頭の中坊はあの時、初めて「文学」に触れたのだ。その感動を忘れない。いかにもイイ子ちゃんな勧善懲悪ではなく、人に潜む「悪」の部分をこれでもかと言わんばかりに書ききっている。そして問いかけられる、目を背けずに俺を直視できるか?お前は俺を笑い、蔑み、人間失格の烙印を押せるほど立派な人間なのか?
この問は辛い。YESと答えられる筈がないからだ。人間、「失格」の部分は誰にでもある。誰しもがダークサイドを持つ。違いはそれが強いか弱いかだけ。ただ、本作を読めばそのことを否が応でも認めなくてはならない。中坊が一々葉蔵にけちをつけるのは、自分のダークサイドが怖くて「希望」を出すことで逃げていたからなのかも知れない。
俺は思うのだ、これを反面教師としてではなく、人の精神の「解体新書」として読むべきなんだと。
8. 2006/02/13 普通 by high-rum [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:20(71%) 普通:3(11%) 悪い:5(18%) 推薦人:3 推薦評価:2] / プロバイダー: 8362 ホスト:8055 ブラウザー: 3875
完全に名前負けの作品である。

他の方が触れられているように、
太宰の自叙伝的な作品なので、
太宰=主人公という形で評価をさせてもらう。

さて、この本の内容だが、
「人間失格」と銘打っておきながら、
どこか表層を取り繕ったような軽さを感じる。
この本における太宰は、自虐的では断じてない。
ただ、自嘲しているだけである。
そして、それを通り越して世間を嘲っているだけである。

ゆえに、人間の表層的な部分を描いているだけで、
タイトルとは裏腹に非常に軽い感じで読めてしまう。

文学的な価値はあるのかもしれないけれど、
物語としての価値はあまり感じられない。
9. 2005/07/04 良いと思う立場からのコメント by TCC [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:1716(55%) 普通:933(30%) 悪い:447(14%) 推薦人:30 推薦評価:101] / プロバイダー: 31460 ホスト:31394 ブラウザー: 5234
「人間失格」を一度、ヒロシに朗読してもらいたいです。
自虐ネタが秀逸なヒロシのネタは「人間失格」の作風に
ベリーマッチな筈。

「葉蔵です。自分は今まで恥の多い人生を送ってきたとです。」
「いまは自分には、幸福も不幸もなかとです。ただ、一さいは
すぎて行くとです。」
10. 2005/05/28 普通 by マーマレード [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
推薦人:TCC /myu /あっちゃん
評価履歴[良い:2(40%) 普通:3(60%) 悪い:0(0%) 推薦人:5 推薦評価:4] / プロバイダー: 28933 ホスト:28697 ブラウザー: 6287
読んだことのない人は一度読んでみるのもいいだろうが
私個人としては、この作品を取り立ててすばらしい作品だとは感じないし、好きでもない。

この小説の主人公は、自虐的で悲観的で無気力で楽天家で主体性もない。
そのくせ、周りの人間を観察したつもりになって、彼らを軽蔑し、哀れみ、恐れていた。
そして、いつの間にか軽蔑する対象だったはずの彼らからも見放された。
この小説はそんな主人公の半生を描いたものだ。

私はナルシズムが凝り固まったような自虐的で退廃的な思考が好きではないから
「反面教師」として最適なこと以外、この作品を評価できない。

しかしだ、別にこの小説はそんな批判を必要とする作品ではない。
この小説は小説と言うよりも、太宰治自身の人生の独白であり、遺言だからだ。

津軽で生まれ、東大に入ったのも、何度も心中し損ねてたのも
女房を奪われたのも、彼の体験だし
「人間失格」の連載開始とほぼ同時に太宰治が心中をしたことから考えても
彼は、もともとこの作品を小説としてではなく、人生の総決算として書いたのだろう。
だから、僕はこの作品をあれこれ評価する必要性を感じない。

ただ、それでもなお、私がこの作品を好きではないのは
作品の端々に太宰治の見栄が見て取れるからだ。
実際はただ単に妻に見捨てられたにも拘らず
小説では、そこに手を加え、自分と妻を悲劇的に描いてみたり
あまつさえ、自らを「人間失格」などとナルシズムの真骨頂のような烙印を押してみたり
太宰治はここまで来てなお、見栄を張り続けている。
それが人間か、と思わなくもないが、率直に言って見苦しく
太宰治の「人生の独白と遺言」としての価値を貶めている。

太宰治の文章力は認める。
読み手の緊張感を煽るような危険な雰囲気を持たせた文章は
まるで、迷路にでも放り出されたようで、独特の圧迫感を堪能できる。
この作品の内容とも、とてもマッチしている。
だが、残念なことにそれだけだ。

もともと、文学と言うものは現実世界での解決を目指したものではないから、当然と言えば当然だが
ただひたすらに「痛い」だけだ。
その「痛み」は時に心地よいが、知らなくても良い。
11. 2005/05/28 とても良い by incoinco [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:380(98%) 普通:7(2%) 悪い:0(0%) 推薦人:6 推薦評価:7] / プロバイダー: 4850 ホスト:4595 ブラウザー: 4924
あまり純文学系?は読まないできてしまっているのでするが、太宰治は
斜陽と人間失格だけ、大分まえに読んだー。内容は詳しくは思い出せ
ないけど、斜陽がとてもおもしろかったので、人間失格も読んだとい
うながれ。両方かなり面白かったという記憶があるますー。

というか、そもそも昔の文学者って立派な人ばかりとい先入観があった
のでするが、こうもダメ人間ぶりをカミングアウトしている人がいる
とは思わなかったので、衝撃的だったという感じでしょうかー。自分
としては、ケンジくんやアムロのルーツは、ここにあったのね、みたい
な印象ですたなー(言ってること青いなーたぶん)。

今なお、ロングセラーのようでするが、読者はこの作品みてどう思うの
でしょうなー。正直いって、あぁ自分はここまでダメじゃないや、
みたいなところで安心できるってことかなぁ。あるいは、なんとかして
やらなきゃーみたいなことだろかー。
12. 2005/05/28 最高! by TCC [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
推薦人:破壊大帝
評価履歴[良い:1716(55%) 普通:933(30%) 悪い:447(14%) 推薦人:30 推薦評価:101] / プロバイダー: 20643 ホスト:20738 ブラウザー: 4925
太宰治は異形の天才文豪ですね。
作者の分身である「道化師」葉蔵が中学時代の同級生、竹一や悪友の堀木、世話人のヒラメ等と関わる内に
自分の妻が他の男と関係していたのを見て、何もかも信じられなくなり、破滅への道を辿る、作者自身の
内面的苦悩(旧華族である自らの出自等)を赤裸々にさらけ出した自叙伝小説ですが、何もかも強烈で、
自分の人生観に訴えられているようで一種の衝撃が走りましたな。この葉蔵、どうも自分とは全くの
別人とは思えんのです。太宰治の作品は好き嫌いが分かれる傾向が強いですが、某は一度読まれる事を
お勧めします。目から鱗が落ちる事間違いなし。
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