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流れ星が消えないうちに(小説)


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読み仮名: ながれぼしがきえないうちに / 英語タイトル: Nagarebosi ga kienai uchi ni
総合
評価板(投稿)
懇談室日記
2008/03/26
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(本/漫画)
直近発売の本/漫画: 2008/06/30 ():きみの友だち (新潮文庫 し 43-12) \620
本/漫画(12件)
売上/新着
2263
文庫:きみの友だち (新潮文庫 し 43-12)

参考:\620
2008/06/30
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1.色々な友達の定義
3918
文庫:空の中 (角川文庫 あ 48-1)

参考:\740
2008/06/25
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1.何回読み返しても、泣けてしまいます
5559
文庫:半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)

参考:\536
2003/10
()

1.本当に生死と恋愛を扱った良作
19018
単行本:きみの友だち

参考:\1,680
2005/10/20
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1.☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
55448
文庫:流れ星が消えないうちに (新潮文庫 は 43-1)

参考:\540
2008/06/30
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1.止まっていた日常が再開されるまで
58386
単行本:ひかりをすくう

参考:\1,575
2006/07/21
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1.走り続けることに疲れてしまっても、終わりじゃない
58780
単行本:忘れないと誓ったぼくがいた

参考:\1,470
2006/02/20
()

1.印象に残る物語
63318
単行本:九つの、物語

参考:\1,365
2008/03
()

1.温かく、心安らぐ作品
66034
単行本:流れ星が消えないうちに

参考:\1,470
2006/02/20
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1.若者限定小説かも
153737
単行本:猫泥棒と木曜日のキッチン

参考:\1,260
2005/08
()

1.家族とは?強くそう感じる作品。
作品紹介(あらすじ)

大好きな人が死んじゃうよりも、世の中にはもっと悲しいことがある…。
つらくって一睡も出来なくても、朝は来るし。涙が涸れるほど泣いてても、やっぱりお腹は空くもので。立ち直りたいなんて思ってなくても、時間はいつでも意地悪で、過ぎ去った日々を物語に変えてしまう―。
玄関でしか眠れないわたしと、おバカな僕と、優しすぎる彼を繋ぐ「死」という現実。深い慟哭の後に訪れる、静かな愛と赦しの物語。

出版社:新潮社
著者:橋本紡
発売日:2006/02/20(日本)
公式サイト
1. 橋本紡公式サイト ぐるぐるしっぽのきいろいねこ
最終変更日:2007/07/23 22:06:49 / 最終変更者:LOVEN / 提案者:LOVEN (更新履歴)
評価統計(1日1回定時に更新)
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2007/09/22 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by LOVEN 評価履歴[良い:94(51%) 普通:32(17%) 悪い:58(32%)] / プロバイダー: 9205 ホスト:9166 ブラウザー: 5234
橋本先生曰く、テーマとしては『半分の月がのぼる空』のその後の物語。とは言っても裕一や里香は登場せず、全く別の登場人物らによってお話は紡がれていきます。

この作品、一言で表すなら「とにかく普通のお話」です。
主人公である奈緒子、奈緒子の恋人で不慮の事故で他界してしまった加地、そして加地の親友兼奈緒子の現恋人の巧。
話の大まかな筋は加地のことが忘れられない奈緒子と今は亡き親友の恋人を奪ったと悩む巧の両者の心の葛藤をベースにしつつ、そこに佐賀の実家から家出してきた奈緒子の父や、高校時代の巧の先輩である山崎先輩などが絡んできてゴタゴタ・・・と言った感じなのですが、何と言ってもこの作品の最大の欠点は最初から最後まで山場と呼べるシーンが皆無に等しく盛り上がりに欠けます。
恐らくその原因は主人公の奈緒子にあまり感情移入することが出来なかったことと、この作品のキーパーソンである(と思われる)加地についての掘り下げが不十分で何が何やら・・・という状態に陥ってしまったことが大きいです。

奈緒子については恋人が他界し、どん底に陥る気持ちは理解できなくも無いが、その事実を終盤まで引っ張りすぎたためグダグダになってしまっています。これは大きなマイナスです。
グダグダになるだけならまだしも、さらに悪いことに「両親が離婚の危機」という設定を設けてしまったため終始雰囲気が重く、暗い展開になってしまったのも痛かった。

また故人でありながら作中に幾度となく登場する加地も、登場回数のわりに与えられる情報が「旅行先で事故に巻き込まれ死亡」という情報のみで、「生前どのようにして巧と知り合い仲良くなったのか?」という描写はあるものの、最後まで加地と言う人物の本質が見えず残念極まる思いです。

ただストーリーには最後まで読ませるだけのものはあると思われる。
先にも触れた「父の家出」に関しても、その大きな理由が「夢を追いかけたい父と現実的な考えを持つ母との意見の食い違い」である。
年をとる前に自分の夢をかなえたいという父の思いも分かるし、あくまで現実的に考える母の考えもよく分かる。
結局作中でこの二人の今後が描かれることは無いのだが、それがかえって私の想像を書き立て、また考えさせられた。

一方結末が描かれていない夫婦の争いとは反対に、奈緒子と巧の悩み・・・と言うより迷いには二人なりの結論、「忘れるのではなく加地と共に生きる」という道しるべが導き出され、ありきたりな結論と思いつつも溜飲が下がる思いだった。
それにこの作品を読む前に『半分の月がのぼる空』を読んだ上で、奈緒子=裕一、加地=里香として考えるとこの話は異なる一面を見せます。
愛する人に先立たれ残された者、つまり裕一が必ず通る道が浮かび上がってきます。

ただ・・・正直加地の絵葉書の行は要らなかったと思われる。
最後の最後まで引っ張っておきながら蓋を開けてみると特に本筋に絡む重要な事柄が書かれているでもなく、奈緒子と巧はソレを見て自己完結したのは良いかもしれないが、私には到底必要とは思えなかった。
実質それが本作唯一(と言っても過言ではない)伏線であったため期待が過剰にかかったと言うこともあったかもしれない。

全体的に見て、橋本先生の緻密な心理描写やほのぼのとした人間関係など持ち味は生かされていると思いますし、纏まりもそこそこなのですが、何と言っても全体的に暗いムードが漂っているため読後感が良いとは言えず、何とも尻切れトンボになってしまったという印象は拭えません。

以上のことから評価は普通とさせて頂きます。
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