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半分の月がのぼる空


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読み仮名: はんぶんのつきがのぼるそら / 英語タイトル: Looking up at the half-moon (Hanbun no tsuki ga noboru sora)
注意: これは小説版。その他メディアのページ
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[獲得推薦数:1] 2008/02/23 最悪 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by あっちゃん 評価履歴[良い:64(80%) 普通:10(12%) 悪い:6(8%)] / プロバイダー: 18146 ホスト:17897 ブラウザー: 6770
普通に評価は「最悪」です。程度低すぎます。
ライトノベルだから一般小説よりレベル低いではなく、ライトノベルの中でキャラクターに魅力を感じられないしとにかくダメです。
割と普通の恋愛小説にみえますが心理描写は下手でキャラは安物、ありきたり以下の単なる駄作なので。
これの1巻を読みはじみたのは、このサイトに来る前ぐらいずっと前ですね。5巻まで読み終わったのが、割と最近。
1巻〜3巻は、読み返したりもした。面白いと思わなかったので、次の巻に出るのにかなり時間がかかった。5巻で断念。

【キャラクター】

病院から抜け出すなどの問題行動をおこす反面、とてもクヨクヨするあたりの主人公が、絵と同時に飲み込めない。
それと主人公の動機不足だと思います。病院抜け出す理由とか。もう少し「責任」の方面をを考えてもらいたいものです。
エロ目線も何だかんで高めだし、里香がいながらにして美沙子という現れただけのキャラに酔わされるとは、非常に痛い。
一番感情移入しなければならないであろう主人公に不快感しか持てません。下に呟くような文体に共感など出来なく痛かったです。
里香に尽くしているあたりに、自分は言いなりになっているような下僕のように、それに近いイメージになってしまう。
里香のことしか考えていないことが、どうしても単純思考に感じられる。他のことに対して考えを寄せるべき。

里香は「死んでしまう死んでしまう」と言われているが、それらしい病状を見せることがなく、いたって元気に見えてしまう。
入院暮らしが長いということで主人公にあたるのは理解できるけど、自分の理想的に「病人なら大人しくして欲しい」わけで。
制作側が、各巻の表紙に「里香」を重ね連れており、人気取り(萌え)狙いなのが、目に見えて気持ち悪い。
なによりも、ヒロインの性格が「ツンデレ」の記号であり上下差があって機械的なのが、人間らしくなく心理描写が出来ていない。

亜希子さんは元ヤンキーの看護婦。主人公と美沙子の時など特にそうだけど、突然現れたりして主人公助けすぎ。
夏目は大の大人で医者なのに暴力したりで問題行動の多い奴。それで、調子の良いように後から過去の同情してくれよ的な話。
亜希子と夏目に言えるけど、医者や看護婦なのに、特定の患者である主人公と絡みすぎで物語臭さを感じてしまう。

多田さんというキャラは、変態なお爺さんで、いかにもエロ本託す死ぬためのキャラで微妙感を覚えてしまう。
美沙子に至っては、いきなり現れて主人公を誘惑しだし気持ち悪い。(そんなんで酔わされる主人公もどうかと思うけど)
主人公のお友達さんがたは、可も不可もなく。1巻にもでてくるプロレスの子は良いほう。
主人公・ヒロインから夏目まで、どの登場人物は何かしらの問題行動があり、安物感のあるキャラクターだった。
基本設定自体は現実的だけど、キャラクターの考え方が異常で、まったく現実味があるようには思えないし価値観が悪い。

【ストーリー】

ヒロインが入院設定って珍しい部類ですね。ライトノベルとして、その他の小道具とその使い方が上手でした。
砲台山、写真機、プロレスなどの小道具の扱い方自体はなかなか巧いと思いますね。特に童話を扱うのはセンスが良し。
ですが、プロレスのギャグとか自分には寒すぎましたね。いかにも笑いを取ろうとしているが、主人公の不快感もあり、笑えない。
5巻にくるとギャグには慣れてきました。主人公のお友達の高校生が結婚届をとりに行くのには、やっとばかばかしく笑えた程度。

【その他】

タイトルは格好つけてるけど、内容にはとってつけただけで、デザインが良いだけにナルシスト臭が悲しい。
絵が萌絵で微妙。内容的にはほんわりとして合ってるんだろう。 自分には、読む前から受け付けがたい絵でした。
文体は、基本的に主人公の一人称で内容理解は楽だけど、クヨクヨとして空回りな感じで読みにくい。2巻以降無駄に厚い。

【総合評価】

1巻の評価は割と良い。特に絶妙に中途半端な終わり方が良い。ただ、砲台山に行くのは、本当は大問題的で無責任。
2巻では、ギャグが濃くなったかな。「やっぱり来たか」ってエロ本が出て思った。夏目が最低最悪。
3巻はB級恋愛漫画にありがちな美沙子の出る巻。ここでもう完全に「ありきたり以下の駄作」だとわかりました。
4巻で夏目のとってつけたような同情してくれよの昔話が中心だったかな。「虫が良い」ってのは、こうゆう時に使うんじゃ。
(しょっちゅう回想の出てくる話が駄作的。なんだか回想って後付みたいなお話で、構成力低いなぁって感じてしまう)
5巻はベタでもう耐えきれなかった。作者が、里香と主人公をくっつかせたいのが見え見えで嫌気が差す。

キャラに好感がもてないのは非常に辛い。主人公や夏目の昔話が取って付けたようで、繋げ方が下手。
ストーリーでもそうですが、心理描写など、非常に強引で嘘臭さを感じてしまいます。
1巻の原付バイクの登場とか物理的に強引。展開上の心理描写などが1コマ抜けている感じがかなりします。
しかも、主人公の障害物がありきたりな感じの上に安物感がするから、ダメダメ。

主人公のことを亜希子さんが非常に押しており、「仕事大丈夫なのか?」って都合の良い部分が府に落ちない。
主人公とヒロインである里香が「くっついていく」よりも、「くっつかされていく」感じがしてしまう。そもそも焦点が主人公と里香に絞りすぎで。
ライトノベルでもこうゆうのをやるのは良いと思う。ただ自分には、ギャグ部分も笑えなければ、変に重たかったので中途半端でした。
本当に色々と先行きが心配になった作品なので評価は「最悪」にします。

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