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| 文学総合点=平均点x評価数 | 440位/3,067作品中(総合8/偏差値53.72) | 439位<= =>441位 |
| 1995年文学総合点 | 5位/48作品中 | 4位<= =>6位 |
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評価統計
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| 著者:京極夏彦 出版社:講談社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 開始日:1995/05 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
利用状況
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最近の閲覧数
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| 最終変更日:2008/01/24 / 最終変更者:TCC / 提案者:もろっち (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2010/08/29 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by flame (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(67%) 普通:1(33%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 13857 ホスト:13981 ブラウザ: 8780 すごすぎる。毎回京極堂シリーズを読むたびに思うことだが、あれほど分厚いにもかかわらず、ありがちな引き延ばしや無駄なシーンが排除されていて、物語全体が拡散した後に、見事に一つの収束に向かっているのは素晴らしい。登場人物とともに読者も夢と現の境を歩かされているようで、「夢」や「骨」のモチーフもしっかりしている。読者はそのイメージに幻惑され、最終的に京極堂によって救済される。物語自体はミステリ的に言えばアンフェアでミステリ的ではないものの、究極にミステリ的な「解決」が読者を待っているのだ。読者は憑物を一度つけられ、それから払われる。そういう意味ではこの本自体が一つの妖怪であるともいえる。宗教や心理というミステリでは禁忌とされる分野を上手くミステリに取り込んだ京極夏彦の功績は大きい。 2006/11/09 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by (个_个) (表示スキップ) 評価履歴[良い:54(84%) 普通:7(11%) 悪い:3(5%)] / プロバイダ: 17531 ホスト:17757 ブラウザ: 5234 京極堂シリーズの中では好きな作品です。 前作「魍魎の箱」が視覚イメージとしてはかなりグロテスクだったのに対し、こちらは緩和されている気がします。猟奇部分もあるのですが、何処となくおかしみがあるのです。 作中で妖怪「狂骨」を評して、怖くなくユーモラスだとしていますが、なるほどそのとおりです。 作中を通奏低音で響いている海鳴りの音が、事件のセンセーションを緩和してくれているのかもしれません。 その心地良い音に引かれて、つい何度も読み返してしまいます。 このシリーズに共通して言えることですが、 一見関係がありそうで、しかし無関係におきた事件を解決する京極堂に、いつも目からうろこが落ちます。 広がりきった風呂敷が見事にたたまれてゆく様は、読んでいて非常に気分が良いです。 このシリーズの解決部分は、かなりのカタルシスがありますよね。 質量ともにかなりの分量があり、それが一気に収斂してゆくためでしょう。 2006/05/25 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 夙夜健 (表示スキップ) 評価履歴[良い:792(58%) 普通:430(31%) 悪い:147(11%)] / プロバイダ: 18384 ホスト:18446 ブラウザ: 6287 11年ぶりに読んでみて、ようやく理解できました。 結構面白かったのですが、若干思う事があります。 まず、宇田川朱美の症状について。 このような事が、実際にありうるかどうかは分かりませんが、ミステリとしてはよいのでしょう。 ありがちなパターンと思う部分もありますが、私は分からなかったので、これ以上は何も言えません。 それから、ラストの方の文覺長者……綺麗すぎますね。小説だからよいのですが、腹が立ちます ( 長者に対して ) ……。 そして終わり方は、おかしな言い方ですが、後味が悪いのに爽やかです。 しかし、人がいっぱい死んでるわけで、ギャップを感じてしまいます。 ただ、やはり京極堂たちの魅力が大きく、読みがいはある作品と思います。 2006/05/08 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 遠野 (表示スキップ) 評価履歴[良い:250(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 7995 ホスト:8068 ブラウザ: 4184 骨を巡り、さまざまな人々、さまざまな事象が交錯するミステリー。御馴染みのキャラクターたちが、生き生きと喋り倒し、所狭しと動き回っています。頁の隅のほう、細やかな所で、くすりと笑わされる事も度々でした。 会話――もとい掛け合いの楽しさは、群を抜いています。榎木津のめちゃくちゃっぷりが、何だか妙に爽快でした。本筋は重厚であり、また異様でもあるのですが、陰湿さを払い飛ばしてしまう彼の存在が面白い。 伊佐間屋と関口の、ぼんやりした雰囲気も味があって、好きです。(文庫版では随分加筆されているようなので、機会があれば、そちらも読んでみたいところです。) しかし、本作で一番、鮮やかな存在感を放っていたのは、朱美だったな、とも思っています。彼女のしなやかさや強かさは、女性として、とても魅力的でした。伊佐間屋との遣り取りは、蠱惑的であり、哀しげであり、柔らかくもあり。しっとりと読ませて貰いました。 文章表現は、シリーズ中でも可也好きです。京極作品の、特に出だし数頁に渡る引き込み方は、独特な筆致も相俟って、非常に秀逸なのですが、本作はその傾向が特に顕著にあらわれていました。 個人の内省のようにも取れる文章ですが、じわじわと滲みひろがる、幻想性が何ともいえず美しい。加え、流れを断ち切るように挿入される夢の描写が、これまた不可思議な色合いを醸し出しているのです。 波音の表現も、叙情的でありながら、不安を煽られる。あてどなさに、強く惹かれてしまいました。 今回の薀蓄部分、読み進めるのに少々手間取ってしまいました。心理学には縁もゆかりも無いので、上手く頭に入ってこないのが、少々つらかったです。 全体に占める割合はそう多くも無く、それ以外の部分は比較的さらさら読めたのですが、心理学にさしかかると、どうしても躓いてしまいます。知識があれば、もっと楽しめるのですよね。それが少し悔しい。 本シリーズに於けるトリックには、毎度毎度してやられるのですが、今回も例に漏れず。あっさり騙されてしまいました。朱美に纏わる出来事や、脳髄屋敷は、成る程そうくるか、と、関心しきり。特に前者は、欠片も疑っていなかったので、単純に驚かされました。 しかし、本作にて最も大きな仕掛けが掴み難かったのが、難点といえば難点でしょうか。髑髏を巡るあれこれが、複雑に絡み合ったかと思えば、一足飛びに跳んで行った風に感じられたり。焦点を絞ることが難しかったように思えました。 脇に至るまでの、各登場人物の心理描写は、相も変わらず巧みです。木場修の憂鬱や、あまりにもシンプルな快復っぷり、ちょっとした人間観察を行う姿は、愉快であり、微笑ましくもあり。 関口には、何時もの如く苛苛させられてしまいますが(笑) ちょっと理不尽じゃないか、と思える程に虐められている彼を見るのは、結構楽しかったりします。白丘や降旗の懊悩は生々しく、石井警部の孤独には、同情を禁じ得ませんでした。 終盤部分の女性達や、その周辺に有る人々の顛末、やりきれなさには、ぐいぐい引っ張られてしまいます。見せ方や、その匙加減の上手さには、毎度の事ながら舌を巻きます。 ラストシーンの清清しさは、印象的でこれまた美しい。他作品と比較してみて、少しばかり地味かな、と感じるところもありますが、それでもがっしり読ませてくれる。良作品でした。 2006/01/25 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by くりまんじゅう (表示スキップ) 評価履歴[良い:73(71%) 普通:19(18%) 悪い:11(11%)] / プロバイダ: 46523 ホスト:46590 ブラウザ: 4184 前作魍魎のインパクトがあまりにも強過ぎた為に、初回読了の印象はぱっとしませんでした。 ですが、時間が経ってから再読してみたら、私の中で意外と評価が上がりました(何か失礼だ)。 かなり謎が二転三転し、最後の京極堂の憑物落としまで本当に目が離せません。 相変わらず伏線の張り方が秀逸。夢か現か、のミスリードで騙されてみるのも悪くないかも。 私の場合、混乱したままよく解らなかった〜と読み終えてしまった事が、 読了後の印象を悪くしてしまったようです。 何が是で何が非か、全く解らないまま面倒臭くなって読み進めた事と、 途中から登場人物がやたら多くなった事が混乱した原因だったようで・・・ そこを整理してみれば何の事はなかったです。ああそうか、と。 私も最後京極堂に憑物落とししてもらったようで。 でもやっぱりあの××は解らないですよ、京極先生。 魍魎に比べると少々評価の劣る本作ですが、私のように思ってらっしゃった方も もう一度読まれてみては如何でしょうか。 いや、わかっていなかったのは私だけかもしれないが・・・。 2004/06/19 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by もろっち (表示スキップ) 評価履歴[良い:1421(72%) 普通:258(13%) 悪い:297(15%)] / プロバイダ: 6034 ホスト:6025 ブラウザ: 3875 京極堂シリーズ第三弾 関口と、いさま屋の登場から始まって逗子を舞台に物語は展開する 現実か夢か、不思議な話が間に挟まって、神秘的な印象の前半部分は このシリーズの作風と合っていて雰囲気が良かった。 殺した筈の男が3度も甦る現象はインパクト充分だが 流石は京極堂、見事に解決へとまとめました。 やはりこのシリーズは最後の憑き物落しが見所です。 この評価板に投稿する |
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