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読み仮名: かいきしじゅうめんそう / 英語タイトル: Kaiki Shijumenso
2008/01/03 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by TCC 評価履歴[良い:1714(56%) 普通:926(30%) 悪い:447(14%)] / プロバイダー: 50988 ホスト:50917 ブラウザー: 4184
これは少年探偵団シリーズ第7作目のようですが・・・・・・・・・
【良い点】
・怪人四十面相VS小林少年
他のシリーズでも前者は、後者に何か一種の「気」があるような
描写(苦笑)が見られるけど、片や、郵便ポスト、もう片やは
乞食少年に化けたりと知恵の化かし合いは相変わらずよく描かれて
いて秀逸だったと思います。特に後者はほんと、しばしば主役で
ある筈の明智小五郎を半ば食う活躍を見せているのには普通に
爽快感が感じられますな。前者は、二十面相からその倍の四十面相に
安易に(?)改名したのには、少々苦笑させられましたが・・・・・・・・・
・暗号の謎解き
中盤、ある姿をしていた三人組は、実はある物を隠した人の
末裔で、あの男はそれを狙っていたのですが、不気味な
骸骨の造形もさる事ながら、それを見つけるための暗号の
存在も読み手に考えさせる楽しみがあったというか、物語を
盛り上げるのに欠かせない香辛料の一つと言えました。
・文体
元々子供向けな探偵小説シリーズという事もあってか、
語り部は丁寧な敬語口調で、普通に読みやすく、惹き込まれる
ものはあった話もあって、スイスイ読み進める事が出来ました。
【悪い点】
ややテンポが悪かった気がします。そのある物が隠された
島に行くのがちょっと遅かったですな。
【総合評価】
それでも、このシリーズでもMVPとなった(?)小林少年の
活躍等はやはり大きいものがあり、普通に秀逸な出来なシリーズ
だったと思います。やはり江戸川乱歩は不世出の大作家と言える
かもしれません。評価はそんな作者や小林少年に敬意を表する意味でも
「最高!」とさせていただきます。
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