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| 文学総合点=平均点x評価数 | 18位/3,067作品中(総合58/偏差値100.86) | 17位<= =>19位 |
| 文学平均点(評価10個以上限) | 47位/231作品中(平均1.93=とても良い/30評価) | 46位<= =>48位 |
| 2002年文学総合点 | 2位/110作品中 | 1位<= =>3位 |
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| 作品紹介(あらすじ)世界に殺す者と殺される者がいるとしたら、自分は殺す側だと自覚する少年「僕」。 もっとも孤独な存在だった彼は、森野夜に出会い、変化していく。森野が拾ってきたのは、連続殺人鬼の日記だった。 学校の図書館で僕らは、次の土曜日の午後、まだ発見されていない被害者の死体を見物にいくことを決めた……。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 著者:乙一 出版社:角川書店 ライトノベル雑誌『ザ・スニーカー』に掲載されていたが、一般書籍で出版。 2002年、単行本は「GOTH リストカット事件」という題名で出版。 2005年、角川文庫で「GOTH 僕の章」と「GOTH 夜の章」にわけて出版。 ※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 開始日:2002/07 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 公式サイト 1. WebMagazine | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 最終変更日:2009/10/10 / 最終変更者:雪霞 / その他更新者: あっちゃん / 提案者:もろっち (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 作品評価(感想/レビュー)&コメント(投稿する) | |
| 2012/02/09 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by すわろう (表示スキップ) 評価履歴[良い:22(61%) 普通:0(0%) 悪い:14(39%)] / プロバイダ: 18579 ホスト:18552 ブラウザ: 4679 【良い点】 ・緊張感溢れるストーリー ・魅力的なキャラ達 【悪い点】 特に無いです 【総合評価】 主人公「僕」と森野夜が自ら危険な事件に触れていくというストーリーですが、 なかなかスリルがありましたね。 所々に張られた伏線の回収が物凄く上手かったです。 他の方が仰る通り、特に「声」の結末が予想外の展開でした。 キャラの方は、「僕」と森野の冷静に事件に触れていくところに共感が持てたし、 犯人達も単なる悪人ではなく、犯行の動機が深くて共感が持てました。 良くも悪くも狂気的な作風なので、好き嫌いが別れやすいですが、 かなり奥が深い仕上がりとなっております。 ミステリー小説の中では傑作の域に入るでしょう。 評価はもちろん「最高」です。 2010/06/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ルミナ (表示スキップ) 評価履歴[良い:239(62%) 普通:70(18%) 悪い:75(20%)] / プロバイダ: 34454 ホスト:34212 ブラウザ: 4824 以前に読んでいた乙一作品が『君にしか聞こえない』だったので こんなの書けるんだと驚いたのを憶えています。 気に入っている話は『土』と『記憶』ですね。 主人公と夜の奇妙で危うい関係も秀逸です。 いつか、続編を書いてみたいとおしゃっていたので実現して欲しいです。 2009/09/12 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ライズ・バーサス (表示スキップ) 評価履歴[良い:48(62%) 普通:3(4%) 悪い:27(35%)] / プロバイダ: 29382 ホスト:29413 ブラウザ: 7642(携帯) 乙一作品は評価するまでも無く最高である。 が、敢えてGOTHは評価させて貰う。 ミステリーそのものを見ると特に難解と言う訳でも無いが、出て来る人間が面白い。 狂気じみてて個性的だが、読んだ後に印象が残らない。 いやみが無いのだ。 この描写力は素晴らしい。 何十回も読んでいるのに、書けることと言ったらこれしか無い。 取り敢えず、GOTHの評価は【最高】と言う事で。 2009/06/21 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by だわわ (表示スキップ) 評価履歴[良い:260(39%) 普通:180(27%) 悪い:231(34%)] / プロバイダ: 20138 ホスト:20099 ブラウザ: 6399 うーん、何か印象に残らなかった作品です。 悪くはないと思いますし、乙一さんの作品にドキドキ感とかは別に期待はしていないですがストーリーが頭から抜けてしまうくらい印象に残って無いですね。 2009/02/25 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by フリークス (表示スキップ) 評価履歴[良い:90(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 15425 ホスト:15566 ブラウザ: 7590 黒乙一全開!!同系統の作品は他にもありますが、本作品はそれが一番色濃く出ていると言っても過言ではないかと。 残虐な事件に対して、「解決しよう!」とかではなく、単に「興味があるから」という理由だけで動く“僕"と森野さんが斬新でした。 叙述トリックも秀逸で、一体何度騙された事か…。中でも最後の『声』の真相はホントに衝撃が強くて、暫し呆然としてしまいましたね。 2008/09/14 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by そるじゃー (表示スキップ) 評価履歴[良い:61(58%) 普通:20(19%) 悪い:25(24%)] / プロバイダ: 21849 ホスト:21628 ブラウザ: 6400 なんといっても主人公の魅力に尽きる作品でしょう。 殺人に対する考え方に始まり物事の見方が非常にドライで それでいて森野という似た価値観を共有する少女の持っている危うさを放って置けない。 そういう微妙な立ち位置がとても面白いです。 ミステリーとしての内容はオーソドックスで特筆すべき点はないと思います。 狂気の描き方も比較的抑えた表現なので万人受けする作品ではないでしょうか。 2008/08/16 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by サブかわ (表示スキップ) 評価履歴[良い:80(66%) 普通:16(13%) 悪い:25(21%)] / プロバイダ: 5754 ホスト:5765 ブラウザ: 4184 乙一って言える小説でした 作者も人間じゃねえって言っている通り、基本吹っ飛んだキャラのミステリーでした。 人間じゃねえ人たち(一応は人間なんですけど)が起こす事件だからか?結構グロイです。 あと小説っていう映像や音声が無いから出来るトリックが流石ですね。 客観的に見ればトンデモ話ですが、話に引き込む力もトンデモないです。 2008/08/15 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by クロニム (表示スキップ) 評価履歴[良い:76(66%) 普通:12(10%) 悪い:28(24%)] / プロバイダ: 13991 ホスト:14002 ブラウザ: 3020(携帯) 読んでて不思議な感じになる小説。楽しかったとも違うし、感動したとも違う何かを感じた。 残酷だけど、それだけじゃない。良い話だけど、それだけじゃない。 読んでる時は先が気になって仕方が無かった。 グロ耐性があるなら是非一読を 2008/03/13 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by さぎー (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(50%) 普通:0(0%) 悪い:1(50%)] / プロバイダ: 16821 ホスト:16565 ブラウザ: 6342 【良い点】 「僕」の「普通」なようで少し「普通」ではない。 冷めた態度は、すごく共感できました。 「人が人を殺す」、「罪を犯す」。その感情がまざまざと伝わってきて、知的興奮、とでもいいましょうか。刺激を与えてくれます。「異常」、と思う反面、何故だか「納得」できてしまう作品です。 また「僕」の名前が不明なため、一人称で判断するしかない。それがいい味を出してます。 【悪い点】 「僕」の名前が不明な点。 一人称のみの判断がちょっとし辛い章もありまして・・・・・ 矛盾しているようですが、「良い点」でも「悪い点」でもある。っていうのが私見。 あとちょっと残虐。子供にはあまり見せたくないですね。 【総合評価】 かなり良。 乙一さんの独自性がすごくでてると思います。 2008/03/13 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 煉獄館 (表示スキップ) 評価履歴[良い:15(88%) 普通:0(0%) 悪い:2(12%)] / プロバイダ: 17333 ホスト:17373 ブラウザ: 8090 【良い点】 とても読みやすいところ。 犯人が基本的に警察につかまらないちょっと変わったミステリーであること。 【悪い点】 文庫のあとがきでも書かれていますが、同じ場所で何回も猟奇殺人がおこること。 グロいので残念ながら万人うけしません。 【総合評価】 登場人物のほとんどが変人であるところが面白いです。 本編はもちろん、乙一さんのあとがきも面白かったので最後まで楽しめました。 [推薦数:1] 2008/02/10 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ネムリネズミ (表示スキップ) 評価履歴[良い:27(77%) 普通:5(14%) 悪い:3(9%)] / プロバイダ: 28246 ホスト:28318 ブラウザ: 6520 今までに読んだ乙一氏の作品の中では一番好きな本です! 【良いと思った点】 ・主人公コンビのドライさが非常に面白い。「僕」と夜が周辺で起こるいくつもの猟奇的事件を追いかける訳ですが、彼らを突き動かすものは犯人に対する憎悪や被害者に対する憐憫といった感情ではなく、ただただ事件の異常さへの興味だけ。犯人が分かっても警察に通報しなかったり、被害者のことを思うといたたまれないと話しながら平然と蕎麦をすすったり…「おいおい君たち、それでいいのか(笑)」と思いつつも、読み進めるうちにすっかり彼らの生態に魅了されてしまうのです。ただこの二人、本当に意気投合した同志なのかというとそうでもありません。作中の言葉を借りれば、あくまでも「僕」は「殺す人間」、夜は「殺される人間」。二人の意識の根底は確実に異なっているのです。友人でも恋人でもない彼らの微妙な関係性にも注目です。 ・凄惨な内容がが淡々と語られているのも良いと思います。グロテスクな部分が過剰に強調されるようなこともなく、好感が持てます。「暗黒系」では、死体と静謐(せいひつ)な森が調和して独特な雰囲気を醸し出しています。 ・現実味のなさも功を奏しています。主人公たちの周りで猟奇的事件が多発するのは確かにありえないことですが、これはミステリの醍醐味と言うものでしょう。作中の「夜が変質者を誘うフェロモンを分泌している」という説明で充分のように思えます(笑) ・本格ミステリ大賞に輝いただけあって、使われているトリックが秀逸です。「声」の結末を知ったときには本当に驚きました。ある意味一話目からずっと伏線が張られていたことになりますね。 ・犯人の心理描写にも舌を巻きます。乙一氏はあとがきで適当だとおっしゃっていましたが、全くそんなことはなく、よく描き込まれています。特に「土」では犯人の葛藤が伝わってきて、かなり臨場感がありました。 【悪いと思った点】 ・上でトリックが秀逸だと書きましたが、一つだけ納得できなかったのが「犬」です。見事に騙されてしまったものの、よく読み返してみると所々に不自然な記述があり、少しアンフェアなように思えました。 ・私が読んだのは文庫版だったのですが、上巻に当たる「夜の章」と下巻に当たる「僕の章」、それぞれのラストで重大な事実が判明する構成になっています。これでは楽しみが半減してしまうような気がします。ハードカバー版と同じ順番で話を収録するべきではなかったでしょうか。 【総合評価】 残念な点はあるのですが、作品を台無しにするほどではありません。 評価は「とても良い」とさせていただきます。
2007/12/02 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by halcyon (表示スキップ) 評価履歴[良い:31(62%) 普通:1(2%) 悪い:18(36%)] / プロバイダ: 32756 ホスト:32734 ブラウザ: 2907(携帯) 確かに狂気に満ちている様は上手く書けてますが…かといって面白いとは思いませんでした。乙一さんの作品が好きなら良いかもしれません。 2007/08/14 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by あかつき (表示スキップ) 評価履歴[良い:24(80%) 普通:5(17%) 悪い:1(3%)] / プロバイダ: 54563 ホスト:54728 ブラウザ: 3875 この作品には圧倒されました。 異常な人間をココまで細かく書けるのか?と。 「僕」と森野。この2人が出くわす事件は、はっきり言うとこの世にあってはいけない事件ですよね。『土』や『リストカット事件』は特に思いました。実際にこんな人がいるのか?と疑問に思う点もありますが、少し犯人達や「僕」森野の気持ちがわかるような気がします。 私的には僕の章の『声』が一番好きです。 最後のどんでん返しにはやられた!と思いました。 そうやって思うと「乙一さんはやっぱすごいな〜」と。 話の内容はとても面白いですが、教育上少しグロイ表現が多いかな〜って感じですね。 なので評価はとても良いで。 2006/12/25 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 敏郎 (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(67%) 普通:0(0%) 悪い:1(33%)] / プロバイダ: 12661 ホスト:12727 ブラウザ: 2907(携帯) 「僕」と森野の異常者二人が異常な事件に関わっていく話。 二人の世界観が本当に良かったですね。 話の途中でいつも結末を予想してしまうんですけど、見事にはずれていつも驚かされました。 これは個人的なことですけど「僕」と自分は似ていて「僕」の行動や考え方が興味深ったです。 だからある意味自分にとってこれ以上の作品は無いと思います。 2006/11/03 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 堀凍る (表示スキップ) 評価履歴[良い:35(62%) 普通:9(16%) 悪い:12(21%)] / プロバイダ: 32756 ホスト:32767 ブラウザ: 2767(携帯) とにかく僕と森野夜のキャラが魅力的でした。内容も「これは精神的に発育途中の少年少女に悪影響を与えるのでは?」ってくらい猟奇的で面白かったです。まぁ白い乙一を好む人(俺もその一人ですが)からすればどうかと思いますが、黒い乙一を好む人にとってはど真ん中でしょう。乙一の名刺代わりの一冊と言えるのではないでしょうか?ただこの作品の印税で遊び呆けて仕事をしなくなったってのはのはいただけません(きっと冗談ですよね?) 2006/10/26 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by アーマーひろっち (表示スキップ) 評価履歴[良い:80(68%) 普通:18(15%) 悪い:20(17%)] / プロバイダ: 35543 ホスト:35584 ブラウザ: 8374 なんともいえないおもしろさがあった。 僕と森野夜のキャラクターが新鮮で、興味を惹かれた。 一定のルールに従いながらも、自分の趣向、興味に貪欲な姿はある意味すがすがしい。 これは、この小説の中にでてくる異常者(世間一般的に見て)にもいえる。 僕や異常者の心理って一見理解しがたいものがあるが、こだわる姿勢になにか共感めいたものを感じる。 自分に素直なんですね。普通の人ってなんかしら制約を自分に強いてるものだが、 この小説にでてくる人物達はその鎖をとっぱらって行動している。そういう姿にどこか憧れを いだいてるからこそ、こういうのにカタルシスを感じるんだろうな。 文章力はけっこうあるし、オチもひねってあって最後まで楽しめたんで 評価はとてもよい。 自分としてはリストカット事件、土、犬あたりがけっこう好きでした。 2006/10/26 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by Sirius (表示スキップ) 評価履歴[良い:55(82%) 普通:12(18%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 39269 ホスト:39349 ブラウザ: 4924 なんていうのかな?ホラー系ミステリでよいのかしら。 切ない系と評される一方で,こういったホラー系も書く作家さんだというのは知っていたけど,やっぱり乙一さんには,角川スニーカー文庫のような切ない系のお話をもっと書いて欲しいです。 連作短編小説となっていて,最後にミステリとしての結末は用意してあるのだけど,あんまり読後感は良くはありませんでした。それぞれのお話は良いのだけれども,連作集としての流れは何かぎこちないものがあったような感じがします。総じて満足したとは思うのだけれども,やっぱりホラー系は苦手なんで採点はちょっと低くなってしまうのです。 2006/06/04 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by まつ (表示スキップ) 評価履歴[良い:546(57%) 普通:273(28%) 悪い:143(15%)] / プロバイダ: 52562 ホスト:52463 ブラウザ: 3846 短編を六話分まとめた連作短編集。 特殊な趣味を持った高校生 「僕」と森野夜という男女のコンビが、なぜか毎回殺人事件に巻き込まれる いや…わざと事件に巻き込まれているのかな この「僕」と森野というちょっと危ないキャラクターが良い、 魅力的である。 好きなエピソードは「声」 最後のオチには騙された…。見事に引っかかりました。 実に読み応えのある本です。 2006/03/27 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 猩々紅冠鳥 (表示スキップ) 評価履歴[良い:192(70%) 普通:41(15%) 悪い:42(15%)] / プロバイダ: 53007 ホスト:52938 ブラウザ: 5234 「夏と花火と私の死体」の乙一氏の作品の中で代表作ともいえる本作、 「夏と〜」はミステリィ色が強かったのですが、本作はホラー色が強く出ている作品です。 残酷描写やがあり、作品自体ダークなので、人により評価は分かれるとは思いますが、それほどに描写が細かく鮮やかです。 この作品の特色はやはりなんと言っても闇を内包したあまりにも非日常な登場人物たちと、その常軌を逸した行動、そしてその闇に包まれた心情の描写です。 「僕」と森野、そして殺人犯達のかけひきややりとりは、作品にギリギリの危うい緊張感をもたらしています。 その緊張感が心地よく、また、はらはらとさせてくれ、作品を先に読み進めさせる力となっています。 また、「僕」と森野の「人」としての危うさもまた、作品の魅力でしょう。 いつ犯罪者になってしまってもおかしくない。しかし、その最後の一線だけは何故かきっちり守りきる。 その彼らなりの哲学が、まったく理解しがたい心情や行動なのになのに感情移入は出来るようにさせているのではないでしょうか。そこに乙一氏の描写の上手さの才能を感じます。 短編なのでリズムもよく、読み進めやすいですし、 森野の故郷を訪れる話(「記憶」)は先が読めてしまいちょっと物足りなく感じたものの、 ホラーだけでなくミステリィとして読むことも出来、短編であるにもかかわらず読み応えのある一冊(単行本では二冊ですが)です。 2006/03/01 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by オルタナティヴ (表示スキップ) 評価履歴[良い:255(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 32756 ホスト:32745 ブラウザ: 2771(携帯) ミステリとしての面白さも十分ですが二人の主人公の暗闇のような内面にこそ、この小説の真の面白さがあると思います。 客観的に見て異常としか思えない行動ばかり取る二人ですが、全く共感出来なかったという訳ではないです。 自分は「犬」と「記憶」が好きです。前者は黒乙一寄り、後者は白乙一寄りのエピソードで先生らしさが出ていると思います。 もっと読む「かなり濃い作品だが、読みやすかった。なんともいえないリアルな雰囲気やかなり異常なキャラクター。作者の...」 by あかぶ 次のページを読む この評価板に投稿する |
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