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GOTH―リストカット事件(小説)


[他形式: RSS/携帯版/English]
読み仮名: ごすりすとかっとじけん / 英語タイトル: GOTH List Cut Incident
総合
評価板(投稿)
自由形式掲示板日記
2008/05/21
画像/壁紙商品
(本/漫画)
直近発売の本/漫画: 2005/06/25 ():GOTH 僕の章 (角川文庫) \500
本/漫画(2件)
売上/新着
58688
文庫:GOTH 僕の章 (角川文庫)

参考:\500
2005/06/25
()

1.スリリングな展開。
141414
単行本:GOTH―リストカット事件

参考:\1,575
2002/07
()

1.キモ面白
作品紹介(あらすじ)

世界に殺す者と殺される者がいるとしたら、自分は殺す側だと自覚する少年「僕」。
もっとも孤独な存在だった彼は、森野夜に出会い、変化していく。森野が拾ってきたのは、連続殺人鬼の日記だった。
学校の図書館で僕らは、次の土曜日の午後、まだ発見されていない被害者の死体を見物にいくことを決めた……。

著者:乙一 出版社:角川書店

ライトノベル雑誌『ザ・スニーカー』に掲載されていたが、一般書籍で出版。
2002年、単行本は「GOTH リストカット事件」という題名で出版。
2005年、角川文庫で「GOTH 僕の章」と「GOTH 夜の章」にわけて出版。
発売日:2002/07(日本)
公式サイト
1. Web Otsuichi
2. WebMagazine
最終変更日:2008/05/06 23:38:16 / 最終変更者:あっちゃん / 提案者:もろっち (更新履歴)
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2008/03/13 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by さぎー 評価履歴[良い:1(50%) 普通:0(0%) 悪い:1(50%)] / プロバイダー: 16821 ホスト:16565 ブラウザー: 6342
【良い点】
「僕」の「普通」なようで少し「普通」ではない。
冷めた態度は、すごく共感できました。

「人が人を殺す」、「罪を犯す」。その感情がまざまざと伝わってきて、知的興奮、とでもいいましょうか。刺激を与えてくれます。「異常」、と思う反面、何故だか「納得」できてしまう作品です。

また「僕」の名前が不明なため、一人称で判断するしかない。それがいい味を出してます。

【悪い点】
「僕」の名前が不明な点。
一人称のみの判断がちょっとし辛い章もありまして・・・・・

矛盾しているようですが、「良い点」でも「悪い点」でもある。っていうのが私見。

あとちょっと残虐。子供にはあまり見せたくないですね。

【総合評価】
かなり良。
乙一さんの独自性がすごくでてると思います。
2008/03/13 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 煉獄館 評価履歴[良い:13(87%) 普通:0(0%) 悪い:2(13%)] / プロバイダー: 17333 ホスト:17373 ブラウザー: 8090
【良い点】
とても読みやすいところ。
犯人が基本的に警察につかまらないちょっと変わったミステリーであること。

【悪い点】
文庫のあとがきでも書かれていますが、同じ場所で何回も猟奇殺人がおこること。
グロいので残念ながら万人うけしません。

【総合評価】
登場人物のほとんどが変人であるところが面白いです。
本編はもちろん、乙一さんのあとがきも面白かったので最後まで楽しめました。
2008/02/10 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ネムリネズミ 評価履歴[良い:19(90%) 普通:1(5%) 悪い:1(5%)] / プロバイダー: 28246 ホスト:28318 ブラウザー: 6520
今までに読んだ乙一氏の作品の中では一番好きな本です!

【良いと思った点】
・主人公コンビのドライさが非常に面白い。「僕」と夜が周辺で起こるいくつもの猟奇的事件を追いかける訳ですが、彼らを突き動かすものは犯人に対する憎悪や被害者に対する憐憫といった感情ではなく、ただただ事件の異常さへの興味だけ。犯人が分かっても警察に通報しなかったり、被害者のことを思うといたたまれないと話しながら平然と蕎麦をすすったり…「おいおい君たち、それでいいのか(笑)」と思いつつも、読み進めるうちにすっかり彼らの生態に魅了されてしまうのです。ただこの二人、本当に意気投合した同志なのかというとそうでもありません。作中の言葉を借りれば、あくまでも「僕」は「殺す人間」、夜は「殺される人間」。二人の意識の根底は確実に異なっているのです。友人でも恋人でもない彼らの微妙な関係性にも注目です。
・凄惨な内容がが淡々と語られているのも良いと思います。グロテスクな部分が過剰に強調されるようなこともなく、好感が持てます。「暗黒系」では、死体と静謐(せいひつ)な森が調和して独特な雰囲気を醸し出しています。
・現実味のなさも功を奏しています。主人公たちの周りで猟奇的事件が多発するのは確かにありえないことですが、これはミステリの醍醐味と言うものでしょう。作中の「夜が変質者を誘うフェロモンを分泌している」という説明で充分のように思えます(笑)
・本格ミステリ大賞に輝いただけあって、使われているトリックが秀逸です。「声」の結末を知ったときには本当に驚きました。ある意味一話目からずっと伏線が張られていたことになりますね。
・犯人の心理描写にも舌を巻きます。乙一氏はあとがきで適当だとおっしゃっていましたが、全くそんなことはなく、よく描き込まれています。特に「土」では犯人の葛藤が伝わってきて、かなり臨場感がありました。

【悪いと思った点】
・上でトリックが秀逸だと書きましたが、一つだけ納得できなかったのが「犬」です。見事に騙されてしまったものの、よく読み返してみると所々に不自然な記述があり、少しアンフェアなように思えました。
・私が読んだのは文庫版だったのですが、上巻に当たる「夜の章」と下巻に当たる「僕の章」、それぞれのラストで重大な事実が判明する構成になっています。これでは楽しみが半減してしまうような気がします。ハードカバー版と同じ順番で話を収録するべきではなかったでしょうか。

【総合評価】
残念な点はあるのですが、作品を台無しにするほどではありません。
評価は「とても良い」とさせていただきます。
2007/12/02 悪い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by halcyon 評価履歴[良い:31(62%) 普通:1(2%) 悪い:18(36%)] / プロバイダー: 32756 ホスト:32734 ブラウザー: 2907(携帯)
確かに狂気に満ちている様は上手く書けてますが…かといって面白いとは思いませんでした。乙一さんの作品が好きなら良いかもしれません。
2007/08/14 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by あかつき 評価履歴[良い:16(76%) 普通:4(19%) 悪い:1(5%)] / プロバイダー: 54563 ホスト:54728 ブラウザー: 3875
この作品には圧倒されました。
異常な人間をココまで細かく書けるのか?と。
「僕」と森野。この2人が出くわす事件は、はっきり言うとこの世にあってはいけない事件ですよね。『土』や『リストカット事件』は特に思いました。実際にこんな人がいるのか?と疑問に思う点もありますが、少し犯人達や「僕」森野の気持ちがわかるような気がします。
私的には僕の章の『声』が一番好きです。
最後のどんでん返しにはやられた!と思いました。
そうやって思うと「乙一さんはやっぱすごいな〜」と。

話の内容はとても面白いですが、教育上少しグロイ表現が多いかな〜って感じですね。
なので評価はとても良いで。
2007/07/05 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by あっちゃん 評価履歴[良い:253(74%) 普通:61(18%) 悪い:27(8%)] / プロバイダー: 17927 ホスト:17657 ブラウザー: 6770
文庫版で読みましたが、儲けのためか「夜の章」と「僕の章」で分かれていましたね。
分かれたせいで、値段も高く、単行本と話の入れた順番が違うので、何か損をした気分。

この作品の主人公は読んだ時期が読んだ時期だったためかとても共感できて楽しめました。
名の明かされない主人公と森野夜の絶妙な関係が、物語を狂化的に面白くさせていました。
6つの短編は各々の話が狂気的で、どーなるのかが大変気になりました。
ラストの終わり方は、自分の中で、余韻を静かに味わえさせてくれるものでした。

しかし、本格ミステリ大賞を受賞した割には、ミステリ面は大したことがなく弱かったです。
現実のなかにありますが、作者の乙一さんが言うとおり、現実味はありません。怪事件おこりすぎ。

乙一さんらしく読みやすかったです。なのに雰囲気は暗くエグイ。だから、内容の割に文体が軽い。
感動的なものじゃないのに心を動かされます。不思議な作品でした。
新しいジャンルを確立されたようにも見えます。言い切れることはあまり見ないジャンルです。

まぁ、森野夜とか主人公の「僕」とか気に入ってるキャラも多い。
狂気を描いた面白い作品。ちょいオマケで「最高!」と言いたいところ……。
小説の中で最初に惚れた相手が、森野夜だったし、最高で良いや。
あのナイフ1つの表紙に心奪われ、自分をラノベ方向に引き込んでくれた作品。
2006/12/25 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 敏郎 評価履歴[良い:2(67%) 普通:0(0%) 悪い:1(33%)] / プロバイダー: 12661 ホスト:12727 ブラウザー: 2907(携帯)
「僕」と森野の異常者二人が異常な事件に関わっていく話。
二人の世界観が本当に良かったですね。
話の途中でいつも結末を予想してしまうんですけど、見事にはずれていつも驚かされました。

これは個人的なことですけど「僕」と自分は似ていて「僕」の行動や考え方が興味深ったです。
だからある意味自分にとってこれ以上の作品は無いと思います。
2006/11/03 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 堀凍る 評価履歴[良い:35(62%) 普通:9(16%) 悪い:12(21%)] / プロバイダー: 32756 ホスト:32767 ブラウザー: 2767(携帯)
とにかく僕と森野夜のキャラが魅力的でした。内容も「これは精神的に発育途中の少年少女に悪影響を与えるのでは?」ってくらい猟奇的で面白かったです。まぁ白い乙一を好む人(俺もその一人ですが)からすればどうかと思いますが、黒い乙一を好む人にとってはど真ん中でしょう。乙一の名刺代わりの一冊と言えるのではないでしょうか?ただこの作品の印税で遊び呆けて仕事をしなくなったってのはのはいただけません(きっと冗談ですよね?)
2006/10/26 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by アーマーひろっち 評価履歴[良い:80(70%) 普通:16(14%) 悪い:19(17%)] / プロバイダー: 35543 ホスト:35584 ブラウザー: 8374
なんともいえないおもしろさがあった。
僕と森野夜のキャラクターが新鮮で、興味を惹かれた。
一定のルールに従いながらも、自分の趣向、興味に貪欲な姿はある意味すがすがしい。
これは、この小説の中にでてくる異常者(世間一般的に見て)にもいえる。
僕や異常者の心理って一見理解しがたいものがあるが、こだわる姿勢になにか共感めいたものを感じる。
自分に素直なんですね。普通の人ってなんかしら制約を自分に強いてるものだが、
この小説にでてくる人物達はその鎖をとっぱらって行動している。そういう姿にどこか憧れを
いだいてるからこそ、こういうのにカタルシスを感じるんだろうな。

文章力はけっこうあるし、オチもひねってあって最後まで楽しめたんで
評価はとてもよい。
自分としてはリストカット事件、土、犬あたりがけっこう好きでした。
2006/10/26 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by Sirius 評価履歴[良い:55(82%) 普通:12(18%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 39269 ホスト:39349 ブラウザー: 4924
なんていうのかな?ホラー系ミステリでよいのかしら。
切ない系と評される一方で,こういったホラー系も書く作家さんだというのは知っていたけど,やっぱり乙一さんには,角川スニーカー文庫のような切ない系のお話をもっと書いて欲しいです。

連作短編小説となっていて,最後にミステリとしての結末は用意してあるのだけど,あんまり読後感は良くはありませんでした。それぞれのお話は良いのだけれども,連作集としての流れは何かぎこちないものがあったような感じがします。総じて満足したとは思うのだけれども,やっぱりホラー系は苦手なんで採点はちょっと低くなってしまうのです。
2006/06/04 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by まつ 評価履歴[良い:460(57%) 普通:242(30%) 悪い:102(13%)] / プロバイダー: 52562 ホスト:52463 ブラウザー: 3846
短編を六話分まとめた連作短編集。

特殊な趣味を持った高校生
「僕」と森野夜という男女のコンビが、なぜか毎回殺人事件に巻き込まれる
いや…わざと事件に巻き込まれているのかな

この「僕」と森野というちょっと危ないキャラクターが良い、 魅力的である。

好きなエピソードは「声」 最後のオチには騙された…。見事に引っかかりました。
実に読み応えのある本です。
2006/03/27 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 猩々紅冠鳥 評価履歴[良い:194(70%) 普通:41(15%) 悪い:42(15%)] / プロバイダー: 53007 ホスト:52938 ブラウザー: 5234
「夏と花火と私の死体」の乙一氏の作品の中で代表作ともいえる本作、
「夏と〜」はミステリィ色が強かったのですが、本作はホラー色が強く出ている作品です。
残酷描写やがあり、作品自体ダークなので、人により評価は分かれるとは思いますが、それほどに描写が細かく鮮やかです。

この作品の特色はやはりなんと言っても闇を内包したあまりにも非日常な登場人物たちと、その常軌を逸した行動、そしてその闇に包まれた心情の描写です。
「僕」と森野、そして殺人犯達のかけひきややりとりは、作品にギリギリの危うい緊張感をもたらしています。
その緊張感が心地よく、また、はらはらとさせてくれ、作品を先に読み進めさせる力となっています。
また、「僕」と森野の「人」としての危うさもまた、作品の魅力でしょう。
いつ犯罪者になってしまってもおかしくない。しかし、その最後の一線だけは何故かきっちり守りきる。
その彼らなりの哲学が、まったく理解しがたい心情や行動なのになのに感情移入は出来るようにさせているのではないでしょうか。そこに乙一氏の描写の上手さの才能を感じます。

短編なのでリズムもよく、読み進めやすいですし、
森野の故郷を訪れる話(「記憶」)は先が読めてしまいちょっと物足りなく感じたものの、
ホラーだけでなくミステリィとして読むことも出来、短編であるにもかかわらず読み応えのある一冊(単行本では二冊ですが)です。
2006/03/01 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by オルタナティヴ 評価履歴[良い:255(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 32756 ホスト:32745 ブラウザー: 2771(携帯)
ミステリとしての面白さも十分ですが二人の主人公の暗闇のような内面にこそ、この小説の真の面白さがあると思います。
客観的に見て異常としか思えない行動ばかり取る二人ですが、全く共感出来なかったという訳ではないです。
自分は「犬」と「記憶」が好きです。前者は黒乙一寄り、後者は白乙一寄りのエピソードで先生らしさが出ていると思います。
2006/02/13 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by あかぶ 評価履歴[良い:46(79%) 普通:6(10%) 悪い:6(10%)] / プロバイダー: 8118 ホスト:7964 ブラウザー: 4184
かなり濃い作品だが、読みやすかった。

なんともいえないリアルな雰囲気やかなり異常なキャラクター。作者のセンスを感じます。
非常に上手い伏線と、意外なオチに驚きました。いつの間にか騙されています…

短編集の中には今ひとつな物が一つはあると思うが、GOTHには無く。
そういう所でもレベルの高いミステリー小説だと思います。

個人的には「犬」「声」「土」辺りが素晴らしかったです。
あまりミステリーやホラーなどが好きじゃない私でもとても楽しめました。
2006/02/02 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by jack 評価履歴[良い:36(46%) 普通:16(20%) 悪い:27(34%)] / プロバイダー: 44869 ホスト:44939 ブラウザー: 4184
初めて読んだ乙一さんの作品です。友人に勧められました。
もともとあまり小説は読まないので、最初はあまり乗り気でなかったんですが、
1エピソード辺り100ページ以下という読みやすさと、
その短さの中で1つ1つのエピソードに衝撃の結末を用意する作者の技量に驚かされ、
夢中で最後まで読み進めてしまいました。特に「犬」はやられましたね。
ありえない話ではあるんですが、種明かしの瞬間まで違和感無く読み進めてきていただけに、やられた!と。
キャラクターも、主人公、ヒロイン共に魅力的です。文章も読みやすい。
評価は「とても良い」
2005/12/03 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ほにほに 評価履歴[良い:69(75%) 普通:8(9%) 悪い:15(16%)] / プロバイダー: 12876 ホスト:12911 ブラウザー: 7638
ミステリーとホラーとサスペンス。そして少しずつちりばめられた切なさと。
漫画でも映像でもコレをうまくは実現できないと思います。
小説にしかできないこと。
それを難なくやってのけた作品だと思いました。だからこそ面白い。

期待を裏切られる時の感覚と、グロイながらもページをめくりたいと思うこの感覚。
読み終わっても余韻が残るんですよ。
何度も読み返してしまう面白さです。そしてソレを苦にもさせない。
見るたびに、あぁそうかと思わされる部分があったり、忘れてたけどこんなシーンあったな、とかで余計に面白くなった本でした。

個人的に、〔土〕と〔声〕がものすごく好きです。
乙一さんの中でGOTHは1、2を争います。(私の中で)
夏と花火と私の死体の中にある「優子」や、きみにしか聞こえないの中の「華歌」などにも騙されてしまいましたが、これもかなり凝っています。
最高やぁ〜〜!!
2005/12/02 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by BEAT BEAT 評価履歴[良い:1(50%) 普通:0(0%) 悪い:1(50%)] / プロバイダー: 50352 ホスト:50298 ブラウザー: 5373
私は乙一さんの小説読んだのこの本が初めてで、「声」とかすごって思ったんですけど、なんかその前の作品とか読んでみたら同じようなトリックとかが結構あって最近あのときの新鮮な感動が薄れてきてる…。
乙一さんは最後謎解きがわかりやすくていいですね。解決までの持って行き方が美しいというか…。
この本ではキャラも魅力的で楽しかった☆彡先に漫画読んだせいかもしれないけど、森野さんとか超かわいくて、主人公の彼もかっこよくて☆すごいのめりこみました。理由のない惨殺は美しい。人を人と思ってないから。そしたらそれはモノと同義だから。
続編楽しみ〜〜〜☆彡
2005/08/12 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by incoinco 評価履歴[良い:380(98%) 普通:7(2%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 854 ホスト:893 ブラウザー: 3693
「夏と花火」のついでにこっちも読んでる最中ー。僕の章の「土」を読み終えたとこー。

全体的には、これだけの話数になるとは思ってなかったのだろうという、
ところで、若干のまとまりの悪さがあったり、あと無理に2分冊している
点は、確かに無粋。ほかの人の感想から、やっぱり掲載順も違ってること
をしり、やっぱりそうかーと思ったり。編集さんの気持ちもわからなくは
ないけど、いぢらないほうがよかったかもと思う気持ち半分ですなー。

それはともかく、まず設定がユニーク。主人公は探偵でも、被害者でも
なく、変質殺人の現場に興味がある高校生。いくらか事件にかかわったり
はするものの、この微妙な距離感を崩さずにいるのがいいー。
森野さんのからみも、時にはあまり深くなかったりして、こういうところ
でもフェイント食わされちゃう。また、淡々としてながらも、変質者がとおり
一辺倒でない性癖で、これもおもろかしいー。

感心するのは、全員変な人ばかりなんだけど、変な人なりに、行動や考えの深さに
無理を感じないところー。これはつまり、自分にも多少ある、こういうところに、
シンパシー感じてしまうってことでしょかー。
ストーリー的には、オチの処理がいちいちうまいと思うー。ある種のカタルシス感
じてしまうー。さっき読んだばかりだからだけど、「土」にはまいったー。うへぇ。
そう収めるかーみたいな。箱つながりで、ぷち京極夏彦な雰囲気ー。

夜の章の双子のトリックにも、まんまと騙されちったー。
この作者、普段なに考えて生きてるんでしょなー。^^;
2005/07/16 普通の立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by SOUTA 評価履歴[良い:143(57%) 普通:47(19%) 悪い:60(24%)] / プロバイダー: 6144 ホスト:6247 ブラウザー: 4184
文庫本が出ていたので、手に取って見てみたのですが・・・・・あざといです、角川書店。
まさか、わざわざ『夜の章』と『僕の章』に分けて出版するとは・・・・。せっかく文庫本になったのに、二冊で1000円もするというのはどうでしょうね。
つか、『夜の章』に収録されているのが「暗黒系」、「犬」、「記憶」の三編って・・・・。「記憶」以外は果たして『夜の章』と言えるのかは疑問。無理やり二冊に分けた感は否めません。・・・・万が一、この三編が加筆されているのなら話は別ですが。また、本作のハードカバーの掲載順が崩されているので、細かな伏線が生きてこなくなっているのもマイナス。
・・・・・とは言っても、作品自体のクオリティが高いことは事実。もし文庫本で読む場合には、ハードカバーの掲載順(「暗黒系」→「リストカット事件」→「犬」→「記憶」→「土」→「声」)に読むことをオススメします。
2005/07/05 良いと思う立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 高山有人 評価履歴[良い:159(77%) 普通:23(11%) 悪い:25(12%)] / プロバイダー: 31680 ホスト:31403 ブラウザー: 3646
作者は言葉や読者に対して、意識的ですよね。
…と、あとがき(?)読んで思いました。
自分の作品にひどく責任感を感じているようです。
これは本来、作家としては当たり前なんだろうけど。

騙されるとわかっていながら、
やっぱり最後の「犬」にはもう…足元をひっくり返されたというか。
同じくあとがきに、「続編」についてもちらっと書かれていましたが、
どうなるんでしょう?非常に楽しみではあるんですが。実現するんでしょうか…
2005/04/19 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by JOH 評価履歴[良い:62(47%) 普通:2(2%) 悪い:67(51%)] / プロバイダー: 205 ホスト:364 ブラウザー: 5407
クールでいてどことなく掴めないキャラクターに魅力がありいいとおもいました。
しかし、「犬」(だっけ?)についてはちょっとありえないだろうと・・・。奇を穿ちすぎて滑ってる印象を受けましたね。
だけど、総合すれば面白いですよ。全体的につかみ所のない雰囲気をもつ作品ですが。ミステリー好きな人ならぜひ一読の価値ありです。乙一ファンにもお薦めの一冊です!だけど、乙一をいわゆる「切ないストーリー」をかくひとだとおもってるひとはちょっとやめておいたほうが無難かもしれませんw
2004/11/24 良いと思う立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by SOUTA 評価履歴[良い:143(57%) 普通:47(19%) 悪い:60(24%)] / プロバイダー: 4550 ホスト:4421 ブラウザー: 4184
最終話の『声』で泣いたのは私だけ?結構、こういうのに弱いです。

『今、こんなときに思い出すのはあなたといっしょに遊んだことばかり・・・・・・。』

夏海さんの頭の中に蘇る幼き頃の風景。

『坂道をのぼったところに。見上げるような大きな森があったわね・・・。
手をつないで歩いたこと、覚えてる・・・?
坂をのぼりきって、森の茂みに入ると、涼しい空気が汗を乾かしたの・・・。木々の間を抜けると、見晴らしのいい崖があって、そこから町を見下ろしたよね・・・。並んで、私たちは手をつないでいたわ・・・。
町の上を高く、鳥が飛んでいた・・・。』

・・・・・この時点で既にやばいかも・・・・(泣)。

『夏海、お姉ちゃんはここで死ぬの。でも、あなたはこれからも生きる。生きていくんだわ・・・。そしてまっすぐに笑いなさい。でないと許さないからね。さようなら、夏海・・・・・・。』

・・・・・もう最高です。幼い姉妹の仲睦まじい姿をイメージさせるような、このリアリティのある描写と言ったらどうなんでしょうね、ホントに。素晴らしいの一言です。

夏海さんが泣いたのは、姉にもう二度と会えないということももちろんだが、姉との関係が揺らいでしまった原因に自分が気づかなかったに対する後悔の念のほうが強かったのだろうと思いました。
ついでに、私が感動したのは、この姉妹への同情ではなく、彼女たち姉妹の絆の強さに対する羨望や憧憬から来たものかな〜と、自分で自分が感動した理由を分析してみたり・・・。いや、そんなことをするだけ野暮ですね。このシーンは理屈抜きに最高でした。
2004/11/04 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 高山有人 評価履歴[良い:159(77%) 普通:23(11%) 悪い:25(12%)] / プロバイダー: 737 ホスト:738 ブラウザー: 3650
乙一がミステリー書くとこうなるのかぁ、と改めて思いました。これを読んで。
漫画を先に読んだもので、小説の内容の深さに圧倒されましたね。
ただ、やはりデビュー作の方が良いかな、と…。何も気にせずズバズバ切りこんでいく感じの書き方が好きでした。
いや、これが良くないわけではないですよ。
これの前後に「さみしさの周波数」「コーリングユー」あたりを読んでたのがいけなかったのかなぁ、
乙一作品の中では、まぁ普通だと思ってしまっています。
とは言え私の中で乙一という作家はかなり高位置に君臨しているので、この作品の評価は とても良い で。
"せつなさの達人"と言われるだけあって、乙一に関してはミステリー以外のが好きだったりする。
あ、「夏と花火と〜」は別格ですが。

非日常を日常に見せるような描き方、読んでいてとても興奮しました。
オチは漫画化されていた部分を除いて、全く読めず、読み始めたら止まらなかった。
特に最後のオチは何回読んでも唸らせられます。
2004/11/03 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ☆なゅ☆ 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 35649 ホスト:35540 ブラウザー: 3874
はじめまして☆
もぅ・・・乙一先生の作品・・・最高です。。。
「僕」がカッコイイですよね。。。
私は声が好きです。
ちょっと森野さんのキャラがあやふやでしたが・・・そこもィィ!
2004/10/17 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by SOUTA 評価履歴[良い:143(57%) 普通:47(19%) 悪い:60(24%)] / プロバイダー: 28144 ホスト:27953 ブラウザー: 3875
乙一氏らしさが出てるな〜って感じの作品。
主人公の「僕」も森野夜も、自身に深い「闇」を内在しているが、しかしそんな自分に嫌悪しているわけではないという、異色のキャラクター。「死」を見たい、知りたい、そして触れてみたいという好奇心のみで動く二人。はっきり言って、異常だとは思うが、そんな彼らに何故か理解を示してしまう自分・・・。何やら危険な魅力を感じました。
もちろん、話の内容も申し分なく、さすがは本格ミステリーといったところ。極めて猟奇的な事件が描かれているにも関わらず、それをそんなに感じさせない、妙な清々しさがあった。伏線の張り巡らせ方も実に巧妙で、終盤での二転三転も衝撃的。そして、明かされた真相には恐怖すら感じた。ほとんど全ての章で、その真相を知って驚愕したが、最終章ではカンペキにしてやられた。まさか・・・・「あの人」がそんな二面性を持っていたなんて・・・・。つまり、心にどのような「闇」があっても、現実世界で生きていくためには、どこかで折り合いをつけて、素顔を偽る必要があるということを、乙一氏が暗に示しているのではないかと感じた。逆に言えば、誰もが内にGOTHを秘めている可能性があるということかも知れない・・・。
2004/05/17 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by もろっち 評価履歴[良い:1353(73%) 普通:243(13%) 悪い:270(14%)] / プロバイダー: 6034 ホスト:5990 ブラウザー: 3875
思うに乙一さんも、上遠野浩平さんも
デビュー作でとても衝撃を受けた作家さんなのですが
それは小説の書き方(構成)が斬新だったからでして
なんと言いますか上遠野さんも続編以降は普通な印象の作品ばかりだし
この乙一さんにしても こんなミステリーなんか書かせると
割と普通になってしまいますね。

とは言え、作品単体として見ても中々雰囲気の良いミステリーで
殺人現場を歩いたり猟奇殺人などの記事を集めるのが趣味だと言う主人公や
クラスメイトで秘められた過去を持つ、ミステリアスな雰囲気漂う少女、といった登場人物が
中心となって進むストーリー、各章ごとに短編の様なエピソードが続きますが
最後には・・・

ハードカバーの高価な本なんて、滅多に買わないのに
これは購入してしまいました。
元々がミステリー小説好きなので、乙一さんの作品の中では二番目に好きな作品となりました。
勿論ナンバーワンは「夏と花火と私の死体」です。
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