小説総合点ランキング: 129位/2,388作品中 (総合点17.01/偏差値57.22) 128位 <= =>130位
[他形式: RSS/携帯版/English]
読み仮名: ふるめたるぱにっく ほうっておけないろーんうるふ / 英語タイトル: Full Metal Panic! Houttsuteokenai Rorn Urufu?
2005/06/24 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by 今だけの気まぐれ 評価履歴[良い:58(67%) 普通:18(21%) 悪い:10(12%)] / プロバイダー: 8903 ホスト:8998 ブラウザー: 4483
今では富士見ファンタジア文庫の3代目の看板と言ってもいいフルメタル・パニック!の短編集第1弾
(ちなみに初代はスレイヤーズ、2代目は魔術使オーフェンと認識しています)
比較的シリアスで生身のドンパチありロボット戦闘ありのB級冒険活劇といった感じの長編とうって変わって、この短編はノリが軽くハイテンションなどたばた学園ミリタリーコメディとなっている
人気作の長編と短編のこういう雰囲気の違いは富士見ファンタジア文庫では珍しくないわけであるが、このフルメタがスレイヤーズ及びオーフェンと大きく異なってるのは時間軸が同じであるということだ
簡単に言うと長編の合間の学園生活=短編なのである
この短編集一巻は月刊ドラゴンマガジンに載った初期の短編から短編第1作「南から来た男」、校内の落書き犯を宗介が追う「愛憎のプロバカンダ」、宗介とかなめの危険な海水浴を描いた「鋼鉄のサマーバケーション」、宗介が彼氏の替え玉としてデートに挑戦する「恋人はスペシャリスト」、写生大会の宗介捕獲作戦「芸術のハンバーガーヒル」、そして完全書下ろしで本編から独立してる番外編「シンデレラ・パニック!」というどれも爆笑必死の短編6作が収録されている
私としてはどの話も好きなのだが、ここはあえて「南から来た男」を推したい
この話は、アニメ第2弾フルメタル・パニック!ふもっふ?でも第1話として放映されたものだが、この話にはフルメタ短編の基本となる要素が既に全て備わっている
宗介がその戦争に染まりきった思考で勘違いし騒動を起こし、それをかなめが過激につっこむ
かなめの隣には彼女の親友恭子がいるし、我らが林水生徒会長「閣下」はその冷静かつ知的でありながらどこかずれた存在感をいかんなく発揮する
やはりこの「南から来た男」からフルメタ短編は読むべきであると思う
これが面白いか面白くないかでこの短編シリーズ全体の評価につながると判断するからである
ライトノベルのノリの軽い漫画チックな世界観と文章が好きな人ならこの本を一読する価値があるのではないだろうか
評価投稿 / 作品DB目次
この作品の全ての書込みを表示する