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冷たい密室と博士たち(小説)


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読み仮名: つめたいみっしつとはかせたち / 英語タイトル: DOCTORS IN ISOLATED ROOM
総合
評価板(投稿)
懇談室日記
2007/09/30
画像/壁紙商品
(本/漫画)
直近発売の本/漫画: 1999/03 ()冷たい密室と博士たち (講談社文庫) \680
本/漫画(2件)
売上/新着
9889
文庫:冷たい密室と博士たち (講談社文庫)

参考:\680
1999/03
()

1.喜多北斗初登場
57249
単行本(ソフトカバー):冷たい密室と博士たち (講談社ノベルス)

参考:\945
1996/07
()

1.喜多北斗初登場
作品紹介(あらすじ)

同僚の喜多助教授の誘いで、N大学工学部の低温度実験室を尋ねた犀川助教授と、西之園萌絵の師弟の前でまたも、不可思議な殺人事件が起こった。衆人環視の実験室の中で、男女2名の院生が死体となって発見されたのだ。完全密室のなかに、殺人者はどうやって侵入し、また、どうやって脱出したのか? しかも、殺された2人も密室の中には入る事ができなかったはずなのに? 研究者たちの純粋論理が導きだした真実は何を意味するのか。

著者:森博嗣
出版社:講談社
発売日:1996/07/05(日本)
画像集サイト
1. http://www.m-net.ne.jp/~h-ochi/Critique/Mori_h/S&m_02.gif
2. http://bookweb.kinokuniya.co.jp/imgdata/4062645602.jpg
最終変更日:2007/01/15 10:14:41 / 最終変更者:SOUTA / 提案者:もろっち (更新履歴)
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2006/11/10 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by カジマさん 評価履歴[良い:569(81%) 普通:76(11%) 悪い:59(8%)] / プロバイダー: 8463 ホスト:8703 ブラウザー: 6213
どっちかというと自分もこの作品はFより好きだったりします。
というのもFの犯人の方は途方もなく一般人の理解を軽く超える人なので
いまいち事件に入り込みずらかったというのがありました。
ですが今回に至ってはオーソドックスなテイストが濃かったので
トリックや犯人の心情などがまだ理解出来るものであったのが
Fよりは好きであったという原因かもしれません。

大学の施設が今回の事件の舞台であり、Fからややスケールダウンした印象がありますが
中盤の萌絵が犯人に密室に閉じ込められた所と終盤の犀川が犯人と対峙する場面など
見せ場はそれなりにあって盛り上げは決して悪くなかったと思います。
ただ今回は登場人物が多すぎたのか、ガイシャと犯人を除けば、新キャラの喜多助教授ぐらいしか事件の当該者としては印象に残りませんでした。しかしその喜多は中々面白い好人物であったので、プラスマイナスゼロといった感じで決してマイナスにはなりませんでしたが。

犯人が殺害に至った動機などはまるで2時間サスペンスのようなものでしたけど
推理小説に異質なものを求めない自分にとってはそれがかえって良評価に繋がりました。
多分Fが好きな方はそこまでこの作品に刺激を覚えることが出来ないと思います。
ただ従来のサスペンスのような展開が好きな人にはオススメ。
それでも森カラーは全くないというわけではないので、肌が合わない人はいるかも。
2006/03/07 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by パズル 評価履歴[良い:5(71%) 普通:1(14%) 悪い:1(14%)] / プロバイダー: 28817 ホスト:28753 ブラウザー: 6342
実は「F」よりも好きだったりして。
まずトリック。「F」の密室トリックは整理してみると無理な感じが際立つ。
そして犯人を導く過程があまり徹底していない。まああの犯人のパターンではどうしても
論理に隙ができてしまいますが。
で、「冷密」。これははっきり言うとインパクトに欠けるが、逆に一番丁寧に書かれている。
トリックは程よい難易度。犯人指摘の論理もなかなか鋭く、初期クイーンの匂いがする。
後々増大する詩的な言葉、哲学的な言葉も少ないので、純粋にパズラーとして楽しむならば
「S&M」なら、之と「幻惑の死と使途」だろう。
2005/08/15 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 猩々紅冠鳥 評価履歴[良い:194(70%) 普通:41(15%) 悪い:42(15%)] / プロバイダー: 17228 ホスト:16945 ブラウザー: 4184
実はこの作品が処女作。S&Mシリーズ第2弾です。

前作「すべてがFになる」を読んだあとではさすがに見劣りしますが、
それでもしっかりと練りこまれたトリックは良作の域。
謎解きもしっかりしていて、まさに理系ミステリーの名に恥じないで機です。
台詞回しや表現は相変らず詩的ですし、言葉の一つ一つに説得力がありますし、
森作品初期の典型的な作品といえるのではないでしょうか。

新キャラクターとして犀川先生の数少ない友人(失礼)である喜多先生が登場しますが、
この方もなかなかに面白い。そしてさすがに犀川先生の友人であるだけあって(またまた失礼)、
ちょっと変わり者で、そして発言がカッコいい。
飄々としていて、それほど頭がいいようには見えない(これも失礼)でも言葉の端々に知性を感じさせる、
その存在は以後のS&Mシリーズをより面白くするスパイスとしてなかなかいい存在です。

Fと比べず、一つの作品としてはなかなか完成度が高い作品だと思います。
2005/01/01 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by もろっち 評価履歴[良い:1368(72%) 普通:246(13%) 悪い:274(15%)] / プロバイダー: 7812 ホスト:7771 ブラウザー: 4184
「すべてがFになる」で感動して森作品を買い始めたが
早くも二作目でトーンダウン・・・ただ理系ミステリーってのも変わっていて良い味は有りました。
なんかタイトルが妙にそそるんですよね、この人の作品って
初作はトリックで、そして二作目からはキャラクターで引っ張るというのは、確かに有効な手法なんでしょうね。
犀川せんせと萌絵嬢のコンビは確かに魅力的です。
[獲得推薦数:1] 2004/12/30 悪い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by SOUTA 評価履歴[良い:143(57%) 普通:47(19%) 悪い:60(24%)] / プロバイダー: 4550 ホスト:4377 ブラウザー: 4184
S&Mシリーズ・第2弾

前作の『すべてがFになる』のインパクトが大きすぎたせいでしょうか、正直肩透かしを食らった気分になりましたね。密室殺人に使われたトリックも確かに凄いですが、『Fになる』の足元にも及びません。ストーリーも淡々と進むだけですし。読みごたえがあったのは、初登場の喜多先生と犀川先生と萌絵の三人の会話くらいかな。ついでに国枝助手の電撃結婚の話題(笑)。
最後に、私が興味深いと思った会話のやり取りを一つ。

国枝「犀川先生なら、どう答えられますか?学生が、これ(数学の公式)は何の役に立つのかと、きいてきたら」
犀川「何故、役に立たなくちゃあいけないのかって、きき返す。だいたい、役に立たないものの方が楽しいじゃないか。音楽だって、芸術だって、何の役にも立たない。最も役に立たないということが、数学が一番人間的で純粋な学問である証拠です。人間だけが役に立たないことを考えられるんですからね・・・・・・」

・・・いや、まさに仰る通り。もし高校生の時にこれを読んでいたら、数学の楽しさに目覚めていたかも知れません。・・・ってさすがにそれはないかな(苦笑)。
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