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| 注意: これは文学版。その他メディアのページ: 漫画:"文学少女"と死にたがりの道化 |
| 文学総合点=平均点x評価数 | 35位/3,067作品中(総合45/偏差値88.75) | 34位<= =>36位 |
| 文学平均点(評価10個以上限) | 46位/231作品中(平均1.96=とても良い/23評価) | 45位<= =>47位 |
| 2006年文学総合点 | 3位/143作品中 | 2位<= =>4位 |
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| 作品紹介(あらすじ)「 どうかあたしの恋を叶えてください ! 」 なぜか文芸部に持ち込まれた依頼。それは、単なる恋文の代筆のはずだったが……。 物語を食べちゃうくらい深く愛している " 文学少女 " 天野遠子と、平穏と平凡を愛する、今はただの男子高校生、井上心葉。 ふたりの前に紡ぎだされたのは、人間の心が分からない、孤独な"お化け"の嘆きと絶望の物語だった…… ! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 著者:野村美月 挿絵:竹岡美穂 出版:エンターブレイン 文庫:ファミ通文庫 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 開始日:2006/04/28(金) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
利用状況
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| 最終変更日:2009/12/22 / 最終変更者:雪霞 / 提案者:afterglow (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2012/03/21 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 墨汁一滴 (表示スキップ) 評価履歴[良い:448(81%) 普通:50(9%) 悪い:56(10%)] / プロバイダ: 21846 ホスト:21761 ブラウザ: 2413(携帯) “この機会にラノベでも挑戦しよう" ふと気を起こして図書館へ行って読んでみたい本を物色、しかし文学作品は小中でピアスもリンドグレーンもランサムもあらかた読破した。どれも一度は読んだものばかり、そんなときに上記の考えが脳裏に浮かび、ラノベコーナーへ。しかしながらタイトルが多い。ラノベてこんなに多かったんだ。頭の中では分かっていたが今更ながらに現物をみて驚かされた。とにかくどれにしようか迷うな。そんな中、手に取ったのが本作品。 読み出して冒頭で驚く、なんとこれは“人間失格"の冒頭の一文ではないか! 心はやる気持ちを押さえながらも一気にブーストがかかり、気がついたらあっという間に読み終えてしまった。率直な感想を言うと面白かった!。ラノベ原作のアニメはよく観ていたけど、やはり原作を読んだほうがより楽しめる。何より最低限の挿し絵と文章で構成されてるため読者自身が情景を浮かべて楽しむ醍醐味がある。本作品も“人間失格"というキーワードから展開される推理小説さながらの次第に謎や全貌を暴いていくところがまさに絶妙なスパイスを効かせており、食欲ならぬ読欲を促進させている。個人的には主人公の過去が少しだけ見えてきたものの完全には明かされぬままだったことに少し物足りなさを感じたがそれを思わせ時点で完全に作り手の勝ちである。特に折り返しから終盤にかけてはこれ以上ないメインディッシュです。フランス料理さながらに油を効かせており、非常に重たいですがすべて読み終えた後には満足感が残るでしょう。 最後、作者である野村美月さんに一言。ごちそうさまでした。最初に読んだのが本作で良かったです。 評価は「最高」=☆☆☆とさせていただきます。 2012/02/14 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by mosukuwa (表示スキップ) 評価履歴[良い:810(57%) 普通:238(17%) 悪い:366(26%)] / プロバイダ: 20089 ホスト:20180 ブラウザ: 7541 【良い点】 ・過去の文学作品が出てくること。こうして本を手に取った人間にわかるはずの、「読書の楽しみ」に共感が沸く作品です。 ・この独特の雰囲気も好き。心葉と遠子のキャラクターも好きだし、挿絵の透き通るような感じも良いですね。 ・伏線も張り巡らされてて、読んでいると引き込まれる。 【悪い点】 ・最初の「死にたがりの道化」の時点では、ストーリーが現実的なので遠子の設定だけ浮いて見えた。 【総合評価】 読んでて面白かったですね。 最近は105円でも見かけるようになったので、続きを買って読んでます。 2011/11/22 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 雛鳥 (表示スキップ) 評価履歴[良い:37(90%) 普通:3(7%) 悪い:1(2%)] / プロバイダ: 31396 ホスト:31568 ブラウザ: 4895 おもしろかったです。特にコノハ?の過去がわかるまでは…。 4冊くらい読んで、おもしろくて一気に全部買いましたが、 5冊くらい積んじゃってます。 シリーズ通して、 とても良い→良い→最高→良い→普通→… って感じだったと思います。 総合的にはとても良い〜良いって感じですが、 この作品だけで評価して「とても良い」で。 2011/07/19 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ミアナ (表示スキップ) 評価履歴[良い:35(78%) 普通:7(16%) 悪い:3(7%)] / プロバイダ: 21054 ホスト:21282 ブラウザ: 5941 【良い点】 とてもシリアスな作品です。 でもそんなに難しくないです。 キャラクターの感情に協調しやすいです。 心情、それぞれの思っていること、つながりなどがとても表現されていると思います。 【悪い点】 少し難しめだから、疲れているときには読めない…… ↑特に悪いことでもない。 【総合評価】 良いと思います。 2011/06/17 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ソンプーGU (表示スキップ) 評価履歴[良い:215(49%) 普通:135(31%) 悪い:92(21%)] / プロバイダ: 22515 ホスト:22633 ブラウザ: 9365 本シリーズは実在の文学小説を毎回主材としながらミステリー要素を含む作品シリーズで、物語は毎回その題材に似通った展開をする。作品の合間や冒頭に登場人物である誰かの心情等が語られるのも本シリーズの特徴の1つであり、それを推測しながら読むことなんかはミステリー好きな方にとっては楽しめる要素の1つかもしれない。シリーズを読み進めるとミステリー以外の要素も結構多く感じられ、そういった意味で結構色々と満足させくれる作品でもある。加えて、読者は主人公の心葉を通し「人間」というものを色濃く感じさせてくれる。 本作は本編第1作目で「恥の多い生涯を送ってきました。」で有名な太宰治の「人間失格」が題材。第1作目ということなので主人公等についても端的に語りたいが、心葉の方は第1作文頭から伏線を張るような設定が幾つか見られシリーズ進行と共にそれが徐々に解き明かされていき、彼自身も人として成長する様な感じとなっている。 で、部長でもある遠子の方と言えば・・先輩らしいところもままあるが心葉の「物語を食べる妖怪」はある意味的を得ていると思う(笑 2人のうち心葉には当初から暗いイメージ(自ら「仮面を被っている」と断言してる文章なんかが特に)が付きまとってはいるが破天荒な遠子と居るときは彼の素顔が多少なりと垣間見えることを考えると2人の組み合わせは結構考えられてるものだと考えても良いし、そこは評価して然るべきと思う。 本作もそんな遠子の突飛な行動に心葉が振りまわされる事から物語が始まることになるが、ページ数が大きくなるにつれラブレターの代筆相手である片岡愁二という人物が存在しないことや他の事情も徐々に明るみになっていくことになる。そして「S」という人物についての挿入された文章が何度か記されるに及んで読者は様々な推測をする事になると思う。これ以上はネタバレになるので述べませんが、最終的には遠子と心葉でもっての事態収拾、そしてその時の心葉の過去についての告白が次回作以降に期待を持たせる出来になっているものと採れる。 本作は偶然性やちょっとありそうにない設定をどう評価するかによって全体的な評価に影響があると思いますが、読後に顧みれば話は暗いですが整合性はありますし軽文学ということで考えれば充分練られた作品かと思います。さらに本作を読むことによって題材以外にも作中で登場する小説群に興味を持った方がいれば、それだけでも本作は充分評価されるべきものだし、悪い作品と言うことは中々出来ないと私は考えます。 2011/03/30 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 13代目石川五右衛門 (表示スキップ) 評価履歴[良い:28(67%) 普通:0(0%) 悪い:14(33%)] / プロバイダ: 7322 ホスト:7023 ブラウザ: 9207 最初に謝っておきます。ゴメンなさい。この評価を見て見てみましたが合いませんでした。皆さん好評価の中一人不評の評価ですが、世の中人の考えは十人十色だと思ってください。 【良い点】 登場人物。本を食べるとか新鮮なキャラですね。w 【悪い点】 太宰治の人間失格を取り入れた事。 コレがあったから私の評価が低い理由だと思います。 人間否定・・・などなど暗い言葉、悲観思想が入っていて受け付けなかったです。 嫌だ嫌だなど・・・の言葉 【総合評価】 私は楽しめなかったので、ここで読むのを打ち切りにさせてもらいます。 ただ他の人はみんな面白いと言っているので、私以外の人は面白いと感じると思います。 2010/05/15 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by まっく (表示スキップ) 評価履歴[良い:106(74%) 普通:12(8%) 悪い:25(17%)] / プロバイダ: 32071 ホスト:31864 ブラウザ: 7184 最初は家族の薦めで、暇つぶしにと軽い気持ちで読み出したのだが、いまや家族以上にすっかり はまってしまったシリーズの第1作だ。 ストーリーは主人公・心葉が所属する文芸部にラブレター代筆の依頼が届き、ヒロインの遠子先輩 が主人公にラブレターの代筆を押し付けると云ったほのぼのゆるゆるな展開から始まるのだが、ラ ブレターの宛先の相手がいないことが分かってから、ハードなミステリー的展開となり、ページを めくる手が止まらなくなった。 ストーリーは、太宰治の「人間失格」を見立てに、登場人物の過去や心の闇を徐々に明らかにしつ つ、まさかと思うようなどんでん返しをはさみ、読んでいて胃が痛くなりそうな破滅的な結末へと 疾走する。 しかし、クライマックスの遠子のぶっ飛んだ「文学少女」的説得から話はストーリーは光を取り戻 し、ほのぼのとした日常に帰ってくる終わり方はとても爽快だ。 これだけ読み応えのある本は久しぶりだった。この作品で私は「ラノベあなどるなかれ」の意識を しっかり植え付けられてしまった。 評価は<とても良い>で。 若い方はもちろん多くの方に読んでいただきたい。 2009/12/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 蜜華 (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(67%) 普通:0(0%) 悪い:1(33%)] / プロバイダ: 39626 ホスト:39609 ブラウザ: 6211 人物の感情表現に共感がもてたり、 人間失格の世界観を見事に取り入れたり 読んでいてとても楽しかったです! 途中でどんどん暗くなっていきますが 最後は後味良く終わるところがいいと思いました。 イラストも爽やかで大好きです! 2009/12/11 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by Zefer (表示スキップ) 評価履歴[良い:45(69%) 普通:9(14%) 悪い:11(17%)] / プロバイダ: 4294 ホスト:4242 ブラウザ: 8451 友人に勧められて読んでみた作品。 正直最初は乗り気じゃなかった。 まぁつきあいも大切だし読んどくか、くらいの気持ちで。 しかしまぁ読了してみれば、 随所に太字で散りばめられた伏線や話の鍵となる部分を探したり、 自然と2度読みしていました。 面白かったのが有名文学作品を題材に扱っていたところ。 活字本はそれほど読まないので多いのか少ないのか分かりませんが、 自分がこういう作品にあったのは初めてでした。 読み終わった後何処となく切なくなったのもまた良かったです。 2009/12/01 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 水乃遼 (表示スキップ) 評価履歴[良い:7(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 9599 ホスト:9663 ブラウザ: 9242 文学少女シリーズは、キャラクターなどを見ていくと ほんわかしたノリの作品かな?と冒頭で思わせるんですが しかし、中盤・後半は主人公の心の葛藤や 事件のシリアスな展開に引き込まれてしまう というよりは、文学少女の世界に引き込まれてしまいます 自分はページをめくる指が止まらなくなりました。 また、文学少女の文学が紹介する書物の数々も 一見の価値が十分あるので読んでほしいです 何度も読み返したくなる作品なので 評価は最高です 2009/05/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by people (表示スキップ) 評価履歴[良い:56(69%) 普通:18(22%) 悪い:7(9%)] / プロバイダ: 8917 ホスト:9143 ブラウザ: 7401 文学少女シリーズの1冊目 【良い点】 読み応えのある文章 クライマックスへと進む時の疾走感 【総合評価】 人間の奥深くに眠っているものを大胆に描いたとでもいえるような作品である。 竹田さんの性格は、やり過ぎていると思う場面も多々あるが、 そこはfictionと割り切ってこの作品の別の部分を堪能してもらいたい。 2009/03/18 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ケシゴム (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 28502 ホスト:28350 ブラウザ: 6520 【良い点】 初めはのほほんとした学園ものだと思っていましたが、話が進むにつれこの作品の題材、「人間失格」が鍵となり謎が解けていくミステリーものに様変わりして意表を突かれ、面白かったです。 後半は心臓バクバクで読んでいました。 2009/03/03 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by なおおき (表示スキップ) 評価履歴[良い:1235(63%) 普通:381(19%) 悪い:338(17%)] / プロバイダ: 9631 ホスト:9504 ブラウザ: 8455 ヒロインが、紙食べるのにはビックリしました。あと独特な雰囲気は好きですね。 2008/12/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ハガレン最高 (表示スキップ) 評価履歴[良い:17(77%) 普通:0(0%) 悪い:5(23%)] / プロバイダ: 16342 ホスト:16335 ブラウザ: 7395 この作品は僕のつたない文章力ではうまく表現できませんが・・・。 太宰治の『人間失格』をモチーフにミステリアス・シリアスな話が展開されています。 にもかかわらず一度読んだらとまらない魅力があります。 遠子先輩のうんちくはよかった。っていうか作者すごいです。 僕はあんまりわからなかったけど・・・(汗) 第3の手記の展開には度肝を抜かれました。 怖い表現がされてあるページがあります。斬新だった。 遠子先輩の説得はすごかったです。 主人公の過去は遠子先輩知っていそうな気がします。 ・・・ちなみに僕は死にたがりではない"道化"です。 ・・・ホメロスって盲目だったんだ。知らなかった。 2008/12/08 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ラプラシアン (表示スキップ) 評価履歴[良い:10(77%) 普通:3(23%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 506 ホスト:324 ブラウザ: 9131 これは分類としてはどうなんでしょう?ミステリーに分類されるんでしょうか? 私はお話にではなくキャラの言動に言葉では説明できない怖さを感じました。 竹田さんはもちろんですが、心葉と親しいはずの遠子先輩ですら何を考えてるのか分からなくてそれの相乗効果でお話もどう転ぶか全く読めず、最後までハラハラしながら楽しめました。 でも、結局遠子先輩は何者なんでしょう? 物語を文字通り食べるくらい愛している文学少女らしいですけど、その正体はいったい? この巻では結局それが明かされなかったので、次以降の巻にその辺の謎の答えを期待したいです。 [推薦数:1] 2008/10/25 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by sola (表示スキップ) 評価履歴[良い:24(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 28202 ホスト:28338 ブラウザ: 8090 "死にたがりの道化"・・・なるほど。確かに。 序盤はライトノベルらしく、ドタバタ学園コメディ的展開の陽気な感じで話は進んでいくのですが、それでもどこか暗い雰囲気が漂っていて・・・常に天気はくもり、みたいな感じでしょうか。それと、所々に手記が挿入されていて、後に起こる展開の"不安"を植えつけられました。 そして、今までの伏線からラスト。意外とあっさりかと思ったんですが、そうではなかった。自分は残りのページ数と、晴れかけた展開に騙されました。徐々に雲行きがあやしくなり、雷雨のような急展開。そして、タイトルの意味を思い知らされました。 作品については、登場人物それぞれがいい味をだしてますし、文学少女は名ばかりではなく、文学の知識が披露されているのにも好感を持ちました。また、主人公である心葉の過去を絡めながらもそれについては明言しない巧みな表現も上手いと思いました。カバーイラストも不思議で神秘的な、惹きつけられる魅力があります。 自分はあまりミステリー的なものは読まないんですが、これはとても楽しめました。 一作目が非常に良かったので、次巻以降も読んでみようと思います。主人公の過去や登場した人物にもまだまだなにかありそうですしね。 久しぶりに話を味わった良い作品でした。 "死にたがりの道化"・・・なるほど。確かに。 2008/09/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ナツメ (表示スキップ) 評価履歴[良い:71(83%) 普通:7(8%) 悪い:8(9%)] / プロバイダ: 24938 ホスト:24751 ブラウザ: 4317 この本を目にしたとき、表紙のきれいなイラストにほれ込んでしまいました。 そうして購入したわけなのですが、少しイメージしていたのとちがいました。 ですが、十分に楽しむことができました。面白かったです。 一言でいうならば「優しいストーリー」ですが ミステリーのようでそうじゃなくて、もしかしたらファンタジーで、それでも学園もので・・・といった感じです。 私を楽しませてくれた大事な作品のひとつです。 1度でも読むことをオススメします。 2008/06/16 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by あまるがむ (表示スキップ) 評価履歴[良い:3(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 20313 ホスト:20046 ブラウザ: 9880 新鮮で明快な面白さがあった気がする。シリアスな話だけどかわいらしいキャラクターが多くて感動できたし、ラストシーンは夢中になって読んだ。 2008/06/15 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by カンチ (表示スキップ) 評価履歴[良い:70(74%) 普通:10(11%) 悪い:14(15%)] / プロバイダ: 3571 ホスト:3334 ブラウザ: 6342 有無を言わせぬ斬新さがあった、と思う。作者の感性が生かされているとでも言えばいいのか。「本を食べる"妖怪"」と表現される天野遠子という先輩に振り回される少年、井上心葉を中心に学校で起こる事件を描いている作品で、なんというか、女性作家らしい話で、表紙に似合わず重苦しく暗いストーリー。 全体を太宰治の「人間失格」を彷彿とするように構成されているという非常に斬新な手法を取っている。作者が心から太宰を敬服していることが本編から読み取れて、読んだことのある自分は多少なりとも共感を抱いた。ときおり挿入される太字も謎というよいスパイスを加えてくれている。 良い意味でも悪い意味でも登場キャラクターそれぞれ全員が重い過去を背負っているのが面白い。主人公心葉はときおり発作のようにして過去の事件に苦しまされているというのも、昨今のライトノベルではあまり見なかった事象。というよりは、どちらかというと少女漫画に近いように思える。 第一巻ということで、恐らく続きを書くことを前提に出版されているのだろう。大して主人公にもヒロインにも関係のない箇所で事件が始まり、収束している。この巻に関しては、どうにも煮え切らない結末なような気がしてならない。しかしこの後こそが本編とでも言うべきであって、私はこの続編すべてを読んで、なかなか良かったなと思った。 [推薦数:2] 2008/05/29 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 金龍 (表示スキップ) 評価履歴[良い:100(71%) 普通:1(1%) 悪い:39(28%)] / プロバイダ: 27492 ホスト:27804 ブラウザ: 7395 文学少女が少なくなった昨今。タイトルのような可憐な少女に惹かれながら、 本作を購入してみたら、どうやら彼女は妖怪だったらしい。それが本当なのか、 本人の勝手な妄想なのかは判断がつかないが、本を食べて「あまぁい」「から〜い」 なんていう人間は見たことがないので、自分にとっては彼女は妖怪だと勝手に思い込んでいる。 「人間失格」の作者は太宰治。日本の文学界でその名前を知らない人間はまずいないだろう。 その「人間失格」の冒頭にある「恥の多い生涯をおくってきました」という文章が本作の冒頭にも記載されている。 ただ、主人公は太宰治のようなタイプの人間ではまるでなく、"たまたま"小説を書いたら新人賞をとってしまい、 "たまたま"ペンネームが女の子のようだったから、美少女作家という肩書きを背負わされてしまった少年である。 彼が一人の偽りの文学少女だとすると天野遠子は本物の文学少女ということになるんだろう。 物語は学園ミステリー調。学園といえば、ミステリー。ミステリーといえば学園。 そして部員の少ない奇妙な部活。ここまで来たら、面白い事件を期待するしかない。 そんな風に期待していたら、本作は見事に面白い事件を披露してくれた。 "文学少女"というタイトルは伊達じゃない。遠子先輩の推理から、いかに文学の匂いが 漂ってくるかは既読の人間なら感じることができたと思う。今までにライトノベルで ここまで文学を意識した作品はないと断言しても良い。文学はお堅いというイメージ ばかり先行しているが、遠子先輩の魔力にかかれば、とにかく文学が「読みたくなる」のである。 今まで内容の本筋に触れていなかったのは、ミステリーのレビューで 種明かしをしてしまったら、いささか野暮かと感じたためだが、少しだけ触れてみることにする。 まず、本作の大きなテーマの一つは題名にある通り「死にたがりの道化」である。 道化はよくモチーフにされることが多いキャラクターだが、どこかネガティブなイメージがつきまとう。 それは本来、笑わせる立場の人間は自分の感情とは裏腹に、常に笑い、常におどけた動作をし、常に "道化"という役回りを演じ続けなければならないからだ。一種の拘束性。 本当の自分を偽って過ごすキャラクターに対して裏を勘繰るのは人間の性なのかもしれない。 「疑心暗鬼」なんてよく言ったものだ。本作でも一人の道化が登場する。 主人公の彼もゴーストライターを演じていた点である意味、道化と呼べるかもしれないが、 それは置いておく。そんな主人公よりも本作の道化の苦悩は深い。 人間誰しも、人によって違う立場の自分を演じているはずである。その方が円滑に物事が進むし、 他人に合わせて自分も変えていけなければ、社会に溶け込むことは大変だろう。 しかし、そこで起こるのは"演じている自分"と"一人になった時の自分"の不一致。 それは避けようのないことではあるのだが、場合によっては本作のような事件に発展してしまうことがある。 引き金となった「人間失格」に会わなければ、悩まなくてもすんだものを。そういう意味で、 本作は非常に寓話めいたところがある。ライトノベルに…?侮ることなかれ、売れるには 薄い内容だけじゃ無理だ。時としてちょっと哲学めいた内容や不条理に目を向けた 独特の作品もあることを忘れないで欲しい。 総合評価「とても良い」 一冊の文学作品から、ここまでの作品を作り上げてしまう作者には畏敬の念すら覚える。 作者独自の文学の解釈が色濃く表れた中で、ライトノベルらしい軽いテンポが遠子先輩 の周りで流れている。心葉君の活躍には後に期待したいところだが、本作でも 「僕は二年前まで女の子で…」といったセリフには恐れ入った。面白い。彼は成長するぞ。 とにかく、ななせにはファンがつくのではないかという微かな期待と共に本作を読み終えた。 もっと読む「野村美月さんの作品を読むのはこれが初めてなので他の作品と比べることはできませんが・・・とても良い作品...」 by osrh 次のページを読む この評価板に投稿する |
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