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青の騎士 ベルゼルガ物語(小説)


評価: 好評評価限定(日付順) [他形式: RSS/携帯版/English]
読み仮名: あおのきしべるぜるがものがたり / 英語タイトル: Blue Knight: Berserga Story
注意: これは小説版。その他メディアのページ
ゲーム:装甲騎兵ボトムズ外伝 青の騎士ベルゼルガ物語
総合
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無題懇談室日記
2008/07/10
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(本/漫画)
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2006/08/06 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ゴット 評価履歴[良い:101(72%) 普通:17(12%) 悪い:23(16%)] / プロバイダー: 34237 ホスト:34144 ブラウザー: 4184
「装甲騎兵ボトムズ」の外伝的な小説で1,2巻の黒い炎編まではまだボトムズ本編とのつながりがあるのでともかく
3,4巻のメルキア騎士団編からは完全なパラレルワールドと化しています。
その辺で賛否分かれていますが、この小説の大きな魅力は
あれほど悲惨で絶望的な目に会い続け凄惨に痛めつけられ続けても全く闘争心を失わず前へ歩み続ける主人公ケインの
不屈の闘志とキャラクター性でありケインの存在はボトムズ本編の主人公キリコにも引けを取らない程の魅力を放っています。
後半に進むにつれて登場人物達が次々殺されていき、
特にケインと次第に心を通わせていったヒロインのロニーまであれほどあっけなく
殺されたのは残念でした。

ストーリーはAT同士の賭け試合であるバトリングの選手のケインが親友の仇敵を追ってバトリング会場を渡り歩くという感じで
序盤の内はバトリングが大きなウェイトを占めていてこの辺まではともかく、
段々宇宙規模の大戦と化していき話のスケールがボトムズ本編から大きくはみ出してしまったので
この辺がやはり非常に賛否両論が大きいみたいです。

この作品で登場するATは中世の騎士の甲冑を思わせるATの中でもやや異色のデザインから人気だったベルゼルガタイプの主役機を始め。
いずれも本編のATにも引けを取らない格好良さと魅力を持っています。
だが最終巻に登場するケイン最後の搭乗機である最強のAT・ベルゼルガSSS-X「テスタロッサ」とラスボス機である
原初にして究極のAT・レグジオネータの他のATとは余りにも格の違いすぎる性能と破壊力はボトムズ世界のパワーバランスを
完全に破壊していてかなりやりすぎな感もしますが。
ATのデザイン的には個人的に言うとシャドウフレアとテスタロッサが好きでした。

最高に近いとても良いにします。
2006/07/30 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by MOTOKI 評価履歴[良い:20(83%) 普通:1(4%) 悪い:3(12%)] / プロバイダー: 50425 ホスト:50421 ブラウザー: 5407
百年戦争終結後の惑星メルキアにてバトリング選手である元ATパイロットの主人公ケイン・マクドガルが命の恩人でもある親友のクエント人傭兵シャ・バックの仇「黒き炎(シャドウ・フレア)」を探して街から街を渡り歩いていく中で大きな陰謀に巻き込まれてこれと戦う事になるというストーリー展開には、本家「ボトムズ」におけるキリコの自分探しの物語とは異なる魅力がありました。特に「黒き炎」編はケインの一人称で展開されるストーリーだけに、ケインの感情描写がストレートに伝わってくるように感じられました。強敵であるシャドウ・フレアに打ち負かされても立ち上がろうとするケインの姿やヒロインのロニーと心を通い合わせていく所なども印象深かったです。しかしケインの年齢設定は20歳という事ですが、26,7歳といっても違和感無かったと思っています。やはりボトムズ関連作品の登場人物は設定年齢よりも年が上のように感じられます。

この作品の魅力としてもう一つ挙げるとすれば、主人公ケインの愛機であるベルゼルガがいわばパートナーみたいな存在であるという点です。本家「ボトムズ」においてはATが必要に応じては取り替えたりする事の出来る小道具的な存在だったものが主人公の相棒ともいえるようなポジションとなっているだけに、読んでいる方としてもこのベルゼルガというATに対して愛着を感じる事もありました。

他にも次期主力ATとして登場したFXシリーズや、オクトバといった本家ボトムズには登場しないATがAT紹介のページを含めて登場していたという所には興味を持ちました。特にFXシリーズはデザイン的に見てもスコープドック等おなじみのATとは異なりシャープな外見からもなかなか格好良かったと思っています(これは「ボトムズ・アーカイヴ」に掲載されているATも含めて)。

宿敵シャドウ・フレアを倒した後に起きたギルガメス・バララント間の抗争が第4次銀河大戦として再開されるという形で一旦幕を閉じた1,2巻の「黒き炎」編の続編として始まった『K`』、「絶叫の騎士」の「メルキア騎士団計画」編には本家ボトムズに対する思い入れの強さもあって白ける所がありました。単純にSF小説作品と割り切れば楽しめたかもしれませんが、アストラギウス銀河の成り立ちを含め設定面で本家ボトムズから大きく逸脱して「はままさのり氏の世界」と化してしまっているだけに下の方も述べているようにパラレルワールドとしか言いようがありませんでした(「赫奕たる異端」が出る前である事を差し引いても)。アストラギウスの文明や歴史に大きな影響を与えたレグジオネータというスーパーウエポンの存在(本作にも登場した神「ワイズマン」の存在はどうなるんだと突っ込まざるを得ませんでした)は勿論、そのレグジオネータに対抗するためにケインのメカもスーパー化していったり、新人類誕生のためにアストラギウス銀河の全人類を滅ぼしてしまうという超展開やらケインがこれでもかというくらいに酷く痛めつけたり、ロニーを含め多くの登場人物が易々と殺されていく内容には大きく退いてしまいました。本当に「黒き炎」編と「メルキア騎士団計画」編では別作品のように感じられてなりません。

しかしながら「メルキア騎士団計画」編の逸脱振りを差し引いてもボトムズの外伝的な作品としてはよく出来ており、結構楽しめるものであると思います。1,2巻の展開をとってみてもボトムズ世界の奥の深さというものを体現している作品であると感じられました。個人的には本作のムックも読んでみたいところなのですが、如何せん入手困難でたとえあったとしても結構なプレミアが付いている事もあってなかなか見る事が出来ません。資料的な価値の高くオリジナル傾向もある書籍という事を聞いているだけに、この目で見てみたいと思う事もあります。ボトムズ関連の書籍は入手困難になっているものも多いだけに、復刻版という形ででも世に出る事を期待しています。
2006/07/30 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 下田の里 評価履歴[良い:234(76%) 普通:26(8%) 悪い:49(16%)] / プロバイダー: 28348 ホスト:28183 ブラウザー: 4184
ケインが友人(クエント人)の仇シャドウ・フレアを求めて戦う話で、「キリコのいないボトムズは、ク○ープの無いコーヒーのようなもの」と言われかねない「ボトムズ」世界において、キリコ抜きの「ボトムズ」世界を体現した傑作。

正統派の復讐劇に「融機人」ネタなどを盛り込む2巻までの出来は「最高!」を付けても良いほどの出来だが、3巻以降の作風の変化(ケインが脇に追いやられる、クローンネタ、ロニーの死等)は不満も多いので「とても良い」に止める。
併しながらラスト近くのケインがボロボロになっても尚立ち向かう様→最後に平穏な生活を手に入れる展開は、「ボトムズ」世界の中では一番(キリコやメロウのラスト以上に)気に入ってます。
2005/09/15 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 634 評価履歴[良い:1426(50%) 普通:558(20%) 悪い:871(31%)] / プロバイダー: 13637 ホスト:13539 ブラウザー: 5234
「装甲騎兵ボトムズ」のテレビシリーズ終了後、廃刊となったタカラの模型雑誌「デュアルマガジン」に連載されていたものを、ソノラマ流にアレンジしたものです。

テレビ版の主人公キリコ・キュービーと違い、本作の主人公ケイン・マクドガルは友の仇を追い求めて旅をしますが、その先には様々な出来事が待ち受けていました。いろいろな敵と戦いつつも、コバーンやロニーのような協力者を得たり、友の仇討ちが実は・・・という具合で二重三重のどんでん返し的なものがありました。

デュアルマガジン版に「1」と「2」はケイン視点ですが、「K'」や「絶叫の騎士」では第三者的に書いているのも特徴です。どの作品もATと、それに乗って戦う人々の緊張感が漂っています。元々地味で玄人向けのアニメであるボトムズを、より身近に描いている感じがします。

「K'」と「絶叫の騎士」ではアストラギウス銀河の人類が殆ど殺されてしまうというストーリーになっていますが、これはある意味、パラレルワールドとして観た方が良いと思います。キリコとフィアナがコールドカプセルに入った後には「赫奕たる異端」が始まっていますが、「装甲騎兵ボトムズTRPG」では本作のATがデュアルマガジン版に準じていたので、デュアルマガジン版がテレビシリーズとリンクを持ち、ソノラマ版がパラレルワールド的に展開されたと解釈すべきだと思います。

正伝ボトムズはおろか、「機甲猟兵メロウリンク」と比べても異端視される作品なのは否めませんが、テレビシリーズでは描かれなかった戦いの暗部と、傷つきながらも戦いを止める事は出来ない。最後の一線を守る為に人は戦うのだという点が描かれ、骨太の男のドラマになっています。
テレビでは簡単に回復してしまうキリコや、八百長試合と評されても仕方がない感じがするメロウよりもケインは生々しく描かれ、最終巻では体のあちこちを失ってしまいます。しかし、その常人ならとっくに絶望してしまう時でも尚も戦おうとする所は、ケインがケインである為にと思えます。これはキリコやメロウに負けないケインのキャラクター性が出ていて良いのです。

最後にPSゲームで出た時には、ボトムズファンの心を充分に掴んでくれた内容だったと思います。
評価投稿 / 作品DB目次
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ゲーム:装甲騎兵ボトムズ外伝 青の騎士ベルゼルガ物語

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