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評価分布

[文学]暗黒童話


あんこくどうわ / Ankoku Douwa
文学総合点=平均点x評価数334位/3,067作品中(総合9/偏差値54.71) 333位<= =>335位
文学平均点(評価10個以上限)167位/231作品中(平均0.82=良い/11評価) 166位<= =>168位
2001年文学総合点17位/94作品中 16位<= =>18位

直近発売の本/漫画 2004/05/20 ():暗黒童話 (集英社文庫) 620
本/漫画(2)
売上/新着
127730
文庫:暗黒童話 (集英社文庫)

620
2004/05/20
()
363197
単行本:暗黒童話

950
2001/09/26
()
        
評価統計
評価平均良い(0.82 pnt)
評価総合点9.02
文学順位(平均点)167位(231作品中)
文学順位(総合点)334位(3,067作品中)
偏差値(総合点)54.71

人数1332110
割合9.1%27.3%27.3%18.2%9.1%9.1%0.0%
加算分布9.1%36.4%63.7%81.9%91%100%100%
分布要約63.7%18.2%18.2%
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出版社: 集英社
著者: 乙一
日本 開始日:2001/09
利用状況
日本5,2191111
海外89300
最近の閲覧数
1301212313
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最終変更日:2008/08/15 / 最終変更者:雪霞 / 提案者:souta (更新履歴)
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2008/08/15 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:76(66%) 普通:12(10%) 悪い:28(24%)] / プロバイダ: 13991 ホスト:14008 ブラウザ: 3020(携帯)
黒乙一が詰まった作品。長編なので、すこしグダグダ感は感じざるをえないが、それでも流石は乙一。読んでて先が気になる話だった。ラストも非常に秀逸。ナルホドなぁと思えた。

2008/04/28 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:100(71%) 普通:1(1%) 悪い:39(28%)] / プロバイダ: 27376 ホスト:27585 ブラウザ: 7395
乙一氏の小説を読むのは本作で二度目。相変わらずホラーむき出しのグロい描写をしてくれる。
まず、本作を評価する前に言っておきたいことは、グロい話や残酷な描写に生理的に嫌悪感を持たれる方は、
読むのをおススメしない。「眼球を抉り出す」「内臓を取り出す」等の表現で背筋に寒気が走ってしまう読者
にとっては読むのは苦痛でしかないし、耐えたからといって感動的なラストが待っているわけではない。
本作に散りばめられている良さも嫌悪感で打ち消されてしまうに違いない。

さて、ミステリーっぽく物語が展開していく本作。果たして、ミステリーだったのかと聞かれて、
「はい、そうです」と自信を持って答えられるような構成をしていたのだろうか。
ミステリーとは限りなく現実に近い状況を作り出しながら、「殺人」という非現実なものを読者が
ゆったりと味わうものだと思っている。古びた山荘、無人島、大金持ちの住む屋敷。舞台なんてどこでもいい。
現実じゃありえないような大掛かりなトリック。別にそれも面白い。
ただ、そんなミステリーにある、一つの縛りの中に「あくまで現実で起こりえることを描く」というものがあるはずだ。
例えば「犯人は壁をすり抜けられました。だから密室殺人が可能でした」というオチの作品があったとしたら
間違いなく読者の反感を買うだろう。ここで本作に目を向けてみると、もはやなんでもありの世界に唖然とする。
「胴体しかなくて生きている」「同じ体を共有する男女」など、これは一体何世紀の医学レベルなんだろうと
疑問を抱いてしまう。それについて、ミステリー好きな人たちにとっては、あまり好感を抱かないだろう。
さらに三木の正体に意外性があまり無く、読者を裏切ることはできないかもしれない。

では、この作品を読んで、つまらなかったかと言うと全くそうではない。むしろ、非常に楽しめた。
それは自分がミステリーとしてこの作品をとらえていなかったことが要因だと思う。
この作品の主人公は記憶を無くした少女だが、彼女の成長物語として本作をとらえてみてはどうだろうか。
彼女は記憶を無くすまでは天才的に全てを完璧にこなす優等生だった。
それが事故の後は一変する。何から何まで過去の自分と比較される毎日。
そんな彼女の劣等感の描き方は非常に細やかでかつ大胆。
さらに、記憶が戻った時点で今の自分はどうなってしまうのかという不安も抱えている。
記憶が無くなるお話は掃いて捨てるほどあるが、記憶と人格の関係をここまで
ストーリーに組み込んだ人物は乙一氏だけではないだろうか。
そして彼女は他人の目を介して、その目の持ち主と友達になり、その持ち主の関係者との友好関係を築くことができた。
終幕は人格が戻った彼女の一人語りで終わる。過去の自分がもう消えてしまったという
ことを示す物悲しいラストだが、その一人語りの内容からも分かる通り、
記憶を無くした彼女の行動は無駄ではなかったということが感じられる。

本作の魅力は上っ面のミステリーだけではなく、主人公そのものだと
言ってしまっても良いと考えている。

2006/12/23 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:80(68%) 普通:18(15%) 悪い:20(17%)] / プロバイダ: 48665 ホスト:48670 ブラウザ: 6287
かなりグロかった作品。痛々しい目にあってる本人達に自覚がないってところが
なんともいえない感じにさせてくれた。犯人については「そうなんだ」って感じで
別に何も印象に残りませんでした。犯人を分からなくするためにいろいろ工夫はされてたが、
それが逆に読みづらくさせてたのは残念。
前半からあれだけグロくてラストが感動系の締めってのがどうもしっくりこないなと
思う反面、きれいなラストに感動してる自分がいました。
主人公の成長はうまく書かれてたんで評価は良い。

2006/11/03 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:35(62%) 普通:9(16%) 悪い:12(21%)] / プロバイダ: 32756 ホスト:32765 ブラウザ: 2767(携帯)
かなりグロい事描いてるはずなのですが、乙一の作品は何となくそれを感じさせないところがある。乙一らしい切なさも含まれている。ただやっぱりこの人は短編作家だと思う。
文庫本を読んだのですが、本編よりあとがきが面白かったと言ったら怒られますかね?

2006/08/21 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:32(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 20030 ホスト:19840 ブラウザ: 4184
少しエグイところのあるお話です。眼球をくわえて空を飛ぶ鴉や、内臓むきだしで生きている人間や手足のない少女などが出てくるので、そういうものに弱い方にはお薦めできません。
ただ、それだけエグイ要素が含まれているのに単なるホラー・ミステリで終わっていないので、その辺をクリアできればそこそこ楽しめるのではないでしょうか。
記憶をなくして周囲からは否定され菜深が、左目が見せる映像とその元の主である少年の人生に没頭していく様子や、記憶が戻って今の“自分"が消えてしまうことの恐れ、結末での菜深の独白。そんなものが切ない。
乙一さんの作品はまだ2作しか読んでいませんが、恐ろしい空気と切なさが奇妙に同居している作品を書く方だなぁと思いました。

2006/01/01 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1670(50%) 普通:656(20%) 悪い:1009(30%)] / プロバイダ: 13217 ホスト:13028 ブラウザ: 5234
ファンタジーホラーとしては良い点を行っているようでも、肝心の中身は・・・・・・というとあまり面白い感じはしないし、ホラー小説自体が好きではないという部分もあるのだけど、前半部分の描写に比べ、後半部分も白け感と、どん詰まり感はイマイチ感心出来る内容ではありませんでした。

若手作家だし、いろいろと不具合な部分があるのでしょうが、「いろいろ書いておいてこのオチはないだろう!」と文句を言われても仕方がないレベルだし、本作がさして自分の空気に逢わなかった作品なのは事実でした。

最近はこの手の小説が多く出て、そして映画化される傾向がとても強いのですが、その多くは悪い形で終わっているので、本作もその道を歩んでしまう可能性があると思うのは考え過ぎでしょうか。

2006/01/01 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:62(48%) 普通:2(2%) 悪い:66(51%)] / プロバイダ: 205 ホスト:364 ブラウザ: 5444
・・・あらすじは面白そうだったんですが、読了後の感想は微妙・・・。乙一氏のミステリーは正直個人的には趣向に合いませぬ・・・。肩すかしを喰らった感じですねー。
つーか、乙一氏のミステリーは妙に意外性を狙いすぎて的外してるという感じがするんですね、オレは。
というわけで、自分は面白味を感じませんでしたので評価は「悪い」でいきたいかと存じます。

2005/12/08 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:255(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 32756 ホスト:32742 ブラウザ: 2771(携帯)
これはタイトルの通り黒い乙一小説ですね。白のほうも入ってますけどホラー的な場面が多く見られます。
移植された眼球の記憶が蘇るという設定は面白かったです。乙一先生は短編だけじゃないですね。

2005/08/18 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:380(98%) 普通:7(2%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 854 ホスト:893 ブラウザ: 3693
最近オツイチの小説ばかり読んでまするー。

この前に、「帝天妖狐」も読んだのだけど、「暗黒童話」はそれよりも
個人的には好みー。最初から十分気持ち悪いし、スピード感もあるし、
げろげろでよかたー。ぷち京極夏彦顕在って感じー。

若いって意味では、読んでいると、いろんなエッセンスは感じるかなー。
ブラックジャックとか、諸星大二郎とか、羊たちの沈黙とかー。帝天妖狐
もそうだったけど、まあ、一度有りネタを自分なりに消化しておく時期
なのかなー。でも、なかなかスリリングで構成的にもよくできてると思ふー。

そして、気持ち悪いシーンは格別ー。もうやめてーと思いながらも、
陶酔感はどんなもんだろーとか考えたりして、超ヤバい。人体料理の腕
ならハンニバルにもまけてないかもー。超きもーい。

最後に助言をひとこと。あの後書きはいけません。ホラー作家ならば、
もっと謎に満ちた作家像を作りあげて、どうどうと自己演出をしな
ければー。オツイチくん照れちゃダメだってば! 京極夏彦の黒手袋に
対抗して、キミは眼帯をトレードマークにせよ。

平面いぬ。なかなか売ってない^^;

[推薦数:1] 2005/02/28 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:143(57%) 普通:47(19%) 悪い:60(24%)] / プロバイダ: 6144 ホスト:6203 ブラウザ: 4184
乙一氏初の長編小説。
やはり乙一氏は、非現実な設定や世界観に読者を引き込むのが上手いな〜と思わず感心。眼球移植然り、記憶のフラッシュバック然り。
記憶を失った菜深の疎外感や劣等感、そして砂織たちの温かさへの依存心(甘えとも取れるか)などの心理描写は丁寧に描かれていたと思います。
しかし、ミステリーとしては若干お粗末。犯人像があからさま過ぎる者、微妙に怪しさを出すことでミスリードさせるような者がいましたが、結局犯人自体に何の意外性もありませんでした。『アイのメモリー』に何らかの必然性があるのかと思わせる作者の意図や、一人称が「私」の場合と「三木」の場合の時間軸等の叙述トリックもありますが、どうも物足りません。実際、菜深が楓町に行った辺りから、何か騙されてるな〜という違和感を感じさせてくれたことは評価したいですが、やはりオチが弱かった気がします。デビュー作の『夏と花火と私の死体』を読んだときほどの衝撃は全く感じませんでした。事件後の後日談も、蛇足としか思えませんでしたし。
そして、
「記憶を失っていた自分は確かに存在した。その事を決して忘れない」
というあまりにも爽やか過ぎるラストも何だかな〜。個人的には、乙一氏は安易な感動路線に走らない作家だと思っていたので、このような結末だと調子が狂いますね。あとがきにあったように、「とてつもなく恥ずかしかった」というのも分かる気がします(笑)。・・・つーかタカシって誰だよ(苦笑)・・・?
少女の葛藤や成長にスポットが当たっていると考えても、“それなり"程度。やっぱり乙一は短編向きなんだろうなと改めて思わされた一冊ですね。

2004/12/13 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:60(65%) 普通:22(24%) 悪い:10(11%)] / プロバイダ: 3450 ホスト:3316 ブラウザ: 3646
前半の童話部分や眼のえぐれるシーンなど非常にリアルで
気色悪く、ぞっとする感じがよく出ていてホラーとしては良い感じだった。
ところが、後半がどうしようもない。
特に最後のほうの屋敷を探すために森の中を駆け回るところなど、
どう考えてもページ数を稼ぐために書いたの?という不要な部分があった。
文庫化に際し加筆されたあとがきを立ち読んだが、
自身もやはり恥ずかしいと振り返っていた。
若い作家なので、長編の完成度を高める過渡期の実験作品(というか失敗作)という
評価で許してあげようかな。

あとがきは非常に面白い話で、エッセイを出して欲しい作家でもある。

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1. "『人気ライトノベル作家の作品特集』SEASON1〜LASTSEASON" by 陣兵
... シリーズ」、「"オオカミさん"シリーズ」。 41.【沖原朋美先生】 「勿忘草の咲く頃に」、「黄金を奏でる朝に〜セレナーデ〜」他。 42.【荻野目悠樹】 「"デス・タイガー・ライジング"シリーズ」他。 43.【乙一先生】 「夏と花火と私の死体」、「天帝妖狐」、「石ノ目」、「暗黒童話」、 「 ...
記事日時:2011/05/29 [表示省略記事有(読む)]


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