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評価統計
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| 著者:藤原伊織 出版社:講談社:角川書店:埼玉福祉会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本 開始日:1995/09/14(木)
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利用状況
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| 最終変更日:2009/10/29 / 最終変更者:羽幌炭鉱 / 提案者:もろっち (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2010/11/16 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by いちここ (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(67%) 普通:1(33%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 17785 ホスト:17775 ブラウザ: 8737 【良い点】 登場人物がとても魅力的。まるでマンガやアニメにでてくるような感じ。 【悪い点】 三角関係を構成する人物像の稚拙さ。登場人物は本当に何十年も生きてきた人間なの?心理・価値観の多様性をあまり感じない。「人間」というものに対するリアリティがない。 【総合評価】 ハードボイルドというよりは、なんら成長していない登場人物たちの青春ラブロマンスな物語なのではないか。文章の表現をみても、その展開力を見てもミステリーでもないし。 物語の中盤までの展開は、登場人物のかっこよさが際立ちとても読みやすかったが、終盤に差し掛かっていくうちに、どんどん新しい設定がいきなり飛び出して人物のガイドをしていくところに不満を感じた。これが伏線なんだろうというところで、その伏線からどういうことを示唆しているのか予想することが全くできないので、伏線そのものに魅力を感じない。 ただただ、読者が知らない、登場人物だけが知っている情報のみで、物語が進んでいき伏線を回収しているように見せている。 そして、その一連の登場人物が真相にたどり着こうとする流れ自体を最終的には、ゲームだったという表現に収めてしまうことで、物語そのものが一気に陳腐になってしまった。その陳腐さに犯人のモラトリアムが拍車をかける。 何十年と生きてきた人間が、結局たどり着くのが学生闘争の学生時代に獲得したニヒルに近いモラトリアムではあまりにも普通で陳腐すぎやしないか?というか、学生時代の唯一分かった悪意というものに対する認識が最終的な種明かしでさらに劣化してる。悪意とは結局のところ善悪の悪でしかないなんてあんまりすぎる。もう少し哲学的に深いなにかに気づいたのではなかったんですかね? もはや犯人はテロリストでもない。そのように最後に主人公が言ってしまってるのが作者の開き直りにすら感じる。 ゲームという言葉に集約される陳腐さだけが物語に残っただけといったところ。。。 付随して、文章の表現に味気がない。ミスがないが、その反面心理描写が少ないのが悲しい。風景の描写から心理の描写をする丁寧さくらいはほしかった。「ドアを叩いただ」とか、「恥ずかしそうに笑った」とか、人物の行動から心理を描写してもやはり味気がない。 といったところで、前半部分の登場人物が織り成すマンガ的かっこよさなどの魅力、展開のスムーズさはとてもおもしろかったが、後半になって雑になっていく展開から、まあ読みきれたということで、評価は「普通」とします。 2009/11/09 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ice&fire (表示スキップ) 評価履歴[良い:105(56%) 普通:42(22%) 悪い:42(22%)] / プロバイダ: 360 ホスト:200 ブラウザ: 4532 まず原作者が若くして亡くなられてしまったことに対し、深い哀悼の意を表します。 設定ばかりに凝っていて、竜頭蛇尾な作品がこの世に氾濫する中、 最後までしっかりとした一つのシナリオを描ききれる、稀有な方でした。 「ハードボイルド小説としては」異色ともいえる出来の良い作品。 ハードボイルド小説って、基本的にB級ハリウッド映画みたいなものなのだ。 別に馬鹿にするつもりはないけれど、「渋い主人公が大活躍して万事解決」みたいな。 福井晴敏の作品なんて皆そうだ。ワンパターンでちっとも面白くない。 そんな作品、ビデオレンタル屋のハリウッドコーナーに行けば山のように積まれている。 そんな中、何故私が本作品を高く評価するかといえば 複線をしっかり張り、しっかりと回収し、しっかりとオチをつけているという意味で 大変に「起承転結が明確でまとまりの良い作品」だからだ。 【良い点】 エンターテイメント性に優れる。 読んでいてわくわくする、展開の派手さやアクション性が売りの作品。 こういう作品なら、映像化にも向いていると思う。 【悪い点】 メッセージ性には期待してはいけない。 深く考え始めると「マスターベーション?」という疑念が頭をよぎる。 【総合評価】 「良い」 2006/09/21 普通の立場コメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by マッハ7777 (表示スキップ) 評価履歴[良い:11(79%) 普通:2(14%) 悪い:1(7%)] / プロバイダ: 2172 ホスト:1987 ブラウザ: 5234 こんな日本があったんだ。ただし現在が入っている。 懐かしい作品です。昭和の日本をベースにした 意欲作です。今読むと不思議な設定もありますが。 それはそれ。 その575に共感です。 2006/07/17 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 夙夜健 (表示スキップ) 評価履歴[良い:792(58%) 普通:430(31%) 悪い:147(11%)] / プロバイダ: 18384 ホスト:18446 ブラウザ: 6287 昔読みましたが、あまり印象に残る内容ではありませんでした。 エンターテインメント性は歴代の乱歩賞作品では高くないと思えるのと、 元々乱歩賞がそうなのかもしれませんが、昔は歴史ものやSF要素があるなど、かなり楽しめた作品もあり、 1990年代あたりからの作品で好きなものはあまりありません。 1番嫌いなのは 「 剣の道殺人事件 」 ですが、それはともかく、現実的なものばかりでは興醒めです。 本作は、最初の方に出てきた少女がいたと記憶していますが、その後は出番なしだったようで、展開的に私には合いませんでした。 2006/04/20 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ランディー (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(50%) 普通:0(0%) 悪い:1(50%)] / プロバイダ: 8870 ホスト:8830 ブラウザ: 7856 荒唐無稽なストーリー。アル中の中年男という無理のある主人公の設定。 論理のこじつけやあまりにを非現実的な描写は、ある一線を越えてしまうとリアリティを失い 感情移入できなくなるどころか冷笑までこみ上げてしまう。 人物の掛け合いがこの作品で一番評価された部分であるが それすらも、何か台本を持って言わされているような作り物めいた印象を受ける。 勿論デビュー作ということを考えると、そこまで要求することには無理があるが。 2006/04/14 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 古典主義 (表示スキップ) 評価履歴[良い:494(42%) 普通:284(24%) 悪い:396(34%)] / プロバイダ: 2502 ホスト:2408 ブラウザ: 5234 お、なかなかいいコメントが。実は私は「良い」としつつも、この作品の エロゲーチックな描写には「オイオイ」とか随分ニヤニヤしながら読んだものです。 どうしても小説は作者の「地」が出るらしく、著明作家の作品も「この人の ツボネタはこれ」てのが見え隠れします。 非常に拗けた楽しみ方ですが、これは面白い。I氏はゲイ、N氏はロリコン、 K氏は近親・・・とかね。いや、そういうヤマに差し掛かると、いきなり筆致が ねちっこくなるので、すぐに判りますよ。この作品もそういう匂いがプンプン。 ハードボイルド系は基本的にナルシスト小説だと思ってるので、読者に 合うか合わないか、という要素は他のジャンルより強烈だと思います。知人に もハードボイルド系マニアが居ますが、彼と自分は作品の評価が正反対くらい 違います。ですんで、他の人の妥当な批判意見は興味深いです。 私は袋叩きを承知で言うと、あまり村上さんは好きじゃないんですわ。 「大人」ぶり過ぎててね。クールに書くのはカッコイイですが、高い所からの 物言いに見えて。自分もあの当時の左翼系の人々は冷笑的ですが、色々な 立場の意見があってしかるべき。作中人物にクールに一刀両断させるのは簡単 ですが、それ自体も一つのナルシスト的態度だと感じます。まぁ左翼系の人の 青臭さを突っつきたくなるのは良く判るのですが、露骨にやり過ぎると不快です。 この作品は左翼自己陶酔小説には違いないですが、他の同系統の物より娯楽に 徹していて良いと思うのです。後半説教ばっかりの左翼系小説ばかり読んでたので、 なかなか楽しめたと思います。 [推薦数:1] 2006/02/18 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ろぎ (表示スキップ) 評価履歴[良い:339(64%) 普通:161(31%) 悪い:27(5%)] / プロバイダ: 52685 ホスト:52760 ブラウザ: 6812 「全共闘世代限定"うっとり"小説」と言ったところでしょうか。 小説は誰も為に書くのか。 この小説を読んでいて、一番感じたことが、これだった。 この作者は、自分の為に描いている。 そう言う雰囲気がプンプン臭っていた。 全共闘の描き方が、自己肯定的過ぎる。 「俺もあのときは、戦ったなぁ。(うっとり)」 と、こんな感覚が根底にある。 同じ全共闘を、村上龍の「69」では「勉強しなくてもいい便利な風潮があった」等々、どこか醒めた目で見ていたのを考えると、「テロリストのパラソル」がお気楽脳天気なのがわかる。 あと、なぜか主人公がもてる。 「モテ度(笑)」を見ると、エロげーか、ハーレム系のマンガ並にもてている。 プラトニックを貫いているから「寸止め」と言い張っているが、「親子丼」を作者が熱望しているのがもろばれである。(この辺の欲望が気色悪い) 「俺はさぁ。その気はないのに、昔つきあっていた女の『娘』が、言い寄ってきてさぁ。困ってるんだ。(うっとり) その子が俺をお父さん代わりに思っているんだけどさぁ(うっとり)」 と、作者の妄想が炸裂している。 うっとうしい限りではあるが、これも一つの芸。 「バカっていえば、バカなんだけどね」 作者には、作り笑顔で「最高ですか?」と言っておきましょう。 2006/01/10 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by くりまんじゅう (表示スキップ) 評価履歴[良い:73(71%) 普通:19(18%) 悪い:11(11%)] / プロバイダ: 34260 ホスト:34131 ブラウザ: 4184 最初から「ハードボイルド」と銘打たれるとちょっと食指が動き辛くなるので 読むのを考えあぐねていたのですが、読んでみて良かったです。 渋かったし、暗かったし、難しかった。でも、面白かった。 登場人物に魅力がありました。それととにかく主人公が格好良かったです。 決して完全無欠のヒーローなんかじゃないのに、アル中の中年男で前科者で むしろ格好良くないのに、格好良かった。 見た目や地位なんかじゃなく、信念や醸し出す雰囲気が格好良かった。 何よりも自分というものをしっかり持っていた。人としての温かみも。 主人公に追随するヤクザの浅井や、昔の恋人の娘の塔子等他の登場人物にも魅力が有り、 出て来る人物に一瞬一瞬つい感情移入してしまいそうに。 そして「テロリスト」の終末は切なかった。 何が悪いのかわからない。何が悪かったと言えばいいのかもわからない。 テロリストのした事は決して許される事ではない。だけど。 だけど、最終的な悪の所在を考えるとわからなくなる。 作中から題名の出所に思い至った時、『テロリストのパラソル』という題名は切なくも物悲しい。 2005/04/26 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by グルグルネコ (表示スキップ) 評価履歴[良い:149(69%) 普通:28(13%) 悪い:40(18%)] / プロバイダ: 27495 ホスト:27233 ブラウザ: 4356 読んで時間が経ち内容が希薄ですが、非常に読みやすかった作品だったと思います。 書き方がきっとうまかったんでしょうな。 全共闘な時代を通ってきた主人公と、なにやらの三角関係をうまく描き、 きめ細かい丁寧な伏線がラストには見事にいきてきます。 読み応えは十分あるでしょう。 『読む価値ありのとても良い』 2005/04/26 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 戎(えびす) (表示スキップ) 評価履歴[良い:120(44%) 普通:126(46%) 悪い:28(10%)] / プロバイダ: 107 ホスト:106 ブラウザ: 3875 なかなか深みがあって興味深いものでした。 文章全体的によい印象ですし、展開も楽しめました。 タイトルがなんというか、読み終わって“ああそういうことか、センスいいな"と感じました。 2005/04/14 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 猩々紅冠鳥 (表示スキップ) 評価履歴[良い:192(70%) 普通:41(15%) 悪い:42(15%)] / プロバイダ: 7334 ホスト:7335 ブラウザ: 4184 作品全体に漂う重厚でダークな空気がなんともいえなく良いですね。 最後の最後まで間違いなくハードでかつ不必要な暴力のない スマートなハードボイルドといった所でしょうか。 登場人物全てに過去があり、今が有る、だから人物一人一人に厚みがあり ストーリーも重くとも暗くともそこに一筋の光があるストーリーで けっしてハードボイルドが好きじゃない人にも勧めたい一冊です。 カッコいい、の一言が似合います。 2004/08/25 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 古典主義 (表示スキップ) 評価履歴[良い:494(42%) 普通:284(24%) 悪い:396(34%)] / プロバイダ: 2561 ホスト:2482 ブラウザ: 4925 懐かしい小説があがってるので私もお邪魔しちゃいますね。 先に述べられている方がいらっしゃいますが、様々な要素を 併せ持った作品です。この作品を読んで私がことに評価するのは、 (作者の背景は全く知らず、知ろうともしていませんが)、 日本の文科系に色濃く流れる左翼活動家時代の残滓を感じさせ ながら、それに流されず溺れず芯が通った娯楽性を失っていない点、 特に登場人物の実在感をしっかり描けている点です。この魅力的な 人物描写を踏まえて言うならばこの作品は「ハードボイルド」の魅力 たっぷりですね。 日本小説界においては、ストーリーや設定に流されてハード ボイルドと銘打たれながら足りえない作品が多いと思います。 批判を承知で極論すると、「シュチエーションに頼ったハード ボイルド」が跋扈しすぎているかと。人物がハードなんじゃなくて 状況がムーディーなだけなんですね。誤解を招きそうなのでちょっと 詳説しますと、チャンドラーの時代ならどうか判りませんが ハードボイルドのキーワードは「タフガイ」ではなく「痩せ我慢」 なのです。恐怖を知らない勇気が蛮勇であるのと同様、敗北と挫折 を知らないタフガイの「抵抗」は人間が浅いだけです。そういう 「ハードボイルド?」てすぐ判りますよね。主人公じゃない人間が 挫折を代替してたり、どこが挫折なんだかフザケンなという優雅な 方とか。中には小説としては十二分のデキなのにそこだけ違うのも あり、ほんと〜に惜しい良作もあるのですが。 大多数の人は過去を挫折としてそれに頼ってハードボイルドしがち ですが・・・おっと危険な領域なのでこの辺でSTOP。挫折経験 を抱えてるのと現在進行形なのは重みが違うのです。アル中はスカ ダーの前例があり、あまりに判りやすいので最初「う〜ん」と思い ましたが易きに流れず人物描写を頑張ってくれたお陰で浅薄な物と なりませんでした。またこういう面白い日本小説に出会いたいですね。 2004/08/25 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 興正寺蓮秀 (表示スキップ) 評価履歴[良い:60(65%) 普通:22(24%) 悪い:10(11%)] / プロバイダ: 36332 ホスト:36379 ブラウザ: 3646 もろっちさんのおっしゃる通り、 本作は本格的なミステリーではありません。 もうミステリーというジャンルだけで分けるのは不可能に近いです。 サスペンス、ミステリー、ハードボイルド、ホラー、 これらはエンターテイメントとして乱歩賞ではほとんど区別なく評価されています。 それ故に本格ミステリー大賞が創設された流れも軽視できません。 大衆向けの乱歩賞、玄人向けの大賞というところでしょう。 本作の完成度は非常に高いものだ。 読者をぐいぐいと引き込むストーリーは秀逸。 もろっちさんのご指摘もあるように、 文章の重厚さ、それによって醸し出される雰囲気は 影を持った島村を描くには十分なものだった。 本作を読んだ友人と語ったとき、 作中に登場するホットドッグは本当に美味しそうでぜひ食べてみたいと言っていた。 私も食べてみたくなった。 2004/08/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by もろっち (表示スキップ) 評価履歴[良い:1421(72%) 普通:258(13%) 悪い:297(15%)] / プロバイダ: 7812 ホスト:7793 ブラウザ: 3875 史上初の第41回江戸川乱歩賞・第114回直木賞受 ダブル受賞作品。 乱歩賞作品なので面白さは保証付きです。直木賞の方は辺り外れがありますけどね・・・ 乱歩賞ってミステリーの賞ですが、たとえ推理小説として面白くても 小説としての完成度が高くないと決して受賞できなかったりするので 下手するとミステリーとしては大して面白く無いけれども、小説全体の完成度が高い物が受賞してたりします。 なので推理小説が好きって人は、たまに肩透かしを喰らったりするんですが、この作品もそんなパターンかもしれませんね。 推理小説ではなくて、ハードボイルド。謎解きを楽しむと言うよりは、人間模様・ドラマ性を楽しむ作品かと 著者はこの作品でデビューした新人ですが、すでに高齢の方で その為か文章に重厚感・落ち着きがあり、ハードボイルドというジャンルにピッタリな文体でした。 主人公がアルコール中毒のバーテンダーで荒廃した雰囲気を持っているのも珍しいかもしれません。 伏線の妙・展開の妙が味わえるテクニカルな小説でした。 この評価板に投稿する |
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