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小説総合点ランキング: 298位/2,388作品中 (総合点7.98/偏差値51.97) 297位 <= =>299位

小公女(小説)


評価: 好評(日付順) [他形式: RSS/携帯版/English]
読み仮名: しょうこうじょ / 英語タイトル: A Little Princess
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無題懇談室日記
2008/06/13
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2007/11/08 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by Merci 評価履歴[良い:85(63%) 普通:18(13%) 悪い:31(23%)] / プロバイダー: 1042 ホスト:821 ブラウザー: 7322
「シンデレラ」のドラマチックバージョンとも言うべき作品。
主人公のセーラは創造力が豊かで勉強もできるお嬢様、非の打ちどころがありません。
それが父親の死とともに下働きにさせられてしまいます。
しかし、父親を騙したと思われていた親友・クリスフォードは、実は病に倒れていただけだったため、セーラを引き取ろうと探していました。
セーラは見事に学園のプリンセスに返り咲きます。

しかし、ドラマチックではあるんですけど、他のバーネット作品に比べると、読みごたえは薄いんですよねぇ。
セーラは「小公子」のセドリックのように無邪気ではなく、他人の感情に敏感です
(自分をちやほやするミンチン校長が、決して自分を好きではないことを察していますし、大半のクラスメートが自分の条件しか見ていないことにも気付いています)。
つまり彼女は、頭が良くて大人で優しくて・・・あまりにも「完璧」です。

セーラは、自分の肩書ではなく性質を好いてくれているアーメンガード(アーミー)、ロッティ、ベッキーの3人を友人と認めています。
けれども3人とセーラとの関係は、どこか「セーラ>3人」の図式から抜け出せていないように感じます。
いつもセーラが他のみんなを助けているような状態で。

セーラが生徒の立場を追われた時、3人が精神的支えとなった様子を、もう少し深く描いていたら、よりよかったと思います
(ベッキーはまだわかりやすいのですが、それでもセーラが助けることが多いですし、他の2人は余計に・・・)。

前に実写であった「小公女」は、父親が生きていたり警察がやってきたりとぶっ飛んだ内容でしたが(大汗)、1つだけよかったのは友情の描き方ですね。
アーミーやロッティに限らず、セーラと仲良くしていた生徒達が、危険を冒してセーラのために母親の形見をミンチンから奪い返すシーンがありました。
超人的な主人公はあんまり好きじゃないので、友情に感激するセーラは普通の女の子らしくて魅力的でした。

要するに、セーラの人間味が薄いんですね。
筋書きはベタながらドラマチックに出来ていてどきどきしますので、評価は「良い」とします。
2006/07/20 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 634 評価履歴[良い:1426(50%) 普通:558(20%) 悪い:871(31%)] / プロバイダー: 20475 ホスト:20592 ブラウザー: 5234
アニメのそれに比べれば、こちらの原作小説の方が見易かったと言えば見易かったです。
作者の体験から「浮き沈みの激しい人生」という点を表したのかも知れません。
人生山あり谷ありという言葉が色々な意味で再現したようにも思えるし、とても何処かの人が言うような「人生いろいろ・・・」などという無責任な作品ではありませんでした。

周囲がちやほやし、おべんちゃらな連中が多くても、ある時あっさり、手の平を返したように態度を豹変させる・・・というのは人間の信頼関係の無さを強調しているような感じがするし、人間不信と言う点を良くも悪くも再現していたといえそうですし、今でもそんな人間不信を心の中に抱えている人は少なくない・・・というより、増えてしまったようにも思えます。

そんな逆境の中でやがて・・・という部分は、人間は所詮は人間でしかなく、人間から離れて生きる事などは出来ないという点が捉えられているし、そういった部分は「貴様等、あれだけ人をいたぶっといてなんちゅう恥知らず共だ」と思っても、おべっか使いが多く、また、虐待された人間も人間以上のものにはなれないシビアさがこの作品の中で表されていたと思います。

セーラにとって返したように意地悪をし、そしてまた手の平を返したような連中は、私のような狭量な人間には許す事は出来ませんが、それを許すセーラの寛容さは彼女の強さであり、弱さであるような点も描かれていたと思います。セーラも心の奥では許せないと思いつつ、相手を受け容れない事には、自分を嫌ったその連中と同じになったと思ったのでは・・・とも思います。

人間は感情の動物であり、その感情がコントロールするという事が改めて難しいと思わせてくれる内容とも思えるし、今の世界中での憎しみの連鎖から戦いを続けている紛争国の現状からも、セーラのような指導者がいないのだろうと思うし、例え、相手が許せなくても、手を繋がない事には未来も見えては来ないという視点も今では考えさせてくれます。

本作ではそういった人間の脆さ、弱さ、強さが至る所で表れており、それが一人の少女の生き方を通して・・・という点で表されています。
後の日本の「おしん」にだってこう言う点があるし、昔の日本では女性達が前時代的に粗末に扱われていた女性にとっての暗黒の時代があったので、そういった意味では、抑圧された中での女性達という視点も見え隠れしてきそうです。

一人の少女の姿と人生にいろいろ考察する点を与えてはくれましたが、残念ながら、我が国の「おしん」イメージがあまりにも強すぎるので、そういった点では「あまり陰湿な虐めとかは・・・」という点が好きにはなれないし、苦労した後に幸せが誰にでも訪れるという事は約束はされていないので、そういった点ではやや好きになれない所もあります。
2005/08/08 良いと思う立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 宝家義頼 プロバイダー: 19897 ホスト:19753 ブラウザー: 3646
セーラの真の敵・・・・・・・・というか、天敵というか、ミンチン女子学院のミンチン院長は、TVアニメ版では若い頃は
苦労人だったという証言がありましたが(妹のアメリアの談話)、原作小説ではミンチン院長に関しては、そういう
具体的な記述は無かったです。原作小説では、単に私利私欲に凝り固まった、拝金主義の意地悪な婆さんでした。
アメリカで制作された映画では、ミンチン院長がラストでメイドに転落していたのが、何だか可笑しかったです。
それに、セーラとラビニアが和解して抱き合っていたのには、もっと驚かされました。原作小説では、そういう描写は
無かったです。映画版は、時代設定などが色々改竄されていました。特に、ベッキーが黒人の少女に変更されていた
のに驚かされました。まあ、アメリカでは、当時の時代設定なら、そういう事もあるというか、メイドはみな黒人と
いう観点なのかもしれませんが、あれはちょっと違和感を感じずにはいられませんでした。もう1つの古い方の映画版
の『小公女』に登場したベッキーは、原作小説のイメージ通りでした。あのベッキーは、とても似合っていて良かった
です。顔が煤で汚れていましたが、ベッキーはミンチン女子学園で扱き使われていたメイドなので当然でしょう。
原作者フランシス・ホジソン・バーネット女史の書いた小説の、もう1つの欠点も、『小公女』では露骨に表れて
います。それは、偶然の出来事が多いという事で、例えばセーラを探しにやって来た、セーラの亡き父の親友だった男
が、セーラがメイドとして扱き使われていたミンチン女子学院の隣に引っ越してくるという事で、そんな偶然が本当に
起こり得るとは普通は思えません。勿論、その男は全てを知っていてわざと隣に引っ越してきた訳ではないのです。
本当に偶然というか、まぐれです。最終的に、彼と知り合いになる事で、セーラは再び超大金持ちに返り咲く訳です。
出来過ぎている・・・・・・・・・・・・・という気がしないでもないですが、なかなか面白いお話だとも思えます。
フランシス・ホジソン・バーネット女史の書いた原作小説は、色々な出版社で日本語に翻訳されていますが、本に
よってはセーラと書かれていたり、セアラと書かれていたり、サラと書かれていたりします。まあ、要は発音の問題で
どれが絶対に正しいとか、そういう問題ではないのでしょうけど、やっぱりセーラという呼び方が一番似合っていると
思います。これは古い小説ですが、結構面白いと思います。
[獲得推薦数:1] 2005/08/07 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by らいぶら 評価履歴[良い:39(51%) 普通:24(31%) 悪い:14(18%)] / プロバイダー: 41084 ホスト:41115 ブラウザー: 5234
作者であるバーネット夫人がこの作品の元になる「セーラ・クルー」を発表したのが1888年。改題されて内容も変更され1905年に本書が出版されている。この時代イギリスの王がインド皇帝として君臨していたわけで、当時の読者から見れば、「成り上がり者の子供だが、大金持ちだからちやほやされる」という状況は受け入れやすかったことと思われる。当然破産すれば、いじめられるのは自明で当時の英国社会ではありえなくない状況だと思う。
実際当時は上流階級とそれ以外の格差はものすごく、上流階級は働かないのが美徳とされたほどだ。
セーラが寄宿していた学校は女性用のパブリックスクールと考えられ、上流階級の子女がほとんどだったのではないかと想像する。当時(19世紀末あたりか)のパブリックスクールは入学自体地位か莫大な献金が必要だったと記憶している。
中流階級までは家事労働を使用人を雇ってさせるのがステイタスだったし(その為中流下層では生活が圧迫されていたほど)児童労働も下層階級では当たり前だったので、現代社会から見るとかなり異様に見えることが説明無しに描かれているため、違和感を感じる人も居ると思うが、発表当時は無理なく受け入れられる筋立てだったはずである。
主人公のセーラはどういう境遇においても希望を捨てず、新しい状況を受け入れ、自己改善にも積極的であったと思う。こうした点はこの時代でも現代でも人の心を打つものであり、時代が変わっても変わらないものはあるのだなあと考えたり。
父親の親友が隣に引っ越してくるというのは確かに偶然ではあるが、当時のイギリスでは上流に当たる人々は特定の地域に住んでおり、パブリックスクールの建てられる場所もその例外ではないため、当時は荒唐無稽とまでは思われなかったのではないだろうか。パブリックスクールに当たるものがほぼ存在しない現代日本社会では確かに奇異に見えるのだが・・・イギリスでは現在もパブリックスクールがエリートコースとして存在しているわけで、外国からの留学生も相変わらず多い。英米や欧州ではそうした歴史が忘れられずに残っていてこの作品も未だに受け入れやすいのではないかと思うが、日本では本当にわかりづらい面もあるかと思う。
児童期に海外のことに興味を持つのはいいことだと思うし、異文化の受け入れられる心を育てるためにもそれなりの意味を持つ作品だと思う。
2005/02/01 良いと思う立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ブルートシャン 評価履歴[良い:35(58%) 普通:4(7%) 悪い:21(35%)] / プロバイダー: 51364 ホスト:51299 ブラウザー: 4481
最初の行の{「小公女」は、私にとって}から12行目
>その人の持ってきた仏像を
>みて、あの人は、仏教徒であり、あれを拝んでいるんですねというようなことを
これの言葉を言ったのは、ベッキーです。うっかり、書き忘れてしまった・・・・。
誰が(この場合はベッキーが)という主語を書かないだけで、
ここまでわかりにくい文章になるとは・・・・・。

ベッキーは
>その人の持ってきた仏像を
>みて、あの人は、仏教徒であり、あれを拝んでいるんですねというようなことを
と言ってましたが、
考えてみたら、ベッキーは、異教徒と言ってました。
ベッキーは字を教えてもらってないから、仏教のことは
知らなかったはずです。知らないから、仏像を拝むものだと
誤解しても無理のないことです。せーラは元々、インドにいてて
だいぶ知ってたのでしょう。何しろ、セーラは本が好きだから
いろんな知識を吸収していたと思います。
仏像を拝むものではなく芸術品として鑑賞するくらいというほどですから。
文字を覚えるのは本当に大事だと思います。
ベッキーも文字を覚えれば、きっと
たくさんの本を読めると思います。
あれだけ、せーラのことを思いやり、せーラからたよりに
されるほどですから。ベッキーは、難しいことは
わからなかったと、本には書かれてますが、
日々、せーラと、メイドで苦楽をともにし、
せーラが没落しても、ベッキーにとってはせーラはお嬢様
だと言えるのは相当、感受性が豊かでないと言えないと思います。
せーラのことをそれだけ、理解しているからこそ言える言葉です。
2005/01/06 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ブルートシャン 評価履歴[良い:35(58%) 普通:4(7%) 悪い:21(35%)] / プロバイダー: 51364 ホスト:51299 ブラウザー: 4481
「小公女」は、私にとって大きな革命的な本でした。あまりにも今までからは、想像もつかないほど、はっとさせられることが多かったです。今までの自分の生活態度を変えさせました。例えば、せーラは、屋根裏のパーティでは、少ししかない材料で、とても素晴らしい雰囲気を醸し出しました。それは、まさにパーティというのにふさわしいものだったと思います。今、日本では拝金主義がまかり通ってますが、せーラを見てると、明らかにお金だけではない、本当のプリンセスだということが強く感じてなりません。今まで、お金がなければ何もできないと思ってましたが、このことを読んで、例え少なくても、人間らしい素晴らしい生き方はできるということを知りました。
原作のせーラはとても、現実的だったように思います。ミンチンや、ラビニアを絶対に許しませんでした。
あれだけ、ひどい目にあわされれば、無理もないし極めて正義を実現までもができました。決して、感情や
憎しみのみではなかったはずです。あのミンチンよりも、教育者にふさわしい人はいっぱいいるはずです。
そういった意味からも、極めて因果応報に則っていると思います。悪いことをすれば、それ相応のものが
返ってくるということです。
さらに、原作では、おもしろいことに、お隣に引っ越してきた人がいましたが、その人の持ってきた仏像を
みて、あの人は、仏教徒であり、あれを拝んでいるんですねというようなことを言ってましたが、せーラは
仏像は拝むものではなく、芸術品として観るものよ。といってました。作者のバーネットさんの見識の深さには驚かされます。この考えは、はるか昔、仏教の創始者、釈迦は自分の仏像を作ってはいけないし、まして、
おがんだりしてはいけないと言ってました。あまりにも、せーラの言ってる、仏像は拝むものではなく芸術品だという言い方と何か、共通するものがるように思います。さらに、せーラが、そのことを通して、仏教のことに興味をもっているのはとても印象的でした。原作ではどういうわけか、キリスト教のことはでてこないんです。仏教のことはでてきたのに。なぜ、そういうふうになったのかは、バーネットさんしか知りません。
もしかしたら、そなぜ、こういうふうになったのか、バーネットさんの見解が載っている資料がどこかにあるかもしれません。

せーラは、とても公平な目で物事を見ていました。アーミィには、フランス革命の革命児たちのことをわかりやすく言ってました。「ここは、牢獄よ。そして、私は自由を求めて戦っているの。」と言ってました。
フランス革命での革命児たちの感情をよく理解しているからこそ、そういうことが言えるんだと思います。
しかも、難解な言い方は、せずにわかりやすい例え、や、そのつもりになって、アーミィや、ベッキーに説明しています。
フランス革命での庶民のことを理解していますが、それだけでなくやはりセーラは貴族として、プリンセスとしての誇りも持っています。マリーアントワネットが処刑されたことを悲しそうに言ってました。そのことも、せーラは、屋根裏部屋での自分をマリーアントワネットに例えていました。せーラは、革命児のつもりになると同時にマリーアントワネットのつもりにもなっていたのです。
つもりのことは、せーラはよく言ってました。よくつもりになってました。屋根裏部屋にロッティが遊びに来たとき、偶然、スズメが止まっているとき、セーラはスズメの口真似をしていました。それがロッティには本当にスズメがしゃべっているように見えました。
また、ある時はせーラは、アーミィが本を読むことができないといったときは本を好きになったつもりになればいいのよと言ってました。
せーラはベッキー、ロッティ、アーミィと親友ですが、父親が死んで破産した時は、せーラは本当に悲しんでました。そして、アーミィが変なことを言ってしまいよけいにセーラを怒らせました。しかし、その後、アーミィは、真夜中、ミンチンに見つからないように屋根裏へせーラを訪ねます。そして、せーラが、貧乏になって性格が変わったことを
責めます。せーラは、アーミィに謝ります。セーラにとっても結果的に良かったんですが、
せーラは、アーミィの欠点を理解した上でアーミィに謝りました。世の中には自分と違う他者がいて自分とは違う他者の存在もまた認めることが大事なのだということをこの
せーラと、アーミィの話からそう感じました。
しかし、それが悪いことをしてる人を認めることにはつながらないということはまさに、
ミンチンが教職の場を追われたことで、するどく描かれています。
作者のバーネットさんが、ここまでするどく描いているのに いまだに教科書に載ってないのは、本当に不思議です。そして、どうしてノーベル文学賞を受賞しなかったんだろうと不思議に思います。読めば読むほど、「小公女」は文学的で、ヒューマニズムに根ざした小説です。
2004/09/14 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 宝家義頼 プロバイダー: 19897 ホスト:19753 ブラウザー: 3646
『小公女』は、原作者フランシス・ホジソン・バーネット女史の代表作の1つですね。
インドからやって来た金持ちのお嬢様セーラ・クルーが、拝金主義者のオールドミスが運営する女子学院へ預けられて
いる最中に父親が病死して破産し、優遇を受けていた身分から、いきなりメイドの身分に転落して扱き使われるという
理不尽というか、ありえそうでありえないお話でした。当時はまだ、児童労働を禁止する法律などは無かったので
しょうか ! ? まあ、そういう法律があれば、セーラがメイドとして扱き使われる事もなかったはずですが・・・・・。
『小公女』は、原作者フランシス・ホジソン・バーネット女史の書いた小説の欠点が、モロに反映されていると
思います。まず、極端な人物が多い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒロインのセーラは、その代表例ですね。
超大金持ちから、一転して無一文のメイドに成り下がったかと思えば、ラストで再び超大金持ちに返り咲いて、読者を
驚かせます。この小説の元ネタは、シンデレラなのかもしれませんが、よくこんなストーリーを思い付くものだと
感心させられます。原作者フランシス・ホジソン・バーネット女史が非凡な才能の持ち主であった事だけは事実である
と思います。資産家の父親が死んで、無一文のメイドに成り下がったセーラには、ろくな友人がいませんでした。
セーラの友人のアーメンガードは、父親が物凄い秀才の学者なのに、彼女自身は平均より劣る知能の持ち主という、
これまた極端な設定のお嬢さんでした。アーメンガードという名前も、明らかに変ですね・・・・・・・そういう名前の
女性も、実際に存在するのかもしれませんが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・詳しくは知りません。
ロッティは、友人というよりセーラが母親代わりを務めていた感じでしたが、彼女もセーラの手助けになるような少女
ではなかったです。1985年に始まったTVアニメには、ピーターという少年が登場しましたが、この少年はアニメ
オリジナルで、小説には登場しません。原作者フランシス・ホジソン・バーネット女史の書いた原作小説を読んでみて
その事を知りました。TVアニメは、色々と変更されている箇所があって当然だと思いますので、その事に関して別に
責めるつもりはありません。どちらかというと、セーラがメイドに転落してからは、かつての級友達のセーラに対する
接し方は良くないと思います。特に、最初からセーラに悪意・敵意を抱いていたラビニアなんかは、特にそうでした。
ラビニア、ジェシー、ガートルードは原作小説にも登場します。しかし、原作小説では、かつての級友達によるセーラ
に対するイジメの内容は具体的には書かれていません。ですから原作小説版の方は、あれこれ想像するしかないです。
原作小説版とTVアニメ版の違いを探求してみるのも一興ですね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
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