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| 注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: 文学:ノエイン もうひとりの君へ |
| アニメ総合点=平均点x評価数 | 172位/3,703作品中(総合128/偏差値64.99) | 171位<= =>173位 |
| アニメ平均点(評価10個以上限) | 336位/2,044作品中(平均1.58=とても良い/81評価) | 335位<= =>337位 |
| 2005年アニメ総合点 | 13位/173作品中 | 12位<= =>14位 |
| 総合 評価/統計/情報 | 簡単投票 | ファン掲示板 | ブログ | 商品 (Bray/DVD) | 画像/壁紙 | 動画 | OP/ED動画 |
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評価統計
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| 作品紹介(あらすじ)《放送開始前コピー》「僕の大切な人を奪いにきたのは、僕だった…」 函館に暮らす少女ハルカ11歳の春休み。ある日、ハルカは教会の尖塔の上に青く光る雪に包まれた男を目撃する。 男の正体は15年後の世界のひとつ"ラクリマ時空界"からやってきた竜騎兵「カラス」。彼はハルカの幼馴染のユウの成人した姿だった。 15年後の世界、そこでは高度な科学力で人類の世界を保とうとする"ラクリマ時空界"と、全時空の消滅を図る"シャングリラ時空界"の激しい戦いが繰り広げられていた。 圧倒的な力を誇るシャングリラの攻撃にラクリマが耐えきれなくなるのは時間の問題だった。 シャングリラの侵攻を止める"鍵"=「龍のトルク」の存在を15年前の世界に探りあてたラクリマ司令部は、「龍のトルク」を捕獲すべく15年前の世界に竜騎兵たちを送り込むのだった。 ハルカ12歳の夏休み。受験勉強に追われ、ふさぎ込むユウにハルカは「家出するなら一緒にいってあげるよ」と伝える。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 全24話 / 放映局:ちばテレビ テレビ愛知 テレビ神奈川 サンテレビ キッズステーション テレビ埼玉 原作:赤根和樹 サテライト エグゼクティブプロデューサー:永田勝治 臼井久人 企画:岩崎篤史 佐藤道明 シリーズ構成:赤根和樹 大野木寛 キャラクターデザイン:岸田隆宏 美術設定:金平和茂 鈴木和彦 美術監督:佐藤豪志 オブジェデザイン:竹谷隆之 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 開始日:2005/10/11(火) / 終了日:2006/03/28 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 公式サイト 1. ノエイン もうひとりの君へ|公式サイト トップページ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| オープニング動画 (1個) Idea 歌:eufonius 詞:riya 作曲:菊地創 編曲:菊地創 [ファン登録] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| エンディング動画 (1個) 夜明けの足音 歌:solua 詞:稲葉エミ 作曲:セキタヒロシ 編曲:セキタヒロシ [ファン登録] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
利用状況
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最近の閲覧数
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| 最終変更日:2009/06/10 / 最終変更者:管理人さん / その他更新者: SS / ヤス / 提案者:Barnirun (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 作品評価(感想/レビュー)&コメント(投稿する) | ||
| [推薦数:2] 2007/06/10 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 横すべり (表示スキップ) 評価履歴[良い:265(48%) 普通:202(37%) 悪い:80(15%)] / プロバイダ: 35439 ホスト:35279 ブラウザ: 4184 [TVアニメ 2005-2006年 30分枠全24話 人生哲学的少年SF] 娯楽要素をある程度持たせながらも内容は野心的で、普通のアニメの枠からちょっと突き抜けた感じがする。テーマや現実と非現実のミックス具合等、なんとなく「うた∽かた」を思い出したな。一番の魅力は、登場人物全員がとても自然に活き活きと描かれていたこと。ストーリーに引きずられるのではなく、登場人物がストーリーを作っているような感じを受けたのは素晴らしかった。単純なインパクトや感動、面白さという面では今ひとつの印象だったが、端々に作りの巧さを強く感じる作品で、セカイ系的な切り口が巧くハマッていて見た後に何か頭がボーっとするような作品でした。結論やテーマは単純だと思うが、説明がつき難い要素も色々あって単純に理解してしまって良いのか少々迷う所もあります。印象が確定しない部分もあるので、「良い」としましたが、後からじわじわ来るアニメだな。 【全体】 序盤は謎また謎のサスペンス的展開で、設定についての説明が殆ど無い状態だったが、そのシーケンスで何が起こっているかはとても分かり易く描かれていたし、ストーリーラインも非常に分かり易かった。ただ若干娯楽性が低いためか、見ていて面白いのか面白くないのか分かり難くい、堅めの小説を読んでいるような不思議なバランスでした。 中盤以降は序盤に提示された謎が次第に説明されていきますが、後でよく考えるとあんまり説明になってないようなのばっかり。でも見ている最中はそれなりに説明が付いたように感じてしまう、そういった感覚的な処理には巧さを感じました。 終盤は非常に分かりやすくなり、ストーリーは収束します。振り返ってみると連続した直線的なストーリーだったな。それだけに終盤に盛り上がりを期待してしまったが、意外とあっさりとしてました。ラストは分り易かった反面あまり印象的とは言い難く、序盤の謎も巧く生きていたかどうかは疑問だし、ただの装飾的意味合いになってしまっている謎も多かったのではないかと思ったりしてしまう。全体的に良くまとまっているが、冗長さやパワー不足も幾分感じました。もうちょっと単純な面白さを加えても良かった気もします。 【アイデア、テーマ】 「このマクロ世界で量子状態なんてありえねーんだよ」という篠原の台詞はおいといて、SFネタ的量子力学とアニメの融合は面白かったですね。理系視聴者にはニヤッとさせられる味付けも多かったし。ラクリマの設定も凄いね、バーチャル観測者を与えないと存在が確定できない半ばコンピューター世界の住人という設定には驚きでした。影響されて色々ノエイン用語を使ってしまいそう、「そうだ、思う力でデコヒーレンス化(波動関数が収束して存在が確定する)できるんだ」とか。まあ、思う力がなくてもマクロな物体は、篠原の言う通りほぼ自動的にデコヒーレンスするらしいけどね。設定には色々と無理が生じている気もするけど、面白ければOK。もともと多世界解釈はSFとして物足りないので本作のように哲学的サスペンスに仕上げるのが正解か。 テーマは、エスカフローネと同じく「想いは叶う」、ノエイン的にいうと「未来をあきらめない」という感じ。台詞を引用すると「存在を確定させるには、人が人を観測し、認識することが重要なんだ。お互いを認識し、分かり合えれば、存在は確定できるんだよ。」「人は存在を認識することで、それを確定できるんだよ。」という感じです(ちなみに、認識って何よ!とか考え出すと哲学者になれます。)。しかも、観測するという事は観測されなかった別の可能性を潰すということでもあるんですね。人間、全て選択。こういう量子力学ネタは人生哲学と類似点が多くて、いくらでも思索の材料を与えてくれるな〜。 ラクリマやシャングリラは異世界にしても現実感が薄く描かれているけど、これは「未来」という確定しないものに形を与えた感じが良く出ていたと思います。こいつらは平行世界ではなく可能性の未来に過ぎないんだろうね。でもアトリの豹変、ウロボロスの事とか良くわからない要素も多かった、こういうのは飾り? 飾りでないとすると色々考えられそうだ。あと龍のトルクはなんでしょう、物語りが主にハルカの視点で描かれる事を示すと同時に誰もが有する認識の力の象徴かもしれないですね。 【その他】 龍のトルクとしてのハルカは絶対的視点として描かれていますが、その視点の先にある最重要人物は、もっとも存在が揺らいでいたユウでしょう。カラスから「お前は俺だ」なんて言われたら、怖いよね。可能性というものは見えないからこそ可能性であって、見えてしまったら十分恐怖になりえます。自分探しというか、自分にも分からない自分の存在の意味探し。それをしているユウが最も視聴者に近い存在ですね。 ヴィジュアルについて、キャラの描写はクセがありますが、リッチなカメラワークとでも言いましょうか、一つ一つのカットの質が高いのがポイント高い。その他で面白かったのは、回転するCGで描かれていたハルカの家。何度も見せられているうちに、あたかも身近に知っている家のように感じてしまう程印象が強かった。ちょっと高台にあって別世界のようなハルカの家と、イヤに現実的なユウの家の対比も良かったな。
[推薦数:1] 2010/09/23 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by tty (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(20%) 普通:2(20%) 悪い:6(60%)] / プロバイダ: 15445 ホスト:15468 ブラウザ: 12324 【良い点】 アクションシーン 【悪い点】 ストーリー、設定、全体の構成 【総合評価】 アニメ業界には良くある、ぼくのかんがえたおもしろいせってい&ものがたりですね。 アニメは設定語りには向いてない表現方法なのに、こういった内容のアニメは一定の間隔で必ず出現してきます。そして人気が全く出ない。 難しい設定や斬新な設定を考えるより、それを分かりやすく他人に伝える手法を考えることに力を入れたほうが建設的ですよ。 [推薦数:1] 2010/02/26 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 情熱 (表示スキップ) 評価履歴[良い:105(66%) 普通:19(12%) 悪い:35(22%)] / プロバイダ: 9954 ホスト:9795 ブラウザ: 7343 【良い点】 ・風景の作画に力入れてるので函館が美しくて楽しめる ・主人公ハルカの天然キャラと初々しい演技 ・SFや話の設定は面白そうに感じたが ・相手役、支えの兄貴分役、ラスボスが全部実は同じ男というオチは面白かった ・戦闘シーンの作画は力入ってた ・終盤は怒涛の展開で話がやっと気になる 【悪い点】 ・キャラデザがなかなか馴染めない。作画の変化はまだ対応出来るのだが ・序盤、中盤の話が退屈すぎる。何度も切ろうと思った。話が単調かつ話が 進まない ・用語かつ作中の説明が難解で付いていくのに苦労する ・話の展開も説明不足であまり理解できないまま話が終わった ・相手役の少年時代ユウがウジウジかつキレやすく、挙句嫉妬深い性格なので 苛々しまくった。キャラはまあまあ揃ってるがここは辛かった 【総合評価】 終盤まで悪い点が目立って、ここでの好評と違い何度も切ろうと思ったが、 それまで我慢して見て、なんとかその面白さに気づいて感想出来た作品 もうちょっとなんとかするだけで、最初から面白さ倍増した筈なのに、 それが足りなかったように個人的には思う。頑張って作ってるのは感じたが、 評価は普通で [推薦数:1] 2009/07/13 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ニエオン (表示スキップ) 評価履歴[良い:7(78%) 普通:0(0%) 悪い:2(22%)] / プロバイダ: 18003 ホスト:17726 ブラウザ: 2353(携帯) この作品では「人々はお互いに存在を認識しあう事によって、また不確定な未来の人生は自分がこうありたい!こうしたい!という願い(人の意志)によって確定していく。」というコンセプトが全24話を通してぶれることがありません。 主人公たちは小学生。 未来に多くの「可能性」を持ち、ほんのすこし周りの世界が見えはじめていてもまだまだ大人とはほど遠く、人を好きになるときの気持ちも「恋」や「愛」と言うよりは「一緒にいると楽しい」と言い表したほうがしっくりくるような時期でもあります(しかもユウは14話までその気持ちにすら気がついていないし)。そんなある日、突然「黒マントの幽霊」がやってきて、普通の夏休みを謳歌するはずだった主人公達は様々な「あり得ねえ」非日常の出来事に巻き込まれていくことになります。 未来の「可能性」はもちろん良いものもあれば悪いものもあるし、またそのどちらでもあったりなかったり…とはっきりと表現することは難しく、それは「不確定」であるといえます。そして、その表現するのが難しい未来の「不確定な可能性」をこの作品では量子論を用いることによってなんとか表現しようとしています。量子論をはっきり表現するのはかなり難しいので多少うやむやにしている部分もないこともないですが、量子論を扱っている作品としては根本はしっかりしていてSF要素としては十分な内容です。 また、上記の難しさに加えて伏線が多く内容が濃いので、一回見ただけではわけのわからない部分が多くなってしまい、結果として映像の部分にのみどうしても目が行ってしまうというのも仕方がないと思います。 作画、戦闘シーン確かにいろいろな意味で凄く、各話ごとに大きく作画が変わるときもあり、またアニメとは思えないような動きもします。好みは分かれると思いますが全体として、生き生きとしてキャラの動きはよく伝わってきます。 しかし、それ以上に最も強調すべき点は内容面にあるのではないかと思います。 難解なSF要素に加え、カラス、墓地、幽霊、十字架、そして、ハルカの祖母の死、ユウ母の姉の交通事故による死…と、かなり多くの死の表現やそのメタファーも出てきます。人が生きていく中で、未来において不確定である「死」は誰もが行き着く場所であるから、「不確定な可能性」を表現する上では確かに「死」は無視できないほど大きな要素です。認識によって人は存在するからこそ、認識の強さ(思い)によって、「死」によるその人への影響もまた大きくなって降り注ぐ…この話ではユウ母やノエインに。 そもそも、何が「死」なのだろうか?肉体を失った時?でもそれならラクリマの量子化した人々は、カラスやアトリやトビたちは死んでいる存在―幽霊で幻―でしかないのだろうか?それに対し、ハルカは幻なんかじゃないと直感的に否定し、トビはお互いに認識することが重要なんだと自己の哲学を説きます。答えは出ないとわかっていても見ている側に考える機会を与えてくれました。 また、この物語ではハルカの絶対的視点であり認識の象徴である「竜のトルク」が出てきます。この「竜のトルク」は多世界解釈をわかりやすくするためのマーカー。つまり、ハルカ以外の人間が観測した時空(世界)を考慮する必要をなくし、物語の複雑さを避ける意味合いもあります。ハルカから見た世界のみ存在するようにするわけです。 それでいて、ユウの選択が物語の鍵となっているというのは心憎い演出といえます。 いずれにせよ、自分の「不確定な人生」を「選択」して「確定」するのは自分自身の意思において他なりません(人間特有の能力と表現されています)。 サイコロをふって6が出たとしても1が出たとしても、サイコロに従おうとしたのもサイコロを振ろうとしたのも自分の意志です。 いくら竜のトルクの能力が強かったとしても、人生は他人に決められるものではない。 だからノエインが生まれ、ラクリマのハルカは過去の自分に大切な人の未来を守らせようとした。 ラクリマ世界をリメスとして支える自らの能力である竜のトルクを過去のハルカに託す事によって…。 ただそんなに深く考えなくとも悪であり善であった「不確定な」キャラであるアトリの行動を追って行けば監督のメッセージは十分に伝わると思います。 「未来なんて何が起こるかわかんねえからおもしれえんだろ」 何といっても、生きた哲学を重苦しくすることなく綺麗にストーリーの中に練り込んであるのがこの作品の凄いところです。 何年たってもこの作品は内容とともに、永久に錆びることのない秀作です。 [推薦数:1] 2007/10/29 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 77 (表示スキップ) 評価履歴[良い:7(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 8869 ホスト:8927 ブラウザ: 3874 アニメ歴はもう○十年なんですが、地方在住ということもあり、 ここ数年のアニメにはすっかりうとくなってしまいました。 「これではオタクとしてマズい……」と思ってw、去年以来、 200本近くのレンタル、GyaO等での無料配信などなど 観れるアニメを観まくった結果、その中に 「自信をもって人にもお薦めできる」と言えるタイトルが3本ありました。 その1本が、レンタル屋の店頭でも ジャケ絵が異彩を放っているこの作品、 ノエインです。 ■ 函館の少年少女ユウ、ハルカたちの前に現れた、謎の黒い超戦士たち。 戦士たちは、量子的に崩壊した未来の世界から ハルカを奪うためにやって来た、15年後のユウたちだった……という話。 ふたつの世界の命運を巡って、美しい『坂の街』函館を背景に、 神作画による超戦士たちのバトル、 世代の違う二組の「主人公たち」同士の交流、 子供たちの友情や成長が描かれます。 ■ 15年後から来た主人公たちは、みんなもう大人。 その分、すでに取り返しのつかないことを、なにがしか、みんなが抱えています。 一方、いまの主人公である子供たちには、未来に、無限の可能性がある。 その対比がせつないです。 最期の対決を前にした二人が、 サッカーや将来の夢について楽しげに喋ってる15年前の自分たちを見下ろしながら 対峙するシーンだとか……。 ■ また、"無限の可能性を持った子供たち"という要素は、量子力学・観測論 というネタを用いた作品ギミックにも、直に活用されています。 多次元世界の中で、子供たちには色々な未来が描かれ、その中には 悲惨なものもいくつもあります。(超戦士たちのやって来た15年後の世界も含め) そんな悲惨な未来の中でも、しかし子供たちは負けて倒れてばかりではなく、 やがてはそれぞれに立ち上がってゆきます。 また、最初は絶望してすさんでいた大人たちも、 やがては立派な大人としての姿を子供たちに見せ、 その前に立って子供たちの未来を守ってゆきます。 そこには、「“決して取り返しのつかないこと"なんてない」 「君たちだって、こうなれる」「未来は君たちのものだ」みたいな、 監督の、強いメッセージを感じます。 ■ セカイ系作品であり、その中では後発作品だけに、 セカイ系であることそれ自体が作品中で意識され、作品に織り込まれています。 例えば「観測者」として世界を決定付ける運命を持ったのは、主人公・ハルカ。 しかし「ノエイン」では、ハルカに限らず、誰もが誰かと認識し合うことで <多次元世界>の中で存在することが可能になる、と示されます。 つまりイコール、誰でも、他人との関係や支え合いが 自分を救い、自分を形作っている── セカイ系要素を、そんな、作品のテーマに上手く繋げ、 また、ドラマ展開の盛り上がりにもうまく貢献させています。 ■ 作画はわりと不安定。ただこれは、監督の 「各回の作監さん原画さん自身の絵でいいよ。 ただしその分、力を出し切ってもらう」 という漢らしい方針によるもの。 今風の姿勢ではないですが、(80年代的かも) そのせいで 「神作画や神動画が連発。(キャラ表と絵は違うけど…)」 という回が何度も誕生していました。 キャラデザも今風のアニメ絵・萌え絵とは完全に外していますが、 個性的で可愛らしく、動かしやすいような造りの、いい絵だと思います。 監督は、エスカフローネ、ヒートガイジェイ等の赤根和樹。 ストーリーやテーマに限らず、 こんな風に、制作姿勢にも監督個人の強い個性が見える作品です。 ■ 主役ハルカの声優は、雑誌モデルの17歳の子ですが、 ぐぐってそれを知って初めてびっくりしたほど、役ではいい味を出していました。 七瀬光(=伊藤真澄。「あずまんが」主題歌の人)の壮大で神秘的な音楽も最高。 クラナド主題歌のeufoniusが歌うOPも、歌も映像もとても良い。 ■ 近頃よく「最近のアニメは、同じような、萌え絵の萌えアニメばっかでダメだ」 という嘆きの声を聞きますが、そういう人にはとくに強くお薦めできる作品です。
[推薦数:1] 2006/06/21 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ぬこ (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(50%) 普通:0(0%) 悪い:1(50%)] / プロバイダ: 2408 ホスト:2075 ブラウザ: 5234 近年では、どこか話の基礎が不安定化しているようなアニメが多い中、群を抜いて練りこまれた脚本。 アニメアニメしておらず、自然体でありながらも魅力的なキャラ達。それに、見事に符合した声優人。 OVAかというような毎度の素晴らしい、さすがサテライト、と見るものを唸らせる戦闘。 手の触れから、指先まで、とにかく微細な動きまでしっかりと描かれる絵。 私の中では、今までで一番の、ハイクオリティアニメだ。 アニメにおいて、キャラに人間味を帯びさせるのは難しい。けれど、ノエインのキャラ達は、文字通り、 「生きている」と思う。過去、名作でなんどか「生きる作品」にめぐり合ったが、ノエイン以上に感じたことは無い。 作品的には地味ではあるのかもしれないが、なかなかできないことを最終回までやってのけている。 内容は、視聴時は後半やや勢い不足かなあと感じていたが、通して見るとさほど感じなかった。 もう少し尺がほしかったような気はするが、SFものとしては綺麗に完結していた。 少しの謎は、余韻としてあれこれ視聴後に味わうには程よいと思う。 賛否両論の作画に関してだが、乱れているわけではない。酷いわけでもないし作画崩壊でもない。 キャラデザと一致しないから、賛否両論になっているだけだ。 それはただ単に、監督が作画監督の個性を尊重した結果である。 監督いわく、「原画マンのパワーがぶつかり合っているようなシリーズをやりたい」 「昔のアニメでは、絵も回ごとに違って当たり前だった」 「商業的に狙ったアニメもいいけれど、挑戦したい」 これらを有限実行しているのが「ノエイン」だ。 制作サイドの意志と熱が、そのまま反映されているアニメだと思う。 今のアニメでは「キャラデザと同じであり、絵が綺麗であること」が絵に関して求められている。 私もようやく気づかされたが、アニメは絵で見せる以上、動いてなんぼであるのに、 近年では「挑戦的なアニメ」のなんと少ないことだろうか。 萌え系が売れるから、なんだのと表面上の綺麗ばかりを追求していてはアニメとしての先がみえない。 特に、業界人に評判がよかったこのアニメ。 以後の作品に、バトンは渡せるのだろうか。期待がもてる。 ノエインを見ているときは、「私は『アニメ』を見ている!」という、 懐かしい、ドキドキ感がある。色々な意味で、感動を与えてくれた作品だった。 [推薦数:1] 2006/04/01 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by y.k (表示スキップ) 評価履歴[良い:130(58%) 普通:39(17%) 悪い:57(25%)] / プロバイダ: 13808 ホスト:14083 ブラウザ: 5234 全話視聴終了。評価したいと思います。 個人的には久々にクリーンヒットした作品。 何といってもキャラの使い方が上手い。その中でも特にイサミ&アイ関係の演出は絶妙。 第12話でフクロウの死を無意識のうちに感じ取ったアイが流した涙を、イサミが優しく拭うシーン、 第22話の未来で、絶望のあまり自殺を試みるアイを止めるためにイサミが必死に呼びかけるシーンなどは 本当に素晴らしかったです。 第1クールでは「龍のトルク…!」連呼で顔つき・言動からして明らかに「悪」そのものだったアトリが 意外や意外、ただのやられキャラで終わらず(代わりにイスカがやられキャラになってしまいましたがw) 第2クールになると記憶喪失をきっかけにミホとの関係を深めていき、彼の1つの魅力であるぶっきらぼうな 性格はそのままに、ミホのいい兄貴分として最後まで演じきったのはうれしい誤算でした。 普通なら置いてけぼりをくらってもおかしくないキャラ達(ユウのお母さん、雪恵ちゃん他)を 何かしらのきっかけを作って、最後まで自然に物語に参加させているあたりも作り手の上手さを感じます。 こうしてキャラを大事にしている一方で、物語を進めるためにフクロウのような魅力あるキャラでも 容赦なく退場させるあたりはまた潔くて良い。 フクロウが退場したときはかなりショックでしたが、その後も回想で出てきたり、18歳のイサミを フクロウ役の喜安浩平さんが演じたりするあたりはニヤリとさせられました。 声優陣の演技も非常に好感の持てるものでした。ハルカ役の工藤晴香さんは上手いとは断言できませんが (すいません)、ハルカのような年頃の女の子の無邪気さをうまく表現できていたと思います。 彼女をはじめとする子役達の声優陣の演技は素晴らしく、彼らの会話は自分の小学生時代を彷彿とさせる程 自然なもので、彼らの存在がすごく身近に感じました。非常に感情移入しやすかったですね。 また大人達の役はベテランの方が多かったので、安心して見れました。 作品の1つのテーマとして一般的に馴染みが薄く、その難解さゆえ敬遠されやすい量子力学を扱ったのも 評価できる点。作中の理論が正しいかどうかは私には分かりませんでしたが、最後まで扱いきったのは 素直に賞賛したいと思います。 ちなみに私自身は最後あたりは完全には理解できず、正直郡山さん状態でした(苦笑) 作画に関して。背景やCGはさすがサテライト、と言ったところ。 キャラ絵は他作品に比べ粗いかもしれませんが(キャラデザのアクの強さが災いして、よりそのように 見えやすくなっているかも)戦闘シーンにしろ日常の細かい仕草にしろ、とにかくよく動く! 第12話のカラスVSフクロウ、第23話のカラスが遊撃艇(?)に攻撃を仕掛けるシーンの作画は、普段以上の 躍動感があって良い感じに仕上がっていたと思います。 どなたかが仰っておりましたが、本作の独特なキャラデザは馴染みにくい点はあるものの、細かい仕草や 表情がすごくよく映えるんですよね…アトリの狂いっぷりやイサミの一生懸命さ、篠原のずる賢さなどは このキャラデザだからこそ、より際立っていたのだと私は思います。 音楽・歌に関して。七瀬光さんですか…よく知らないのですが(爆)、作品の雰囲気に合った曲は 多かったと思います。次回予告の音楽、ウロボロス出現時の音楽は特に印象に残っています。 eufoniusの歌うOPテーマ「Idea」は秀逸。 歌い出しは静かに始まり、Bメロで少しずつ転調、そしてサビではAメロとは正反対の疾走感溢れる曲調。 曲のパートごとに全く別の顔を見せてくれます。 透明感のある歌声もあいまって、聞いていて非常に気持ちの良い曲でした。 soluaの歌うEDテーマ「夜明けの足音」は何となく落ち着く曲調ですね。 各話のラストで流れたとき、これで今回は終わりなんだなぁと改めて実感できるような、そんな曲(ぇ ただ、作画監督の違いによる絵柄の変化がかなり大きかったのは気になりました。特に第7話あたりの ハルカの顔つきにはあまりにも違和感があり、その辺に不満がないと言えば嘘になります。 個人的に第1話(初回なので完成度高し)や第23話(作監が結城信輝氏の回)のようなクオリティが ずっと続けば文句なしだったのですが。 しかし、これ程毎回先が気になり、「ありえねぇ」展開の連続にこれ程心が躍るような思いをしたアニメは 本当に久しぶりでした。彼らの未来はきっと明るいものになるでしょう。 ということで、若干甘めですが「最高!」で。 赤根監督をはじめとするスタッフ・キャストの皆さん、本当にお疲れ様でした。 この評価板に投稿する |
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