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[アニメ]バジリスク〜甲賀忍法帖〜


ばじりすくこうがにんぽうちょう / BASILISK

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2008/05/02 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】
非凡な戦闘哲学。作画の素晴らしさ。

【悪い点】
男性キャラの描き分け、ちょっと苦手かもしれませんね。

【総合評価】
近年の戦闘漫画といえば、「気」やら「オーラ」による物量合戦、
剣が(武器が)でかくなる、といった単調なものが多い。
しかし本作は完全にそういったものから乖離している。
相性や情報の量で勝敗が決まる緊張感は秀逸です。
GONZOの作画は評判に違わず素晴らしいし、OPも最高です。

男性キャラの描き分けがうまくいってないことに目をつぶってこの評価です。
ありきたりな戦闘漫画に飽きたら、是非「バジリスク」をご覧下さいませ。

2007/11/01 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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山田風太郎は大好きだけど、直接の原作の漫画は読んでない

なんだろう、この微妙感は・・・
山田風太郎は超一流作家であるけど、超一級品のB級エンターテナーだと思うんだよね
その粋である忍法帖シリーズを無理矢理A級作品にしようとした無謀作

デタラメに戦って、デタラメに盛り上がって、なぜかストーリーはまとまって大団円ってのが
B級テイストの真髄なのに、無理矢理にシリアスにしようとしたって、そりゃ無理さ

戦闘のみで押し切った前半はともかく、何度も同じ手に引っかかる「自称、人類を超えた超一流忍者」
戦闘の真っ最中に本編の殆どを回想シーンで独り語りする「超一流忍者」
元々シリアス風味なんか欠片も無い原作をどうやってシリアスにしようと思ったんだろう・・・

がんばってもB級しか作れない人と、狙って超B級作品を作る人との越えられない壁なんだろか

2007/10/19 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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当時たまに見てたけど、まぁ絵は綺麗けど気持ち悪く感じる時もあるけど、バトルもそれなりに面白かったしヒロインも可愛くて好きでした。主題歌も共に良かったけどEDの曲調も結構激しいのだからもう少し動きの映像にして欲しかったです、つかED自体がOPの曲調でも合った気がするけどさぁ・・・。

[推薦数:2] 2007/08/03 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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異能忍者バトルファンタジー

天膳の外道悪役ぶりが光ってましたね。おいしすぎる。
結構お間抜けな所がお茶目だったりするけど、ちゃんと理由はあるのだ。

普通の忍者ものとは一線を画した忍法は最早忍法の域を超えてて「遊星からの物体X」みたいな SF ホラーに近い。反則的だけど、予想だにしない体質による術が様々な形で勝負に影響する。ビジュアルが派手でグロかったりエロかったりもする術だが、その特質を利用したバトルが駆け引き的にも面白く、その決着に恨み/トラウマ/愛憎/過信/誤信といった人間の心理が大きく影響しているのが特徴。負けの原因が教訓的だ。

相手の心理を利用して罠に陥れる要素はあるにせよ、そういう意味では頭脳戦のようなドライさよりウェットな方向性で、そこが突っ込み所にもなっちゃいそうだけど、このウェットさにはある種の一貫性があるので、一種のルールだと捉えればドライにも転じる。それが、キャラクター、ということだ。

非常にゆったりとした進行なのだがその遅さを感じないのは、雰囲気作りが完璧なこともあるが、丁寧な描写がストーリーのみならずバトルにも関わるキャラクター(+キャラの行動原理に関わる江戸時代/忍者世界の世界観)の構築にもなっているからだろう。心の特性(=キャラクター)と技の特性と(性差も含めた)体の特性から、敵と面と向かって対峙したときの緊張感が実に面白いものになる。バトルものにありがちな気合い溜めやら前口上やらの引き延ばし感が無い。

つーことで、心・技・体の要素が上手くバトルに融合しているんじゃないかと思いました。いや、その心・技・体は普通のとは違うだろ、などと突っ込まれそうだけど、これはこれで一つのエンタメとして面白い。

あと、特筆すべき点として、地理的な制約/状況がきちんと描かれている所。誰が何処に居て何処に行けないかといった距離感、どんな有利不利があるのか、非常に解りやすい。だから(その巧拙は別として)人員配置などの戦略面/チームプレイやその帰結にも説得力が生じている。

【その他】
・実に時代劇らしいセリフ回しがなかなか本格的に仰々しくてよろしい。
・あれだけの能力がありゃコワいモノ無し、別に幕府に従わんでもええやろ、などと突っ込みたくもなるが…そこは時代劇の一ジャンルとしての忍者世界。地縁血縁上下関係共同体だ。
・ED 曲(WILD EYES)がいい。「リリカルなのは」のOP曲も歌ってる方…あちらの派手な伴奏もいいが、こっちのチープな伴奏の方が絞り出す様な艶のある声が引き立っててセクシーだ。
・バトルアクションを楽しむなら総集編的位置付けの10話(だったかな?)でたっぷり堪能できる。

序盤の方は観てないし、たまに妙に感じるとこもあったんで評価は控えめに「良い」…と思ったけどやっぱり「とても良い」だな。絵と雰囲気がとても良かった。それに何より、凡百の異能バトルの中では抜きん出てる。
[共感]
2009/04/26 天膳は確かにおいしいですね(笑)立ち位置も能力も作中不可欠な絶妙キャラでした。 by スポンジ

2007/07/30 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:10(91%) 普通:1(9%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 34595 ホスト:34593 ブラウザ: 6461
面白かったですね〜!
原作は読んでいません。マンガ・アニメ・実写は観ました。

僕としては、マンガももちろん面白かったですが、アニメはそれ以上に楽しめました。
なかなかこういった硬派な印象の忍者アニメって少ないと思いますし。
そして、絵!ビニール人形のような最近のアニメキャラには無い濃さ!
背景の絵もよかったですよね。
そして肝心な…お色気シーンがちゃんとありましたしっ!(←個人的にこれ重要)

実写も面白いですよ!
原作の内容を知らなかったら拷問的に面白くないでしょうが、
知っていたらメチャクチャ楽しめるかと思います。無節操にキレまくる弦之介とかw
心の広い方は是非実写のほうも!!

2007/06/27 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:32(82%) 普通:2(5%) 悪い:5(13%)] / プロバイダ: 4611 ホスト:4281 ブラウザ: 6299
原作の作画は芸術的なんですが、さすがにアニメでは線が多すぎて再現できないか。
線の多さは再現できないにしても、雰囲気もいまいちだったし、作画やアニメーションの
構成もいまひとつ、なによりテンポが非常に悪かった。

1話見て視聴を止めました、原作を読んでなかったらもう少しマシな評価も出来るでしょうが
どうしても気になるので評価もきびしく「悪い」とします。

2007/04/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:29(71%) 普通:8(20%) 悪い:4(10%)] / プロバイダ: 6440 ホスト:6220 ブラウザ: 4184
丁寧な絵、戦闘シーンのすばらしさ、ストーリの良さなどアニメの完成度としては、原作の漫画(根本は山田風太郎氏の小説)に対して引けをとらない出来栄えとなっていると思う。特に戦闘の緊張感とスピード感は、他のアニメより1つも2つも上のレベルである。しかし、自分的にはバジリスクという漫画およびアニメのストーリーに関してあまりにも主人公の戦闘シーンが少ないことが残念である。この1点が私の中でバジリスクがトップクラスのアニメに入らない理由である。バジリスクの元になる小説を著した山田風太郎氏の作品のうち私は、「魔界転生」しか読んだことしかないが時代劇が好きな人にとっては、たまらないものになっている。時代小説が好きな人(特に忍者系)が好きな人には、彼の作品を読むといいかもしれない。

2007/04/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:40(56%) 普通:10(14%) 悪い:21(30%)] / プロバイダ: 10245 ホスト:10185 ブラウザ: 6298
映画版の甲賀忍法帖(※タイトルは「SHONOBI」)は悲惨な完成度で悶絶してしまったが、漫画版とアニメ版の方は原作の魅力を損なわずに作品化できていた。
アクション面では、10人&10人に分かれた忍者達が激しい肉弾戦を始め、情報戦、騙し、不意打ち、コンビプレイ、超能力、などなど、個性的技能を十全に駆使してシーソーゲームを展開。シナリオ運びが巧みで、昨今の漫画のように、敵が死にまくって味方はほとんど死なないという甘っちょろい勝敗は無いし、能力の生かし方で弱い奴でも強い奴を倒してしまうなどは衝撃度も大きく、先の展開が読みにくい。
ストーリーでは、主人公とヒロインが織り成す忍者版ロミオとジュリエットとも言うべきシリアスで悲哀に満ちた関係が何とも切ない。また、これは他の忍法帖シリーズにも言えるけど、徳川の世継ぎ争いという、実際にあった歴史的出来事や人物を盛り込み、それに架空の忍者や剣客を絡めてここまで面白いストーリーに仕立て上げてしまうのが山田風太郎の凄い所。
全5巻の漫画を全26話のアニメにしたということは漫画1冊の内容を5話分までに引き伸ばしたわけで、それが展開の遅さに繋がってしまっているのが残念だった。原作の魅力を損なわないように配慮しつつ、キャラをより掘り下げて原作のエピソードを丁寧に膨らましているものの、それでもペースの遅さが気にならずにはいられない。それが解決できていれば「最高」だった。

この調子で、同じ山田風太郎&せがわまさき原作の「Y+M(ワイじゅうエム)〜柳生忍法帖」もアニメ化して欲しいと切に願う。

2007/03/01 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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まじでコレすごいッスよ、こんなに毎回続きが気になった作品は久しぶりでした。滑らかに動きまくる戦闘は大変燃えます。戦うと必ずだれか死ぬので戦闘に非常に緊張感がありました。GONZOの技術と、映像化に向いている素晴らしい原作が合わさるとこんな面白い作品になるのですね。

2007/02/17 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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原作改悪の異名を持つゴンゾにしては良くやった作品。

原作が短いだけに面白そうなキャラがあまり掘り下げられず次々と死んで行くのに不満があった人の気持ちに見事に答えてくれたと思います。ただ画面ちょっと暗すぎです(笑

2007/01/23 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:85(70%) 普通:7(6%) 悪い:29(24%)] / プロバイダ: 17580 ホスト:17468 ブラウザ: 4926
先日の実写版甲賀忍法帖を見て、バジリスクの素晴らしさを改めて痛感しました。
勿論、50年前に、既に今の能力バトル漫画の原型、そして究極系を作り上げていた山田風太郎原作故の
完成度の高さなんですけれどね。(能力バトルで名前の挙がるジョジョとかH×Hなんかは、忍法帖の孫みたいなもんですね)
完璧な原作に敬意を表しながらも、非常に細かい設定変更で、原作とは違う味わいを加えたスタッフには頭が下がります。
戦いに持っていくまでの情報戦・知能戦、組み合わせの妙味によって決まる勝敗、非情な世界に生きる忍者たちの儚さ…これが理解できない人間が、ああいう映画を作ってしまうんですね。
特に、弦之介の瞳術で眼を潰されたために、豹馬の瞳術に勝つも、盲目であったために左衛門と陽炎の策謀に敗れてしまう小四郎のくだりは、構成力の高さが一番感じられるところです。

2006/10/15 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:4(80%) 普通:0(0%) 悪い:1(20%)] / プロバイダ: 1193 ホスト:1043 ブラウザ: 6287
作画・演出・音楽どれをとってもレベルが高く、また個人的に非常に好みでした。
何より原作の小説・漫画が素晴らしいです。
小説・漫画・アニメ全てが傑作に仕上がっている稀なケースだと思います。
(実写映画の方は、全くの別物に仕上がっています・・・。関係ないですが。)
久しぶりに熱中させてもらいました。

2006/10/13 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:159(49%) 普通:109(34%) 悪い:57(18%)] / プロバイダ: 9631 ホスト:9822 ブラウザ: 6287
同名漫画原作。原作は未読。
伊賀忍者、甲賀忍者、それぞれ10人が徳川の跡継ぎをめぐり、殺しあう・・・

冒頭から、敵味方に分かれてしまったそれぞれの頭首が、憎みあっているわけではないのに、
時の流れのせいで殺しあわなければならなくなったシーンなどは感動的、という出だし。

序盤のハイペースに進む展開に比べて、中盤から終盤にかけては少しだらだらとした印象が残りましたが、
それぞれのキャラの朧または弦之介と繋がるエピソードなどを入れていくのは、
キャラの持ち味をよりいっそう引き出していて良かった。

そして、お互いの秘術(忍術)を使いあう戦闘シーンがなりよりよかった。
人間技とは到底思えないものや「それ反則」と思ってしまうような技まで
多種多様な秘術での戦闘は手に汗握るものがある。

最後はほんとに悲しいラストでした。弦之介の最後の告白などもうほんとに。

OP、ED共に作品にあった歌だったと思います。忍者をいイメージさせる曲でした。
ただ、少しわずらわしかったのはOPの前に流れるプロローグ。
毎回毎回2,3分かけて同じこと言われるとさすがに途中から嫌気がさしてくる。OP直前に出てくる、
死んでしまった人を赤い血で塗りつぶしている巻物は雰囲気が出ていて良かったのですが。

忍者の定めによって引き裂かれた2人の頭領の悲しい物語。

[推薦数:1] 2006/08/14 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:34(47%) 普通:14(19%) 悪い:25(34%)] / プロバイダ: 53901 ホスト:53778 ブラウザ: 5234
2005年度の作品群中、人に「この年のアニメで、面白かった作品って、何だと思う?」って訊かれたら、
私が最も一番だ!と老若男女問わず、本作をオススメしたい、「ゴンゾ」の底知れぬ実力を見出した、忍者アクション・シリアスラヴストーリーですね。

確か、本作もまた、私・個人には超ヒットを打ち出したのに、春の新番組改変期の情報では、
何故か、あまり紹介されていなかった、不遇の作品でもあります。

まず、私の心を鷲掴みさせたのが、「超高画質な美麗な作画」と「素晴らしく、動きまくる超滑らか動画」ですね。
これは、かなり稀だと思いましたね。普通のアニメなら、大抵、とても綺麗な作画が眼を惹くけれど、あまり動きで魅せていない、か、
動きまくるけれど、その過程の作画が乱れ気味の、どっちかが多いからです。
この両立が、ある程度、自由に制作できる「OVAや劇場向き」なら、イザ知れず、深夜系・キー局が限られているって言う点はあるけれど、
「TVアニメ-ション」として、見事に成立しているのは、本当に凄いコトだと思って、それだけでも、高得点をあげたくなる秀逸さを誇っていました。

そんな麗しい高クオリティな画面作りに、まず視聴欲を高キープを叩き出していたのに、そればかりじゃないぞ!と、
また高得点をあげたくなったのは、一物語としての凄さでした。
まぁ、本作はあくまで「山田風太郎 先生」のを下地にした、コミカライズ版ではあるが、それでも原作者の方(せがわまさき 先生)の
ひじょうにポイントをおさえた、素晴らしいシナリオ運びは、ちゃんとアニメ版の本作にて、実に忠実に再現されていて、
第一話から、ひじょうに眼のはなせない、急展開を繰り広げ、次週が待ちきれない気持ちにさせ、私は、かなり物語へ惹きこまれていきました。
何せ、それぞれ「甲賀チーム」、「伊賀チーム」をこれから、率いていかなくてはいけない首領同士が、のっけから一緒に○○したなんて、
そんな衝撃的かつ、大胆な話運びは、少なくとも、長年、アニメマニアしていた今迄で、超稀の(良い意味で)背筋ゾクゾクモンの体験でした。
かなりの「掴みの上手さ」を感じましたね。最近は、「萌え」の隆盛ばかりで、結末やどういう出来事が起こりうるとかが、
簡単に予測可能な、薄っぺらい感じのするものばかりだったので、久しぶりに、「作品」と呼ぶに相応しい、超クオリティなのに出逢えた!と震えました。

物語が進むにつれて、「伊賀 VS 甲賀」と言う愛する祖国の為に、互いの発展を望む為に、殺し合い、その度に死んでしまったキャラの名前が、
赤い血で線を入れられて、消されていく、OPの巻物の演出は、もう堪らないモノがありましたね。
こう、ただ自分達の平穏を護る為だったのに、愛する人の為に、貫きたい正義の為に、逝ってしまう・・・・・切ない、とても切ない想いを受けました。
だけどそれが、その中にちゃんとこの作品世界に生きている、「生」の人間として、誇り高い信念、生き様を垣間見れて、熱いモノを感じました。

そして、この物語が至った結末ですが、正直、そう来るとは、薄々予測してはいました。って言うか、ソレしか考えられなかったのですが、
それにしても、もうヤルセナサ爆発の締め方でした。
正直、もう自分達しか各組織にいないのだから、普通に夫婦として、寿命迄、共に添い遂げる事は出来なかったのかなぁ?と。
でも、そんな事をしたら、自分達に全てを託して、死んで逝くしかなかった仲間達に、何て言えば良いのか?と、
そうとう悩んだ末に、二人が選んだ道は、結局、辛過ぎるソレでした。
その結末が描かれた、本作の最終回は、もう、号泣・号泣・号泣の嵐でした。
しかし、不思議と「何で、そんな道しか選ばなかったんだよ!二人で幸せになればいいじゃん!」と言う風に、
不満や怒りを爆発する事はありませんでした。ここ迄、ストーリーを追って来て、もう、二人の想いは、痛い程、解っていたから。
そして、全てのシガラミから解放され、二人が幸せを得るには、とても凄く哀しいけれど、それが一番の方法だと、作品から感じ取ったからです。

ですが、結局、ソンナ結末に至ったからと言って、最終的なこの作品への評価を、下げる事は一切、考えませんでした。
むしろ、コンナ結末が待ち受けていたのに、よくここ迄、描き貫いたな!と、この作品に関わった全ての方へ、とても尊敬を抱きました。

また、本作にあまり好感を持ってない人は、必ず「ダラダラ長く続きすぎた」と、口を揃えて罵声を飛ばしますが、私は逆に、
「2クールに渡って、丁寧に丁寧に、本来の持ち味を損なわせる事無く、大切に創っていたから、名作になったのだ!」と提唱したいですね。
この壮大で、凄さ溢れる作品を描くキャンパスは、2クールあったからこそ、釈然と輝く最高作品として、アニメ界の歴史に刻まれたのだと!
逆に、私なんかは、原作モノに対するスタンスは、「原作通りに描いて欲しい派」でありますが、この作品はとても見所がありまくり、
魅力全快!なキャラばかりだったので、朧&弦之介の主人公ペア以外のサブキャラクターにスポットをあてた、
アニメオリジナルな、外伝的エピソードの分の尺とかが欲しかったなぁ・・・・・と思った程です
(例えば、心温まる左衛門とお胡夷ちゃんの家族モノ話とか、夜叉丸と蛍火ちゃんのラヴラヴ・プライベートデート話とか)。

キャラクター、シナリオも凄い事ながら、音楽だって眼を光らせるモノがあります。BGMも、和風ティストでグッド・ジョブですが、
ここで特筆したいのが、主題歌の超絶・良さです。
OPの『甲賀忍法帖』ですが、この歌手さんグループは、元々「甲賀忍法帖」(山田先生の原作の方)にインスパイヤーされて、
和風へヴィメタをやっていたと言う、正に作品の本質を、しっかり解っている方々なんで、もう超・合いまくっていました。
EDだって、ヒロイン・朧役の水樹奈々さんが、しっかり原作を見極めた上で、タイプは違うが、どっちも本作の為に作ってくれたんだ!と感謝する程、
作品世界と、実に上手くリンクしていて、良い曲を熱唱されていて、グッド・ジョブさを感じ、これまた超・合いまくっていました。
最近は、タイアップばかりで、全然、その対象作品へ愛着も持ってない、自分達がタイアップによって売れる事のみを念頭においた、
不届きなエセ・アニソン歌手連中ばかりが闊歩する、アニソン業界ですが、
本作は、「それじゃあ、本当の主題歌とは呼べないよ・・・・。」って感じで、巧い具合に、一石を投じたと思いました。
やっぱり、アニメソングは、その対象となる作品と、ちゃんと合ってナンボのモノですよ。
過去を見ても、「美少女戦士セーラームーン」(ムーンライト伝説)と「新世紀エヴァンゲリオン」(残酷な天使のテーゼ)、を見ての通り、
一般層迄、巻き込んだ超大作は、どれも「合ってる主題歌」だったでしょう?主題歌と作品のリンク度の高さは、重要ですよ。

キャラクター、シナリオ、作画、音楽関係、声優陣による熱演。全てが、超・高水準、超・名作だったのに、
どうして、もっとネット局が(全国的で、あらゆる地域に)無かったの?と思ってやまないです。
このまま、一部のファンのみ知ってるだけと言う風に、埋れていくのは、凄く残念の極みですよ。
もし、レンタル店にて、本作を発見したら、絶対、是非観て欲しい、いや、観なきゃ損ですよ!
必ず、どこか一部分でも(キャラのみでも、作画のみでも、シナリオのみでも)心惹かれる要素が、待ち受けていますから。
本当に、「作品」を求めたい方(特に、最近の萌え系・ボーイズラヴ系など、作品性が薄っぺらいラインナップばかりにウンザリしてる方)には、
私が、自信を持って、超名作だとオススメします!

2006/04/02 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:265(48%) 普通:202(37%) 悪い:80(15%)] / プロバイダ: 10992 ホスト:10800 ブラウザ: 4184
[TVアニメ 2005年 30分枠全24話 ハイパーアクション忍者ロマンス] 【良い】〜【とても良い】
時は1614年。伊賀と甲賀の精鋭十人対十人の忍法殺戮合戦の結末は・・・

結構バイオレンスで成人向けな作品ですが、普通に面白い。充実した内容で、最後まですいすい見ることが出来ました。
アクションは相当ハイパーだが、それでもしっかり時代感を堅守している所が安心感を呼ぶ。そういう意味でも獣兵衛忍風帖を彷彿とさせる。
ストーリーは、シンプルながらなかなかハードです。しがらみを強く感じる悲劇。結構コテコテで、中盤、感傷に走りすぎた気もするが、トータルで見るとハードでスパイシーな雰囲気とバランスが取れていて臭味はそれ程気にならないし、結構泣ける。キャラは沢山登場するが、皆それなりに存在感のある描かれ方をしていて良い。忍らしくない朧ですら、己の軟弱さに自らムチ打つ様が見てて泣ける。最後の結末も良い、惨憺たる終末で、さすが忍風帖。平穏の時代に忍者は不要ってか。
それ程の斬新さとかインパクトを与えてくれる訳ではなく、何度も見たいと思える作品ではないが、ヴィジュアルはハイレベルだし、非常に良い娯楽作品。確かにやや冗長さもあり、4/5くらいの話数にまとめた方が良かったかも。

個人的には、天膳のキャラが最高に良かった。「天膳殿がまた死んでおるぞ〜」には、つい微笑んだね。

2006/02/20 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:380(98%) 普通:7(2%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 7406 ホスト:7216 ブラウザ: 6032
うーむぅ、なぜ見始めてしまったのだろー(録画してあったからなのだけどー)。
むごすぎるー。しかし、この壮絶なる生き様は、見届けてあげなければならないと
いうキモチになちゃうー。んで、見届けたはいいけど、やるせない気分にー。
この世に救いはないのでしょかー。

原作は読んでないー(ていうか、手にとることは万が一にもなさそうー)。スト
ーリーの、イガとコウガを戦わせて生き残りをかけるという部分はかなり単純な
図式ー。しかし、単純なだけに道筋はわかりやすいー。で、その、あまりたいし
たことないストーリーを、ものすごく盛り立てているのが、人であらずのトンデ
モ忍術と、おとしいれキホンの武士道のかけらもない作戦と、ピュアなラブスト
ーリー。これらのからみが絶妙で、いい味付けになってるー。

忍術の扱いでよいのは、すべての忍術が完璧だってことー。その完璧な上でちゃ
んと忍術を破ってるのが、すごいー。たとえば、変装の能力の人は、変装そのも
のを「近しいから」といった理由で見破られたりしなくて、そこは完璧に騙した
上、納得のいく倒された方をしているー。普通なら、本来知ってるべきことを知
らないといった、くだらない理由でバレたりするものでするがー。おとしいれ作
戦もそうだけど、そういうところ甘くないシビアーなつくりになってると思うー。

作画的には、かなりよいほうだと思うー。特に忍術アクション部分は本当にすご
くて(きもくて)、まいりますたー。あと、恋をしている人が死んでいくのは、
本当にかわいそすぎるので、これもまいるー。というわけで、おもしろとは思う
けれど、優れたところもつらいところも「もー、本当にまいりますたー」と脱力
しちゃうアニメですたー。内容が内容だけに万人にはススめられないけどー^^;。

2006/01/18 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:317(58%) 普通:13(2%) 悪い:219(40%)] / プロバイダ: 7155 ホスト:7060 ブラウザ: 3875
序盤の数話は視聴してなかったので途中参加という形になったけど、
妖怪バトル?、では無く甲賀と伊賀の忍者達がそれぞれの秘術を使っていくバトルシーンは見ていて面白かった。

ストーリーの方は最後は甲賀と伊賀の忍者達が全滅しちゃうけど、これも悲しき忍びの宿命という感じで決して歴史の表舞台に立てない忍びの哀れさと言った所は良く描けてたかな。
ちなみに個人的には薬師寺天膳の弾けっぷりが凄い面白かったなあ。まさに同情する余地が無いぐらいに悪者としての存在感はピカイチだった。

評価は「とても良い」で。

2005/12/01 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(20%) 普通:0(0%) 悪い:8(80%)] / プロバイダ: 36678 ホスト:36649 ブラウザ: 5944
原作ファンの自分としては合格点をやることの出来る作品だと思う。
原作で語られていない話(例えば甲賀弾正やお弦の過去話など)を上手く補いつつも大筋は原作に忠実。
その中で行われた改変も見事。
とてもあのGONZOが作ったものとは思えない。
それにキャラクターがよく動く。アクションシーンは今期最高と言っても過言ではない。
人物描写もなかなかで、それぞれの内面の掘り下げが上手いと思った。
しかし如何せん話の尺が長すぎる。
そのため原作や漫画がスピーディーであるのに対し、アニメは中盤で一気にペースダウン。
無駄なシーンが数々あって、少々退屈のような気もする。
そのなかでも自分を最もがっかりさせたのは、深夜枠だというのに裸体を描けなかったということである。
別にエロを求めているわけではないが、原作や漫画のイメージが強すぎて朱絹が乳房を隠しているということにはかなり違和感があった。本当にどうでも良いことだが。
確かに中盤はいまいちだが終盤に入ってからラストまでの流れは最高だと言っても良い。
ラストの美しさに舌を巻き、切なさに涙した。
服部親子という脇役を使い、話をまとめたの上手いと思う。

2005/10/14 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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かなりよくできてますね。
原作付きの物のうちでも結構出来の良いほうではないでしょうか?

実のところ、個人的に山風は好きなんですが、
独特のオカルト的妖怪的な超人観には多少拒絶感がありました。
だから、それがあまり強くない「柳生十兵衛死す」が一番好きだった(ファンの間ではあまり…みたい)のですが、
その個人的にあまり受け入れられなかった部分が、いざアニメーションになってみると、
迫力やらおどろおどろしさがいい味に感じられて、そういう悪印象が払拭されました。
実写の映画のほうは予告編見ただけで、これは駄目だな、と思ったので、
やはりアニメーションは超現実を描写するのに向いているんだなぁと、あらためて感じましたね。

さて、そんないい味出してる今作ですが、
放映前の懸念通りといいますか、
惜しむらくは、間延びしてテンポがあまりよろしくありませんでした。
尺が足りなくて残念という作品は結構多いのですが、この作品は尺があり過ぎて、
それが弊害になっている珍しい作品。
完結している原作のアニメ化なので、構成はしやすいはずなのにこうなってしまうのは少々問題です。
5,6話ぐらい潰して、そのぶん各話のスピード感を出したほうが、
テンポとして最上だったのでは?という印象です。
おそらく脚本にも悪い影響を与えてます。
時間が余った部分は、なにかで埋めなきゃいけませんからね。
そうやって、余計な演出、セリフ、設定が増えていく。
これも放映サイドの番組編成に縛られる、TV放映アニメの宿命の一つなのでしょうね。

2005/10/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:33(70%) 普通:12(26%) 悪い:2(4%)] / プロバイダ: 6118 ホスト:5928 ブラウザ: 5234
良くまとまっていたし、緊張感もあったし、面白いキャラも多くてよかったと思います。

ただ、忍術、というより、超能力、でした。ほとんどの人は。
一番好きな技の夜叉丸は、出番も少なめで死んじゃいましたし。

後半は天膳様があくどくて好きでした。
死に様もまあまあ。

一番好きなのは、甲賀弾正とお幻の戦いです。
あのシーンのおかげで一気に引き込まれました。

でもやっぱり、小説を読まないと全部は分からないのかな、と思います。

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「個人的には原作(小説&漫画)の方が好きかな。冗長な台詞回しや、忍者が死ぬ度に長めの回想(アニメオリジ...」 by mizunasi


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