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[アニメ]アリオン


Arion
注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: 漫画:アリオン
アニメ総合点=平均点x評価数1,180位/3,703作品中(総合14/偏差値49.08) 1,179位<= =>1,181位
アニメ平均点(評価10個以上限)1,051位/2,044作品中(平均0.78=良い/18評価) 1,050位<= =>1,052位
1986年アニメ総合点21位/59作品中 20位<= =>22位

評価統計
評価平均良い(0.78 pnt)
評価総合点14.04
アニメ順位(平均点)1,051位(2,044作品中)
アニメ順位(総合点)1,180位(3,703作品中)
偏差値(総合点)49.08

人数2373201
割合11.1%16.7%38.9%16.7%11.1%0.0%5.6%
加算分布11.1%27.8%66.7%83.4%94.5%94.5%100%
分布要約66.7%16.7%16.7%
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原作・監督・作画監督:安彦良和(リュウ連載/中央公論社)
演出:浜津守
脚本:田中晶子 安彦良和
音楽:久石譲
制作:サンライズ
キャラ/声優
アリオン:中原茂レスフィーナ:高橋美紀 アテナ:勝生真沙子 アポロン:鈴置洋孝
アリオンの幼年時代:小宮和枝 アレース:島田敏 エートス:宮内幸平 ガイア:来宮良子
ギド:西尾徳 ゼウス:大久保正信 セネカ:田中真弓 デメテル:武藤礼子 ハデス:大塚周夫
ピオ:大田貴子 プロメテウス(黒の獅子王):田中秀幸 ヘラクレス:郷里大輔 ポセイドン:小林清志
リュカオーン:永井一郎
日本 開始日:1986/03/15(土)
利用状況
日本32,3582918
海外3,19611
最近の閲覧数
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最終変更日:2007/04/13 / 最終変更者:孔明 / その他更新者: TCC / 提案者:宝家義頼 (更新履歴)
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[推薦数:2] 2011/12/04 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:28(97%) 普通:0(0%) 悪い:1(3%)] / プロバイダ: 4593 ホスト:4501 ブラウザ: 7748
ジャパニメーションという名の、秩序を破壊する、反逆児の夢。



安彦氏の画は人体の解剖学的正確さなどへの興味をほとんど感じさせない。
氏のアプローチはカリカチュアの極致からのものなのである。
そこに私は旧来の秩序を打ち破る自由さのようなものを感じる。
その自由さが氏の魅力であったし、この時代のアニメが持っていたよさでもあった
『アリオン』のビジュアルはそれらが遂に至った理想郷の姿を示している。

ジャパニメーションのビジュアルは、この時代、完成の域に達した。
近頃言われる「見やすい」もの(私は、この語の意味するところは
「標準を外れない、毒気の無い口当たりの良い甘口のもの」である、と捉えている)ではないかもしれない。
が、『アリオン』のビジュアルは、クリエイターとファンの夢を具現する美しいものであった。

それは止め絵としては勿論のこと、アニメ本来の姿である動きの中に強烈な情念となって描き込まれている。
それは浮遊感、或いは接地感の希薄さとも言うべきものである。
「アニメ」イコール「オタク」として社会の異端視された時代、その精神は実社会から遊離しようとしていた。
それを、画面中の人物達が軽やかな足どりを見せ、事物がキレのある動きを見せることで表現した。
その芸術的なまでの極致がここにある。

『アリオン』では、その多くは主人公を中心としたアクションを以て描かれる。
主人公は半神半人の身である。だから、超常の身体能を有している(この辺りの理由付けは実に上手かった)。
同時にそれは、私達が、自らに具わっていたなら、と夢見るものである。
主人公はそれを以て走り、跳び、剣を振るう。
人の力では物理的に実現し得ない速力、跳躍力、剣技の冴えを見せる。
画面の前の私達に代わって、主人公がその役を務めてくれるのである。

その夢の共有の中に、私はこの時代のアニメが持っていた美しさを見る。



更に、そのアクションの中に安彦氏独特のケレン味溢れる演出がこれでもかと展開される。

特徴的なのは、人体が撥ね飛ばされたり滑り落ちたりする際の、或いは幻影の空間を浮遊する際の描写。
こういう時に、安彦氏は手足を真っ直ぐに伸展させた画を描く。物理的、生理的にはこれは考えにくいことだ。

強い力で撥ね飛ばされて、背中から壁に叩きつけられれば、手足は屈曲するものだろうし、
危害の可能性があれば、ヒトは反射的に手足を縮こまらせるものだろう。
無重力空間に浮かぶ宇宙飛行士の手足は半ば屈曲した位置が最も自然な状態だ。
手足を伸ばし切った状態は、多くの状況下、理に適うものではない。
あるとすれば、それは、スカイダイビングやフィギュアスケートのスピンの時、
質量の分散により慣性モーメントを増大させ、回転速度を抑制する様に似る、ということであろうか。

即ち、これは重力から解き放たれた人体の自由状態を表す、安彦氏独特のケレンの表現である。
それがケレンであるからこそ、見る度に、何か言いようの無い満足感を覚えるのである。

時代劇の殺陣では、主役の剣客を多数の悪役が取り巻くが、斬って掛かるのは必ず一度に一人と決まっている。
悪役の侍達は、自分が斬られる番が来るのを行儀良く待っている。
それが時代劇の美学、様式美というものである。
それと似て、このケレンが安彦氏の、そして同時代のアニメの様式美を成す一つの大きな因子となっている。



それに加えて、本作ではモブシーンの描き方が凄まじい。
ギリシャ神話の世界が舞台なので、本作ではファンタジーを交えた多くの古代の合戦シーンが描かれる。
群集シミュレーション CGI など無かった時代、それは全て人が手で描くしかなかった。
本作では、そこに一切の妥協が見られない。

高台に陣取る守備側の騎兵隊がまず先陣を切り、海上からの進攻部隊と接触。
重装歩兵と亜人混成部隊との乱戦となる。
やがて、衆に優れた体躯を誇る進攻側総大将自らの出馬を受けて、雑兵どもはなぎ払われ、潰走が始まる。
大群衆による敵の息遣いまで聞こえるかのごとき接近戦が演じられ、
その様たるや『イーリアス』におけるトロイ都城での血で血を洗う殲滅戦もかくやと思わせる。

なるほど、手塚の夢がここに結実した、とも評価できそうである。
本作は手塚治虫に絶賛されたらしいが、
確かに、『火の鳥 黎明編』や同『ヤマト編』などに共通するものがある。
従来は私達一般人には難解で敷居の高かった神話や歴史史料の世界を
ポピュラーに誰にでも分かりやすく描いたことは高く評価されて然るべきである。

本作は、正に、ジャパニメーションが至った最高峰の一つであった。



しかし、下敷きとなるギリシャ神話の大胆な翻案はよい
(その結果、冥王の死、というややこしい事態に陥ったりもしているが)。
その一方で、ストーリーの方は、まあ、毎度の安彦印ということで、期待をしすぎると残念な結果になる。

主人公の呪われた運命は、それこそギリシャ悲劇に学ぶところが多くあったのだろう、よく描けている。
親子の確執や情愛の機微も、いつもながら高い関心を以て目こぼれなく描いている。
が、肝腎の主人公の振る舞いが、意図してのことかといぶかしむほどに、馬鹿丸出しで、
観る者の共感を拒絶している。

まず、ハデスに暗殺者として仕立て上げられた、隠密行動に徹すべき主人公が、
正に首を取りに行こうと狙う敵であるゼウスが鎮座するオリンポス幕下の騎兵隊と、
特に理由も無く、白昼、軽率な大立ち回りを始めてしまい、
挙句多勢に無勢であっけなく矢傷を負って捕らえられることから、
主人公に馬鹿の嫌疑が掛けられる。

主人公を兄貴分と慕うコソドロの少年(と、一応書いておく)セネカが登場すると、
はしっこい彼に押されて、二人の会話は終始この子のペースになる。
主人公は寡黙というより、ものを考えているのか疑わしく、なんだか馬鹿っぽい。

そして、少なくとも、この劇場版の主人公には冥王を殺すに足る正当な理由は無い。
冥王は、母のめしいの理由についての虚言を以て、まだ幼い主人公を母から引き離し、
利用しようとしたかもしれない。
父(と、一応書いておく)、海王に会い、それを知らされて、恨みを募らせたのかもしれない。
それでも、冥王を斬っても、主人公の得にはまったくならないし、
この時点で主人公が所属する海王陣営の利益にも何ら寄与しない。
にもかかわらず、主人公はその感情の赴くまま、怒りに任せて冥王を斬ってしまう。
結果、それまでは幼くして母と離れ、人を遠ざける生き様に甘んじるだけで済んでいたものを、
冥王の呪いに掛かり、更なる苦難を招くことになる。
確かに、見てくれは格好の良いシーンではある。
『理由なき反抗』的な少年のツっぱる姿は常にポップカルチャーの注目してきた所であり、感じるものがある。
が、事の顛末を考えると、主人公の浅はかさに些か鼻白むことも否めない。

止めとして、特に指摘するべきは、人々がオリンポス進攻に決起するシーン。
よし、これから皆で殿上に乗り込んで、これまでずっと俺達を押さえ付け、
人間以上を気取ってきやがった奴らを叩き出してやろう、と気勢を上げんとし、
その第一声を発するのを今や遅しと、我らの指導者たるべき若者を期待を持って見守っているのに、
そこで聞かされるのが あ の 超私的でグダグダの痴情のもつれの末の愚痴みたいなものなのだから、
もう、画面の中の彼らでなくても、本当にがっかりしてしまう。

> 主人公「僕はレスフィーナ(ヒロインの名)を助けたいだけなんだ。それでいいんだね(笑顔)?」
> 人々 「オオー!!」

「おー」じゃねぇ(怒)。



まったく、今となってはこの主人公の目を通して見た本作品世界の馬鹿さ加減には呆れるばかりだが、
しかし、本作はそれでよいのである。

なぜなら、本作は舞台こそギリシャ神話の世界であるが、そこに描かれるのは、毎度安彦氏お得意の、
(「普通」を少しはみ出してしまった、という意味における、即ち、逆説的にまったく「普通の」)
不良少年のすったもんだのハナシだから、である。

そして、今回の不良少年は、前述のように、出自が半神半人の貴種であり、
生まれながらの超常の膂力を持っている。
その主人公が走れば峨峨たる断崖もひと跳びであり、
剣を執れば取り囲む弩兵も騎兵も、敵将すらもたちまち真っ二つ、
巨岩であろうと易々と切り裂かれ、整えられた幔幕も踏み荒らされる。
その秩序破壊のビジュアルを愉しむのが本作の正しい観方であろう。

終盤、主人公の弟分、セネカが傷つき倒れ、
敵兵を斬りまくりつつ敵本陣へ向けて去って行く主人公の背中を見送ってつぶやく。
「カッコいいなぁ。ちくしょう……」
そうなのだ。どんなに馬鹿の不良でも、
結局、既成の存在を、我らの限界を斬って捨ててしまう主人公はカッコいいのである。

1999年、映画『マトリックス』で、実在の俳優が身体を使って演ずる実写映画でも
人間自身が演じ得る限界を超える身体能のビジュアル表現への道が開かれた。
人間の限界を超える体験、そこに観客が自身を投影する時、快感が生まれる。
『アリオン』は、それに先行すること十数年、
当時はまだ実写では不可能であった表現をアニメという技法で世に現した、
そのことに価値がある作品である。

よく若い人の、『AKIRA』の言いたいことが分からない、という意見を目にするが、
同作に、「主張」という意味における、言いたいことなんぞありはしない。
ただ、そこにかつて無かった凄まじいビジュアルを現出せしめた、
俺達は過去の世代が成し得なかったことをやってのけたのだ、という意識の獲得、
それこそが、こうした系統のジャパニメーションに共通するテーマなのである。

『アリオン』はその一つの到達点として、一度目を通しておくべき古典、
それも最上級の作品である。

2006/05/17 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:158(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 31337 ホスト:31188 ブラウザ: 5743
東のアリオン、西のコロコロポロン。
ギリシャ神話世界を描いた(漫画の)アニメというと、こんな感じでしょうか。
知名度では遥かに勝る聖闘士星矢は神話をモチーフにしたという程度ですし、仮面ライダーX初期のゴッド怪人もなかなか凝ってるとはいえ神々そのものではありません。
神話は成り立ちからして仕方ないことですが、整合性を追求しきれるものではなく、どこかで割り切らないとアリオンのような作品は完成しない(始まりもしない)、ということはあるでしょう。
この連載をファーストガンダムと同時進行していた安彦良和は、元気というか無謀というか…結局入院するハメになった訳ですが…とにかくその卓越した描写力で、日本におけるギリシャ神話のビジュアルイメージは相当統一されたんじゃないかと思います。
しかしアニメ化のタイミングが何となく唐突というかいきなり劇場版なの!?と驚かされます。
まあ徳間書店的には、宮崎駿作品に並ぶコンテンツを確保しておきたい、という思惑はあったかも知れません。「ガンダムの安彦良和」が「ナウシカの宮崎駿」と同格か?と今考えると疑問は生じますが、当時はそんなにおかしな発想ではなかった。少なくともその頃の宮崎駿はアニメファンの手が届きそうな人だったし。
またレスフィーナが目立ってしまうのも、そういう「ナウシカ環境以降」という事情があるかもしれません(主題歌からして「ペガサスの少女」な訳で)。
ナウシカ以前から連載していたアリオンが、ナウシカ以後にアニメ化され、ナウシカの影響を受けざるを得ないなんて、ちょっと皮肉な話ですが…(音楽も久石譲)。

アニメ自体は決して悪くない作品です。
作画はクラッシャージョウほど整ってはいませんが、十二分に原作漫画を再現&昇華してますし、キャスティング面でも有名俳優を無意味に起用したりしないで、耳に馴染んだ声優ばかりで好感が持てます。
これが「ヴィナス戦記」だと…あ〜、もう…となってしまいまして(作画監督が神村幸子になったのは、やはり惜しい)、まぁそっちと比べるのも何ですが、やはりアリオンはギリギリの線で「素直なアニメ」を実現できた作品だとは言えそうです。

しかし「構成」という実態不明な役職に川又千秋が付いているのが分かりません。これとは別に脚本家がいるというのに。まぁこれがネームバリュー的に期待されたのかも知れませんが(オネアミスでも広告で一番目立ってたのは坂本龍一)、とりあえずアニメを見る上で差し障りはないし、どうでもいいな、という感じです。

2006/04/11 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1670(50%) 普通:656(20%) 悪い:1009(30%)] / プロバイダ: 21108 ホスト:21227 ブラウザ: 5234
安彦作品としては劇場映画公開された事で、前年のTV作品である「巨神ゴーグ」と並ぶ名作を狙ったものであったと言えるかも知れないけれど、残念ながら、あまりヒットしたという話は聞かないし、ゴーグも結構賛否が分かれた作品だったのだけど、本作はそのゴーグ以上にコアな安彦ファン以外には受け容れられなかったかも知れない。

ギリシャ神話を元にした神々と人間の戦いという点を描き、綺麗な画像で安彦キャラが元気一杯に動く作品というのはこの作品が最後だと思うし(「ヴィナス戦記」や「ガンダムF91」では、あまりそういった安彦らしい魅力をもった描き方ではなかった。)、頼り無げなアリオンが神々との戦いを通じて・・・という点もツボを突いていたといえるでしょう。
やや我が侭で、勝ち気で向こう見ずなアリオンの性格も、そういった神に対する人間の人間らしさという点をメインに出したものだったと言えるかも知れません。

けれども、万人向けとはお世辞にも言えなかった点があるし、ラストシーンは多くの人が言うように、なにか釈然としないし、平凡な部分が多かったのも確か。

ゴーグのようなロボットものにしても、退屈な展開(初期のゴーグに逢うまでのエピソード)が続いた部分もあるし、そういった間延びした点をもう少し改良できれば更に良くなった可能性もあったと思います。

正直、安彦良和はガンダムなんかよりも、こういった作品の方が描いている方が似合うし、ガンダム以外の作品にまた携わって欲しいと思うのですが。

2006/04/11 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1259(50%) 普通:631(25%) 悪い:631(25%)] / プロバイダ: 11009 ホスト:11078 ブラウザ: 5234
CMで主人公が「人の子の分際で」とコケにされていたのを覚えています。
人間に過ぎない主人公が神々にどのように挑むかというのが、この作品の真骨頂と思っていたのですが
あのラストではアリオンの存在意義が妹レスフィーナにも劣っていたような気がします。

2005/11/09 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1411(84%) 普通:138(8%) 悪い:122(7%)] / プロバイダ: 16955 ホスト:16909 ブラウザ: 5234
漫画版に比べてアリオン年齢高くねえ ?
アレースもキャラデザが変わっててヤザンみたい。原作ではアポロンとあまり関わりなかったけど、アニメではちと険悪な仲だった。
安彦関連は好きだけど、残念ながらこれちょっと退屈だったね…

2005/11/08 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:0(0%) 普通:0(0%) 悪い:1(100%)] / プロバイダ: 7275 ホスト:7227 ブラウザ: 4696
アリオン、、、これは最後が大爆笑しました。いきなり恋人が最強に、、
でもラスボスにはダメっていうお約束もありましたし。
まぁいいほうじゃないんですか。

2005/11/02 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:66(63%) 普通:0(0%) 悪い:38(37%)] / プロバイダ: 44085 ホスト:44007 ブラウザ: 3793
19年前にみたので話は詳しく覚えていないが、
後味がとても悪かった。
何か酷く陰惨で殺戮的な描写があり、
主人公の行為が身勝手で共感することがなかったのもマイナス。
最悪としか言い様がなかった。

2005/10/12 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:58(83%) 普通:6(9%) 悪い:6(9%)] / プロバイダ: 3353 ホスト:3245 ブラウザ: 3874
「あいたくて〜♪今私は〜♪」だったけ?
僕が神話に興味を持つきっかけになった面白い作品です。

いきなり、にわか知識の曲解妄想ですけど…。
ウラノスを子のクロノスが、クロノスを子のゼウスが失脚させ、次のゼウスは誰にやられる?
『アリオン』では、アポロンらしいのだが、僕の中では鍛冶と火の神ヘパイストスなんじゃないかと思っている。
でもこの作品では彼出ていない。がくっ。
やっぱり美男子で優秀なアポロンだから、話になったでは?
神としては醜いノーマークのヘパイストスだったからこそ、話にしてもらえなかったのでは?
ゼウスとヘラの長男という点からも普通なら、こいつこそゼウスの真の後継者だと思うのだが。

彼はプロメテウス(あの映画ではアリオンの父親)とちょっと関係が深い。
プロメテウスが人に与えたという火、その火をどっから手に入れたか?
太陽神ヘリオンからという説があるが、ヘパイストスからという説もある。


プロメテウスの予言、「海の女神テティスが産む子は父親を超える力を持つ」
ゼウスはそれを聞いて彼女(ちなみにのちのアキレスのお母さん)に手を出すのを避けたが、
親に見捨てられたヘパイストスを、救い育てたのは彼女だ。


ヘパイストスは鍛冶と火の神、これは技術や科学につながる。
科学の進歩によって観念的な思想は衰退していく。
神が神話上の存在、無力化しちゃったのも、彼の力によるものではないだろうか?
ゼウスと派手にやり合わず、裏でこそこそと土台から破壊しにいったのでは?

ヘパイストスの特徴のひとつに、
彼が生まれた時、あまりの醜さに母親ヘラに天界から落とされて、それで足を怪我して、以後足が不自由になったというのがある。
これで思い出したのが父殺しで有名なオイディプス、彼は幼くして親に捨てられ、足を傷つけられる。そして生み親の国に戻り、悲劇が…。
実はその元ネタってヘパイストスのなんじゃないかと思ったり。ただ彼はうかつにことを起こさなかっただけで。

人類初の女性パンドーラを作ったのも彼のようで、
その母パンドーラと父プロメテウスの子アリオン(←あくまでこの映画の設定)がゼウスを、
……彼の狙いは果たせたってことかしらね。そうだとしたらギリシャ神話界のフィクサーだね。

2005/09/04 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:265(48%) 普通:202(37%) 悪い:80(15%)] / プロバイダ: 10773 ホスト:10807 ブラウザ: 4184
[劇場アニメ 1986年 約120分 ファンタジー(神話)]
結構な大作。アリオンはギリシャ神話では楽器の名手として描かれイルカ座と関係があるようですが、アニメでは風流とは無縁で多くの人を殺すヒネたガキとして描かれています。
このアニメ、一応ギリシャ神話ファンタジーなのだが、どう考えてもZガンダム・・・カミーユVSシャアって感じ。父殺し、近親愛等ネタは神話っぽいが、主人公がどうも神話っぽくないです、きっと全然ヒロイックじゃない主人公をヒーローにしたのがウリだったんでしょう、ガンダムと同じ事をファンタジーでやったんですね。ただガンダムみたくメカの力を借りず、身一つで主人公としての説得力を出すのは難しかった様子。この作品はファンタジー世界の雰囲気といったものを主眼に描くのではなく、個々の人間や人間関係を主体に描いている分、主人公の中途半端さは痛かった。
結局ヴィジュアルや音楽はなかなか良かったが、ストーリーがちょっと退屈気味なのが難。
まあ、一番の見せ場はレスフィーナが柱に縛られてアテナにムチで打たれるところかな(嘘)

2005/06/25 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2148(46%) 普通:1434(31%) 悪い:1069(23%)] / プロバイダ: 50988 ホスト:51046 ブラウザ: 5234
そうですよね。安彦氏の美麗なタッチにはやはり惹かれずにはいられません。
特にアポロンはブライト艦長の声の人でしたが、デザインはアニメの方が
良かったです。妖艶で怪しい色気がより表現されていました。

2005/06/25 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6(67%) 普通:3(33%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 8928 ホスト:8958 ブラウザ: 4487
先日アニマックスでやってたので観た。面白かった !

原作(確か80年代前半にアニメ-ジュ連載)の味を損なわず、怪鳥に乗って戦いながら飛ぶシーンなどは多分止め絵であるマンガより迫力あるだろう。物語もわかりやすくしかも底が浅いわけではなく、うまくまとまっていたと思う。アニメでこういう題材(ギリシャ神話を元にした近親憎悪がらみの戦闘もの)はターゲットを考えるとどうしても演出が中途半端になってつまらなくなるが、これは良作!コドモに妥協してない。よってあまり小さい子にはきつい描写があるが、10歳以上くらいなら全然オッケーだろう。

とにかくさすが経済的に恵まれていた時代の映画、全編にわたっての安彦チェック絵が美しい !特にアリオンの顔の表情と全身のバランスが素晴らしい。囚われのアリオンの場面はマンガでもなんとなく記憶があるが、いいシーン。結局レスフィーナとの濃いカラミはここだけだったのが残念だが。セネカのお決まり?のオチもなかなかいい感じ。アポロンもまるでシャアが乗り移ったのかというルックス・性格描写で楽しい。ファースト・ガンダムギリシャ神話版というおもむき。

2004/04/20 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2148(46%) 普通:1434(31%) 悪い:1069(23%)] / プロバイダ: 50928 ホスト:50926 ブラウザ: 3875
アリオンに対してしばしば「この少年はか弱い所があるけど、だからこそ自分はしっかり見守らなければ
いけないんだ。」と考えさせられてしまうという点でやはりかなりの思い入れがある―ある意味特異な―主人
公でしたね。劇場版のラストについては出来れば、原作通りレスフィーナに抱き合うシーンの他になぜか女
にされたいたセネカとの絡みのシーンが見たかったと。

2004/04/19 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:172(62%) 普通:54(19%) 悪い:52(19%)] / プロバイダ: 23537 ホスト:23438 ブラウザ: 3875
これ懐かしいな。
86年、映画館でリアルで観ました。封切りから時間が過ぎていたこともあって、かなり空席のある
映画館だった。斜め後ろで、大学生のカップルが観ていたが、デメテルを犯すポセイドンやらドロドロした描写があるので、おやおやと思っていたら、いたたまれなくなったのか、案の定、途中で帰ってしまった。自分は金がもったいないので、最後まで観た。
終盤近くで、主人公が、ゼウスに虐げられた民衆に蜂起を呼びかけようと演説するシーンがあるが、演説に乗せられて「オー」と蜂起する民衆に「なにがオーだよ、あの程度の演説でこんな小僧に乗せられるなよ、お前ら」と心の中でツッコまずにいられなかった。ここで白けきってしまったので、その後の展開は全然記憶に残っていない。でも、後から振り返ると、ここは主人公の成長と勇気を感じ取るべき、ある意味ヤマ場だったのかもしれないと思う。
自分はガンダムは評価しているし、安彦氏の画力への評価が高いことも知っているけれども、この映画のストーリーはまったく好みに合わなかった。しかし18年前か。当時の自分にとっては、と、一応は条件付きで評価しておきます

2004/04/19 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2148(46%) 普通:1434(31%) 悪い:1069(23%)] / プロバイダ: 50928 ホスト:50926 ブラウザ: 3875
>ラストのシーンは原作どおり、アリオンとレスフィーナに抱き合ってブチュってやってほしかった。

私もその意見には同感ですね。ラストと言えば、原作ではエートスは生き残っていたのに、なぜ劇場版
では死んで(?)しまったんでしょう?「実は生きてた。」(笑)みたいな感じで再登場するのではと
思っていたのですが。

>人物の躍動感、アニメーションの滑らかさは明らかに他の追随を許さない境地に達している。宮崎駿など余裕で凌駕している。
>安彦良和の描くキャラクターは時代に流されぬだけの普遍性を備えているのだ。

簡単に言えば、私はアリオン以外の安彦作品は「韃靼タイフーン」「ナムジ」「我が名はネロ」等を読んだ
事がありますが、私は安彦氏は読む人、見る人をそのキャラクター達が生きている世界に無意識の内に
引きずり込ませるという点では、日本の作家(ジャンルは問わず)の中でも5指に入ると思います。
繰り返して言うように映画は同氏がキャラクターデザインを手がけたガンダムみたいに前編・後編という 風等に分けてほしかった
ですね。

2004/04/19 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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あと、やはりラストのシーンは原作どおり、アリオンとレスフィーナに抱き合ってブチュってやってほしかった。

2004/04/16 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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昨日久しぶりにDVDで観たのだが、改めて安彦良和という才能の凄まじさを思い知らされてしまった。
確かに全体的なまとまりとしては、原作のファンとしてはいささ消化不良を感じざるおえないのだが、個々のシーンは素晴らしい。
人物の躍動感、アニメーションの滑らかさは明らかに他の追随を許さない境地に達している。宮崎駿など余裕で凌駕している。また、この人の空間把握能力はまさしく天賦のものだとしか言いようがない。
だが、なんと言ってもレスフィーナのあまりの可愛らしさにはまいってしまった。これなら、今でも充分通用する。やはり、安彦良和の描くキャラクターは時代に流されぬだけの普遍性を備えているのだ。まあ、ファンの方々にとってみれば今更なんだ、という事実に過ぎないのだろうが。
だが、綾波レイにしろ木之本桜にしろ、果たして今同様に20年後の若き野郎どもをハアハア言わせることが出来るだろうか。
アニメ界が安彦良和という才能を失ったことはまさしく多大な損失であった(これも何を今更といわれるだろうが)。
「オリジン」を完成させたら、一時帰省でもいいからぜひともアニメを作って欲しいものだ。

2004/03/23 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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アリオンは主人公としては頼りない部分は確かにあったけど、悩み・傷付きながらもセネカとかリュカオーン
とかプロメテウスとかに支えられて成長しようとしていたのがとても良かったと思うし、そうした彼の姿には
やはり好感が持てます。劇場版は単なる総集編みたいな側面は否定できず、(だから、セネカが女になっ
たり、エートスの結末が原作と異なったりしていたのか?)原作の良い所を出し切れていなかったとは
思いますが、安彦氏のような綺麗な絵を見れただけでも、当時は(リアルタイムでの映画は見ていません。)
感動物でした。

2004/03/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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ストーリーは絶対原作のがいいわけですが
美麗な安彦絵がまんま動いてるのは感動物。

2004/02/21 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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セネカが実は女だったのも吃驚したけど、(原作の方を先に読みました。)エートスはなぜ死んでしまった
?(確定ではないが)原作ではちゃんと生き残っていたのに。そこんとこの意味が分からなかったですなあ。
可哀想・・・・・・・・・・

2004/02/07 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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原作をリアルタイムで読んで育った世代からすると、やはり
劇場版アニメは辛いモノがあったと思います。
前半はまだしも、中盤から次第に悪化、後半では目も当てら
れないありさまとなって、ガッカリしました。
とは言いながらも、しっかり劇場には観に行きましたし、
安彦ファンとしては、映像化そのものが嬉しかったりもして・・。

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「 どう好意的に評価しても作品の内容は明らかに原作の漫画版のほうが素晴らしく映画のほうはストーリー的に...」 by 雄一


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