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[アニメ]スカイ・クロラ The Sky Crawlers


すかい くろら / The Sky Crawlers
注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: 文学:スカイ・クロラ
アニメ総合点=平均点x評価数3,171位/3,703作品中(総合-3/偏差値46.68) 3,170位<= =>3,172位
アニメ平均点(評価10個以上限)1,597位/2,044作品中(平均-0.10=普通/31評価) 1,596位<= =>1,598位
2008年アニメ総合点142位/184作品中 141位<= =>143位

直近発売のBray/DVD 2009/02/25 ():スカイ・クロラ [DVD] 5,040
Bray/DVD(7)
売上/新着
本/漫画(31)
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玩具(36)
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音楽(4)
売上/新着
ゲーム(1)
売上/新着
4234
スカイ・クロラ [DVD]

5,040
2009/02/25
()
9202
Blu-ray:スカイ・クロラ (通常版) [Blu-ray]

8,190
2009/02/25
()
64821
Blu-ray:スカイ・クロラ コレクターズ・エディション (生産限定) [Blu-ra...

43,050
2009/02/25
()
76108
カウントダウン・オブ・「スカイ・クロラ」count.3 [DVD]

1,500
2008/03/19
()
79054
カウントダウン・オブ・「スカイ・クロラ」 count.1 [DVD]

1,500
2008/07/02
()
79633
カウントダウン・オブ・「スカイ・クロラ」 count.2 [DVD]

1,500
2008/05/21
()
5521
文庫:スカイ・クロラ (中公文庫)

620
2004/10
()
27074
おもちゃ&ホビー:EXモデル 1/72 スカイリィ・J2 (スカイ・クロラ)

2,940
2008/09/07
()
7987
CD:Sing to the Sky −CDのみ−

3,150
2008/06/25
()
7586
Video Game:スカイ・クロラ イノセン・テイセス

1,200
2008/10/16
()
評価統計
評価平均普通(-0.10 pnt)
評価総合点-3.10
アニメ順位(平均点)1,597位(2,044作品中)
アニメ順位(総合点)3,171位(3,703作品中)
偏差値(総合点)46.68

人数2369362
割合6.5%9.7%19.4%29.0%9.7%19.4%6.5%
加算分布6.5%16.2%35.6%64.6%74.3%93.7%100%
分布要約35.6%29.0%35.6%
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作品紹介(あらすじ)

完全な平和が実現した世界で、大人たちが作った「ショーとしての戦争」。そこで戦い、生きる事を決められた子供たちがいる。思春期の姿のまま永遠に行きつづける彼らを、人々は《キルドレ》と呼んだ。空と地表の境で繰り返される終わらない、愛と生と死の物語。
もう一度、生まれてきたいと思う?

スタッフ
原作:森博嗣「スカイ・クロラ」シリーズ(中央公論新社刊)
監督:押井守
脚本:伊藤ちひろ
音楽:川井憲次

製作プロデューサー:奥田誠治 石川光久
プロデューサー:石井朋彦

演出:西久保利彦

※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 開始日:2008/08/02(土)
公式サイト
1. http://sky.crawlers.jp/
OP/ED以外または不明曲 (1個)
今夜も星に抱かれて…今夜も星に抱かれて…
歌:
絢香 [補記] [ファン登録]
利用状況
日本18,7893331
海外1,08700
最近の閲覧数
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(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2009/07/23 / 最終変更者:管理人さん / その他更新者: 濁流の魔手 / 提案者:ダイゼンガ- (更新履歴)
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2011/07/10 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:545(44%) 普通:0(0%) 悪い:695(56%)] / プロバイダ: 3334 ホスト:3198 ブラウザ: 15250
これぞ作品というのか見事に完成されている。
無駄なシーンとか無駄な伏線とかが一切なく、最後にちゃんと意味が出てくる。
観てる途中は正直感動とかはあまりないんだけど、見終わった瞬間すべての伏線が生きてきて感動が押し寄せてくる。

視聴者にも気付かないような細かい描写であったり仕草であったり、目線とかもそうだけどそれがすごい丁寧で押し付けたりとか見せ付けたりとかしてなくて自然に視聴者に擦り込ませているから、多分見終わったあとにコレほど感動が押し寄せてくるんだと思うし、気づかなかったことでも意味があるように思えてくるし、それが作品として一辺の抜けた部分も目立つ部分もなくまとまっているから美しくいつまでもそれを眺めていたいような余韻があり、完成されている証拠なんだろう。

押井作品の中ではイノセンスはまだ観てないけどもっとも分かりやすく、言いたい事がはっきりしていた作品だったかな〜と思う。

これはよく分からない世界で、誰と戦ってるのか何で戦ってるのかなぜ成長しないのかなぜ大人になれない子供しか乗れないかなど設定の部分はほとんど語られていない。
これも恐らく意図的なことでそこが重要なのではないってのもあるけど、主人公たち大人になれない子供に感情移入させる狙いとこの主人公たちすらただ仕事ってだけで何で戦ってるのか分かってなくて疑問に感じるようなこともなくて、死すらなんとも思ってなくて全体的にぼんやりとした世界観だから。
そういう設定よりもキルドレたちが中心でもっと広い世界でやってもいいのに、長く生きてきて感情が薄くなってるというのもあって、徐々に自分たちのことに対して異変に気付いてく。
あくまで中心はキルドレなのでなんと戦っているのかなんてどうでもいいんだろう。

ストーリーは大げさなことをした訳でも内容がある訳でもメリハリがある訳でもないのに、演出の凄さ。
演出の勝利と言っていいかも知れない。
キャラクターに仕草をつけるのも演出の仕事だけど、よく考えて作られているな〜って思うことが多々ある。
娼婦の女性がサングラスを両手でかけるシーンとか一見クールで大人っぽくてカッコイい女性なのに、それが抜けていて可愛さアピールなのか妙にドキっとさせられた。
そんなところかよって思うかも知れないけど、そういった一つ一つの他とは違う細かさってのが印象に残るし、サブキャラクターであってもキャラクターを作り上げ作品にはめ込むことによって中心キャラクターや関係するところが生きてくる。

見た目は子供ということもあって反感が出てきそうなところで、タバコ吸ったりお酒飲んだりベッドシーンがあったりわざわざ出していて、かと思ったら手を握るシーンをアップで映してたり、手というのが一番子供ってことが分かりやすいから何だろうけど、意識して出していたように思う。

主人公がマッチでタバコを吸うのも特徴的でマッチを捨てて最初の方で水素がそれを拾うシーンがあって、水素が殺したという旦那も多分同じことをしていたんだろうなって最後の方で分かる。

徐々に主人公と同じように意味を気付かされいくのが上手くて、感情を持たなかったのに変化や行動に繋がっていって、なぜ戦ってるのかなぜ成長しないかなどは最初はさっぱり分からなかったけど後半で少し語られるシーンがあったり、主人公と照らし合わせているのかも知れない。

金髪の仲間がいて新聞の畳み方が丁寧で特徴的でソイツが死んだ時でも別になんとも思わなかったんだろうし、そのために大げさにせずあっさりしていて誰が死んだのかも分からないぐらいで、だけど新しく入って来た奴がソイツと新聞を同じ畳み方をする。
その時あっさりしていたのが主人公を映し動揺しているような演出をする。
そこで初めて死を実感し受け入れたんだろう。

その後だったか前だったか忘れたけど水素のセリフがまた印象的で、私達は戦死することでしか死ぬことが出来ないみたいなことを言っていて、ただの戦死ではなく戦死することによって初めて人として認められるような感覚がある。

新しく入って来たのを重ねるシーンが主人公が変化していくキッカケになるシーンなんだろうけど、そこで一番最初に戻って主人公がここにやって来たシーンが思い起こされる。
そういうことだったのかと。
主人公が最初にやって来たシーンからずっと繋がっていて、主人公も水素の旦那らしき人物のジンロウと雰囲気が似ていて誰かが死ねば雰囲気の似た誰かがここにやってくる。
それで水素がマッチを拾うシーンとか布団に顔をうずめるシーンとかすべて繋がって来て説明した訳じゃないのに意味が理解出来る。

三ツ矢が主人公に何で戦ってるのか自分は何なのか話すシーンがこの作品の肝というのか分かるシーンで、感情をさらけ出してぶちまけるんだけど話終わったあとに淡々と部屋を出ていくのがキルドレらしかった。

成長しない、年を取らない、年を取って死ぬことがないキルドレだから、水素の旦那は殺してと言って愛していたからこそ水素は殺した。
最後のシーンで水素は主人公に殺してよと言うけど撃てなくて抱きしめて、お前は生きろと言う。
そこがクライマックスであり単に決着をつける為に撃てなかったんだと思ったけど違うくて、最後の戦場に出て行く時水素の幻影が思い浮かんできて主人公は殺せなかったけど今度は水素が主人公に銃を向けている。
それが予兆でもあるんだろうけど、生きろと言ったのは水素の旦那が生かしたからではなくて水素は愛していたから殺したけど、主人公は愛していたから殺せなかった。
ここがこの作品のメッセージ性であるしその後に主人公が「小さな変化でも良いじゃないか」的なことを言う。
まさにこの作品そのもののことだろう。
水素もあまり感情を出して来なかったけど生きろと言われて初めて泣き崩れる。

ティーチャーという敵の存在が出てくるけど、それも設定とか正体とか全く語られてなくて水素が言うようにルールでしかない。
水素がティーチャーに執着していたのはルールを変えるため。
愛していたから殺せなかったのと水素がティーチャーに執着していたのが繋がって来て、最後最強の敵であるティーチャーと対峙して『これは僕の戦争だ』と言う。

静かで見せ付けてきた訳ではないのに確かな愛が感じられた。
水素と娘と犬とがこの作品のタイトルにあるように空を見上げて終わって行く。
そして最後にまた新しく兵士がやって来て明らかに変わった水素が出迎える。
タバコを吸うのを止めるのもメッセージ性というのか変わったという一番最初のポイントなんだろう。

脚本も良く出来ていたけど声優陣も素晴らしかった。
あまり感情を出さない淡々としていたところとかキャラが表されていたし、特に加瀬亮、菊地凛子、栗山千明が良かった。
菊地凛子なんか本当にキャラに合っていたし死んだ兵士に対し『侮辱するな』って言ったシーンは痺れた。
ボーリングシーンで『ああいう女性を並べて(球を)ぶつけたいな』と言ったシーンは笑かせてもらった。

戦闘機でのシーンとかアニメ的ではなく実写的なカメラの動かし方で臨場感があって見応えあった。

こういう作品を観るとアニメ映画は日本も負けてないなと思える。
ディズニー作品とかの場合だととことんエンターテイメントを追求した家族で楽しめる作品で、日本の場合だとメッセージ性とかドラマ性とかがあって見終わったあとに感傷に浸れる。
こういうところも日本独特の感じ方なんだろうけど日本人で良かったなって思える。

最後に印象に残ったシーンで空き家で二人きりになって泊まって行っても良いんだよと言って、一枚一枚服を脱いでネクタイ外して一つ一つボタン外して行くところは狙い過ぎてるかも知れないけどドキドキさせられた。

淡々とストーリーが進められていって音楽も重要なところだけ使ってそれが作品の世界観とか雰囲気と合っていて、作品全体がしんみりした感じになっていて心地よかったし、途中では分からなかった設定とか描写とかもあったけど最後にして初めて意味が分かってきて理解出来て作品がまとまっているように思えるし、世界観からそこに生きる人々までしっかりとした力強さを感じられたしそれが最後にしてすべて分かるから、一気に内容が押し寄せてくるような途中で感じる感動よりか遥かに大きくて深い感動があった。

一見したら地味で薄っぺらく感じられるかも知れないけど、細かい丁寧さがあってそれを愛おしく感じれるかどうかに魅力があって個人的には好き。

2011/05/07 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:29(71%) 普通:8(20%) 悪い:4(10%)] / プロバイダ: 2076 ホスト:1874 ブラウザ: 8057
【良い点】
作画がきれい。伏線が多く、後で気づかされる箇所が多い。

【悪い点】
CGとセル画のギャップ

【総合評価】
戦闘シーンはCGを用いていたが、違和感を感じるところが多く、できればセル画で描いてもらいたかった。シナリオ自体はアップダウンが少なく盛り上がりに欠けるが、様々な伏線や独特な世界観は後でいろいろと考えさせられてよかった。複雑な内容のアニメが好きな方にはいいかもしれない。

2011/03/10 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:122(56%) 普通:13(6%) 悪い:84(38%)] / プロバイダ: 10195 ホスト:10288 ブラウザ: 7510
【良い点】
作画のクオリティは高い。新聞を折る演技などすごい。背景美術もすごい。
【悪い点】
信じられないくらい退屈な映画。なぜかというと、宮崎駿のポニョにもいえるが、監督がポストモダンというのを意識しすぎているから。過去何万年も人類が使ってきた、大塚英志がいうところの「ストーリー作りの文法」というのを捨てて監督独自のものを作ろうとしているから。はっきりいって観客を無視した傲慢なうぬぼれです。「主人公が日常から非日常に言って戻る」とか、「主人公が弱いものを助ける」とか、「主人公が
なにか欠けていたものをさがす」とかいう標準文法を全て捨て去ると、痕に残るのは結局ポストモダン美術館に飾るアート作品です。それを商業映画にできる力量のある監督もいるが(リド リースコットとか亡き今敏など)、押井さんには力不足です。

あとPS3などのゲームをする人にとっては、あのCGはお金を払ってみるほどすごいものではない。むしろそういう点ではセル画のポニョのほうが見る点があった。

さらに個人的になるがキャラデザが少し気持ち悪かった。草薙は少し気持ち悪い顔の女性としての設定だと見ていたら、見終わった後、彼女は美少女という設定と知って驚いた。

【総合評価】

ロボットとか萌えとかハーレムとかモンスターとかいう安易なものに頼らないアニメには高評価を与えたいのですが、ストーリーとして楽しめない映画は映画ではありません。アート作品としては「良い」ですが、アニメ映画としては「最悪」を与えます。これがサリンジャーの「ライ麦畑」より前の1940年頃の映画ならまだ意味がありますが、2008年に作るような作品ではありません。

2011/02/14 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:84(39%) 普通:63(29%) 悪い:68(32%)] / プロバイダ: 19847 ホスト:19731 ブラウザ: 7726(携帯)
原作未読の者です。

大人になれない子ども「キルドレ」と、彼らの戦争を描いた作品です。
印象としては非常に人を選ぶ作品だと思います。キャラクターデザインもそうですが、全体的におとなしめな雰囲気ですし、ストーリーに起伏はきちんとあるのに、視聴中はそれを感じにくかったりします。

良かった点ですが、まず目につくのがCGです。綺麗で、細かいです。
それから効果音も妙にリアルで良かったと思います。そして二時間少しくらいある作品ですが、描写されているシーンひとつひとつに伏線や意味がありますので、物語が進むにつれて、非常に細かいなぁと感心させられます。
主人公たちの普段の姿を描いた「静」の部分と、戦争で出撃している時を描いた「動」の部分。これらの対比が絶妙で、これにいつのまにか引き込まれてしまいます。見事でした。
それから、この作品はハッピーエンドではありません。ですが、不思議と後味は悪くありませんし、いろいろ考えさせられます。

次に悪かった点ですが、音は大きいのですが、キャラクターの声が聞き取りづらくて、何を言ってるのかわからない部分が多く、そのたびにいちいち巻き戻してテレビのスピーカーに耳を押しあてて聞かなければなりませんでした。ストーリーとは全然関係ない部分ですが、だからこそ致命的なくらいに不愉快になる点でした。
そして前述のとおり、ストーリーに起伏が感じられない点もいただけません。ここでこの作品が好きか嫌いかが別れてくると思います。もちろんそういう演出だったのかもしれませんが、そのせいで眠気を誘発するほどではないものの、退屈だと感じてしまいます。淡々としていますが、テンポが悪いのです。

評価は「普通」です。
「とっつきにくさ」が非常に目立つ作品でしたが、見終わったら不思議な読後感のようなものに出会える作品でした。かなり人に勧めにくい作品だとは思うんですが、興味がある方はぜひ…
[共感]
2011/02/15 この作品は繊細に作られてるので、視聴覚設備のスペック如何で評価が変わるかもしれませんね。機会があったらDD音源で聴いてみてください。ストーリーの起伏が無いのは自分は「キルドレ」を表現した結果こうなったと思ってますが、自分は良かった派なのでそれほど苦には思いませんでした。 by ふぁい

2010/12/25 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:228(59%) 普通:108(28%) 悪い:50(13%)] / プロバイダ: 6381 ホスト:6409 ブラウザ: 12139
【良い点】
1:戦闘機に関する細かい描写。特に、プロペラの停止するシーンは凝っています。
2:海や地上のCG。

【悪い点】
1:話のテンポの悪さ。登場人物の動作を実写映画の長回し?宜しく描いていたこともあり、話の内容の割に冗長の感を否めませんでした。
正直、普通に撮れば早ければ60分、長くても90分で済むのでは。
2:設定の説明およびそれに関する描写不足。肝である半不死人「キルドレ」を始め、何故死なないのか、死なないことにより何が起きているのか、画面を3回通しで見ただけでは分かりませんでした。更に、永遠に子供のままと言う設定のキルドレが、画的に子供に見えませんでした。
3:一部声優の演技。特にヒロインは棒でした。

【総合評価】
戦争の恐怖や悲惨さを語り継ぐため、企業によって戦争を演じさせられている永遠に子供のまま半不死人キルドレの日常と、そこから脱出しようとしたキルドレの末路を描いた作品。
古CGで描かれた、大戦時の日独の未完成機をモチーフにした戦闘機の空戦シーンも売りの一つでした。
しかしながら空戦シーン自体、現在(2010年)の段階では突出した出来とは言い難く、話自体も内容の割には冗長の感が拭えない物でした。

評価は、「普通」と致します。

2010/12/13 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:25(48%) 普通:13(25%) 悪い:14(27%)] / プロバイダ: 22284 ホスト:22263 ブラウザ: 11725
「今、若い人たちに伝えたいことがある」
押井監督は、この作品を作る際、上記のように語ったそうです

私は押井監督って好きなんですよ
衒学趣味という批判もありますが、そういうところも
含めて好みです。
そして、この作品も押井テイストに満ち溢れているで
私個人は好きです
好きですが・・・

「今、若い人たちに伝えたいことがある」

本当に、こういう思いをこめて作ったんでしょうか?
伝えたいことを伝わるように作ったんでしょうか?
分かってくれる人にだけ伝わればいい、と思ってなかったでしょうか?

伝えたいことがあるなら、いつもの、そして私が好きな「押井テイスト」
では伝わらないでしょう。
私個人の趣味だけで判断するのであれば、評価はとても良いです
しかし、押井監督の上記の目的を達成してる作品とはとても思えません。
悪い、の評価はそれ故です。

2010/09/05 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:83(80%) 普通:8(8%) 悪い:13(12%)] / プロバイダ: 9494 ホスト:9523 ブラウザ: 12797
【良い点】
絵が綺麗。特に空の絵が印象的で本当にきれいだった。

【悪い点】
説明不足が多い。

【総合評価】

良くも悪くも雰囲気で見るアニメなんだろうとは思うけれど、はっきりしなさすぎて消化不良な感じがします。でもそれもいいところと言ってしまえばいいところなのかと思う。はっきりと分からないところがいいのかもしれない。だって主人公たちのカンナミやクサナギでさえ自分たちが、キルドレの生きる意味が何なのかをはっきりとわかっていないのだから。
繰り返される日々への彼らの無気力感、むなしさが伝わってきて上手に表現されているのだと思いました。そんな虚しさを抱えながらそれでいて彼らには性欲があって、酒・タバコの嗜好品や食事をたしなむということを行っている。その漠然とした悲しさというか切なさが伝わってきました。
見る人を選ぶアニメ化と思いますが私は好きです。
原作を読んで補完すればさらに楽しめそうだと思いました。
ラストはちょっと「え・・・これで終わり?」という感じではありましたがね。

2010/08/25 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(20%) 普通:1(20%) 悪い:3(60%)] / プロバイダ: 12991 ホスト:12867 ブラウザ: 9466
良くも悪くも純文型アニメ。こういうモノを作る人間て言うのはたいてい高い位置からものを言っている気がして不快になる。解らないんですか?はあ、それはあなたのレベルが低いからですよ、私は大衆的なものを作る気はありませんから。そんな。

【良い点】
・登場した機体。
第二次大戦期に企画され没になった戦闘機たちを起用。デザインはさすがに本物。使われなかった魂たちの悲しみすら感じられる静かなデザイン。とても美しい。

・いびつな世界感。
戦争が必要な世界が美しく表現されている。同時にキャラたちの平板さ、地上の普通さ、空の美しさ、静かな戦闘機。何かが狂った世界を築き上げる欠片としてうまく散りばめられている様に感じられる。

【悪い点】
・結局、長ゼリで説明。
キルドレの存在、世界のあり方、作品のテーマ、それらをキャラクターの口を使って言わせている。じゃあ、この映像はなんだったんだろう。これまでの静けさは何だったのだろう。作品の雰囲気をせめて統一しろ、と。

・エンターテイメント性が低い。

・なぜ空を舞台にしたのか必然性がわからない。
だってかっこいいじゃん、ってだけなのだろうか?

【総合評価】
空が舞台なのだ。自由で広く美しい空が。その舞台を生かしきれていないことが残念。一言で言って、空戦シーンはもとより空のシーンが少ないのだ。じゃあ、なぜ空なのかが結局わからなかった。
戦場と日常。地上と空。大人と子供。対比するなら徹するべき。それとも並列したかったのか?それらのどちらも大して意味すらないのだと。もしそうなら成功してるよ、オシイ先生。
たいした内容じゃない。それを恰も難しいことかのように描いた提示の仕方に、前述のとおり、上からの物言いを感じ不快。
これを見て退屈に感じた全ての人にオシイ先生は尋ねていらっしゃる。あなたの人生
は退屈ではないのか?と。今と言う時間に生きること、その意味は何なのか、と。

【一言】
今の自分に満足しているのなら見なさい。本当に?そう、問いかけてくれるから。

2010/04/20 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:120(57%) 普通:44(21%) 悪い:45(22%)] / プロバイダ: 24824 ホスト:24752 ブラウザ: 11742
原作は未読
【良い点】
再評価。

まず気付くべきはあの作品におけるキルドレ達は皆「どこかで見たことあるような奴」だということ。誰一人確固たるアイデンティティーを持たない。碧の苦悩が由来する所でもあるが。しかし、そう評されつつも、優一の事を皆栗田とは呼ばない。優一は優一である事を皆が認め、受け入れている。誰かに作られた意味の無い存在だとしても、笹倉のように、ドライブインの夫婦のように、見守ってくれる人がいる、常に囲まれている。これがこの作品における世界の優しさ。

そしてその中でどうすればいいのか。身勝手な期待ばかり押し付け、虚しい役目を延々と押し付け続ける無機質な社会のシステム。その中で何をすべきか、どう生きるべきか。水素は栗田の願いを聞き届けて殺した。仲間が次々と死に行く現状に絶望して。しかし優一は同じを死を選ぶでも違う死に方を選んだ。絶対的存在、ティーチャーを殺す事。自分たちにこの世界を押し付ける絶対的勝利者のティーチャー、「父」を殺す事。だがそれは叶わない。でも挑む事。それが重要。

いつも見ている景色も角度をかえれば違う的な事を云っているがこの作品はそれをちゃんと否定している。
だってそれがテーマなら優一が死ぬ意味は無いから。生きればいい事になる、ただそれは違う。本当に生きるという事は「何かを変えるまで生きる事」だから。優一は変えようとした、水素を取り巻くこの世界を。

この作品は角度を変えれば見違える世界に満足せず、自分の理想のためにさらに一歩進めと、そう背中を押すことがテーマの中心核だ。

だからこの作品を見る側も一歩考えを進めないと。。

クオリティに関しては問題なし。BDで見るとそのよさがよくわかる。

そしてこの作品を支える細かい描写の数々。押井作品でも稀に見る細やかさ。表情の動き、動きの微小な違い、セリフの意味、全ての重なり方が巧み。

淡々とした作風の中にある切ないメッセージが非常に繊細に、綿密に組み立てられている。

【悪い点】
冗長だが意味のあるシーンがかなり多いので長いのを欠点にするのは難しい。

ただ碧をもう少し深く掘り下げて欲しかったし、途中から表情や立ち振る舞いだけで見せる所と急にセリフが増える所とのギャップが良くない。前者が映えなくなるし、後者は単調に見える。流れのテンポが不揃いだと感じてしまうのが残念な所。

【総合評価】
見る人は選ぶが、よく練られているし、押井守にしては柔らかい。
でも若者に見せるのならもう少し単純に、簡潔に練り上げるべきだった。

[推薦数:1] 2010/04/20 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:33(89%) 普通:2(5%) 悪い:2(5%)] / プロバイダ: 6893 ホスト:6745 ブラウザ: 4533
押井守監督作品という文脈で見るとある意味すごい作品だけど、一方で一本のアニメ映画としてどうかと問われると、やはりつまらないと言われても仕方ないぐらい、起伏に乏しい。

批判で多いのが、この作品がなぜこれほど間を置くのか、あまりに退屈であるという点だと思います。登場人物の会話にいちいち間を感じる。不自然なほどに。でもこの淡白さや間は明らかに意図的なもので、考察すべき対象だと思います。この退屈さは何を意図しているのか。

それはやはり、このキルドレの生活の退屈さを表しているからと言うほかないでしょう。永遠の命を持ち、外傷を受けないと死ぬことはない。生を実感出来ない日常は退屈で憂鬱で、戦いの中でしか生きる価値・実感を得られない。そんなキルドレの生活があの退屈感であり、物語の静けさなのだと思います。キルドレも本人にとってはひとつだけの命かもしれないが、いくらでも補充が可能―それも同じ姿形で―なのだから、全体で見れば永遠の繰り返しであり周囲の人物も淡白になってしまう。

一方で躍動感と激しさに満ちた戦闘シーン。キルドレが生を実感できるのは戦いの時だけであり、そのギャップが映像ではっきり示されています。でも別に生きる実感が戦争じゃないと得られないなんて言いたいのではなく、むしろ描きたかったのは平和な世界では生きることへの意欲が自然に失われてしまう、ということのほう。監督のメッセージからも、今の平和な世の中で立ち止まってしまっている若者に、そのことを自覚して欲しかったのだと思います。

主人公・函南優一は「押井守の考える」若者の姿であり、その姿は行動や台詞一つ一つに色濃く現れています。今を生きることの無い若者。「大人になれないんじゃなくてならないんだ」。そういう、今の若者たちの姿を極端な形で描くことでなお視聴者である若者に、自分たちの今を考えて欲しいのでしょう。

その上でこの作品が若者に何を伝えようとしたのか、それは終盤の函南優一の言葉「君は生きろ。何かを変えられるまで。」に集約されています。「それでも…昨日と今日は違う―」というモノローグで示されたように、この作品で描かれたような世界ですらも、実はどこかに違いがある。ならば現実の世界だって、同じ日々の繰り返しを生きている若者だって、実は毎日なにかが違うんだ、それに気づけば、世界の見方は変わるはずだ、何か進む道が見えるはずだということをおそらく監督は言いたかったのでしょう。

そしてそれに気づくきっかけとして、あるいはその日常への見方を変えるための希望が、「愛」だった。誰かをいとおしく思えるようになった時、それ以外の状況が何も変わらなくても、人は未来への希望を見出す。そのことを現代において、若い人に考えて欲しかった、そんな作品なのでしょう。

押井監督にしては珍しく、すごく単純な作品。

このはっきりしたメッセージと監督の想い、映像のクオリティの高さを評価してもいいのだけど、でもやっぱりダメな部分も多い。

ひとつは若い人向けの作品と言いながらこれまでのおっさん相手の押井守作品の手法に頼っている点。キャラクターの表情や何気ないしぐさで色々読み取るようにできてる作品なんだけど、それって監督が視聴者として想定したような若者向けじゃない。ちゃんと感情移入できるキャラクターとか世界に惹き込むような作りにしないと本来の視聴者に言いたいことは伝わらない。

もうひとつはそもそもの視点。監督は若者が抱える問題は本人たちが解決すべき問題ととらえているようだけど、若者のこの現状・この社会を作ったのは大人の方であり、若い人達は被害者だという意見もある。今ではその意見もかなり市民権を獲ている中で、監督の"若者観"はあまりにステレオタイプ。こういう作品を高く評価することはそういった議論にずいぶん失礼だと思います。(teacherは大人だって?何の冗談ですか。)

クリエイターの生み出す「映画作品」としてはなかなかの完成度です。しかし監督の意図、それ伝えることを目的とした作品と考えると少々問題点がある思います。

2010/03/04 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】

空の背景のグラフィックの良さ。
戦闘シーンの演出。

【悪い点】

伏線未消化の多さ。
最後まで続いた静寂な世界観

【総合評価】

テーマ性などは1度見た後、チャプター見直ししてある程度理解できた。
だが、ラストの戦闘シーンまでいくのに4回くらい睡魔に襲われるほどの暇さに自分は辟易した。
あの独特な静寂感に最後までなじめず中弛みのままラストまで惰性でみた感が強い。
ラストの方の戦闘シーンはそこそこ楽しめたのがせめてもの救いだった。

2009/12/13 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:53(60%) 普通:15(17%) 悪い:21(24%)] / プロバイダ: 11119 ホスト:11119 ブラウザ: 15174
【良い点】
・世界観
・メカデザイン

【悪い点】
・ストーリーがわかりづらい
・何を描きたかったかわからない

【総合評価】
元々クセの強い作品とはわかっていたのですが、自分には合いませんでした
この作品をわかる為には高い理解力が必要そうですね。

良くも悪くも読み手側の事を考えず、作り手が好きなように作ってみた感じの作品でしょうか。

2009/08/15 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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押井作品とは愛称は悪いのは攻殻やうる星からですが、自分と愛称が悪いだけでそれなりに評価はしてきたつもりだったのですが、この作品は評価以前にまったくわかりませんでした。

大まかなストーリーは分かった。
演出も多分そんなに悪いものではないとは思うのですが・・・
我が家のデッキが悪いのかレンタルしたDVDが悪いのか分かりませんが、音のバランスが悪すぎないですか?これ。

夜観ていた事もあり、音量はある程度抑えていたのですが、何をしゃべっているのかさっぱり聞き取れませんでした。それではと思い少し音量を上げてみたらプロペラ音、機関銃音がめちゃめちゃでかく近所迷惑にならないかとドキドキ。
声が小さいだけでなく、音量をかなり大きくしてもボソボソと話をしているため多分全体の1/3も聞き取れていなかったと思います。同じ様な現象で「青の6号」の最終話などもひどい物でしたが、あれは全体的に音が小さかったのでまだマシでしたが(とは言っても音量最大でも何も聞き取れませんでしたが)こちらは効果音が大きかったため、見ながらずっとテレビのリモコンを握り締めながらでないと観る事ができず、流れ的にそろそろ戦闘かな?っと思ったら音量を下げる作業を行っていたためまったくと言っていいほど物語に集中できませんでした。

世界観的には面白い世界観だとは思いますし、映像も良かったとは思いますが、とにかく会話が聞こえない以上、どんな話なのかを大まかに理解するので精一杯で楽しむ暇がなかったというのが感想です。
劇場で観ればまた違った感想になったのかも知れませんがちょっとこれはいただけない。

[推薦数:1] 2009/08/14 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 501 ホスト:392 ブラウザ: 10056
戦闘シーンや景色の描写キャラなど映像面ではとてもすばらしい作品だと思う。

だがあの作品全体独特の静けさはなじめない人には退屈かも。

やはり原作を読まないと少し説明不足かなと思われるところもありクセのあるキャラクターたちにももう少し描写や会話があってほしかったが推察はそれなりに可能で話も十分に楽しめて余韻を残すラストも個人的には好きでした。

いろいろな面からみて十分に楽しめる作品だと思います。

2009/07/12 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:100(70%) 普通:30(21%) 悪い:12(8%)] / プロバイダ: 44280 ホスト:44344 ブラウザ: 8715
結構楽しみにしてて、「とても良い」、もしくは「最高」と思えるものかなーと期待していたが。

うーん難しい。
監督が、若い人に向けて何か言わなければと思い作ったといってたと思うけど。
本当にそうなら、もっとわかりやすくしないとダメだ。
と思う。
この作品の意味を理解できるのは映画やアニメをたくさん見てきた大人の人たちだ。

押井監督の作品はいつも余韻がある。
今回もそれは健在だと思う。

決してエンターテイメントではない。
でも、本当にくだらない作品だったら余韻ではなく怒りが生まれると思うので、やはりうまいんだと思う。

もう一度高等な言語を捨てて万人に分かる事をもっと意識して作品を作って欲しいなぁ。
パトレイバーの劇場版一作目はエンターテイメントとして最高だと思うんだけどなぁ

2009/06/10 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:15(65%) 普通:2(9%) 悪い:6(26%)] / プロバイダ: 10701 ホスト:10755 ブラウザ: 8456
押井監督の作品ということで期待して見たのですが・・・。見事に裏切られました。

良い所と言えば空の描写くらい。これは感動を覚えるほど綺麗。
ここまで空の描写が綺麗なアニメは類を見ない。・・・まぁ、良い所は本当にこれだけ。

内容はとにかく退屈で眠くなる。会話も少なく退屈な映像が淡々と続く。
後半になって話の全貌が明らかになってきても、意外性もないし、いたって普通。
メインの戦闘シーンなんて2時間もある時間の中で15分あるかないかと言うくらい。

もしこの作品を見ていない人に「どうなの?面白いの?」と聞かれたら、
「空の映像が綺麗。ただそれだけ・・・。」と答えます。

評価は映像面を考慮しても「とても悪い」、映像の綺麗さがなければ最悪の評価です。

2009/05/08 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:415(64%) 普通:131(20%) 悪い:98(15%)] / プロバイダ: 23098 ホスト:22953 ブラウザ: 10307
全体に流れる切ない雰囲気に趣をかんじる作品でした。

言葉で多くは語らず、描写で表現していくところはとても良いと思います。

この作品は上映の前にPVやプロローグの中で専門用語などの説明がされています。

何も見ずにそのまま視聴したのが良かったのか、作品の中に流れる切ない雰囲気の理由を想像しながら楽しむことができました。

PVを見た後だと、すでに種明かしがされている手品を見ているみたいで退屈な作品だったかも知れません。

まだ、見てない人は是非何も知らない状態で見ることをおススメします。

2009/05/02 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:296(30%) 普通:406(42%) 悪い:270(28%)] / プロバイダ: 7683 ホスト:7691 ブラウザ: 7709
森博嗣の原作小説をアニメ映画化。ショーとしての戦争を続けるキルドレたちの物語。
戦闘機による空中戦の描写がすばらしく、激しさよりもどことなく溜息が出るような切なさを含んだ温度を感じる映像になっている。幸福の足元に転がる多くの屍を感じながらも、静かに暮らす人々がふとした瞬間に見せる虚しさに取り付かれたような表情が印象的だ。作られた戦争で散っていくキルドレたち儚さには絶望ではなく、どこか人間としての営みの中で当たり前のようにある"死"が描かれていた。
函南優一を中心とした、ゆるやかながら謎の多い展開になっており、冒頭から垣間見られる草薙水素の苦悩や叫びはなかなか分かりにくく、キルドレの正体がわかるころになって、ようやく彼女の人間性が見えてくるようになる。函南優一をはじめ、生命力を感じさせない人形のような表情、そして棒読みで、子供っぽさを感じさせる台詞回しも、意図した演出かどうかは測りかねるが、そのどこか薄気味の悪さが現代社会の中で諦めたような子供のニヒリズムを作品全体に感じさせてくれる。
ただ、その眼差しは冷たいながらも、暖かい感情を感じさせるような起伏があり、現実社会の虚構性や大人社会の不条理なまでの力をただ受け入れる存在の絶望感とその悲劇性というよりも、その中でもわずかばかりに立ち向かっていく人間の可能性が照らし出すイメージが強く残される。

2009/04/10 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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最後まで悩みましたが、これを深読みすると『良い』、直感でなんとなく見ると『普通』の評価になってしまい頭の中で、思案の袋小路に・・・。

良いところはコメントでも言ったとおり、空の描写。
何処までも続きそうな空に合わせるような淡々とした曲。
音楽担当の人、よく合わせてきたなあと思います。

2009/03/25 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:267(37%) 普通:158(22%) 悪い:298(41%)] / プロバイダ: 7663 ホスト:7810 ブラウザ: 7087
原作未読の上、押井守作品に初めて触れた者の立場からの感想とさせていただきます。

本作の中で、確かなことがひとつだけある。
それは、キルドレたちが「生きている」ことだ(但し、あくまで生態的な意味で)。さりげないながら、しきりに繰り返される喫煙や飲酒の描写や、大人のお姉さんとの戯れ、そして草薙少尉の子供の存在などは、彼らが生物としての機能やリビドーを失っていないことを裏付ける。
ところが、彼らには肉体的老化が起こらないがゆえ、死の為には外傷に頼らざるを得ない上、その後に待つのは記憶の入れ替えによる「再生」…完全に近いであろう不老不死が、悲劇的な形で実現していた。

これらのことが、キルドレたちの生気が感じられない表情に繋がっていたのだろう。
彼らは機械的なほど反応が淡白ではあるが、「機械」ではない(生物兵器ではあるかも知れないが)。本能や感情を否定しきれないヒトだ。しかし、そのヒトたる所以こそ、彼らから艶を奪っていったように思える。本能があるから不満が生じ、感情があるから戦争のつらさがわかる。常にそれと直面する世界の中で永遠に生きるためには、斯様な「人間臭さ」を抑圧するか、完全に封殺する以外に方法がないのかも知れない。
そして、そうすることで彼らは進んで自らの命を消耗品として扱えるようになり、結果として戦場の最前線に、戦死するまで立ち続ける存在となったのだろう。皮肉な逆説ではあるが、彼らの人間臭い部分が人間らしさを奪っていったようにさえ見える。

そう考えると、本作は嫌というほど悲劇的だ。
どうしても疑問に思えるのだが、草薙や三ツ矢といった、「表情」を僅かながらに垣間見せた、いわば「正常」なキルドレは、あと何年耐えられるだろうか。斯様な立場にある者が本当にいるとしたら、(他作品に比べれば非常に些細だが)起伏のある精神でいることができるのだろうか。自分の意見を言えば、無理な話だ。函南のように思考を靄で覆わなければ、つまり「異常」にならなければ、やっていけないだろう。そんな状況下にあれば、「殺してくれ」と考えるようになるのも、至極当然のことかも知れない(ティーチャーを見つけたら挑むことは、これと無関係とは思えない…ティーチャーが無敵なのは、異常なキルドレに対して正常な存在だったからではないだろうか)。
その上、本作の設定にある「再生」という概念が、なおもその悲劇性を強める。死んだとしても、無に還るのはひとつの精神だけで、肉体は終わらない。恐らく、函南はティーチャーに敗れても復活し、何事もなかったように(異常な)日常に戻っていくだろう。そうなると、ゲームの要領で戦争が行われる本作の中では、消耗品のような命の扱いと相まって、余計に精神性が「邪魔者」に見えてしまう。それを発揮すればするほど、作品世界との齟齬が大きくなっていくのだから。
なお、この悲劇が自分をある程度押し殺さねば社会生活もままならない現実と被っているような気がするのは、思い違いだろうか…

しかし、ここに更なる逆説があるように思う。
まるで「マイナスのマイナスはプラス」みたいな話だが、人間臭さによって否定された人間らしさは、その状態にあるのが当然の作品世界の中で、ほんの少しだけ見せられると、途端に愛おしいものとして映る。どうしても、草薙や三ツ矢という、本作の中では「正しくない者」の方に感情移入させられる。絶望的な世界だけど、そこで「人間」やってるキルドレには、どうか「人間」のままでいてほしいと感じられて仕方が無い(ちなみに、不時着した草薙が診療された時、「内臓に異常がない」という言葉を聞いて、あの冷たい彼女にも血が流れているのだと、妙に安心させられた)。

曖昧ながら、本作を見てこのように考えてしまったのだが、作品内容について考えさせるということは、相応のものがあったからに他ならない。その意味では、本作はかなりの完成度を誇ると素直に思える。しかし、残念なことに、自分の中では本作に対する評価が「普通」より上に行きそうにない。

疑問なのだが、本作に120分もの尺が必要だったのか? 確かにダラダラしてるのは意図的なのだとは思うけれど、本作の場合は倦怠した時間が長すぎる。そのため、どうしても退屈さが拭えないし、長さゆえ「締りが無い」と感じてしまう。自分のことを話せば、あまりの退屈さゆえ途中で意識が飛んでしまい、全編を見るには二度の視聴が必要だった。正直に申し上げると、戦闘以外のシーンは4分の3程度でよかったのではないだろうか。意味があることは了解していても(正確には勝手にそう思い込んでいても)、倦怠の中にはその意味が重複するようなところも結構多かったから。
戦闘シーンについても、別段戦闘機について知識も興味もなく、単に「映像スゲエなぁ」としか思えない自分としては、それ以外のシーンで感じた退屈さをカヴァーするまでのものを感じなかった。つまり、作品に緩急のメリハリがあったとは、とても思えないのだ。もっとも、それを実現した映像のクオリティは凄まじく高いわけだし、戦闘機に心得のある方にとっては、見所となるかも知れない(自分はそうでない以上、よくわからないが…)。

結局のところ、作り込まれているとは思うが、面白いとは感じられなかったわけだ。また、斯様な内容だから、人に勧めるべきかどうかについても、非常に微妙なところ。もっとも、そんな微妙さを与えてくれること自体が、本作の完成度というか価値を物語るのかも知れない。
最終的に評価をつけさせていただくとしたら、本作に対しては「普通」としか言えません。

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