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[アニメ]装甲騎兵ボトムズ: 推薦を受けた評価(感想/レビュー)


読み仮名: そうこうきへいぼとむず / 英語タイトル: Armored Trooper Votoms (TV Series)
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注意: これはアニメ版。その他メディアのページ
ゲーム:装甲騎兵ボトムズ(PS2版) / 漫画:装甲騎兵ボトムズ / 文学:装甲騎兵ボトムズ
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作品紹介(あらすじ)

アストラギウス銀河を真っ二つに分けたバララントとギルガメスの二つの陣営が砲火を交えて100年、
両陣営の疲弊は極みに達し、ようやく、終戦の燭光が見え始めた大戦の末期、辺境の小惑星、リドの漆黒の闇の中で物語は始まった。
( ※ 予告編 )

「 ギルガメスとバララント、この二つの星系は原因も定かではない戦いを百年も続けていた。
初めは局地戦が続いていたが、俺が志願する頃には戦線が拡大し、
二つの星系に属する二百余りの惑星が戦火の中に巻き込まれていった。
俺は戦った。初めは生まれ故郷メルキアの為と信じて戦った。
だが、戦いは長引くばかりで終わりがなかった。

アニメーション製作:日本サンライズ サンライズ(現) 全52話

プロデューサー:長谷川徹 原案:矢立肇 原作・総監督:高橋良輔
脚本:五武冬史 高橋良輔 吉川惣司 鳥海尽三
絵コンテ:京春香 松野達也 滝沢敏文 加瀬充子 知吹愛弓 吉田浩 高橋資祐 康村正一 高橋良輔 池田成 富沢雄三 谷田部勝義 津田義三
演出:加瀬充子 知吹愛弓 川端蓮司 谷田部勝義 加瀬充子 桐野克也 康村正一 津田義三
キャラクターデザイン・作画監督チーフ:塩山紀生 メカニカルデザイン:大河原邦男 演出チーフ:滝沢敏文
美術(01〜28話):東條俊寿 美術(29〜52話):岡田和夫 宮前光春 中山益男
音楽:乾裕樹 音響監督: 浦上靖夫

日本 開始日:1983/04/01(金) テレビ東京 / 終了日:1984/03/23
公式サイト
1. ボトムズWeb
オープニング動画 (1個)
炎のさだめ炎のさだめ
歌:
TETSU 詞:高橋良輔 作曲:乾裕樹 [ファン登録]
エンディング動画 (1個)
いつもあなたがいつもあなたが
歌:
TETSU 詞:高橋良輔 作曲:乾裕樹 [ファン登録]
OP/ED以外または不明曲 (1個)
たのまれグッバイたのまれグッバイ
歌:
川浪葉子 詞:高橋良輔 作曲:乾裕樹 [ファン登録]
最終変更日:2011/12/22 / 最終変更者:S・N / その他更新者: 634 / 管理人さん / kunku / カトル / 曲がり角のアイツ / K Sato / KME / 提案者:宝家義頼 (更新履歴)

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[推薦数:2] 2005/08/10 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/(誰でも可)]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1652(50%) 普通:649(20%) 悪い:995(30%)] / プロバイダ: 13637 ホスト:13481 ブラウザ: 5234
私は『ガンダム』や『マクロス』より『ボトムズ』の方が好きでした。
軟弱でやる気のないアムロや、女のことで優純不断でうじうじしている輝より、一見暗くても真っ直ぐに目標に向かうキリコの方が主人公としてのオーラを放っていました。孤独を好むようでも、フィアナ、ゴウト、バニラ、ココナと逢った事で人間としての自分を取り戻していくのが非常に魅力的でした。

戦闘シーンもATによる迫力満点のローラーダッシュや乗り捨てられるシーンはMSの動きやリアルさを遥に超え、バルキリーの超高速戦闘に匹敵するインパクトがありました。すれた性格だった私はすっかりボトムズの虜になり、最後までキリコを見続けました。ATというロボットにもこの時に痺れた覚えがあります。

ウドで仲間となる3人組と合った事で次第に冷え切った心を解放してゆき、クメンで再会した仲間達や傭兵仲間と親交を深めていくシーンも良かったし、サンサでレッドショルダーの悪夢に苦しみ、それに悶えながらもイプシロンを倒し、クエントで本当に悪人になってしまったのかと思いながらも、キリコは最終的にワイズマンを倒しました。

当初は戦場から帰ってきた兵士達のリハビリの話とも言われていましたが、キリコのドラマは最初から最後までそんなムードに溢れていました。クエント辺りで、その要素が廃された部分もありますが、それでもキリコの魅力が変わる事はありませんでした。キリコの格好良さと凄さに、ATの魅力と殺伐とした世界の中での滲み出る人間性が、本作の最大の魅力でした。

自分の中のベストアニメはやはりボトムズです!キリコとスコープドックの格好良さは他のアニメには到底真似できないものだと思います。

[推薦数:1] 2010/07/13 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/(誰でも可)]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1122(56%) 普通:304(15%) 悪い:577(29%)] / プロバイダ: 14203 ホスト:14097 ブラウザ: 6395
キリコがゴウト達との付き合いを通して少しずつ手に入れたもの。
これが、今の世の中に最も欠けてる物かもしれません。

ストーリーは、味方の基地を襲撃する謎の作戦に参加して素体(フィアナ)と出会い、消されそうになった後、
ロッチナの手に落ちたキリコがロッチナの手を逃れてウド、クメン、サンサ、クエントと放浪と戦いを繰り返すと言う内容でした。

作中でイプシロンにも指摘されたボロー達が「プロトワン」と呼ぶPSを何故キリコは「フィアナ」と呼ぶのか、
ウドやクメンでのフィアナとの再会、ウドで出会って以降切っても切れないゴウト達との縁、
キリコがレッドショルダーの過去に苦しむ原因になったフィルムを流し続けた謎の戦艦等、
ワイズマンの口から明かされた謎の正体と共に突きつけられたキリコがワイズマンの手の上で踊っていたと言う事実。
放浪と戦いを終えてキリコが得た物。

これらは、現代人と重なる部分が多い為、心に深く突き刺さる事しばしばでした。
[共感]
2010/08/11 キリコがゴウト達との付き合いを通して少しずつ手に入れたもの。これが、今の世の中に最も欠けてる物かもしれません。←このコメントに深く共感します。「ゴウトらとの交流」はボトムズを語る上で外せない重要なエッセンスですね。 by 青い羊

[推薦数:1] 2010/04/07 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/(誰でも可)]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:122(81%) 普通:17(11%) 悪い:11(7%)] / プロバイダ: 4754 ホスト:4831 ブラウザ: 19932
数年ぶりに最初から最後まで見たがホント面白い。再見しても面白さが薄れない稀有な作品だと思う。
ストーリー構成がまず上手い。最初は単なる一兵士であったキリコが終戦間際の作戦の真実を探し求める謎解きから始まり、ウド編終盤からキリコとフィアナの宿命的な恋愛の物語に移行し、サンサ編からはキリコ自身が謎の存在と化し、クエント編で全ての謎が明かされるという流れにぐいぐい引き寄せられる。
この作品の魅力は主人公のキリコによるところが大きい。平成仮面ライダーシリーズの白倉プロデューサーが「強いキャラクターを作ればその人物を動かしていけば話は勝手に展開していく」という発言をしており、劇画原作者の小池一夫も同様の発言をしているが、キリコとはまさにそういうキャラクターなのだろう。ユーモアが無いようで妙にある所や、戦闘の際の徹底した合理性(PSであるフィアナもイプシロンもキリコに比べたら感情が強すぎて「戦う機械」に徹し切れてない)と日常生活で見せる不器用さのギャップ、口には出さないが仲間思いな所、フィアナへの一途な愛、自分を弄ぶ者なら例えそれが「神」であっても逆らう気概という具合に口数が少ないのに魅力の塊のようなキャラクターになっている。
そしてそのキリコの脇を固める人物がまたどれも曲者で見ていて楽しい。今回見直して好きになったのがイプシロンだった。PSとしてのプライドが異常に高くフィアナを慕いそのためキリコを憎むライバルキャラだが戦闘において凄まじいほどすれっからしのキリコにはPSとしてのプライドが邪魔してどうしても勝ち切れず最後には負けてしまう辺りが今見てみると妙に感情移入してしまう。第38話「暗闇」でキリコと共に地中に閉じ込められしまい不本意だが協力して脱出穴を探す二人の会話が非常に面白い。イプシロンがPSとしてのアイデンティティを賭けてキリコと戦ってると主張してもキリコはあっさりと改造されたからそう思うだけだと返答しイプシロンが悶絶する辺りのやり取りが何度見ても見応えがある。しかしそうやって突き放しておきながらキリコ自身はイプシロンに共感を覚えている辺りも興味深く二人の戦いに決着がついた時キリコが「お前はPSだ!」と指摘され否定できない下りと合わせて考えるとこの二人は「似た者同士」だったようにも思える。
この物語はTVシリーズで綺麗に纏まっておりその後の続編を作るべきでは無かったという意見が多々あるが、半分賛成半分反対というところ。TVシリーズの神話的なラストシーンは崩したくないという気持ちはあるが、キリコというキャラクターの活躍がまた見たいという気持ちもあったので難しい。
今年制作される「幻影編」でキリコの物語は完結するそうですが、綺麗に纏めてほしいですね。

[推薦数:1] 2008/03/01 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/(誰でも可)]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 22674 ホスト:22597 ブラウザ: 6520
【評価のポイント】登場するロボットのデザイン

この作品がロボットアニメに与えた影響は、そのロボットデザイン面において、大変大きいと思っています。ほかの方は、作品内容に言及することが多いかと思いましたので、私はちょっと観点を変えて、そのような観点から評価を記載させていただきます。

ポイントをまとめてみますと、
1.現実感を保った中で、ぎりぎりに人間に近い、約4mというサイズ設定により、
登場人物とロボットとの距離感を非常に描きやすくしており、
また、作品内でもそれが生かされた演出が十分になされている。
ロボットが非常に存在感を持って作品中で描かれている。
2.稼動(動き)の面において、そのデザインが、ロボットを立体にしたときに、
大変機能的で無理が無い、良くできたデザインである(稼動を阻害しないよう、
装甲板が割れているなど)。本当に作れそうに思えるデザインである。
3.ショックアブソーバを兼ねた降着機構、アームパンチ、ローラーダッシュ、
ターンピック、目的別のバックザック、水中用オプション装備の派生機種など、
機能面においてのアイディアと、そのデザインへの消化が、
大変良くまとまっており、機能的、秀逸である。
4.構成要素が非常に機能的で、記号としてわかりやすい。
ものを見るための目としてカメラを配置、高速移動用のローラー、
沼地用のかんじき、装甲板には、板を止めるリベットが打たれている、
乗り降りのためのステップが適切な位置に機能的に配置されている、など。
5.従来のロボットものに必須だった、記号的なデザイン要素を排除することで、
独自の現実感を徹底的に追求している。
たとえば、顔に当たるデザインが取り入れられていない、
プロポーションが人型から外れている、サイズが小さい、
描きやすくするために故意に線を減らしたりしない、
色の使い方がミリタリー系(三原色を使ったような従来のものと異なる)である、
など。

私の中では、ATはもうすでにロボットというレベルではなく、
1つの兵器としての頂点的デザインであり、現実的に機能美にあふれています。
以上の観点から、私はこの作品を非常に高く評価しています。

[推薦数:1] 2005/11/10 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/(誰でも可)]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:99(99%) 普通:1(1%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 4516 ホスト:4591 ブラウザ: 6251
果てしなく続く星間戦争のさなか、宇宙的規模の壮大な策略に巻き込まれた、精鋭部隊所属の兵士キリ
コの生き様を描く、ロボット物SFミリタリー作品。絶賛を博し、OVAや外伝的シリーズが多数制作された。

全編を通じて、徹底して主人公キリコの1人称による物語が続いたこともあって、統一感の取れた緊迫
感が作品を支配している。とにかくほとんど表情を変えることのない寡黙な男に、視聴者が次第に感
情移入できるようになるのは、作品が視聴者に媚を売るのではなく、むしろ突き放すことで作品を理
解させようという一貫した演出の姿勢が成功したためと感じる。
この男、キリコがおそらく何らかの表情を浮かべているに違いないと思われる場面、彼の顔はほとん
ど常にAT操縦用のヘッドギアに隠れていて、その表情をうかがい知ることができない。そこに視聴者
が思いを巡らせるための仕掛けが用意されているのだが、その置き方が絶妙。こういうのを演出とい
うのでしょう。そんなキリコが作中で初めて明確に表情を変えたとき、彼は「神」への道を突き進み
はじめる。ここから始まる物語最終盤の緊迫感は、それまでの感覚とは肌触りを大きく変えており、
そのギャップと最終回へのさまざまな予感が、物語としての本作の最大の魅力だと思う。
一方で、疲弊した戦場(もちろん筆者は実際に経験したことはありませんが)を存分に味わえる世界観
の描写もすばらしい。ここでの主要兵器であるATの徹底した「兵器」としての描写が、世界観の構築
に大きな役割を果たしている。戦争をする道具としての兵器、というしごく当たり前のことを愚直な
までに描き続けた作品は、本作の他にはほとんど見当たらない。そして、地上世界ではなく、もっと
も神秘的かつ人為的な場所=宇宙(船の中)に響き渡るレッドショルダーのマーチがキリコを打ちのめ
す! という舞台設定も見事。絶妙な音楽の用い方といい、アニメ版「2001年」と言ってもいいぐらい
かも…そこが映像になっているということそのものに意味があった、なんて観念的なことを考えられ
るTVアニメはそんなに多くないと思う。
キリコを取り巻く、善悪様々な人間味あふれすぎるサブキャラクターが、作品を大いに盛り上げてく
れた。個人的にはやっぱりバニラの所作で一息ついていたのだが、序盤のカンジェルマン殿下も魅力
的だった。また、手書きセルならではの荒々しい描画があってこそ、本作の世界観が成立しているこ
とにも着目したい。予告編の「最後の一行」も、いろんな意味で実に味わい深かった。

[推薦数:1] 2004/08/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/(誰でも可)]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:491(42%) 普通:278(24%) 悪い:391(34%)] / プロバイダ: 27426 ホスト:27258 ブラウザ: 4925
完全にロボット=ATを使い捨て感覚で描くことで主人公=人間という視点を貫いた傑作。
壮大な舞台と複雑なプロット、アニメの域を超えている。放映当時、これほど次回が
待ち遠しい番組は無かった(LDは予約即購入)。52話と長いが未見の人には是非
見てもらいたい。

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○○○の立場のコメント新条件 2011/10/14
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