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[アニメ]閃光のナイトレイド


せんこうのないとれいど / Senkou no Night Raid
アニメ総合点=平均点x評価数3,453位/3,702作品中(総合-15/偏差値45.03) 3,452位<= =>3,454位
アニメ平均点(評価10個以上限)1,832位/2,044作品中(平均-0.68=悪い/22評価) 1,831位<= =>1,833位
2010年アニメ総合点148位/164作品中 147位<= =>149位

評価統計
評価平均悪い(-0.68 pnt)
評価総合点-14.96
アニメ順位(平均点)1,832位(2,044作品中)
アニメ順位(総合点)3,453位(3,702作品中)
偏差値(総合点)45.03

人数0223960
割合0.0%9.1%9.1%13.6%40.9%27.3%0.0%
加算分布0%9.1%18.2%31.8%72.7%100%100%
分布要約18.2%13.6%68.2%
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簡単投票
簡単投票の分布
音楽1.00(良い)6
キャラ・設定0.83(良い)6
映像0.83(良い)6
声優・俳優0.67(良い)6
ストーリー-0.33(普通)6
格好良い67%4人/6人中
面白い33%2人/6人中
可愛い17%1人/6人中
勇気貰った17%1人/6人中
涙流した17%1人/6人中
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作品紹介(あらすじ)

上海の日本陸軍の中に存在した桜井機関は、特殊能力を持つため表舞台で活躍する事はなく、数々の事件の裏で糸を引いている。同じ頃に陸軍の一部隊が消息を絶つ。しかしそれは世界を震撼させる事件へのプロローグにすぎなかった。
※ このあらすじ部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。

スタッフ
原作・製作:A-1Pictures
監督:松本淳
キャラクター原案:上条明峰
キャラクターデザイン:佐々木啓悟
メインライタ:大西信介
音楽:葉加瀬太郎
メカ・プロップデザイン:常木志伸
色彩設計:中島和子
美術設定:金平和茂

※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 開始日:2010/04/06(火) 01:30-02:00 テレビ東京 TV / 終了日:2010/06/29
[開始日詳細]
放送地域放送局放送期間放送日時
関東広域圏テレビ東京2010年4月5日 - 6月28日月曜 25時30分 - 26時00分
愛知県テレビ愛知2010年4月7日 - 6月30日水曜 25時58分 - 26時28分
大阪府テレビ大阪2010年4月9日 - 7月2日金曜 26時35分 - 27時05分
日本全域BSジャパン2010年4月11日 - 7月3日日曜 24時05分 - 24時35分
日本全域AT-X2010年4月13日 -火曜 8時30分 - 9時00分
日本全域Show Time2010年4月12日 -毎週月曜日 12時更新(最新話会員無料)
日本全域あにてれしあたー2010年6月18日 -金曜 更新
滋賀県びわ湖放送2010年6月28日 -月曜 26時00分 - 26時30分

※ この日付情報部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
公式サイト
1. 閃光のナイトレイド
オープニング動画 (1個)
約束約束
歌:
ムック 詞:逹瑯 作曲:逹瑯 編曲:ミヤ [ファン登録]
エンディング動画 (1個)
未来へ…
歌:HIMEKA 詞:小夜 作曲:小夜 編曲:小夜ACE [ファン登録]
OP/ED以外または不明曲 (1個)
The Mission to Complete
歌:葉加瀬太郎 [補記] [ファン登録]
利用状況
日本15,0952522
海外1,15400
最近の閲覧数
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(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2011/02/13 / 最終変更者:管理人さん / その他更新者: みゆきちいいいいい / 提案者:kunku (更新履歴)
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2012/02/20 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:808(57%) 普通:236(17%) 悪い:366(26%)] / プロバイダ: 20089 ホスト:20180 ブラウザ: 7541
「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」は見てましたし、こういう雰囲気の作品も好きなので、放送が始まる前は楽しみでしたが、いざ放送が始まって見てみると…………
なんじゃこりゃ? という感じ。中国語で話すシーンとかわかりにくいし、とにかく地味で地味で仕方がない。
見ていて面白いと思う部分もほぼ無かったですし、折角の音楽もあまりアニメ向きではないと思います。
放送前の特番が一番面白かったと思います。話がつまんないんですよね。

2011/02/24 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:218(58%) 普通:66(18%) 悪い:91(24%)] / プロバイダ: 7013 ホスト:6757 ブラウザ: 12340
こういう作品は嫌いではないんですが、なんかもう一つでした。設定とかは悪くないのにはじけきらなかった作品というべきなんでしょうか。結局、最後もあっけない。番外編の話も、二二六事件のクーデターを描いているが、伊波葛がそこへ参加すべき決意・理由などが浅い。もうちょっと掘り下げることが出来たらいい作品だったと思うのに、もったいない・・・

評価は普通です。

[推薦数:1] 2010/10/13 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:642(74%) 普通:121(14%) 悪い:102(12%)] / プロバイダ: 12797 ホスト:12800 ブラウザ: 9672
地味だ。それがこれほど致命的になってしまった作品というのは珍しい。意欲的にオリジナルに
挑戦する「アニメノチカラ」放映第二段。

とにかく、「まじめに作ろう」という製作陣の気持ちはひしひしと伝わってくる。キャラデは
「とんがった」所がなく、BGMもキーとなる二曲以外は大人しめで、芝居・演出・効果はもはや
凡庸とさえ言える。作品に華を添えるハズの特殊能力も、「特殊」と言うにはアニメでは見慣れ
たもの揃いで、見せ方・使い方ともにケレンも低い。さらにお話の面でも、大ボスの高千穂勲が
桜井信一郎の一発で絶命するシーンのあんまりな程の「盛り上げ無さ」などびっくりするほどの
欲の無さが目に付く。
いや、「まじめ」は言い訳にはならないだろう、総じて「絵に面白みがない」のだ。平板で工夫
が無くワンパターンな作画とレイアウトは、大きな乱れこそ無いがとにかく見るところが無い。
これでは退屈してしまう。
さらに「まじめ」が空回ってしまったのが、中国語をはじめとする外語のシーンだ。芝居-感情
の伝達能力に乏しい上にアニメっぽいわかり易い芝居を嫌った本作では益々画面が「目で追う作
業」でしか無くなってしまった。声優陣の苦労が水の泡だ。

チョイスした時代設定も前の「幕末」、後の「戦中」と比べて、まず地味。そして大きなテーマ
と言って良い「強力な武力を持つ(使う)事で達成する平和」の是非という、本作自体はフィクシ
ョンだが先の大戦を論じた場合に恐らく永遠に答えの出ない「問い」を持ち出してしまったが為
に、多くの視聴者が拒絶反応を持ってしまう事は避けられなかった。
「議論が平行線になる」事を承知でいれば、キャラクターがそれを口にして議論しあうのを見る
のは愉しい。「恐怖で成されても平和は平和」という高千穂勲のセリフを、私は安易に否定でき
ない。それに揺り動かされながら結局拒絶する主人公二人の「青さ・正論さ」も。こういう「ち
ょっと背伸びしたテーマ」はアニメでは久々に見た様に思え好きなのだが、主人公達と同様に義
憤に駆られそれが作品の否定に直結してしまうのがマーケットであることを認識するべきだった
のだ。このあたり、実写作品ではは割と「許され」てるんだけどね。
また、「地味に徹した」造りも要所要所でほころんでるのも惜しい。第一話冒頭で葵がバイオリ
ンを弾きながら登場するシーンは明らかに「つかみ」を意識したものなのだが異様に浮いてしま
っているし、最終話で葵が言う「この時代にあってはならない」旨のセリフも突然芝居がかった
感がいなめない。エンディングで雪菜が目にする写真とバイオリンの音も、無理にきれいに畳も
うという魂胆が見えてしまう、そのくせ葛のその後を暗示させるディティールが無いし。細かい
事なのだが結果的に「地味になりまくった」作品全体でやはり目立ってしまった。

高千穂勲の言動以外でも、葵と葛が交わすお互いの「気になるところ」を突きあう会話は面白い。
葵の静音への心残り、葛の能力に対する割り切れなさ、雪菜の兄への想い、棗の献身と生い立ち
から来る行動などなどの点は「地味」だがいいキャラ造詣だったと思う。だがそれだけで認めら
れるほどユーザーは甘くないのだ。もうちょっと肩肘張らず、カッコつけずに作ってもいいんだ
よ?作品に傾ける真摯さを持ち続けてほしい、次に期待している。

余談:第一話で木から飛び降りて尻もちつくトコと第三話で爆発音に「きゃっ」と小さな悲鳴を
あげるシーンの雪菜に萌え。どんなにまじめに作っても俺は萌えてやるぜ。

2010/09/18 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:61(19%) 普通:25(8%) 悪い:232(73%)] / プロバイダ: 8145 ホスト:7913 ブラウザ: 8753
博士太郎の曲がオープニングなら良かったのに・・・。
選曲センスがまるでないな。
なんか見てて009思い出した。

2010/09/17 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:537(86%) 普通:57(9%) 悪い:33(5%)] / プロバイダ: 10974 ホスト:10836 ブラウザ: 3876
実写的演出は素直にカッコ良かった。じゃあ実写で作れば良いだろ。そんな意見もあるでしょう。

いや多分このレベル作ろうと思ったら金が結構掛かる。多少設定や話、リアル逸脱しても良いから、このリアルな感じの作画で作る価値はある。

単純に話がつまらなかった。

史実がベースなのでその点との絡みだけ面白かった。最後の締め方が歴史のIFの本当に手前でこけている。

この作品ストーリー的に一瞬だけ輝いた。リットン調査団である。リアリティが出て、史実の一部として物語を見れるようになった。ただその一瞬だけだった。

ラストのしみじみしたのがまた空しさをました。まるで蜘蛛の糸の様な徒労。

2010/08/14 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:53(60%) 普通:15(17%) 悪い:21(24%)] / プロバイダ: 11119 ホスト:11119 ブラウザ: 19870
【良い点】
・オリジナルアニメ
・OP、挿入曲
・後半
・キャラ
・ストーリー
・映像
・ラスト

【悪い点】
・前半
・超能力の設定
・尺が足りてない

【総合評価】
ライトノベルや漫画原作アニメが溢れる昨今、受け入れられる可能性は低いのにこういうタイプのアニメを作った製作会社・スタッフには敬意を表したいですね。
私も今時なアニメは嫌いでは無いですがどうも最近は似通った作品が多かったのでこういう作品を待っていました。
第二次世界大戦の日本を描いた作品
漫画「ジパング」が好きなら楽しめる作品かと思います、時代もほぼ同時期を扱っています。
満州国や関東軍など日本にとってデリケートな部分を取り扱った作品でもあります。
現代史好きならオススメします、歴史人物も多数出てきます。
この時代の歴史がわからない方は現代史の教科書片手に見ていくとより楽しめるかと思います。

正直最初はあまり楽しめなかったです、本編ストーリーがなかなか動かずグダグダ感が強かった。
ですが7話の特別編が転回点でここからストーリーの全体像が見えてきます。
そこからは本編ストーリーに突入しラストまで一気に楽しめました。

主人公達が超能力を持っている設定ですが、そこまでバトルが多いワケでは無く史実が設定なのでリアル重視で超能力はいらなかったかも知れません。
バトルを期待してる人は止めた方がいいですね。
お互いの人間関係のドラマと史実の組み合わせを楽しむ作品という感じでしょうか
敵も味方もお互いに信念があるので見ごたえがありました。

【ちょっとネタバレあり↓】
勲の目指した世界というのが今現在の世界情勢と酷似してるのが面白かった。
MAD(相互破壊確証)で核の抑止力をしようという発想が今の世界を見て良かったのかどうなのか逆に考えさせられますね。

2010/08/07 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:103(72%) 普通:12(8%) 悪い:28(20%)] / プロバイダ: 640 ホスト:628 ブラウザ: 4467
本作を観て思ったのは、結局 戦争を起こす者には想像力が足りないのだということ。
攻撃しなければされる、武装して防衛、いつどの国が敵に回るか判らない、そういったことには想像が働くのに、相手にも家族や友人が居る、傷付くと痛い、死んだらもうそれっきり、そういった当たり前のことに残念ながら思いが巡らないのでしょう。

本作の超能力設定は否定意見が多いし、自分もどうかと思う。実際の歴史を題材にしているのに、超能力を絡ませた所為で軽く、嘘臭いイメージになってしまっていた。
かと言って、ケレン味や滑らかなアニメーションだったりで快感を味わわせてくれる訳でもなく、残念でした。
主人公達がスパイで、見つかってはいけない緊張感、見つかった時の対処などのスパイならではの醍醐味があるハズだったのに、超能力は様々な描写(これが重要で、面白いのに…)を省く、手抜きをするという手段に使われている様にしか見えなかった。正直、中途半端に色気を出しただけの思いつき設定だと思いました。
しかし、雪菜と静音の能力は最初に述べた、人の他者の痛みに対する想像力の欠如を考えれば、非常に納得のいく設定だった。結局は体感することでしか他人の痛みは解ってあげられないのだというのは複雑な心境にもなりますが…。それを際立たせるためにも、他のキャラの能力は邪魔に見えましたね。

次に、動きという面では本作はあまり褒められませんでした。アニメならではの実際には有り得ない動きなどで表現せず、リアルっぽく「しようとした」が動画枚数の不足、中途半端な入れ込み具合(火事の煙など、半端に動かすくらいなら止め絵で良かったものを…)はアニメとしての不自然さを際立たせただけでした。
他にも振り向く動作が悪かったし、キャラの表情の乏しさも残念でしたね。崩したり、微妙に変えたりがやりにくいキャラデザだったとはいえ、前作『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』が表情豊かだっただけに余計に気になりました。
そのソラヲトが余計な息演技を入れており、本作は抑えてありました。しかし、過度の息演技は嫌いだが、どうしても入れるなら本作の方だろうと思いました。まぁ、リアリティを出そうということだったのでしょうし、そこは評価します。
それと、予告にも使われた曲、EDは中々好みでした。

【総合評価】
残念ながら「悪い」です。『世紀末オカルト学院』の完成が間に合わず、放送が前倒しになったという同情の余地はあるものの、いまひとつな作品というイメージは拭えません。差し替えで 総集編となった7話を観ればまた変わるのかもしれませんが。

[推薦数:1] 2010/07/24 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:33(89%) 普通:2(5%) 悪い:2(5%)] / プロバイダ: 47741 ホスト:47698 ブラウザ: 4544
すでに雪霞さんがいい視点の評価を書いてくださっていますが、それを含めてさらに色々な視点を上書きできたらいいなと思いつつ…

結局このアニメは何がしたかったのでしょう?どんなコンセプトがあったのでしょう?それは物語それ自体である程度見えてくるのでは無いでしょうか。それは、「歴史に語られぬ、いわゆるスパイ達が、あの戦争で何をみて何を考え何をしようとしていたのか」。その想いや無念をここで改めて作品として残そうとした。誰にも知られることなくどこからとも無く現れてどこか歴史の闇に消えていくスパイのドラマがこの作品の主要な物語であり、それがひとつ目的だったのではないでしょうか。壮大な理想を掲げる日本の軍人にはじまり、ユダヤ人の音楽家、国民党や共産党のスパイやそんな想い人を待つ女など、いろんな「裏の人間」が出てきては想い半ばに消えていく。あの戦争をめぐって繰り広げられた静かな戦いの記録を綴ったのがこの作品だったのでは無いでしょうか。「スパイもの」をスパイアクションというよりはドラマとして仕立て上げた。

またスタッフが公式サイトのインタビューでいくつか参考にした実写映画を挙げていますが、この作品自体が、数多くの実写の戦争映画・ドキュメンタリーがやってきたように、戦争時代の雰囲気・歴史や人々の生活を、映像-ここではアニメ-という媒体を使って表現しようとしたのだと思います。それはつまりアニメのもつ力は決して実写に劣ることがない、寧ろアニメだからこそ出来る新しいバリューを付与できるはずであるという、スタッフやプロデューサーの「アニメの力」を問い直す野心的な試みだったのではないでしょうか。だからアニメとして派手に振舞い在り来りなキャラやウケやすい物語を展開することにはことをしなかった。重要なのはスパイ達の地味で何気ない物語を如何に淡々と彼らの「空気」で語るか。そこだった。その上でアニメだからこその架空の設定や物語をつかい、それでもアニメっぽい茶化した表現を避け可能な限りドキュメンタリーチックなしたたかな作品作りを目指したのでは無いでしょうか。背景や歴史考証への異常なまでのこだわりと忠実さにそれが現れているのだと思います。

「人間はいくつになっても戦うことを辞めない。それはなぜか。わかるかね?」「それは人間には闘争本能があるからです。」
「わしはもう日本を中心にしてしか物を考えられん。」
「正道を外れた生き方は恥と知りなさい」
こういった人々の発言一つ一つに「その時代」が反映されています。こういうところから今と当時の違い、当時の人達のものの考えがどうなっているのかを伝えようとする努力が随所に垣間見れました。歴史を考える上で重要な視点であり作品の時代の空気を伝える上で欠かすことのできない要素です。

組織をつくり、なんだかよく知らない仲間たちと活動を続けるうちに芽生える友情。なんとなく得体の知れない響きのする「スパイ」が、実に人間らしい一面を見せて、自分たちの信念に従って行動している。歴史の波に飲まれながら活動する、そんな「スパイ」の姿を実に誠実に描いてくれました。

主人公たちはどこからとも無く現れてワケの分からない組織を組まされ、そしていつの間にか歴史の中に消えていく。彼らの功績は決して広く知られること無く。この点はメインライターや監督が関わった攻殻機動隊SACやDTBらしいスパイ物語のテイストを受け継いでいますが、結果的にはそれらとは全く逆の作品作りを行ないました。そこで雪霞さんの言う「鎮魂歌」というキーワードはただ昭和という時代にだけ言えるものではないでしょう。ひとりひとりは微々たるものでも、その積み重ねによって大きな役割を果たしてきた、歴史に語られない人たちへの鎮魂歌、それが本作の位置づけでしょう。目的を果たそうとも果たせずとも歴史の闇にあっけなく消えていった、彼らへの手向け。彼らの思いを受け継いで本作は「希望のかけらを」歴史の中に添えてくれました。

日本語のみならず英語や中国語ロシア語などいくつかの言語が出てきましたが、わざわざ外国語を実際に使った意義は、やはりひとつには雰囲気を如何にリアルに伝えるかという試みですが、それに加えてもう一つ意義があると思いました。それは国際色豊かな当時の上海でリベラルな思想を持つ葵や勲と言った人たちが多国共存・反帝国主義思想を背景に行動を起こそうしていたことを、その舞台の雰囲気を以って強調したかったのだと思います。彼らがそう考えるにいたる理由、そこに説得力を持たせる試みが「外国語」だったのでしょう。

一見では何がしたいのかなかなか伝わりにくい作品ですが、とりあえず何度も見て、物語、雰囲気、設定など、それらの意味をよく咀嚼しながら考える。そうやって楽しむ作品なんだと思います。「アニメノチカラ」の矜持はしかと守り通した、ってのはまさにそのとおりですね。

まぁたしかに近年のアニメのトレンドからは大きく外れた受けにくい作品ですが、しっかりしたコンセプトに則り筋は通したと思うので少なくとも低い評価を受ける作品ではないと思います。
なんというか、「アニメ」という文脈で見てはいけない作品。



まぁ問題点を上げるならそのコンセプトの伝わりにくさもそうだし、正直超能力設定があんまり意味を為してなかった…
エンターテイメントたることを意識するあまり人物一人ひとりにしても深みが今ひとつだった感があります。
「良い」とはっきり言えるかというとちょっと微妙なところ。

****

ちなみになぜこの時代の、この時期を選んだのかについてなんですが、満州建国というと国際社会からは明らかに違法行為として非難された一方で、日本としては恐慌の直後だったのでどうしても満州の市場は捨てられなかった、児童の飢餓が多発するような悲惨な国内の不況をなんとかするためという複雑な事情が絡んでいることが理由だと思います。

主人公たちのみならず、「正しいこと」「間違ったこと」に意識を向ける人は誰しも当時の日本の状況に複雑な気持ちを抱いていたことでしょう。そういう答えのない戦場でただ自分たちが正しいと思うことを行う。間違っているとか正しいとか言った価値判断を超えた世界で何を信じればいいのか。そんな問いかけをしていた人間たちの生き様を描くために、まさにその複雑な出口の見えない状況での人間のドラマを際だたせるためにスタッフたちが選んだのがこの時期なのでしょう。実に絶妙なチョイスです。

「もし、日本がもっと強く大きくなれば、こういう事がなくなるのなら、俺は喜んで銃を取ります。」と雪菜に述べた棗。その後の満州国に対する国際社会の評価や日本が進んでいく道を、もし棗が生きて目にしていたらどう思ったでしょう。自分たちの信じたものが正しかったのか。自分たちの行動は何を残せたのか。物語の、歴史の濁流に消えていった葵や葛は後に日本を見て何を思うのでしょうか。そういったことに想像を及ぼしたとき、本作から実はとても複雑な余韻が感じられるのではないでしょうか。

2010/07/17 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:135(28%) 普通:47(10%) 悪い:295(62%)] / プロバイダ: 38670 ホスト:38625 ブラウザ: 8416
全部視聴したので書きます。
この放送枠「アニメノチカラ」はアニメオリジナル作品と言うことで期待しているのだが、第1弾に続きまたしてもやってしまったかと言うしかない。残念な限りだ。
良いと思う点。作画。安定していて良い。地味ではあるが、背景特に街並みがしっかりと描かれていてなかなか凝っている。
悪いと思う点。ストーリー。とにかくつまらない。なかなか視聴するのはしんどい。途中、派手なアクションでもあれば多少は視聴しやすくなるのだろうが、まったくと言っていいほどメリハリがなく、漠然と話が流れていくと言う印象で退屈極まりない。前半は、1話完結で進行するのだが、猫を追い掛けたり、写真を撮ったりと桜井機関だの超能力だのと言うにはセコイエピソードばかりで、その上、日常系と来ていて何をしたいのかが見えない。何故、関東軍なのか、満州国なのかも今ひとつ見えない。この時期の中国を舞台にした作品は、以外とあり実写とか読み物とかの影響を受けたのかなと感じる。案の定、後半は原爆ネタで話しに新鮮味がない。最終回が微妙で結局、新型爆弾は完成したのかどうもも描かれていないし、主要メンバーの退場劇もあっけなさ過ぎて見るに耐えない。1クールもので総集編を入れているのもマイナスポイント。設定。超能力は、本作品に果たして必要だったのかと疑問に感じる。爆弾使用時の惨状を超能力で見せているのだが現物が出てくるし、予言も当ってるのかどうか描写されていないから不明だし、瞬間移動はアクションシーンをチープにしているだけだし、超能力が足を引っ張っている。キャラの設定もデザインといい、どこかで見たことのあるもので斬新さがない。それから、探偵ファッションのキャラは完全に浮いていて寒い。演出。外国語が字幕と言うのは「それらしさ」を強調していて作品が非常に安く見える。そもそも超能力ものなんだし普通に日本語で問題なかったと感じる。アクションシーンで飛び跳ねる絵をよく目にしたが、あまりの格好悪さ(デパートに爆弾を仕掛ける話で屋上での先頭でジャンプする敵の姿)にある意味もの凄いインパクトがあった。基本、消える背後に現れるばかりで退屈。
ソラノヲトよりはマシ。毎回30分が非常に長く感じられる作品でした。
評価ですが、とても悪いとします。

2010/07/11 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6(43%) 普通:1(7%) 悪い:7(50%)] / プロバイダ: 25751 ホスト:25787 ブラウザ: 15210
第一話を視聴した感想としてはある程度つかみは取れていたし、
能力者ものが割と好きなので良かったと思う。
只、この作品は全体的にストーリーの起伏がなさ過ぎる。
話数を重ねるごとにそれが謙虚になってきて、最終話なんかひどい物だ。
各キャラの掘り下げもうまく出来てないから、
最終話の仲間の死や高千穂の死がもの凄くあっさりしていて、最後まで波に乗れなかった。

評価は「悪い」で

2010/07/04 普通の立場コメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:309(84%) 普通:30(8%) 悪い:29(8%)] / プロバイダ: 14137 ホスト:14343 ブラウザ: 7185
史実を題材にした話で、結末は物語(虚構の過去)の中では何も解決されない所から(現実の未来へ向けて)訴えんとするものを浮き彫りにする、というもの。結末の評判がすこぶる悪いけど納得の展開。

その手法自体はアリと思うけど、過程の質がいまいちで、訴求力に欠く。
例えば外国語はぶっちゃけ下手で雰囲気を構築できていない。
(念のために申し上げておくと日本人がネイティブのように喋れない意味での下手ではなく、話す内容より発声に集中しているように見えてどうもぎくしゃくとした感じ)

(余談)プロットは「ジパング」と似た所が。

[推薦数:2] 2010/07/04 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:101(68%) 普通:29(19%) 悪い:19(13%)] / プロバイダ: 41459 ホスト:41384 ブラウザ: 6214
.
この作品、世間的な評判はいまいちだろうと思う。
私も途中までは、新鮮味もなく盛り上がりもさしてなく、
猫を追いかけるのに丸1話使ったり、1クールなのに途中に
「ここまでのおさらい」 を入れつつ歴史の解説をしてみたり、
いったいこのアニメは何を描きたいんだろうかと思っていた。

派手なアクションはさほどなく、単発のエピソードが淡々と綴られ、
物語の背景や高千穂の思想などは言葉で語られる部分が多い(しかも
英語で議論したりしている)など、「ぐいぐい引き込まれて続きが気になる」とは
お世辞にも言えない。

だが終盤になって、ようやく全体の構図が見えてくる。
予言を利用して作った核兵器を使おうとする者、それを阻止しようとする者。
しかしどちらも、悲劇の未来を変えたいと願ってのことだ。単純な善悪や
正義の味方と悪者ではない。だから葛は迷い、寝返り、再び戻ってくる。

最終回まで見て、わかった気がする。
これは、あの戦争に至った昭和初期へ向けての、答えのない問いかけであり、
昭和への鎮魂歌だったのではないか。

答えの出ない問いかけとは、こうだ――もしも未来を知り得たならば、
それを変えられるのか、変えてよいのか、変えるとしたら、いかなる手段を
用いてもよいのか?

将来の自国の民の悲劇を救い、世界の行く末を変えるために、
今、他国の民を悲劇の底に突き落としても良いのか。
それを是とする高千穂勲、否とする主人公たちの対決は、
歴史を変えない方向に決着する。

しかし、このパラレルワールドの昭和初期と実際の昭和史に生じた
わずかな狂い――最終回のその先の展開はもしかしたら
実際の歴史とは違ったものになるかもしれない。
予言者が見た原爆の投下が避けられる、そんな流れになるかもしれない。

そこにおいて視聴者に「せめて希望のかけらを」 (最終話タイトル)見て欲しいという
作り手の願い。これを鎮魂歌と見ずしてなんとしよう。
見終わってどこか平穏な気持ちになる物語だった。

またこのアニメは昭和へのオマージュともなっている。
舞台が昭和初めだというだけでなく、作り方からなにからすべて。
第1話を見たときに、妙に昭和っぽく、石森章太郎っぽいと思った。
出てくる超能力がテレパシーとテレポーテーションとサイコキネシスと透視。
昔は定番だったが最近はあまり見かけない古典的超能力ばかりだ。
物語の進み方も淡々と、ケレン味少なく、実務的。
高千穂勲と雪菜や葵や葛たちの最後の対決は、意外な形でなんとも
あっさりと静謐に終わる。なんとも古めかしくも奥ゆかしい。
歴史の中に 「 もしも 」 を 持ち込み、最後に主人公たちはひっそりと姿を消す。
物語は潔く完結し、続編を匂わせたりしない。
それらは、昭和の一時期のマンガのひとつの典型ではなかったか。

作り手たちは明確な意図を持って、「視聴者にウケるもの」 よりも
「自分たちの示したいもの」 を描いた。
「アニメノチカラ」 というこの時間枠は、最先端のアニメ技術を見せることよりも、
アニメ制作者たちに、スポンサーの意向を気にせず表現者として作りたいものを作り、
それによりアニメが持つ力をいま一度世に問うてみよ、と発破をかける
企画なのかもしれない。
閃光のナイトレイドは、「アニメノチカラ」 枠でなければ成立しがたい企画であり、
この時間枠の矜恃を明確に示してくれた作品だったと言えるのではないだろうか。
不人気になるのを承知であえて延々と英語で議論させたりした
制作者たちの覚悟を買って評価を上乗せし、「とても良い」 とする。
[共感]
2010/07/04 しまった、英語の事に言及するの忘れてた。この枠の矜持を示したというのは、その通りだと思います。 by アマンドの木

2010/07/03 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:106(74%) 普通:12(8%) 悪い:25(17%)] / プロバイダ: 39626 ホスト:39604 ブラウザ: 10692
何とももったいない感だけが残ってしまった架空歴史アニメだ。
第2次大戦前の上海と云う世界設定は目の付けどころが新しく、あまり触れられない日本
近代史を舞台にどんな話を見せてくれるのだろうと期待感は高かった。
第1話はその意気込みが充分感じられる作りで、美術や外国語による会話等で上海租界の
空気感をしっかり醸しだし、キャラデザイン・作画もなかなかの出来、個性的な能力者に
一筋縄ではいきそうに無い怪しげな上司と云う櫻井機関も雰囲気がよく、話の展開も
そこそこ緊張感があり、ますます期待は高まった。
しかし、第2話から一気に減速してしまうのだ。平板なストーリーは退屈でテンポが悪い。
特に葵と葛のキャラクターを掘り下げようとした第4話は前後の話に全く影響を及ぼして
おらず、完全な空回り。第6話からこのストーリーの核心となる高千穂勲が登場するが、
彼の訴える世界平和も迫力が無い。
そして明らかになる日本の原爆開発で話の筋が見えてしまう。ああ、結局原爆は歴史の
闇に葬られて何も変わらない世界が残るのだと。視聴者をそう思わせた時点でこの話の
つまらなさは確定してしまったと云っても過言ではない。
それに加えて、キャラの扱いが甘く、櫻井機関の面々が窮地に立った話が殆ど無い上、
高千穂勲の行動に対する各登場人物の葛藤がしっかり描かれていない為、本当に緊張感
に欠ける。
そして、やっつけ仕事のように登場人物を整理してしまった最終回は後味が悪い。
また、作画も第1話のレベルを維持できず凡庸で不安定。
日本近代史の中で、描かれない時代を取り上げた意気込みは買うが、全てが空回りして
しまった雰囲気アニメだった。
評価は<悪い>で。
[共感]
2010/11/08 最初の頃の1話完結が単純に面白くなかったのと、ダーカーやエヴァの様に全体の話に対する絡みが全くと言うほどなかった点など、本当に出来が悪いです by 名もなき詩人

2010/07/01 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:395(78%) 普通:109(21%) 悪い:5(1%)] / プロバイダ: 28160 ホスト:28224 ブラウザ: 10806
意欲は最大限買うとして・・・思った以上に伸びなかった作品。ツーベースくらいはいくかなと思ったら、ショートフライだったみたいな感じ。
上海租界を舞台に超能力者で組織された特務機関の暗闘を描く、という基本コンセプトにもっと忠実でよかったのではないだろうか。(ここで言う基本に忠実とは「ベタな内容」ってことね。)

意欲は買うとしたのはその舞台の描き方が「上海租界」という雰囲気ではなく、資料をあたって現実に近い形で描いていたという点。人々の風俗とか、建物の質感、そう言ったものを非常に真面目に描いていた。あの時代の上海の姿を、誇張なく描こうという姿勢は、アニメでは珍しいものだと思う。
頭山満や石原莞爾など、この時代でこういう物語を作るのなら顔を出すはずの人物をそのままズバリと登場させるなど、きちんと勉強して制作に臨んだのだと思う。

そしてさらに真面目なのは、特務機関の活動内容。007みたいな事を本当のスパイはやったりしない。第三国のコミンテルンを通じてソ連から中国共産党に武器が流入する・・・というネタに対して、そこに乱入して武器を破壊強奪みたいな事をしない。こっそり覗いて国民党に情報を売る、と非常に真面目なスパイ活動をやっている。

だが、それはアニメとしてどうなのだろう。せっかくの超能力をそんな地味な事に使っていいのか。こういう部分では、真面目さよりハッタリやケレンミをふんだんに盛り込んで物語を盛り上げるべきだろう。バイオリンのBGMはカッコいいのに、それが全く活用されないというのはあまりにも惜しい。

ストーリーは、予知能力によって日本の敗戦と原爆の投下を察知した将校が、それを回避すべく行動し、主人公達はそれを追うというものです。ここでも、制作者の真面目さは遺憾なく発揮されます。

自分のような素人の発想では、その将校は「軍部独裁の大日本帝国の政体を戦後のような民主制に改変し、国際協調をもって戦争を回避する」というプランを掲げ、主人公達は未来を知らないが故にそれを邪魔してしまい、結果歴史通りになる・・・くらいの事しか考え付きませんでした。

しかし制作者は違った。
あの時代の将校にそのような発想を求める事は根本的に不可能なわけです。そのため、予知能力を利用して先に原爆を開発(予知能力で爆縮レンズを作るとは、ノイマンでも考えつかんだろう)・使用し、その威力を見せ付けて核戦力均衡(欧米諸国が遅かれ早かれ自力で原爆を開発する事を織り込んでいる)による平和を達成しようと考えます。
確かに、あの時代に教育を受けた軍人であれば、これでもリベラルな考えでしょう。先に原爆を保有して一気に植民地拡張を行おうと考えないだけ、はるかに先進的です。(その将校は、日本の大陸進出にも「やり方が下手」だと批判的な立場に立っています)

でもそれって、アニメとしてどうなのだろう。こういうリアルなビジョンに立つ人間をやっつけても、スカッとしないじゃん。(それどころか、やっつける事すら出来なかったのだから)
ここも、過剰な真面目さが仇になった部分だと思う。敵のビジョンが地味すぎるから、全体像の把握が難しく、全体像が見えても「ふーん・・・え?」みたいにしかならない。(「な、なんだって〜!」くらいのサプライズは欲しい)

物語については、意欲がありすぎて真面目さが過剰に発揮された結果、なんだかなぁ・・・になっていたように思えてなりません。

あと気になったのは、キャラクターの動きというかその時の構図というかが、全体的に雑。そういうのに詳しくないので何とも説明し難いのですが、妙に「絵の動かし方が下手」と感じる部分が散見された。
それがシーンの緊迫感そのものを削いでしまっている部分が多かった。

キャラクターの掘り下げとか人間関係の醸成とかも、何か中途半端だった。

どれも、手を抜いているとかいい加減にやっているのではないのは感じます。ただ圧倒的にアニメの基礎体力がない。だから真面目にやっても空回りしちゃう。
舞台設定とか、上海の描き方を見て、期待が持てるのではないかと見ていただけに、少しばかりガッカリ感の強い作品でした。
評価は「普通」です。「もう少しがんばりましょう」といったところでしょうか。

余談
爆縮レンズが必要って事はプルトニウムの原爆なんだけど、原子炉が出てきてないと思うんだよなぁ・・・チラッと出てきたのは遠心分離機っぽかったんだけど。

2010/06/29 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:120(57%) 普通:44(21%) 悪い:45(22%)] / プロバイダ: 24824 ホスト:24752 ブラウザ: 12324
【良い点】
描写、作画が丁寧で繊細。特に都市の描写に関しては力の入れようが見てとれる。史実に忠実な設定は丁寧で余計な歴史観が入っていないのがいい。

またストーリーの発想も面白い。超能力者によるゴタゴタとしたサイキック・バトルではなく過ぎた力を所有する人間や新型爆弾という力をどう扱うかを基軸に置いたストーリーは良い。日本がもしも核を持ったら?という発想もいいが、力というものをあるべき未来、自由、大義、平和の為に使おうとする高千穂達とただ力をふるう空しさと行き過ぎた高慢さに反発するリベラルな葵達との対立の構図が良く出来ている。

平和の為という目的とはいえ、ただ力を行使し、犠牲を出して平和を作る事に対してアンチテーゼを示す点では、現在の世界の平和状況も暗示させていていい。このダブらせ方の発想は素晴らしい。

安易にスケールを大きくせず、実直にストーリーを組み立てる姿勢は評価したい。

【悪い点】
人物描写、掘り下げが壊滅的に悪い。テーマ性がしっかりしていて、立ち回りも明確なのに掘り下げが浅かったり、陳腐な結末を与えたりと扱いが雑。結果的に仲間がどうこうを出して少年漫画のようなノリを見せる所はどうしようもない。
土地を奪われる農民の気持ちを分かち合える棗を陳腐なやり方で退場させ、怪しげな雰囲気を醸し出していた桜井、ラスボスの高千穂をあっけなく終わらせる。蔓を予定調和的に寝返らせ、一之瀬はつまらないマッドサイエンティスト。葵と静音の関係に深みも、際立った描写もなく、雪奈はさして目立つ事はしない。

ストーリーに関してはこの作品は始めから不幸だとしかいいようがない。
第二次世界大戦が起こる事を前提にしてしまった以上、それを迂闊に変える事は出来ない。満州事変の段階でどんな動きを見せても、答えを見せても報われる事は無い。世界がそれを手に取る事は無い。
そんな残酷なまでの前提が置かれている以上、この作品は良い答えを出せばすぐさま矛盾に落ちてしまう。だから最終回はあんなドライな閉じ方をしてしまったんだろう。
ハッピーエンドは矛盾をたたかれるし、ドライにやれば嫌われる

とはいえあの終わり方はドライの具合も中途半端でなんともいえない。最後の最後は良かったがその前は怒涛の流れで登場人物をつまらない形で退場させてしまっている。最終回なりに盛り上げようとしたのだろうが結局の所後半のドライさとのバランスがとれなくなっている。

やるなら主人公達を全否定する事上等でもっとドライにするか、予定調和でもいいから美しい答えを含めたハッピーエンドを出すかにしてほしかった。

しかし過程自体良さと怪しさが同居していたのでこの終わり方がある意味一番ふさわしいかもしれない。

【総合評価】
改めて何度も考える事でこの作品が抱えるどうしようもない事情は理解できた。
でもラストが絞られる事が念頭にあるのなら、それに合わせて過程をしっかり練り込むべきだった。
この中途半端の仕上がりになった罪は大きい。
だが事情が事情なので多少甘めに見た方がいいかもしれない。

2010/06/29 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:228(59%) 普通:108(28%) 悪い:50(13%)] / プロバイダ: 28564 ホスト:28733 ブラウザ: 10984
【良い点】
上海市の背景作画:「売り」の一つだけあって見事でした。
雪菜のキャラデザイン:近時珍しい、萌絵ではないが可愛いヒロイン、でした。
【悪い点】
話、アクション演出とも平板でありすぎた点。
外国語による会話シーン:内容的に複雑な作品なのでわかりにくさに拍車を掛けた感が否めませんでした。
【総合評価】
アニメノチカラ第2弾。
近時珍しい比較的硬派な雰囲気のオリジナル、と言うことで期待していましたが、悪い点にも書いたとおり、各キャラの描き込み、話の展開など特に欠点はない筈なのですが、全体的に余りにも淡々と進行し盛り上がりに欠けました。
[共感]
2010/10/17 平板/これが良さに繋がる作品もあると思うのですが、この作品はこの点マイナスだったなと思います by 名もなき詩人

2010/06/27 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:614(65%) 普通:133(14%) 悪い:197(21%)] / プロバイダ: 12010 ホスト:12222 ブラウザ: 10777
【良い点】

・キャラクター。
今期のアニメの中では、「視聴しない」部類に入れようかと思っていたのですが、キャラクター原案者の名前を見て、先の考えを180度変えました。
上条明峰先生。
なんか見覚えのあるお名前だなぁとは思っていたのですが・・・・・・あ〜…今も"毎週"、読んでますわw

・音楽・主題歌。
葉加瀬太郎氏が担当したBGMは出色の出来栄え。特にメインテーマは疾走感があって格好良いです。
ムックの歌うOPも今期のアニメの中では個人的にベスト5に入るくらい良かった。

・声優は、平田広明氏や大林隆介氏、磯部勉氏らベテランの方々の出演が豪華でした。
特に大林氏は他のキャストを喰ってしまうほどのはまり役だったと思います。

【悪い点】

『薄桜鬼』のように史実を背景にあてたのは面白いと思いましたが、
結局、最後まで飲み込めなかったストーリー。
終盤のどんでん返しにはびっくりしましたが。

【総合評価】

音楽、歌、キャラ絵だけなら個人的にパーフェクトだったのですが・・・・

「面白いアニメ」では無く、「面白そうなアニメ」でした。

2010/05/12 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:415(64%) 普通:131(20%) 悪い:98(15%)] / プロバイダ: 23098 ホスト:22981 ブラウザ: 8828
特別つまらないとか,嫌な分けではないのですが,なんか次もみようという気がおきません。

題材は,まぁまぁだとは思うのですが,なんか分かりにくいです。

分かりにくい作品として代表的な甲殻機動隊なんかは逆に分かりにくすぎて,なんとか理解してやろうと躍起になって見たものですが,この作品はなんか中途半端だし魅力不足のためか理解しようという気がしません。

見ても疲れるだけな気がするのでもうみないと思います。

2010/04/13 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:342(45%) 普通:105(14%) 悪い:308(41%)] / プロバイダ: 7763 ホスト:7465 ブラウザ: 8827
【良い点】
・絵・キャラデザ
・戦前の悪名高い関東軍・・・ここを舞台にしたアニメは意外と少ない気がする

【悪い点】
・棒読み
・無理した中国語、その他の外国語
・決定的に、つ・ま・ら・な・い

【総合評価】
アニメノチカラは大失敗だと思った

とても悪い

2010/04/12 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1235(63%) 普通:381(19%) 悪い:338(17%)] / プロバイダ: 6894 ホスト:6776 ブラウザ: 9671
【良い点】
作画、ヒロイン可愛い。

【悪い点】
話しが退屈、中国語で喋るシーンがそれなりにあるから字幕見るのダルイかな。
キャラデザはKYOの人の実力的にはもう少し男キャラ頑張って欲しかったかなぁ・・。

【総合評価】

まぁ、まだ1話しか観てないけど、もう観ないかな。
2010年4月20日に編集しますが、やっぱ展開は面白くないな・・。あとEDは良かったです。

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