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[アニメ]もののけ姫


もののけひめ / Princess Mononoke
アニメ総合点=平均点x評価数258位/3,702作品中(総合93/偏差値60.06) 257位<= =>259位
アニメ平均点(評価10個以上限)1,385位/2,044作品中(平均0.31=普通/299評価) 1,384位<= =>1,386位
1997年アニメ総合点6位/98作品中 5位<= =>7位

評価統計
評価平均普通(0.31 pnt)
評価総合点92.69
アニメ順位(平均点)1,385位(2,044作品中)
アニメ順位(総合点)258位(3,702作品中)
偏差値(総合点)60.06
最高の中の最高3

人数42526345322639
割合14.0%17.4%21.1%15.1%10.7%8.7%13.0%
加算分布14%31.4%52.5%67.6%78.3%87%100%
分布要約52.5%15.1%32.4%
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簡単投票の分布
映像1.41(良い)17
音楽0.88(良い)17
キャラ・設定0.59(良い)17
声優・俳優0.24(普通)17
ストーリー0.24(普通)17
考えさせられた65%11人/17人中
美しい35%6人/17人中
怖い35%6人/17人中
面白い35%6人/17人中
格好良い29%5人/17人中
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作品紹介(あらすじ)

かつての大和王朝との戦いに敗れ、歴史の表舞台から姿を消したエミシ一族。
その王家の末裔アシタカはエミシの隠れ里で相棒のヤックルと共に狩をして暮らしていた。

ある日里に「タタリ神」が来襲。
里を守るためアシタカは矢を放ちタタリ神を撃退する。
しかし撃退した代償としてアシタカの右腕はタタリ神の呪いを受けてしまう。
それは時が経つにつれ体を侵食し、やがて死に至る呪いであった。

アシタカは呪いを解く方法を探すために村の巫女ヒイさまからお告げを受ける。
「西の国で何か不吉なことがおこっているのだよ」

配給:東宝 制作:スタジオジブリ 徳間書店
原作・脚本・監督:宮崎駿 音楽:久石譲
英語吹替版監督:ジャック・フレッチャー
英語吹替版脚本:ニール・ゲイマン Neil Gaiman
英語版・製作総指揮: ボブ・ワインスタイン Bob Weinstein ハーヴェイ・ワインスタイン Harvey Weinstein
英語版主題歌:サーシャ・ラザール

キャラ/声優
アシタカ:松田洋治
サン・カヤ:石田ゆり子
日本 公開開始日:1997/07/12(土) 映画
エンディング動画 (1個)
もののけ姫
歌:米良美一 詞:宮崎駿 作曲:久石譲 [補記] [ファン登録]
利用状況
日本192,200386299
海外10,1032726
最近の閲覧数
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(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2009/12/24 / 最終変更者:kunku / その他更新者: 管理人さん / DONP / ラマンチャ / サブキチ / カジマさん / 提案者:もろっち (更新履歴)
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2012/03/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(50%) 普通:0(0%) 悪い:2(50%)] / プロバイダ: 20814 ホスト:20631 ブラウザ: 10160
【良い点】映像、ストーリー、アシタカ

【悪い点】
グロテスクな描写。僕としては余り気にならないが嫌な人は極端に嫌だと思う。サンは微妙。

【総合評価】
この映画は着眼点が素晴らしい!主人公のアシタカが蝦夷の末裔という前代未聞の設定が良い。今までの時代劇の設定は武士や農民が主役だったが、今作はアウトサイダーな人々を主役としたのが最高。だがストーリーは若干駄目。アシタカの行動原理が意味不明。サンもどうでもいい感じがする。だが、映像は物凄い。特に圧巻なのは戦闘シーン。アシタカがかっこよすぎる。また、乙事主やナゴの神などの神々が良い。だが、作中で語られない話が多く師匠連や唐傘連などの裏組織の存在が謎。なので非常に奥深く難しい作品だといえる。確かに視聴者に失礼な気もする。まあ万人受けしないだろうが自分は最高で。

[推薦数:1] 2012/03/18 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:211(48%) 普通:135(31%) 悪い:92(21%)] / プロバイダ: 25395 ホスト:25343 ブラウザ: 10030
思うにこの作品は元々2時間で収まるようなものではないと思う。視聴した限りでは、全体のストーリーの前部分のかなりの量と後半部分の箇所を切り取り、残った部分を「もののけ姫」というタイトルで映画化したのではないかと私は思う。

だから難解になるのは当然である。主人公についても一応「アシタカ」にしてはいるが、本来「エボシ」なのだと推測する。それは彼が当初より次々と遭遇する事件に翻弄され続け、その姿は我々視聴者となんら変わらない者の様に映ることも多いこと。それに彼が呪いを受けた頃にはタタラ集団の「シシ神の森」を手に入れるための戦いは既に始まっており、最終的に彼が出来たことは小さくはないものの真の「戦い」は森を得てからなのだということから判断できる。なぜなら世は正に戦国の如き描写で、自らの土地を守るこれからこそが本当の戦いであり、だからこそアシタカもラストはこの地に暫く留まるような仕草をしたのだと思う。全てを初めから知り、今後シシ神の地をまとめるのが彼女なら、やはり真に物語の中心は彼女と言えるのではないだろうか?

この「エボシ」がシシ神の森を手に入れようとするのは、侍の支配の及ばなく、女や子供が安らげる自由な国を作ろうと考えているからである。そのために誰の領地でもない、シシ神の地を手に入れる必要があるし、だからこそ「石火矢」を手に入れ日本に持ち込んだと推測することもできる。特にこの「石火矢」については男性だけでなく女性たちにも使用可能なように軽量化して彼女達自ら身を守ることも出来るようにしている様子が窺える。これは武士の世の中において、女性にも戦える術を与えようとする革新的な考えではないだろうか。それにエボシの人物的な特徴として他に「祟り」や「罰」といったものに対して無関心なところがある。これはシシ神の森を手に入れようとする行為だけでなく、女人禁制だったタタラ場に女性を入れるといった神罰的なものにさえ興味のない現代的な女性の姿と捉えることもできる。
しかし残念ながら、そのタタラ場でつくられた鋼は「集団」として存続するために侍たちにも売られ、それが戦争へと活用されている、そしてその犠牲者の多くはタタラ集団に加わるような女や子供ではないかと思うと、彼女が焦る気持ちになるかと思う。だからこその神域への介入といった行為に及んだのだろう。

そしてこの物語の最後にシシ神は斬首され人の神への畏怖は失われる。人間の心からの自然信仰が完全に無くなったとは言わないが、以前ほどではなくなるだろう。ただアシタカは語っていた、神は死んでおらず神こそが自然・森であると。つまり人と森の共生こそがこの作品の「テーマ」ということなのだろう。そしてこれらもエボシのような現代的な感覚あっての実現ではないかと考えることができる。

【総合評価】
このように主人公を「アシタカ」としていることで全体像が掴みずらく、個人的な判断もあるが総じて判りにくい。加えて各事象の説明不足も少なくないことから余り万人向けと思えない。
こういった作品の評価にも色々あるとは思うが、どんなに良い「テーマ」を掲げ見栄えが良くとも、楽しめない・判りずらいものは評価云々の前に良作とは言えないと私は思う。それにこのプロットだと大衆が理解しにくく真に視聴者の多くが楽しむことが出来たのか怪しくさえ思ってしまう。

以上、主観的にみればその内容はそう嫌いではないが評価は「悪い」で。
[共感]
2012/03/19 なるほと思いました。この作品スタイルは宮崎駿が一つのパターンとしているものなので、何の疑問も感じませんでした。それが逆に分かりにくくしてるは納得する部分があります。ただ何かしらの意味があるのかな?と思います。言われて見て逆にそこまで拘る監督の意図が気になりました。 by 名もなき詩人

2012/02/22 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:25(48%) 普通:13(25%) 悪い:14(27%)] / プロバイダ: 22284 ホスト:22263 ブラウザ: 5345
昔、ナウシカを見たとき、私は尻切れトンボだなあ
という印象がぬぐえませんでした
最後まで見ても、環境問題に対する監督のスタンスがよく分からなかったからです

後に、コミック版ナウシカの連載が終了してから、ああなるほど
こういうことなのか、とある程度納得がいきました
その思想・考えへの賛否はともかく、一応読めば理解はできました。

そして、また宮崎御大が環境問題を扱った映画を作ると聞き
期待しました
今度こそ、尻切れトンボではなく、映画の上でなにかしら決着をつけてくれる
作品ができるんだろうと。

でも、結局のところナウシカと同じでした
最後は、壮大で派手な作画とBGMでまとめたものの、ナウシカの尻切れトンボ感を
再び味わうことになりました

確かに作画レベルはアニメ史においても屈指の出来ですなんですが・・・
私の過度な期待があったせいかもしれませんが「普通」が精一杯の評価です。

2012/02/07 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:24(39%) 普通:11(18%) 悪い:27(44%)] / プロバイダ: 18669 ホスト:18771 ブラウザ: 7263
映像は綺麗なんだけど
色々と腑に落ちない所が多くて
何より楽しくないつまらない

2011/12/18 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:545(44%) 普通:0(0%) 悪い:695(56%)] / プロバイダ: 3334 ホスト:3198 ブラウザ: 4895
やっぱり文句なしに面白い。
もう何回、何十回と見て来てるけど飽きないし、さすがに最初のうちは何となく観るんだけど、10分経たないうちに気がつけば世界観に入り込んでしまっている。
自分なんかは特に飽きやすい性格だから(最高を付けた作品でも)ほとんどの作品が一回観ればもういいかなという感じなんだけど、これ程何回観ても飽きない何回でも観れるっていうのはジブリ作品ぐらい。

時間的にも二時間半あってアニメはもちろんだけど映画としても長い方だけど、普通の作品だと確実にどこかダレたり間延びするところがあったりするんだけどあっという間。
気がついたら終わってる。
二時間半一切の無駄、スキ、余分なページがない。
五時間くらいの内容を二時間半に纏めたような感じで、内容が濃くて一つ一つのシーンが一つ一つの作品になっていて思い出せないシーンがないってぐらい印象に残こしていく。
ダラダラと書いてある説明書ってのは読む気ないけど、本当に重要な部分だけ抜き取って書いてあるようなもんで、分かりやすくてそして分かるから面白い。
もののけ姫なんかの場合は多少大人向けだったりするんだけど、大人も観れて何より子供にも分かるように作られてるのが凄いところで、それは内容とか設定だけではなくてストーリーもこれだけしっかり作られていてめちゃくちゃ分かりやすい。

流れとか筋ってのがあってその流れを乱す事なく突き進んで行くから、違和感とか不自然さとか疑問も感じる事がないし、音楽を聴いてるかのごとくリズムの中で説明やら展開やらすべてやってのけている。
このシーンが終わったなと思ったら次の展開が始まっている。
だからテンポを止めることなく休む暇なく退屈させないし、どんどんストーリーに入って行けるんだろうなって思う。
説明なんかにしても簡潔にしてあるし、下手な人ってのはどうしても説明で終わってしまったりセリフを置くだけになってしまったりするんだけど、ちゃんと意味があってストーリーの流れの中でやっている。
アメリカのアニメ作品なんかは内容とか説明とかよりもエンターテイメント性を重視していて、あまり深く考えることなく楽しめて内容は単純で単純だからこそ伝わったりもする。
逆に日本のアニメ作品は内容とかテーマ性を濃く書こうとし過ぎて説教臭くなりやすかったりする。
でも見終わったあと考えさせられたり余韻に浸れることが多い。

この2つの要素を兼ね備えているのがもののけ姫でありジブリ作品だと思っていて、アメリカ的なエンターテイメント性に日本的なテーマとか内容を入れている。
テーマとかをしっかり描いてるけど、視聴者を楽しませるためのエンターテイメントのこともちゃんと考えているから説教臭くならない。
そこがジブリ作品の世界観の不思議なところで、(テーマはあるのに言いたいことの)押し付けがないから世界観に浸らせてまるで自分が体験してきたかのように入り込めるし、自分の過去の一部にでもなったかのように余韻が残る。
これが他の作品の違うところであり、エンターテイメント性だけでは内容だけでは絶対に得られないものだろう。

ストーリーも単純なようで単純じゃなくて、なにが単純じゃないかって言ったら意味のないシーンや横路にそれたり無駄なストーリーってのが一つもないから。
特に凝ってる訳ではないんだけど単純だからこそそこが凄いなって思える。
余分なものを取り払って単純にして誰からにも分かり易くしてでも無駄がない。
これこそ最高傑作なんではないかと思えてくる。
自分としても長い作品ってのはあまり好きではないんだけど、楽しめなかったところがないと言っていいぐらい最初から最後まで楽しめたから長さってのはまるで感じなかった。

脚本とかストーリーも最高なんだけど何よりキャラが良かったし、その最高の脚本に引けをとらずアシストした音楽と声優が素晴らしかった。
ジブリ作品はタレントを使うことが多いんだけどその中でも一番良かったんではないかなって思う。
キャラに合っていたしサンは演技で強さとか荒々しさを出していてでも声は可愛くて可憐でそのギャップに萌えたし、演技で最高だったのがアシタカとモロ。
この2人の掛け合いのシーンとか痺れたし、エボシに怒りをぶつけるシーンとか迫力が出ていて確実に内容を盛り立てた。
エボシなんかにしてもキャラに合っていて大人の女性が出ていて格好良さもあり、作品からしたら悪役側ではあるんだけど(声の影響もあって)一番好感が持てたキャラかも知れない。
決して演技が上手いって訳じゃないんだろうけど、それが自然に感じてキャラともマッチして(現実世界にいるように)自然に喋ってるように感じるんだろうなって思う。
タレント起用が成功した一番の作品と言っていいだろう。

そこがキャラに感情移入出来た最大の理由だけど、一人一人人間臭くて動かせれていて濃いキャラばかりで、内容とかストーリーが良くてもやっぱりキャラで、キャラクターがその良い脚本に説得力を持たせるかどうかにかかってくる。
アシタカはまさに主人ま、素晴らしい才能が集まった中でもそれをまとめ上げるキャラで、一番映えていて芯がしっかりしていて一つ一つのセリフも印象に残るし、作品を確実なものにした。
色んな女性に好かれるけどそこら辺の美少女アニメとは違い説得力がある。
やっぱり男から見てもカッコイいもん。

青春時代に最初に観た時キュンとしたのがアシタカを慕っている女の子が御守りをあげてアシタカを見送るシーンでたまらんかった。
今でも二時間半あって一番好きなシーンと言えるかも知れない。
今の萌えアニメとか観ててもこんな気持ちにはならない。
それをおじいちゃんが描くんだから凄い。

音楽も世界観を表していてその音楽を流せばそのシーンが思い出させるっていうぐらい鳥肌も立つし、音楽だけで感情とかを内容を描けている。
それが余計な説明を必要とさせなかったというか、簡潔にした説明を付け足す感じになっている。
説教臭くならなくても音楽で気持ちが伝わってくる。

あとテーマ性の生きろとか(キャッチコピーだけではなく内容でそういう風に描かれている)人間ともののけの違いその間に生まれたサンのこととか、サンの葛藤、エボシの思い、人間の欲深さでもどうしようも出来ない人間側の立場とか、一つ一つのセリフの意味など色んな内容の部分も書いても良いんだけどページがいくらあっても足りないので止めておく。ジブリ作品は特別で感じるものだから理屈っぽく語るのも嫌だし自分の中に留めておきたい。

ラピュタとかトトロとかも好きなんだけど、やっぱりテーマ、ストーリー、キャラ、内容、エンターテイメント性…平均点を出して一番高くてまとまっているということではジブリ作品の中で最高かな。

2011/08/20 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:18(82%) 普通:0(0%) 悪い:4(18%)] / プロバイダ: 16824 ホスト:16757 ブラウザ: 2884
この映画ねー、
最高なんだよねー。

だってさぁ、
サンがさぁ、肉やわらかくしてアシタカに口移しするシーンあんじゃん?
あれ見て、「あああ、うまそう! 超うまそお!! うああああ!!!」ってなるよね。

そんでなんか序盤の方の変な僧が作るお味噌汁?
あれも地味にうまそう! けんちん汁かな? 世界観が不気味な作品の中で、美味しそうになにかを食べてると余計にうわぁ……!ってなるよね。

進撃の巨人のサシャ・ブラウスてきなね。
「パァン!!」ってな感じね。

あと三輪さんだね。女子高生風にいうと「鬼やべぉ!!」

モロめ首だけで動きよったわ、くくくっ。

くーっくくくくくく!!!!
ってな感じじゃね?

評価は「良い」で。

最高じゃないのかよっていうね。

2011/08/20 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:80(48%) 普通:45(27%) 悪い:43(26%)] / プロバイダ: 22071 ホスト:22179 ブラウザ: 9927
う〜む・・・
よく解らない

それが正直な感想です
したがって評価は「悪い」にします

なんていうか、ジブリ映画にしては残虐的表現が多くて問題?になった作品でしたが
そこを注目してみると・・・たしかにそうでしたね
でも、作品としてみるとそれもアリかな・・・と
ジブリ映画としての子供にも観せられる映画というイメージからは反しますけどね

内容的には・・・
なんでそうなるの?って所がおおかった気がする
きっと重要なセリフを聞き逃したなどがあったのかもしれないが
解りやすくはなかったと思う・・・
「たたら場」とか、普通解んないよね?
リピートしてみなきゃ理解できない作品なの?
何回かみてやっと解る作品なのでしょうか?
観ているひとにやさしくはないですよね・・・

とりあえず、暫くたってからもう一度は観てみたいと思います

2011/07/18 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:529(76%) 普通:26(4%) 悪い:138(20%)] / プロバイダ: 555 ホスト:510 ブラウザ: 14175
メッセージ性の強かった作品だと思います。
森や動物など、自然の表現は素晴らしく、これを超えるものはないと思われます。
その分、映像が綺麗で清清しささえ感じられます。
ストーリーに至ってもキャラクターに至っても別に悪いところは無かったと思います。
強いて言うならアシタカの性格をもっとハッキリさせシッカリしたキャラにしてもらいたかったです。

2010/11/12 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:228(59%) 普通:108(28%) 悪い:50(13%)] / プロバイダ: 6381 ホスト:6409 ブラウザ: 12138
【良い点】
1:作画。人物、動物、妖怪?いずれも、デザインは秀逸で、躍動感たっぷりに動きます。終盤のシシガミ殺害によるカタストロフの表現も、液体の流動性を上手く表現していました。
2:森や踏鞴場のビジュアルイメージ。背景作画。
3:BGM。

【悪い点】
1:主人公アシタカの行動原理が不明瞭であった点。彼の目的は自身に死をもたらす呪いを解くことだった筈ですが、話の中盤から何故かもののけ姫ことサンを人間界に戻すことや、踏鞴場と森の間の和解?がそれに代わっていました。
宮崎作品で主人公の行動原理が不明なのはさほど珍しくはありませんが、自身の命が掛かっている(筈の)本作に於いては、それは無視できるほど軽い物では有りませんでした。
アシタカがサンに固執する理由も劇中では説明されず、又、シシガミの血を浴びたことで呪いが説けた後、両者の仲介者的な役割を果たすことを示唆して物語終わりますが、画面を素直に見る限り、アシタカ以外の人(動)物が、彼をそう認める必然性が感じられませんでした。
2:本作のキーパーソンエボシ御前の言動の一貫性のなさ。そもそも彼女の目的は踏鞴場を中心とした領域の支配権を朝廷?に認めさせ、そこに自身が保護する人間達が住める社会を築くことであり、シシガミ打倒はそれに対して出された交換条件、即ち手段であった筈です。にもかかわらず、自分の部下をイノシシ族を倒す罠の囮にするなど、話の後半では明かにシシガミを仕留めること自体が彼女の目的として描かれていました。
踏鞴場が地元の大名に襲撃された時点で朝廷?の約定は完全に反故にされた訳ですから、すぐに踏鞴場にとって返すのが自然なリアクションではないでしょうか。
3:もののけ姫サンの描写。自分は山犬だと良いながら服を着ていた点は倫理上仕方有りませんが、アシタカの服を繕う等、明らかに人間的な描写が目立ちました。
4:話のテンポが後半になってやや冗長でした。

【総合評価】
宮崎駿監督が完成後の引退を発表、それまでの「集大成」(とする予定で)製作した大作映画。

代表作「ナウシカ」の自然=善、文明=悪という構図が単純だとの(作品を誤解した)批判に対する回答の積もりなのか、「弱者を救うために自然を破壊する」エボシ御前という、ナウシカ、クシャナ双方の特徴を有するキャラをキーパーソンに据え、自然と文明との克服しがたい対立を描いていました。

悪い点で挙げたとおり、両者から中立の立場の主人公アシタカの行動原理が、中盤以降理由もなく変化し、一方、エボシ御前も終盤突如手段と目的が逆転するなど、最重要登場人物の行動に重大な一貫性の欠如があり、それ故に、一応事態が収束した結末も違和感を抱かざるを得ませんでした。

評価は、「悪い」と「普通」の中間ですが、作画と集客数を考慮して「普通」と致します。

2010/11/08 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:230(70%) 普通:48(15%) 悪い:51(16%)] / プロバイダ: 27921 ホスト:28065 ブラウザ: 9709
【良い点】
世界観、雰囲気
メッセージ性
ストーリー
スリル
映像技術

【悪い点】
ナウシカとメッセージ性が少し被ること。

【総合評価】
ナウシカとだいぶメッセージ性は似てるけどこっちも世界観や雰囲気は好きです。日本風みたいな。
タタラバ、侍など政治的な背景設定がしっかり描けてる。
グロテスクな描写や獣達の迫力がすごいからいつ誰が死ぬかわからないスリルや緊張感がある。
グロテスクだから見ないなんてもったいない、これも宮崎監督の作品の中でもだいぶ好きな方です。

2010/10/13 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:211(45%) 普通:106(23%) 悪い:153(33%)] / プロバイダ: 15735 ホスト:15618 ブラウザ: 3465(携帯)
武士の腕首チョンパのシーン以外何も印象に残っていない。話が訳わかめ。
あとこの頃から芸能人ばかりが声優に起用されて嫌だった。

2010/09/15 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:537(86%) 普通:57(9%) 悪い:33(5%)] / プロバイダ: 14614 ホスト:14374 ブラウザ: 3876
非常に難しい作品、似たようなテーマを扱いながら、私は漫画ナウシカより好きじゃない。まず娯楽性が少なすぎる。アシタカそれなりに魅力的だが、ナウシカとじゃ比べ物にならない。当然サンだが駄目。滅多に声優について言わない私だが、これは駄目だ。クラリス、ナウシカを演じた島本キャラを知っていると駄目すぎる。

ただ世界観が素晴らしい。ここは日本なのか?そういう面白さがある。ただ今まで西洋ファンタジーを多く手がけてきた宮崎監督が描く日本の原風景、良いと思う。漫画日本昔話とは全く違う荒々しい自然。この絵に対する拘りは相当私を引き付けてる。

そして結末、何らかの答えを描かない事は作り手として良いと思う。でもそれに対して見るものは評価する権利があると思う。私は書いたものを好むだから、この作品はナウシカより評価が低い。問題提起として似たものを出しながら片方が答えがあり、片方は何も言わない。それなら前者を当然選ぶ。

実際は問題を深化させているので同一じゃない。ただ作品のスタイルとして作者が何を作ろうが勝手なように、どう評価しようが見る側の勝手だ。私はその姿勢を一切批判しない、それは私の好みじゃないと突きつけるだけ。

問題自体に面白みがあればそれはかなり面白い話になる。しかしなうしかと細部以外ほとんど変わらない問題でどう娯楽にしろと?

ここから議論が展開されるなら問題の深化は素晴らしいが、これはお話だ。それはちょっと違う。

ただ私はこの作品を劣化版ナウシカ完全版とは思わない。ナウシカは答えを出してしまったから出た問題もある。弱者のエゴはすべて否定されるべきなのか?もっと言えば人便利により楽に生きてはいけないのか?そういう日常感覚から来る疑問をナウシカはすべて気合で吹き飛ばしてしまった。それに比べるともののけ姫のたたらばに生きる人間達の弱者に対する思いやりに溢れる描写は繊細で、多くの人間のシンパシーを得る事が出来る。サンがそれに対して押し切る事を見る側は良しとしないだろう。

もう一点、ナウシカにおいて、未来人たちは致命的な問題を抱えている。人類の存続のためと大義名分で後の時代に生きる人間を利用したからだヒューマニズムの観点から、これは相容れる読者はほとんど居ない。それに対して、たたらばの人の日常感覚は見る側にシンパシーを持たせる力がある。その点ナウシカより質の高い問題になっている。

ゆえに解決せず終わる事になるのだが、ちなみにこの問題は解決せずで良い。矛盾してるが、最初から答えを出す気が無い作品は私の好みじゃないというだけ。問題提起もナウシカから深みは増しているが、インパクトに欠ける。質的にナウシカから出された問題提起に対して大きく変化するものが無い。作品として、問題提起だけで作品を引っ張るほどの面白みがナウシカと比較して無い。結局このアニメの存在意義は、漫画ナウシカが出し切らずに映画化したための意味合いが大きい。

啖呵を切るのを見るのが気持ち良いのは、明確な答えをその人は出してるからだ。啖呵をきった後ぐだぐだやり始めたらギャグにしかならない。作品とは娯楽である場合はったりの面も多いからナウシカの演説は啖呵をきった気持ちよさに近いものがある。この作品は最後気持ちよく無いのだ。

余談だけど、サンに同情できるように描いているが、この対立構造は逆襲のシャアのアムロとシャアにそっくりである。富野監督は本当に宮崎作品をよく理解しているな。あまりに理解しすぎて先に行ってしまった。ただアムロとシャアが濃すぎて、問題提起と言う点でもののけ姫のレベルにまったく届いて無いのは悲しいけど…。他にも地球人を愚物として見せるようになってるストーリー運びも問題提起としては深みが無い。アムロの側に地球で生きてる人の代表って気迫が無い。シャアが実際はアムロとの決着に拘ってるだけの小物である点。様々な点でもののけ姫のレベルには到達してない。何故宮崎監督が世間に認められて富野監督が世間に認められないかって指標の様な作品だ。富野監督は根が作家と言うよりエンターティナーなんだよな。

[推薦数:1] 2010/09/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:56(62%) 普通:2(2%) 悪い:32(36%)] / プロバイダ: 40559 ホスト:40439 ブラウザ: 5356
【良い点】
・キャラが個性的でいい。ちなみにコダマが気に入りました。可愛いです!!
・あの時代にしては映像はかなり綺麗だったと思います。森のシーンを今見ても綺麗だなって思います。
・話の内容は誰でも分かりやすく、しかも面白いし感動します。見た当時の自分でもこれはいい話だと実感してたはずです。
・今思うとサンのツンデレ具合が・・・ww
・今見ると森林の環境問題につながって考えさせられるような気がします。実際あまり内容は関係ないような気もしますが、「森を取り戻す」とかそういうセリフを聞くとそんな気がするのです。

【悪い点】
・首が飛ぶシーンはちょっとねぇ

【総合評価】
「とても良い」に。今見ても、本当にいい映画だと思う。ジブリの中でもかなりいい部類に入る事間違いないでしょう。

[推薦数:2] 2010/06/29 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:26(84%) 普通:2(6%) 悪い:3(10%)] / プロバイダ: 13117 ホスト:13131 ブラウザ: 11172
上映当時の衝撃が未だに脳裏に焼き付いて離れない本作。
ジブリ作品の文脈からは考えられないような一種の「不気味さ」を有していた。
すでに散々と語りつくされていますが、しきりにエコが叫ばれる趨勢の今だからこそ、この作品を振り返るべきだと思いました。


(1)映像表現に関して。

おそらく色々な見方が出来るのは事実でしょう。
様々なテーマが高密度に圧縮され、しかし読み手に解釈の自由度をも与えている。
それはこの作品自体が現実も以てして現実を現しているからだろうと思う。
(一方でそれがカタルシスを妨げる一因にもなっているが)

だが現実といってもそれは自然さを意味するものではない。
自然さを非常に高度な換喩によって故意的に崩すことによって現実を描き切っている手腕は流石ですね。
現実それ自体が様々な感じ方を許し、考えさせる要素を多く有していることを利用した作品ではないだろうか。
それを物語として昇華させ、最後まで緊張感を持続させたことも特筆に値する。

物言わぬ存在である木々や動物たちの表象としての造形がとても素晴らしかった。
森に足を踏み入れ、言葉を殺したとき無数の視線を感じることがよくある。
その視線の主が彼らだったんだな…と。

そして目を覆いたくなるような凄惨な描写の数々。
やはりタタリガミの描写は特筆に値する。
とくに巨大な猪の体を覆う、憎しみの炎とその感染を表象する描写の凄まじさ!!
こちらは実に躍動し、そして真に迫ってくるような描かれ方をしていた。
憎しみに身を、命を燃やす存在の凄まじいエネルギーを感じた。
あと記憶に残ったのは人間同士の殺し合いのシーン。
というか性格にいえばタタリガミの呪いにかかったアシタカが他の人間を殺す場面。
先ほどの猪と同じくタタリガミの現れなのだがこちらは実に淡々と描かれていた。
本当にあっけなくヒトが死んでいく。死の虚無と、しかし同時に解放や安らぎといったものも感じられた。


(2)物語に関して

死と再生のこの物語は、安易に叫ばれる「自然との共生」という安い言葉に懐疑的な作品なのだと思う。
そもそも自然と人為を分けること自体がナンセンスなのだ。なぜなら人為というのは自然に包含されるものだから。
そしてエコブームといったものに私は危惧することが一つある。
「エゴの自覚」の欠如、あるいはそれを直視せず逃げようとする態度だ。エコにかぶせられた擬制とでもいうべきだろうか。
(別にエコ活動を否定する気など毛頭ないが、それらの活動は根本的には人間自身のためだということの自覚を忘れてはいけない。)
この作品は、そんな現代の趨勢に訴えかけるものがあると思う。

この作品は安易に「人間=悪」、「自然=善」という構図をとっていない。
本来生物とは究極的には自分の種族の繁栄を優先するエゴな存在なのだ。そのエゴが衝突したとき、争いと憎しみが生まれるのだろう。
それはなにも人間に限った話ではない。しかしそのエゴを完全に否定できる存在がこの世界に在るだろうか?
重要なのはそのエゴを自覚し、精一杯藻掻き続けることではないだろうか。

憎しみや快楽は我々の「あるがまま」であり人間の性であり業なのだ。
(そして「神」をも否定しそこから引き摺り下ろさんとする人間の姿…!!)
それに身を委ねている姿こそが狂おしい人間の愛すべき「営みそのもの」なのではないだろうか。
だから憎しみの渦をただ嫌悪し目を背けるのではない。
そこに飛び込んでいかなければならない。一種の諦念にも似た感情だが、その上で超克しようと藻掻くのだ。
生物として、自然の一部として、自らの業を罪を背負い強かに足掻き続ける姿こそ美しく愛おしい。
そのように、逃げずにその姿を受け入れた先に新たな可能性が拓かれる。

単に争い続ければ良いと言っているわけではない。
お互いにエゴを自覚して向かい合う(これこそが「曇りなき眼」だと思う)
その上での争いならば、その果てがどうなろうと受け入れられる。
それこそが「神」の意志であり、為るべくして為った「世界」の姿だからだ。


シシ神はそのことを我々に気づかせる存在ではなかったろうか。デイダラボッチはシシ神の鎧だと思う。
そのシシ神はおそらくこの「世界」あるいは「摂理」そのものだろう。あるいは神と言ってもいいのかもしれない。
それは我々生物の意思や主体を超越した存在であり、不気味で畏怖すべき対象である。しかし厳しい顔と温かい顔の両面を持っている。

我々生物など「世界」からすると実に矮小で愚かな存在である。
しかしそんな小さな命の紡ぐ全力の物語は刹那的だが実に小さな輝きを見せる。
たとえその物語が憎しみの物語だろうと愛情の物語だろうと…。それをそっと優しく包み込んでくれるのだ。
鎧は壊れはしましたが、シシ神はこの「世界」そのものであるがゆえに、決して死んだり消滅することはなくこの世界の至る所に遍在する。


一方でアシタカの理想はまるで偽善者の吐く大言壮語のように聞こえた。
エボシの主張は決して否定することのできないものだから、私は途中まで彼にどうしても賛同できなかった。
しかし最後の場面で、人間に対する恨みを捨てることは出来ないというサンに、「それでも構わない」という彼の言葉に救われた。
否定することの出来ない生物同士の正義のジレンマに飛び込んでいく覚悟をみてとれた。
タタリガミによる死の虚無を見据え、エゴに内在しつつもそれを超える「共生」の可能性を模索する。
その姿こそが真の意味での「自然との共生」足り得るかもしれない。

古き良き時代の日本に元来あった、「自然の裡に在る」という自覚が喪失し、
西欧的な「自然対人類」という人為を取りだした意識に変わりだした頃から日本人に依る「神殺し」が始まった。
この作品が描いているのは「神殺し」の現実なのだろう。そして死から再生へとの物語だ。


先にも述べたが、動物保護というのは欺瞞であり、そこには無意識に人間の優越性が隠されている。
安易に「自然との共生」を叫び、自らの業から目を背け、痛みを忌避していけはいけないと思う。
否定できない正義同士の狭間において全ての命へ、ただ「生きろ」と。どんなに醜くかろうとも生きて行く。
この作品は生きることを肯定した。苦しみと憎しみの絶えない世界だけれど、この世界は、生きるに値するのだ、と。
もう一度、言います。


この世界は、人生は生きるに値する。

****
(3)総評

評価は難しい。
グロといわれる部分が作品の評価を落としているとは思えない。
それはむしろ「痛み」を描いているだけであって、その現実から目を背けるべきではない。
まさにこの痛みからの逃避こそが最も危惧すべきものではないかと思う。(しかし人間の快楽を否定するものではない)
快楽を否定することなく、痛みを伴う「生」を全うするという命題の困難さがそのままこの作品に対する評価の難しさにつながっている。

評価は難しいが「良い」としておきます。

[推薦数:4] 2010/06/23 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:27(84%) 普通:5(16%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 15593 ホスト:15613 ブラウザ: 15043
【良い点】
とにもかくにも映像技術と色彩美。妥協を行わない姿に脱帽。
徹底的な現地取材に基づいた背景美術。が、それに引きずられすぎず、独自の発想とアイディアを織り交ぜる監督はやはりすごい。
写実的な面と幻想的な面を非常にうまく両立させていた。
考えさせる作品というより、感じさせる作品という挑戦的な作り。

【悪い点】
グロテスクな描写がある。
テーマやストーリーの構成はかなり複雑なものなので、どうしても感じるより考えるがメインになりがち。

【総合評価】
最も好きなアニメです。
ストーリーやテーマ性もありますが、やはり色彩美が素晴らしいですね。単純に写実的な背景や描写を叩きこむだけならば、誰にだってできることでしょう。今作の映像の素晴らしさは、そこにイマジネーションが組み込まれていることです。
白神山地と屋久島がメインの題材であり、蝦夷の村での場面が白神山地、シシ神の森が屋久島、と総括的に見られがちではありますが、実は蝦夷の村でも屋久島が、シシ神の森でも白神山地が随所に表れているのです。とても自然に違和感なく、まったく異なる題材を融合させるセンスが素晴らしい。天才とはこういうことを言うのだと思い知らされます。
屋久島のもののけの森にて実際に「現れる」木霊を、ああ言ったモデルとして描いた監督の想像力にも感服。あの太鼓岩を見て、そこから屋久島の森を整然と見通す山犬を想像することにも感服。決して濁ることのない荒川の水を、血と土で濁らせることで込めた強いメッセージ性。明確な題材があって作られていた背景の中、唯一、完全な想像によって生み出されたシシ神の森は、言葉にできない素晴らしさ。
題材にとらわれることなく、引きずられることなく、完全に自分のものとして自らの中に吸収し、そこから無限の創造物を生み出していく。天才のなせる業ですね。

背景ひとつをとっても今作の素晴らしさがあふれ出ているように思えます。当然、題材となった土地の予備知識がなければ、作品の本質を垣間見れないという作りは、万人向けをうたったジブリにはふさわしくありませんが、たとえ知識がなかったとしても十分に感じるものが強くある作品だと思います。


テーマ性に関しては、これは難しい。テーマではなくキャッチコピーとして「生きろ。」を選んだことは正解だったと思います。テーマとして明確な位置づけを行わず、あくまでもキャッチコピーとしての体を保ったことで、さまざまなテーマを生み出す余地を残し作品に深みを出していました。
では、テーマは?となりますが、僕は「向き合う」な気がします。さまざまなテーマが考えられ、どれも一様に間違っているとは言えず、それらテーマを包括できるようなものと考えると「向き合う」な気がしました。
一言に「向き合う」と言っても様々な意味が想像できると思います。単純に笑いあいながら向き合うこともあれば、立ち向かうことも向き合うことであり、それは時として対立を意味します。立ち向かうことと向き合うことの違いはのちのち説明するとして、今作では、向き合わず、目を背けたり逃げ出した者にはそれ相当の報いが与えられます。
顕著な例が乙事主。一族がだんだんと衰えていることに危機感を感じ、それに向き合えず、人間に挑み敗北し、そしてその現実を受け入れられず、シシ神にすがろうとして祟り神になる。最もわかりやすく顕著な例に思えます。
これはアシタカにも言えることなのです。祟りを受け、逃れられぬ死から逃れようと旅に出たのがアシタカです。物語の始まりは、死から逃れようとするアシタカから始まったのです。旅を通してサンと出会い、唯一彼女を人間として向き合い、自然と人間の対立をその身で感じ、彼は成長していきます。アシタカは石火矢を腹に受け、瀕死の重傷を負ったもののシシ神にその命は救われました。が、その時点で腕のあざは消されなかったのです。それはまだ彼が死から逃れようとの思いがあったため。彼のあざが消えたのは、たとえ触れれば命を吸い取られるシシ神に飲まれようとも、シシ神に首を返し怒りを鎮めようと決意した時でした。

では、「向き合う」ことと「対立」の違いはなんなのか。それこそが「曇りなき眼」な気がします。アシタカとサンが初めてであった瞬間、あれが双方「曇りなき眼」だったように思えます。たたら場の人間は山犬姫を見れば、恐れや憎しみで眼を曇らせますが、アシタカは堂々と向き合い凛とした声で名乗る。サンはそれに血を拭い、自然の畏れを感じさせる眼で一言「去れ」と応えるだけ。その姿を美しいと言ったアシタカですが、双方「曇りなき眼」で向かい合った姿は美しい瞬間でした。
憎しみや恐れで曇った眼で向かい合うことは対立なのではないでしょうか。欲望や野心に満ちた眼で自然に向かい合った人間と、憎しみと危機感に満ちた眼で人間に向かい合った自然の対立だったように思えます。
今作のメッセージとは「曇りなき眼」で「向かい合う」。それが共存。と言った感じでしょうか。


と、ここまでいろいろ述べましたが、今作はやはり考える、というよりも感じる、という面に力を入れているように思えます。
最たる部分がグロテスクな描写。
これが不思議なもので、大人があの描写を見て思うのは「グロい」なんですよね。でも、子供は「グロい」ではなく「怖い」なんですよね。この違いがとても大事な気がします。「怖い」と「グロい」は全くイコールではなく、どちらで感じられるかによって今作を受け入れられるかが変わる気がします。「グロい」作品はただのグロですが、「怖い」と感じられる作品は、なにかこう、大事なものがあるのではないでしょうか。特に今作で「怖い」と感じることは非常に大事な気がいします。その怖いに由縁するところは畏れであったり恐れであったり。今作が副次的に伝えたかったものがそれな気がします。
そのために全く妥協しない表現。見る人によって良い点にもなり悪い点にもなる。そんな気がしました。


作品を見る目が肥えても感性だけは子供のようにありたいですね。そういう意味でやはりとても子供向けな作品であり、今作を最もよく感じ糧とできるのは子供なのではないでしょうか。
んーやはりジブリはジブリということで、長々と書かせていただきました。
個人的には最高。でもだんだんと眼が曇ってきてしまった大人には向かないのかもしれません。大人に子どもと一緒に見てほしい映画ナンバー1な気がしつつ、一応、万人向けでないので、とても良いということで。

2010/06/04 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:120(57%) 普通:44(21%) 悪い:45(22%)] / プロバイダ: 24824 ホスト:24752 ブラウザ: 11743
【良い点】
ジブリの作品の中では類を見ない生々しい描写と緊迫感のある展開の連続が光る作品。
良くも悪くも強烈であるが故に色々誤解を招くのは仕方ないとして・・。

まずはじめにこの作品は自然破壊を扱ってなどいない。確かに木を切る人間がクローズアップされてはいるがそれは決してメインではない。その証拠に猪が森の草木を食らっている所をモロが苦々しくアシタカにいうシーンがあるし、猪の戦う動機も仲間を殺された憎しみである事がちゃんと明言されている。木を切る事はモノノケ達の憎しみの引き金としてあるのだ。

そう、この作品のテーマは憎しみ。そして憎悪に満ちた世界で加速する戦いとその果てにある死だ。

猪達やサンは憎しみに駆られ、勝ち目のない戦いに身を投じて死のうとする。
エボシ達はシシガミに拘る余り大切なタタラ場を侍達に奪われそうになる。

憎悪と欲望に駆られ、挙句に滅亡の一途をたどるのは人間も猪も同じなのだ。

そして戦いはどんどん憎しみの渦を広げていく、その象徴がタタリ神、そしてとりついた者を殺す痣だ。

それを背負うアシタカの存在は非常に大きい。

アシタカは憎しみを背負いながらも、戦う道を選ばず、互いに共に生きる道を懸命に模索しようとする。そして人間がシシガミを殺す過ちを犯しても、憎しみを克服したサンとその首を以て許しを乞う。首が一体化する瞬間に憎しみの象徴たる痣に覆われても真っすぐ前を見続けるアシタカの姿勢は憎しみに負けずに懸命に生きようとする強さが伝わってくる。

憎しみと欲望の果てにある死ではなく、互いに苦しみながらも解り合い、共に生きる道を模索していく。普遍的ながらもしっかりした柱に支えられているので迷いが無い。

人間と森が互いに憎み合い、殺し合うハードな世界でも、その中で光る愛もまたいい。
モロの母性愛は特にいい。リアリストでありながらも、最後は迷わずに娘を取る姿は母親の強さというものを顕著に感じさせる。

シシガミはこの世界では命の象徴であり、冷静な審判者のように思う。ただありのままを見つめ、生かすべき者を、死すべき者を見定める。そこには言葉がなくても、シシガミの動作一つ一つに情緒がこもっている。

テーマ性を明確に打ち立てながらも、ただ細々と掘り下げるのではなく、ただテーマ性を切実に訴える。

並大抵の作品では到達しえない強さが、この作品にはあるように感じた。

【悪い点】
ラストが少し予定調和のような感じがする。共に生きる、という事に対してもう少し掘り下げるべきだった。ここを明確にすればもっと伝わるべき所が伝わるだろう。

【総合評価】
ようやく多少はちゃんとした評価が出来たと思う。「生きろ」このキャッチコピーをなぜ選んだのかを垣間見た気がする。
少々予定調和だが十分すぎる強さと優しさを秘めている作品だと思う。

2010/05/29 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:249(55%) 普通:68(15%) 悪い:139(30%)] / プロバイダ: 21365 ホスト:21164 ブラウザ: 9207
【良い点】
・作画が奇麗

・世界観

・自然に生きる獣と人間の戦いを描いたストーリー

・主題歌

【悪い点】
・グロシーンが多い

・ナウシカと被る所が多い

【総合評価】
・全体的に話の内容が暗く賛否が分かれているようですが
個人的に好きな作品なので「良い」にします。

2010/05/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:95(70%) 普通:18(13%) 悪い:22(16%)] / プロバイダ: 11196 ホスト:11401 ブラウザ: 8365
今作の内容については、皆さんが大体仰っている通りかと思います。今までの方向性を放棄したような、娯楽性を前面に押し出さない作風は、当時非常にショックだったのを覚えています。

しかし、では何故そんな作品を宮崎駿は作ったんでしょう?

この物語の肝、それは主人公が「飛ばない」ことにあるのではないでしょうか。もし、今作でサンがナウシカのように空を縦横無尽に飛びまわる主人公であったなら、この作品は、今の評価とは逆に非常に夢のあるものになったと思います。しかし、そのような色々な意味で解放された人間を主役にもってきては、今作の様な地を這い、泥をすすりながら生活する者の残酷さや惨たらしさのようなものは決して表現できなかったでしょう。

そもそも、宮崎駿という人が空(飛行)に憧れを持っているのは、氏の逸話からも明らかだし、何より作品を見ていれば解ります。そして、氏はその思いを解放する術に長けていました。また、その事を誰よりも理解していました。しかし、氏はそういった作品を多く作っていく中で、逆に自分に作れないもの「解放されない物語」に強い憧れを持ってしまったのではないでしょうか。彼が、本作品の後に断筆を表明していたのは、自分にそのような作品を描く才能が無いことを深く理解していた氏の悲壮な決意表明であったと想像しています。

そして、現にできあがったもののけ姫は地を這い続け、今までのような解りやすいカタルシスは皆無です。しかし、氏にとってそれが「生きる」ということだったのでしょう。空を飛ぶ夢はそれは美しく素晴しいものですが、夢はいつかは覚めるものです。生きるということはそんな綺麗なことではありません。残酷なことかもしれませんが、それはれっきとした事実です。ラピュタや魔女の宅急便が宮崎駿の陽を描いたものであるならば、本作は陰の集まりであるといえるでしょう。

最近、初めてメイキングを見ましたが、今作は脚本を初めに書かず、絵コンテを継ぎ足す形を取ったようです。もちろん脚本を書けば整合性の取れた、美しい物語は誕生するでしょうが、それでは素の宮崎駿が表現できないと考えたからだと思います。それでは生きることは表現できないと考えたからだと思います。穿った見方かもしれませんが、この作品の主題は「どう生きるか」ではなく「生き方に脚本はない」と云うことを示しているんではないでしょうか。本作の「生きろ」というキャッチコピーは、シンプルですが正に作品の主題をストレートに突いた名文句といえるでしょう。

偉そうなことを言わせてもらうと、この作品に関して整合性が取れていないという批評は少し的外れかなと思います。もともと初めから物語の整合性は優先させず、その場の感情を表すことに終始していますから。

評価は非常に難しいのですが、エンタメ性の乏しさや、内包しているメッセージの真摯さ等を考慮して「とても良い」にしたいと思います。
[共感]
2010/05/05 後半の「生きる」に関する部分はとてもいいことを仰っていると思います。 by JR

2010/02/26 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 28183 ホスト:28271 ブラウザ: 3425(携帯)
【良い点】
単純に、エンターテイメントとして面白いです。
ストーリー、戦闘シーン、絵に音楽と、どれを見てもジブリと久石譲じゃなきゃ出来ない作品です。
テーマが難解とか言われますが…深く考えずに自分の出来る範囲でイメージすれば良いかと。

【悪い点】
サンの声…他の人が割と自然だっただけに、ちょっと残念。

【総合評価】
スタジオジブリ、アクション部門の最高傑作。
やっぱ宮崎駿の真骨頂は戦争モノですね。

2010/02/23 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:342(45%) 普通:105(14%) 悪い:308(41%)] / プロバイダ: 13991 ホスト:14018 ブラウザ: 2981(携帯)
宮崎アニメは過大評価される傾向ありますが、これも同様
正直そんなに面白くはないです
てかどれも同じような感じがするんだ、雰囲気が

で、最も許せないのは声優
どうしていつも芸能人ばかりを使って人気取りをしようとするのか
はっきり言ってみんな下手くそ

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「もののけ姫とナウシカ、どちらも自然をテーマとしていますが大きな違いがあります。それは「もののけ姫」は...」 by shin_gii


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