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読み仮名: にじゅういちえもん / 英語タイトル: Nijuuichi Emon
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2006/06/26
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作品としては悪くなかったと思うし、この作品のアニメ第1作である「宇宙へいらっしゃい」ではエモンの声を井上和彦、モンガーを杉山佳寿子、ゴンスケを肝付兼太(あっ、よく考えれば、00ナンバーサイボーグの9、3、7だ・・・。)、ルナを藩恵子が演じており、本作のキャスティングとは違うのだけど、本作のこれはこれでマッチしていたと言っても良いし、何より、昭和エモン(公開が1981年だから)劇場映画1本で終わって入るのに対し、本作の平成エモン(1991年放送から)は原作に忠実にアニメ化されたので、そういった点を考えると、本作は上手くTVシリーズに活かす事が出来たし、オープニング主題歌もシュールで、あの名曲をアレンジしたものだとはいえ、それもそれで良い味を出していたと思います。
オナベ役の肝付兼太が前の作品ではゴンスケというのもなんとも・・・といったイメージ(因みに、前の作品のオナベ役は丸山裕子)で、それが言うまでもなくキザで金持ちを鼻にかける小心者でかつ、深夜の散歩とトマトジュースが好物の伯爵、そして浪人生役という具合に藤子作品に何かと携わり、貢献している肝付氏だけに、好印象でした。
本作は藤子作品の中では比較的好印象なのですが、あまり大ヒットしたイメージがなく、無難な形だったと思います。昭和エモンにしても、「ドラえもん」から始まった藤子作品のブームに便乗し、「怪物くん」と共に取り上げられていった感じです。
しかし、怪物くんは比較的ロングヒットを飛ばしたのに対し、本作は勢いとノリに便乗した形であっても、昭和期にはTVシリーズ放映はされなかったし、そういった点を考えると、実に惜しいイメージだし、キャスティングも悪くなかったと思うだけに残念な印象が強いです。
そして、平成版のこのシリーズが始まったのですが、こちらもメガヒットにはならず、原作に忠実に進んで、後に映画化もされたのですが、それでも大ヒットという形にはならず、ドラえもんのオマケ程度の印象しかなかったようにも思えるし、83〜86年の藤子アニメリメイク総登場(「パーマン」「忍者ハットリくん」「オバケのQ太郎」「プロゴルファー猿」「エスパー魔美」他)のような盛り上がりも起こせませんでした(あっても、同時期は「笑ウせえるすまん」と「キテレツ大全科」だったし)。
良作ではあるのだろうけれど、当時から藤子アニメはドラえもん一辺倒の空気が漂っていたし、改変も出来なかったし、その後の藤子作品類がしょーもない実写化までされるような事態の今では本作がある意味、最後の良作であり、佳作になってしまったような感があります。
本作は世界観の設定上、実写化される事は今のところ無さそうなのですが・・・・・・。
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