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| 注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: 漫画:機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 / 文学:機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 |
| アニメ総合点=平均点x評価数 | 11位/3,702作品中(総合466/偏差値112.22) | 10位<= =>12位 |
| アニメ平均点(評価10個以上限) | 68位/2,044作品中(平均2.11=とても良い/221評価) | 67位<= =>69位 |
| 1989年アニメ総合点 | 2位/78作品中 | 1位<= =>3位 |
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| 作品紹介(あらすじ)地球連邦軍とジオン公国軍による戦いが熾烈を極めるU.C.0079年末期。 連邦軍の開発したニュータイプ専用MS=ガンダムNT-1アレックスを巡る戦いが、宇宙に浮かぶコロニー、サイド6で展開する。 惹かれあいながらも、お互いの素性を知らぬまま戦うアレックスの女性テストパイロット・クリス、アレックスを狙うジオン軍の青年パイロット・バーニィ……。 その2人を知る少年アルは、雌雄を決しようとする彼ら戦いの目撃者となる! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| OVA全6巻 = STAFF = 制作: サンライズ 監督: 高山文彦 構成: 結城恭介 原作: 矢立肇 富野由悠季 脚本: 山賀博之 第1・3・5話演出:高松信司 第6話演出:高山文彦 第2・4話演出:横山広行 第2・4・5話作監:窪岡俊之 第3話作監:富沢和雄 第3・5・6話作監:川元利浩 第1話作監:斉藤格 特殊効果: 干場豊 美術: 池田繁 脇威志 編集: 瀬山武司 音楽: かしぶち哲郎 音響: 藤野貞義 キャラクターデザイン: 美樹本晴彦 デザインワークス: 出渕裕 モビルスーツ原案: 大河原邦男 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 発売日:1989/03/25(土) メディア販売 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 公式サイト 1. TOKYO MX *アニメ「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」& | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オープニング動画 (1個) いつか空に届いて歌:椎名恵 詞:椎名恵 作曲:椎名恵 編曲:戸塚修 [ファン登録] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
エンディング動画 (1個) 遠い記憶歌:椎名恵 詞:椎名恵 作曲:椎名恵 編曲:戸塚修 [ファン登録] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 最終変更日:2011/02/27 / 最終変更者:みゆきちいいいいい / その他更新者: 管理人さん / お暇なゲ〜セン / 羽幌炭鉱 / カトル / altema / 提案者:もろっち (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| [推薦数:2] 2009/01/07 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 若翁 (表示スキップ) 評価履歴[良い:29(81%) 普通:4(11%) 悪い:3(8%)] / プロバイダ: 11249 ホスト:11086 ブラウザ: 4483 ガンダムシリーズとしては珍しく、民間人の少年が主人公という、異色の作品。 物語中では、その少年『アル』とジオン特殊部隊『サイクロプス隊』のふれあいを通して 戦争の現実、悲惨さを「これでもか!」と視聴者に投げかけます。 主人公アルは、戦争を「カッコイイ」とさえ思っている、一介の少年。しかし、ひょんな事から 知り合った、サイクロプス隊に降りかかる悲劇を目の当たりにし、戦争の意味を考えるように なります。 バーニィと戦う事になる、『クリス』とアルが親しい間柄というのも、重要なポイントでしょう。 クリスとバーニィは、お互いに好意を持つまでに至るも、最期には命のやり取りをしてしまう 皮肉。こういった、人々のすれ違いが実に巧みに描かれており、自然と物語に引き込まれました。 そして、キャラクターのカッコイイ事! 核の保険に気付き、自分達の存在意義を認識しながらも、不満1つ言わず任務を遂行する シュタイナー、ミーシャ、ガルシア。 自分が自分である為、恐怖を押さえ込みながら、強大な敵に立ち向かったバーニィ。 ただ、大事なものを守りたかったクリス。 かけがえのない、友の戦いを止めるべく、奔走したアル。 誰一人、『悪』と呼べる人間はいませんでした。皆、それぞれの信念を貫いた結果でした。 しいて悪を挙げるとするならば、キリング達、核攻撃発案者と『戦争』そのものでしょう。 性別、人種、国籍、・・・そういった、全ての事柄をお構いなしに、戦争は大切なモノを 奪い去る・・・。 私は、そのように製作者のメッセージを解釈しました。 その意味では、素晴らしいストーリー、物語設定だと思います。 OPとEDの歌やアニメーションも、本編イメージと合致しており、とても良いです。 アル少年が、身近な人物の死を経て、戦争への思いを改めたように、視聴者自身にも 戦争の意味を考えるキッカケを与えてくれる作品ではないかと感じました。 『ガンダム』の名を冠してはいますが、シリーズのファンのみならず、全ての方に オススメしたい作品です。 評価は、文句無しの『最高!』です。 [推薦数:2] 2006/11/20 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 捲追911 (表示スキップ) 評価履歴[良い:317(58%) 普通:13(2%) 悪い:219(40%)] / プロバイダ: 33432 ホスト:33264 ブラウザ: 4184 東京MXで放送されてた物を録画で貯め取りして久々にこの作品の全6話を纏めて視聴したけど、改めて振り返った感想としては本当に素晴しいの一言で以前に「とても良い」と評価していた物を「最高」にランクアップさせたい。 ガンダムシリーズがどういう作品なのかは大方の人は知っていると思うが、もちろん今までのシリーズを知っている方が作品背景の把握という点では掴み易いが、別に今までのシリーズを観た事が無くても十分に楽しめるし、むしろ知らない方が何の先入観も無く一つのドラマ作品として楽しめるかも知れない。 この作品の見所は小学校に通う普通の少年アルと、ジオン軍の新米兵士のバーニィの2人のドラマ性に焦点が当てられるが、特にこの作品が他のシリーズと一味違う所は従来のシリーズだったら主人公がガンダムのパイロットとなって戦う事になるというのが大体のパターンだが、この作品に関しての主人公は別にMSに乗って戦うという事も無ければニュータイプの様な特別な素養を持っている訳でも無く、あくまで普通の何て事の無い少年アルの視点から戦争の厳しさを描くストーリー作りを行っているが、その全6話で作られたストーリーやキャラ描写の掘り下げが本当に良く出来ていて、その完成度の高さは他のシリーズと比較しても見劣る事が無いと思う。 主人公のアルは最初の方では戦争に対する認識は気持ち半分は遊び的な感覚で捉えていて言って見ればMSとか軍事的な物に対して上辺だけのカッコ良さに憧れるだけの何も知らない子供だったが、ある日コロニー内の戦闘で被弾したザクを見かけたアルはその被弾したザクの行方を追い掛けて、そこでザクを操縦していたバーニィと出会うが、そのバーニィと出会いバーニィと深く関わる事によってアル自身も次第に本当の意味での戦争の怖さを体験する事になる。 細かい部分に関しては長くなるので幾つか省略するが、この作品を観てて関心するのはアルとバーニィのキャラに対するドラマ性の高さには惹き込まれる物が有るし特に最後の2話辺りのアルとバーニィのやり取りとか、或いは最後に待ってる戦争が持つ悲劇的運命に抗えないストーリー展開は決してハッピーエンドにはならないが、だからこそ十分に泣ける物が有るし観ている側の心にも強い何かを残してくれる作品だったと思う。 また個人的に印象に残るシーンは最終話でのクリスとアルが一言だけ交わす場面や、朝礼でアルが涙を流す場面を見てると1話で大はしゃぎしてた頃のアルの姿との違いも印象的では無いだろうか。 最後に纏めるとこの作品は従来のシリーズに比べてかなり地味だけど、1人の少年と1人の新米兵士に焦点を当てたストーリーは全6話の短い尺ながらも非常に中身の詰まった内容でガンダムシリーズの中でも感動出来る作品を真っ先に挙げろと言われれば文句なしにこの作品を挙げたいですし、最近のシリーズしか知らない人やガンダムシリーズを一切観た事が無い人にも是非とも観て欲しい作品だと思う。 評価は「最高」で。 [推薦数:2] 2005/04/05 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by クラウル (表示スキップ) 評価履歴[良い:127(74%) 普通:43(25%) 悪い:1(1%)] / プロバイダ: 11422 ホスト:11578 ブラウザ: 5407 「ガンダム」の名を冠した作品の中で、ドラマとしては最高峰。そんな作品。 OVAという事で、MS戦闘の描写が非常に凝ったものになっているのもポイント高い感じです。ジムの手首が壊れ、固定できなくなったマシンガンを乱射しながら挙句に自機を撃ち抜いてしまうシーン、或いはジムを盾にマシンガンを防ぎ、更に盾にしたジムのコクピットを撃ち抜いて確実に仕留める――などなど。 この辺り、「パイロットは死んだな」と思わせるところがあって、MS戦の爽快感より先に、背筋の冷えるものを感じたのは俺だけでしょうか。 コクピット付近を損傷した時にバーニィやクリスが負傷するシーンも、血の色が恐ろしく鮮烈で、思わずドキリとしましたね。 ガンダムの登場が遅い事や戦闘に割いている尺が短い事で"地味"というイメージがついているのかもしれませんが、よくよく見てみるといろんなところで味のある戦闘を展開してくれてます。 ドラマ面は、戦争に(というより、"戦争という名のかっこいいもの"に?)憧れる少年、アルを主人公に据え、戦争を知らない少年の立場から物語を描いた感じ。中盤まで、縦軸にアルとバーニィの交流を据えながら横軸でガンダム奪取作戦を進めている感じで、やってる事が地味な分だけ、派手な展開を好む人にはちょっと受けの悪い部分が多いかもしれません。 しかし、前半で丁寧にキャラクターと人間ドラマを描いている分、後半の爆発力が凄まじい。 あまりにあっけなく、ゴミ屑のように次々と死んでいくサイクロプス隊の面々や、ガンダム奪取作戦の中で生じた犠牲、惨劇。「人って簡単に死んじゃうんだね」というような言葉をアルが口にしていたように記憶していますが、まさしくその通り。短い話で的を絞り込んでいる分、その辺りの描き方が鮮烈で、印象深い。 また、ルビコン作戦失敗後にアルがクラスメートと会うシーンがあるのですが、壊れた学校から銃弾や薬莢を拾ってはしゃぐクラスメート達と、泣きそうになるアルとの温度差。或いは空港のシーンでの、バーニィの回想。「このコロニーはいいところだな」というシュタイナー隊長の台詞。ケンプファーの中で揺れていた、壊れて使い物にならない酒瓶(ただそれだけで、ミーシャの死を圧倒的に示せるのが凄い)。クリスとアルの会話で出てきた、まるで自分に言い聞かせるような(と、いうより、あれは自分に言い聞かせていたのだと思いますが)クリスの言葉。 これら、一つ一つの演出が恐ろしく重いのですよ。 視点上の主人公はアルなのですが、もう一人の主人公と言うべきなのがバーニィ。 一度は逃げ出そうとしながらも、それでもコロニーに戻って、ガンダムと戦う事を決意する。そして、アルと二人でガンダムを倒し、コロニーを守る為に戦い始める。「二人なら大丈夫だ」というような電話越しのやりとりは演出とも相俟ってとても素晴らしいもので、正直このシーンで目頭が熱くなるのを覚えました。 悲愴で、勝ち目なんか到底なさそうで、それでも優しくて、そして熱くてかっこいいのですよ。 ビデオでバーニィが言っていた、「ガンダムのパイロットや、連邦を恨んだりしないで欲しい」というような言葉が胸に重いです。自分が死ぬだろう事を予感して、それでも最後までアルの事を気遣ってやれているという事が。何というのか――ビデオレターはそこにあるんだけど、もうバーニィはどこにもいないんだ、と。バーニィの残した言葉に少なからず泣きそうになりながら、最後にはそんな虚無感が胸の中に去来しましたよ。 このビデオレターのシーン〜クリスとの別れのシーンは、この物語の中でも最高の出来栄えだと思っています。 「バーニィにも挨拶していきたかったんだけど」というクリスに彼の死を告げず、泣きそうになりながら、それでも「バーニィも残念がると思うよ」とだけ答えたアルは、既に戦争に憧れていただけの少年ではなかったのでしょう。きっとこの先、彼はバーニィの死を誰にも打ち明けることなく、胸の中に秘めて生きていくんだろうなぁと、そんな風に思ったのですよ。 そして、平和の風景が物静かに描かれている分、この先、ティターンズだのネオジオンだのがやってきて何度も何度も戦争が起こるんだと言う事が、やけに物悲しくなったのです。 総じて、戦争というものの側面を見事に描ききった一作だと思います。 「力のあるプロが本気で仕事をするとこういうものができるんだろうか」と、後になっていろいろと思い返すうちに、ある種の敗北感すら覚えました。凄いです。 評価は迷う事なく「最高!」。 人によって評価は変わるものでしょうが、俺にとってこの作品はこれ以外の評価は考えられないのです。 尚――最後のシーンで挿入される、やけに明るい音楽。 はじめて見た時は、最後だけいきなり明るい音楽でいろんなものが台無しになったような気分を覚えましたが、二度目に見た時は「これでも――っつか、これでいいんじゃないのかな」と思うようになりました。理由は、実のところまだ上手く言えないのですが(苦笑)。 いろいろととりとめないですが、この辺りで終わります。 [推薦数:1] 2012/01/14 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by なんじゃ (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(50%) 普通:0(0%) 悪い:2(50%)] / プロバイダ: 20509 ホスト:20176 ブラウザ: 4788 ネタバレアリ 【良い点】 戦争の悲惨さを描くのがテーマという『ガンダム』の中で1番ガンダムらしい話 【悪い点】 無理やり上げるとすれば違和感あるアルの声 【総合評価】 主人公がパイロットではないという珍しいアニメ作品。少年が身近に実際の戦争を感じ成長するストーリー。 主人公と友人は戦争・銃・兵器と言ったものが大好き。モビルスーツが自分の住んでいる場所に現れ興奮していた主人公だったが、戦闘によって無関係の人間が巻き込まれ命を落とす現実を目の当たりにする。 ラストには、主人公が大切な人の死を経験し号泣してしまうのに対し、身近に戦争を体験しながら人の死を実感できず「またすぐに戦争はおこるさ」と楽しそうに話す友人との対比がリアルに描かれている。 自分または身近な誰かに何かが起こらないと、人は本当の意味で心の痛みを学べないのだと感じた。 ゲームやアニメには正義対悪というわかりやすい設定が多いが、こういう『自分の信じた正義』 対 『他人の信じた正義』という設定は物語に深みを与えるので好き。 核攻撃でコロニーごと破壊という作戦が行われようとしており、大切な人たちを守りたくて戦うが、戦った相手はその大切な人たちの一人。しかもその核攻撃をしようとしていた戦艦はすでに拿捕されており何もしなくても核攻撃は無かったという事実。悲劇ですね。 全6話ということもあり映画を見る感覚で観賞できます。是非1度見てほしい作品ですが、ガンダム=かっこいいロボットの作品と考えている人には戦闘シーンも少なく受けないと思います。 見終わった後や2週目を見る前にはDVDのCMを見るのがオススメ
[推薦数:1] 2010/12/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by リーグルD (表示スキップ) 評価履歴[良い:132(97%) 普通:0(0%) 悪い:4(3%)] / プロバイダ: 4072 ホスト:3826 ブラウザ: 6302 クリスマスが近い。 私はこの時期、なけなしの金を持ってレンタル屋へ歩く。車や自転車は使わない。風情がない。ああ、少し明るい街中を歩いていくと尚更いい。 レンタルビデオ店の、ガンダムのコーナー。古い作品だし、短いOVA作品なので扱いは決していいものではない。しかし、これは名作だ。輝いている。 そう、ポケットの中の戦争である。 私と同じ年に生まれたアニメである。 子供の頃に見たときは、その味があまり分からなかったが、繰り返し見るうちに、まるで映画のように綺麗な作品であると感じた。当然のことではあるが。 ここには苛烈さも萌えも燃えもない。地味で、淡々としていく。典型的な豚でもある私でさえ、それでも満足してしまうほど、この作品は破綻がない。まとまっている。 バーニィとアルが過ごした、短い日々。 ただの一人の人間たちが関わった、ただそれでけの物語。 しかし、物語とはそういうものである。 ポケットの中、ほんとうに些細な出来事だろう。 これから続く流れの中では、おそらく、気にも留められないこと。 だからこそ、ここにはありのままの悲しさがあり、美しさがある。 このようなガンダムは本作を最後に出ることはなかった。 それが一番悲しいことだろう。 僕らはバーニィを忘れてはいけない。 忘れられない。 [推薦数:1] 2010/09/20 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ヘナもん (表示スキップ) 評価履歴[良い:8(67%) 普通:2(17%) 悪い:2(17%)] / プロバイダ: 1228 ホスト:1257 ブラウザ: 10682 【良い点】 ・キャラクター 主人公アルの視点に忠実に描かれていたと思う。バーニィやクリスを始め、アルの母や友人等の性格や行動にも非常にリアリティーを感じた。 ・声優 アル役の浪川さんは良い意味で子供らしさが出ていて上手だと思ったし、もちろんその他の方も問題なく良い演技をされていたと思う。 ・主題歌 opは特に一度聴いたら頭から離れない程印象的だった。 【悪い点】 特に何も感じなかった 【総合評価】 良い点、悪い点だけで見れば間違いなく「とても良い」以上の評価を下すべきなのだろうが、私はどうもこの作品に入り込むことができなかった。以下にその理由を記す。 ・アルや彼を取り巻く友人について ラストシーンでも明らかとなっているように、この作品に出てくる少年は、基本的に戦争を「カッコイイ・ワクワクするもの」としてとらえている。私の主観的な価値観では、子供であるとはいえ、どうしても彼らに共感ことができなかった。平和な町がいきなり敵の襲撃を受けたら、またそれを起こした敵兵に出会ったら、普通なら戦争への好奇心より、恐怖に支配されてしまうのではないだろうか。いくら子供とはいえ、それくらいの理性や物心はあるのではないかと思ってしまった。身近な人の死を通して初めて戦争の虚しさに気がつくというのは、あまりに幼稚すぎるのではないかと思った。 だが、私の地元の地域では、幼少期から戦争や原子爆弾といったものの悲惨さ・むごさを他の地域より取り上げていたため、私がそう感じてしまうだけで、大多数の子供にとっての平和意識はアルと変わりないのかもしれない。しかし私には戦争に恐ろしいほど無邪気なアルたちに、原爆資料館を訪れて「(原子爆弾が)cool」とコメントする外国人と同じような、何とも言えないモヤモヤした気分になってしまうのだ。 私は本作の悪いところはほとんどないといっても過言ではないと思う。しかし、どうしてもアルをはじめとする少年達の価値観が合わないと感じてしまい、劇的であるはずのいくつものシーンに感情移入することができなかった。 従って、評価は可もなく不可もなくということにする。 [推薦数:1] 2009/09/02 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by スタウト (表示スキップ) 評価履歴[良い:6(75%) 普通:0(0%) 悪い:2(25%)] / プロバイダ: 20394 ホスト:20422 ブラウザ: 10125 【良い点】 ・子ども視点 ・とにかくわかりやすい 【悪い点】 ・強いて言えば、1年戦争に新MSを登場させたこと 【総合評価】 目新しさには欠けるので 他のガンダムが好きなファンには物足りないかもしれないが むしろそのシンプルさが良い。 子どもに理解できるストーリーであることは評価して良いと思う。 キャラクター描写はやや淡白ではあるが、無理がない。 メカアクションでの特長は実弾系武器の描写だろう。 悪い点としては新作MSの登場、特に本作のガンダムであるNT-1(アレックス)は 1stでも充分無理があったMS開発スパンをさらに無理なものにしてる上に 以後の悪癖でもある「1stで描かれていない1年戦争の隠されたガンダム」の先例を作った。 とは言え、所詮は設定上の話であるので本作の魅力そのものを 大きく損なうものではない。 [推薦数:1] 2009/08/16 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 十傑集 (表示スキップ) 評価履歴[良い:1259(50%) 普通:630(25%) 悪い:631(25%)] / プロバイダ: 5925 ホスト:5698 ブラウザ: 10315 【良い点】 サイクロプス隊の描写。 彼らは中立コロニーが「平和で良い所」と知り自分達が疫病神なのも自覚しているが作戦となれば容赦がない(さすがに大量破壊兵器による虐殺などなら別だろうが)。軍人という枠から離れれば人の良いオッサンでありながら、軍務となると障害排除(=殺害)に躊躇がない「心のスイッチ」を持つプロフェッショナルとしての描き方は「ファースト」以上。 アルの殺害ないし監禁を提案し、偵察任務で敵地侵入という危険行為まで行ったバーニィを殴り飛ばしたガルシアには作戦・命令を徹底させる冷徹さが、アルを現地協力者として利用する隊長には刻々と変化する事態に対応していく柔軟性がうかがえる。 戦場のロミオとジュリエット。 恋愛といえるレベルではないクリスとバーニィの関係だが後の「08小隊」より余程、纏まっているのでは?「自分が一人になるのがいやだから逃げずに戦う」と言い、逃げる人を非難しなかったクリス、「自分が自分であるために戦う」と言い、ガンダムや連邦兵士を憎むなといったバーニィ。(「義によって立っている」だの「守りたい世界がある」だの上っ面の大儀振りかざして他人を否定するテロリストどもとは雲泥の差)時系列は前後するが両者の想いを知るアルがバーニィの戦死と相手がクリスであった事実を知った場面はこっちまで一緒に泣きそうになった。 【悪い点】 大戦末期の強力なMSが出てきたが、あまり活躍しない。 新兵バーニィがザクでガンダムに立ち向かうのがラスバトなので意図的に押さえてるかもしれないが・・・。そのくせゲルググJもアレックスも推力が妙にハイスペック。スピードが上がるだけではパイロットの負担に加え、相対速度の問題から射撃性が低下するのでハードの強化に見合うシステム面の技術向上が無いと実用性に乏しい。が、変形機構も無い80年代前半はMSにどこまで機動力を付加できるか実験的意味合いが強かった・・・とすれば「0083」も含めて納得できるかな? ただケンプファーは一撃離脱の強襲型という明確なコンセプトがありマガジン系など数をばらまく実弾系装備を多数備えた良い意味の大雑把さを持つので好感。もっとも、この時期のジオンがこのような機体を作る理由は乏しいし、アレックスに正面から突進して蜂の巣だもんなぁ。 キリングの出番が少ない。 登場人物がすべからく真っ当なので逆にキリングの狂気を帯びたキャラは(パッテンタインヴォイスと相まって)際だっている。それだけに新型ガンダム一機破壊するのに核兵器を持ち出す異常さはどこからくるのか説明不足に終わったのが残念でならない。彼個人が「ファースト」のマ・クベや「08小隊」のギニアスに並べなかったのにとどまらず、ミクロ視点のキャラ描写の素晴らしさに対するマクロ視点の描写不足という作品全体のツメの甘さになってしまった。小説版では納得できる補完がされているのだろうか?でもあれはバーニィが生き残っちゃうのでちょっと微妙・・・。 歌が爽やかすぎてハードさが足りない(笑。 【総合評価】 前年の「逆襲のシャア」で最初のガンダムサーガが一区切りがついた直後の新しいコンセプトを模索した作品ですね。初のOVAで「戦わない小学生が主人公のガンダム」。お陰で序盤は展開がたるく「バーニィが主人公でいいんじゃね?」と思ってしまうのだが、「ジオンかっこいい!」でサイクロプス隊についてまわっていたアルがジオンがもたらした惨禍、それを呼び込んだ連邦軍という現実に直面し成長していくストーリー構成は後進の「0083」、「08小隊」より完成度の点で上といえます。全6話の尺の短さが無ければ上記の問題点も解消できたかも? [推薦数:1] 2008/06/15 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by バカボケ (表示スキップ) 評価履歴[良い:394(78%) 普通:63(13%) 悪い:45(9%)] / プロバイダ: 29382 ホスト:29389 ブラウザ: 7783(携帯) 俺の中でいきなりヒットしたガンダムでした。 まず主人公が軍にも戦争にも関係していないただの民間人の少年という点ですね。 そしてこの少年アルが偶然撃墜されたザクに乗っていた兵士バーニィとの出会いから始まるんですがバーニィが所属するサイクロプス隊のメンバーがみなそれぞれ個性的で隊長のシュタイナーさんの負け戦と分かっていても戦う姿はよかったですね。 後は突然現れたお隣りのお姉さんのようなクリス。 彼女の存在もよかった。 何故自分は戦うのかそして戦う事が怖くないのかそういった信念もアルに対して語った場面や敵兵士なんですがわからず接していたバーニィとの絡みも程よい感じで好感が持てました。 最後の戦いでは両者誰が乗っているのかわからない状態での戦闘をしてバーニィは自分が自分であるため。クリスは街を守るためと己の信念で戦う姿に引かれました。 例えそれがもう休戦条約が結ばれた後であっても…。 最後のバーニィのアルに対するメッセージや学校で思わず自分の無力感を感じて流した涙はこちらもほろっと来ました…。 この作品はガンダムを知らない方でも充分楽しめる内容なので是非オススメしたいですね。 評価は最高!
[推薦数:1] 2007/06/28 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by Tokyo16 (表示スキップ) 評価履歴[良い:92(74%) 普通:14(11%) 悪い:19(15%)] / プロバイダ: 13951 ホスト:13771 ブラウザ: 2463 本作は、軍事ロマンチシズムにも、反戦イデオロギーにも、ニュータイプ論にも傾倒しない、希有なガンダム作品である。 特定の軸に偏りがちなガンダムシーンにあって、非常に優れたバランス感覚を備えている。 それが端的に解るのが、サイクロプス隊の描き方である。 サイクロプス隊のメンバーは、決して「英雄」でも「かわいそうな人たち」でもない。 ただ自らの責任を果たそうとする(それがもはや無意味と知っていても)、普通の人間たちとして描かれた。 ケンプファーがどんなに恰好良く戦っても、バーニィの自己犠牲も、結局は「道化」に過ぎない。 巨大な歴史の流れから見れば、それは真理であるし、本人たちも自覚していた。 だが、その道化ひとりひとりは、地に足のついた実在感を持ち、それぞれの人生を生きていた。 彼らは、愛するに値する人間たちだったのだ。 「ザクでガンダムに勝てるわけがないのに」 「コロニーの人間を見殺しにして、逃げることもできたのに」 「死を覚悟して、アルに"連邦兵を恨むな"と言い残して」 そうまでして戦いに臨んだバーニィを、愛せない理由があるだろうか。 本作のラスト、校長先生の話に涙するアルの姿に、私の涙腺もついに決壊した。 大好きなバーニィ、最高の友達バーニィ、ひよっ子新兵のバーニィ、世界にたったひとりしかいないバーニィ! そんなバーニィ(やサイクロプス隊)が、「たくさんの戦争の犠牲者」なんていう、名前のない「かわいそうな人」にされてしまった。 バーニィをそんなふうに言うな、お前にバーニィの何が解るんだ、バーニィを哀れむな! 校長先生の談話が、とにかく無性に悔しかった。 本作における戦争とは、「死んだ理由」「死の状況」に過ぎない。 サイクロプス隊を「道化」としたのは、主張や美学といった余計な添え物を排し、「英雄」「悲劇の部隊」にしないためだ。 そうやって初めて、「人間が死ぬことのあたりまえの悲しさ」を、純粋に表現することができた。 これを初の映像スピンオフ・ガンダムで描いたことを、私は高く評価したい。 余談だが、「ガンダムでザクに負けた」クリスについて、戦闘フェチなガンダムファンの評価は厳しい。 私はそうは思わない。クリスは最後まで、バーニィのザクを「一歩も街へ入れなかった」のだから。 [推薦数:1] 2006/10/07 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 消しゴム (表示スキップ) 評価履歴[良い:1176(56%) 普通:327(16%) 悪い:603(29%)] / プロバイダ: 27451 ホスト:27435 ブラウザ: 5234 数あるガンダムシリーズの中でも最も、戦争の悲惨さ、人の心の痛みが伝わる作品です。 悪友達と戦争ごっこをする日々を送っていたアルが、ザクから出て来たバーニィと会い、サイクロプス隊の一 員として再びサイド6に来たバーニィ達と行動を共にすることで、アルの心が変化する過程が丁寧に描かれてま す。 特に印象に残るのは、ガンダムの奪取に失敗して、アルとのやり取りの後、一人でコロニーを去ろうとする バーニィが思いとどまって、アルの元に戻るまでの場面。 学校の朝礼の時、バーニィの事を考えて、泣き崩れるアルと悪友達との間に出来た見えない距離。 バーニィが、最期に遺したディスクの内容。 この作品が、視聴者に訴えようとする事には抜き身の刀のような鋭さがあります。 [推薦数:1] 2006/03/10 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by えぼだいのひらき (表示スキップ) 評価履歴[良い:144(75%) 普通:38(20%) 悪い:9(5%)] / プロバイダ: 5898 ホスト:6011 ブラウザ: 6287 「優しい嘘」をつく事がいかに辛いかと云う事、そして「無邪気」や「知らない」は時に残酷だと云う事を感じさせるお話でした。 特別な能力を持たないごく普通の人達の戦争を、とても丁寧に描いています。OVAで6巻と云う短いお話だった事も、TV作品に見られる中だるみもなくテンポ的にも反って良かったと思います。 何より評価したいのは、大人も子供もきちんと存在していてそれぞれの目線から戦争を感じている点です。本来主人公になりうる年齢であるバーニィが、完璧に小僧扱いされている所は何だかとても現実味があって・・・いいですね〜。 現実を知らず戦争に憧れるおバカな少年達、少々精神的におませで妙に現実的な少女達、子供にとっては憧れの対象であるが実はひよっ子扱いの新兵、軍に忠実な兵士、自らが使い捨てである事を認識しつつ職務を全うしようとする一般兵、現場を知らぬ上官、戦争の現実を解ってはいるが実害がないため何処か他人事な一般人、そして名もない人間が命を落としても変わらない日常・・・おそらくこれが、戦争の現実なのでしょう。 確かに、この物語には特別な能力を持った者や目立った外見の人間は存在しませんから、ベストオブキャラクターに選ばれる人物はいないでしょうし、感動の名場面にランクインする事もおそらくないでしょう。しかし、派手さはなくてもこれ程しっかりとした背景の物語は(勿論好みもありますが)大いに評価されるべきだと思います。 又、少年の役に少年の声優を起用した点も評価したいです。少年の無邪気さゆえの残酷さ(アルの言動がどんどんバーニィを追い詰めて行く様は、なかなかリアルでした)を、つたない演技だったかも知れませんが等身大で見事に演じていらしたと思います。大人の女性の子供声では、あの演技はとても出来なかったと思いますね。クリスについた優しい嘘はアルが成長した証であり、逆に最後に校庭で溢れる涙をこらえ切れず泣くアルに戸惑う友人達のシーンと相対する物でとても印象的でした。大成するのが難しいとされる子役から見事に脱皮された現在の浪川氏の活躍を見るにつけ、彼は役者としていい時期にこの物語に出会ったんだなぁと感じます。 「ガンダム」と云う花形が存在するからこそ、こう云ったサイドストーリーが際立つのだと思います。改めて、ガンダムと云う作品の存在の大きさを感じるのもこう云う時です。 ガンダム作品の良い(便利とも言う)所は、繰り広げられる舞台のスケールが大きい(単位が地球や宇宙)ので、シリーズとは言っても時代は勿論の事、年齢、立場、能力や姿形の違う主人公を配置出来、それぞれの立場で物語を展開させられる所にあると思います。 ですが、そうは言っても殆どの物語は、主人公が特殊な能力を持ち合わせた花形である事が多いです。そんな中、本作は、アルやバーニィと云った年若いキャラクター達だけでなく、大人であっても組織に組み込まれた極普通の人間は、哀しい哉1人では大それた事は出来ないと云う現実をしっかりと描いた事で、些か異色の作品になっています。子供が欲しくて堪らなかった階級章を手に入れたりとか、隣の綺麗な女の人と知り合いになってどきどきすると云った、叶えられる喜びの単位がとても小さい事も然る事ながら、シュタイナーやガルシアの使い捨てと判っていながらそれに甘んじなければならない悲哀や、転属となったクリスの妙な割り切り方には、社会人の目線からですと、実に胸にぐっと来るものがありました。 格好の良い「ガンダム」は出て来なかったけれど(アレックスもまぁガンダムと言えばガンダムですけど)、ガンダムの冠に恥じる事のない正真正銘のガンダムであると胸を張って言える作品であると思います。 [推薦数:1] 2005/06/23 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 羽幌炭鉱 (表示スキップ) 評価履歴[良い:773(45%) 普通:469(27%) 悪い:473(28%)] / プロバイダ: 10667 ホスト:10651 ブラウザ: 4487 OPとEDは今でも耳に残っているくらいに記憶に残っている。 少なくとも、タイアップバリバリのものよりずっと良作。 個人的に記憶に残るワンシーンは増岡弘名演のディックが大人 であるリポーターを煙に巻いているところとその本人が戦争を かっこいいとか言ってるアルに対して複雑な表情をしている場 面だろうか。やはり子どもと言う存在に対しては後ろめたさと いうものを感じてしまうものなのだろうか? そしてまあ、サブキャラでしかないかもしれないがアルのクラ スメートのドロシーは妙に印象に残る。かなり優等生で気の強 い彼女は意外とやさしい一面を持っていて、アルを庇っている 場面や最終回の最後の場面がいい感じだった。当時のアニメ誌 ではアルとドロシーのツーショットが描かれてたりしたが、な んだかアルが尻にしかれそうな雰囲気だったのが(笑)。 [推薦数:1] 2004/12/28 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ステイメン (表示スキップ) 評価履歴[良い:8(73%) 普通:0(0%) 悪い:3(27%)] / プロバイダ: 29249 ホスト:29236 ブラウザ: 3693 ガンダム作品の中では、子供が戦争を垣間見た作品というわけで異色でしたが、こういう日常の影で戦争が起こっているストーリーは、平和な(?)日本に住んでいるため見ていて共感する部分も多い。 アルは結果的にクリスがバーニィを知らずに殺してしまった事を言わずに必死に隠すシーンに 戦争の不条理さを伝えている。 [推薦数:1] 2003/06/15 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by hitogata (表示スキップ) 評価履歴[良い:3(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 796 ホスト:522 ストーリーに対する評価はいろんな方々がコメントされているので、いまさら特にいう必要も無いと思う。 私は、恐らくこの作品のテーマの中にあるであろう「子供の視点から見た戦争」の他に「子供の視点から見たモビルスーツ」を挙げたいと思う。学校の屋上から見上げたバーニィのザク改や、組み立てられるケンプファー。夜中に忍び込んだコクピット、アルとバーニィが中破したザクを修理し、そのとき乗ったモビルスーツの手の平から見下ろした景色。全てが新鮮で甘酸っぱいと思った。SF作品でありながらどこかに懐かしさを残していて、それが全てのシーンと違和感無くマッチしている所に感動を覚えた。ガンダムファンの多くが巨大ロボットという存在に魅力を感じることは今更言うまでも無いことだが、激しい肉弾戦や宇宙空間での銃撃戦意外にも視点を変えることで別の魅力を出す存在というものは素晴しいと思う。 話が変わるが、「新世紀エヴァンゲリオン」のシンジの友人相田ケンスケなどもエヴァという巨大ロボットに憧れる少年だった。自分にはその気持ちがとてもよく分かる。それは言わばテレビ画面や映画のスクリーンを通して作品に望む私たちの感じ方なのだ。初代ガンダムを見ていたころの子供だった我々の感情、忘れていた物事の捉え方をこの作品は揺さぶりかけた。全作品を通してみれば異色と思われる方もいると思うが、自分は意外にもすんなりと受け止めることができた。このアニメを見た人の中に恐らくはそういう人も必ずいるはずだ。もしもう一度このOVAを見る機会があったなら、「モビルスーツってこんなにも大きかったんだな」と思う瞬間を大事にしてほしい。このコメントを書いていて、改めてアニメーションとはそういうものなんだろうと思える。 この評価板に投稿する |
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