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| 注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: 文学:輪るピングドラム |
| アニメ総合点=平均点x評価数 | 873位/3,702作品中(総合24/偏差値50.47) | 872位<= =>874位 |
| アニメ平均点(評価10個以上限) | 1,266位/2,044作品中(平均0.48=普通/50評価) | 1,265位<= =>1,267位 |
| 2011年アニメ総合点 | 27位/195作品中 | 26位<= =>28位 |
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| 作品紹介(あらすじ)『きっと何者にもなれないお前たちに告げる』 両親のいない高倉家には3人のきょうだいが暮していた。 双子の兄の冠葉と弟の晶馬、そして妹の陽毬。 陽毬は不治の病に冒されており、担当医の鷲塚医師から余命が長くないと宣告される。 数日後、自宅へ帰ってきた陽毬は、兄と一緒に水族館へ行く。 数少ない家族の思い出が残るその場所で、陽毬は不思議なペンギンと目が合う……。 (公式サイト第1話あらすじ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 放送局:毎日放送 TBS テレビ愛知 AT-X BS11 配信:ニコニコチャンネル <スタッフ> 原作:イクニチャウダー 原案・監督:幾原邦彦 キャラクター原案:星野リリィ シリーズ構成・脚本:幾原邦彦 伊神貴世 キャラクターデザイン:西位輝実 コンセプトデザイン:中村章子 柴田勝紀 色彩設計:辻田邦夫 ※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本 開始日:2011/07/08(金) 02:10-02:40 毎日放送 TV / 終了日:2011/12/22
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| 公式サイト 1. 輪るピングドラム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オープニング動画 (2個)
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エンディング動画 (10個)
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OP/ED以外または不明曲 (3個)
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プロモーションビデオ (8個)
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| 最終変更日:2012/03/03 / 最終変更者:管理人さん / その他更新者: S・N / Barnirun / kunku / 提案者:みゆきちいいいいい (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 評価限定 |
| 作品評価(感想/レビュー)&コメント(投稿する) | ||||
| 2012/04/29 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ダレイオス (表示スキップ) 評価履歴[良い:189(71%) 普通:18(7%) 悪い:60(22%)] / プロバイダ: 4017 ホスト:3913 ブラウザ: 11737 愛されなかった 、何者にもなれない、選ばれなかった、運命 とか話が超後ろ向きな作品なので個人的にはあまり好きではないし その根源となったのが主人公の親がテロリストだったと言う事実 子供には罪はないとかはわかるが 現実的に考えて同情的な意見はあるとは思うが世間がテロリストの子供を普通に接してくれるとこはありえないし アニメで主人公達に同情を抱いた人達でも、リアルで考えたら殆どの人達がテロリストの子供にはかかわりたくないのは 本音だろう、そのタブーと言えるテーマに挑んだ作品 序盤、苹果の紙芝居映像の妄想とか何を考えているのかわからないストーキングする話など このアニメの目的であるピングドラムを探すことについても序盤は全然進展ないし 序盤はほのぼのアニメだが後半、主人公の親がテロリストと判明してから話が劇的に動く 案外最近では多い話の構成のしかた、主人公達の出生も明らかになったり 運命を乗りかえるためには犠牲がいるとか主な話の作りは難しい気はするが 最後まで見れば、こどもブロイラーなど途中あいまいな表現の演出もただ見られたが 大体のやりたいことはわかった作品。 個人的には感動とかは出来なかったが、一つの生き方としては納得は出来たかな 評価は「良い」で後ろ向きな話ばかりで個人的には好きではないが ストーリーは大体はわかる構成だし、作画や演出は頑張っていて 非常に秀才な作品とは言えないが佳作レベルには仕上がっていたと思う。 2012/04/02 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by しめりけ (表示スキップ) 評価履歴[良い:30(59%) 普通:3(6%) 悪い:18(35%)] / プロバイダ: 12622 ホスト:12344 ブラウザ: 9930 【良い点】 後半の展開 変身シーンのバンク モブキャラをピクトグラムにして表すなどの独特な表現 凝った演出 BGM など 【悪い点】 良さでもあるが、やはり分かりにくい 前半の展開はもう少し上手く出来たんじゃないかと思う事 冠葉の声優 【総合評価】 この作品は抽象・象徴的な表現や謎解き要素が非常に多くボーっと見ていては理解できない事がとても多いです。 ですが、簡単に言ってしまえばこの作品は1話で出てきた通り「愛の話」です。 ストーリーの中心であり、タイトルにもあるピングドラムとはおそらく「愛」というものを表していると思います。 そしてピングドラムを失った人は死んでしまうということから、命と密接な関係があるとこの作品は言っています。 つまり、(愛が無ければ生きていけない)みたいな事がこの作品の言いたかった事ではないかと自分は思います。 この作品の楽しみ方は様々で謎や伏線を解くのに必死になってみるのも良いですし、 多少ボーっと見ながらでもBGMや考えなくても分かる演出のおかげで楽しめると思います。 自分みたいに作品の意味を妄想してみるのも良いと思いますw 前半の展開が謎をばら撒いてばかりで流石に退屈だったり、引っかかる所も多少ありますが、 後半は怒涛の展開で毎週わくわくしてみることができました。 賛否両論が当然な作品ですが自分はとても楽しめたので評価は「とても良い」 2012/03/29 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by きっじー (表示スキップ) 評価履歴[良い:42(75%) 普通:3(5%) 悪い:11(20%)] / プロバイダ: 27620 ホスト:27631 ブラウザ: 10404 後半の怒涛のシリアス展開は驚きました。 ウテナは見てない世代だったので、 前半のただのラブコメからここまで展開していくとは 予想もしてませんでしたw 色んな考察ができるのもこのアニメの魅力の1つだと思います。 最終回があまりしっくり来なかったんですが、 色んな人の解釈を読んで、「そういう解釈もできるのか!」と思うことがたくさんありました。 とはいえ、最初のくだりはいらなかったんではないだろうか… 総合的な評価は「良い」で。 [推薦数:3] 2012/03/04 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by canadadry (表示スキップ) 評価履歴[良い:26(84%) 普通:2(6%) 悪い:3(10%)] / プロバイダ: 27103 ホスト:27334 ブラウザ: 5321 膨大な装飾、魅惑的で眩惑的な世界観、剽軽でいて純情な裏表のある登場人物たち、小洒落ていて欺瞞的な音楽。これらがガラス細工のように脆く、美しい調和の上に成り立っている。 様々な寓意を孕ませながらもはっきりと何なのかは明かされない。それはメタファーなのか、引用なのか、脱構築なのか、幻想なのか、はたまた現実か。意味があるんだか無いんだか分からないようなイメージ、絵、荒唐無稽なセリフの数々。こうした衒学的な表現に対してイライラした視聴者もいるだろう。しかしこれこそ本作の重要な特徴の一つであり、めくるめくイメージの連鎖で溺れさせ、「非―知」へと訴えかけてくる映像表現は、視聴者をたまゆら眩暈させ(シビれるねぇ・・・)、ほとんど抽象的な物語世界へと拉し去ってしまう。それは掴みどころが無く、曖昧で、詐欺的とも、まやかしではないのかという疑念を抱かせますが、これこそが本作の核心であり、「何者にもなれない」、空っぽな僕らの抱える茫漠とした不安、答えの見えない焦燥感や閉塞感などと共振しているのだろう。「知」として確定/画定した情報ではなく、作中で幾度も描かれる影絵のように、ほとんど虚飾で欺瞞的な何かではないかと問いかけ続ける強迫観念として訴えかけてくる。 物語の様相は、その人が何を選び取るかによってかなり違って見えるだろう。他作品からの引用や暗喩的表現が多く、視聴者が自ら先の展開を予想したり、考察するという能動的な楽しみ方を促す作品であったとも考えられる一方で、全てを「知」に還元させることの出来ない(あるいは、するべきではない)作品でもあったのだと思う。理解から零れ落ちてしまうこと、言葉にできないくさぐさ、それらの存在を肯定することによって初めてそれらへの接近が可能とすることは、芸術において非常に繊細で上質な営みです。だから、どんな風に解釈するべきなのか、僕には分からないし、確定/画定したくない。プリンセス・オブ・ザ・クリスタルの言葉が本当は何を意味していたのか、生存戦略バンクにどんな意図があったのか、他にも色々なことが分からなかった。しかし、伝えたいと差しのべられた手を、僕はなんとか受けとりたいと手を伸ばし、掴むことは出来たと思う。 **** 唐突ですが、「終わりなき日常を生きろ」という社会学者・宮台真司氏による著書があります。この著書が刊行された年――1995年は、阪神・淡路大震災に加え、オウムによる地下鉄サリン事件などが発生し、これから社会が大きく動いてゆくのではないかと思われました。特にバブル崩壊以降の社会が少しずつ抱えていた様々な不安や閉塞感と共に、それでも強固に続いてきた日常がついに壊れつつありましたが、物語無き――終わりなき日常を受け入れて生きてゆくことを宮台氏は説き、「エヴァ」もまた製作者(神)は奇跡によって14歳の少年を救済することを完膚なきまでに否定した。宮台氏によればこの処方箋はすぐに頓挫することとなったようですが、それでも尚、日常を続けようとしたときに虚飾の道を選び、少しずつ何かを喪失し続けた日本は再び未曽有の危機に陥った。現代社会に蔓延し、普段は隠蔽されている「何か」がそばで口を開けているのを、僕らは肌で感じながらもそれが何なのかは分からない。かつて、物語を物語ることを諦めざるを得なかった僕らは、この現代をどう生きてゆけばいいのだろうか。 「きっと何者にもなれないお前たちに告げる…!」 そんな中、今度はプリンセス・オブ・ザ・クリスタルが放ったこの言葉が、烈しく僕を貫いた。思えば、この作品における人々のドラマは全て「地下」で起こっていた。表舞台で陽の目を浴びることなく、他人から知られることなく、何者にもなれない人々の葛藤がそこにはあった。皮肉屋でいて繊細な夢想者の、力強く「物語」を紡いでゆけない者たちの、それでも幸せを実現しようと足掻く姿がそこにはあった。だから、なのかは分からないが、この作品はシンプルなストーリーを据えながらも物語の関節を外し、重心を支える軸を折ってしまう。全体として物語は進んでいても、しかし重心が失われ、どこかへ彷徨い出てしまう。どこか、どこへとも知れないどこかへ。その視線は現代に生きる若者たちの心の不安定さを見つめていたのだろう。物語ることへの意志なのか、諦めなのか、それとも物語の可能性を故意に孕ませているのか。いずれにしろ、幾原氏が単なるストーリーテラーではないことは確かです。 生存戦略バンクで示されていたように、物語の結末は、老人が赤子へと転生した『2001年 宇宙の旅』を想起させる。個人の力ではどうすることも出来ない現実を前に、ややもすれば滑稽にも思われる愛という微光が、しかしながら妖しく、烈しく煌めき、僕らを照らしているだろう。未だ何者にもなれていない僕は、僕が忘れてしまった「誰か」のおかげで生きてこられたのかもしれない。僕はたとえ何者にもなれずとも、この空っぽの手を、それでも誰かに差しのべることは出来るのかもしれない。そうして手を取り取られ、そこから動き、廻り始める「何か」が確かにあるのではないだろうか。だから僕たちは何者にもなれずとも、きっと生きてゆけるはずだ。 映像表現の面白さ、演劇を思わせるセリフ回し、BGMを始めとする素敵な音楽、これらの奇跡的な調和の上で成立している作品なのだろう。「知」に還元され得ない領域を意識して言語化し、理解しようとするのではなく、それをありのままに受容する必要性があるのではないだろうか。これによって「分からない」ということを、より積極的に発信することが可能になります。しかし同時に、これは諸刃の剣となり得るだろう。「知」と「非―知」の狭間、理性と感性の狭間、洗練と軽薄の狭間、小粋と虚飾の狭間。それら僅かにバランスを失えば直ちに崩壊してしまうものが奇跡的な均衡を成し、その上で光彩を放っている。それはあまりに美しく、そして危うい。
[推薦数:1] 2012/03/03 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by おきゃん (表示スキップ) 評価履歴[良い:141(83%) 普通:9(5%) 悪い:19(11%)] / プロバイダ: 18510 ホスト:18433 ブラウザ: 7482 このアニメ「輪るピングドラム」は事件です(笑)。だからみなさん、ワイワイ騒ぐのですよね。 インターネットのアニメ公式サイトも放送直前までペンギンのマークだけで一体どういう アニメが始まるのかドキドキしていました。これもしたたかな演出・「戦略」なのでしょう。 この作品って事件をドラマとして見せるのではなくエンターテイメント、つまりショウとして 見せているところが特徴的だと思います。 観客を目の前にして登場人物が次々に手を変え品を変えショウとして見せていく感じかな。 観客=視聴者もそのエンターテイメントを一緒に参加者として楽しめる作品だと思います。 この作品のようにまず視聴者に娯楽・エンターテイメントを提供する姿勢を強く打ち出している 作品は少ないのかもしれません。 この監督の作品に期待していた人は、このエンターテイメント性に期待していた、といっても 過言ではないのではないでしょうか。その意味では期待を裏切らない作品だったと思います。 【ストーリーは至ってシンプル】 なぜ「生存戦略」なのだろうか?。なぜ「生存競争」や「生存戦術」「生存戦争」ではないのか。 生きるために誰かと競争したり戦ったりするのではなく、生きるための「考え方」だからです。 言ってみれば戦略というのは「どっち向いて行くのか」というポリシー、ビジョンです。 冠葉と晶馬はいつも選択と決断を迫られる。お互いにぶつかり反発しあいながらも、目的は一緒だ。 どっちに向いていくのか、それは陽毬を死から救うため。 どうしても死ぬ運命から逃れられない「陽毬」を二人の「きっと何者にもなれないお前たち」 冠葉と晶馬が自らの運命を引き換え・乗り換え「陽毬を生かす」お話。とってもわかりやすい。 「俺は運命を信じない」など、キャラクターの行動にはブレがなく、まっすぐで気持ちよい。 最終話はなんだかとってもイイ感じです。しびれるね(笑)。 最終話、陽毬が生きる世界には冠葉と晶馬はいない。 冠葉と晶馬は陽毬の生きるための犠牲になったのか、・・・そうではないと思います。 アニメを見て分かるとおり、冠葉と晶馬は陽毬と共に生き続けている。 人間は「命」を「いただいて」生きている、例外なく。 しかし誰かを犠牲にしたり、蹴落としたり、無意味に生き物を虐殺・殺したりするわけではない。 いただいた命を大切にするからこそ、「共に生きる」という意識・思想・ポリシーになるのです。 共に生きるという考え方。だから「生存戦略」だったのです。 【記号の先に見えるもの】 このアニメは極めて感覚的な表現を感覚的に演出していて、それぞれの意味を解析したり答えを 求めてもあまり意味はないと思います。 深読みしてもいいと思いますが、深読みしないと分からないアニメでは決してありません。 主題やメッセージは極めて明確だし、比喩的表現も紙芝居あり舞台的表現ありと直感的に すぐ分かるように作られているからです。 いわば、この作品は映像的記号をフルに活用した映像のコラージュなのだと思います。 コラージュのパーツだけを見ても意味がない、全体を見ることによってそれぞれのパーツにない 新たな感情・感覚を喚起・呼び起こす、それを体験することが大切だと思います。 似ている作品といえばピンク・フロイドの映画「Pink Floiyd The Wall」だと思います。 この映画のイメージ映像には、工場で同じ仮面を着けたこどもたちがミンチになるシーンが ありますが、思わずこのアニメから思い出してしまったひとも多いのではないでしょうか。 他にも様々な舞台やミュージカル、ミュージッククリップからインスパイアされたシーンや 場面が各所に見られます。 でも、その表現の元ネタ・記号の意味を知らないと楽しめないでしょうか?。 そんなことはないと思います。 作品の委細は監督・クリエイターの様々な知識や体験から生まれたイメージの具象化ですが、 その根源・原点・ルーツを全て視聴者が知る、または知っている必要なんてあるのでしょうか?。 コラージュに使われなかった「切り取られた」パーツまで考える必要なんてあるのでしょうか?。 全くありません。 NHK総合の「MAG・ネット12月号」で監督のインタビューにもありましたが、監督いわく 『あんまり考えてない』とのこと(笑)。 あんまり考えてないのなら、視聴者もあんまり考えてみる必要はないってことです(笑)。 わたし自身、最初からあんまり考えてみていなかったので、思わずニヤリとしてしまいました。 だって、目の前の作品の映像そのものが『真実』なのだから。 見て感じた(想像した)こと、その驚きこそが『真実』だと思います。 記号を解析しても意味はない。記号の先に見えるビジョン、それが表現したい本質です。 例えば「海」という言葉・記号がなにを表すか、それは海という自然そのものです。 それがどのようなものか伝えることができればいいのです。そのための映像表現だと思います。 映像表現とは感覚的なものです。監督の「あんまり考えてない」ということは、この作品は 感覚的な表現を主体としているということであって、全く何も考えてないわけではないのです。 だから、視聴者もまず、頭を使う前に感性「心」を研ぎ澄まして見ればいいだけなのです。 この作品のめまぐるしく変化する万華鏡のような様々な視覚効果を楽しめばいいのです。 驚きと楽しさを追求しているアニメです。とっぴなことも不思議なことも当り前なのです。 そもそも最初からエンターテイメント・ショウを見ているような感覚でしたからね。 例えば、手品をみて、タネが分からなければ楽しめないですか?、そんなことないですよね。 手品というエンターテイメントそのものを楽しめばよいだけだと思いますよ。 手品のタネを知ることと、手品というショウの楽しさ・面白さは全く別ものなのだ。 例え使い古された手品でも、見せ方によっては質の高いエンターテイメントになるのだ。 【ピングドラムについて】 『愛』はどこにあるのか・・・ひととひととの『間』にある関係、それが『愛』です。 あげたりくれたりする『モノ』じゃない。愛を『モノ』のように考えるからおかしくなる。 だから「愛」に気がつかないのです。 ピングドラムも同じようなもので『モノ』として考えるから分からないのです。 すぐそこにあるものなのに。 【答えは?】 このアニメは既存の単語を組み合わせて新たなイメージを創出したり、様々な既視感を 駆使してイメージを再構築するコラージュ的映像表現手法は見事でした。 見ていて楽しいアニメ、面白いアニメ、それ以上のことは必要ありません。 そして見たひと(視聴者)に「命」や「運命」や「人生」を自然と考えさせてくれる作品です。 それが出来ればもうこの作品は、作品としての目的を達成したも同然です。 このアニメは口をあけていれば勝手に「答え」を口の中に放り込んでくれるアニメではありません。 しかし目の前の作品の映像をしっかり見れば、他人の分析や解説「答え」を読む必要なんてありません。 このアニメの制作者がわざわざ「答え」をアニメの中で提示・説明する必要もありません。 なぜなら、このアニメを見たひとそれぞれが見つけた「答え」、それが最も納得のいく「答え」なのだから。 自分で探したこと、考えたことは無駄では有りません。それこそが自らの心の糧になります。 いうなれば、当り前のいま、日常を当り前のように意識・確認するだけの話です。 ということで、「とても良い」と思う感想&評価です。 p.s. この作品はあるテロ事件をイメージさせる部分があります。 地下鉄でテロというだけで、その事件に勝手に都合よく関連付け・結び付けてしまったのだ。 ちゃんとよく見るとこのアニメ作品があの事件とは全く関係ないことはすぐ理解できます。 [推薦数:3] 2012/02/22 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ペク (表示スキップ) 評価履歴[良い:95(70%) 普通:18(13%) 悪い:22(16%)] / プロバイダ: 5134 ホスト:5137 ブラウザ: 4241 基本的にはよく出来た作品だとは思います。製作者の作りたかった作品は間違いなく完成しているでしょう。しかし、自分にはそれが合わなかった。 まずは、この作品の良いところですが、特徴的な絵に関しては多くの方が述べていることであり、今更自分が書いても二番煎じになるだけなので、私は少し別の観点から述べて行きたいと思います。 この作品の感想としてよく使われるものが「よくわからないけど面白かった」或いは「よくわからないけど感動した」というものです。でも、これよくよく考えてみると凄く矛盾した言葉です。普通、よくわからなければ面白くありませんし、ましてや内容も理解していないのに感動なんて出来るはずもありません。でもこの作品はそれが出来ているのです。ここにこの作品の非凡な点が隠されていると思います。 凄く感覚的なもので申し訳ないのですが、この作品を全て理解するのに必要な情報のうち、おおよそ30%ほどの情報しか作中で明かしていないと思います。どんなに多く見積もっても、半分までは行っていないといった印象です。この作品が凄まじく上手いのは、その30%の情報の取捨選択にあります。幾原監督はこの作品を勢いで作った的なことをインタビューで仰っていましたが、個人的にはそれは少なからず謙遜が入っていたように思っています。少なくともこの取捨選択に関してだけは、かなり緻密な計算があったように思います。おそらく、この作品には画面には出てこなかっただけで、その下には膨大な設定資料があったように思います。その中で、公開する情報を極限まで選び抜き、わずか30%の情報ながら、辛うじてストーリーのある物語の体を守り続けました。これには脱帽してしまいます。おまけに、ただ、意味深なだけではなくあの特徴的な画面と相まって、見ている人の想像力に極限まで訴えかける様な作りになっているのです。これは本当に大したものです。勿論これは意図的に「敢えて」そうしているのでしょう。当然それゆえの批判もあると思います。言い換えれば、この作品「わざと」解りにくくしているのと同義ですから。ただそれは単なるスタイルの違いであり、個人的には合うか合わないかの物でしかないと私は思います。ただ、この合う合わないがこの作品を評価する上で一番の決め手になってしまうわけですが…。 次に悪かった点ですが、それは前半の展開。具体的に言えば、その30%の情報をすべて後半に集中させてしまった点です。とにかく、前半は謎を配置するだけ配置して、その謎がストーリーを動かす原動力になる事がありませんでした。作品を見ていても謎が深まるばかりで一向にそれが結びつく気配が無く、見ていて退屈で仕方なかったです。毎週見るたびにパズルのピースが増えるばかりで、それを組み上げるための全体像はおろか、部分像を想像することすら出来ず、序盤はそのパズルのピースに書かれた絵柄の解釈をしているしか楽しみようがありませんでした。しかしそれは、単に製作者の頭の中をこちらが想像しているだけであり、作品そのものの解釈につながるものでは決してありません。この作品、序盤の展開で見切りをつけ、早々に切ってしまう方も少なくなかったと思いますがそれも無理はありません。はっきり言って、序盤はストーリーの体をなしていなかったといっても過言では無かったでしょう。 そして、最後にこの作品を評価する上で一番の重きを置かれそうなポイントですが、それは前述のあえて公開する情報を制限した点です。これをプラスと取るかマイナスに取るかによってこの作品の評価は決まるといっても過言ではないと思います。 この作品「で」楽しもうとした方は、本作を最大限楽しむ事が出来たでしょう。これは作品を理解するために考察すると言うより、考察すること自体が目的になるというものです。この作品ほど「議題」に事欠かない作品は他に無いと思います。この全てを明示せず、また現実の事件や世相を反映したと思われる描写の数々は、本作が議論ありきで作られていることを意味しています、しかし本作はある種確信犯的に、その終着点を設けるということはしていません。この作品いくら議論を続けたところでそれに終わりが来ることは無いと思います。しかし、考える事がそのものが目的であるのなら、それが逆に都合がいい。その方が半永久的に作品で楽しめますから。作品の楽しみ方は人それぞれあり、考えることはそれ自体が娯楽になり得るということを考えれば、これは実にうまいやり方だと言う見方も出来ます。 そして、これは現在のネットの普及とも密接な関係にあります。もしこの作品が15年前くらいに作られた作品であるならば、単なるスノッブな人たちのバイブルぐらいの物にしかなり得なかったと思います。しかし、現実には至る所でこのアニメについて語られ、結果的に大変多くの方の目に留まった作品になりました。今は、不特定多数の人と議論することも容易ですし、評論家にならずとも自分の意見を表に出す事が出来るツールが大量にあります。勿論純粋に先のストーリーが気になって毎週見ていた人もいるでしょうが、単に語りたい或いは語り合いたいがために見ていた人も多くいた作品だと思います。そんな現代のニーズにあっていた、ある意味では「時代の寵児」とでも言える作品であると思います。 一方、この作品「を」楽しもうとした方は、この作品をあまり楽しめたとはいえないように思います。私はこちら側の人間でした。これは、作品を理解するために考察をしようとするものです。こうなると、情報が少なすぎる事がこれ以上ないほどに悪い点になってしまいます。国語の穴埋め問題を想像して頂くとわかりやすいかと思いますが、わずか30%の情報を元に残りの70%を考察するのはさすがに無理がありすぎます。だから、いくら考えてもあくまで部分的な解釈に過ぎず、作品そのものを理解したという手ごたえがつかめない。これはある意味思い通りの作品が出来ていることを意味してはいますが、なんとなく賽の河原の石積みをしているみたいで、空しさを感じることはあっても、やりがいを感じることは出来ませんでした。作品が終わったあとはなんだか狐につままれているような感じがしてしまい、この作品一体何が言いたかったんだと聞かれると、上手く答える事が出来ません。扱っていた材料を見れば、もっと明確なメッセージを発信することも出来たであろうに、それは単純に勿体無かったなと思います。 この作品最初から万人受けするとは思って作ったわけではないでしょう、時代の潮流に乗った作品とは得てしてそうなりやすいものです。「理解は出来る、けど自分には合わない」ということで、「普通」を本作の評価としたいと思います。
2012/02/21 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by G.A.I (表示スキップ) 評価履歴[良い:20(95%) 普通:1(5%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 19992 ホスト:20133 ブラウザ: 5345 個人的にはなかなか面白かったのですが、 評価ということになると、 テレビ放送しか見てないので、 ちょっと私の記憶力では難しいので、 気になったことを少し書きたいと思います。 ※以下ネタばれ含むのでご注意ください。 まず、背景や周囲に映る人物を徹底的に記号化して表現した演出 これは、観終わった後になって考えてみると、 運命の乗り換えの影響を受けている人たちを描くために、 あえて運命の乗り換えの影響を受けていない人たちを記号化したのではないか とも考えられるのかな、と思っています。 リアルとは正反対の、ある意味勇気のある演出です。 好みは別れると思いますが。 そして、最終回、いろいろな見方ができると思いますが、 私はハッピーエンドだと思っています。 たとえ愛する人のことを忘れてしまったとしても、 その人が生きていることを願い、 その願いを叶える運命に乗り換えたのだから。 それでも悲しいのもまた当然なのですが。 私の場合ですが、毎週1話ずつ観たことが、 結果的に最後までこのアニメに付き合えた理由かもしれません。 情報を整理できる時間があったからです。 それくらい情報量の多い物語だと思います。 2012/02/19 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by sakusaku (表示スキップ) 評価履歴[良い:23(79%) 普通:4(14%) 悪い:2(7%)] / プロバイダ: 3566 ホスト:3501 ブラウザ: 4642 原作未読です。 まずは斬新な映像、場面展開手法に驚き感心しました。回想シーンや地下鉄シーンへの 切り替え、地下鉄内の電子広告、ほぼ前編に近い形でバックグラウンドであまり話に関 係なく小芝居をしている癒し系のペンギン達。 原作が小説ということもあり、こんな映像にチャレンジできたんだろうなと思いますが、 一粒で二度おいしい、みたいな感じでした。 ストーリーは、現実的に起きた無差別テロ事件をモチーフに取り入れていることから、 それだけで嫌悪する人もいるでしょうから、この作品は観る人によって評価は大いに分 かれることとは思います 変えようの無い過去の呪縛にあがない、運命を乗り換えようとする話ですが、乗り換え には代償が必要、それも大きな代償が、ということで、全体的には重い話ですが、バッ クグラウンドで展開されるペンギンの小芝居が効いていて、重過ぎないようすばらしい 演出で調節されていると思います。 ストーリもしっかりしており、何よりも映像演出が素晴らしかったことから、私の評価 は「最高」としておきます。 [推薦数:3] 2012/02/18 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 白うに (表示スキップ) 評価履歴[良い:84(39%) 普通:63(29%) 悪い:68(32%)] / プロバイダ: 19847 ホスト:19733 ブラウザ: 7726(携帯) かの有名な「少女革命ウテナ」の監督さんのオリジナルアニメ作品です。 今作品の評価にあたって、参考として少女革命ウテナと劇場版のウテナも視聴しました。こちらの評価は後日させていただきます。 ちょっとチャラい感じの兄冠葉、ちょっとお坊ちゃんな感じの弟昌馬、そして二人の妹陽鞠。三人が巡る運命と、その舞台裏で交わされる因縁の対決を描いた作品です。 良かった点は一番最初に目を引き、強い印象を残した「生存戦略」のバンクシーンです。初見時はかなり驚きました。 個々の演出だけを観ていけば、かなり面白みがあります。奇抜なものが多く、独特のセンスを感じますが、22話のようなきちんとした演出もしています。 悪かった点はまず作品を動かしていたのはストーリーやキャラクターではなく、謎と伏線と伏線回収だったという点です。 もちろんストーリーがない、ということを指摘しているのではなく、ストーリーの展開よりも伏線の方が目立っていましたし、ストーリーとの絡みが曖昧だったり、微妙だったり、と、どこか悪い意味で浮いてる感じがしました。 それから現実に存在する事件を作中に登場させたりもしていましたが、肝心の物語に現実味がなく、ただ不謹慎なだけのようにも思われてしまうという部分もあります。 ストーリーやピングドラムそのものの大事な部分が抽象的になってしまっていたこともあり、作品の核が見えにくいです。 そして序盤のテンポの悪さをつくりだしていたりんごちゃん関連のストーリーも後半であまり活かしきれていなかったりします。 評価は「最悪」です。 キャラクターの描写不足もあり、キャラクターに感情移入させて視聴する見方は難しいと思いますし、個人的には、考察するような作品が好きな人にもこの作品はあまりオススメしたくありません。 所々演出で誤魔化して、答えを避けつつ新たな謎をちりばめていく…、というワンパターンを繰り返し、挙げ句解釈を視聴者に丸投げにしているように思います。 もちろん、解釈を見つけて納得できれば、それはそれでかまいませんし、結局は楽しんだもん勝ちですので、それについてどうこう指摘するつもりはありませんが、それはこの「輪るピングドラム」という作品が持つ力ではありません。 なんというか…「ナポリタンコピペ」の様な作品でした。 正直、視聴後の考察サイト巡りの方が楽しかったです。 [推薦数:1] 2012/02/17 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by caster (表示スキップ) 評価履歴[良い:25(48%) 普通:13(25%) 悪い:14(27%)] / プロバイダ: 22284 ホスト:22263 ブラウザ: 5345 まあ、好きな人は好きなんでしょうねぇ、こういう作品。 ポストモダンがどうたら構築がどうたら等、見終わった後に 理屈をこねるには、かっこうの作品なんでしょう。 しかし、私はこういう作品は好きになれないんですよ。 セカイ系と同じで、社会の問題点を作中の舞台装置としては使うが 結局のところ、それらへの具体的言及がなく そのへんはすっ飛ばして、いきなりアナタ、ワタシという個人的視点・方向に話が収斂していく。 そんな人間の描き方で、本当に人間を、これからもその舞台、社会に存在・生活しているであろう キャラクターを描いたことになるんだろうか? 実は、アナタ・ワタシという人間すら描いてないんじゃないの? という疑問が常々つきまとう私にとっては、あんまりいい評価はつけられませんでした。
2012/02/12 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ファミリア (表示スキップ) 評価履歴[良い:9(60%) 普通:0(0%) 悪い:6(40%)] / プロバイダ: 24342 ホスト:24477 ブラウザ: 4894 第1話を見ての期待度は個人的には本当にものすごかったのですが、結局はただ話数を稼ぐばかりで最後までもやもやしたまま終わっていった、という印象のアニメでした とりあえず表現やテーマが難解すぎます 物語の核心に迫るようなシーンっぽいがよくわからなかったり、会話シーンなのだが心象世界のような表現のせいで実際に会話してるのかどうか判断しにくいなど何でもかんでも演出をかけりゃいいってもんじゃないっていうのがよくわかりました 晶馬の交通事故(数話で退院、その後はピンピンしている)や、犠牲となった夏目(次の回で生き返る)など、話題を引きたかったのか不必要な展開が多く、全体的に2クールも必要なかったアニメな気がします キャラクターについたも、物語の中心であった高倉家を除けば、苹果はともかくその他の多蕗やゆりなどの脇役の扱いが酷いです まったく必要ないとは言えないまでも、掘り下げが甘かったせいかただ主役連中にちょっかいを出したあげく勝手に自己解決してしまう迷惑な役回りであったとしか言いようがない気がします 特にマリオに関しては本当に何のために登場させたのかその存在価値が問われるレベルです 後半の暗い展開を見越して登場させたのか知りませんが、ペンギンたちもなんというか逆効果だった気がします 真面目なシーンでふざけるペンギンを見せられるのはなかなか辛いものがあります… 結局、最初のインパクトが強かっただけで、期待はずれだったという感想しかもてません 確かに難解なストーリーというのは需要がないわけではないということはわかりますし、こういう話を好きな人はいると思います が、少なくとも私は他人に薦めようとは思いません 評価は「とても悪い」で 2012/02/05 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by mosukuwa (表示スキップ) 評価履歴[良い:808(57%) 普通:236(17%) 悪い:366(26%)] / プロバイダ: 20089 ホスト:20180 ブラウザ: 7541 【良い点】 ・ウテナが好きな自分としては非常に楽しめました。難解だけど、どこか伝わってくるものがあります。 ・最終回で凄く感動しました! 終わった後の虚無感もそうだけど、ひまりに宛てた手紙で一時間くらい号泣しました。 ・ペンギンが可愛い。 ・ある意味リアルなキャラ描写。 【悪い点】 ・途中が意味不明すぎるかな。 【総合評価】 とにかく、ラストで感動しましたし、切なくて良い作品だったので最高で。 2012/01/28 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by wh (表示スキップ) 評価履歴[良い:162(57%) 普通:74(26%) 悪い:49(17%)] / プロバイダ: 10844 ホスト:10696 ブラウザ: 5378 【良い点】 ・生存戦略 ・前半の明るいノリ 【悪い点】 ・後半:どんどん意味不明になっていく… 【総合評価】 自分の読解力不足そ言われれば否定はしないが、ハッキリ言って意味不明の作品だった 見ている分には最初から構築されたストーリーと言うよりは、監督あたりの思いつきで話の方向がころころ変わっている様にしか見えず残念である 前半の明るさや「生存戦略」は気に入ったのだが 2012/01/26 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by だわわ (表示スキップ) 評価履歴[良い:260(39%) 普通:180(27%) 悪い:231(34%)] / プロバイダ: 25392 ホスト:25501 ブラウザ: 4788 全話視聴して、改めてこの監督の作品は肌に合わないのかなとちょっと感じてしまいました。 凄さは感じますし、面白いという人の意見も分かりますが、うーーん。。っと言った感じ。 ウテナの頃もギャグは好きでしたがイマイチしっくり来ない部分がありました。 この作品、序盤は結構楽しんで観れたのですが、中盤のピンクの髪の毛の人が精神世界みたいなところで妹さんと話しをしているあたりからちょっと付いていけなくなった。 最後の方でいきなりストーリーが動き出しますが、その流れに意味は分かっても頭に入って来なかったのが感情移入できなかった最大の点だと思います。 ちょっと話が急に動きすぎてキャラが生きてなかったですね。特にお兄ちゃん。 個人的には話の底は見えてしまったけど、色々凄い表現などあったし評価はしたいんだけど・・・・やっぱりダメだーっと言った感じでしょうか。評価は「悪い」で [推薦数:2] 2012/01/26 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by アニオヤジ (表示スキップ) 評価履歴[良い:110(59%) 普通:31(17%) 悪い:46(25%)] / プロバイダ: 1665 ホスト:1673 ブラウザ: 5345 演劇に造詣の深い監督ということが、この作品を読み解く重要な要素。 50年代から70年代まで続いた学生を中心としたイデオロギー闘争が一段落し、学生の興味が個人的、仲間内的なものに移行したとき、先のイデオロギー闘争の残滓を引きずりながら、アングラ演劇や自主製作映画が花開いた。そして70年代後半から80年代にかけて、それらの上澄みが拡散して、多くの大学に演劇サークルや映画サークルが林立した時期がある。 古典演劇や商業演劇にはない自由さも相まって、ミニマムな領域でそれぞれが生き生きと演じられていた。プレイガイドジャーナルやLマガジンを片手に、木戸銭500円程度でいろいろ見られたものである。 何か大きなテーマを使命を持って描くのではなく、一種のナンセンスを武器に、刹那刹那に感じるものを描き演じているものが多くあったと記憶している。「なにもない」と言ってしまえばそれまでだが、芸術やエンターテインメントを素人が観賞・鑑賞することは通常そういうレベルの楽しみだと思う。 さて、前置きが長くなった。 かつてこの監督が作った『少女革命ウテナ』を見たとき、まさに演劇を見ている時のような印象を強く持ったことを覚えている。まぁ、演出方法などから多くの人が抱く感想であるので当然だが。 ただ、そのときは、これをアニメでやる必要があるのか?ということを強く感じて、アニメである必然性や整合性を感じることができず、どちらかというと個人的評価は低いもので、記憶の片隅にある程度の作品だった。 12年ぶりの監督作品である本作は、演劇的作法をある程度背後に潜ませながら、アニメエンターテインメントとしてクォリティーの高い仕上がりになっている。 テーマはいろいろな種類の「愛や絆」、あるいは宮澤賢治への言及が随所にある通り「自己犠牲」と云う日本人のアイデンティティーに根差すものなどであるが、それぞれに対して決めつけや普遍的性格付けをすることはあえて避けている。そしてそれをどのように読み解くかは視聴者にゆだねられることになる。 したがって、見る人によってヒットするポイントが相当異なるのではないかと思う。 私の場合は「子供ブロイラー」という仕掛けに相当引き付けられた。 結論のないテーマを描くとき、この作品のような手法は大変良いと思う。ただし誰がつくってもうまくいくものではなく、むしろ、相当難しいものだ。本作では、監督の手腕と教養によって見事に結実している。決めつけて視聴者を誘導するような作品が氾濫している昨今、貴重な良作だと思う 2012/01/26 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by フスー (表示スキップ) 評価履歴[良い:100(70%) 普通:30(21%) 悪い:12(8%)] / プロバイダ: 3711 ホスト:3518 ブラウザ: 5345 最後まで見て思ったのは「うーんなんだったんだろ?」っていう感想。 前半1クール目くらいは非常に先の展開がきになって楽しみにしてたんだけどだんだん興味が右肩下がりに・・・。 彼らが本当の家族ではない事とか、親がテロ犯だっていうところ、あと子供ブロイラーあたりが後半の大切な点かなぁと思うけどいまいち関心がもてなかった。 もともと、全て理解して見るというよりフィーリングで見るタイプのものだと思うので、じゃあ何が見たかったのか?どうしてほしかったのかイマイチ見てる自分としても分かんない。 なんとなく、つまんなくなってきたなぁと感じて、出だしがよかっただけにちょっと残念だった。 もしかすると、あの日記や帽子の秘密が明かされるとか期待していたのかもしれない。 でも、他とは違うものを見せてくれて、こんなによくわかんない作品なのに最後まで見れたというのは作品の力だと思った。 [推薦数:7] 2012/01/22 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by E・カリング (表示スキップ) 評価履歴[良い:31(69%) 普通:6(13%) 悪い:8(18%)] / プロバイダ: 12937 ホスト:12714 ブラウザ: 6403 虚飾にまみれた、映像演出を除いてはほとんどの面で水準に達していないチグハグな作品。 最終話では不覚にも感動してしまいました、「不覚にも」と付けたのはエピソードの地道な積み重ねが最後に花開いたからというのでは全然なくて、 華麗な映像と詩的でキレイなセリフとBGMのおかげで、完全に条件反射的に感動させられただけだからです。 いいものを観たとは思いますが、24話にわたる意味不明な物語の果てという最悪な環境で見せて欲しくはなかった。 ピングドラムなる、現実世界での「愛」や「承認」といったものに似た性質を持った実体のある(らしい)存在を、やりとりするのが物語の大筋です。 しかし本職の担当者が存在しなかったのか、例の呪文が苹果が手にする前になぜか桃果サイドから陽鞠サイドに移動していたりといった杜撰さが目立ち、 ストーリーテリングの技術の引き出しが著しく少ないために、謎を置いておいてずっと後になって「実はあのときのあれは・・・」 のワンパターンの構成に最後まで頼りきる回想地獄となってしまいました。 加えてほとんどその場の思いつきのように思えるオプションによる無駄な分岐の数々も、合わせてストーリーの流れをいちいち分断し、 観客は脳内で物語を再構成しながら作品を愉しむことを強いられました。 この拙い構成には、物語の練磨という点ではピングドラムを着想した時点がピークで、あとはその原資を膨らませるのではなく、 ひたすらそれが磨り減らないようにしながら物語を展開させるという、不可解な制作姿勢を感じました。 そのピングドラムですが、有限性があったり、枯渇すると持ち主が死んだり精神が涸れたり、借金みたいに返済する概念があるという、 現実世界の愛や承認にはありえない性質を持たされています。 この欠落を持たされた性質のために、観客はなにを感じればいいのかよくわからないものを、見せられることになったと思います。 いや、愛や自己犠牲の精神のような何かを感じるものはありましたが、それはこのような性質を持たせられたものから回りくどくされるよりも、 観客は既にもっとストレートな形で伝えられ知っていたものであって、この作品からもたらされたものかというと、そうではなかったと思います。 愛や承認の比喩として描かれるピングドラムですが、本来にはありえない有限性を付加したため、 それを扱う登場人物は必要の無い苦労を強いられることになりました。 その姿は美しくはありますが、それは観客自身が持つ倫理観をあてはめて、すでに答えとして持っているものを再確認しているだけで、 作品から何かを受け取ったという実感は乏しいものです。 それでもいいと言えるかもしれませんが、作品の出した答えがたとえ観客が既に知っている「なんだそんなことか」というようなものだとしても、 それを「やっぱり良い物だな」と実感させるのが物語の力というものだと思うんですが、 この作品の場合は逆に観客がはじめから持っていた答えは、作品を許容するために使わせられてしまっているようなところがありました。 この作品できわめて特徴的なのが過剰なまでの抽象化やイメージ化を手法として用いたことですが、 問題はそれが作品が語りたいことへの理解を拒否しているようにしか見えなかったことです。 作品内の現実と非現実の境界線の位置も最後まで曖昧なままで、まるで変数がいくつもある連立ではない方程式を解いているような気にさせられ、 何かを確定させようとするとどこかに矛盾が生じてしまい、そしてその矛盾が生じる関係性は抽象化と称して有耶無耶にしていると感じられるものでした。 最初はその変数を埋めるものが数々のメタファだと思われたんですが、終わってみればそれらは全てその時限りのもので、 この抽象的な諸々を読み解く労力に報いてくれるものではありませんでした。 でもそれらが既に自分が持っている知識の中に有るものだった一部の人達の中には、答えが見えたと感じた人が少なからず居たようです。 でも、じゃあその答えとは何、と思ってネットやいろいろな所でこの作品の感想を読んでみても、 それが運命論にしても家族の物語というにしても、何を描いた作品かという点になるとみんな少しずつ違うことを言っているようで、 実はみんな「輪るピングドラム」という鏡に映った、自分の読書体験なりの内心を見ているんじゃないだろうかという気がしました。 意味不明に見えるものの中に、自分の知識や経験につながるものが垣間見えた人が「作品と繋がった」と歓喜するのは解かる話ですが、 でもそれは作品の中から得たものじゃないと思うんです。 TVのインタビューで監督は「深く考えて創っていない」と言っていましたが、あながち嘘や謙遜ではないように思います。 出だしの燃料だけ投入し、途中に置かれたメタファで道筋を匂わし、でもどの地点に導くのかを語るというクリエィターの本分は、 抽象的な表現で茫漠とさせることで、観客の読書経験に丸投げしてしまったというのがこの作品の本質のように思えます。 あいかわらずハルキを読んでいれば解かるとか、ドストエフスキーやニーチェを読んでいれば解かるとかいう言葉もよく聞こえてきましたが、 それらはこの作品のよる誘導が上手くいったがゆえに出てきた言葉なんじゃないかと思います。 制作者はどうもアニメには考察という楽しみ方があるということに着目して、初めから答えを用意していなかったようです。 結局イメージ化・抽象化とはいうものの、クリエィターとしては概念に適切な形を与える作業をサボり、 物語の形にするために考えなければならないのにしなかったことを、見えにくくするためのイメージ化・抽象化であったともいえると思います。 それと僕は、この作品の根底に流れる志操が好きにはなれません。 時籠ゆり絡みのレズビアンやふたなりといったスキャンダラスなネタの扱いは興味本位の範囲からは出ておらず、 ペンギンを使った下品なエロネタとあわせて、感性が欠如した浅薄な計算だけで観客を釣ろうとしていたことが判りますし、 そのゆりや多蕗が、虐待されていたとはいえ、その親が消えた世界に改変してもらったことを感謝していたり、 大量殺人を犯した冠葉がなんら悔悟や贖罪の情を見せないまま運命の乗り換えに進んだりという描写は、 なんとなく良さそうに見える物語を、掘り下げないまま良さそうというイメージだけで配置したもので、 そこには愛を標榜している筈のこの作品が無自覚のまま有している、異常なエゴイズムが顔を出していると感じるものがありました。 地下鉄サリン事件や酒鬼薔薇事件を扱うかのように見せかけた客寄せも褒められたものではないですし、 それに続いて犯罪被害者と加害者の家族という、重いテーマを扱うかのようにミスリードに利用したことも下品です。 どう考えても運命の乗り換えのごときファンタジーなどより軽く扱っていいテーマではありません。 こんなこと血が通った思考の人間に出来るものだろうかと、関心を引くためならなりふり構わぬという姿勢が見えて、 重大なモラルの欠如を感じました。 様々なメタファの数々も同様に、殆んどすべて見せっぱなしで終わっておりこれも客寄せに終わってしまった感があります。 これは一応この作品が独特の知的で甘美なムードをまとうのに、充分すぎるほど役立ったとは評価できますが、 (この作品のこの感じ、妙に何かに似ているなと思ったら、まるでプレーボーイの口説き文句でした、どうでもいいですが・・・) 60〜70年代は「共同幻想論」、80年代には「構造と力」といった難解といわれる本を、小脇に抱えて闊歩する人の姿が街で見られたと聞きます、 この作品には90年代の総括どころか、80年代以前のそんな空気感の亡霊的なところがあります。 この作品をめぐるネット上の諸々を皆迄は言いませんが、そういった「知的なるもの」を身を飾る道具にしか使わない人達と、 接するトレーニングを充分積んでいない若いアニメファンを混乱させたのは罪深いです。 重大事件もそうですが、ネタを扱う姿勢がどれもこれも軽率にすぎたと思います。 この作品の問題は、全てを幾原監督の強烈な個性に丸投げしてしまった、制作体制のイビツさから生じたものだと思います。 それは本来映像作家であるべき監督が、自分のやりたい映像演出を存分にするために、作画以外の権限も掌握するために敷かれた体制といえ、 その結果、こんな僕でさえも感動する素晴しい映像作品が出来上がりましたが、 その反面本芸以外はかなりルーズにしてしまったものだと思います。 またその映像にしても、東京タワーの代わりに巨大なダビデ像がそびえる世界や大玉転がしのような「?」が付くものもたくさん生まれて、 玉石混交になってしまっています。 やはりもう一枚上に、提出されたアイデアを取捨選択する役職を置き、本職の脚本家をつけるべきでした、 そうすることが監督の才能を最大限に引き出す環境だったと思います。 評価は「とても悪い」です。 なりふり構わぬネタ撒きで関心を集め、過度の抽象化によって鏡のように観客の内面を映すことで、何かを語っているように見せかけた奇っ怪な作品。 観るなら1話の強烈にブッ飛んだ感覚に痺れ、9話の知的で甘美なムードと最終話の華麗な映像に酔うことだけで充分だと思います。
2012/01/19 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by KODOKU (表示スキップ) 評価履歴[良い:614(65%) 普通:133(14%) 悪い:197(21%)] / プロバイダ: 12010 ホスト:12222 ブラウザ: 10777 やってくれた。やはり、やってくれましたねこの作品。 【良い点】 ・生存戦略。 これほどまで強烈な演出もそうはお目にかかれない。もうこの時点で満腹。 何故か毎度、爆笑してしまうw ・19話〜21話。 いよいよ物語の核に迫り始めた部分。 そして21話で明かされた衝撃の事実。あのEDには鳥肌が立ちました。 【悪い点】 ・2クール。 これが悩み所。 確かにこの作品、「このシーン、何か意味あるの?」という場面が半端なく多いのだが、実はそれが結構、大事な伏線だったりするw なにより、2クールだからこそ、これだけのものを表現できたのだろうということも、 全話観た今だからこそ頷けるものがある。 ただ、 林檎、ゆり、多蕗関連の話がちょっと多すぎる/長すぎる。これはいただけない。 なんならいっそキャラクター丸ごと削ってもとも思う(さすがにこれはやりすぎだが)。 なんにしてもこの作品、リアルタイムで1話ずつ観るのは絶対に不向きな作品だと思う。2クールなら尚更。 ちなみに私は15話から24話までは一気に観ました。 【総合評価】 おそらく、途中で視聴を断念された方もおられるかもしれない。 たしかに、 序盤の由々しきテンポの悪さ、あまりに多すぎる謎・伏線・情報・・・・・ これらをすっぽり受け入れた上で、あまつさえ半年間という長い期間、視聴を続けるのはなかなかの根気が要ります。 かくいう私は、 規格外なことこの上ない1話、2話で見事にこの作品に懐柔されてしまい、 2クールは長いなぁとぼやきつつも、なんだかんだで全話、鑑賞。 その結果が、この評価である。 とはいえ、 最終回まで観たにもかかわらず「?」だらけではあるのだが、 それでも、 この類を見ない、ぶっとびまくりの演出、映像、物語・・・・・ 様々なぶっとび要素を内包したこの作品を、なによりこれを作り上げた幾原監督には感服の一言です。 ちなにみ私は幾原監督作品を初鑑賞だが、 早くも次回作が気になってしまうほど、自分の中では注目のお方になってしまいました。 できることならもう一度、1話から鑑賞したいところ。山ほどの伏線が解消されるでしょう。 1話だけは再鑑賞しましたが、 まさか1話にして24話の伏線が敷かれていたのには参りました。 それにしても2011年は、なるほどオリジナルアニメ作品の大大大豊作の年でしたが、 最終的に、自分の中でNo.1の座についたのは、 『たまゆら 〜hitotose〜』でもなく、 『魔法少女まどか☆マギカ』でもなく、 本作品・『輪るピングドラム』だったようです。 [推薦数:2] 2012/01/16 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by taki__taki (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(50%) 普通:0(0%) 悪い:1(50%)] / プロバイダ: 7720 ホスト:7454 ブラウザ: 4789 アニメ全話視聴。数話だけ数回見直し。小説未読。「少女革命ウテナ」少しだけ既読。 【良い点】 ・作画美麗。だが繰り返し出しているのはちょっと。 ・謎を次回に引っ張る演出。 ・ペンギンは可愛い。 ・いい意味でも悪い意味でも非現実的。 ・少女マンガ的で女性にウケが良いと思う。 ・謎解き形式でもあり、推理小説ではないが、推測好きな視聴者には楽しめる。 【悪い点】 ・東京の列車の看板は好きではない。あれは事件のモチーフにも使っていると思うが。 ・個人的に少女マンガ的な演出やセリフがダメだった。 ・キャラが全員誰かに依存している思考をしていること。 それは「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」と言われてもしょうがない。 ・あんな医者はいないw また病院であんな服装でいい訳がないw ・どこからか上から目線で言われる感覚にイラだつ。 ・ラーメン屋が廃墟化してた説明は? ・展開が都合良過ぎる。上げればきりがないが、言ってなかったことを 実はこういうことがあって、というのはズル過ぎる。 ・巻き込まれ感だけ強く、誰もちゃんと問題解決に挑んでいない。 目先の「自分勝手」な思いを遂げようと囚われているだけ。 ・地下鉄の事件、子どもブロイラーなどモラル的に嫌悪感が強い。 実際の事件に近い者は作品として見づらいし、それは真っ向から取り上げたテーマではないと、 エンターテイメントのリアリティを生む演出程度で採用してはいけないことだと思う。 【総合評価】 個人的には少女マンガや女性向けの作品を理解できない「野郎思考」なので、 こういうアニメや漫画を視聴してみるのだが、また今回もダメだったという気持ち。 まずキャラ個人が誰からも自立していない、 精神的な共依存から逃れられない、また自ら進んで縛られに行っている感じが 個人的には反吐が出そうなほどキライなので、この作品は合わなかった。 その点を「家族の絆」と表現したいのだろうが、 監督の意思と違い、言いたいことの質感が変わってしまったのではないの? と言う気がする。 ともかく「運命」とかの言葉を使われる時点で虫唾が走る体質なので、 自分でも「なんでこの作品を見たのか?」と思うが、 監督自身に興味があったので視聴、しかし、監督の作品表現と思想の面白さが、 個人的な嗜好から乖離しすぎてて、エッセイ集かインタビューで見たほうがいいか。 MAGネットまでで止めとくべきだったか? しかし、謎とか作画とかで作品の評価を定めてはいけないと思う。 最後のピングドラムは、あれだけ引っ張りに引っ張って、それ? と言う気持ち。 個人的に「自己犠牲」は愛じゃない。 ナルシシズムの域を出れていないぞ、と言いたい。 こんなの自己分析の初歩中の初歩のではないか。 感想は深いとか多かったようだけど・・・・・。 キャラに率直さがなくて、ややこしくて面倒な感想しか残らなかった。 つまり全員が「女性的」で雄々しさがかけらもないのである。 2012/01/08 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ヒロシゲ (表示スキップ) 評価履歴[良い:431(69%) 普通:66(11%) 悪い:124(20%)] / プロバイダ: 5500 ホスト:5405 ブラウザ: 4788 ここの評価の長さを見ても解りますが、深く語られている作品です。 こういう「語られる余地」が多く残されていて、なおかつなにかしらの魅力があった作品と言うのは、アンチの多さもさることながら、ファンも多く、そして後年まで深い爪痕を残すものです。最近ではまどマギもその一つであったと私は考えています。 おそらく、この作品はそして作るべくして作られていると思われるし、それに成功していると思います。その語られる余地にこそ今作の魅力がつまっていると思います。 内容もかなり入り込んでいて、キャラも多く、一度の視聴でははっきり言って深く突っ込んだ事を言うのは憚られます。 キャラの多さにしてはあまり浅い扱いは無く、掘り下げて描かれます。 ただ、このせいで本作のわかりにくさに繋がっている気もします。それと24話の長さ、回想の多さ。 序盤のりんごちゃんの突っ走り方から、風変わりな演出まで、かなり浮き沈みの激しい作品でしたが、中心である高倉兄弟の愛自体は多分に感じることができる作品であり、その部分はぶれていないと感じました。 キャラデザも良く、ペンギンも可愛い。作画も良く、演出お魅せてくれる。 中盤の作画は悪いのと、カンバの声が微妙。 評価はとても良い。最終回で評価がワンランクアップしました。 どういう経緯があったのか詳しくわからないけども、兄弟の願いが届いてほっとしました。 もっと読む「重い病をもった妹ひまりと,その兄二人(双子?)の物語。死んだと思った妹が,突然未知の人格になって息をふき...」 by コタツ 次のページを読む この評価板に投稿する |
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