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ルパン三世 GREENvsRED (アニメ)

読み仮名: るぱんさんせいぐりーんたいれっど
総合情報評価
(評価投稿)
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作品紹介(あらすじ)

『ルパン三世』誕生40周年記念作品。
2008年3月8日に先行ロードショーし、4月2日にDVD発売。

原作:モンキーパンチ
配給:東宝
監督:宮繁之
脚本:大川俊道
キャラクターデザイン:西村貴世
メカニックデザイン:水村良男
音楽:大野雄二
アニメーション製作:東京ムービー
制作:トムス・エンターテイメント:日本テレビ:バップ

キャスト
ルパン三世:栗田貫一
次元大介:小林清志
石川五右衛門:井上真樹夫
峰不二子:増山江威子
銭形警部:納谷悟郎
ヤスオ:片桐仁
ユキコ:平野綾
放送開始日:2008/03/08(日本)
公式サイト
1. ルパン三世
最終変更日:2008/02/18 21:32:34 / 最終変更者:634 / 提案者:634 (更新履歴)
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1. 2008/05/08 良い by kuma-r1 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:30(86%) 普通:0(0%) 悪い:5(14%)] / プロバイダー: 15121 ホスト:15199 ブラウザー: 10594
ルパン三世誕生40周年記念作品。歴代のルパン三世を知っているとどこか懐かしさを感じる作品。ファンサービスを感じる作品に仕上がっている。

ストーリ序盤からいつものルパンストーリとはまったく違うので戸惑ってしまった。でもストーリー序盤はおもしろくよく出来ていたと思う。作画レベルも高く現代版ルパン三世のいい見本になったと思う。音楽も相変わらず素晴らしくかっこいい。

しかし全体的にストーリを見るとあまりおもしろくはなかった。薄っぺらく理解しにくいストーリーだった。あと最近のアニメ作品全体に思うのだが技術の進歩により映像の美しさは当たり前になった。しかし中身(ストーリなど)は今も昔も関係ない。結局中身で評価は決まる。ルパンの新作が出るたびに中身不足感をいつも感じる。ルパン三世の魅力を生かしきれていないことにもったいなさも感じる。

ルパン三世をアニメにするだけで注目度は非常に高い。誰が見てもおもしろいと思える歴代ルパンのような爽快感を多くの人は待ち望んでいるのではないのだろうか。そういう意味で評価は「良い」以上は付けられない。
2. 2008/04/13 良い by ねぶそくのタカ [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:90(45%) 普通:63(32%) 悪い:46(23%) 推薦人:11 推薦評価:12] / プロバイダー: 16572 ホスト:16324 ブラウザー: 5234
これはOVAかつ40週年記念だからこそ許されるネタだろう。迷作であり力作であり良作でもある。そんなイメージだ。

この作品のありかたの是非は置いておくにしても、「面白さ」においては最近のルパンシリーズの中で抜きんでている。作画からしてレベルが違っていたし。
時系列をむちゃくちゃと言えるほどにシャッフルしていて、結果ストーリーが難解になるものだから置いていかれないように必死に集中して視聴してしまう。いつの間にか物語に自然に引き込まれると同時に、なんとかメッセージを理解しようと自然と集中して視聴してしまうのである。そういった工夫は上手い。

しかし『ルパン三世』の1作として見たらどうだろう。今作のルパンは何も盗まない。誰も助けない。痛快さも爽快感もない。カッコよさはあるけど見たい形でのものじゃない。いつものルパンじゃないどころか、『ルパン三世』ではないとも言えてしまう。

とりあえず私はこれをルパンシリーズの一作ではなく、ルパンという存在を独自に解釈して作られたプロによる2次創作ものであると解釈する。ルパンらしさがない作品はルパンシリーズとは認められない。認められないんだけど、やっぱり私には"あり"なのだこの作品は。「ルパンっていうのは、こういうことなんじゃねぇの?」って作り手の解釈を見せ付けられてるだけなんだけど、魅せ方が上手くて面白くてこっちも「うん、そういうのもありかもね」ってうなずきたくなる。

もしルパンシリーズをDVDでそろえたら、時代順に並べたDVDとは別に一番端っこに特別枠で置いておきたくなる。そんな作品。
3. 2008/04/11 良い by Tokyo16 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
推薦人:HUNGRY SPIDER /アマンドの木 /アニオヤジ
評価履歴[良い:79(72%) 普通:13(12%) 悪い:18(16%) 推薦人:24 推薦評価:30] / プロバイダー: 13951 ホスト:13771 ブラウザー: 2462
一個の作品として見た場合、お世辞にも褒められた出来ではない。
時系列の錯綜は、それが繋がったときのカタルシスに見合うものではなく、「ただ錯綜させてみた」という程度。
「日本の核武装」「不甲斐ない若者への失望と反抗」などは正直、宙ぶらりんで非常にどうでもいい。
事実、クライマックスに何の影響を与えていない。ただ「やってみた」だけだ。
ルパン大増殖やルパン大反省会のような要素も、すぐに無意味化してしまう。
(ルパンの相対化というテーマには沿ったものだったが)
個々の要素が、うまく噛み合っていないのだ。
だから、「旧式」と「新型」の対決という、盛り上がるハズのクライマックスに向かってボルテージが全く上がらない。

それでも、細かいシーン単体では、非常に良い仕事をしている。
クライマックスの原作タッチ再現などは、この30秒のために見るだけの価値がある。
詰め込みすぎということは、逆に言えば見所盛りだくさんということだ。
近年のTVSP版に感じていたような、「希釈化された間延び感」は全くない。
そして、ルパン・ムーヴメントの流れの中に置いたとき、本作の価値は大きく跳ね上がる。

俺はもう、2000年代のルパン見てるとツラいんだ。
特に、銭形や五右衛門の声を聞くだけで痛々しい。
レギュラー声優の高齢化は、誰の耳にも限界だと解るはずだ。
それでも、止めろということもできない。誰か止めてくれと願うばかりだった。
伝統芸化し、何となく数だけが重ねられていくTVSPシリーズへの煩悶もあった。
「はいはい、ルパンねルパン」と、飽き飽きしながら金曜ロードショーにチャンネルを合わせる。
期待を下回りも上回りもしないマンネリ化した内容に、「ルパンだから」と無理矢理自分を納得させるのだ。

そういう俺の気持ちを、汲んでくれる作品ではあった。
作中で次元はこう言った。「ルパンってのは、組むとスゲェ面白いヤツのことだ」と。
なら、近年のTVSPのルパンは、俺にとってルパンなんかじゃない。本作はどうだ?
詰め込みすぎて噛み合わない、「とりあえずやってみた」感の漂う演出……まぁ、自分で言うほどスゴくはないw
だが、「ルパンってのはスゴい奴のことだ!」「スゴいルパンを作ろう!」という意気込みは感じたし、
その片鱗は見て取れた(少なくとも見所に困ることはない)
ルパンが陳腐化した"今"だから作れる、"今"の空気を感じられる作品であることは間違いない。

そして何より、「ルパンの再定義」により、キャストを交代させるのに相応しい土台を作ってくれた。
きっとルパンは、山田氏が亡くなったとき、ひっそりと別人に変わっていたのだ。
同じように、ルパンを追うものが銭形なら、もう誰が声をあてても銭型になれる。
ルパンの傍で銃を撃つものが次元なら、誰が声をあてても次元になれる。
本作でついに、ルパンは伝説から神話になり、永遠の命を約束されたのだ。

ルパンは死ぬことはなくなった、ならばこの先、人気の続く限りルパン作品は作られ続けるだろう。
勿論、本作のような実権作でも、いわゆる「正統派」であってもいい。
その中から本物の「スゴいルパン」が生まれれば、俺には充分だ。
本作はガンダム・ムーヴメントにおける『∀ガンダム』なのだ。

ただ、本作の大コケで、新規路線自体がポシャるようなことがあれば、残念としか言えなくなるだろう。
(古川ルパンが一作で潰されたときのように)
よって本作の正当な評価には、なお数年の時を待つしかない。
2008/04/11 過渡期だからこそ実現できた、世代交代の為に重要な立ち位置のルパンという考え方は、「作品の出来」にばかり目が行ってしまう私などが、到底及ぶところではなかった。彼の前衛精神を汲むことができる自由さと頭脳、それに説得力を持たせるだけの文章能力には、最早羨望の念さえ感じてしまいます。 by HUNGRY SPIDER

4. 2008/04/10 最悪 by HUNGRY SPIDER [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:167(41%) 普通:65(16%) 悪い:172(43%) 推薦人:45 推薦評価:70] / プロバイダー: 4807 ホスト:4661 ブラウザー: 7395
ルパン三世生誕40周年記念作品にして、シリーズのOVA版第3弾だけど…残念ながら自分の感想は、「面白い」とは程遠いものだった。

記念作品、という触れ込みが作品の価値を最も雄弁に物語っているとしたら、本作は成功したと言えるかも知れない。
「カリオストロの城」の主題歌「炎のたからもの」起用に始まり、「贋ルパン大集結」という設定(これ自体がどこか「複製人間」を彷彿とさせる)にかこつけて、世界各地から、1st、2nd、宮崎版などなど多種多様なデザインのルパンの集結(別名ルパンのバーゲンセール)、過去のシリーズ作品に対するオマージュを思わせる、派手なチェイスやお宝の正体…「メモリアル」として、過去のルパンを映像で再び見られるサービス精神に溢れた作品という意味では、なかなか美味しいと思えるかも知れない。
しかし、厳しい意見になるが、自分はその本作最大の目玉であろう「サービス」自体が、既にいただけない。
大体、「緑ジャケ(過去デザイン)のルパンをもう一度」に対してさえ、別に自分は過去のシリーズには詳しくないから殆ど感慨を抱けないし、それ以前に、現在の赤ジャケ以外は全て贋物で、扱いが散々だから、彼らは「ファンサービス」ではなく、「客寄せパンダ」としてしか機能していないように思える。仮に自分が、過去のルパンに強い愛着を持っていたとしたら、あまりの扱いの悪さに、それこそ激怒したことだろう。本当のサービスとは、颯爽と舞台を駆け巡るルパン及び一味を堪能させることであり、「とりあえず出しとくか」的に数多のデザインを無理に詰め込んで、外見だけを充実させてみても、空しく感じるだけなのだから。

そんな本作の物語は…「複雑じゃないのに曖昧模糊としている」とでも言えそうな、性質の悪さがどうにも引っ掛かるものだった。平たい言葉を使えば「意味不明」ってことだが…何故、そのように映ったのか。
本作は、大筋を敢てぶつ切り的に展開した上で、回想録をその後に挿入することで、物語を成立させている感があるけれど、この繋ぎ方は失敗だと思える。急に話が飛んだかと思ったら、時系列的な立ち位置がよくわからない過去話を延々と聞かされ、更に何時の間にか現在に戻っている…という、何とも混乱を来たすようなやり方なのだから。更に、本作のシークエンスは基本的に「ムード重視」とでも言おうか、あまり多くを語らず、雰囲気で愉しませている感じなのだが、本作はどちらかと言えばアクション重視のハードなルパンであるだけに、長すぎる緩はマンネリを与えている。つまり、「時系列的な混乱」と「緩急のつけ方の不味さ」…即ち繋ぎ方の杜撰さが作品のテンポが非常に悪くしていたわけだ。その為、愉しむどころか物語に入り込むことすら難しく、見ていてなんとも釈然としない気分を味わってしまった。
具体的に見ると、赤ジャケルパン(本物)の登場の仕方が、「流石!!」と膝を打ちたくなるような、絶妙なものだったことなど、光る部分も少しは存在するが、物々しい雰囲気「だけ」で全く活躍していないお宝の持ち主、殆ど脇役のような扱いのルパン一味、有能なのか無能なのかよくわからない銭形、見応えを感じる前に終わってしまう泥棒稼業、などなど、一個の「ルパン」として見ると「面白さ」からあまりにかけ離れた要素が多過ぎる。
そして、本作のもう一人の主軸は、恐らく「緑ジャケの贋物(ヤスオ)」だとは思うが、正直な話、自分はルパンのゲストキャラでこれ程、魅力を感じない人物を見たことがない。彼に関しては、贋ルパンとしての活躍の内容と、その一方でラーメン屋を営んでいるジレンマ、恋人ユキコの想いの交錯が見所なのかも知れない。まぁ、活躍面ではそこそこ有能さが垣間見えて良かったのだが、普段の言動を見る限り、彼には殆ど知性を感じられない為、贋ルパンとして捉えるにしても違和感があったし(天才ルパン三世が持つ深遠さを全くと言っていいほど漂わせていない)、恋人との関係に関しては、曖昧に暈しているとしか言いようのない適当な終わらせ方をしていた。つまり、両面に於いてキャラが持つ魅力を引き出していないのだ。彼自身の回想録を描くことで、人物像を引き立てていたのかも知れないが、上述の通りそれは作品のテンポを悪くするだけだったし、そうするならば普段の言動や恋人の立ち位置など、リアルタイムで見られる部分をより丹念に描いてほしかったところ。

まぁ、ルパン三世は国籍・容姿はおろか本名すら不明なので、本作の曖昧さこそ、ある意味「最もルパンらしい」のだろうが、それを物語を適当に終わらせる免罪符にしているつもりだろうか? だとしたら、自分には「甘い」としか言えない。サービスの部分にけちがついてしまうと、アラが嫌というほど目に付いてしまい、全然愉しめないような作品だと、自分は感じてしまった。
以上の理由と感想から、自分の本作に対する評価は「最悪」とさせていただきたい。
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