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[アニメ]図書館戦争: 推薦を受けた評価(感想/レビュー)


としょかんせんそう / LIBRARY WAR
注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: 文学:図書館戦争
アニメ総合点=平均点x評価数3,481位/3,702作品中(総合-16/偏差値44.84) 3,480位<= =>3,482位
アニメ平均点(評価10個以上限)1,670位/2,044作品中(平均-0.24=普通/68評価) 1,669位<= =>1,671位
2008年アニメ総合点173位/184作品中 172位<= =>174位


評価ポイント推移(横軸=評価数)
簡単投票
映像1.00(良い)4
キャラ・設定0.75(良い)4
声優・俳優0.75(良い)4
ストーリー0.50(良い)4
音楽0.25(普通)4
可愛い50%2人/4人中
考えさせられた50%2人/4人中
格好良い50%2人/4人中
熱血25%1人/4人中
勇気貰った25%1人/4人中
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簡単投票の分布
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日本69,4368168
海外2,02000
最近の閲覧数
467466453
作品紹介(あらすじ)

図書館の自由が侵される時、
我々は団結して、あくまで自由を守る


2019年(正化31年)。公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる『メディア良化法』の成立から30年が経ち、メディア良化委員会と図書隊が抗争を繰り広げる日本。

念願の"図書隊員"として採用された笠原 郁は、両親に、図書隊の中でも危険の伴う防衛員志望だとは言い出せないまま、軍事訓練に励む毎日を送っていた。郁は高校時代、書店でメディア良化隊員に本を奪われそうになったところを、一人の図書隊員に救われたことがある。その「正義の味方ぶり」に憧れ、顔も憶えていない図書隊員を王子様と慕い、自分も図書隊に入隊して本を守ることを決意したのだ。

やがて、卓越した運動能力と情熱が買われ、郁は、エリートによる精鋭部隊である"ライブラリー・タスクフォース(図書特殊部隊)"に配属されるのだが……。
(公式サイトより)

STAFF
原作:有川浩
(「図書館戦争」「図書館内乱」「図書館危機」/メディアワークス刊)
キャラクター原案:徒花スクモ
監督:浜名孝行
シリーズ構成:古怒田健志
キャラクターデザイン:中村悟
美術監督:池田繁美
美術設定:荒川直樹
色彩設計:片山由美子
日本 開始日:2008/04/11(金) 00:45-01:15 フジテレビ(ノイタミナ枠) TV / 終了日:2008/06/27
公式サイト
1. 「図書館戦争」公式サイト
オープニング動画 (1個)

あたしの街、明日の街
歌:高橋瞳 詞:高橋瞳 作曲:平出悟 編曲:平出悟 [ファン登録]
エンディング動画 (1個)

changes
歌:Base Ball Bear 詞:小出祐介 作曲:小出祐介 編曲:Base Ball Bear [ファン登録]
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(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2011/09/09 / 最終変更者:みゆきちいいいいい / その他更新者: kunku / 管理人さん / 雪霞 / 提案者:に〜ぷ〜 (更新履歴)
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[推薦数:3] 2009/06/17 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:154(60%) 普通:49(19%) 悪い:52(20%)] / プロバイダ: 1803 ホスト:1690 ブラウザ: 7368
【良い点】
キャラの顔が好き

【悪い点】
設定が理解出来ない
何を伝えたいんだ?

【総合評価】
とにかく設定が理解出来なくて、悩んでしまう。
メディア良化委員会は、司法省の組織で、国が認めた組織と言う事になりますね?
図書隊は、何の組織なんでしょう?
国が認めた集団だとしたら、両方に銃許可を与えたり発砲を許可するのは、どう考えてもおかしいし。
国とは関係ない組織だとしたら、国が図書館ごと潰してしまうべきですよね?
何処かのシーン見落としましたかね?
頭悪いせいなのか、まったく理解出来ない。

恋愛の方は、そうなるだろうと思った通りになったので、頭使わないですみました。

[推薦数:3] 2008/09/09 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:141(83%) 普通:9(5%) 悪い:19(11%)] / プロバイダ: 14047 ホスト:13885 ブラウザ: 6399
ひとことでいうと、タイトル負け(アイディア倒れ)している作品でした。
もっと理知的な内容を想像していただけに期待外れ度・ガッカリ度ナンバー1の作品でした。
誰でも一番最初に思うのは『「表現の自由」と「人権尊重」と「公序良俗」をこの作品(作者)が
どう考えているのか?』なんですが、この作品ではその疑問には何も応えていません。
これが一番ガッカリするところです。
これだけ面白そうな題名と素材を用意しておいてこの程度なの?という感じなのです。

すでに2回見直し感想&評価文章も書き終えていましたが、書き込みを控えていました。
それはこのアニメ作品にはなにかひっかかるものがあったからです。
なんだろう毎回すっきりとしない展開、観たあとの後味の悪さは何なのだろう。

それがなにか今まで分からなかった。

丁度、トップランナー(NHK放映)で原作者の有川浩 氏が紹介されていたので、それ見てから
色々考え評価をしても遅くないと考えました。
この「図書館戦争」はとても気軽に扱えないようなテーマを女性(少女)向けに、戦争でさえ
ファッショナブルに調理し激甘のラブコメに仕立てています。
この作品を作者がどういう思いで書いたのかとても興味があったのです。
このトーク番組をみて、なんとなくこの作品が生まれた動機とターゲットが分かったような
気がしました。と、同時に、いままで書いた評価文章を全面的に書き換えることになりました(^^;)。

【この作品の物語の動機・調理法】
この作品は大人のためのライトノベルだそうです。この時点で内容に期待するのは無駄です。
非常に軽いノリで書かれた作品で「ライトノベルならでは表現できること」というのが根本にあるようです。
この作品の極端な状況・世界観は登場人物に困難を与えるためだけに設定されたようで、
多くの人が言及しているように説得力のない、「いい加減な世界観と設定」になっていますが、
最初から「まともな世界観」を構築する気はなかったようです。
つまり、「まともでない(ありえない)世界観」の中で登場人物が激甘ラブコメに右往左往する様子を
つらつらと書き写しているだけ作品なのです。
世界観を無視してラブコメを楽しむことが出来ない人には向かない敷居の高い作品です。

この作家さんは作品のアイデアやキャラクターの性格付け、物語の大まかな設定ができたら、
あとは頭に浮んだビジョンを感性任せに、浮かんでくる映像を客観的にカメラで撮影するように
物語を書いていくそうです。ストーリー展開はキャラクターにお任せ、観察しています。
カメラというものはある一側面しか映し出すことが出来ない。事件の結果を見せられても
原因やその奥にある要因と仕組みをくみ取り記録し伝えることは出来ない。
そうなると物事の表面的な結果や現象しか見えてこない。これは大きな特徴で欠点です。
確かに表現としては面白くなるかもしれないが、逆に深い原因や要因や仕組みは分からない。
しかし、この作品は状況や設定によるプロットの矛盾を敢えて無視して書いているようです。
深く考えて設定しているのかもしれないけど、視聴者にはそれが全く見えてこない。
多くの評価の中で指摘される問題点はこの点に起因しているのではないかと思います。

おそらく原作小説を読めばある程度、設定に関しては納得できるのではないかと想像します。
その証拠に、原作を読んだ方の評価は概ねこの点(世界観・設定)は無視しているようです。
ヒロインが先輩とラブラブになることと「図書館の自由に関する宣言」は全然関係ないのです。
それをこのアニメ作品では「無視していい設定」だと視聴者に明確に伝えきれていません。
アニメ化に際しての大きな失敗点だと思います。アニメ化するにはあまりにも雑な世界観や
設定、シチュエーションが沢山あることはすぐに分かるのに改善していないこともです。
もっとも改善しちゃうと最終的に物語が成り立たなくなるのですが(^^;)。

【この作品で表現したかったこと】
これは明確だと思います。
おそらくは、困難な状況に挫けず明るく頑張る、大人の女性を描きたかっただけだと思う。
ヒロインは受動的で、自主的に大きな権力、不条理な法に直接立ち向かうことはない位置付け。
ヒロインは命令に従うコマに過ぎない。考え方も夢見心地(妄想)で王子様を追いかけているだけ。
対する良化隊といえば国家組織に依属しながらセクト化されたノンポリ無秩序な無頼集団。

この作品は繰り返し見るほど、図書館である必然性も銃を持って戦闘する必然性もありません。
作品の空気・雰囲気・イメージづくりのためだけに図書館というロケーションを利用しているだけで、
昔からよくある、少女向けの専門職業(スポ根的)サクセスストーリーとなんら変わりがないのです。
ちょっとインテリジェンスな響きの刺激的な添加剤として作品世界観の動機である
「図書館の自由に関する宣言」やら「メディア良化法」なる設定がお飾り(ファッション)で
付加されただけなのです。

結局、仮想近未来(SF的)日本での仮想組織同士のドンパチと甘ったるいラブコメ以外には何もない。
単に純粋な正義の旗のもとに共闘する高揚感、一体感、感傷、そういうものを描きたかった
のかもしれません。志を同じくするもの同志の甘い友情、頼れる先輩・上司への憧れ、
銃火器への憧れ、そういった軍隊的規律の美学への憧憬のみで描かれている作品のようです。
だってラストシーンは憧れの王子様と結ばれて良かったね、で終わりなのです。
恋が実っちゃえばそれで終わり?。そういう話だったのか?、それでいいのか?、
「図書館の自由」や「メディア良化法」をぶち上げておいてそれはないだろう、なんですが、
人権の尊重と表現の自由の葛藤などこの作品は最初からテーマとしていないのです。

【この作品を好きに成れない理由】
この作品の世界観・設定の酷さ、説得力の無さは今さらわたしが述べることもありません(笑)。
この作品の欠陥については 竜巻回転 様、雪霞 様、怪盗乱馬 様などの評価内容が実に的確です。

対してこの作品を面白いと思う方たちも多く居るわけです。なかでも アマンドの木 様、海上 様の
評価はこの作品の肯定派を代表する説得力のある内容だと思います。

ともかく「図書館戦争」は設定や世界観がむちゃくちゃでいい加減なことには間違いない。
この作品の評価が分かれる部分はまさにこの点で、設定や世界観をブラックジョークと割り切るか、
はたまた真摯に受け取り許せないか、という視聴者それぞれのスタンスの違いだと思います。

わたしもこの作品のいい加減な設定や世界観をブラック・ジョークと割り切るだけの
寛容な気持ちにはなれなかった、いまでも。

【無法でたくさんだ】
これは法的解決手段を放棄したヒロインの台詞で、視聴者が最もガッカリする台詞です。
この物語のクライマックスで、その後に図書館隊にカミツレの花が贈られてくることになる
物語で一番爽快で一番の感動シーン・・・になるはずですが、自分はそうはならなかった。

もし、このヒロインがこのインタビューのシーンで、殺された良化隊の親族が涙ながらに
「息子を返して」と詰め寄られたら、ヒロインはどう答えたのだろうか。
肉親を殺された人に向かって「無法でたくさんだ」といえるだろうか?。
メディアの先にはそういう人たちだって沢山いるのだ。
このようなシーンは興味あるありそうなシチュエーションだと思うのですが、
この作品ではそのようなシーンは絶対にありません。それは何故か?。

作者にとっては軽い気持ちで設定したようですが、図書隊も良化隊も撃たれて死ぬ人たちに
家族や人生が見えてこないのは、ヒロインが相手に感情移入させないためだと思います。
ヒロインやその周りの親しい人たち以外への余分?な感情を抱くのを排しているのです。
ヒロインは恐怖は感じても銃で人を撃ち殺しながら思い悩むことも葛藤することもありません。
なぜなら、この作品では自分の知人や親しい人が良化隊に属していることは絶対にない。
良化隊はあくまで絶対悪で銃口を向け撃つ対象で、ヒロインが安心?して銃口を
向けることができる相手でなければならないからです。恐ろしいくらいドライでライトだ。

この物語は良化隊を同じ人間とは扱っていないのです。

ほとんどの方が不快に思うのは「自由と人権のみならず人命」まで軽く扱っているからです。

フィクションの中で人が死のうが生きようがバーチャルなんだからいいじゃん、という考えには
なかなかなれない部分なのですが、それを敢えて軽く・ライトに扱っています。
作者はこれをライトノベルならではの出来ることだと考えているようです。
まるでゲームで的を撃つ感覚、まさにバーチャル(仮想現実)な感性です。
都合の悪いことはバーチャル処理し、美味しい甘ったるいラブコメに現実味を持たせる。
なんともアンバランスでイビツな作品です。
設定も甘ければ世界観の構築も甘い、さらには恋愛も激甘で、それを味として楽しめればいいが、
自分には酷く人工甘味料の入れすぎで美味しく味わうことはできなかった。

【最後に・・・】
書店で原作を手にとってざっと流し読みしましたが、文章量は文庫(ライトノベル)と同程度で
値段が1600円ということでここは暖かく見守ることに(笑)。値段は大人向けなんだな。
さらに帯のキャッチフレーズにある通り「甘い」というのがとてつもなく危険な香りがします。

何よりもかによりもこの「図書館戦争」というアニメ作品、心にガツンと来るものないのですよ。

ということで、ストーリー内容的には「とても悪い」と思う感想&評価です。
作画などはよかったと思うので「最悪」は免れました。
[共感]
2009/10/19 非常に分析的、かつ信念に溢れた評論で読み応えがありました。アイロニー・風刺にすらなっていない軽い扱いの題材は、本来テーマとして扱うべき存在だと思います。敵方の扱いの悪さは、メインキャラクターとして敵方の人間が一切入っていない(勧善懲悪のヒーローものですらメイン設定がきちんとあるのに)ことにも表れているように思います。 by Merci
2008/09/21 「軽く扱ってはいけない事柄まで軽く扱う」 その点を的確に説明した説得力のある文章だと思います。 by のとのーと

[推薦数:3] 2008/09/03 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1176(56%) 普通:327(16%) 悪い:603(29%)] / プロバイダ: 54094 ホスト:54070 ブラウザ: 5234
言論、表現の自由をテーマに掲げて、作品の中身を剣(権力に言い換えても良い)に剣で立ち向かうヤンキー作品にしてしまった事。
ガンジーのインド独立、キング牧師の公民権運動、ペンでスターリンと戦ったソルジェニーツィン等、
探せばいくらでもお手本があるのに、作者が剣以外のもので権力と闘う意義を理解していなかった事。
この作品の大きな失敗は、この2つです。

自分には、第1話の本屋で図書隊員に助けられて図書隊員を志す郁の姿が助けてくれた暴走族のリーダーに憧れて暴走族になる
不良作品の登場人物と重なって映りました。

それ以降も、住人の通報で戦闘行為を止める、良化隊員が平然と子供を撃つ等、図書隊と良化隊の戦闘が、不良グループ同士の抗争と殆ど差が無く、
良化隊に肩を持つマスコミに捕まった郁の台詞も不良作品の主人公の口上と何も変わるところはありませんでした。

テーマは悪くなかっただけに全て視聴し終わった時、残念な気分になりました。
[共感]
2008/09/07 「ペンは剣より強し」。この言葉を肝心の作者と制作者が理解していなかった事が、本作の最大の失敗でしょうね。そして、剣の部分も低レベルだった事が、この作品の薄っぺらさを象徴していると思います。 by 634

[推薦数:3] 2008/07/18 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:0(0%) 普通:0(0%) 悪い:1(100%)] / プロバイダ: 17184 ホスト:17206 ブラウザ: 6236
【良い点】
テーマがすごくいい。「こう来たか!」という発想だった。映像美もすばらしい。

【悪い点】
すべて。突っ込みどころ満載の荒唐無稽な設定はギャグにしか見えず、肝心のストーリーも恐ろしいほどつまらないし、古臭い。
リアリティが無さすぎるから、どんなシリアスな場面にも失笑してしまう。
主人公の性格も最悪だ。出だしから、本を抱えて座り込み、駄々っ子のように叫ぶという醜態を見せてドン引きさせてくれた。その後も、先のことを考えずに突っ走り、間違いを指摘されると「だって!」と言い訳に終始。すぐにふてくされ、相手のせいにして悪口を言い散らかす。周囲に迷惑をかけても反省ゼロ。それどころか、泣く。男の上司に怒られるたび、その目の前で涙する女子の部下、という画には心底呆れた。それを上司が「泣かせて、傷つけてしまった」と回想するにいたっては、脱力する他無い。

周辺キャラが魅力的なら救われるのだが、主人公の前ではツンだが、内心ではデレているというキャラばかり。ある意味、時代のニーズに合っているかもしれないが、一昔前の少女マンガを錯覚させるキャラ設定にはうんざり。最後に盛り上がるかと、途中はほとんどつまみ食いのように飛ばしながら見たが、ラストまで不快なまま終わった。
この作品があちこちで取り上げられ、褒め称えられているのが不思議でならない。

【総合評価】
映像とテーマだけの一発作品。貴重な時間を無駄にしたい方に、是非。

[推薦数:3] 2008/07/03 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:101(68%) 普通:29(19%) 悪い:19(13%)] / プロバイダ: 3088 ホスト:2996 ブラウザ: 5234
.
【お断り: 2008年8月5日に若干改稿しました】

「検閲」 すなわち 言論の自由や表現の自由の制限や弾圧という問題は、本来 「 表現者 」 である
著者、出版者、編集者、芸術家たちにとって最も大きな影響があるはずのものだ。権力側が有害とみなす
作品の作者は逮捕され、厳しい取り調べを受け、裁判で有罪になる。編集者も共犯者として逮捕される。
出版社には罰金などの処分が課される。演劇であれば、上演場所を提供した劇場にも累が及ぶ。
ネットであればサイト運営者 ( 場合によってはプロバイダー )、テレビ、ラジオなら発言者本人、
ディレクター、プロデューサー、放送会社上層部、映画であれば監督、脚本家、出演俳優にまで
処罰や有形無形の嫌がらせが加えられる。
それが実際に検閲の行われている ( そして、過去に行われていた ) 国々での実態だ。
いや、処罰や脅迫ではすまず、暗殺されたり、取り調べ中に拷問で死んだりする人だっている。
だから、検閲と戦うならば、まずそういう 「人間」 を守るべきなのだ。
そして、検閲反対の市民運動を盛り上げ、選挙で政権交代を起こし、検閲法の廃止を求めるのが
筋合いだろう。

この話のように、公立図書館と言いう限定的な場所に所蔵された書物だけを、しかも武力で守っても、
根本的な問題は解決しない。
たとえば旧ソ連の作家ソルジェニーツィンはスターリンを批判したとして逮捕され、8年間の
強制収容所生活を送った。その体験をもとに 『 イワン・デニーソヴィチの一日 』 を書き、
ノーベル文学賞も受賞したが、受賞の数年後に国外追放されている。では、この 『 図書館戦争 』 に、
ほんの少しでもそういった作家たちへの実際の処分を具体的に描いた場面があっただろうか?
2006年にロシアのジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさんが暗殺された事件を
覚えている方もいらっしゃるだろう。このアニメ 『 図書館戦争 』 には、小田原攻防戦と
図書隊司令誘拐事件を取材する女性ジャーナリスト ( 玄田教官の元同級生 ) が登場し、図書隊の活躍を
記事にしていた。たとえば、彼女が良化隊を支持する強硬派の人々 ( 司令誘拐グループの他にも
そうした集団はいくつもあるはず ) から嫌がらせや脅迫を受ける具体的なシーンでもあれば、
彼女のジャーナリストとしての勇気がはっきり示されてもう少しリアリティーが出ただろう。

30年もの長きにわたって図書館の敷地内やその周辺でドンパチやっている一方で、
政治家、学者、言論人、メディア関係者、一般市民が事態を変えるために何をしていたのかが、わからない。

また、そのドンパチも 「 戦争 」 と言いながら、実態はサバゲー。
「 朝9時の開館時刻まで守り切れば図書隊の勝ち 」 で良化隊は引きあげていくなんて、
いったいどういうことなのか。 良化隊 ( そしてその背後にある国家権力 ) が本気で検閲を
徹底しようとしたり有害図書を一掃したりしているようには見えない。
本気でないのにあの武装。でも実弾使っててもサバゲー感覚。
そんなことがもう30年も続いているなんて、まともに考えて、およそありえない、いや、あってはならない設定だ。

そうまでして 「 図書館の本 」 を奪い合うのが、ひとえに、作者がミリタリーでラブコメをやりたいから
というのでは、世界中で言論の自由のために斃れた幾多の先人に対して失礼千万である。
[共感]
2008/07/03 仰るように、全くその通りだと思います。本来、守るべきものは「本」というただの物体ではなく、人間であるはずです。ひととしての表現の自由でもあるはずです。この作品にはメディア(本だけじゃないんだよね)は誰のためのものか?、という大きな視点が欠落しています。 by おきゃん

[推薦数:3] 2008/06/27 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:334(77%) 普通:58(13%) 悪い:40(9%)] / プロバイダ: 28462 ホスト:28454 ブラウザ: 6342
既に中盤辺りで駄目だと思ってたが、後半でさらに目を覆いたくなる
展開に我慢が出来なくなり、とうとう「最悪」まで評価を落とさざる得ない事に……。

本作の欠点として当初から言われる設定面に付いてはずっと問題になってたが、
確かにどんな作品にでも粗や矛盾は有るしリアルに忠実とは限らないけど、
それでも面白いと思える作品には欠点を跳ね返すだけの魅力が備わってるし、
作品内の設定を納得させるだけの説得力も持っていたりする。
また作品の魅力を視聴者に対しての伝え方も上手だと思う。

上記の様な視点で本作の事を考えると残念ながら欠点を補うだけの魅力が全く備わってない所か、
観続けるごとに粗ばかりが目立ち溜め息しか出ない。ここまで何かを言わずにいられない理由は、
本作を観て一目で視聴者が素朴に思う初歩的な疑問さえ全く描かれない(答えられない)のだから
本作の内容を肯定するのは非常に困難である。

例えば6話での笠原達が、ある場所から指定図書を受け取り回収する任務が有ったが、
この時に良化隊の追っ手が発砲して同僚が軽傷を負ったが、市街地での発砲もアレだけど、
それ以上に銃を向けて来る相手に真正面から丸腰で
「アンタ、ルール違反でしょ」みたいなノリで笠原が突っ込んで行くシーンには
もはや何と言ったらよいのやら(苦笑)。こんなバカを通り越した危機感ゼロの行動なんか
大昔の刑事ドラマだってここまで滑稽なシーンは無いだろう。

ちなみに堂上の過去にも似たシーンが用意されてたが、この時には両部隊の抗争中に
迷い込んだ子供に向かい威嚇発砲した場面には本気で不快感を覚えた。
何かこういうシーンを見せられると本作に出てくる人間は
「人間に銃を向ける事の怖さを知らない」玩具の延長線上みたいな考えで
銃火器を扱ってる様に見えるのが「サバゲー」と皮肉られる訳で。

さらに本作の世界に置ける法律に付いて言わせてもらえば一体どんな物で誰の為に作られたのだろうか?
自分には本作が定められてる法律が一般市民に認知されてる様には見えない。
そもそも有害図書が存在して、いつドンパチが起こるか分からない様な場所に
一般市民が足を運ぶ訳が無いでしょ(笑)。もし法律が認知されてるなら
図書館とかに足を運ぶ人間は命懸けの酔狂としか思えない行動だろう。
何て言うのか本作の法律は良化隊と図書隊のサバゲーのルールを定める以外に意義は見出せない。
また本作には国民の視点が全く描かれないのも不気味だ。

【笠原のキャラに付いて】

本作の主人公である笠原のキャラに魅力が無いと思えるのは彼女の単細胞な思考と行動
それに直ぐ泣く女々しさ等の一連の流れにはウンザリするし、また職業モノとして見ても
彼女の本に対する思い入れや拘りも無ければ、自分の仕事に対する知識とか心構えさえ皆無に等しく、
彼女の強い意志とかが伝わって来ない。熱血バカを演じて中身まで本当のバカじゃ
キャラ自体に魅力が出て来ないし、それに笠原が本が好きとか本を読む描写が
ほぼ見られないのも首を傾げてしまう。最終回でさえ笠原は自分の為に本を読んでた
訳じゃないし、きっと彼女自身は本には全く興味の無い人間だったのかなと思う。
それに本には興味なくても白馬の王子様さえ居れば万事OKみたいな(笑)。

本作を観て既に気付いてる人も多いと思いますが、本作のストーリーを追って行くと
笠原の目線でしか物事が見えない事に気付いてしまう。確かに主人公の目線でストーリーを追うのは
基本的な事だけど、ストーリーに厚みを持たせるには主人公以外の部分にも
スポットを当てる必要だって有るのに、本作は笠原以外の視点や事情が
全く描かれてないのだから困った物だ。特に良化隊の扱いなんか醜い物で、
仮にも良化隊だって国家に属する正当な機関なのだから何かしら掘り下げる必要が有るのに、
実際には良化隊が志が無いという爆弾発言の一言で片付けられ描く事を放棄したし。

本作には笠原の視点(または図書隊)以外は存在しない、或いは考慮しない
独善的かつ傲慢な態度に共感する所は無い。特に傲慢な態度に付いては
今までの彼女の行動を見れば明らかだが、
責めて彼女が何かを学んで成長した所が見られればまだ許せるが、
自分の目には彼女が成長した様には見えない。
その証拠が最終話の「無法でたくさん」の一言だろうと。

【対話やコミュニケイションに欠けてる笠原と図書隊】

笠原や図書隊を見て思うのは彼女達は相手の事情や物事は考えなく、
自分達の主張だけは無理に通すという
相手との対話・コミュニケイションに著しく欠けてる印象を受ける。
もちろん良化隊の横暴に対抗する為とはいえ、
図書隊のやってる事も結局は良化隊と同じでは話にならない。
ちなみに笠原や図書隊が相手と建設的に話し合いで折り合いを付けた描写は皆無だった。
まあ力任せにねじ伏せるのは、ある意味ではタイトル通りに「戦争」と言えなくも無いが、
作劇としては完全にお粗末でしょう。それに笠原自身の大人のやり方は権力を笠に着せて
脅迫するのが彼女のやり方だし。

【当初に期待したのは】

本作に期待したのは不自然な組織体系ながらも、2つの対立する組織を敢えて描く事で
何かしらのテーマを伝える物だと思ってたが、実際には設定が破綻してテーマを伝える事が
出来ずに持て余した挙句にラブコメで誤魔化しに入るという小賢しい手で逃げたのだろうと。
もっともラブコメとしても年相応に合わない幼稚な恋愛ゴッコは観てて痛いけど。

【無法でたくさん……、それで本当によいのか?】

何か本作を観てきた雑感としては如何にもウケが良さそうな場面だけを取り繕って
中身の乏しさを誤魔化してる感が強いですね。
最終話にしても笠原が今までに本や芸術に関心を示した所や、表現の在り方に付いて
考えたり悩んだりした描写なんか一回も無かったのに、最終話Bパートでいきなり
マスコミに向かって威勢のよい演説をしたって説得力が全く感じられない空虚な台詞だろう。
それに説得力を欠く上に図書隊の一方的な視点でしか語られず
最後に至っては「無法でたくさん」と開き直り。
流石にこの辺りの流れには開いた口が塞がらない。
「無法でたくさん」なんて台詞が出る時点で「知力」の無さを棚に上げた「暴力」という
行為を暗に認めたも同然だろう。
この笠原の台詞を聞いて国民が図書隊を支持するのはかなり信じ難い話だ。
そもそも国民の視点自体が今まで全く描かれる事なく片手落ちだったのに、
今さら唐突に国民の視点が出て来て、しかも笠原の意見を無理に肯定する為に
担ぎ出されたとしか思えない、ご都合主義な展開には呆れるの一言だ。

【まとめ】

本作が決定的につまらなく不快に思うのは、見掛けだけ思わせぶりで中身が全く平凡なのと、
見逃せない不自然な描写が目立ち、この辺りを纏めると、
脚本が破綻して観る側に伝える物(テーマ)・納得させる物(説得力)が全く感じられない
薄っぺらな作品だったと思える。

結局この作品の本性を暴けば、勝手に白馬の王子様に憧れて仕事で男と対等に渡り合い、
また女1人で男に囲まれる逆ハーレム的な女王様気取りのカッコイイ女性の理想像を
描きたかったのではと思える。しかし、カッコイイ女性やラブコメを描くのに
あんな思わせぶりな設定が必要だったとは思えず、
実際に内容を見れば本作の設定は機能してなかったのは明白で、
本音を言えばここまで辻褄が合わない物が平気でまかり通ってよいのかどうか……。
少なくとも自分には本作を支持する事は出来ない。
本作は設定が突飛なだけの醜い茶番劇というのが最後まで観た自分の感想だったかと。

[推薦数:3] 2008/06/11 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:24(46%) 普通:3(6%) 悪い:25(48%)] / プロバイダ: 38670 ホスト:38708 ブラウザ: 4926
【良い点】
・ノイタミナ枠の割りに絵がよく動く。

【悪い点】
・でたらめな設定、世界観。
・他多数

【総合評価】
現実世界ではなく別の世界の事というのは問題ないのです。しかし、どこの世界にも内戦を誘発するような制度を導入する国家なんてありえません。なんでもありのギャグアニメならこういうのも良いんですが、こんな設定をしてくるなんて視聴者を馬鹿にしているとしか思えません。
さて、この戦争ごっこを見てみると、良化隊は、戦地まで普通の車とか使って移動してますが、格好のゲリラの標的に成ることでしょう。移動中に襲われなくっても戦闘開始後に、背後からゲリラに襲われて戦闘終了と成るはずです。幸い日本は個人で自動小銃は持てても対戦車砲など持てる国ではないので、ゲリラに対抗するためには、少なくても、戦車で移動と戦闘をって戦車戦なんて見たくねぇ。他局では00が比較的成功していたので、髭の付いたロボットでも出しとけば少しはまともになったかもw
人間関係の方も、同局のドラマを取って付けたような内容で、時間が1/2、質は1/10といった印象でしょうか。
ノイタミナは、当たり外れが大きく、原作が良いものは作りがチープで、絵が綺麗なものは内容がないという傾向がありますね。タイトルが、ちょっと気になったので見てみましたが、鑑賞が苦痛なトンデモ作品でした。今後もあまり期待出来そうに無いので最悪と評価します。

[推薦数:2] 2009/09/15 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:13(39%) 普通:6(18%) 悪い:14(42%)] / プロバイダ: 52165 ホスト:52323 ブラウザ: 10588
題名は比喩的なもので「戦う司書さん」のようなものを想像していたのですが
本当に武装して銃を発砲するとは思いもしませんでした。
表現の自由のために武力でもって権力に対抗するのは歴史上何度も繰り返されたことです。
(そして多くの犠牲や問題を現在進行形で提示してきました)
このアニメの(原作は未読なのですが)主人公たちも同様の立場におかれてるに違いないのですが
そういう設定や信念が軽くみられた作品でした。
まずストーリー全体が甘ったるいラブコメありきで構成されています。
武装部隊などそんな生易しい環境ではないしヒロインのような人物がいたならまず間違いなくぶんなぐられるでしょう。
表現の自由>内戦状態という構図にも違和感があります。
立場によってその主張は筋の通ってるものと言えるかもしれません。
ですが主人公側がそれをなんのためらいもなく推奨し特に危機迫った葛藤があるわけでもなく
(信念の強さゆえだともいえなくはないですが)
最終的に何の答えも視聴者に提示しないまま終わるというのは軽薄だと思います。
「検閲」もある意味表現の自由から発した手段なわけですから、なぜそうするに至ったのかをもう少し描いてほしかったです。
戦争とはどちらが善、どちらが悪などと簡単なものではありません。
ヒロインにああいうラブコメが存在するのなら対立する隊にも同様な人間ドラマがきっとあったはずです。
でもこのアニメはそのような描写をことごとく無視しています。
肝心の主人公も私はあまり好きになれませんでした。
まっすぐでそれゆえ失敗すること自体はいいのですが自身の中で堂々めぐりをしてる部分があり
周りがたえずフォローしなければならないという成長しないキャラで終わってしまいました。
テーマにもよりますが、個人的に主人公が成長しない作品はどうしてもマイナスになってしまいます。
斬新なアイデアを未消化のまま、それゆえ悪い部分が余計に目立つ。
原作未読のレビューなのでもしかしたら小説にはもっとたくさんの魅力があるのかもしれません。
評価は「とても悪い」よりの「悪い」です。

[推薦数:2] 2008/09/27 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:223(62%) 普通:35(10%) 悪い:99(28%)] / プロバイダ: 40360 ホスト:40264 ブラウザ: 2460
う〜ん微妙だなこのアニメ。
このアニメは感情的な箇所が多く、アニメ好きというよりはドラマの方が好きな人におすすめのアニメである。
主人公の笠原は確かに欠点だらけの女性で何が何でも感情的におしつけて行動するのだが、
最近のアニメにないタイプの女性だからなぜか応援したくなる。

ただ、このアニメテーマが「戦争」という名のドンパチというよりは「恋愛」の物語としか受け入れられなかった。
そもそもこの物語のコンセプトや理解不能な箇所が多い。
1クールで終わらせてしまっているのか基本的に分かりづらく、
図書館の構造とかも完全に説明されていない所が多い。
また、「メディア良化法」による禁止法が出てしまい、
気がついたら銃を乱射させるような行為をよく政治界が黙認出来たなと改めて感じる。
他にも最終回前による茨城の図書館の争奪戦、
あれもなぜ死者を出すほどの激しい戦いをやる羽目になったのかもあいまいなまま終わらせたのもおかしい。
もう少し話の内容(特にオチ)の部分を整理して欲しい。

また、最終回の終わり方も言いたいことを言って無理やりGood Endにしたいだけの展開だった。
「私達もこれから本を守ることに精一杯やるので応援よろしくお願いします。」
みたいな感じでこれからも続く的な終わり方もテンションが低下する。

評価は「悪い」
面白そうな展開のアニメではあるが、
これは単なる女性が好きそうな恋愛物のアニメだった。
このアニメは何を目的に放送したいのかをはっきりして欲しかった。

[推薦数:1] 2009/12/01 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:36(67%) 普通:0(0%) 悪い:18(33%)] / プロバイダ: 6307 ホスト:6402 ブラウザ: 12025
ちょっと世界観や設定に無理が有り過ぎて幾らなんでもたかが本の為に命を張るなんてどうかと思うし、
それに笠原が良化隊を撃った時に堂上が「防弾チョッキの上なら大したことにはならない」とか、また最終話で笠原が「無法でたくさん」などこんな暴言が当たり前のように受け入れられるなんて絶対に有り得ない非常識な言動だと思う。

この作品はあまりに唖然とする展開が多すぎて共感を持てる所が一つも無かった。

[推薦数:1] 2009/11/04 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】
作品のテーマは良かったと思う。

【悪い点】
テーマに対し、シナリオが追い付かなかった。

【総合評価】
「結局何がしたかったの?」最終的にはこれに尽きる。
メディア良化法という名の検閲、表現の自由を守るために日夜戦う図書館、
目の付け所は非常に良い作品だと思いました。
しかし、シナリオ展開がそれらの設定を全く活かせずに、
視聴者の視点からだとその「闘い」も茶番にしか見えない、
表現の自由を取り扱った話なのに、政治色が無さすぎ、
軍隊(ではないが)・組織モノとしては全てがヌルすぎ。
魅力的な設定があったのに、それを恋愛モノの出汁にしてしまったのが非常に残念。
かといって、恋愛モノとして見た場合も、決して出来が良いとは言えず、
また、上記「表現の自由」関連がラブコメをやる上でのスパイスにもなっていなく、
少なくとも「この作品」でやる意味が感じられませんでした。

何て言うか……
『最高級寿司の材料を使って素人がスイーツ(笑)を作ったら凄い味になった』
という感じの作品でした。

[推薦数:1] 2009/10/07 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】
特になし

【悪い点】
良く言えばあっさりしすぎ。悪く言えば主題が不明。

【総合評価】
言論統制下の内戦はまるっきり予定調和の「戦争ごっこ」で、駆け引きの道具の
銃撃戦は興ざめ。かと言ってそんな中で白馬の王子様を探されてもねぇ・・
箱庭の戦争ごっこと恋愛ごっこには、何も共感できません。
なんとなく流して見続ければそのまんま何も感じずに終わるであろう作品。
嫌悪感を覚えるほど嫌な作品ではないけど、熱く語るべきものが何もない。
どういうベクトルであろうが、もう一歩、二歩、踏み込んで欲しかった。

[推薦数:1] 2009/08/06 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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世界観がわけわかんないです。
法律のとこまではまあ、分かりましたが、武装化?武力行使?え?なにが???

なんか突拍子もない話なのに無理にこじつけようとしてるところが見苦しいです。もうすっごい見苦しい。

往生際の悪いマネをしなければもうちょっと無難なアニメになったんじゃないでしょうか。あ、無難じゃダメか。

[推薦数:1] 2008/09/16 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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全く自分には受け付けられなかった作品
メディア良化法という時事ネタ?らしきシリアスなテーマに最初は結構期待してた

しかし、テーマはオマケ程度のもので甘い恋愛がメインだった
それも苺のショートケーキに砂糖をかけるぐらい甘すぎる。少女漫画チックな作品で理想の王子(先輩)と結ばれる話

会話のテンポもドラマに近い作りで遅く、展開も遅くほのぼのアニメでないのに眠くなるとは…

主人公に全く共感できない。気に入らないことがあるとだだをこねる、泣く、文句を言う等最悪。先輩達を困らせすぎ
どう頑張っても好きになれませんでした

結局、奇抜なアイデアで視聴者を釣った耽美物
個人的にノイタミナの中ではかなりの駄作。ノイタミナのアニメを全部見てないけど間違なくそう思う
見てると胃が痛くなりましたので……ちょっと厳しいけど最悪で

[推薦数:1] 2008/06/20 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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第5話目両親が来る話で視聴を打ち切りました。
最初はネタにインパクトがあったしこういう独特の世界観の作品は好きなんで設定がイマイチわかりづらくでも気にしなかったんだけど、段々描写の薄っぺらさが見えてきてストーリーはありきたりで単純だし(先が読めるし)結局ネタだけで世界観が全く作られていない作品だと分かった。
設定が分かりづらいのは書いてる本人が理解してないから説明出来なかっただけ。
当然あちこちに都合のいい点や矛盾点やらが出てきてしまう。
それが露わになったのが第5話の両親が来る回で図書隊と図書館勤務とどう違うのか?両方危険な事に変わりはないし、一体親は何を止めていて娘は何を隠していたのか?親は図書隊とも言っていた。
本の場所、内容が分からないことに何の関係がある?(普段もやっていたし笠原のキャラでもある)新人なら仕方ないとも思うしなぜ試す必要があるのか?しかも堂上たちと比べて…。
最後窃盗犯を捕まえることが何故バレることになるのか?(これも笠原のキャラならあり得る)
一つ一つの話や設定に辻褄が合わずさっぱり理解不能だった。

それから第4話の笠原を助けに行く時の堂上の心の声(気持ち)。肝心な説明はしないくせにこういう余計な説明は入れたがる。こんなのは行動(ストーリー)や会話の中で見せていかなきゃいけないし、自分の気持ちを説明する程気持ち悪いものはない。しかも心の中で勝手に語ってるだけでただの自己満足、観てる側は知ったこっちゃない。
音楽からして感動させたかったんだろうが内容(関係性とか)もストーリーも薄いのに感動出来るわけない。

あとこれも泣きがうざい。感動させたいのが見え見え。
個人的な思いとしてあるのはこういう気が強くて男勝りなタイプは、我慢してなかなか泣かなくて最終話辺りで泣いたりすると伝わってくるものがあるけどこんなに何度も泣きを入れると薄っぺらくしか感じない。
セリフも狙いすぎてて寒い。

この無理がある設定だけでいっぱいいっぱいなのにベタな恋愛とかいらない。恋愛を中心にするならこんなネタいらないし。

結論を言うと思いつきのネタを整理せず描写が薄く世界観を確立してないから都合の良さとか矛盾が出てくる。
そのくせ恋愛はやりたい感動はさせたいという単なる独りよがりの作品。
感動させたいなら描写やストーリーが大事だし結局この大きなネタを生かせずありきたりのストーリーや恋愛に逃げてるようにしか見えない。

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