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[アニメ]空中ブランコ: 推薦を受けた評価(感想/レビュー)


くうちゅうぶらんこ / Trapeze (Kuchu Buranko)
アニメ総合点=平均点x評価数1,928位/3,702作品中(総合4/偏差値47.68) 1,927位<= =>1,929位
アニメ平均点(評価10個以上限)1,469位/2,044作品中(平均0.16=普通/25評価) 1,468位<= =>1,470位
2009年アニメ総合点96位/180作品中 95位<= =>97位


評価ポイント推移(横軸=評価数)
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作品紹介(あらすじ)

クリスマスを一週間後に控えた東京のある町、サーカスの空中ブランコ乗りである公平は落下を繰り返し不眠症を煩う。
そんな公平が病院で出会ったのは着ぐるみを着た謎の精神科医、伊良部。
往診と称して公平の生活につきまとう伊良部の前に現れるのは
ヘッピリ腰の区役所職員やスキーゴーグル着用のヤクザといったちょっと変な人々。

面白がっているとしか思えない伊良部は治療をするのか?
そして公平は心の病を克服できるのか?
以上は第1話の概要であるが、2話以降も引き続き心療内科的な患者が次々と登場し、
その心の病を克服しようとする物語。

30分x全11話
フジテレビ“ノイタミナ"ほかにて放送
原作:奥田英朗 著 『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』『町長選挙』(文藝春秋刊)
監督:中村健治
キャラクターデザイン・総作画監督:橋本敬史
シリーズ構成:石川学
脚本:石川学 村山功 田口智子
美術デザイン:常盤庄司
色彩設計:永井留美子
CG監督:森田信廣
日本 開始日:2009/10/16(金) 00:45-01:15 フジテレビ(ノイタミナ枠) TV / 終了日:2009/12/25
公式サイト
1. 空中ブランコ - フジテレビ
オープニング動画 (1個)

Upside DownUpside Down
歌:
電気グルーヴ 詞:石野卓球 作曲:石野卓球 編曲:電気グルーヴ [ファン登録]
エンディング動画 (1個)

Shangri-La(Y.Sunahara 2009 Remodel)Shangri-La(Y.Sunahara 2009 Remodel)
歌:
電気グルーヴ 詞:電気グルーヴ 作曲:電気グルーヴ Bebu Silvetti 編曲:電気グルーヴ Y.sunahara [ファン登録]
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(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2011/09/09 / 最終変更者:みゆきちいいいいい / その他更新者: kunku / Barnirun / 雪霞 / 提案者:管理人さん (更新履歴)
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[推薦数:2] 2010/01/18 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:395(78%) 普通:109(21%) 悪い:5(1%)] / プロバイダ: 28160 ホスト:28224 ブラウザ: 10225
評価が難しい、というか普通のアニメとして評価したら、それは相手の思う壺。だって、どう考えてもそういう「アニメ」を作っていないもん。その点からの評価は完全に、してはいけない事。

まず目に付くのは異常な色彩。けばけばしいを通り越して毒々しい感じすら漂わせる色と水玉模様。ただ。これはパッと見は目を引くのだけど、見ているうちに不思議と気にならなくなる。
次に実写を混ぜ込む特異な手法。これって、手間としてはもの凄く面倒な事をやっているように思うのだけど、ちょっと見ただけだとそんな感じが全くしない。むしろ意図的に手を抜いているのではないかと思わせる画面になっている。この、がんばっているのにそれをあえてスルーする姿勢は、好きだ。

この二つの特徴的な画面は、カタギの人をターゲットにした作品としては正解なのだろう。深夜番組をザッピングしている人に対して、強烈な訴求力を持っている。普通にアニメの絵だと問答無用で無視されるから。

そして物語も今の時代にマッチしたといえば語弊があるかもしれませんが、精神病を扱ったもの。だからこそ、作品の雰囲気を阻害しない形で、病気に対する正しい情報を提示している(福井っちは、ただのネタじゃあない)。物語の流れと、実際の病気に対するアプローチとは異なるものなのだから、この配慮は正しい。
各話とも、患者を主人公、精神科医を狂言回しとして進むのですが、積極的な治療というのは特にしていない。この医者は、精神病という「イレギュラー」を摘出し患者を「レギュラー」の状態に戻す事を目的とせず、精神病を抱えた患者そのものを「レギュラー」な状態だとして扱っている。

「いいんじゃない、別に」「まぁ、そういうこともあるよね」という医者の態度は、決して不真面目なものなのではないのだ。精神病は治さなければならないものだという「社会の病理」に対する、アンチテーゼなのだ。
病気も個性などというつもりはありませんが、日常生活に対する最低限の障害さえ取り除けば(それは別に本人だけが努力する事でもない)、何だかんだと上手くやっていけるのだ。現にこの作品の患者は、明確に治療がなされ病気が治ったわけでもなく、「それなりに上手くやってます」程度なのだ。

この作品は、社会全体が不安を抱え、その抱えた不安を解消しなければならないという強迫観念の苛まれている今の世の中に対する、一つの処方箋、一種の癒しなのだ。伊良部先生のいい加減に見える言動は、過剰に真面目な社会だからこそそう見えるだけであって(訪れた患者は、最初みんなそのいい加減さに呆れる)、その過剰さを取り払った社会であれば普通の態度なのだろう(訪れた患者は最後、そのいい加減さをもって自分の精神と折り合っていくのだ)。

このように、作品の主張は非常にまともなものなのですが、そこに一切の説教臭さを感じさせない事こそが、この作品の癒したるゆえんなのだ。奇抜でカオスな画面には一切の真面目さがなく、医者の言動は徹頭徹尾ふざけている。
だからこそ視聴者は、特別な事を何一つ感じる事無く、作品の主張を受け取る事ができる。ちょっとイイ話にある押し付けがましさみたいのが、全く無いというのは、とっても気楽に見られるって事なのだから。

あと、この作品は最後まで見て初めて全体的な構造が分かる。何故、日めくりカレンダーが常に出てくるのか。最初の一話二話では、何だか分からなかった脇役達の言動が、見ていくうちに分かってくるのだ。
これに気付いた時、ホンキで「やられた」と思った。

この作品ほど、最後まで見なくては真価が分からない作品もないだろう。この作品を「アニメ」として取り込めるのであれば、まだまだアニメには発展性があると思う。逆にこの作品「アニメ」から排除せざるを得ないのなら、縮小均衡しか道は無いかな。

ともかく、これを一話の時点で切らなかった自分の見識を褒めてあげたいくらい。「とても」を付けられる作品です。余談ですが、電気グルーヴの歌がこれほどマッチする作品もないと思う。

[推薦数:1] 2010/02/20 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:135(28%) 普通:47(10%) 悪い:295(62%)] / プロバイダ: 26666 ホスト:26885 ブラウザ: 8416
原作は知りません。視聴したので書きます。
なかなか見応えのある作品と言える。ノイタミタ枠では初めて面白いと感じた作品で毎回このくらいのレベルを維持してもらいたいものだ。
では、悪いと思う点。福井。M8の滝川のように何喋ってるのか聞き取りにくいと言うことはないのだが、アナウンサーを出演させるべきではない。また、病気の説明も微妙で福井の登場のさせ方も鬱陶しい。病名を出すシーンだけならまだ許せるのだが、時々本編を中断しての説明は、丁度、コントの途中で解説を入れているようなものでナンセンスで寒い。作風。某シャフト製作品をぱくったとしか思えないキャラデザと色彩。小さい伊良部のキャラデザは、天才ちびっ子先生そのまんまだし、あの原色を使った配色は、シャフト作品と被り好感が持てない。また、実写を使った風景をあの独特の色(実際にこんな建物建てたら警官を損ねるとか言われ訴えられそう)で塗りつぶすのは世界観に統一性を感じられなくしていて痛い。
良いと思う点。キャスト。とにかく豪華です。また、ゲストキャラは皆顔出ししていて声優ファンにはお勧めの1本と言えるでしょう。本作品のような声優の顔出しだと顔と声の一致による影響(声優の顔を知らなければ)がほぼない為、他作品への影響もないし安心して視聴が出来良い。ストーリー。1話完結で視聴しやすく良い。また、本作の扱うテーマは精神病であるが治療をするという前向きな話なので見ていて面白い。だた、回によってつまらない回はある。設定。本作品の時間設定は年末で毎回、同じ時間をループすると言う手法を取っているが、カレンダーと他の話に登場したゲストキャラで時間を繋げている点が面白い。あと、微妙に変化するゴミ箱の注射器も凝っていて良い。グラビアアイドル。治療中の患者の前でタバコを吹かす看護婦なんてあり得ないのだが作品とよく合っている。注射シーンもなんかいい。そういえば、アイキャッチもこの人だったな。実写と絵の切り替えが上手く出来ているしとても良い。
完全な1発ネタアニメではあるが、ここまでやってくれるととても好感が持てる。残念な点はそれなりにあるもののそれ以上に魅力がありそれなりに楽しめる作品と言える。「従来のアニメとは・・・」と言うこの枠に相応しい作品が初めて出てきたなと言う作品でした。
評価ですが、とても良いとします。

[推薦数:1] 2010/02/06 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:120(57%) 普通:44(21%) 悪い:45(22%)] / プロバイダ: 4964 ホスト:5039 ブラウザ: 12053
原作は未読
【良い点】
エキセントリックな演出とは裏腹にここで語られる物語の構成といったら緻密な事。
一話から出ているカナリアが最終話そのもの、そして伊良部のスタイルの伏線なのには驚いた。チラホラ見えるゲスト達の言動も上手く噛み合っている。

この話に出てくるゲスト達の病気、と一概に云うのもアレだが、彼らの病原は自分の現状と気持ちとのギャップから出ている。
ようは自分の本質と現実が噛み合っておらず、噛み合わせるのが伊良部の仕事なのだ。
だから症状が治る人もいれば、治らない人もいる、正確にはその症状もまたその人の個性だと目覚めさせられる。ただ病気を治すという事に留まっていないのが伊良部だ。

現実の精神科医と違う所もまぁ仕方が無い、あの世界における彼の治療法なのだから。
その意味では一々姿を変える伊良部の掴み所の無さや作品全体の緩い雰囲気が寧ろ押し付けがましくなくていいのだろう。道徳をグダグダ語られるても興ざめだ。

そしてラストに患者じゃない人間を持ってくるのは驚きと共に発想が面白かった。あの締め方は理想的だといっていいだろう。

患者それぞれの持つ病は様々だが皆作者の独自の目線から作られており、また言動、所作の一つ一つに巧みに張られた暗示や患者の人間性を示す伏線を見つけるのが楽しい。

ただの一話完結型のエキセントリックなコメディと見るのは大間違い。
噛み砕いてみれば緻密な構成と豊かなメッセージ性を堪能できる筈。

【悪い点】
ストーリー一つ一つをムラ無く仕上げられたら尚良かった。核はハッキリしていても締め方が少し曖昧になっていったり、聊か平凡な仕上がりになっている話があるのは惜しい。

【総合評価】
いい意味で作者の思惑通りに視聴者を転がしてくれる作品だと思う。
万人受けは望めないだろうが、それでも普遍的なテーマを扱っている秀作だろう。

後これは独り言だが・・

第一話の受けが悪い事には少し驚き。確かに鮮烈な印象を残そうという気構えや少し多すぎる伏線は邪魔だが人見知りなブランコ乗りの描写や暗示の巧みさ、ブランコ乗りを取り巻く人間たちの描写はかなり卓越したものだと思う。
第一話こそが空中ブランコを語る上での大きな核心になりうると思うが・・少し残念な気もする。

[推薦数:1] 2009/10/29 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:36(67%) 普通:0(0%) 悪い:18(33%)] / プロバイダ: 6307 ホスト:6402 ブラウザ: 10007
こりゃ久々に最悪と思える作品を見てしまった。シャフト演出を真似てるつもりなのか知らんけど全部においてセンスが最悪だし、内容もつまらん掛け合いを聞かされてるだけ。そして絵のデザインや実写・コラージュすべてが気持ち悪くて吐き気をするアニメを見たのはこれが初めて。どう考えても最悪しかない。

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○○○の立場のコメント新条件 2011/10/14
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